JP2006263291A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】興趣の高い遊技を可能にする弾球遊技を提供する。
【解決手段】発射制御装置59は発射装置75を制御する。発射制御装置59には第1、第2発射制御部80、81が備えられている。第1の発射制御部80は発射装置75に1分間に100発のパチンコ玉を等間隔で発射させる。この第1発射制御部80の制御下で発射されるパチンコ玉の発射間隔を標準発射間隔として、第2発射制御部81はパチンコ玉の発射を禁止する第1期間と標準発射間隔よりも短い発射間隔でパチンコ玉を発射させる第2期間とを1分内に設定して1分間に100発のパチンコ玉を発射装置75に発射させる。第1発射制御部80と第2発射制御部81との切り替えは変更操作ボタン15によって行う。
【選択図】 図3

Description

本発明はパチンコ店等の遊技場にて使用される弾球遊技機の改良に関するものである。
パチンコ店等の遊技場に設けられた弾球遊技機には遊技者によって操作される操作ハンドルおよび操作ハンドルの操作に基づいて遊技球を打ち出す発射装置が設けられ、遊技者はこの操作ハンドルを操作することによって遊技球を遊技領域に発射することができる。例えば、操作ハンドルは遊技球が発射されない基準位置と遊技球が最も強く打ち出される位置との間で回動され、その位置に応じた強さで遊技球は遊技領域に打ち出される。特許文献1には、操作ハンドルの操作性を高めるため、従来は一定であった発射強度の変化率を操作ハンドルの操作量に応じて変化させる弾球遊技機が示されており、これによって遊技者が意図する位置に到達するように遊技球を発射することが容易になっている。
操作ハンドルが回動された際に遊技領域に発射される遊技球の個数は、規則によって、例えば1分間に100発までと定められ、1分間に100発の遊技球を遊技領域に発射するように一定の発射間隔で遊技球を打ち出す。遊技者は操作ハンドルを通して遊技球の発射を制御しており、例えば、遊技領域に遊技球の入賞が可能な状態と遊技球の入賞が不能な状態とで切り換わる可変入賞装置が設けられ、遊技者に当たりが告知されてから可変入賞装置が開放されるまでに一定時間を要する弾球遊技機では、遊技者は当たりの告知から可変入賞装置が開放されるまでの期間、遊技球の発射を一時停止して、遊技領域の下部に備えられたアウト口に回収される遊技球の個数を低減することができる。このような事情に鑑みて特許文献2記載の発明では、入賞装置に備えられた入球口に遊技球が入りやすいように発射タイミングを報知する発射タイミング報知手段を備え、発射タイミング報知手段に従った操作によって発射装置から発射された遊技球が入りやすいような位置に入球口を配置した弾球遊技機が示されており、これによって入球口から逸れる遊技球の個数を減らして遊技球の無駄な消費を防いでいる。
特開2000−317057号公報 特開2003−265725号公報
しかしながら、遊技者が操作ハンドルの操作位置によって制御できるのは遊技球の発射強度であり1分間に発射する遊技球の個数を変えることはできない。このため、遊技者は、例えば可変入賞装置が開放された際により多くの遊技球を可変入賞装置に入賞させるように発射強度を調節することしかできず、満足のいく遊技を実行できないことがあった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、興趣の高い遊技を可能にする弾球遊技を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の弾球遊技機では、遊技領域に向けて遊技球を発射する発射装置と、前記発射装置に遊技球の発射を命令する発射制御手段とを備えた弾球遊技機において、発射制御手段は、予め定められた基準時間内に等間隔で遊技球を発射することによって規定個数の遊技球を発射させる第1の発射制御手段と、第1の発射制御手段により遊技球が発射される間隔を標準発射間隔としたときに、標準発射間隔よりも長い間隔で遊技球を発射させる第1期間と、標準発射間隔よりも短い発射間隔で遊技球を発射させる第2期間とが基準時間内に設定され、基準時間の発射個数が規定個数となる第2の発射制御手段とを有することを特徴とする。
