JP2000308735A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2000308735A
JP2000308735A JP2000037076A JP2000037076A JP2000308735A JP 2000308735 A JP2000308735 A JP 2000308735A JP 2000037076 A JP2000037076 A JP 2000037076A JP 2000037076 A JP2000037076 A JP 2000037076A JP 2000308735 A JP2000308735 A JP 2000308735A
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JP2000037076A
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English (en)
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Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
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Ace Denken KK
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Ace Denken KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】絵柄遊技を行うための表示画面に大当たりの発
生確率を表示するようにして、視認性を向上することが
できる遊技機を提供する。 【解決手段】絵柄遊技でリーチ状態になった場合に、表
示画面40に、大当たりの発生確率が高くなるに対応し
て、有効なラインに沿って伸びる棒状の指標図柄を表示
するようにして、大当たりの発生確率を表示するための
専用の表示部を不要にし、また、同一の表示画面40に
表示される大当たりの発生確率を確認し易くした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定条件を満たす
と、本体前面に設けられた表示画面で絵柄遊技を行い、
絵柄遊技で特定図柄が揃うと大当たりが発生するように
した遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技機としては、例えば、特開平
11−47380号公報に開示されているように、3つ
の図柄表示エリアを横方向に並べて成る画像表示装置で
絵柄遊技を行い、絵柄遊技において、3つの図柄表示エ
リアの各図柄が変動し、3つの表示図柄エリアの1つを
変動中にする一方、他の2つの表示図柄エリアを変動停
止して特定図柄を表示するリーチ状態が発生し、前記変
動中の図柄表示エリアを変動停止して、特定図柄を表示
する大当たり(フィーバー)が発生し、所定数の遊技球
あるいは、所定枚数のメダルが払い出されるようになっ
ている。
【0003】また、3つの図柄表示エリアの図柄の変動
パターンを種々設けるとともに、画像表示装置に沿っ
て、期待度メータを設け、リーチ状態の発生や大当たり
の発生への期待度を遊技者に報知することにより、遊技
者の大当たりへの期待感を高めるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の遊技機では、画像表示装置の他に期待度メー
タを特別に設ける必要があり、コストが嵩み、また、遊
技者は図柄表示エリアと期待度メータとを交互にかつ迅
速に見比べる必要があり、目などが疲れ易く、視認性に
改良の余地があるという問題点があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、絵柄遊技を行うための表示画面に
大当たりの発生確率を表示するようにして、視認性を向
上することができる遊技機を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]表示画面(40)は一または二以上の有効なライ
ン上に表示要素を配して成り、絵柄遊技で、前記表示画
