JP2011167543A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】特定遊技の発生の抽選を図柄の抽選とは独立させその表示も独立させるとともに、その特定遊技の発生確率を表示することにより遊技者の特定遊技発生に対する期待感を高める。
【解決手段】所定の契機により、乱数発生手段30から特定遊技判定乱数抽出手段36が特定遊技判定乱数を、特定遊技発生確率乱数抽出手段38が特定遊技発生確率乱数をそれぞれ抽出する。特定判定手段50は上記特定判定乱数により特定遊技発生の有無に関する判定結果である特定遊技判定結果を決定する。特定遊技発生確率決定手段60は、特定遊技の発生の有無を具体的又は抽象的に示唆する特定遊技発生確率を上記特定遊技発生確率乱数により決定する。特定遊技発生確率表示手段75は、上記特定遊技発生確率を表示し、この表示後に判定結果表示手段80は上記特定遊技判定結果を表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、所定の特別図柄が画像表示装置に表示された場合に大当たり遊技が発生するとともに、その大当たり遊技の終了後に通常遊技より遊技者に有利な条件の特定遊技が発生する可能性のある弾球遊技機に関する。
特定の始動口入賞により特別図柄表示装置において図柄が変動表示され、その結果停止表示された特別図柄に応じて所定の大当たり遊技が発生する弾球遊技機は従来から提供されている。ここで大当たり遊技とは、通常遊技に比べ遊技者に大きな利益の与えられる可能性のある遊技をいう。大当たり遊技においては、たとえば、通常遊技では閉鎖している大入賞口が、所定回数開放することで、入賞が容易になっている。また、その大入賞口へ入賞したときに通常の入賞口より払出球数を多く設定している。
更に、この大当たり遊技の後に、大当たり遊技とは別に、通常遊技に比べ遊技者にとって有利な条件の遊技である特定遊技が発生するものもある。たとえば、特定の図柄で大当たり遊技が発生した場合に、そのような特定遊技が発生することがある。特定遊技においては、たとえば、始動口への入賞が容易だったり、また、大当たり遊技の発生確率が上昇したりする。このような特定遊技は、確率変動遊技と称されることもある。
特開平11−47373号公報 特開2000−271297号公報
上記特定遊技の発生の有無は、特別図柄の種類によって判定されることが多い。たとえば、「777」のような特別図柄で大当たり遊技が発生したときにはその大当たり遊技終了後に特定遊技が発生することとなっている。このような場合は、大当たり遊技の終了後に特定遊技が発生するか否かが容易に判明し、遊技の興趣を削ぐことともなっていた。
また、特別図柄とは別の図柄を表示してこの図柄により特定遊技の発生の有無が判定される試みもなされてはいるが、発生の有無が容易に判明する点では上記と同様である。
かかる問題点に鑑み、本発明のうち第1から第3までの発明は、特定遊技の発生の有無の判定を図柄の抽選とは独立させその表示も独立させるとともに、その特定遊技発生の確率を表示することにより遊技者の特定遊技発生に対する期待感を高めることを目的とする。特に、第2及び第3の発明では、この特定遊技発生確率表示の有無を抽選により決定することで変化ある遊技性を提供することを目的とする。更に、第3の発明では、この特定遊技発生確率表示の有無の抽選を特定遊技発生確率の抽選とは独立に行うことで、特定遊技発生確率のバラエティを増すとともにその確率配分の自由度をも増すことを目的とする。
また、第1から第3までの参考発明は、特定遊技の発生の有無の判定を特別図柄の抽選とは独立させその表示も独立させるとともに、その特定遊技発生の確率を表示することにより遊技者の特定遊技発生に対する期待感を高めることを目的とする。特に、第2及び第3の参考発明では、この特定遊技発生確率表示の有無を抽選により決定することで変化ある遊技性を提供することを目的とする。更に、第3の参考発明では、この特定遊技発生確率表示の有無の抽選を特定遊技発生確率の抽選とは独立に行うことで、特定遊技発生確率のバラエティを増すとともにその確率配分の自由度をも増すことを目的とする。
また、第4の参考発明は、第1、第2又は第3の参考発明の目的に加え、特定遊技発生確率の表示に対する信頼感を増すことを目的とする。また、特定遊技の発生の可能性がある場合にのみ特定遊技発生確率の表示をすることでその確率表示の遊技上の意義を明確にすることをも目的とする。
更に、第5の参考発明は、第1、第2、第3又は第4の参考発明の目的に加え、特定遊技発生確率の表示に対する信頼感を増すことを目的とする。また、特定遊技発生確率の表示に大当たりの予告をも兼ねさせることをも目的とする。
また、第6の参考発明は、第1、第2、第3、第4又は第5の参考発明の目的に加え、特定遊技発生確率と大当たり遊技発生との相関性をある程度高めることで特定遊技発生確率の表示に対する期待度の増大を目的とする。
更に、第7の参考発明は、第1、第2、第3、第4、第5又は第6の参考発明の目的に加え、特定遊技発生確率と特定遊技発生との相関性をある程度高めることで特定遊技発生確率の表示に対する期待度の増大を目的とする。
また、第8の参考発明は、第1、第2、第3、第4、第5、第6又は第7の参考発明の特徴に加え、特別図柄の表示と特定遊技判定結果の表示との関係を明確にすることを目的とする。
更に、第9の参考発明は、第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7又は第8の参考発明の特徴に加え、特定遊技発生確率の表示に加え、従来の大当たり遊技発生予告をも行うことを目的とする。
(第1の発明)
第1の発明は、乱数発生手段25と、所定の契機により乱数発生手段25から当たり判定乱数を抽出する当たり判定乱数抽出手段31と、所定の契機により乱数発生手段25から図柄抽選乱数を抽出する図柄抽選乱数抽出手段と、前記当たり判定乱数を用いて大当たり遊技発生の有無を判定する当たり判定手段40と、上記当たり判定手段40による判定結果及び前記図柄抽選乱数を用いて図柄の抽選を行う図柄抽選手段と、上記図柄を表示する図柄表示手段と、所定の契機により乱数発生手段25から特定遊技判定乱数を抽出する特定遊技判定乱数抽出手段36と、上記特定遊技判定乱数を用いて前記大当たり遊技発生後の特定遊技の発生の有無を判定する特定遊技判定手段50と、上記特定遊技判定手段50による判定結果である特定遊技判定結果を表示する特定遊技判定結果表示手段80と、所定の契機により乱数発生手段25から特定遊技発生確率乱数を抽出する特定遊技発生確率乱数抽出手段38と、上記特定遊技発生確率乱数を用いて、特定遊技の発生の可能性を表現した特定遊技発生確率を決定する特定遊技発生確率決定手段60と、前記特定遊技判定結果表示手段80による特定遊技判定結果の表示に先立って上記特定遊技発生確率を表示する特定遊技発生確率表示手段75と、を備え、前記特定遊技発生確率決定手段60は、前記特定遊技判定手段50により特定遊技の発生の有無が決定された後、前記当たり判定手段40による判定結果に応じて前記特定遊技発生確率を決定するように形成されており、前記図柄表示手段は、三桁の図柄を変動表示した後、定められた順に一桁ずつ停止表示するように形成されており、前記特定遊技発生確率表示手段75は、前記図柄抽選手段により、前記図柄表示手段が停止表示する図柄として、最初に停止した桁及び次に停止した桁のみが同一種類の図柄となるリーチハズレ図柄が決定された場合に、前記特定遊技発生確率を表示する弾球遊技機である。
(第2の発明)
第2の発明は、乱数発生手段25と、所定の契機により乱数発生手段25から当たり判定乱数を抽出する当たり判定乱数抽出手段31と、所定の契機により乱数発生手段25から図柄抽選乱数を抽出する図柄抽選乱数抽出手段と、前記当たり判定乱数を用いて大当たり遊技発生の有無を判定する当たり判定手段40と、上記当たり判定手段40による判定結果及び前記図柄抽選乱数を用いて図柄の抽選を行う図柄抽選手段と、上記図柄を表示する図柄表示手段と、所定の契機により乱数発生手段25から特定遊技判定乱数を抽出する特定遊技判定乱数抽出手段36と、上記特定遊技判定乱数を用いて前記大当たり遊技発生後の特定遊技の発生の有無を判定する特定遊技判定手段50と、上記特定遊技判定手段50による判定結果である特定遊技判定結果を表示する特定遊技判定結果表示手段80と、所定の契機により乱数発生手段25から特定遊技発生確率乱数を抽出する特定遊技発生確率乱数抽出手段38と、上記特定遊技発生確率乱数を用いて、特定遊技の発生の可能性を表現した特定遊技発生確率の表示の有無及びこの表示をする場合の前記特定遊技発生確率を決定する特定遊技発生確率決定手段60と、前記特定遊技判定結果表示手段80による特定遊技判定結果の表示に先立って上記特定遊技発生確率決定手段60により前記特定遊技発生確率の表示をする旨の決定がされた場合に同特定遊技発生確率決定手段60により決定された前記特定遊技発生確率を表示する特定遊技発生確率表示手段75と、を備え、前記特定遊技発生確率決定手段60は、前記特定遊技判定手段50により特定遊技の発生の有無が決定された後、前記当たり判定手段40による判定結果に応じて前記特定遊技発生確率を決定するように形成されており、前記図柄表示手段は、三桁の図柄を変動表示した後、定められた順に一桁ずつ停止表示するように形成されており、前記特定遊技発生確率表示手段75は、前記図柄抽選手段により、前記図柄表示手段が停止表示する図柄として、最初に停止した桁及び次に停止した桁のみが同一種類の図柄となるリーチハズレ図柄が決定された場合に、前記特定遊技発生確率を表示する弾球遊技機である。
(第3の発明)
乱数発生手段25と、所定の契機により乱数発生手段25から当たり判定乱数を抽出する当たり判定乱数抽出手段31と、所定の契機により乱数発生手段25から図柄抽選乱数を抽出する図柄抽選乱数抽出手段と、前記当たり判定乱数を用いて大当たり遊技発生の有無を判定する当たり判定手段40と、上記当たり判定手段40による判定結果及び前記図柄抽選乱数を用いて図柄の抽選を行う図柄抽選手段と、上記図柄を表示する図柄表示手段と、所定の契機により乱数発生手段25から特定遊技判定乱数を抽出する特定遊技判定乱数抽出手段36と、上記特定遊技判定乱数を用いて前記大当たり遊技発生後の特定遊技の発生の有無を判定する特定遊技判定手段50と、上記特定遊技判定手段50による判定結果である特定遊技判定結果を表示する特定遊技判定結果表示手段80と、所定の契機により乱数発生手段25から特定遊技発生確率表示乱数を抽出する特定遊技発生確率表示乱数抽出手段37と、上記特定遊技発生確率表示乱数を用いて、特定遊技の発生の可能性を表現した特定遊技発生確率の表示の有無を決定する特定遊技発生確率表示判定手段55と、所定の契機により乱数発生手段25から特定遊技発生確率乱数を抽出する特定遊技発生確率乱数抽出手段38と、上記特定遊技発生確率乱数を用いて、前記特定遊技発生確率を決定する特定遊技発生確率決定手段60と、前記特定遊技判定結果表示手段80による特定遊技判定結果の表示に先立って前記特定遊技発生確率表示判定手段55により前記特定遊技発生確率の表示をする旨の決定がされた場合に上記特定遊技発生確率決定手段60により決定された前記特定遊技発生確率を表示する特定遊技発生確率表示手段75と、を備え、前記特定遊技発生確率決定手段60は、前記特定遊技判定手段50により特定遊技の発生の有無が決定された後、前記当たり判定手段40による判定結果に応じて前記特定遊技発生確率を決定するように形成されており、前記図柄表示手段は、三桁の図柄を変動表示した後、定められた順に一桁ずつ停止表示するように形成されており、前記特定遊技発生確率表示手段75は、前記図柄抽選手段により、前記図柄表示手段が停止表示する図柄として、最初に停止した桁及び次に停止した桁のみが同一種類の図柄となるリーチハズレ図柄が決定された場合に、前記特定遊技発生確率を表示する弾球遊技機である。
(第1の参考発明)
第1の参考発明に係る弾球遊技機10は、乱数発生手段25と、所定の契機により乱数発生手段25から当たり判定乱数を抽出する当たり判定乱数抽出手段31と、所定の契機により乱数発生手段25から特別図柄抽選乱数を抽出する特別図柄抽選乱数抽出手段32と、前記当たり判定乱数を用いて大当たり遊技発生の有無を判定する当たり判定手段40と、上記当たり判定手段40による判定結果及び前記特別図柄抽選乱数を用いて特別図柄の抽選を行う特別図柄抽選手段42と、上記特別図柄を表示する特別図柄表示手段70と、所定の契機により乱数発生手段25から特定遊技判定乱数を抽出する特定遊技判定乱数抽出手段36と、上記特定遊技判定乱数を用いて前記大当たり遊技発生後の特定遊技の発生の有無を判定する特定遊技判定手段50と、上記特定遊技判定手段50による判定結果である特定遊技判定結果を表示する特定遊技判定結果表示手段80と、所定の契機により乱数発生手段25から特定遊技発生確率乱数を抽出する特定遊技発生確率乱数抽出手段38と、上記特定遊技発生確率乱数を用いて特定遊技発生確率を決定する特定遊技発生確率決定手段60と、前記特定遊技判定結果表示手段80による特定遊技判定結果の表示に先立って上記特定遊技発生確率を表示する特定遊技発生確率表示手段75とを備えたことを特徴とする。
「乱数発生手段」とは、乱数を発生させる手段をいう。ここで、「乱数」とは、数学的な意味の乱数のみならず、その生成は規則的であっても抽出のタイミングがランダムであるために結果的に乱数として機能し得る数値をも含む。たとえば、発振回路を利用して0から16383までの数字を1秒間に七百万回程度繰り返し累積的にカウントする装置をこの乱数発生手段25として用いることができる。また、弾球遊技機10の制御プログラムにおいて、たとえば0から319までの数値をソフトウェアリセットごとに加算するようにした場合に、この数値を乱数として用いることもできる。この場合、弾球遊技機10の制御を司るCPU等の制御部が、上記乱数発生手段25として機能することとなる。なお、単一の乱数発生手段25から以下の各乱数抽出手段が乱数を抽出することとしても、また、各乱数抽出手段ごとに乱数発生手段25を設けることとしてもいずれでもよい。
「当たり判定乱数抽出手段」とは、所定の契機により乱数発生手段25から当たり判定乱数を抽出する手段をいう。ここで、この「所定の契機」とは、たとえば、いわゆる始動口のような特定入賞口への入賞をいう。また、「当たり判定乱数」とは、大当たり遊技の発生の有無に関する抽選に用いられる乱数をいう。なお、弾球遊技機10の制御を司るCPUに制御プログラムの所定の一部を実行させることで、この当たり判定乱数抽出手段31として機能させることが可能である。
「特別図柄抽選乱数抽出手段」とは、所定の契機により乱数発生手段25から特別図柄抽選乱数を抽出する手段をいう。ここで、この「所定の契機」とは、たとえば、上記当たり判定乱数抽出手段31と同じものであっても、また、異なるものであってもいずれでもよい。また、「特別図柄抽選乱数」とは、大当たり遊技の発生の有無に応じた特別図柄の決定に関する抽選に用いられる乱数をいう。なお、弾球遊技機10の制御を司るCPUに制御プログラムの所定の一部を実行させることで、この特別図柄抽選乱数抽出手段32として機能させることが可能である。
「当たり判定手段」とは、前記当たり判定乱数を用いて大当たり遊技の発生の有無を判定する手段をいう。ここで、「大当たり遊技」とは、通常の遊技よりも大きな利益が遊技者に与えられる可能性のある遊技をいう。たとえば、通常遊技では閉鎖している入賞口が一定時間及び一定回数開放し、この入賞口に入賞することで通常より多い賞球が与えられるような遊技が大当たり遊技に該当する。この当たり判定手段40による判定は、当該乱数をいわゆる確率テーブルと参照することによって実行されるものでも、また、当該乱数が特定の値であるか否かを判断することによって実行されるものでも、いずれでもよい。なお、弾球遊技機10の制御を司るCPUに制御プログラムの所定の一部を実行させることで、この当たり判定手段40として機能させることが可能である。
「特別図柄抽選手段」とは、前記特別図柄抽選乱数を用いて大当たり遊技の発生の有無に応じて、停止表示される特別図柄の種類を抽選により行う手段をいう。また、ここでいう「抽選」は、当該乱数をいわゆる確率テーブルと参照することによる抽選であることが望ましい。なお、大当たり遊技の発生に係る特別図柄と、そうでない特別図柄とは、単一の特別図柄抽選乱数を用いて抽選されることとしても、また、別個の特別図柄抽選乱数を用いて抽選されることとしても、いずれでもよい。前記特別図柄抽選乱数は大当たり遊技の発生の有無そのものの抽選にのみ用い、その抽選結果に従って具体的な特別図柄を抽選する場合には別の乱数を用いることとしてもよい。なお、弾球遊技機10の制御を司るCPUに制御プログラムの所定の一部を実行させることで、この特別図柄抽選手段42として機能させることが可能である。
「特別図柄表示手段」とは、液晶、7セグメント発光ダイオード、ドットマトリクス発光ダイオード等により画像を表示する装置によって、上記特別図柄を表示する手段をいう。
「特定遊技判定乱数抽出手段」とは、所定の契機により乱数発生手段25から特定遊技判定乱数を抽出する手段をいう。ここで、この「所定の契機」とは、たとえば、前記当たり判定乱数抽出手段31又は特別図柄抽選乱数抽出手段32と同じものであっても、また、異なるものであってもいずれでもよい。また、「特定遊技判定乱数」とは、特定遊技の発生に関する抽選に用いられる乱数をいう。なお、弾球遊技機10の制御を司るCPUに制御プログラムの所定の一部を実行させることで、この特定遊技判定乱数抽出手段36として機能させることが可能である。
「特定遊技判定手段」とは、上記特定遊技判定乱数を用いて特定遊技の発生の有無を抽選により判定する手段をいう。ここで、「特定遊技」とは、前記大当たり遊技の発生後に発生し得る、通常の遊技よりも大きな利益が遊技者に与えられる可能性のある遊技をいう。たとえば、通常遊技よりも前記特定入賞口への入賞が容易となったり、また、大当たり遊技発生の確率自体が上昇するいわゆる確率変動遊技がこの特定遊技に該当する。また、ここでいう「抽選」とは、当該乱数をいわゆる確率テーブルと参照することによる抽選であっても、また、当該乱数が特定の値であるか否かを判断することによる抽選であっても、いずれでもよい。なお、弾球遊技機10の制御を司るCPUに制御プログラムの所定の一部を実行させることで、この特定遊技判定手段50として機能させることが可能である。