また、遊技領域に向けて遊技球を発射する発射装置と、発射装置に遊戯球の発射を命令する発射制御手段とを備えた弾球遊技機において、発射制御手段は、予め定められた基準時間内に等間隔で遊技球を発射することによって規定個数の遊技球を発射させる第1の発射制御手段と、第1の発射制御手段により遊技球が発射される間隔を標準発射間隔としたときに、遊技球を発射しない第1期間と、標準発射間隔よりも短い発射間隔で遊技球を発射させる第2期間とが基準時間内に設定され、基準時間の発射個数が規定個数となる第2の発射制御手段とを有することを特徴とする
また、第2の発射制御手段は、第1期間と第2期間とを基準時間内で交互に切り換えることを特徴とする。
また、第1期間と第2期間の時間の長さが同じであることを特徴とする。
また、第2の発射制御手段を有効とするための操作手段を設けたことを特徴とする。
また、操作手段が操作可能となった場合に報知を行うことを特徴とする。
本発明の弾球遊技機によれば、発射制御手段は、予め定められた基準時間内に等間隔で遊技球を発射することによって規定個数の遊技球を発射させる第1の発射制御手段と、第1の発射制御手段により遊技球が発射される間隔を標準発射間隔としたときに、標準発射間隔よりも長い間隔で遊技球を発射させる第1期間と、標準発射間隔よりも短い発射間隔で遊技球を発射させる第2期間とが基準時間内に設定され、基準時間の発射個数が規定個数となる第2の発射制御手段とを有することにより、第2の発射制御手段は第1期間と第2期間とで遊技球の発射間隔を変えつつ基準時間に規定個数の遊技球を発射装置に発射させることができ、興趣の高い遊技が可能な弾球遊技機を提供することができる。また、発射制御手段が第1の発射制御手段と第2の発射制御手段とを有することにより、遊技球の発射態様が増えるため、興趣の高い弾球遊技機を提供することができる。
また、発射制御手段は、予め定められた基準時間内に等間隔で遊技球を発射することによって規定個数の遊技球を発射させる第1の発射制御手段と、第1の発射制御手段により遊技球が発射される間隔を標準発射間隔としたときに、遊技球を発射しない第1期間と、標準発射間隔よりも短い発射間隔で遊技球を発射させる第2期間とが基準時間内に設定され、基準時間の発射個数が規定個数となる第2の発射制御手段とを有することにより、第2の発射制御手段は発射装置に第1期間で遊技球を発射させず第2期間に規定個数の遊技球を発射させて基準時間に規定個数の遊技球を発射させることができ、興趣の高い遊技が可能な弾球遊技機を提供することができる。
また、第2の発射制御手段は、第1期間と第2期間とを基準時間内で交互に切り換えることにより、標準発射間隔よりも長い間隔で遊技球が発射される期間と、標準発射間隔よりも短い発射間隔で遊技球が発射される期間とが交互に繰り返され、興趣の高い遊技を提供することができる。また、遊技球が発射されない期間と、標準発射間隔よりも短い発射間隔で遊技球が発射される期間とが交互に繰り返され、興趣の高い遊技を提供することができる。
また、第1期間と第2期間の時間の長さが同じであることにより、標準発射間隔よりも長い間隔で遊技球が発射される期間あるいは遊技球が発射されない期間と、標準発射間隔よりも短い発射間隔で遊技球が発射される期間との時間の長さが同じになり、これによって興趣の高い弾球遊技機を提供することができる。
また、第2の発射制御手段を有効とするための操作手段を設けたことにより、遊技者は操作手段を操作することで遊技球の発射態様を自在に変えることができ、さらに興趣の高い遊技を行うことができる。
また、操作手段が操作可能となった場合に報知を行うことにより、遊技者は容易に操作手段を操作することができ、利便性の高い弾球遊技機を提供することができる。
本発明の弾球遊技機であるパチンコ機の外観斜視図を図1に示す。パチンコ機2は、本体部材3に、上部扉4及び下部扉5からなる2枚の前面扉が本体部材3に対して回動自在となるように、図示しないヒンジ部を介して組み付けられる。上部扉4の中央には開口4aが設けられ、この開口4aにはガラス板7が組み付けられている。開口4aが透明なガラス板7によって遮蔽されることにより、遊技領域9を流下する遊技球であるパチンコ玉や、遊技領域9内に設けられた構造物などを視認することができる。