面(40)の各表示要素に図柄を可変表示し、前記有効
なライン上の所定数の表示要素に特定図柄が表示される
と、大当たりが発生するようにした遊技機であり、遊技
処理部(31)および、表示処理部(32)を有するも
のにおいて、前記遊技処理部(31)は、前記大当たり
の発生確率を算出する処理手段を有し、前記表示処理部
(32)は、前記有効なライン上で前記所定数の表示要
素の一つを除いて他の表示要素に特定図柄を表示するリ
ーチ状態が発生した場合に、前記大当たりの発生確率が
高くなるに対応して前記有効なラインに沿って伸びる棒
状の指標図柄を前記表示画面(40)に表示することを
特徴とする遊技機。
【0007】[2]表示画面(40)は一または二以上
の有効なライン上に表示要素を配して成り、絵柄遊技
で、前記表示画面(40)の各表示要素に図柄を可変表
示し、前記有効なライン上の所定数の表示要素に特定図
柄が表示されると、大当たりが発生するようにした遊技
機であり、遊技処理部(31)、表示処理部(32)お
よび、乱数生成部(33)を有するものにおいて、前記
表示画面(40)は、図柄表示領域(140)と、指標
図柄表示領域(240)とを有し、前記遊技処理部(3
1)は、前記大当たりの発生確率を算出する処理手段を
有し、前記表示処理部(32)は、前記乱数生成部(3
3)がリーチ乱数を生成した場合に、前記有効なライン
上で前記所定数の表示要素の一つを除いて他の表示要素
に特定図柄を前記図柄表示領域(140)に表示するリ
ーチ状態が発生した場合に、前記大当たりの発生確率が
高くなるに対応して前記有効なラインの延長線に沿って
伸びる棒状の指標図柄を前記指標図柄表示領域(24
0)に表示することを特徴とする遊技機。
【0008】[3]表示画面(40)は一または二以上
の有効なライン上に表示要素を配して成り、絵柄遊技
で、前記表示画面(40)の各表示要素に図柄を可変表
示し、前記有効なライン上の所定数の表示要素に特定図
柄が表示されると、大当たりが発生するようにした遊技
機であり、遊技処理部(31)および、表示処理部(3
2)を有するものにおいて、前記表示画面(40)は、
縦横に前記所定数の表示要素をマトリックス状に配設し
て成り、前記遊技処理部(31)は、前記大当たりの発
生確率を算出する処理手段を有し、前記表示処理部(3
2)は、縦横あるいは斜め方向の有効なライン上で前記
所定数の表示要素の一つを除いて他の表示要素に特定図
柄を表示するリーチ状態が発生した場合に、前記複数の
表示要素の互いに隣接するものどうしを繋いで成る一連
の表示経路の表示開始位置に係る表示要素から表示終了
位置に係る表示要素に向かって順番に、前記大当たりの
発生確率が高くなるに対応した数の表示要素に指標図柄
を表示することを特徴とする遊技機。
【0009】[4]前記表示処理部(32)は、前記指
標図柄を、前記表示画面(40)の背景として、前記表
示要素に表示される図柄の背景色とは異なる色で表示す
る処理手段を有することを特徴とする[1]または
[2]に記載の遊技機。
【0010】[5]前記表示処理部(32)は、前記大
当たりが発生する場合に、前記指標図柄を最大にして表
示することを特徴とする[1]または[2]に記載の遊
技機。
【0011】次に、前記各項に記載された発明の作用に
ついて説明する。本発明の一つの構成では、絵柄遊技で
リーチ状態になった場合に、表示画面(40)に大当た
りの発生確率を表示するようにしたものである。
【0012】大当たりの発生確率は、絵柄遊技の開始に
際して遊技処理部(31)により算出される。あるい
は、リーチ状態が発生した場合に遊技処理部(31)に
より算出される。一般的に、大当たりの発生確率は、絵
柄遊技において、大当たりが連続して発生しない場合
に、その連続回数が多くなるに応じて高くなっていく。
【0013】表示画面(40)において、有効なライン
上で所定数の表示要素の一つを除いて他の表示要素に特
定図柄が表示されるリーチ状態が発生すると、同じく、
表示画面(40)において、算出された大当たりの発生
確率が表示される。絵柄遊技が行われる表示画面(4
0)から視点を移動することなく、大当たりの発生確率
を認識することができ、視認性を高めることができ、ま
た、大当たりの発生確率を表示するための表示部を表示
画面(40)とは別に設ける必要がなく、コストを低減