「特定遊技判定結果表示手段」とは、液晶、7セグメント発光ダイオード、ドットマトリクス発光ダイオード等により画像を表示する装置又は特定の表示手段によって、上記特定遊技判定手段50による特定遊技発生の有無に係る判定結果である「特定遊技判定結果」を表示する手段をいう。ここで、この「特定の表示手段」とは、たとえば上記特別図柄表示手段70とは別個の表示手段をいう。
「特定遊技発生確率乱数抽出手段」とは、所定の契機により乱数発生手段25から特定遊技発生確率乱数を抽出する手段をいう。ここで、この「所定の契機」とは、たとえば、前記当たり判定乱数抽出手段31、特別図柄抽選乱数抽出手段32又は特定遊技判定乱数抽出手段36と同じものであっても、また、異なるものであってもいずれでもよい。また、「特定遊技発生確率乱数」とは、特定遊技の発生の可能性を具体的又は抽象的に表す「特定遊技発生確率」を決定するのに用いられる乱数をいう。ここで、この特定遊技発生確率は、特定遊技の発生の有無の判定には関与しないこととなっている。この特定遊技発生確率としては、たとえば、特定遊技の発生確率をパーセンテージで表示すること、また、所定の目安となる演出を実行することなどが挙げられる。すなわち、この特定遊技発生確率とは、具体的な確率の数値であることを要さず、特定遊技の発生の有無を示唆する表現であればその種類を問わない。なお、弾球遊技機10の制御を司るCPUに制御プログラムの所定の一部を実行させることで、この特定遊技発生確率乱数抽出手段38として機能させることが可能である。
「特定遊技発生確率決定手段」とは、前記特定遊技発生確率乱数を用いて上記特定遊技発生確率を抽選により決定する手段をいう。ここでいう「抽選」は、当該乱数をいわゆる確率テーブルと参照することによる抽選であることが望ましい。ここで、特定遊技発生確率としてたとえば「発生確率80%」なる表示が決定された場合について考えてみると、かかる表示がなされた場合には80%の確率で特定遊技が発生することとなっている。すなわち、実際に特定遊技が発生する場合にかかる表示が決定される頻度が、発生しない場合に決定される頻度の4倍であれば、この特定遊技発生確率が決定されたときの特定遊技の発生確率は「80%」となる。また、このようなパーセンテージの数値を、正確な確率の数値ではなくあくまでも目安として表示することとしてもよい。更に、このような数値による特定遊技発生確率は、大当たり遊技の発生の有無とは独立した事象としての特定遊技の発生確率(すなわち、単純に特定遊技が発生するかどうかの確率)として表現されても、また、大当たり遊技発生の有無に従属した事象としての特定遊技の発生確率(すなわち、大当たり遊技が発生した上で特定遊技が発生するかどうかの確率)として表現されても、いずれでもよい。なお、弾球遊技機10の制御を司るCPUに制御プログラムの所定の一部を実行させることで、この特定遊技発生確率決定手段60として機能させることが可能である。
「特定遊技発生確率表示手段」とは、液晶、7セグメント発光ダイオード、ドットマトリクス発光ダイオード等により画像を表示する装置又は特定の表示手段によって、前記特定遊技発生確率を表示する手段をいう。ここで、この「特定の表示手段」とは、たとえば前記特別図柄表示手段70又は上記特定遊技判定結果表示手段80とは別個の表示手段をいう。
上記により、乱数発生手段25は図柄表示の制御プログラムとは無関係に乱数を発生させる。ここから、所定の契機により当たり判定乱数抽出手段31が当たり判定乱数を抽出する。また、所定の契機により特別図柄抽選乱数抽出手段32が特別図柄抽選乱数を抽出する。更に、所定の契機により特定遊技判定乱数抽出手段36が特定遊技判定乱数を抽出する。また、所定の契機により特定遊技発生確率乱数抽出手段38が特定遊技発生確率乱数を抽出する。なお、これらの乱数抽出手段が乱数を抽出する乱数発生手段25は、共通のものであっても、それぞれに専用のものであっても、また、これらのいくつかについて共通のものであっても、いずれでもよい。
当たり判定手段40は、当たり判定乱数抽出手段31が抽出した当たり判定乱数を用いて、大当たり遊技の発生の有無に関する抽選を行う。
特別図柄抽選手段42は、特別図柄抽選乱数抽出手段32が抽出した特別図柄抽選乱数を用いて、上記当たり判定手段40による抽選結果に応じた特別図柄の抽選を行う。この特別図柄は、特別図柄表示手段70により表示される。
特定遊技判定手段50は、特定遊技判定乱数抽出手段36が抽出した特定遊技判定乱数を用いて、大当たり遊技発生後の特定遊技の発生の有無を判定する。ここで、この特定遊技判定手段50による判定は、大当たり遊技の発生の有無とは無関係に行われることとなっている。したがって、実際には大当たり遊技は発生しないにもかかわらず、特定遊技が発生する旨の判定がなされることもあるが、この場合は当然特定遊技の発生はあり得ない。この特定遊技判定結果は、下記の特定遊技発生確率表示手段75による特定遊技発生確率の表示を待って特定遊技判定結果表示手段80により表示される。
特定遊技発生確率決定手段60は、特定遊技発生確率乱数抽出手段38が抽出した特定遊技発生確率乱数を用いて、特定遊技発生確率を決定する。この特定遊技発生確率は、上記特定遊技判定結果に応じて決定されることが望ましい。
特定遊技発生確率表示手段75は、前記特定遊技判定結果表示手段80による特定遊技判定結果の表示に先立って、上記特定遊技発生確率決定手段60により決定された特定遊技発生確率を表示する。この表示は、特定遊技判定結果の表示以前に実行されるものであれば、たとえば、大当たり遊技の発生前に実行されても、また、発生中又は発生後に実行されてもいずれでもよい。
上記により、特定遊技の発生の有無の判定を特別図柄の抽選とは独立させその表示も独立させるとともに、抽選をもって決定された特定遊技発生確率を表示することで、その表示を見た遊技者に、特定遊技の発生に対する期待感を抱かせることが可能となっている。
(第2の参考発明)
また、第2の参考発明に係る弾球遊技機10は、乱数発生手段25と、所定の契機により乱数発生手段25から当たり判定乱数を抽出する当たり判定乱数抽出手段31と、所定の契機により乱数発生手段25から特別図柄抽選乱数を抽出する特別図柄抽選乱数抽出手段32と、前記当たり判定乱数を用いて大当たり遊技発生の有無を判定する当たり判定手段40と、上記当たり判定手段40による判定結果及び前記特別図柄抽選乱数を用いて特別図柄の抽選を行う特別図柄抽選手段42と、上記特別図柄を表示する特別図柄表示手段70と、所定の契機により乱数発生手段25から特定遊技判定乱数を抽出する特定遊技判定乱数抽出手段36と、上記特定遊技判定乱数を用いて前記大当たり遊技発生後の特定遊技の発生の有無を判定する特定遊技判定手段50と、上記特定遊技判定手段50による判定結果である特定遊技判定結果を表示する特定遊技判定結果表示手段80と、所定の契機により乱数発生手段25から特定遊技発生確率乱数を抽出する特定遊技発生確率乱数抽出手段38と、上記特定遊技発生確率乱数を用いて特定遊技発生確率の表示の有無及びこの表示をする場合の特定遊技発生確率を決定する特定遊技発生確率決定手段60と、前記特定遊技判定結果表示手段80による特定遊技判定結果の表示に先立って上記特定遊技発生確率決定手段60により特定遊技発生確率の表示をする旨の決定がされた場合に同特定遊技発生確率決定手段60により決定された特定遊技発生確率を表示する特定遊技発生確率表示手段75とを備えたことを特徴とする。
「乱数発生手段」とは、乱数を発生させる手段をいう。ここで、「乱数」とは、数学的な意味の乱数のみならず、その生成は規則的であっても抽出のタイミングがランダムであるために結果的に乱数として機能し得る数値をも含む。たとえば、発振回路を利用して0から16383までの数字を1秒間に七百万回程度繰り返し累積的にカウントする装置をこの乱数発生手段25として用いることができる。また、弾球遊技機10の制御プログラムにおいて、たとえば0から319までの数値をソフトウェアリセットごとに加算するようにした場合に、この数値を乱数として用いることもできる。この場合、弾球遊技機10の制御を司るCPU等の制御部が、上記乱数発生手段25として機能することとなる。なお、単一の乱数発生手段25から以下の各乱数抽出手段が乱数を抽出することとしても、また、各乱数抽出手段ごとに乱数発生手段25を設けることとしてもいずれでもよい。
「当たり判定乱数抽出手段」とは、所定の契機により乱数発生手段25から当たり判定乱数を抽出する手段をいう。ここで、この「所定の契機」とは、たとえば、いわゆる始動口のような特定入賞口への入賞をいう。また、「当たり判定乱数」とは、大当たり遊技の発生の有無に関する抽選に用いられる乱数をいう。なお、弾球遊技機10の制御を司るCPUに制御プログラムの所定の一部を実行させることで、この当たり判定乱数抽出手段31として機能させることが可能である。
「特別図柄抽選乱数抽出手段」とは、所定の契機により乱数発生手段25から特別図柄抽選乱数を抽出する手段をいう。ここで、この「所定の契機」とは、たとえば、上記当たり判定乱数抽出手段31と同じものであっても、また、異なるものであってもいずれでもよい。また、「特別図柄抽選乱数」とは、大当たり遊技の発生の有無に応じた特別図柄の決定に関する抽選に用いられる乱数をいう。なお、弾球遊技機10の制御を司るCPUに制御プログラムの所定の一部を実行させることで、この特別図柄抽選乱数抽出手段32として機能させることが可能である。
「当たり判定手段」とは、前記当たり判定乱数を用いて大当たり遊技の発生の有無を判定する手段をいう。ここで、「大当たり遊技」とは、通常の遊技よりも大きな利益が遊技者に与えられる可能性のある遊技をいう。たとえば、通常遊技では閉鎖している入賞口が一定時間及び一定回数開放し、この入賞口に入賞することで通常より多い賞球が与えられるような遊技が大当たり遊技に該当する。この当たり判定手段40による判定は、当該乱数をいわゆる確率テーブルと参照することによって実行されるものでも、また、当該乱数が特定の値であるか否かを判断することによって実行されるものでも、いずれでもよい。なお、弾球遊技機10の制御を司るCPUに制御プログラムの所定の一部を実行させることで、この当たり判定手段40として機能させることが可能である。
「特別図柄抽選手段」とは、前記特別図柄抽選乱数を用いて大当たり遊技の発生の有無に応じて、停止表示される特別図柄の種類を抽選により行う手段をいう。また、ここでいう「抽選」は、当該乱数をいわゆる確率テーブルと参照することによる抽選であることが望ましい。なお、大当たり遊技の発生に係る特別図柄と、そうでない特別図柄とは、単一の特別図柄抽選乱数を用いて抽選されることとしても、また、別個の特別図柄抽選乱数を用いて抽選されることとしても、いずれでもよい。前記特別図柄抽選乱数は大当たり遊技の発生の有無そのものの抽選にのみ用い、その抽選結果に従って具体的な特別図柄を抽選する場合には別の乱数を用いることとしてもよい。なお、弾球遊技機10の制御を司るCPUに制御プログラムの所定の一部を実行させることで、この特別図柄抽選手段42として機能させることが可能である。
「特別図柄表示手段」とは、液晶、7セグメント発光ダイオード、ドットマトリクス発光ダイオード等により画像を表示する装置によって、上記特別図柄を表示する手段をいう。
「特定遊技判定乱数抽出手段」とは、所定の契機により乱数発生手段25から特定遊技判定乱数を抽出する手段をいう。ここで、この「所定の契機」とは、たとえば、前記当たり判定乱数抽出手段31又は特別図柄抽選乱数抽出手段32と同じものであっても、また、異なるものであってもいずれでもよい。また、「特定遊技判定乱数」とは、特定遊技の発生に関する抽選に用いられる乱数をいう。なお、弾球遊技機10の制御を司るCPUに制御プログラムの所定の一部を実行させることで、この特定遊技判定乱数抽出手段36として機能させることが可能である。
「特定遊技判定手段」とは、前記特定遊技判定乱数を用いて特定遊技の発生の有無を抽選により判定する手段をいう。ここで、「特定遊技」とは、前記大当たり遊技の発生後に発生し得る、通常の遊技よりも大きな利益が遊技者に与えられる可能性のある遊技をいう。たとえば、通常遊技よりも前記特定入賞口への入賞が容易となったり、また、大当たり遊技発生の確率自体が上昇するいわゆる確率変動遊技がこの特定遊技に該当する。また、ここでいう「抽選」とは、当該乱数をいわゆる確率テーブルと参照することによる抽選であっても、また、当該乱数が特定の値であるか否かを判断することによる抽選であっても、いずれでもよい。なお、弾球遊技機10の制御を司るCPUに制御プログラムの所定の一部を実行させることで、この特定遊技判定手段50として機能させることが可能である。
「特定遊技判定結果表示手段」とは、液晶、7セグメント発光ダイオード、ドットマトリクス発光ダイオード等により画像を表示する装置又は特定の表示手段によって、上記特定遊技判定手段50による特定遊技発生の有無に係る判定結果である「特定遊技判定結果」を表示する手段をいう。ここで、この「特定の表示手段」とは、たとえば上記特別図柄表示手段70とは別個の表示手段をいう。
「特定遊技発生確率乱数抽出手段」とは、所定の契機により乱数発生手段25から特定遊技発生確率乱数を抽出する手段をいう。ここで、この「所定の契機」とは、たとえば、前記当たり判定乱数抽出手段31、特別図柄抽選乱数抽出手段32又は特定遊技判定乱数抽出手段36と同じものであっても、また、異なるものであってもいずれでもよい。また、「特定遊技発生確率乱数」とは、特定遊技の発生の可能性を具体的又は抽象的に表す「特定遊技発生確率」を決定するのに用いられるのみならず、この特定遊技発生確率の表示の有無自体をも決定するのに用いられる乱数をいう。ここで、この特定遊技発生確率は、特定遊技の発生の有無の判定には関与しないこととなっている。この特定遊技発生確率としては、たとえば、特定遊技の発生確率をパーセンテージで表示すること、また、所定の目安となる演出を実行することなどが挙げられる。すなわち、この特定遊技発生確率とは、具体的な確率の数値であることを要さず、特定遊技の発生の有無を示唆する表現であればその種類を問わない。なお、弾球遊技機10の制御を司るCPUに制御プログラムの所定の一部を実行させることで、この特定遊技発生確率乱数抽出手段38として機能させることが可能である。
「特定遊技発生確率決定手段」とは、前記特定遊技発生確率乱数を用いて、特定遊技発生確率の表示をするか否かを決定するとともに、この表示をする場合の当該特定遊技発生確率をも抽選により決定する手段をいう。ここでいう「抽選」は、当該乱数をいわゆる確率テーブルと参照することによる抽選であることが望ましい。ここで、特定遊技発生確率としてたとえば「発生確率80%」なる表示が決定された場合について考えてみると、かかる表示がなされた場合には80%の確率で特定遊技が発生することとなっている。すなわち、実際に特定遊技が発生する場合にかかる表示が決定される頻度が、発生しない場合に決定される頻度の4倍であれば、この特定遊技発生確率が決定されたときの特定遊技の発生確率は「80%」となる。また、このようなパーセンテージの数値を、正確な確率の数値ではなくあくまでも目安として表示することとしてもよい。更に、このような数値による特定遊技発生確率は、大当たり遊技の発生の有無とは独立した事象としての特定遊技の発生確率(すなわち、単純に特定遊技が発生するかどうかの確率)として表現されても、また、大当たり遊技発生の有無に従属した事象としての特定遊技の発生確率(すなわち、大当たり遊技が発生した上で特定遊技が発生するかどうかの確率)として表現されても、いずれでもよい。なお、弾球遊技機10の制御を司るCPUに制御プログラムの所定の一部を実行させることで、この特定遊技発生確率決定手段60として機能させることが可能である。
上記の特定遊技発生確率決定手段60が特定遊技発生確率の表示の有無の決定及び当該特定遊技発生確率の決定を単一の特定遊技発生確率乱数により行う具体的な方法としては、たとえば、0から319までの乱数値のうち、0から159までは特定遊技発生確率の表示は行わない旨に対応するとともに160から319までが具体的な特定遊技発生確率に対応しているような確率テーブルを用いることが挙げられる。
「特定遊技発生確率表示手段」とは、液晶、7セグメント発光ダイオード、ドットマトリクス発光ダイオード等により画像を表示する装置又は特定の表示手段によって、前記特定遊技発生確率を表示する手段をいう。ここで、この「特定の表示手段」とは、たとえば前記特別図柄表示手段70又は上記特定遊技判定結果表示手段80とは別個の表示手段をいう。
上記により、乱数発生手段25は図柄表示の制御プログラムとは無関係に乱数を発生させる。ここから、所定の契機により当たり判定乱数抽出手段31が当たり判定乱数を抽出する。また、所定の契機により特別図柄抽選乱数抽出手段32が特別図柄抽選乱数を抽出する。更に、所定の契機により特定遊技判定乱数抽出手段36が特定遊技判定乱数を抽出する。また、所定の契機により特定遊技発生確率乱数抽出手段38が特定遊技発生確率乱数を抽出する。なお、これらの乱数抽出手段が乱数を抽出する乱数発生手段25は、共通のものであっても、それぞれに専用のものであっても、また、これらのいくつかについて共通のものであっても、いずれでもよい。
当たり判定手段40は、当たり判定乱数抽出手段31が抽出した当たり判定乱数を用いて、大当たり遊技の発生の有無に関する抽選を行う。
特別図柄抽選手段42は、特別図柄抽選乱数抽出手段32が抽出した特別図柄抽選乱数を用いて、上記当たり判定手段40による抽選結果に応じた特別図柄の抽選を行う。この特別図柄は、特別図柄表示手段70により表示される。
特定遊技判定手段50は、特定遊技判定乱数抽出手段36が抽出した特定遊技判定乱数を用いて、大当たり遊技発生後の特定遊技の発生の有無を判定する。ここで、この特定遊技判定手段50による判定は、大当たり遊技の発生の有無とは無関係に行われることとなっている。したがって、実際には大当たり遊技は発生しないにもかかわらず、特定遊技が発生する旨の判定がなされることもあるが、この場合は当然特定遊技の発生はあり得ない。この特定遊技判定結果は、下記の特定遊技発生確率表示手段75による特定遊技発生確率の表示がされる場合、当該表示を待って特定遊技判定結果表示手段80により表示される。