下部扉5には、受け皿12、操作ハンドル14、操作手段である変更操作ボタン15等が設けられる。受け皿12には遊技を開始する際にパチンコ玉が供給される他、遊技領域9を流下するパチンコ玉の入賞に応じて賞球としてのパチンコ玉が払い出し口(図示省略)から払い出される。操作ハンドル14は、パチンコ玉を遊技領域9に打ち出す際に回動操作され、操作ハンドル14の回動に応じて、パチンコ玉の打ち出しの強さである発射強度が変化する。なお、操作ハンドル14は、図示しない捩りバネによってパチンコ玉を遊技領域9に発射しない基準位置に付勢されており、操作ハンドル14から手が離れた場合には、操作ハンドル14は基準位置に戻され、パチンコ玉の発射は停止する。
上部扉4を開けると、遊技盤18が露呈し、遊技盤18上には、釘、通過チャッカ17、スタートチャッカ23、入賞チャッカ24、アタッカ26、センター役物30等が設けられている。スタートチャッカ23には、例えば電動チューリップと呼ばれる開閉式の可動装置が設けられ、これによってパチンコ玉が入賞しやすい状態と入賞しにくい状態とが切り替えられるようになっている。遊技領域9に打ち出されたパチンコ玉は入賞チャッカ24やアタッカ26等に入賞しない場合はアウト口33によって回収される。
スタートチャッカ23には始動入賞口23aが設けられ、始動入賞口23aにパチンコ玉が入賞すると予め決められた個数のパチンコ玉が賞球として払い出される。また、始動入賞口23aにパチンコ玉が入賞すると電子抽選が開始され、乱数の抽出、抽出された乱数が当たりとなる乱数であるか否かの判定が行われ、判定の結果は表示画面35に表示される。
入賞チャッカ24には通常入賞口24aが設けられ、通常入賞口24aにパチンコ玉が入賞すると、予め決められた個数のパチンコ玉が賞球として払い出し口(図示省略)から受け皿12に払い出される。アタッカ26は、表示画面35に当たりの図柄が表示されたときに可動扉が開いて遊技者にとって有利な特別な遊技状態に移行するようになっており、例えば、所定期間開放された場合や10個のパチンコ玉が入賞した場合に可動扉は一旦閉じる。可動扉が一時的に開く動作が例えば15回行われると、特別な遊技状態が終了するようになっている。アタッカ26が開放されると大入賞口26aが露呈するようになっており、大入賞口26aへのパチンコ玉の入賞に応じて、例えば8個のパチンコ玉が賞球として払い出される。このため、アタッカ26の開放時は、遊技者はより多くのパチンコ玉を獲得することが可能となる。
センター役物30に備えられた表示画面35の前側にはパチンコ玉が一時的に滞在するステージ30bが設けられており、ステージ30b上のパチンコ玉はステージ30b上を遥動した後スタートチャッカ23に設けられた始動入賞口23aに入賞する。図柄表示装置30の上部にはパチンコ玉をステージ30bに進入させるためのステージ入口30cが形成されており、パチンコ玉はこのステージ入口30cからステージ30bに進入することができる。
センター役物30には4つの保留表示部30a、表示画面35が備えられており、保留表示部30aは、センター役物30上に設けられた表示画面35において図柄が変動表示されている間にスタートチャッカ23に設けられた始動入賞口23aにパチンコ玉が入賞するごとに1つ点灯する。
センター役物30に備えられた表示画面35は、例えば、横に3つの図柄を並べて表示して電子抽選の結果を告知する。始動入賞口23aにパチンコ玉が入賞したときに開始される電子抽選に応じて表示画面35に図柄を変動表示した後に、所定の図柄を停止表示することで遊技者に対して抽選結果が告知される。図柄は、例えば1〜9までの数字であり、図柄が縦に流れる変動表示が行われた後、電子抽選に当選した場合には同じ数字が3つ順次停止表示される。また、表示画面35に表示される図柄の表示態様として、「当たり」状態が発生する前段階で、3つの変動図柄のうち2つが同じ図柄で停止表示され、残る1つが変動表示される、いわゆるリーチ状態が設定されており、これによって遊技者に期待感を持たせている。