することができる。ここで、大当たりの発生確率は、
「50%」、「75%」あるいは「100%」などのデ
ジタル的な表示であってもよい。
【0014】大当たりの発生確率が表示されることによ
り、残る一の表示要素に特定図柄が表示されるか否かを
遊技者が推測することができ、大当たりの発生確率が高
ければ、大当たりに対する期待感を高めることができ
る。
【0015】また、本発明の別の構成では、リーチ状態
が発生した場合に、大当たりの発生確率を表す指標図柄
を、大当たりの発生確率が高くなるに対応して表示画面
(40)中に占める表示領域を増やすようにしたもので
ある。
【0016】すなわち、絵柄遊技において、リーチ状態
が発生した場合に、表示画面(40)において、有効な
ライン上で所定数の表示要素の一つを除いて他の表示要
素に特定図柄が表示される。同じく、表示画面(40)
中に指標図柄が表示される。指標図柄としては、キャラ
クター図柄などであってもよい。
【0017】指標図柄がキャラクター図柄の場合には、
大当たりの発生確率が高くなるに応じて、キャラクター
図柄が表示されている表示画面(40)中の表示領域が
増えていくようになる。表示画面(40)中の表示領域
の占める割合によって、遊技者は、残る一つの表示要素
に特定図柄が表示されるか否かを推測することができ、
表示画面(40)中の表示領域の占める割合が高けれ
ば、大当たりに対する期待感を高めることができる。
【0018】さらに、本発明の別の構成では、大当たり
の発生確率が高くなるに対応して、表示画面(40)
に、有効なラインに沿って伸びる棒状の指標図柄を表示
するようにしたものである。
【0019】それにより、リーチ状態が発生し、表示画
面(40)において、有効なライン上で所定数の表示要
素の一つを除いて他の表示要素に特定図柄が表示される
と、表示画面(40)に表示される棒状の指標図柄の伸
び具合によって、遊技者は、残る一つの表示要素に特定
図柄が表示されるか否かを推測することができ棒状の指
標図柄の動きに遊技者の高い関心が寄せられ、表示画面
(40)中の棒状の指標図柄の伸びが大きければ、大当
たりに対する期待感を高めることができる。
【0020】さらに、本発明の別の構成では、大当たり
の発生確率が高くなるに対応した数の表示要素に指標図
柄を表示するようにしたものである。ここで、指標図柄
が表示されていく方向は、複数の表示要素の互いに隣接
するものどうしを繋いで成る一連の表示経路の表示開始
位置に係る表示要素から表示終了位置に係る表示要素の
方向になっている。
【0021】したがって、リーチ状態が発生し、表示画
面(40)において、有効なライン上で所定数の表示要
素の一つを除いて他の表示要素に特定図柄が表示される
と、大当たりの発生確率の高さに応じて、表示開始位置
に係る表示要素から表示終了位置に係る表示要素に向か
って順番に、表示要素に指標図柄が表示されていく。
【0022】そして、指標図柄が表示終了位置に係る表
示要素に順番に近づいていくことによって、遊技者は、
残る一つの表示要素に特定図柄が表示されるか否かを推
測することができ、指標図柄の動きに関心を寄せるよう
になる。
【0023】さらに、本発明の別の構成では、指標図柄
は表示画面(40)の背景として表示されるものであ
る。このとき、表示画面(40)の背景である指標図柄
は、表示要素に表示される図柄の背景色とは異なる色で
表示され、それにより、指標図柄を簡単に識別すること
ができる。
【0024】さらに、本発明の別の構成では、大当たり
が発生する場合に、指標図柄を最大にして表示するもの
である。すなわち、例えば、棒状の指標図柄は、有効な
ラインに沿って、有効なラインとほぼ同じ長さに伸びる
ようになる。また、例えば、表示終了位置に係る表示要
素に指標図柄が表示される。さらに、例えば、表示画面
(40)の背景の全部が指標図柄に係る色で表示され
る。
【0025】指標図柄が最大に表示されると、大当たり
の発生確率が100%となるので、遊技者が大当たりの
発生を判断し易く、リーチ状態において、残る一つの表
示要素に特定図柄が表示されることが確実になるので、
遊技者の大当たりに対する期待感は最高の状態になる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1〜図5は、本発明の第