特定遊技発生確率決定手段60は、特定遊技発生確率乱数抽出手段38が抽出した特定遊技発生確率乱数を用いて、特定遊技発生確率の表示の有無を決定する。そして、この表示をする旨の決定がされた場合には更にこの特定遊技発生確率乱数を用いて特定遊技発生確率を決定する。この表示の有無及び特定遊技発生確率は、上記特定遊技判定結果に応じて決定されることが望ましい。
特定遊技発生確率表示手段75は、上記特定遊技判定結果表示手段80による特定遊技判定結果の表示に先立って、上記特定遊技発生確率決定手段60により特定遊技発生確率の表示を行う旨の決定がされた場合にのみ、同特定遊技発生確率決定手段60により決定された特定遊技発生確率を表示する。この表示は、特定遊技判定結果の表示以前に実行されるものであれば、たとえば、大当たり遊技の発生前に実行されても、また、発生中又は発生後に実行されてもいずれでもよい。
上記により、特定遊技の発生の有無の判定を特別図柄の抽選とは独立させその表示も独立させるとともに、抽選をもって決定された特定遊技発生確率を表示することで、その表示を見た遊技者に、特定遊技の発生に対する期待感を抱かせることが可能となっている。また、この特定遊技発生確率の表示の有無自体が抽選により決定されることで遊技性に変化を与えることも可能となっている。
(第3の参考発明)
更に、第3の参考発明に係る弾球遊技機10は、乱数発生手段25と、所定の契機により乱数発生手段25から当たり判定乱数を抽出する当たり判定乱数抽出手段31と、所定の契機により乱数発生手段25から特別図柄抽選乱数を抽出する特別図柄抽選乱数抽出手段32と、前記当たり判定乱数を用いて大当たり遊技発生の有無を判定する当たり判定手段40と、上記当たり判定手段40による判定結果及び前記特別図柄抽選乱数を用いて特別図柄の抽選を行う特別図柄抽選手段42と、上記特別図柄を表示する特別図柄表示手段70と、所定の契機により乱数発生手段25から特定遊技判定乱数を抽出する特定遊技判定乱数抽出手段36と、上記特定遊技判定乱数を用いて前記大当たり遊技発生後の特定遊技の発生の有無を判定する特定遊技判定手段50と、上記特定遊技判定手段50による判定結果である特定遊技判定結果を表示する特定遊技判定結果表示手段と、所定の契機により乱数発生手段25から特定遊技発生確率表示乱数を抽出する特定遊技発生確率表示乱数抽出手段37と、上記特定遊技発生確率表示乱数を用いて特定遊技発生確率の表示の有無を決定する特定遊技発生確率表示判定手段55と、所定の契機により乱数発生手段25から特定遊技発生確率乱数を抽出する特定遊技発生確率乱数抽出手段38と、上記特定遊技発生確率乱数を用いて特定遊技発生確率を決定する特定遊技発生確率決定手段60と、前記特定遊技判定結果表示手段80による特定遊技判定結果の表示に先立って前記特定遊技発生確率表示判定手段55により特定遊技発生確率の表示をする旨の決定がされた場合に上記特定遊技発生確率決定手段60により決定された特定遊技発生確率を表示する特定遊技発生確率表示手段75とを備えたことを特徴とする。
「乱数発生手段」とは、乱数を発生させる手段をいう。ここで、「乱数」とは、数学的な意味の乱数のみならず、その生成は規則的であっても抽出のタイミングがランダムであるために結果的に乱数として機能し得る数値をも含む。たとえば、発振回路を利用して0から16383までの数字を1秒間に七百万回程度繰り返し累積的にカウントする装置をこの乱数発生手段25として用いることができる。また、弾球遊技機10の制御プログラムにおいて、たとえば0から319までの数値をソフトウェアリセットごとに加算するようにした場合に、この数値を乱数として用いることもできる。この場合、弾球遊技機10の制御を司るCPU等の制御部が、上記乱数発生手段25として機能することとなる。なお、単一の乱数発生手段25から以下の各乱数抽出手段が乱数を抽出することとしても、また、各乱数抽出手段ごとに乱数発生手段25を設けることとしてもいずれでもよい。
「当たり判定乱数抽出手段」とは、所定の契機により乱数発生手段25から当たり判定乱数を抽出する手段をいう。ここで、この「所定の契機」とは、たとえば、いわゆる始動口のような特定入賞口への入賞をいう。また、「当たり判定乱数」とは、大当たり遊技の発生の有無に関する抽選に用いられる乱数をいう。なお、弾球遊技機10の制御を司るCPUに制御プログラムの所定の一部を実行させることで、この当たり判定乱数抽出手段31として機能させることが可能である。
「特別図柄抽選乱数抽出手段」とは、所定の契機により乱数発生手段25から特別図柄抽選乱数を抽出する手段をいう。ここで、この「所定の契機」とは、たとえば、上記当たり判定乱数抽出手段31と同じものであっても、また、異なるものであってもいずれでもよい。また、「特別図柄抽選乱数」とは、大当たり遊技の発生の有無に応じた特別図柄の決定に関する抽選に用いられる乱数をいう。なお、弾球遊技機10の制御を司るCPUに制御プログラムの所定の一部を実行させることで、この特別図柄抽選乱数抽出手段32として機能させることが可能である。
「当たり判定手段」とは、前記当たり判定乱数を用いて大当たり遊技の発生の有無を判定する手段をいう。ここで、「大当たり遊技」とは、通常の遊技よりも大きな利益が遊技者に与えられる可能性のある遊技をいう。たとえば、通常遊技では閉鎖している入賞口が一定時間及び一定回数開放し、この入賞口に入賞することで通常より多い賞球が与えられるような遊技が大当たり遊技に該当する。この当たり判定手段40による判定は、当該乱数をいわゆる確率テーブルと参照することによって実行されるものでも、また、当該乱数が特定の値であるか否かを判断することによって実行されるものでも、いずれでもよい。なお、弾球遊技機10の制御を司るCPUに制御プログラムの所定の一部を実行させることで、この当たり判定手段40として機能させることが可能である。
「特別図柄抽選手段」とは、前記特別図柄抽選乱数を用いて大当たり遊技の発生の有無に応じて、停止表示される特別図柄の種類を抽選により行う手段をいう。また、ここでいう「抽選」は、当該乱数をいわゆる確率テーブルと参照することによる抽選であることが望ましい。なお、大当たり遊技の発生に係る特別図柄と、そうでない特別図柄とは、単一の特別図柄抽選乱数を用いて抽選されることとしても、また、別個の特別図柄抽選乱数を用いて抽選されることとしても、いずれでもよい。前記特別図柄抽選乱数は大当たり遊技の発生の有無そのものの抽選にのみ用い、その抽選結果に従って具体的な特別図柄を抽選する場合には別の乱数を用いることとしてもよい。なお、弾球遊技機10の制御を司るCPUに制御プログラムの所定の一部を実行させることで、この特別図柄抽選手段42として機能させることが可能である。
「特別図柄表示手段」とは、液晶、7セグメント発光ダイオード、ドットマトリクス発光ダイオード等により画像を表示する装置によって、上記特別図柄を表示する手段をいう。
「特定遊技判定乱数抽出手段」とは、所定の契機により乱数発生手段25から特定遊技判定乱数を抽出する手段をいう。ここで、この「所定の契機」とは、たとえば、前記当たり判定乱数抽出手段31又は特別図柄抽選乱数抽出手段32と同じものであっても、また、異なるものであってもいずれでもよい。また、「特定遊技判定乱数」とは、特定遊技の発生に関する抽選に用いられる乱数をいう。なお、弾球遊技機10の制御を司るCPUに制御プログラムの所定の一部を実行させることで、この特定遊技判定乱数抽出手段36として機能させることが可能である。
「特定遊技判定手段」とは、前記特定遊技判定乱数を用いて特定遊技の発生の有無を抽選により判定する手段をいう。ここで、「特定遊技」とは、前記大当たり遊技の発生後に発生し得る、通常の遊技よりも大きな利益が遊技者に与えられる可能性のある遊技をいう。たとえば、通常遊技よりも前記特定入賞口への入賞が容易となったり、また、大当たり遊技発生の確率自体が上昇するいわゆる確率変動遊技がこの特定遊技に該当する。また、ここでいう「抽選」とは、当該乱数をいわゆる確率テーブルと参照することによる抽選であっても、また、当該乱数が特定の値であるか否かを判断することによる抽選であっても、いずれでもよい。なお、弾球遊技機10の制御を司るCPUに制御プログラムの所定の一部を実行させることで、この特定遊技判定手段50として機能させることが可能である。
「特定遊技判定結果表示手段」とは、液晶、7セグメント発光ダイオード、ドットマトリクス発光ダイオード等により画像を表示する装置又は特定の表示手段によって、上記特定遊技判定手段50による特定遊技発生の有無に係る判定結果である「特定遊技判定結果」を表示する手段をいう。ここで、この「特定の表示手段」とは、たとえば上記特別図柄表示手段70とは別個の表示手段をいう。
「特定遊技発生確率表示乱数抽出手段」とは、所定の契機により乱数発生手段25から特定遊技発生確率表示乱数を抽出する手段をいう。ここで、この「所定の契機」とは、たとえば、前記当たり判定乱数抽出手段31、特別図柄抽選乱数抽出手段32又は特定遊技判定乱数抽出手段36と同じものでも、また、異なるものでもよい。また、「特定遊技発生確率表示乱数」とは、特定遊技の発生の可能性を具体的又は抽象的に表す「特定遊技発生確率」の表示の有無を決定するのに用いられる乱数をいう。なお、弾球遊技機10の制御を司るCPUに制御プログラムの所定の一部を実行させることで、この特定遊技発生確率表示乱数抽出手段37として機能させることが可能である。
「特定遊技発生確率表示判定手段」とは、上記特定遊技発生確率表示乱数を用いて、特定遊技発生確率の表示の有無を決定する手段をいう。なお、弾球遊技機10の制御を司るCPUに制御プログラムの所定の一部を実行させることで、この特定遊技発生確率表示判定手段55として機能させることが可能である。
「特定遊技発生確率乱数抽出手段」とは、所定の契機により前記乱数発生手段25から特定遊技発生確率乱数を抽出する手段をいう。ここで、この「所定の契機」とは、たとえば、前記当たり判定乱数抽出手段31、特別図柄抽選乱数抽出手段32、特定遊技判定乱数抽出手段36又は特定遊技発生確率表示乱数抽出手段37と同じものでも、また、異なるものでもよい。また、「特定遊技発生確率乱数」とは、特定遊技の発生の可能性を具体的又は抽象的に表す「特定遊技発生確率」を決定するのに用いられる乱数をいう。ここで、この特定遊技発生確率は、特定遊技の発生の有無の判定には関与しないこととなっている。この特定遊技発生確率としては、たとえば、特定遊技の発生確率をパーセンテージで表示すること、また、所定の目安となる演出を実行することなどが挙げられる。すなわち、この特定遊技発生確率とは、具体的な確率の数値であることを要さず、特定遊技の発生の有無を示唆する表現であればその種類を問わない。なお、弾球遊技機10の制御を司るCPUに制御プログラムの所定の一部を実行させることで、この特定遊技発生確率乱数抽出手段38として機能させることが可能である。
「特定遊技発生確率決定手段」とは、前記特定遊技発生確率乱数を用いて上記特定遊技発生確率を抽選により決定する手段をいう。ここでいう「抽選」は、当該乱数をいわゆる確率テーブルと参照することによる抽選であることが望ましい。ここで、特定遊技発生確率としてたとえば「発生確率80%」なる表示が決定された場合について考えてみると、かかる表示がなされた場合には80%の確率で特定遊技が発生することとなっている。すなわち、実際に特定遊技が発生する場合にかかる表示が決定される頻度が、発生しない場合に決定される頻度の4倍であれば、この特定遊技発生確率が決定されたときの特定遊技の発生確率は「80%」となる。また、このようなパーセンテージの数値を、正確な確率の数値ではなくあくまでも目安として表示することとしてもよい。更に、このような数値による特定遊技発生確率は、大当たり遊技の発生の有無とは独立した事象としての特定遊技の発生確率(すなわち、単純に特定遊技が発生するかどうかの確率)として表現されても、また、大当たり遊技発生の有無に従属した事象としての特定遊技の発生確率(すなわち、大当たり遊技が発生した上で特定遊技が発生するかどうかの確率)として表現されても、いずれでもよい。なお、弾球遊技機10の制御を司るCPUに制御プログラムの所定の一部を実行させることで、この特定遊技発生確率決定手段60として機能させることが可能である。
ここで、この特定遊技発生確率決定手段60により用いられる確率テーブルが前記第2の参考発明の説明で用いられるような0から319までの乱数値によるものである場合を想定すると、たとえば上記特定遊技発生確率乱数によって特定遊技発生確率の表示の有無をも決定するものとすれば、上記乱数値のうちのいずれか又はある範囲を表示は行わない旨に割り当てる必要がある。ところが、表示の決定の有無は上述のように特定遊技発生確率表示乱数を用いて特定遊技発生確率表示判定手段55により行われることとすれば、上記乱数値の全範囲を特定遊技発生確率に割り当てることが可能となる。すなわち、特定遊技発生確率に対する乱数値の設定の自由度がより増すこととなる。
「特定遊技発生確率表示手段」とは、液晶、7セグメント発光ダイオード、ドットマトリクス発光ダイオード等により画像を表示する装置又は特定の表示手段によって、前記特定遊技発生確率を表示する手段をいう。ここで、この「特定の表示手段」とは、たとえば前記特別図柄表示手段70又は上記特定遊技判定結果表示手段80とは別個の表示手段をいう。
上記により、乱数発生手段25は図柄表示の制御プログラムとは無関係に乱数を発生させる。ここから、所定の契機により当たり判定乱数抽出手段31が当たり判定乱数を抽出する。また、所定の契機により特別図柄抽選乱数抽出手段32が特別図柄抽選乱数を抽出する。更に、所定の契機により特定遊技判定乱数抽出手段36が特定遊技判定乱数を抽出する。また、所定の契機により特定遊技発生確率表示乱数抽出手段37が特定遊技発生確率表示乱数を抽出する。更に、所定の契機により特定遊技発生確率乱数抽出手段38が特定遊技発生確率乱数を抽出する。なお、これらの乱数抽出手段が乱数を抽出する乱数発生手段25は、共通のものであっても、それぞれに専用のものであっても、また、これらのいくつかについて共通のものであっても、いずれでもよい。
当たり判定手段40は、当たり判定乱数抽出手段31が抽出した当たり判定乱数を用いて、大当たり遊技の発生の有無に関する抽選を行う。
特別図柄抽選手段42は、特別図柄抽選乱数抽出手段32が抽出した特別図柄抽選乱数を用いて、上記当たり判定手段40による抽選結果に応じた特別図柄の抽選を行う。この特別図柄は、特別図柄表示手段70により表示される。
特定遊技判定手段50は、特定遊技判定乱数抽出手段36が抽出した特定遊技判定乱数を用いて、大当たり遊技発生後の特定遊技の発生の有無を判定する。ここで、この特定遊技判定手段50による判定は、大当たり遊技の発生の有無とは無関係に行われることとなっている。したがって、実際には大当たり遊技は発生しないにもかかわらず、特定遊技が発生する旨の判定がなされることもあるが、この場合は当然特定遊技の発生はあり得ない。この特定遊技判定結果は、下記の特定遊技発生確率表示手段75による特定遊技発生確率の表示がされる場合、当該表示を待って特定遊技判定結果表示手段80により表示される。
特定遊技発生確率表示判定手段55は、特定遊技発生確率表示乱数抽出手段37が抽出した特定遊技発生確率表示乱数を用いて、特定遊技発生確率の表示の有無を決定する。この表示の有無は、上記特定遊技判定結果に応じて決定されることが望ましい。
特定遊技発生確率決定手段60は、特定遊技発生確率乱数抽出手段38が抽出した特定遊技発生確率乱数を用いて特定遊技発生確率を決定する。この特定遊技発生確率は、前記特定遊技判定結果に応じて決定されることが望ましい。
特定遊技発生確率表示手段75は、上記特定遊技判定結果表示手段80による特定遊技判定結果の表示に先立って、前記特定遊技発生確率表示判定手段55により特定遊技発生確率の表示を行う旨の決定がされた場合にのみ、上記特定遊技発生確率決定手段60により決定された特定遊技発生確率を表示する。この表示は、特定遊技判定結果の表示以前に実行されるものであれば、たとえば、大当たり遊技の発生前に実行されても、また、発生中又は発生後に実行されてもいずれでもよい。
上記により、特定遊技の発生の有無の判定を特別図柄の抽選とは独立させその表示も独立させるとともに、抽選をもって決定された特定遊技発生確率を表示することで、その表示を見た遊技者に、特定遊技の発生に対する期待感を抱かせることが可能となっている。また、この特定遊技発生確率の表示の有無自体が抽選により決定されることで遊技性に変化を与えることも可能となっている。更に、この表示の有無の抽選が特定遊技発生確率の抽選とは独立に行われることで、特定遊技発生確率のバラエティを増すとともにその確率配分の自由度をも増すこととなっている。
(第4の参考発明)
上述の第1、第2又は第3の参考発明においては、大当たり遊技が発生しないにもかかわらず特定遊技判定結果が表示される場合がある。
しかし、第4の参考発明においては、前記特定遊技判定結果表示手段80は、前記当たり判定手段40により大当たり遊技が発生する旨の判定がされた場合にのみ前記特定遊技判定結果を表示することとなっている。
たとえば、前記特定遊技判定結果表示手段80に、前記特定遊技判定結果を表示するのに先立って、前記特別図柄抽選手段42により決定された特別図柄を参照し、それが大当たり遊技の発生に係るものであるか否かを判断させることができる。そして、この判断の結果が肯定的である場合に限り、この特定遊技判定結果表示手段80は前記特定遊技判定結果を表示することとすれば、本参考発明が実現されることとなる。
上記により、特定遊技判定結果の表示に対する信頼感が増すこととなっている。また、特定遊技の発生の可能性がある場合にのみ特定遊技判定結果の表示をすることで特定遊技判定結果の表示の遊技上の意義が明確になることとなっている。
(第5の参考発明)
上述の第1、第2、第3又は第4の参考発明においては、大当たり遊技が発生しないにもかかわらず特定遊技発生確率の表示がされる場合がある。
しかし、第5の参考発明においては、前記特定遊技発生確率表示手段75は、前記当たり判定手段40により大当たり遊技が発生する旨の判定がされた場合にのみ前記特定遊技発生確率を表示することとなっている。