図2にパチンコ機2の電気的な構成を概略的に示したブロック図を示す。パチンコ機2は制御部40が設けられ、制御部40には制御回路42が設けられ、パチンコ機2は制御回路42内に設けられたCPU43によって動作全般が制御されている。制御回路42にはCPU43の他、メモリ45、当たり決定部47、停止図柄決定部49、演出決定部51、計時回路53、ランプ制御部67、音声制御装置69、表示制御装置71などが設けられ、CPU43はメモリ45に格納された制御プログラムに従ってパチンコ機2の動作を制御する。
制御部40には制御回路42の他、払い出し制御装置55、可動物制御部57、発射制御手段である発射制御装置59、始動入賞口入賞球検出センサ60、大入賞口入賞球検出センサ61、通常入賞口入賞球検出センサ62、通過球検出センサ63などが設けられている。
入賞チャッカ24に設けられた通場入賞口24a内には通常入賞口入賞球検出センサ62が備えられ、スタートチャッカ23に設けられた始動入賞口23a内には始動入賞口入賞球検出センサ60が備えられている。アタッカ26の開放時に露呈する大入賞口26a内には大入賞口入賞球検出センサ61が設けられており、それぞれの入賞口入賞球検出センサがパチンコ玉を検出すると検出信号がCPU43に入力される。
CPU43は各入賞球検出センサからの検出信号に応じて払出制御装置55に命令を送出し、払出制御装置55はCPU43からの命令に応じてパチンコ玉を払い出す。例えば、通常入賞口入賞球検出センサ62から検出信号が入力された場合には、払出制御装置55は4個のパチンコ玉を受け皿12に払い出し、大入賞口入賞球検出センサ61から検出信号が入力された場合には8個のパチンコ玉を受け皿12に払い出す。
当たり決定部47は乱数発生器、乱数サンプリング回路、当たり決定テーブルを備え、始動入賞口入賞球検出センサ60がパチンコ玉の入賞を検出するたびに乱数値をサンプリングする。サンプリングされた乱数値は当たり決定テーブルと照合されて当たりまたははずれが決定される。
停止図柄決定部49では表示画面35に停止表示させる図柄の組み合せが決定される。停止図柄決定部49は、乱数発生器、乱数サンプリング回路、停止図柄テーブルを備え、当たり決定部47での抽選結果を受けて作動する。停止図柄テーブルは当たり用とはずれ用とがあり、当たり決定部47での抽選結果に応じてどちらかが参照され、表示画面35に停止表示される図柄が決定される。
演出決定部51は乱数発生器、乱数サンプリング回路、演出テーブルを備え、始動入賞口入賞球検出センサ60からの検出信号に応じて作動する。乱数サンプリング回路でサンプリングされた乱数値に応じてメモリ45に格納された演出テーブルから表示用の演出データが選択され、計時回路53からの計時信号を基にして所定時間演出が実行される。
可動物制御装置57ではアタッカ26に備えられた可動扉等の駆動を制御する。表示画面35に大当たりに対応した図柄が表示された場合には、アタッカ26の可動扉が可動物制御装置57によって開かれ、パチンコ玉が大入賞口26aに入賞可能な状態となる。
ランプ制御装置67は保留球表示部30aの点灯及び消灯を制御する。例えば、表示画面35において図柄が変動表示されている間に始動入賞口入賞球検出センサ60から検出信号が入力された場合には、保留表示部30aはこれに応じて1つ点灯する。この入賞は、電子抽選を行って図柄を変動させる権利として4つまで持ち越され、この権利を消化した場合には消灯信号がセンター役物30に入力され、保留表示部30aは1つずつ消灯される。
音声制御装置69はサウンドメモリを備えており、図柄の変動表示を行っているときや当たりを示す図柄が停止表示されたときなどにサウンドメモリから音声データを読み出し、この音声データを基にパチンコ機2に備え付けられたスピーカを駆動させる。
表示制御装置71は表示パネル36を制御する。表示制御装置71には計時回路53からカウント信号が入力され、表示制御装置71はこれを基に、表示画面35にて当たりを告知するための図柄が停止表示されてからアタッカ26が開放されるまでの時間やパチンコ玉の発射を促すガイドを表示パネル36に表示させる。