1実施の形態を示している。図2は本実施の形態に係る
遊技機であるパチンコゲーム機の正面図である。
【0027】図2に示すように、パチンコゲーム機は、
パチンコ玉を移動させるための空間を構成する遊技盤面
11と、遊技盤面11を一定間隔を保って覆うガラス板
と、遊技盤面11とガラス板とで仕切られる空間内にパ
チンコ玉を発射するための発射機構とを有しており、遊
技盤面11が、鉛直方向に実質的に平行となるように、
設置されている。
【0028】また、パチンコゲーム機の前面には、遊技
者がパチンコ玉を打ち出す操作を行うための発射ハンド
ル15と、パチンコ玉を貯留するための受皿13および
下皿14とが設けられている。発射ハンドル15は、上
述した発射機構の一部を構成するものである。
【0029】また、遊技盤面11を囲むように、ガイド
レールが設けられている。ガイドレールは、発射ハンド
ル15によって発射されたパチンコ玉を、これに沿って
案内し、遊技盤面11の鉛直方向の上方位置(上流部)
に送り出すものである。
【0030】また、遊技盤面11には、パチンコ玉がそ
こに入って遊技盤面11から排出されると入賞となる、
複数の入賞部,始動入賞口12,アタッカー(大口入賞
口)と、これらの入賞部,始動入賞口12,大口入賞口
に入らなかったパチンコ玉が最終的に集まって、遊技盤
面11から排出される1つのアウト玉排出部とが設けら
れている。
【0031】また、遊技盤面11には、遊技盤面11に
沿って落下するパチンコ玉が頻繁に衝突して、その運動
方向に揺らぎを生ずるように、多数の障害釘が、パチン
コ玉の直径相当の長さ分、遊技盤面11から突出した状
態で、実質的に垂直に配置されている。パチンコホール
側は、これらの障害釘の傾き具合を微妙に調整すること
により、始動入賞口12へのパチンコ玉の入賞しやすさ
を変更することができる。
【0032】さらに、遊技盤面11には、始動入賞口1
2へのパチンコ玉の入賞を契機として絵柄遊技を開始す
る表示画面40が設けられている。表示画面40は、C
RTや液晶ディスプレイ等の表示装置によって実現され
る。表示画面40は、9個の表示要素を縦横3×3のマ
トリックス状に配列して成る。
【0033】遊技者が発射ハンドル15を所定の角度だ
け回転すると、受皿13に貯留されているパチンコ玉
は、該回転角度に応じた強さで1つずつ発射され、ガイ
ドレールに案内されながら、遊技盤面11に導かれる。
そして、入賞部、始動入賞口12にパチンコ玉が入賞す
ると、予め定められた個数(例えば、7個)のパチンコ
玉が受皿13に支払われる。特に、始動入賞口12にパ
チンコ玉が入賞した場合は、表示画面40で絵柄遊技が
開始される。
【0034】なお、表示画面40の動作中に始動入賞口
12にパチンコ玉が入賞することを考慮して、4個分ま
でのパチンコ玉の入賞を保留玉表示部に表示し、表示画
面12での絵柄遊技を保留することができるようになっ
ている。
【0035】また、通常、表示画面12の動作中には、
遊技者の気分を高揚させるために、パチンコゲーム機か
らは効果音が流されており、大当りとなると、遊技者の
喜びを増加させるために、通常時の効果音とは異なる効
果音が流される。
【0036】表示画面12で行われる絵柄遊技におい
て、例えば大当たりが発生した場合に、アタッカーであ
る大口入賞口は、蓋を開放し、所定数(例えば、10
個)のパチンコ玉が入賞するかまたは予め定められた時
間(例えば、30秒)が経過すると、蓋を閉鎖する。大
口入賞口が1回蓋を開放して閉鎖するまでの間、すなわ
ち、1ラウンド中に入賞したパチンコ玉のそれぞれにつ
いて、予め定められた個数(例えば、15個)のパチン
コ玉が受皿13に支払われる。
【0037】大当たりが発生すると、所定の回数(例え
ば、ラウンド数16)が行われる。また、1ラウンド中
に、大口入賞口内のV入賞口(特定入賞口)にパチンコ
玉が入賞した場合にのみ、次のラウンドに進むことがで
きる。一方、入賞部、始動入賞口12のいずれにも入賞
しなかったパチンコ玉は、アウト玉排出部に入り、パチ
ンコホール側に回収される。
【0038】表示画面40は、始動入賞口12にパチン
コ玉が入賞すると、絵柄遊技が開始され、縦横あるいは
斜めの各有効なライン上に特定図柄(例えば数字
「7」)が3つ揃う大当たり状態を表示し、あるいは、