たとえば、前記特定遊技発生確率表示手段75に、特定遊技発生確率を表示するのに先立って、前記特別図柄抽選手段42により決定された特別図柄を参照し、それが大当たり遊技の発生に係るものであるか否かを判断させることができる。そして、この判断の結果が肯定的である場合に限り、この特定遊技発生確率表示手段75は特定遊技発生確率を表示することとすれば、本参考発明が実現されることとなる。
上記により、特定遊技発生確率の表示に対する信頼感が増すこととなっている。また、特定遊技発生確率の表示に大当たりの予告をも兼ねさせることも可能となっている。
(第6の参考発明)
上述の第1、第2、第3、第4又は第5の参考発明においては、特定遊技判定結果の特定遊技発生確率は抽選された特別図柄の種類、特に大当たり遊技に係るものか否かにかかわらず決定される場合がある。
しかし、第6の参考発明においては、前記特定遊技発生確率決定手段60は、前記当たり判定手段40による判定結果に応じて前記特定遊技発生確率を決定することとなっている。
たとえば、特定遊技発生確率を決定するための確率テーブルを、大当たり遊技が発生する場合及び発生しない場合の二通り用意するとともに、前記特定遊技発生確率決定手段60は、特定遊技発生確率の決定に先立って抽選された特別図柄の種類を参照し、それが大当たり遊技発生に係るものか否かに応じて確率テーブルを選択してその中から特定遊技発生確率乱数に該当する特定遊技発生確率を決定することとすれば、本参考発明が実現される。
上記により、特定遊技判定結果の特定遊技発生確率と特別図柄の種類、特に大当たり遊技発生の有無との相関性をある程度高めることで、特定遊技発生確率の表示に対する期待度が増大されることとなっている。
(第7の参考発明)
上述の第1、第2、第3、第4、第5又は第6の参考発明においては、特定遊技判定結果の特定遊技発生確率は抽選された特定遊技の発生の有無にかかわらず決定される場合がある。
しかし、第7の参考発明においては、前記特定遊技発生確率決定手段60は、前記特定遊技判定結果に応じて前記特定遊技発生確率を決定することとなっている。
たとえば、特定遊技発生確率を決定するための確率テーブルを、特定遊技が発生する場合及び発生しない場合の二通り用意するとともに、前記特定遊技発生確率決定手段60は、特定遊技発生確率の決定に先立って前記特定遊技判定結果を参照し、それが特定遊技発生に係るものか否かに応じて確率テーブルを選択してその中から特定遊技発生確率乱数に該当する特定遊技発生確率を決定することとすれば、本参考発明が実現される。
上記により、特定遊技判定結果の特定遊技発生確率と特定遊技発生の有無との相関性をある程度高めることで、特定遊技発生確率の表示に対する期待度が増大されることとなっている。
(第8の参考発明)
上述の第1、第2、第3、第4、第5、第6又は第7の参考発明においては、特定遊技判定結果表示手段80による特定遊技判定結果の表示は、特別図柄の表示の前でも、また、特別図柄の表示の最中にでも行われる場合がある。
しかし、第8の参考発明においては、前記特定遊技判定結果表示手段80は、前記特別図柄表示手段70による特別図柄の表示の後に前記特定遊技判定結果を表示することを特徴とする。
上記により、特別図柄の表示と特定遊技判定結果の表示との関係が明確になることとなっている。
(第9の参考発明)
また、第9の参考発明は、第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7又は第8の参考発明の特徴に加え、所定の契機により乱数発生手段25から大当たり予告乱数を抽出する大当たり予告乱数抽出手段39と、前記当たり判定手段40による判定結果及び上記大当たり予告乱数を用いて大当たり予告態様を決定する大当たり予告態様決定手段65と、前記特別図柄表示手段70による特別図柄の表示に先立って上記大当たり予告態様を表示する大当たり予告表示手段85を備えたことを特徴とする。
「大当たり予告乱数抽出手段」とは、所定の契機により乱数発生手段25から大当たり予告乱数を抽出する手段をいう。ここで、この「所定の契機」とは、たとえば、前記の各乱数抽出手段と同じものであっても、また、異なるものであっていもいずれでもよい。なお、弾球遊技機10の制御を司るCPUに制御プログラムの所定の一部を実行させることで、この大当たり予告乱数抽出手段39として機能させることが可能である。
「大当たり予告態様決定手段」とは、上記大当たり乱数を用いて、特別図柄の表示による大当たり遊技の発生の有無の表示に先立って、当該大当たり遊技の発生の有無を具体的又は抽象的に予告する「大当たり予告態様」を決定する手段をいう。なお、弾球遊技機10の制御を司るCPUに制御プログラムの所定の一部を実行させることで、この大当たり予告態様決定手段65として機能させることが可能である。
「大当たり予告表示手段」とは、液晶、7セグメント発光ダイオード、ドットマトリクス発光ダイオード等により画像を表示する装置によって、上記大当たり予告態様を表示する手段をいう。この表示は、前記特定遊技発生確率の表示とは独立に制御されることとなるが、その表示のタイミングは互いに同じであっても、また異なるものであってもいずれでもよい。
上記により、特定遊技発生確率の表示に加え、従来の大当たり遊技発生予告を行うことも可能となる。
本発明は、上記のように構成されているので、以下に記す効果を奏する。
すなわち、第1から第3までの発明の説明によると、特定遊技の発生の有無の判定を特別図柄の抽選とは独立させその表示も独立させるとともに、その特定遊技発生の確率を表示することにより遊技者の特定遊技発生に対する期待感を高めることが可能となる。特に、第2及び第3の発明の説明によると、この特定遊技発生確率表示の有無を抽選により決定することで変化ある遊技性を提供することが可能となる。更に、第3の発明の説明によると、この特定遊技発生確率表示の有無の抽選を特定遊技発生確率の抽選とは独立に行うことで、特定遊技発生確率のバラエティを増すとともにその確率配分の自由度をも増すことが可能となる。
また、第1から第3までの参考発明の説明によると、特定遊技の発生の有無の判定を特別図柄の抽選とは独立させその表示も独立させるとともに、その特定遊技発生の確率を表示することにより遊技者の特定遊技発生に対する期待感を高めることが可能となる。特に、第2及び第3の参考発明の説明によると、この特定遊技発生確率表示の有無を抽選により決定することで変化ある遊技性を提供することが可能となる。更に、第3の参考発明の説明によると、この特定遊技発生確率表示の有無の抽選を特定遊技発生確率の抽選とは独立に行うことで、特定遊技発生確率のバラエティを増すとともにその確率配分の自由度をも増すことが可能となる。
また、第4の参考発明の説明によると、第1、第2又は第3の参考発明の効果に加え、特定遊技発生確率の表示に対する信頼感を増すことが可能となる。また、特定遊技の発生の可能性がある場合にのみ特定遊技発生確率の表示をすることでその確率表示の遊技上の意義を明確にすることも可能となる。
更に、第5の参考発明の説明によると、第1、第2、第3又は第4の参考発明の効果に加え、特定遊技発生確率の表示に対する信頼感を増すことが可能となる。また、特定遊技発生確率の表示に大当たりの予告をも兼ねさせることも可能となる。
また、第6の参考発明の説明によると、第1、第2、第3、第4又は第5の参考発明の効果に加え、特定遊技発生確率と大当たり遊技発生との相関性をある程度高めることで特定遊技発生確率の表示に対する期待度を増大させることが可能となる。
更に、第7の参考発明の説明によると、第1、第2、第3、第4、第5又は第6の参考発明の効果に加え、特定遊技発生確率と特定遊技発生との相関性をある程度高めることで特定遊技発生確率の表示に対する期待度を増大させることが可能となる。
また、第8の参考発明の説明によると、第1、第2、第3、第4、第5、第6又は第7の参考発明の効果に加え、特別図柄の表示と特定遊技判定結果の表示との関係を明確にすることが可能となる。
更に、第9の参考発明の説明によると、第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7又は第8の参考発明の効果に加え、特定遊技発生確率の表示に加え、従来の大当たり遊技発生予告を行うことも可能となる。
本発明の第一の実施の形態における機能ブロック図である。 本発明の第一、第三及び第四の実施の形態における盤面構成を模式的に示す正面図である。 本発明の各実施の形態における保留球数の加算処理を示すフローチャートである。 本発明の第一、第二及び第三の実施の形態における特別図柄の決定及び変動パターンの選択に係る処理を示すフローチャートである。 本発明の第一、第二、第三及び第四の実施の形態における変動パターンの例を示す模式図である。ただし、第二の実施の形態においては、特定遊技判定結果表示装置はないものとする。 本発明の第一、第二、第三及び第四の実施の形態における変動パターンの例を示す模式図である。ただし、第二の実施の形態においては、特定遊技判定結果表示装置はないものとする。 本発明の第一の実施の形態における変動処理及び特定遊技発生確率表示処理を示すフローチャートである。 本発明の第一、第二及び第三の実施の形態における変動パターンの例を示す模式図である。ただし、第二の実施の形態においては、特定遊技判定結果表示装置はないものとする。 本発明の第一、第二、第三及び第四の実施の形態における変動パターンの例を示す模式図である。ただし、第二の実施の形態においては、特定遊技判定結果表示装置はないものとする。 本発明の各実施の形態における特定遊技判定結果表示処理を示すフローチャートである。 本発明の第一、第三及び第四の実施の形態における特定遊技判定結果表示の例を示す模式図である。 本発明の第二の実施の形態における機能ブロック図である。 本発明の第二の実施の形態における盤面構成を模式的に示す正面図である。 本発明の第二の実施の形態における変動処理及び特定遊技発生確率表示処理を示すフローチャートである。 本発明の第二の実施の形態における特定遊技判定結果表示の例を示す模式図である。 本発明の第二の実施の形態における特定遊技判定結果表示の例を示す模式図である。 本発明の第三の実施の形態における機能ブロック図である。 本発明の第三の実施の形態における変動処理及び特定遊技発生確率表示処理を示すフローチャートである。 本発明の第四の実施の形態における機能ブロック図である。 本発明の第四の実施の形態における特別図柄の決定及び変動パターンの選択に係る処理を示すフローチャートである。 本発明の第四の実施の形態における変動処理及び特定遊技発生確率表示処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
(1)第一の実施の形態
第一の実施の形態においては、特定遊技発生確率の表示の有無の判定及び特定遊技発生確率の決定が別個の乱数を用いて行われる。また、特定遊技判定結果の表示は特定遊技判定結果表示装置95によって行われる。
(1−1)盤面外観
図2は、本発明の第一の実施の形態に係る弾球遊技機10の盤面10aの外観を正面図で示したものである。
盤面10aのほぼ中央には、液晶画面を有する画像表示装置90が設けられる。この画像表示装置90には、三桁の数字から成る特別図柄並びに演出に係る画像及び文字が表示される。
上記画像表示装置90の上方には、内蔵したランプにより「○」及び「×」を点灯表示する特定遊技判定結果表示装置95が設けられる。この特定遊技判定結果表示装置95の左方及び右方には計4個の特別保留ランプ12、12、12、12が設けられている。
上記画像表示装置90の下方には、遊技球が入賞可能な幅の開口部を有する始動口11が設けられている。この始動口11には、一対の回動可能な部材を有する拡大装置11aが設けられる。これらの各部材は、下部に回動軸を、また、上部に回動端を有している。すなわち、拡大装置11aは、各部材の回動端を開閉させるように回動可能となっている。この拡大装置11aは、通常時は遊技球1個は通過し得るが2個は同時には通過し得ない程度の幅を保っている。そして、所定の条件が満たされると、右側の部材は右方へ、また、左側の部材は左方へそれぞれ回動することで、落下してくる遊技球を拾うような形となる。その結果、始動口11への入賞が通常時に比べ容易となる。また、この始動口11には、遊技球の入賞を検知する図示しないセンサーが設けられている。
上記始動口11の下方には、アタッカーユニット14が取り付けられており、その一部が、後述の大当たり遊技の際に開放する大入賞口13となっている。また、このアタッカーユニット14の左右両端には、入賞口15、15が設けられている。更に、このアタッカーユニット14の前面には、7セグメント発光ダイオードによる普通図柄表示装置16が設けられるとともに、その周囲には4個の普通保留ランプ17、17、17、17が設けられている。この普通図柄表示装置16には、「5」、「6」及び「7」の三種類の数字から選ばれる一桁の数字から成る「普通図柄」が表示される。
前記画像表示装置90の左側には、遊技球が通過可能なスルーチャッカー18が設けられる。このスルーチャッカー18には、遊技球の通過を検知する図示しないセンサーが設けられている。
また、前記画像表示装置90の左方及び右方にも入賞口15、15が設けられる。更に、盤面10a下端には、上記始動口11、大入賞口13、及び各入賞口15、15、15、15のいずれにも入賞し得なかった遊技球が排出されるアウト口19が設けられている。
盤面10aには、上記以外にも、遊技球の落下方向に変化を付けるための風車及び釘(図示せず)が設けられている。また、盤面10aの前面は、図示しないガラス板で覆われている。更に、盤面10aの下方には図示しない弾球ハンドル、賞球払出口、球受け皿が位置している。
(1−2)遊技の概要
この弾球遊技機10における遊技の概要は、以下の通りである。
まず、前記弾球ハンドルを遊技者が操作することで、盤面10aに遊技球が弾球される。この遊技球は、前記各風車や釘等に接触しながら、盤面10aを落下する。そして、落下の過程で各入賞口15、15、15、15のいずれかに入賞すると、一の入賞につき前記賞球払出口から5球の賞球が遊技者に払い出される。
遊技球がスルーチャッカー18を通過すると、普通図柄表示装置16において普通図柄が変動を開始する。そして、通常の場合、変動が開始してから30秒が経過すると、変動の開始時点で既に決定されている所定の普通図柄が停止表示される。この停止表示される普通図柄が「7」であるときには、拡大装置11aが0.5秒間作動し、始動口11の幅が拡大することで、始動口11への入賞が容易となる。また、停止表示される普通図柄が「5」又は「6」のときには拡大装置11aは作動しないが、この場合でも、始動口11への入賞は可能である。なお、普通図柄表示装置16における変動表示の最中に遊技球がスルーチャッカー18を通過した場合には、普通保留ランプ17が最大4個まで点灯することとなっている。すなわち、この普通保留ランプ17の点灯個数に相当する回数だけ、以後の普通図柄表示装置16の作動が保証されることとなっている。
そして、始動口11への入賞があると、一の入賞につき前記賞球払出口から5球の賞球が遊技者に払い出されるのに加え、画像表示装置90においてリールの回転を模した特別図柄の変動が開始される。この変動は、左の桁、右の桁、そして中の桁の順に、一桁ずつ停止する。なお、ここでいう「停止」とは、完全に静止している状態のみを意味するのではなく、停止位置の前後で揺れるように表示されるいわゆる「揺れ変動」のように、完全には静止してはいないものの図柄の移り変わりがない状態をも含むものとする。そして、左及び右の二桁の図柄が停止した段階で両図柄が同一種類のものである状態を「リーチ」と称する。
三桁の図柄が全て停止した段階で、全ての図柄が同一種類のものである場合には、「当たり」となる。また、それ以外の場合には「ハズレ」となる。ここで、「当たり」に係る特別図柄、すなわち三桁が全て同一種類の図柄である特別図柄を、「当たり図柄」と称する。また、「ハズレ」に係る特別図柄、すなわち当たり図柄以外の特別図柄を「ハズレ図柄」と称する。更にこのハズレ図柄のうち、リーチ状態が発生する図柄、すなわち左及び右の二桁のみが同一種類の図柄である特別図柄を、「リーチハズレ図柄」と称し、これ以外のハズレ図柄を「通常ハズレ図柄と称する。
「当たり」の場合には、それ以後「大当たり遊技」が発生する。
大当たり遊技においては、普段は閉鎖している大入賞口13が開放する。大入賞口13への入賞があると、一の入賞につき前記賞球払出口から15球の賞球が遊技者に払い出される。この大入賞口13は、開放して30秒経過するか、又は10球の入賞があるかのいずれかにより一旦閉鎖する。そして、この大入賞口13が開放している間に、この大入賞口13の内部に設けられている図示しないVゾーンへの入賞があると、大入賞口13は一旦閉鎖した後、再度開放することとなっている。これにより、大入賞口13の開放は、最大16回連続することが可能となっている。また、大入賞口13が16回開放し終えるか、又は大入賞口13の開放中に上記Vゾーンへの入賞がなかった場合には、この大当たり遊技は終了する。
大当たり遊技の終了後、特定遊技判定結果表示装置95の「○」及び「×」のランプが複数回交互に点滅を繰り返す。そして最終的に抽選により定められた一方のランプのみが点灯することとなる。ここで、「○」のランプが点灯した場合には、以後の遊技が特定遊技である「確率変動遊技」となる。ここで、確率変動遊技とは、そうでない遊技(「通常遊技」と称する。)に比べ、普通図柄表示装置16に「7」の図柄が表示される確率が高く、また、その際の拡大装置11aの作動時間も3秒と長くなっている。更に、確率変動遊技においては、通常遊技に比べ「当たり」の発生確率自体も高くなっている。たとえば、通常遊技での「当たり」の発生確率が300分の1であるのに対し、確率変動遊技では60分の1となっている。確率変動遊技は、次に「当たり」が発生するまで継続することとなっている。
なお、画像表示装置90において図柄の変動が継続している間に遊技球が始動口11に入賞した場合には、特別保留ランプ12が最大4個まで点灯することとなっている。すなわち、この特別保留ランプ12が点灯している個数(以下、「保留球数」とする。)に相当する回数だけ、以後の画像表示装置90における図柄の変動が保証されることとなっている。
(1−3)機能ブロック
以下、本実施の形態における画像表示装置90及び特定遊技判定結果表示装置95の制御に係る部分の機能を図1の機能ブロック図を参照しつつ説明する。