図3に示すように、発射制御装置59には第1の発射制御手段である第1発射制御部80、第2の発射制御手段である第2発射制御部81、タイマ回路85、監視部86が備えられており、発射制御装置59はパチンコ玉を発射する発射装置75を制御している。発射装置75は第1駆動制御部80と第2駆動制御部81とのうちどちらか一方によって発射が制御され、通常は第1発射制御部80を用い、変更操作ボタン15が押圧されたときは第2発射制御部81を用いる。第1発射制御部81にはパルスジェネレータ80a、分周回路80b、駆動回路80cが備えられ、第2発射制御部81にはパルスジェネレータ81a、分周回路81b、駆動回路81cが備えられている。分周回路80b、81bはパルスジェネレータ80a、81aで生成された制御パルスの周波数を調節し、駆動回路80c、81cは分周回路80b、81bから入力されるパルスを基にして駆動電圧パルスを発射装置75内のソレノイド90に供給する。ソレノイド90は駆動回路80c、81cから供給される駆動電圧パルスに応じて作動してパチンコ玉を発射する。発射制御装置59には、操作ハンドル14の位置に応じてボリューム77から抵抗信号が入力され、発射制御装置はボリュームからの抵抗信号が示す抵抗値に応じて駆動電圧パルスの電圧値を調節する。
発射装置75にはソレノイド90ほか、図示はしないがソレノイド90によって揺動される打ち出しハンマ、打ち出しハンマによってパチンコ玉が打ち出されるようにパチンコ玉を給送する球送り装置等が備えられている。ソレノイド90は第1発射制御部80または第2発射制御部81から供給される駆動電圧パルスを基にして駆動し、ソレノイド90の駆動に応じて打ち出しハンマが作動してパチンコ玉が発射される。発射装置75から発射されたパチンコ玉は発射通路(図示省略)を通って遊技領域9の上部に打ち出される。
第1発射制御部80は発射装置75に1分間で100発のパチンコ玉を等間隔で発射させる。駆動回路80cからソレノイド90に供給される駆動電圧パルスの周期は常に一定であり、これによってソレノイド90は一定周期で作動してパチンコ玉を発射する。1分間に100発のパチンコ玉を等間隔で発射させる際の発射間隔を標準発射間隔として、第2の発射制御下部81はパチンコ玉を発射しない第1期間と標準発射間隔よりも短い発射間隔でパチンコ玉を発射させる第2期間とを基準時間内に設定して、1分間に100発のパチンコ玉を発射装置75に発射させる。駆動回路81cから供給される駆動電圧パルスは、第2期間では駆動回路80cから供給される駆動電圧パルスの周期よりも短く、このため標準発射間隔よりも短い発射間隔でパチンコ玉が発射される速射が発射装置75によって実行される。第2期間と交互に設定される第1期間では駆動回路81cからソレノイド90に駆動電圧パルスは供給されず、このためパチンコ玉は発射されない。
図4に示すように変更操作ボタン15が押圧されると、速射が実行される時間がタイマ回路85セットされ、発射装置75は第2発射制御部81から供給される駆動電圧に応じて標準発射間隔よりも短い間隔でパチンコ玉を発射する。タイマ回路85にセットされた時間が経過するとパチンコ玉の発射は終了し、次いでパチンコ玉の発射が停止される時間がタイマ回路85にセットされ、パチンコ玉の発射が禁止される。タイマ回路85にセットされたタイマ値が経過するとパチンコ玉の発射の禁止が解除される。速射が行われる時間として10秒がタイマ回路85にセットされ、パチンコ玉の発射が停止される時間として10秒がタイマ回路85にセットされると、標準発射間隔よりも短い間隔で発射が行われて10秒間で33個のパチンコ玉が速射され、速射が行われた後の10秒間でパチンコ玉の発射は禁止される。パチンコ玉の発射の禁止が解除されたときに変更捜査ボタン15が押圧されると再び10秒間で33発のパチンコ玉が発射された後に10秒間パチンコ玉の発射が禁止され、前回の速射と合わせて40秒間に66個のパチンコ玉が発射される。さらに続けてパチンコ玉の発射の禁止が解除されたときに変更操作ボタン15が押圧された場合には1分間に99個のパチンコ玉が発射される。