特定図柄が2つ揃うリーチ状態を表示し、あるいは、特
定図柄が揃わないハズレ状態を表示する。
【0039】図1に示すように、表示画面40において
絵柄遊技を行うための制御部が設けられている。制御部
は遊技処理部31、表示処理部32、乱数生成部33お
よび、図柄乱数生成部34から成る。
【0040】遊技処理部31は、大当たりの発生確率を
算出する。大当たりの発生確率は、絵柄遊技において大
当たりが連続して発生しない場合に、その連続回数に応
じて、段階的に高くなっていく。本実施の形態におい
て、大当たりの発生確率は4段階に分かれていて、例え
ば、「25%」、「50%」、「75%」および「10
0%」になっている。また、4段階に分けられた大当た
りの発生確率に応じて、4種類の乱数表が設けられてい
る。
【0041】乱数生成部33は、4種類の乱数表の中か
ら1つを選んで、リーチ乱数、大当たり乱数および、ハ
ズレ乱数を生成する。リーチ乱数が生成された場合に、
表示画面40にはリーチ状態が表示され、大当たり乱数
が生成された場合に、表示画面40には大当たり状態が
表示され、および、ハズレ乱数が生成された場合に、表
示画面40にはハズレ状態が表示される。
【0042】遊技処理部31は、所定の始動条件が満た
されると、例えば始動入賞口12にパチンコ玉が入賞す
ると、あるいは、保留玉が存在すると、乱数生成部33
に乱数生成の命令をし、図柄乱数生成部34は、生成さ
れた乱数に基づいて図柄乱数を生成し、表示処理部32
は図柄乱数に係る画像情報をROMから読み出し、表示
情報として、表示画面40に出力する。
【0043】表示画面40には、乱数生成部33がリー
チ状態表示乱数(リーチ乱数あるいは、大当たり乱数)
を生成した場合に、特定図柄を含む遊技図柄の他に、棒
状の指標図柄が表示される。棒状の指標図柄は、縦横あ
るいは斜めの8個のいずれかの有効なライン上でリーチ
状態が表示されている場合に、その有効なラインに沿っ
て伸縮する。棒状の指標図柄の伸び具合は、大当たりの
発生確率の高さに応じて4段階になっている。
【0044】すなわち、棒状の指標図柄の長さは、大当
たりの発生確率が100%であれば、有効なラインの全
長とほぼ同じになり、大当たりの発生確率が75%であ
れば、有効なラインの全長の約3/4になり、大当たり
の発生確率が50%であれば、有効なラインの全長の約
1/2になり、大当たりの発生確率が25%であれば、
有効なラインの全長の1/4になる。
【0045】図柄乱数生成部34がリーチ乱数あるいは
大当たり乱数を生成すると、表示処理部32は図柄乱数
に係る画像情報(棒状の指標図柄の画像情報を含む)を
ROMから読み出し、表示情報として、表示画面40に
出力し、表示画面40には、リーチ状態に係る図柄およ
び、指標図柄が表示される。
【0046】以下、図3のフロー図に基づき、本実施の
形態の作用を説明する。遊技盤面11に打ち出されたパ
チンコ玉が始動入賞口12に入賞した場合に(ステップ
S301:Y)、乱数生成部33が乱数を生成する(ス
テップS302)。このとき、乱数生成部33は、遊技
処理部31が算出した大当たりの発生確率に係る乱数表
に基づいて(4つの乱数表の中から1つを選んで)生成
する。
【0047】乱数生成部33がリーチ状態表示乱数(リ
ーチ乱数あるいは大当たり乱数)を生成した場合に(ス
テップS303:Y)、表示画面40に縦横あるいは斜
め方向の8個のいずれかの有効なライン上で特定図柄
(例えば「7」)が2つ揃うリーチ状態が表示される
(ステップS304)。
【0048】次に、表示画面40に有効なラインに沿っ
て棒状の指標図柄が表示される(ステップS305)。
このとき、棒状の指標図柄の伸び具合は大当たりの発生
確率の高さに応じている。
【0049】表示画面40に表示される図柄、有効なラ
インおよび、棒状の指標図柄の関係を図4および、図5
に示す。すなわち、図4においては、特定図柄(数字
「7」)が横方向の有効なライン上に二つ揃ってリーチ
状態が表示され(図4(a)参照)、その後、その有効
なラインに沿って棒状の指標図柄が伸ばされる(図4
(b)参照)。このとき、棒状の指標図柄の最終的な長
さを一度に表示してよく、最終的な長さまで徐々に伸ば
すように表示してもよい。
【0050】乱数生成部33がリーチ乱数を生成した場