本実施の形態に係る弾球遊技機10においては、CPU、RAM、ROM等を備えた制御装置が、弾球遊技機10の遊技全体を司る遊技制御手段20として機能している。すなわち、制御部であるCPUが、ROMに記載されているプログラム及びデータの一部をRAMに一時的に記憶させ、そのプログラム及びデータの一部に従った処理を実行する。遊技制御手段20は、始動口11への遊技球の入賞を認識するとともに、以下の各手段として機能し、画像表示装置90及び特定遊技判定結果表示装置95を制御する。
(1−3−1)乱数発生手段
乱数発生手段25は、CPUによる処理とは無関係に1秒間に七百万回程度パルスを発生する発信部と、このパルスを認識して加算するカウンタとから構成される。すなわち、このカウンタに加算されていく数値が乱数値として取り扱われる。カウンタは、0から始まる数値を1ずつ加算し、16383に達すると再び数値を0に戻しそこからまた1ずつ加算する。
(1−3−2)乱数抽出手段
乱数抽出手段30は、以下の各手段として機能する。
当たり判定乱数抽出手段31は、始動口11への遊技球の入賞を契機として、乱数発生手段25から乱数値を抽出し、この乱数値を当たり判定乱数としてRAMに一時的に記憶させる。ここで、「当たり判定乱数」とは、大当たり遊技が発生するか否かを決定するために用いられるものをいう。
特別図柄抽選乱数抽出手段32は、画像表示装置90において特別図柄の変動表示がされる前に、乱数発生手段25から乱数値を抽出し、この乱数値を特別図柄抽選乱数としてRAMに一時的に記憶させる。ここで、「特別図柄抽選乱数」とは、上記当たり判定乱数の値にかかわらず、停止表示される特別図柄の種類を抽選するために用いられる乱数をいう。
この特別図柄抽選乱数抽出手段32は、実際には以下の当たり図柄乱数抽出手段33及びハズレ図柄乱数抽出手段34として機能する。
当たり図柄乱数抽出手段33は、画像表示装置90において特別図柄の変動表示がされる前に、1個の乱数を乱数発生手段25から抽出し、これを当たり図柄乱数としてRAMに一時的に記憶させる。ここで、「当たり図柄乱数」とは、「当たり」の場合に停止表示される当たり図柄の種類を決定するために用いられる特別図柄抽選乱数をいう。
ハズレ図柄乱数抽出手段34は、画像表示装置90において特別図柄の変動表示がされる前に、3個の乱数を乱数発生手段25から抽出し、これらをハズレ図柄乱数としてRAMに一時的に記憶させる。ここで、「ハズレ図柄乱数」とは、「ハズレ」の場合に停止表示されるハズレ図柄の種類を決定するために用いられる特別図柄抽選乱数をいう。なお、3個のハズレ図柄乱数はそれぞれ各桁の図柄に対応している。
変動パターン乱数抽出手段35は、画像表示装置90において特別図柄の変動表示がされる前に、1個の乱数を乱数発生手段25から抽出し、これを変動パターン乱数としてRAMに一時的に記憶させる。ここで、「変動パターン乱数」とは、特別図柄の変動の態様(たとえば、各桁における変動の開始から停止までの時間、又は再変動の有無等)を表す「変動パターン」の決定に用いられる乱数をいう。
特定遊技判定乱数抽出手段36は、始動口11への遊技球の入賞を認識して、乱数発生手段25から乱数値を抽出し、この乱数値を特定遊技判定乱数としてRAMに一時的に記憶させる。ここで、「特定遊技判定乱数」とは、特定遊技たる確率変動遊技の発生の有無を判定するために用いられる乱数をいう。
特定遊技発生確率表示乱数抽出手段37は、画像表示装置90において当たり図柄の変動表示がされる前に、1個の乱数を乱数発生手段25から抽出し、これを特定遊技発生確率表示乱数としてRAMに一時的に記憶させる。ここで「特定遊技発生確率表示乱数」とは、下記の特定遊技発生確率を表示させるか否かの決定に用いられる乱数をいう。
特定遊技発生確率乱数抽出手段38は、画像表示装置90において当たり図柄の変動表示がされる前に、1個の乱数を乱数発生手段25から抽出し、これを特定遊技発生確率乱数としてRAMに一時的に記憶させる。ここで「特定遊技発生確率乱数」とは、確率変動遊技の発生の可能性を数値で表現した「特定遊技発生確率」を決定するのに用いられる乱数をいう。
(1−3−3)当たり判定手段
当たり判定手段40は、前記当たり判定乱数をROM上の当たり判定テーブル41と比較して、「当たり」か「ハズレ」かを抽選する。
(1−3−4)特別図柄抽選手段
上記当たり判定手段40による抽選の結果「当たり」となった場合、特別図柄抽選手段42は、前記当たり図柄乱数をROM上の当たり図柄判定テーブル43と比較して、該当する当たり図柄を決定する。
一方、上記当たり判定手段40による抽選の結果「ハズレ」となった場合、特別図柄抽選手段42は、前記ハズレ図柄乱数をROM上のハズレ図柄判定テーブル44と比較して、該当するハズレ図柄を決定する。なお、3個のハズレ図柄乱数により決定された特別図柄が当たり図柄に該当する場合には、そのうちの一の図柄を他の図柄に変更することとなっている。
(1−3−5)変動パターン決定手段
変動パターン決定手段45は、前記変動パターン乱数をROM上の変動パターン判定テーブル46と比較して、該当する変動パターンを決定する。
(1−3−6)特定遊技判定手段
特定遊技判定手段50は、前記特定遊技判定乱数をROM上の特定遊技判定テーブル51と比較して、該当する判定結果、すなわち、確率変動遊技が発生するか否かに係る判定結果である「特定遊技判定結果」を決定する。
(1−3−7)特定遊技発生確率表示判定手段
特定遊技発生確率表示判定手段55は、前記特定遊技発生確率表示乱数をROM上の特定遊技発生確率表示判定テーブル56と比較して、特定遊技発生確率の表示を行うか否かを決定する。
(1−3−8)特定遊技発生確率決定手段
特定遊技発生確率決定手段60は、前記特定遊技発生確率乱数をROM上の特定遊技発生確率決定テーブル61と比較して、該当する特定遊技発生確率を決定する。
(1−3−9)特別図柄表示手段
特別図柄表示手段70は、前記特別図柄抽選手段42により決定された特別図柄を、前記変動パターン決定手段45により決定された変動パターンに従って、画像表示装置90上で変動表示させる。
(1−3−10)特定遊技発生確率表示手段
特定遊技発生確率表示手段75は、前記特定遊技発生確率表示判定手段55により特定遊技発生確率の表示を行う旨の決定が行われた場合に、前記特定遊技発生確率決定手段60により決定された特定遊技発生確率を画像表示装置90上で表示する。
(1−3−11)特定遊技判定結果表示手段
特定遊技判定結果表示手段80は、前記特定遊技判定結果を、特定遊技判定結果表示装置95によって表示する。
(1−4)処理手順
以下、本実施の形態における画像表示装置90及び特定遊技判定結果表示装置95の制御に関する処理手順について、図3、図4、図7及び図10に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
処理手順は、図3に示す保留球数の加算処理と、図4,図7及び図10に示す特別図柄の変動表示、特定遊技発生確率表示及び特定遊技判定結果表示に係る処理とに分けられる。これらの二つの処理は同時に並行して行われ、一方の処理で変化した保留球数は、他方の処理において影響を与えることとなっている。
(1−4−1)保留球数加算
保留球数の加算処理においては、まず、図3のS100に示す段階において、始動口11への入賞を遊技制御手段20が認識したか否かが判断される。認識していない間は、認識するまでこの段階が繰り返される。一方、認識した場合は、S110に示す段階へ進む。
S110に示す段階においては、当たり判定乱数抽出手段31が、乱数発生手段25が示す乱数値を当たり判定乱数として抽出する。また、特定遊技判定乱数抽出手段36が、乱数発生手段25が示す乱数値を特定遊技判定乱数として抽出する。なお、当たり判定乱数抽出手段31と特定遊技判定乱数抽出手段36とは異なるタイミングで乱数値を抽出する。そして、S120に示す段階へ進む。
S120に示す段階においては、保留球数が4に達しているか否かが判断される。達している場合には、これ以上の保留球数の加算は行われずにS150に示す段階へ進み、所定の賞球払出処理が行われた後、本処理は終了する。すなわち、保留球数が4に達している場合には、抽出された当たり判定乱数及び特定遊技判定乱数はもはや使用されることはない。なお、本処理の終了後、ソフトウェアリセットを経て直ちに再びS100に示す段階から本処理が開始されることとなっている。
一方、S120に示す段階において、保留球数が4に達していない場合、すなわち、保留球数が0から3までのいずれかの場合には、S130に示す段階に進む。
S130に示す段階においては、保留球数に1が加算される。ここで加算された保留球数は、後述の図4のS200aに示す段階に影響を与えることとなる。そして、S140に示す段階へ進む。
S140に示す段階においては、前記S110に示す段階で抽出された当たり判定乱数及び特定遊技判定乱数がRAMに一時的に記憶される。なお、このRAMには、保留球数に対応して、各々最大4個の当たり判定乱数及び特定遊技判定乱数が、その抽出された順序を認識可能な形式で記憶されることとなっている。
そして、S150に示す段階へ進み、所定の賞球払出処理を経て、本処理は終了する。なお、本処理の終了後、ソフトウェアリセットを経て直ちに再びS100に示す段階から本処理が開始されることとなっている。
(1−4−2)特別図柄決定及び変動パターン選択
特別図柄の決定及び変動パターンの選択に当たっては、まず、図4のS200aに示す段階において、保留球数が1以上であるか否かが判断される。1以上でない場合、すなわち0の場合は、本処理は終了する。なお、本処理の終了後、ソフトウェアリセットを経て直ちにS200aに示す段階から本処理が開始されることとなっている。
一方、保留球数が1以上である場合には、S210aに示す段階へ進む。
S210aに示す段階においては、保留球数から1が減算される。ここで減算された保留球数は、先述の図3のS120に示す段階に影響を与えることとなる。そして、S220aに示す段階へ進む。
S220aに示す段階においては、当たり図柄乱数抽出手段33が、乱数発生手段25から乱数を抽出し、これを当たり図柄乱数としてRAMに一時的に記憶させる。また、ハズレ図柄乱数抽出手段34が、乱数発生手段25から乱数を3個抽出し、これらをハズレ図柄乱数としてRAMに一時的に記憶させる。更に、変動パターン乱数抽出手段35が、乱数発生手段25から乱数を抽出し、これを変動パターン乱数としてRAMに一時的に記憶させる。そして、S230aに示す段階へ進む。
S230aに示す段階においては、当たり判定手段40が、RAMに最先に記憶されている当たり判定乱数(図3のS140参照)を参照する。そして、S240aに示す段階へ進む。
S240aに示す段階においては、当たり判定手段40が、当該遊技が特定遊技であるか否かのフラグ(後述の図10のS420又はS440に示す段階を参照)を参照して、上記S230aに示す段階で参照した当たり判定乱数を、ROM上の当該フラグに対応した当たり判定テーブル41と比較して、「当たり」であるか又は「ハズレ」であるかを判定する。なお、この判定の後、当該当たり判定乱数はRAMから消去される。
(1−4−2−1)「ハズレ」の場合
S240aに示す段階における判定が「ハズレ」である場合には、S250aに示す段階へ進む。この段階においては、特別図柄抽選手段42が、RAMに記憶されているハズレ図柄乱数をROM上のハズレ図柄判定テーブル44と比較して、該当するハズレ図柄が特別図柄として決定される。なお、このS250aに示す段階へ進んだ場合には、当たり図柄乱数は使用されないこととなる。そして、S260aに示す段階へ進む。
S260aに示す段階においては、変動パターン決定手段45が、当該ハズレ図柄が通常ハズレ図柄であるかリーチハズレ図柄であるかを判断する。
(1−4−2−1−1)通常ハズレ図柄
S260aに示す段階において通常ハズレ図柄と判断された場合には、S261aに示す段階へ進む。この段階においては、変動パターン決定手段45が、RAMに記憶されている変動パターン乱数をROM上の変動パターン判定テーブル46と比較して、該当する通常ハズレ図柄の変動パターンを決定する。そして、S265aに示す段階へ進む。
S265aに示す段階においては、特別図柄表示手段70が、決定された通常ハズレ図柄及び変動パターンに従って、画像表示装置90上における図柄の変動処理を実行する。この図柄の変動処理の一例を図5に示す。この例では、通常ハズレ図柄として「543」が決定されたものとする。なお、図5における下向きの矢印は、図柄が上から下へ高速で変動していることを示す。
まず、画像表示装置90上には、前回の特別図柄が停止表示されている。また、特定遊技判定結果表示装置95には、前回の特定遊技判定結果である「×」が点灯している(図5A)。そして、全ての桁で図柄の変動が開始される(図5B)。その後、最初に左の桁で「5」が停止表示され(図5C)、次いで右の桁に「3」が(図5D)、そして最後に中の桁に「4」が順次停止表示され、最終的に通常ハズレ図柄の「543」が停止表示されることとなる(図5E)。なお、本例では特定遊技判定結果表示装置95は前回の特定遊技判定結果を表示したままである。
図柄の変動処理が終了すると、本処理は終了する。なお、本処理の終了後、ソフトウェアリセットを経て直ちに図4のS200aに示す段階から再び本処理が開始されることとなっている。
(1−4−2−1−2)リーチハズレ図柄
一方、図4のS260aに示す段階においてリーチハズレ図柄と判断された場合には、S262aに示す段階へ進む。この段階においては、変動パターン決定手段45が、RAMに記憶されている変動パターン乱数をROM上の変動パターン判定テーブル46と比較して、該当するリーチハズレ図柄の変動パターンを決定する。そして、S265aに示す段階へ進む。
S265aに示す段階においては、特別図柄表示手段70が、決定されたリーチハズレ図柄及び変動パターンに従って、画像表示装置90上における図柄の変動処理を実行する。この図柄の変動処理の一例を図6に示す。この例では、リーチハズレ図柄として「545」が決定されたものとする。なお、図6における下向きの矢印は、図柄が上から下へ高速で変動していることを示す。
まず、画像表示装置90上には、前回の特別図柄が停止表示されている。また、特定遊技判定結果表示装置95には、前回の特定遊技判定結果である「×」が点灯している(図6A)。そして、全ての桁で図柄の変動が開始される(図6B)。その後、最初に左の桁で「5」が停止表示され(図6C)、次いで右の桁に「5」が停止表示され、この段階で「リーチ」となる(図6D)。そして最後に中の桁に「4」が停止表示され(図6E)、最終的にリーチハズレ図柄の「545」が所定の演出とともに停止表示されることとなる(図6F)。なお、本例では特定遊技判定結果表示装置95は前回の特定遊技判定結果を表示したままである。
図柄の変動処理が終了すると、本処理は終了する。なお、本処理の終了後、ソフトウェアリセットを経て直ちに再び図4のS200aに示す段階から本処理が開始されることとなっている。
(1−4−2−2)「当たり」の場合
一方、図4のS240aに示す段階における判定が「当たり」である場合には、S270aに示す段階へ進む。この段階においては、特別図柄抽選手段42が、RAMに記憶されている当たり図柄乱数をROM上の当たり図柄判定テーブル43と比較して、該当する当たり図柄が特別図柄として決定される。なお、このS270aに示す段階へ進んだ場合には、ハズレ図柄乱数は使用されないこととなる。そして、S280aに示す段階へ進む。
S280aに示す段階においては、変動パターン決定手段45が、RAMに記憶されている変動パターン乱数をROM上の変動パターン判定テーブル46と比較して、該当する当たり図柄の変動パターンを決定する。そして、図7のS300aに示す段階へ進む。
(1−4−3)変動処理及び特定遊技発生確率表示処理
図7のS300aに示す段階においては、特定遊技発生確率表示乱数抽出手段37が、乱数発生手段25から乱数を抽出し、これを特定遊技発生確率表示乱数としてRAMに一時的に記憶させる。そして、S310aに示す段階へ進む。
S310aに示す段階においては、特定遊技発生確率表示判定手段55が、上記特定遊技発生確率表示乱数をROM上の特定遊技発生確率表示判定テーブル56と比較し、特定遊技発生確率を表示するか否かを判定する。
(1−4−3−1)特定遊技発生確率表示なし
S310aに示す段階において特定遊技発生確率は表示しない旨の判定がされた場合には、S320aに示す段階へ進む。
S320aに示す段階においては、特別図柄表示手段70が、決定された当たり図柄及び変動パターンに従って、画像表示装置90上における図柄の変動処理を実行する。この図柄の変動処理の一例を図8に示す。この例では、当たり図柄として「555」が決定されたものとする。なお、図8における下向きの矢印は、図柄が上から下へ高速で変動していることを示す。
まず、画像表示装置90上には、前回の特別図柄が停止表示されている。また、特定遊技判定結果表示装置95には、前回の特定遊技判定結果である「×」が点灯している(図8A)。そして、全ての桁で図柄の変動が開始される(図8B)。その後、最初に左の桁で「5」が停止表示され(図8C)、次いで右の桁に「5」が停止表示され、この段階で「リーチ」となる(図8D)。そして最後に中の桁に「5」が停止表示され、最終的に当たり図柄の「555」が所定の演出とともに停止表示されることとなる(図8E)。
図柄の変動処理が終了すると、図7のS390aに示す段階に進み、大当たり遊技が開始される。大当たり遊技が終了すると、図10のS400に示す段階へ進む。
(1−4−3−2)特定遊技発生確率表示あり
一方、図7のS310aにおいて特定遊技発生確率を表示する旨の判定がされた場合には、S330aに示す段階へ進む。
S330aに示す段階においては、特定遊技発生確率乱数抽出手段38が、乱数発生手段25から乱数を抽出し、これを特定遊技発生確率乱数としてRAMに一時的に記憶させる。そして、S340aに示す段階へ進む。
S340aに示す段階においては、特定遊技判定手段50が、RAMに最先に記憶されている特定遊技判定乱数(図3のS140参照)を参照する。そして、S350aに示す段階へ進む。