発射制御装置59には監視部86が備えられ、監視部86は第1、第2発射制御部80、81からソレノイド90に供給される駆動電圧パルスを基にして1分間に発射されるパチンコ玉の個数を監視する。監視部68には駆動電圧パルスの個数をカウントする図示しないパルスカウンタが備えられ、パルスカウンタのカウント値を基に第1、第2発射制御部80,81を統括する。これによって、例えば、変更操作ボタン15の押圧前50秒間に50発のパチンコ玉が発射されていた場合では、変更操作ボタン15の押圧に応じて発射装置は10秒間に33発のパチンコ玉を発射し、変更操作ボタン15の押圧前50秒間に80発のパチンコ玉が発射されていた場合には、変更操作ボタン15が押圧されても速射は行われない。
表示パネル36はパチンコ玉の発射を控えるように促すガイドや変更操作ボタン15の押圧操作を促すガイドを表示し、遊技者は表示パネル36に表示されたガイドに従って変更操作ボタン15を操作することでより容易に大入賞口26aにパチンコ玉を入賞させることが可能となる。なお、表示パネル36に表示する内容はガイドに限らず、アタッカが開放されるまでの時間を表示してもよい。例えば当たりの図柄がセンター役物の表示画面に表示されたときに、表示パネルにアタッカが開放させるまでの時間を表示してカウントダウンすることにより遊技者はアタッカの開放に備えてパチンコ玉の発射を停止し、かつアタッカの開放に合わせて変更操作ボタンを操作することができる。
図5のタイミングチャートに示すように、表示画面35に当たりの図柄が時刻T1で表示されると表示パネル36にパチンコ玉の発射を控えるように促すガイドが表示される。遊技者は時刻T1から時刻T2までの10秒間パチンコ玉の発射を控えたときには、時刻T2以降で変更操作ボタン15を押圧してパチンコ玉を速射することができる。時刻T2では表示パネル36にパチンコ玉の発射を促すガイドが表示され、これによって遊技者は時刻T2から時刻T3までの10秒間で速射を行うことが容易になり、時刻T2から10秒間で33発のパチンコ玉が遊技領域9に発射される。時刻T2から2秒後の時刻T5でアタッカが開放され、時刻T2で発射されたパチンコ玉が大入賞口26aに入賞するようになる。
アタッカ26は時刻T6からT7までの10秒間閉じ、時刻T7から10秒間再び開放される。時刻T3から時刻T4まではパチンコ玉の発射が禁止される第2期間であり、この第2期間を経ると、遊技者は時刻T4以降でパチンコ玉の発射を開始することができるようになる。時刻T4で表示パネル36に変更操作ボタン15を操作するように促すガイドが表示され、このガイドに従って変更操作ボタン15が押された場合には、時刻T4から10秒間で33発のパチンコ玉が発射される。このように表示パネル36にガイドを表示することでアタッカ26の開放に合わせて速射を開始することが容易になり、より多くのパチンコ玉を大入賞口26aに入賞させることが可能となる。なお、上記では時刻T2でパチンコ玉の発射を促すガイドが表示したが、ガイドを表示するタイミングはこれに限らず、アタッカ26の開放時刻に合わせて適宜変更することにより、より興趣の高い遊技が可能となる。
上記構成の作用について図6のフローチャートを用いて説明する。始動入賞口23aにパチンコ玉が入賞すると、当たりか否かが当たり決定部47によって決定される。当たり決定部47にて当たりが決定され、当たりに対応した図柄が表示画面35に表示されると、表示パネル36にパチンコ玉の発射を控えるように促すガイドが表示される。遊技者はガイドに従ってパチンコ玉の発射を控えることでアタッカ26の開放時に集中的にパチンコ玉を発射することができるようになる。
表示パネル36のガイドに従ってアタッカ26が開放されるまでパチンコ玉の発射が行われなかったときには、アタッカ26の開放時に速射を行うことができる。アタッカ26の開放前に表示パネル36に示される速射を促すガイドに従って変更操作ボタン15が押圧されるとパチンコ玉の速射が開始される。
表示パネル36に表示されるガイドに従って変更操作ボタン15が押されると操作ハンドル14のみを操作した場合よりも多くのパチンコ玉を大入賞口26aに入賞させることができる。大入賞口26aへのパチンコ玉の入賞に応じてパチンコ玉は8個払い出され、パチンコ玉が20個入賞するとアタッカ26が閉口するように予め設定した場合、変更操作ボタン15の押圧に応じて発射された33個のパチンコ玉のうち20個が入賞するとこれに応じて160個のパチンコ玉が払い出されアタッカ26は閉じる。1回の当たりの告知に伴いアタッカ26はこのような一時的な開放を15回繰り返すため、最大で2400個のパチンコ玉が払い出され、遊技者は正味2100個のパチンコ玉の獲得が可能となる。また、従来のパチンコ機では、発射装置は常に一定の発射間隔で1分間に100発のパチンコ玉を遊技領域に発射しているため、例えば、1回の当たりの告知でアタッカが解放される略8分間で2000個程度のパチンコ玉を獲得できたが、上記のようにアタッカ26の開放に合わせてパチンコ玉を速射させることにより、アタッカ26の一時的な開放時間を短くした場合でも従来と同数のパチンコ玉を獲得することができる。