合には、最後の図柄が非特定図柄にならない(図4
(c)参照)。一方、有効なラインの全長とほぼ等しい
長さの棒状の指標図柄が表示されると(図4(d)参
照)、その指標図柄は大当たりの発生確率が100%を
意味することから、最後の図柄が特定図柄になる(図4
(e)参照)。このとき、乱数生成部33が大当たり乱
数を生成したことはいうまでもなく、一方、乱数生成部
33が大当たり乱数を生成したからといって、有効なラ
インの全長とほぼ等しい長さの棒状の指標図柄が表示さ
れるとは限らない。すなわち、大当たりの発生確率が1
00%に達しない場合でも、大当たり乱数は生成され得
る。
【0051】また、図5においては、特定図柄(数字
「7」)が斜め方向の有効なライン上に二つ揃ってリー
チ状態が表示された際に(図5(a)参照)、大当たり
状態が表示される場合(図5(b)(c)参照)と、大
当たり状態が表示される場合(図4(d)(e)参照)
とをそれぞれ示している。
【0052】乱数生成部33が大当たり乱数を生成した
場合には(ステップS306:Y)、有効なライン上で
特定図柄が3つ揃い、大当たりが発生する。乱数生成部
33が大当たり乱数を生成しない場合には(ステップS
306:N)、有効なライン上で特定図柄が3つ揃わな
いで、大当たりは発生しない。
【0053】ステップS306において、大当たりが発
生すると、大口入賞口(アタッカー)が閉じ状態から開
放状態になり、開放回数(k)に「1」を加算する(k
=k+1)(ステップS307)。
【0054】次に、大口入賞口にパチンコ玉が所定数
(例えば10個)入賞したかを繰り返し判断し(ステッ
プS308)、パチンコ玉が所定数入賞した場合に(ス
テップS308:Y)、大口入賞口が閉鎖する(ステッ
プS309)。
【0055】大口入賞口が閉鎖した後に、大口入賞口内
のV入賞口(特定入賞口)にパチンコ玉が入賞したか、
および、大口入賞口の開閉動作の繰り返しが所定回数
(例えば、16回)であるかをそれぞれ判断する(ステ
ップS310)。
【0056】そして、V入賞口にパチンコ玉が入賞し、
かつ、大口入賞口の開閉動作の繰り返しが所定回数(例
えば、16回)に達しない場合に(ステップS310:
N)、大口入賞口の開放に戻り、大当たり状態が維持さ
れ、大口入賞口が再び開放する(ステップS307)。
【0057】一方、V入賞口にパチンコ玉が入賞してい
ない場合あるいは、大口入賞口の開閉動作の繰り返しが
所定回数(例えば、16回)に達している場合に(ステ
ップS310:Y)、大口入賞口が閉じたままになり、
大当たりが終了する。
【0058】ステップS304において、乱数生成部3
3がリーチ状態表示乱数(リーチ乱数あるいは大当たり
乱数)を生成しない場合に、すなわちハズレ乱数を生成
した場合に(ステップS303:N)、表示画面40に
ハズレ状態が表示され(ステップS311)、ステップ
S301に戻る。
【0059】次に図6に基づき、本発明の第2実施の形
態を説明する。図6は、絵柄遊技のフロー図である。図
6に示す絵柄遊技においては、表示画面40を図柄表示
領域と指標図柄表示領域とに区分けしている以外は、前
述の第1実施の形態の構成と基本的に同じである。
【0060】すなわち、図6に示すように、リーチ状態
表示乱数が生成されると、表示画面40の図柄表示領域
にリーチ状態が表示され、縦横あるいは斜めの各々の有
効なライン上に特定図柄が2つ表示され、表示画面40
の指標図柄表示領域には、各々の有効なラインの延長線
に沿って、棒状の指標図柄が表示される(図5(a)参
照)。
【0061】そして、各々の有効なライン上の最後の図
柄が所定の順番(指標図柄が短い順番:大当たりの発生
確率が25%〜50%〜75%の順番)に確定していく
(図5(b)参照)。確定していく順番は、これに限ら
ず、時計回りあるいは、反時計回りであっても良い。な
お、前記実施の形態においては、遊技者が大当たりの発
生確率を認識することができるように、表示画面40に
指標図柄を表示するものを示したが、表示画面40に
「50%」や「75%」の如く数字を表示してもよい。
【0062】また、棒状の指標図柄を、例えば表示画面
40の背景色が「青色」である場合に、「赤色」に変え
て表示するようにしてもよい。