S350aに示す段階においては、特定遊技判定手段50が、上記S340aに示す段階で参照した特定遊技判定乱数を、ROM上の特定遊技判定テーブル51と比較して、特定遊技、すなわち確率変動遊技を行うか否かを判定する。
確率変動遊技を行う旨の判定がされた場合には、S360aに示す段階へ進み、特定遊技発生確率決定手段60が、S330aで抽出された特定遊技発生確率乱数をROM上の、特定遊技が発生する場合の特定遊技発生確率決定テーブル61と比較し、特定遊技用の特定遊技発生確率を決定した上で、S380aに示す段階へ進む。
一方、確率変動遊技は行わない旨の判定がされた場合には、S370aに示す段階へ進み、特定遊技発生確率決定手段60が、S330aで抽出された特定遊技発生確率乱数をROM上の、特定遊技が発生しない場合の特定遊技発生確率決定テーブル61と比較し、通常遊技用の特定遊技発生確率を決定した上で、S380aに示す段階へ進む。
S380aに示す段階においては、特別図柄表示手段70が、決定された当たり図柄及び変動パターンに従って、画像表示装置90上における図柄の変動処理を実行する。同時に、特定遊技発生確率表示手段75が、選択された特定遊技発生確率に従って、画像表示装置90上で特定遊技発生確率表示処理を実行する。この図柄の変動処理及び特定遊技発生確率表示処理の一例を図9に示す。この例では、当たり図柄として「555」が決定されたものとする。なお、図9における下向きの矢印は、図柄が上から下へ高速で変動していることを示す。
まず、画像表示装置90上には、前回の特別図柄が停止表示されている。また、特定遊技判定結果表示装置95には、前回の特定遊技判定結果である「×」が点灯している(図9A)。そして、全ての桁で図柄の変動が開始される(図9B)。その後、最初に左の桁で「5」が停止表示され(図9C)、次いで右の桁に「5」が停止表示され、この段階で「リーチ」となる(図9D)。ここで、画像表示装置90の画面上部に特定遊技発生確率が表示される(図9E)。特定遊技発生確率は、この特定遊技発生確率表示の数値のバリエーションとして表される。そして最後に中の桁に「5」が停止表示され、最終的に当たり図柄の「555」が所定の演出とともに停止表示されることとなる(図9F)。
図柄の変動処理及び特定遊技発生確率表示処理が終了すると、図7のS390aに示す段階に進み、大当たり遊技が開始される。大当たり遊技が終了すると、図10のS400に示す段階へ進む。
(1−4−4)特定遊技判定結果表示処理
図10のS400に示す段階においては、特定遊技判定手段50が、RAMに最先に記憶されている特定遊技判定乱数(図3のS140参照)を参照する。そして、S405に示す段階へ進む。
S405に示す段階においては、特定遊技判定手段50が、上記S400に示す段階で参照した特定遊技判定乱数を、ROM上の特定遊技判定テーブル51と比較して、特定遊技、すなわち確率変動遊技を行うか否かを判定する。なお、この判定の後、当該特定遊技判定乱数はRAMから消去される。
(1−4−4−1)特定遊技
S405に示す段階において、特定遊技を行う旨の特定遊技判定結果であったと判定された場合には、S410に示す段階へ進み、特定遊技判定結果表示手段80により、特定遊技判定結果表示装置95に当該特定遊技判定結果が表示される。その例を図11A及び図11Bを参照しつつ説明する。
大当たり遊技の終了後、特定遊技判定結果表示装置95のランプの「○」及び「×」がいずれも一旦消灯する。画像表示装置90上には、所定の演出が表示される(図11A)。次いで、特定遊技判定結果表示装置95のランプが、「○」及び「×」で交互に点灯する。そして、しばし点滅を繰り返した後、特定遊技を行う旨の特定遊技判定結果である「○」のランプが点灯する(図11B)。
特定遊技判定結果の表示が済むと、図10のS420に示す段階へ進む。
S420に示す段階においては、以後の遊技が特定遊技、すなわち確率変動遊技である旨を示すフラグがセットされる。ちなみに、このフラグがセットされている場合の当たり判定テーブル41は、通常遊技に比べ「当たり」が高確率に発生するように設定されている。そして、本処理は終了する。なお、本処理の終了後、ソフトウェアリセットを経て直ちに再び図4のS200aに示す段階から本処理が開始されることとなっている。
(1−4−4−2)通常遊技
一方、図10のS405に示す段階において、特定遊技は行わない旨の特定遊技判定結果であったと判断された場合には、S430に示す段階へ進み、特定遊技判定結果表示手段80により、特定遊技判定結果表示装置95に当該特定遊技判定結果が表示される。その例を図11C及び図11Dを参照しつつ説明する。
大当たり遊技の終了後、特定遊技判定結果表示装置95のランプの「○」及び「×」がいずれも一旦消灯する。画像表示装置90上には、所定の演出が表示される(図11C)。次いで、特定遊技判定結果表示装置95のランプが、「○」及び「×」で交互に点灯する。そして、しばし点滅を繰り返した後、特定遊技は行わない旨の特定遊技判定結果である「×」のランプが点灯する(図11D)。
特定遊技判定結果の表示が済むと、図10のS440に示す段階へ進む。
S440に示す段階においては、以後の遊技が通常遊技である旨を示すフラグがセットされる。そして、本処理は終了する。なお、本処理の終了後、ソフトウェアリセットを経て直ちに再び図4のS200aに示す段階から本処理が開始されることとなっている。
(2)第二の実施の形態
第二の実施の形態においては、特定遊技発生確率の表示の有無の判定及び特定遊技発生確率の決定が別個の乱数を用いて行われる。また、特定遊技判定結果の表示は画像表示装置90によって行われる。
(2−1)盤面外観
図13は、本発明の第二の実施の形態に係る弾球遊技機10の盤面10aの外観を正面図で示したものである。
盤面10aのほぼ中央には、液晶画面を有する画像表示装置90が設けられる。この画像表示装置90の上方には計4個の特別保留ランプ12、12、12、12が設けられている。
上記画像表示装置90の下方には、遊技球が入賞可能な幅の開口部を有する始動口11が設けられている。この始動口11には、一対の回動可能な部材を有する拡大装置11aが設けられる。これらの各部材は、下部に回動軸を、また、上部に回動端を有している。すなわち、拡大装置11aは、各部材の回動端を開閉させるように回動可能となっている。この拡大装置11aは、通常時は遊技球1個は通過し得るが2個は同時には通過し得ない程度の幅を保っている。そして、所定の条件が満たされると、右側の部材は右方へ、また、左側の部材は左方へそれぞれ回動することで、落下してくる遊技球を拾うような形となる。その結果、始動口11への入賞が通常時に比べ容易となる。また、この始動口11には、遊技球の入賞を検知する図示しないセンサーが設けられている。
上記始動口11の下方には、アタッカーユニット14が取り付けられており、その一部が、後述の大当たり遊技の際に開放する大入賞口13となっている。また、このアタッカーユニット14の左右両端には、入賞口15、15が設けられている。更に、このアタッカーユニット14の前面には、7セグメント発光ダイオードによる普通図柄表示装置16が設けられるとともに、その周囲には4個の普通保留ランプ17、17、17、17が設けられている。この普通図柄表示装置16には、「5」、「6」及び「7」の三種類の数字から選ばれる一桁の数字から成る「普通図柄」が表示される。
前記画像表示装置90の左側には、遊技球が通過可能なスルーチャッカー18が設けられる。このスルーチャッカー18には、遊技球の通過を検知する図示しないセンサーが設けられている。
また、前記画像表示装置90の左方及び右方にも入賞口15、15が設けられる。更に、盤面10a下端には、上記始動口11、大入賞口13、及び各入賞口15、15、15、15のいずれにも入賞し得なかった遊技球が排出されるアウト口19が設けられている。
盤面10aには、上記以外にも、遊技球の落下方向に変化を付けるための風車及び釘(図示せず)が設けられている。また、盤面10aの前面は、図示しないガラス板で覆われている。更に、盤面10aの下方には図示しない弾球ハンドル、賞球払出口、球受け皿が位置している。
(2−2)遊技の概要
この弾球遊技機10における遊技の概要は、以下の通りである。
まず、前記弾球ハンドルを遊技者が操作することで、盤面10aに遊技球が弾球される。この遊技球は、前記各風車や釘等に接触しながら、盤面10aを落下する。そして、落下の過程で各入賞口15、15、15、15のいずれかに入賞すると、一の入賞につき前記賞球払出口から5球の賞球が遊技者に払い出される。
遊技球がスルーチャッカー18を通過すると、普通図柄表示装置16において普通図柄が変動を開始する。そして、通常の場合、変動が開始してから30秒が経過すると、変動の開始時点で既に決定されている所定の普通図柄が停止表示される。この停止表示される普通図柄が「7」であるときには、拡大装置11aが0.5秒間作動し、始動口11の幅が拡大することで、始動口11への入賞が容易となる。また、停止表示される普通図柄が「5」又は「6」のときには拡大装置11aは作動しないが、この場合でも、始動口11への入賞は可能である。なお、普通図柄表示装置16における変動表示の最中に遊技球がスルーチャッカー18を通過した場合には、普通保留ランプ17が最大4個まで点灯することとなっている。すなわち、この普通保留ランプ17の点灯個数に相当する回数だけ、以後の普通図柄表示装置16の作動が保証されることとなっている。
そして、始動口11への入賞があると、一の入賞につき前記賞球払出口から5球の賞球が遊技者に払い出されるのに加え、画像表示装置90においてリールの回転を模した特別図柄の変動が開始される。この変動は、左の桁、右の桁、そして中の桁の順に、一桁ずつ停止する。なお、ここでいう「停止」とは、完全に静止している状態のみを意味するのではなく、停止位置の前後で揺れるように表示されるいわゆる「揺れ変動」のように、完全には静止してはいないものの図柄の移り変わりがない状態をも含むものとする。そして、左及び右の二桁の図柄が停止した段階で両図柄が同一種類のものである状態を「リーチ」と称する。
三桁の図柄が全て停止した段階で、全ての図柄が同一種類のものである場合には、「当たり」となる。また、それ以外の場合には「ハズレ」となる。ここで、「当たり」に係る特別図柄、すなわち三桁が全て同一種類の図柄である特別図柄を、「当たり図柄」と称する。また、「ハズレ」に係る特別図柄、すなわち当たり図柄以外の特別図柄を「ハズレ図柄」と称する。更にこのハズレ図柄のうち、リーチ状態が発生する図柄、すなわち左及び右の二桁のみが同一種類の図柄である特別図柄を、「リーチハズレ図柄」と称し、これ以外のハズレ図柄を「通常ハズレ図柄と称する。
「当たり」の場合には、それ以後「大当たり遊技」が発生する。
大当たり遊技においては、普段は閉鎖している大入賞口13が開放する。大入賞口13への入賞があると、一の入賞につき前記賞球払出口から15球の賞球が遊技者に払い出される。この大入賞口13は、開放して30秒経過するか、又は10球の入賞があるかのいずれかにより一旦閉鎖する。そして、この大入賞口13が開放している間に、この大入賞口13の内部に設けられている図示しないVゾーンへの入賞があると、大入賞口13は一旦閉鎖した後、再度開放することとなっている。これにより、大入賞口13の開放は、最大16回連続することが可能となっている。また、大入賞口13が16回開放し終えるか、又は大入賞口13の開放中に上記Vゾーンへの入賞がなかった場合には、この大当たり遊技は終了する。
大当たり遊技の終了後、画像表示装置90に三桁の「特定遊技判定図柄」が表示される。この特定遊技判定図柄の各桁の図柄は、「1」から「5」までの五種類の数字から成る。そして、特別図柄と同様の変動が実行される。ただし、常に「111」、「222」、「333」、「444」、「555」、「112」、「223」、「334」、「445」及び「551」の十種類のうちのいずれかで停止表示され、また、三桁の図柄は、左、中、右の順に停止することとなっている。
そして、停止表示された特定遊技判定図柄が、上記十種類のうち最初の五種類のうちのいずれかである場合には、以後の遊技が特定遊技である「確率変動遊技」となる。ここで、確率変動遊技とは、そうでない遊技(「通常遊技」と称する。)に比べ、普通図柄表示装置16に「7」の図柄が表示される確率が高く、また、その際の拡大装置11aの作動時間も3秒と長くなっている。更に、確率変動遊技においては、通常遊技に比べ「当たり」の発生確率自体も高くなっている。たとえば、通常遊技での「当たり」の発生確率が300分の1であるのに対し、確率変動遊技では60分の1となっている。確率変動遊技は、次に「当たり」が発生するまで継続することとなっている。
なお、画像表示装置90において図柄の変動が継続している間に遊技球が始動口11に入賞した場合には、特別保留ランプ12が最大4個まで点灯することとなっている。すなわち、この特別保留ランプ12が点灯している個数(以下、「保留球数」とする。)に相当する回数だけ、以後の画像表示装置90における図柄の変動が保証されることとなっている。
(2−3)機能ブロック
以下、本実施の形態における画像表示装置90の制御に係る部分の機能を図12の機能ブロック図を参照しつつ説明する。
本実施の形態に係る弾球遊技機10においては、CPU、RAM、ROM等を備えた制御装置が、弾球遊技機10の遊技全体を司る遊技制御手段20として機能している。すなわち、制御部であるCPUが、ROMに記載されているプログラム及びデータの一部をRAMに一時的に記憶させ、そのプログラム及びデータの一部に従った処理を実行する。遊技制御手段20は、始動口11への遊技球の入賞を認識するとともに、以下の各手段として機能し、画像表示装置90を制御する。
(2−3−1)乱数発生手段
乱数発生手段25については、前記の(1−3−1)と同様である。
(2−3−2)乱数抽出手段
乱数抽出手段30については、前記の(1−3−2)と同様である。
(2−3−3)当たり判定手段
当たり判定手段40については、前記の(1−3−3)と同様である。
(2−3−4)特別図柄抽選手段
特別図柄抽選手段42については、前記の(1−3−4)と同様である。
(2−3−5)変動パターン決定手段
変動パターン決定手段45については、前記の(1−3−5)と同様である。
(2−3−6)特定遊技判定手段
特定遊技判定手段50については、前記の(1−3−6)とほぼ同様である。ただし、特定遊技判定結果の決定に加え、当該特定遊技判定結果に対応する特定遊技判定図柄も抽選により決定することとなっている。
(2−3−7)特定遊技発生確率表示判定手段
特定遊技発生確率表示判定手段55については、前記の(1−3−7)と同様である。
(2−3−8)特定遊技発生確率決定手段
特定遊技発生確率決定手段60については、前記の(1−3−8)と同様である。
(2−3−9)特別図柄表示手段
特別図柄表示手段70については、前記の(1−3−9)と同様である。
(2−3−10)特定遊技発生確率表示手段
特定遊技発生確率表示手段75については、前記の(1−3−10)と同様である。
(2−3−11)特定遊技判定結果表示手段
特定遊技判定結果表示手段80は、前記特定遊技判定手段50により決定された特定遊技判定結果及び特定遊技判定図柄を、画像表示装置90によって表示する。
(2−4)処理手順
以下、本実施の形態における画像表示装置90の制御に関する処理手順について、図3、図4、図14及び図10に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
処理手順は、図3に示す保留球数の加算処理と、図4,図14及び図10に示す特別図柄の変動表示、特定遊技発生確率表示及び特定遊技判定結果表示に係る処理とに分けられる。これらの二つの処理は同時に並行して行われ、一方の処理で変化した保留球数は、他方の処理において影響を与えることとなっている。
(2−4−1)保留球数加算
保留球数の加算処理については、前記の(1−4−1)と同様である(図3参照)。
(2−4−2)特別図柄決定及び変動パターン選択
特別図柄の決定及び変動パターンの選択については、前記の(1−4−2)とほぼ同様である(図4参照)。ただし、図4のS265a及びS280aに示す段階が異なるので、これらの段階について説明する。
S265aに示す段階においては、特別図柄表示手段70が、決定された通常ハズレ図柄又はリーチハズレ図柄及び変動パターンに従って、画像表示装置90上における図柄の変動処理を実行する。この図柄の変動処理の例は、通常ハズレ図柄の場合は図5に、また、リーチハズレ図柄の場合は図6にそれぞれ準じて行われる。したがって、その説明は前記(1−4−2−1−1)及び(1−4−2−1−2)をそれぞれ参照されたい。ただし、両図においては、特定遊技判定結果表示装置95はないものとする。
また、図4のS280aに示す段階からは、図14のS300bに示す段階へ進むものとする。
(2−4−3)変動処理及び特定遊技発生確率表示処理
図14のS300bに示す段階においては、特定遊技発生確率表示乱数抽出手段37が、乱数発生手段25から乱数を抽出し、これを特定遊技発生確率表示乱数としてRAMに一時的に記憶させる。そして、S310bに示す段階へ進む。
S310bに示す段階においては、特定遊技発生確率表示判定手段55が、上記特定遊技発生確率表示乱数をROM上の特定遊技発生確率表示判定テーブル56と比較し、特定遊技発生確率を表示するか否かを決定する。
(2−4−3−1)特定遊技発生確率表示なし
S310bに示す段階において特定遊技発生確率は表示しない旨の判定がされた場合には、S320bに示す段階へ進む。
S320bに示す段階においては、特別図柄表示手段70が、決定された当たり図柄及び変動パターンに従って、画像表示装置90上における図柄の変動処理を実行する。この図柄の変動処理の一例は、図8に準じて行われる。したがって、その説明は前記(1−4−3−1)を参照されたい。ただし、同図においては、特定遊技判定結果表示装置95はないものとする。
図柄の変動処理が終了すると、S325bに示す段階へ進み、大当たり遊技が開始される。大当たり遊技が終了すると、図10のS400に示す段階へ進む。
(2−4−3−2)特定遊技発生確率表示あり
一方、S310bにおいて特定遊技発生確率を表示する旨の判定がされた場合には、S330bに示す段階へ進む。
S330bに示す段階においては、特定遊技発生確率乱数抽出手段38が、乱数発生手段25から乱数を抽出し、これを特定遊技発生確率乱数としてRAMに一時的に記憶させる。そして、S340bに示す段階へ進む。
S340bに示す段階においては、特定遊技判定手段50が、RAMに最先に記憶されている特定遊技判定乱数(図3のS140参照)を参照する。そして、S350bに示す段階へ進む。
S350bに示す段階においては、特定遊技判定手段50が、上記S340bに示す段階で参照した特定遊技判定乱数を、ROM上の特定遊技判定テーブル51と比較して、特定遊技、すなわち確率変動遊技を行うか否かを判定する。更に、この段階で特定遊技発生の有無に応じた特定遊技判定図柄が前記各五種類のうちから決定される。
確率変動遊技を行う旨の判定がされた場合には、S360bに示す段階へ進み、特定遊技発生確率決定手段60が、S330bで抽出された特定遊技発生確率乱数をROM上の、特定遊技が発生する場合の特定遊技発生確率決定テーブル61と比較し、特定遊技用の特定遊技発生確率を選択した上で、S380bに示す段階へ進む。
一方、確率変動遊技は行わない旨の判定がされた場合には、S370bに示す段階へ進み、特定遊技発生確率決定手段60が、S330bで抽出された特定遊技発生確率乱数をROM上の、特定遊技が発生しない場合の特定遊技発生確率決定テーブル61と比較し、通常遊技用の特定遊技発生確率を選択した上で、S380bに示す段階へ進む。
S380bに示す段階においては、特別図柄表示手段70が、決定された当たり図柄及び変動パターンに従って、画像表示装置90上における図柄の変動処理を実行する。この図柄の変動処理の一例は、図8に準じて行われる。したがって、その説明は前記(1−4−3−1)を参照されたい。ただし、同図においては、特定遊技判定結果表示装置95はないものとする。
図柄の変動処理が終了すると、S390bに示す段階へ進み、大当たり遊技が開始される。そして、その間に、特定遊技発生確率表示手段75は画像表示装置90上に、選択された特定遊技発生確率に従った特定遊技発生確率表示を行う。すなわち、図9E上段の文字が大当たり遊技中に画像表示装置90上に表示されることとなっている。大当たり遊技が終了すると、図10のS400に示す段階へ進む。
(2−4−4)特定遊技判定結果表示処理
図10のS400に示す段階においては、特定遊技判定手段50が、RAMに最先に記憶されている特定遊技判定乱数(図3のS140参照)を参照する。そして、S405に示す段階へ進む。
S405に示す段階においては、特定遊技判定手段50が、上記S400に示す段階で参照した特定遊技判定乱数を、ROM上の特定遊技判定テーブル51と比較して、特定遊技、すなわち確率変動遊技を行うか否かを判定する。なお、この判定の後、当該特定遊技判定乱数はRAMから消去される。
(2−4−4−1)特定遊技
S405に示す段階において、特定遊技を行う旨の特定遊技判定結果であったと判定された場合には、S410に示す段階へ進み、特定遊技判定結果表示手段80により、画像表示装置90に当該特定遊技判定結果が表示される。その例を図15を参照しつつ説明する。本例においては、特定遊技発生に係る特定遊技判定図柄として「333」が決定されたものとする。
まず、画像表示装置90上で所定の演出がなされた後(図15A)、特定遊技判定図柄の各桁が変動を開始する(図15B)。なお、本図中の下向き矢印は、その桁で特定遊技判定図柄が上から下へ高速で変動中であることを示す。その後、最初に左の桁で「3」が停止し(図15C)、次いで中の桁で「3」が停止し(図15D)、更に右の桁で「3」が停止することで(図15E)、所定の演出とともに特定遊技判定図柄の「333」が停止表示され、特定遊技が行われる旨の特定遊技判定結果が表示されることとなる(図15F)。
特定遊技判定結果の表示が済むと、図10のS420に示す段階へ進む。
S420に示す段階においては、以後の遊技が特定遊技、すなわち確率変動遊技である旨を示すフラグがセットされる。ちなみに、このフラグがセットされている場合の当たり判定テーブル41は、通常遊技に比べ「当たり」が高確率に発生するように設定されている。そして、本処理は終了する。なお、本処理の終了後、ソフトウェアリセットを経て直ちに再び図4のS200aに示す段階から本処理が開始されることとなっている。
(2−4−4−2)通常遊技
一方、図10のS405に示す段階において、特定遊技は行わない旨の特定遊技判定結果であったと判断された場合には、S430に示す段階へ進み、画像表示装置90に当該特定遊技判定結果が表示される。その例を図16を参照しつつ説明する。本例においては、通常遊技に係る特定遊技判定図柄として「334」が決定されたものとする。
まず、画像表示装置90上で所定の演出がなされた後(図16A)、特定遊技判定図柄の各桁が変動を開始する(図16B)。なお、本図中の下向き矢印は、その桁で特定遊技判定図柄が上から下へ高速で変動中であることを示す。その後、最初に左の桁で「3」が停止し(図16C)、次いで中の桁で「3」が停止し(図16D)、更に右の桁で「4」が停止することで(図16E)、所定の演出とともに特定遊技判定図柄の「334」が停止表示され、特定遊技は行われない旨の特定遊技判定結果が表示されることとなる(図16F)。
特定遊技判定結果の表示が済むと、図10のS440に示す段階へ進む。
S440に示す段階においては、以後の遊技が通常遊技である旨を示すフラグがセットされる。そして、本処理は終了する。なお、本処理の終了後、ソフトウェアリセットを経て直ちに再び図4のS200aに示す段階から本処理が開始されることとなっている。
(3)第三の実施の形態
第三の実施の形態においては、特定遊技発生確率の表示の有無の判定及び特定遊技発生確率の決定が単一の乱数を用いて行われる。また、特定遊技判定結果の表示は特定遊技判定結果表示装置95によって行われる。
(3−1)盤面外観
本発明の第三の実施の形態に係る弾球遊技機10の盤面10aの外観は、前記第一の実施の形態と同様である。したがって、盤面10aの外観に関する説明は、前記(1−1)及び図2を参照されたい。
(3−2)遊技の概要
本実施の形態における遊技の概要は前記第一の実施の形態と同様である。従って、遊技の概要に関する説明は、前記(1−2)を参照されたい。
(3−3)機能ブロック
以下、本実施の形態における画像表示装置90及び特定遊技判定結果表示装置95の制御に係る部分の機能を図17の機能ブロック図を参照しつつ説明する。
本実施の形態に係る弾球遊技機10においては、CPU、RAM、ROM等を備えた制御装置が、弾球遊技機10の遊技全体を司る遊技制御手段20として機能している。すなわち、制御部であるCPUが、ROMに記載されているプログラム及びデータの一部をRAMに一時的に記憶させ、そのプログラム及びデータの一部に従った処理を実行する。遊技制御手段20は、始動口11への遊技球の入賞を認識するとともに、以下の各手段として機能し、画像表示装置90及び特定遊技判定結果表示装置95を制御する。
(3−3−1)乱数発生手段
乱数発生手段25については、前記の(1−3−1)と同様である。
(3−3−2)乱数抽出手段
乱数抽出手段30は、以下の各手段として機能する。
当たり判定乱数抽出手段31、特別図柄抽選乱数抽出手段32、当たり図柄乱数抽出手段33、ハズレ図柄乱数抽出手段34、変動パターン乱数抽出手段35及び特定遊技判定乱数抽出手段36については、前記の(1−3−2)と同様である。
特定遊技発生確率乱数抽出手段38は、画像表示装置90において当たり図柄の変動表示がされる前に、1個の乱数を乱数発生手段25から抽出し、これを特定遊技発生確率乱数としてRAMに一時的に記憶させる。なお、本実施の形態における特定遊技発生確率乱数は、特定遊技発生確率の決定のみならず特定遊技発生確率を表示するか否かの判定にも用いられることとなっている。
(3−3−3)当たり判定手段
当たり判定手段40については、前記の(1−3−3)と同様である。
(3−3−4)特別図柄抽選手段
特別図柄抽選手段42については、前記の(1−3−4)と同様である。
(3−3−5)変動パターン決定手段
変動パターン決定手段45については、前記の(1−3−5)と同様である。
(3−3−6)特定遊技判定手段
特定遊技判定手段50については、前記の(1−3−6)と同様である。
(3−3−7)特定遊技発生確率決定手段
特定遊技発生確率決定手段60は、前記特定遊技発生確率乱数をROM上の特定遊技発生確率決定テーブル61と比較して、上記特定遊技発生確率を表示するか否かを判定し、及び、その表示をする場合の該当する特定遊技発生確率を決定する。すなわち、特定遊技発生確率表示の有無及び特定遊技発生確率が、単一のテーブルで判定及び決定されることとなっている。
(3−3−8)特別図柄表示手段
特別図柄表示手段70については、前記の(1−3−9)と同様である。
(3−3−9)特定遊技発生確率表示手段
特定遊技発生確率表示手段75については、前記の(1−3−10)と同様である。
(3−3−10)特定遊技判定結果表示手段
特定遊技判定結果表示手段80については、前記の(1−3−11)と同様である。
(3−4)処理手順
以下、本実施の形態における画像表示装置90及び特定遊技判定結果表示装置95の制御に関する処理手順について、図3、図4、図18及び図10に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
処理手順は、図3に示す保留球数の加算処理と、図4,図18及び図10に示す特別図柄の変動表示、特定遊技発生確率表示及び特定遊技判定結果表示に係る処理とに分けられる。これらの二つの処理は同時に並行して行われ、一方の処理で変化した保留球数は、他方の処理において影響を与えることとなっている。
(3−4−1)保留球数加算
保留球数の加算処理については、前記の(1−4−1)と同様である(図3参照)。
(3−4−2)特別図柄決定及び変動パターン選択
特別図柄の決定及び変動パターンの選択については、前記の(1−4−2)と同様である(図4、図5及び図6参照)。なお、図4のS280aに示す段階からは、図18のS300cに示す段階へ進むものとする。
(3−4−3)変動処理及び特定遊技発生確率表示処理
図18のS300cに示す段階においては、特定遊技発生確率乱数抽出手段38が、乱数発生手段25から乱数を抽出し、これを特定遊技発生確率乱数としてRAMに一時的に記憶させる。そして、S310cに示す段階へ進む。
S310cに示す段階においては、特定遊技発生確率決定手段60が、上記特定遊技発生確率乱数をROM上の特定遊技発生確率決定テーブル61と比較し、特定遊技発生確率を表示するか否かを判定する。
(3−4−3−1)特定遊技発生確率表示なし
S310cに示す段階において特定遊技発生確率は表示しない旨の判定がされた場合には、S320cに示す段階へ進む。
S320cに示す段階においては、特別図柄表示手段70が、決定された当たり図柄及び変動パターンに従って、画像表示装置90上における図柄の変動処理を実行する。この図柄の変動処理の一例は、前記第一の実施の形態において図8を参照して説明したものと同様である。したがって、本例については前記(1−4−3−1)を参照されたい。
図柄の変動処理が終了すると、図18のS390cに示す段階に進み、大当たり遊技が開始される。大当たり遊技が終了すると、図10のS400に示す段階へ進む。
(3−4−3−2)特定遊技発生確率表示あり
一方、図18のS310cにおいて特定遊技発生確率を表示する旨の決定がされた場合には、S340cに示す段階へ進む。
S340cに示す段階においては、特定遊技判定手段50が、RAMに最先に記憶されている特定遊技判定乱数(図3のS140参照)を参照する。そして、S350cに示す段階へ進む。
S350cに示す段階においては、特定遊技判定手段50が、上記S340cに示す段階で参照した特定遊技判定乱数を、ROM上の特定遊技判定テーブル51と比較して、特定遊技、すなわち確率変動遊技を行うか否かを判定する。
確率変動遊技を行う旨の判定がされた場合には、S360cに示す段階へ進み、特定遊技発生確率決定手段60が、S300cで抽出された特定遊技発生確率乱数をROM上の、特定遊技が発生する場合の特定遊技発生確率決定テーブル61と再び比較し、特定遊技用の特定遊技発生確率を選択した上で、S380cに示す段階へ進む。
一方、確率変動遊技は行わない旨の判定がされた場合には、S370cに示す段階へ進み、特定遊技発生確率決定手段60が、S300cで抽出された特定遊技発生確率乱数をROM上の、特定遊技が発生しない場合の特定遊技発生確率決定テーブル61と再び比較し、通常遊技用の特定遊技発生確率を選択した上で、S380cに示す段階へ進む。
S380cに示す段階においては、特別図柄表示手段70が、決定された当たり図柄及び変動パターンに従って、画像表示装置90上における図柄の変動処理を実行する。同時に、特定遊技発生確率表示手段75が、選択された特定遊技発生確率に従って、画像表示装置90上で特定遊技発生確率表示処理を実行する。この図柄の変動処理及び特定遊技発生確率表示処理の一例は、前記第一の実施の形態において図9を参照して説明したものと同様である。したがって、本例については前記(1−4−3−2)を参照されたい。
図柄の変動処理及び特定遊技発生確率表示処理が終了すると、図18のS390cに示す段階に進み、大当たり遊技が開始される。大当たり遊技が終了すると、図10のS400に示す段階へ進む。
(3−4−4)特定遊技判定結果表示処理
特定遊技判定結果表示処理については、前記の(1−4−4)と同様である(図10及び図11参照)。
(4)第四の実施の形態
第四の実施の形態においては、大当たり遊技が発生する場合には常に特定遊技発生確率が表示される。また、特定遊技判定結果の表示は特定遊技判定結果表示装置95によって行われる。更に、大当たり予告も合わせて行われる。
(4−1)盤面外観
本発明の第四の実施の形態に係る弾球遊技機10の盤面10aの外観は、前記第一の実施の形態と同様である。したがって、盤面10aの外観に関する説明は、前記(1−1)及び図2を参照されたい。
(4−2)遊技の概要
本実施の形態における遊技の概要は前記第一の実施の形態とほぼ同様である。ただし、特別図柄として大当たり図柄又はリーチハズレ図柄が決定された場合には、その特別図柄の停止表示がされる前に、大当たり遊技の発生の有無を示唆する大当たり予告が行われることとなっている。その他の遊技の概要に関する説明は、前記(1−2)を参照されたい。
(4−3)機能ブロック
以下、本実施の形態における画像表示装置90及び特定遊技判定結果表示装置95の制御に係る部分の機能を図19の機能ブロック図を参照しつつ説明する。
本実施の形態に係る弾球遊技機10においては、CPU、RAM、ROM等を備えた制御装置が、弾球遊技機10の遊技全体を司る遊技制御手段20として機能している。すなわち、制御部であるCPUが、ROMに記載されているプログラム及びデータの一部をRAMに一時的に記憶させ、そのプログラム及びデータの一部に従った処理を実行する。遊技制御手段20は、始動口11への遊技球の入賞を認識するとともに、以下の各手段として機能し、画像表示装置90及び特定遊技判定結果表示装置95を制御する。
(4−3−1)乱数発生手段
乱数発生手段25については、前記の(1−3−1)と同様である。
(4−3−2)乱数抽出手段
乱数抽出手段30は、以下の各手段として機能する。
当たり判定乱数抽出手段31、特別図柄抽選乱数抽出手段32、当たり図柄乱数抽出手段33、ハズレ図柄乱数抽出手段34、変動パターン乱数抽出手段35及び特定遊技判定乱数抽出手段36については、前記の(1−3−2)と同様である。
特定遊技発生確率乱数抽出手段38は、画像表示装置90において当たり図柄の変動表示がされる前に、1個の乱数を乱数発生手段25から抽出し、これを特定遊技発生確率乱数としてRAMに一時的に記憶させる。なお、本実施の形態における特定遊技発生確率乱数は、特定遊技発生確率の決定にのみ用いられることとなっている。
大当たり予告乱数抽出手段39は、画像表示装置90において当たり図柄の変動表示がされる前に、1個の乱数を乱数発生手段25から抽出し、これを大当たり予告乱数としてRAMに一時的に記憶させる。なお、「大当たり予告乱数」とは、大当たり遊技の発生の有無について所定の演出を持って示唆する「大当たり予告態様」を決定するのに用いられる乱数をいう。
(4−3−3)当たり判定手段
当たり判定手段40については、前記の(1−3−3)と同様である。
(4−3−4)特別図柄抽選手段
特別図柄抽選手段42については、前記の(1−3−4)と同様である。
(4−3−5)変動パターン決定手段
変動パターン決定手段45については、前記の(1−3−5)と同様である。
(4−3−6)特定遊技判定手段
特定遊技判定手段50については、前記の(1−3−6)と同様である。
(4−3−7)特定遊技発生確率決定手段
特定遊技発生確率決定手段60については、前記の(1−3−8)と同様である。
(4−3−8)大当たり予告態様決定手段
大当たり予告態様決定手段65は、前記大当たり予告乱数をROM上の大当たり予告態様決定テーブル66と比較して、該当する大当たり予告態様を決定する。
(4−3−9)特別図柄表示手段
特別図柄表示手段70については、前記の(1−3−9)と同様である。
(4−3−10)大当たり予告表示手段
大当たり予告表示手段85は、前記大当たり予告態様決定手段65により決定された大当たり予告態様に従って画像表示装置90上で大当たり予告を行う。
(4−3−11)特定遊技発生確率表示手段
特定遊技発生確率表示手段75については、前記の(1−3−10)と同様である。
(4−3−12)特定遊技判定結果表示手段
特定遊技判定結果表示手段80については、前記の(1−3−11)と同様である。
(4−4)処理手順
以下、本実施の形態における画像表示装置90及び特定遊技判定結果表示装置95の制御に関する処理手順について、図3、図20、図21及び図10に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
処理手順は、図3に示す保留球数の加算処理と、図20,図21及び図10に示す特別図柄の変動表示、特定遊技発生確率表示及び特定遊技判定結果表示に係る処理とに分けられる。これらの二つの処理は同時に並行して行われ、一方の処理で変化した保留球数は、他方の処理において影響を与えることとなっている。