【0063】さらに、例えば、図7に示すように、各表
示要素に番号を設定し、表示開始位置に係る表示要素
()から表示終了位置に係る表示要素()に向かっ
て、大当たりの発生確率の高さに応じた数の表示要素の
背景色を順番に「青色」から「赤色」に変えるように表
示してもよい。この場合には、例えば、大当たりの発生
確率を「1/9,2/9,3/9(1/3),…〜…,
9/9(1)」までの9段階に設定し、各段階に応じた
乱数表を設け、乱数生成部33が大当たりの発生確率に
係る乱数表に基づいて乱数を生成すればよい。
【0064】表示要素の番号は、第1行目からの順番で
あったり、第1列目からの順番であったり、渦巻き方向
の順番であったり、略Zの如く蛇行する方向の順番であ
ってもよい(図7(a)〜(d)参照)。
【0065】例えば、大当たりの発生確率を3段階に設
定した場合には、3個1組の表示要素の背景全体が「青
色」から「赤色」に変わる。一方、大当たりの発生確率
を5段階に設定した場合には、5段階の大当たりの発生
確率を9個の表示要素で表す必要があるために、表示要
素によってはその背景の一部分が「青色」で、他の部分
が「赤色」になる。
【0066】さらに、パチンコ機に適用したものを示し
たが、表示画面40で絵柄遊技を行うスロットマシンに
適用してもよい。さらに、リーチ状態を表示した後に、
指標図柄を表示したが、指標図柄を表示した後にリーチ
状態を表示してもよい。
【0067】さらに、表示画面40を図柄表示領域と指
標図柄表示領域とを固定的に区分けしているが、表示画
面40を可動的に区分けするようにしてもよい。すなわ
ち、リーチ状態が発生しない場合に、表示画面40を図
柄表示領域のみとし、リーチ状態が発生した場合に、図
柄表示領域と指標図柄表示領域とを区分けするようにし
てもよく、その際に、表示画面40中の図柄表示領域の
面積を狭めて、表示画面40中に指標図柄表示領域を確
保するようにしてもよい。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る遊技
機では、大当たりの発生確率が高くなるに対応して、表
示画面に、有効なラインに沿って伸びる棒状の指標図柄
を表示するようにしたので、絵柄遊技が行われる表示画
面に表示される棒状の指標図柄の伸び具合を視認するこ
とにより、遊技者は大当たりの発生確率を推測すること
ができる。
【0069】また、大当たりの発生確率が高くなるに対
応した数の表示要素に指標図柄を表示するようにしたの
で、大当たりの発生確率の高さに応じて、表示開始位置
に係る表示要素から表示終了位置に係る表示要素に向か
って順番に、表示要素に指標図柄が表示されていき、指
標図柄が表示終了位置に係る表示要素に順番に近づいて
いくことにより、遊技者は大当たりの発生確率を推測す
ることができる。
【0070】さらに、指標図柄は表示画面の背景として
表示され、表示画面の背景である指標図柄は、表示要素
に表示される図柄の背景色とは異なる色で表示されるの
で、指標図柄を簡単に識別することができる。
【0071】さらに、乱数生成部が大当たり乱数を生成
した場合に、指標図柄を最大にして表示し、例えば、棒
状の指標図柄は、有効なラインに沿って、有効なライン
とほぼ同じ長さに伸びるようになるので、大当たりの発
生確率が100%となったことを遊技者が判断し易くな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係る遊技機のブロッ
ク図である。
【図2】本発明の第1実施の形態に係る遊技機の正面図
である。
【図3】本発明の第1実施の形態に係る絵柄遊技のフロ
ー図である。
【図4】本発明の第1実施の形態に係る表示画面の正面
図である。
【図5】本発明の第1実施の形態に係る表示画面の正面
図である。
【図6】本発明の第2実施の形態に係る絵柄遊技のフロ
ー図である。
【図7】本発明の第1実施の形態の変形例に係る表示画
面の正面図である。
【符号の説明】
10…遊技機 11…遊技盤面 12…始動入賞口 13…受皿 14…下皿 15…発射ハンドル 31…遊技処理部 32…表示処理部 33…乱数生成部 34…図柄乱数生成部 40…表示画面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示画面は一または二以上の有効なライン