(4−4−1)保留球数加算
保留球数の加算処理については、前記の(1−4−1)と同様である(図3参照)。
(4−4−2)特別図柄決定及び変動パターン選択
特別図柄の決定及び変動パターンの選択に当たっては、まず、図20のS200bに示す段階において、保留球数が1以上であるか否かが判断される。1以上でない場合、すなわち0の場合は、本処理は終了する。なお、本処理の終了後、ソフトウェアリセットを経て直ちにS200bに示す段階から本処理が開始されることとなっている。
一方、保留球数が1以上である場合には、S210bに示す段階へ進む。
S210bに示す段階においては、保留球数から1が減算される。ここで減算された保留球数は、先述の図3のS120に示す段階に影響を与えることとなる。そして、S220bに示す段階へ進む。
S220bに示す段階においては、当たり図柄乱数抽出手段33が、乱数発生手段25から乱数を抽出し、これを当たり図柄乱数としてRAMに一時的に記憶させる。また、ハズレ図柄乱数抽出手段34が、乱数発生手段25から乱数を3個抽出し、これらをハズレ図柄乱数としてRAMに一時的に記憶させる。更に、変動パターン乱数抽出手段35が、乱数発生手段25から乱数を抽出し、これを変動パターン乱数としてRAMに一時的に記憶させる。加えて、大当たり予告乱数抽出手段39が、乱数発生手段25から乱数を抽出し、これを大当たり予告乱数としてRAMに一時的に記憶させる。そして、S230bに示す段階へ進む。
S230bに示す段階においては、当たり判定手段40が、RAMに最先に記憶されている当たり判定乱数(図3のS140参照)を参照する。そして、S240bに示す段階へ進む。
S240bに示す段階においては、当たり判定手段40が、当該遊技が特定遊技であるか否かのフラグ(後述の図10のS420又はS440に示す段階を参照)を参照して、上記S230bに示す段階で参照した当たり判定乱数を、ROM上の当該フラグに対応した当たり判定テーブル41と比較して、「当たり」であるか又は「ハズレ」であるかを判定する。なお、この判定の後、当該当たり判定乱数はRAMから消去される。
(4−4−2−1)「ハズレ」の場合
S240bに示す段階における判定が「ハズレ」である場合には、S250bに示す段階へ進む。この段階においては、特別図柄抽選手段42が、RAMに記憶されているハズレ図柄乱数をROM上のハズレ図柄判定テーブル44と比較して、該当するハズレ図柄が特別図柄として決定される。なお、このS250bに示す段階へ進んだ場合には、当たり図柄乱数は使用されないこととなる。そして、S260bに示す段階へ進む。
S260bに示す段階においては、変動パターン決定手段45が、当該ハズレ図柄が通常ハズレ図柄であるかリーチハズレ図柄であるかを判断する。
(4−4−2−1−1)通常ハズレ図柄
S260bに示す段階において通常ハズレ図柄と判断された場合には、S261bに示す段階へ進む。この段階においては、変動パターン決定手段45が、RAMに記憶されている変動パターン乱数をROM上の変動パターン判定テーブル46と比較して、該当する通常ハズレ図柄の変動パターンを決定する。そして、S265bに示す段階へ進む。
S265bに示す段階においては、特別図柄表示手段70が、決定された通常ハズレ図柄及び変動パターンに従って、画像表示装置90上における図柄の変動処理を実行する。この図柄の変動処理の一例は、前記第一の実施の形態において図5を参照して説明したものと同様である。したがって、本例については前記(1−4−2−1−1)を参照されたい。
図柄の変動処理が終了すると、本処理は終了する。なお、本処理の終了後、ソフトウェアリセットを経て直ちに図20のS200bに示す段階から再び本処理が開始されることとなっている。
(4−4−2−1−2)リーチハズレ図柄
一方、図20のS260bに示す段階においてリーチハズレ図柄と判断された場合には、S262bに示す段階へ進む。この段階においては、変動パターン決定手段45が、RAMに記憶されている変動パターン乱数をROM上の変動パターン判定テーブル46と比較して、該当するリーチハズレ図柄の変動パターンを決定する。そして、S266bに示す段階へ進む。
S266bに示す段階においては、大当たり予告態様決定手段65が、RAMに記憶されている大当たり予告乱数をROM上の大当たり予告態様決定テーブル66と比較して、該当する大当たり予告態様を決定する。そして、S267bに示す段階へ進む。
S267bに示す段階においては、特別図柄表示手段70が、決定されたリーチハズレ図柄及び変動パターンに従って、画像表示装置90上における図柄の変動処理を実行する。同時に、大当たり予告表示手段85が、決定された大当たり予告態様に従って、図柄表示装置上で大当たり予告を行う。この図柄の変動処理の一例は、前記第一の実施の形態において図6を参照して説明したものとほぼ同様である。したがって、本例については前記(1−4−2−1−2)を参照されたい。ただし、大当たり予告として、図6Dから図6Eに至るまでの間に、大当たり予告態様に従った所定の演出が表示されることとなっている。
図柄の変動処理が終了すると、本処理は終了する。なお、本処理の終了後、ソフトウェアリセットを経て直ちに再び図20のS200bに示す段階から本処理が開始されることとなっている。
(4−4−2−2)「当たり」の場合
一方、図20のS240bに示す段階における判定が「当たり」である場合には、S270bに示す段階へ進む。この段階においては、特別図柄抽選手段42が、RAMに記憶されている当たり図柄乱数をROM上の当たり図柄判定テーブル43と比較して、該当する当たり図柄が特別図柄として決定される。なお、このS270bに示す段階へ進んだ場合には、ハズレ図柄乱数は使用されないこととなる。そして、S280bに示す段階へ進む。
S280bに示す段階においては、変動パターン決定手段45が、RAMに記憶されている変動パターン乱数をROM上の変動パターン判定テーブル46と比較して、該当する当たり図柄の変動パターンを決定する。そして、図21のS300dに示す段階へ進む。
(4−4−3)変動処理及び特定遊技発生確率表示処理
図21のS300dに示す段階においては、特定遊技発生確率乱数抽出手段38が、乱数発生手段25から乱数を抽出し、これを特定遊技発生確率乱数としてRAMに一時的に記憶させる。そして、S340dに示す段階へ進む。すなわち、本実施の形態においては、「当たり」の場合には常に特定遊技発生確率が表示されることとなっている。
S340dに示す段階においては、特定遊技判定手段50が、RAMに最先に記憶されている特定遊技判定乱数(図3のS140参照)を参照する。そして、S350dに示す段階へ進む。
S350dに示す段階においては、特定遊技判定手段50が、上記S340dに示す段階で参照した特定遊技判定乱数を、ROM上の特定遊技判定テーブル51と比較して、特定遊技、すなわち確率変動遊技を行うか否かを判定する。
確率変動遊技を行う旨の判定がされた場合には、S360dに示す段階へ進み、特定遊技発生確率決定手段60が、S300dで抽出された特定遊技発生確率乱数をROM上の、特定遊技が発生する場合の特定遊技発生確率決定テーブル61と比較し、特定遊技用の特定遊技発生確率を選択した上で、S375dに示す段階へ進む。
一方、確率変動遊技は行わない旨の判定がされた場合には、S370dに示す段階へ進み、特定遊技発生確率決定手段60が、S300dで抽出された特定遊技発生確率乱数をROM上の、特定遊技が発生しない場合の特定遊技発生確率決定テーブル61と比較し、通常遊技用の特定遊技発生確率を選択した上で、S375dに示す段階へ進む。
S375dに示す段階においては、大当たり予告態様決定手段65が、RAMに記憶されている大当たり予告乱数をROM上の大当たり予告態様決定テーブル66と比較して、該当する大当たり予告態様を決定する。なお、この大当たり予告態様は、特定遊技発生の有無に応じて、又は、選択された特定遊技発生確率に応じて決定されることとしてもよい。そして、S380dに示す段階へ進む。
S380dに示す段階においては、特別図柄表示手段70が、決定された当たり図柄及び変動パターンに従って、画像表示装置90上における図柄の変動処理を実行するとともに、大当たり予告表示手段85が、決定された大当たり予告態様に従って、図柄表示装置上で大当たり予告を行う。同時に、特定遊技発生確率表示手段75が、選択された特定遊技発生確率に従って、画像表示装置90上で特定遊技発生確率表示処理を実行する。この図柄の変動処理及び特定遊技発生確率表示処理の一例は、前記第一の実施の形態において図9を参照して説明したものと同様である。したがって、本例については前記(1−4−3−2)を参照されたい。ただし、大当たり予告として、図9Dから図9Fに至るまでの間に、大当たり予告態様に従った所定の演出が表示されることとなっている。
図柄の変動処理及び特定遊技発生確率表示処理が終了すると、図20のS390dに示す段階に進み、大当たり遊技が開始される。大当たり遊技が終了すると、図10のS400に示す段階へ進む。
(4−4−4)特定遊技判定結果表示処理
特定遊技判定結果表示処理については、前記の(1−4−4)と同様である(図10及び図11参照)。ただし、本処理の終了後は、ソフトウェアリセットを経て直ちに再び図20のS200bに示す段階から本処理が開始されることとなっている。
(5)その他
上記の各実施の形態においては、特定遊技、すなわち確率変動遊技の発生の有無に係る特定遊技判定結果の表示は、いずれも大当たり遊技の終了後に行われていたが、本発明はそれに限定されず、特別図柄の停止表示後でかつ大当たり遊技の発生前、又は、大当たり遊技中に特定遊技判定結果を表示することとしてもよい。
また、上記の各実施の形態においては、「当たり」のときにのみ特定遊技発生確率が表示されることとなっているが、「ハズレ」のとき、とりわけリーチハズレ図柄が表示されることとなったときに特定遊技発生確率を表示することとしてもよい。これにより、リーチに対する期待感の向上を図ることが可能となる。
更に、上記の各実施の形態においては、前記乱数抽出手段30内の各乱数抽出手段は、単一の乱数発生手段25を共有することとなっているが、これらの各乱数抽出手段の各々に専用の乱数発生手段25を設けることとしてもよい。また、各乱数抽出手段の各々に専用の乱数発生手段25は設けなくとも、そのうちのいくつかについては乱数発生手段25を共有することとしてもよい。
10 弾球遊技機 10a 盤面
11 始動口 11a 拡大装置
12 特別保留ランプ 13 大入賞口
14 アタッカーユニット 15 入賞口
16 普通図柄表示装置 17 普通保留ランプ
18 スルーチャッカー 19 アウト口
20 遊技制御手段
25 乱数発生手段
30 乱数抽出手段
31 当たり判定乱数抽出手段
32 特別図柄抽選乱数抽出手段
33 当たり図柄乱数抽出手段
34 ハズレ図柄乱数抽出手段
35 変動パターン乱数抽出手段
36 特定遊技判定乱数抽出手段
37 特定遊技発生確率表示乱数抽出手段
38 特定遊技発生確率乱数抽出手段
39 大当たり予告乱数抽出手段
40 当たり判定手段
41 当たり判定テーブル
42 特別図柄抽選手段
43 当たり図柄判定テーブル
44 ハズレ図柄判定テーブル
45 変動パターン決定手段
46 変動パターン判定テーブル
50 特定遊技判定手段
51 特定遊技判定テーブル
55 特定遊技発生確率表示判定手段
56 特定遊技発生確率表示判定テーブル
60 特定遊技発生確率決定手段
61 特定遊技発生確率決定テーブル
65 大当たり予告態様決定手段
66 大当たり予告態様決定テーブル
70 特別図柄表示手段
75 特定遊技発生確率表示手段
80 特定遊技判定結果表示手段
85 大当たり予告表示手段
90 画像表示装置
95 特定遊技判定結果表示装置

Claims (3)

  1. 乱数発生手段と、
    所定の契機により乱数発生手段から当たり判定乱数を抽出する当たり判定乱数抽出手段と、
    所定の契機により乱数発生手段から図柄抽選乱数を抽出する図柄抽選乱数抽出手段と、
    前記当たり判定乱数を用いて大当たり遊技発生の有無を判定する当たり判定手段と、
    上記当たり判定手段による判定結果及び前記図柄抽選乱数を用いて図柄の抽選を行う図柄抽選手段と、
    上記図柄を表示する図柄表示手段と、
    所定の契機により乱数発生手段から特定遊技判定乱数を抽出する特定遊技判定乱数抽出手段と、
    上記特定遊技判定乱数を用いて前記大当たり遊技発生後の特定遊技の発生の有無を判定する特定遊技判定手段と、
    上記特定遊技判定手段による判定結果である特定遊技判定結果を表示する特定遊技判定結果表示手段と、
    所定の契機により乱数発生手段から特定遊技発生確率乱数を抽出する特定遊技発生確率乱数抽出手段と、
    上記特定遊技発生確率乱数を用いて、特定遊技の発生の可能性を表現した特定遊技発生確率を決定する特定遊技発生確率決定手段と、
    前記特定遊技判定結果表示手段による特定遊技判定結果の表示に先立って上記特定遊技発生確率を表示する特定遊技発生確率表示手段と、を備え、
    前記特定遊技発生確率決定手段は、前記特定遊技判定手段により特定遊技の発生の有無が決定された後、前記当たり判定手段による判定結果に応じて前記特定遊技発生確率を決定するように形成されており、
    前記図柄表示手段は、三桁の図柄を変動表示した後、定められた順に一桁ずつ停止表示するように形成されており、
    前記特定遊技発生確率表示手段は、前記図柄抽選手段により、前記図柄表示手段が停止表示する図柄として、最初に停止した桁及び次に停止した桁のみが同一種類の図柄となるリーチハズレ図柄が決定された場合に、前記特定遊技発生確率を表示する弾球遊技機。
  2. 乱数発生手段と、
    所定の契機により乱数発生手段から当たり判定乱数を抽出する当たり判定乱数抽出手段と、
    所定の契機により乱数発生手段から図柄抽選乱数を抽出する図柄抽選乱数抽出手段と、
    前記当たり判定乱数を用いて大当たり遊技発生の有無を判定する当たり判定手段と、
    上記当たり判定手段による判定結果及び前記図柄抽選乱数を用いて図柄の抽選を行う図柄抽選手段と、
    上記図柄を表示する図柄表示手段と、
    所定の契機により乱数発生手段から特定遊技判定乱数を抽出する特定遊技判定乱数抽出手段と、
    上記特定遊技判定乱数を用いて前記大当たり遊技発生後の特定遊技の発生の有無を判定する特定遊技判定手段と、
    上記特定遊技判定手段による判定結果である特定遊技判定結果を表示する特定遊技判定結果表示手段と、
    所定の契機により乱数発生手段から特定遊技発生確率乱数を抽出する特定遊技発生確率乱数抽出手段と、
    上記特定遊技発生確率乱数を用いて、特定遊技の発生の可能性を表現した特定遊技発生確率の表示の有無及びこの表示をする場合の前記特定遊技発生確率を決定する特定遊技発生確率決定手段と、
    前記特定遊技判定結果表示手段による特定遊技判定結果の表示に先立って上記特定遊技発生確率決定手段により前記特定遊技発生確率の表示をする旨の決定がされた場合に同特定遊技発生確率決定手段により決定された前記特定遊技発生確率を表示する特定遊技発生確率表示手段と、を備え、
    前記特定遊技発生確率決定手段は、前記特定遊技判定手段により特定遊技の発生の有無が決定された後、前記当たり判定手段による判定結果に応じて前記特定遊技発生確率を決定するように形成されており、
    前記図柄表示手段は、三桁の図柄を変動表示した後、定められた順に一桁ずつ停止表示するように形成されており、
    前記特定遊技発生確率表示手段は、前記図柄抽選手段により、前記図柄表示手段が停止表示する図柄として、最初に停止した桁及び次に停止した桁のみが同一種類の図柄となるリーチハズレ図柄が決定された場合に、前記特定遊技発生確率を表示する弾球遊技機。
  3. 乱数発生手段と、
    所定の契機により乱数発生手段から当たり判定乱数を抽出する当たり判定乱数抽出手段と、
    所定の契機により乱数発生手段から図柄抽選乱数を抽出する図柄抽選乱数抽出手段と、
    前記当たり判定乱数を用いて大当たり遊技発生の有無を判定する当たり判定手段と、
    上記当たり判定手段による判定結果及び前記図柄抽選乱数を用いて図柄の抽選を行う図柄抽選手段と、
    上記図柄を表示する図柄表示手段と、
    所定の契機により乱数発生手段から特定遊技判定乱数を抽出する特定遊技判定乱数抽出手段と、
    上記特定遊技判定乱数を用いて前記大当たり遊技発生後の特定遊技の発生の有無を判定する特定遊技判定手段と、
    上記特定遊技判定手段による判定結果である特定遊技判定結果を表示する特定遊技判定結果表示手段と、
    所定の契機により乱数発生手段から特定遊技発生確率表示乱数を抽出する特定遊技発生確率表示乱数抽出手段と、
    上記特定遊技発生確率表示乱数を用いて、特定遊技の発生の可能性を表現した特定遊技発生確率の表示の有無を決定する特定遊技発生確率表示判定手段と、
    所定の契機により乱数発生手段から特定遊技発生確率乱数を抽出する特定遊技発生確率乱数抽出手段と、
    上記特定遊技発生確率乱数を用いて、前記特定遊技発生確率を決定する特定遊技発生確率決定手段と、
    前記特定遊技判定結果表示手段による特定遊技判定結果の表示に先立って前記特定遊技発生確率表示判定手段により前記特定遊技発生確率の表示をする旨の決定がされた場合に上記特定遊技発生確率決定手段により決定された前記特定遊技発生確率を表示する特定遊技発生確率表示手段と、を備え、
    前記特定遊技発生確率決定手段は、前記特定遊技判定手段により特定遊技の発生の有無が決定された後、前記当たり判定手段による判定結果に応じて前記特定遊技発生確率を決定するように形成されており、
    前記図柄表示手段は、三桁の図柄を変動表示した後、定められた順に一桁ずつ停止表示するように形成されており、
    前記特定遊技発生確率表示手段は、前記図柄抽選手段により、前記図柄表示手段が停止表示する図柄として、最初に停止した桁及び次に停止した桁のみが同一種類の図柄となるリーチハズレ図柄が決定された場合に、前記特定遊技発生確率を表示する弾球遊技機。
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