    上に表示要素を配して成り、絵柄遊技で、前記表示画面
    の各表示要素に図柄を可変表示し、前記有効なライン上
    の所定数の表示要素に特定図柄が表示されると、大当た
    りが発生するようにした遊技機であり、遊技処理部およ
    び、表示処理部を有するものにおいて、 前記遊技処理部は、前記大当たりの発生確率を算出する
    処理手段を有し、 前記表示処理部は、前記有効なライン上で前記所定数の
    表示要素の一つを除いて他の表示要素に特定図柄を表示
    するリーチ状態が発生した場合に、前記大当たりの発生
    確率が高くなるに対応して前記有効なラインに沿って伸
    びる棒状の指標図柄を前記表示画面に表示することを特
    徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】表示画面は一または二以上の有効なライン
    上に表示要素を配して成り、絵柄遊技で、前記表示画面
    の各表示要素に図柄を可変表示し、前記有効なライン上
    の所定数の表示要素に特定図柄が表示されると、大当た
    りが発生するようにした遊技機であり、遊技処理部、表
    示処理部および、乱数生成部を有するものにおいて、 前記表示画面は、図柄表示領域と、指標図柄表示領域と
    を有し、 前記遊技処理部は、前記大当たりの発生確率を算出する
    処理手段を有し、 前記表示処理部は、前記乱数生成部がリーチ乱数を生成
    した場合に、前記有効なライン上で前記所定数の表示要
    素の一つを除いて他の表示要素に特定図柄を前記図柄表
    示領域に表示するリーチ状態が発生した場合に、前記大
    当たりの発生確率が高くなるに対応して前記有効なライ
    ンの延長線に沿って伸びる棒状の指標図柄を前記指標図
    柄表示領域に表示することを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】表示画面は一または二以上の有効なライン
    上に表示要素を配して成り、絵柄遊技で、前記表示画面
    の各表示要素に図柄を可変表示し、前記有効なライン上
    の所定数の表示要素に特定図柄が表示されると、大当た
    りが発生するようにした遊技機であり、遊技処理部およ
    び、表示処理部を有するものにおいて、 前記表示画面は、縦横に前記所定数の表示要素をマトリ
    ックス状に配設して成り、 前記遊技処理部は、前記大当たりの発生確率を算出する
    処理手段を有し、 前記表示処理部は、縦横あるいは斜め方向の有効なライ
    ン上で前記所定数の表示要素の一つを除いて他の表示要
    素に特定図柄を表示するリーチ状態が発生した場合に、
    前記複数の表示要素の互いに隣接するものどうしを繋い
    で成る一連の表示経路の表示開始位置に係る表示要素か
    ら表示終了位置に係る表示要素に向かって順番に、前記
    大当たりの発生確率が高くなるに対応した数の表示要素
    に指標図柄を表示することを特徴とする遊技機。
  4. 【請求項4】前記表示処理部は、前記指標図柄を、前記
    表示画面の背景として、前記表示要素に表示される図柄
    の背景色とは異なる色で表示する処理手段を有すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
  5. 【請求項5】前記表示処理部は、前記大当たりが発生す
    る場合に、前記指標図柄を最大にして表示することを特
    徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010046526A (ja) * 2009-11-30 2010-03-04 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2011167543A (ja) * 2011-04-27 2011-09-01 Sammy Corp 弾球遊技機
JP2011167542A (ja) * 2011-04-27 2011-09-01 Sammy Corp 弾球遊技機

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