なお、上記の実施形態では基準時間となる1分間に10秒間の第1期間と10秒間の第2期間とをそれぞれ3回設定したが、本発明はこれに限らない。例えば、基準時間内に30秒間の第1期間と30秒間の第2期間とを設定し、第2期間に100発のパチンコ玉を発射させる第2発射制御部を設けてもよい。また、基準時間内に15秒間の第1期間と15秒間の第2期間とをそれぞれ2回設け、各第2期間で50発のパチンコ玉を発射させるようにしてもよい。このような第2発射制御部を設けることによって興趣を高めることができる。
また、上記の実施形態では、第2制御部は第1期間でパチンコ玉を発射させず、第2期間に標準発射間隔よりも短い発射間隔でパチンコ玉を発射させたが、本発明はこれに限らない。例えば、それぞれ30秒の第1期間と第2期間とを基準時間内に設定する第2発射制御部で、第1期間に50個よりも少ない個数のパチンコ玉を発射させ、第2期間で50個よりも多い個数のパチンコ玉を発射させ1分間に100個のパチンコ玉を発射させても構わない。即ち標準発射間隔で30秒間に発射されるパチンコ玉の個数は50個であり、第1期間でこの50個よりも少ない個数のパチンコ玉を発射させる一方、第1期間で50個よりも下回った個数のパチンコ玉を第2期間で50個に上乗せして発射させることにより、合計で100個のパチンコ玉を発射させることができる。このような第2発射制御部を設けることによっても興趣の高い遊技を提供することができる。
また、上記の実施形態では変更操作ボタン15の操作に応じてパチンコ玉の速射を行ったが、本発明はこれに限らず、例えば、アタッカの一時的な開放時に操作ハンドルを操作したときには自動的に速射が行われるようにしてもよい。アタッカが開放されているときに操作ハンドルが基準位置から操作されているときには速射を実行し、アタッカが閉じているときには、操作ハンドルが基準位置に位置していないときでもパチンコ玉の発射を禁止する。このようにすることで速射を行うときの操作がより簡便になり、利便性の高いパチンコ機を提供することができる。
本発明の弾球遊技機であるパチンコ機について上扉を開けて前側から観察した外観斜視図である。 パチンコ機の電気的な構成を概略的に示したブロック図である。 発射制御装置の電気的な構成を概略的に示したブロック図である。 パチンコ玉の速射が行われる期間とパチンコ玉の発射が停止される期間とについて説明するフローチャートである。 アタッカの開閉に合わせてパチンコ玉の速射を行ったときのタイミングチャートである。 アタッカの開閉に合わせてパチンコ玉の速射を行って遊技を行った場合のフローチャートである。
符号の説明
2 パチンコ機(弾球遊技機)
9 遊技領域
14 操作ハンドル
15 変更操作ボタン(操作手段)
26 アタッカ
36 表示パネル
59 発射制御装置(発射制御手段)
75 発射装置(発射手段)
80 第1発射制御部(第1の発射制御手段)
81 第2発射制御部(第2の発射制御手段)
80 パルスジェネレータ
82 分周回路
84 駆動回路
90 ソレノイド

Claims (6)

  1. 遊技領域に向けて遊技球を発射する発射装置と、前記発射装置に遊技球の発射を命令する発射制御手段とを備えた弾球遊技機において、
    前記発射制御手段は、予め定められた基準時間内に等間隔で遊技球を発射することによって規定個数の遊技球を発射させる第1の発射制御手段と、
    前記第1の発射制御手段により遊技球が発射される間隔を標準発射間隔としたときに、前記標準発射間隔よりも長い間隔で遊技球を発射させる第1期間と、前記標準発射間隔よりも短い発射間隔で遊技球を発射させる第2期間とが前記基準時間内に設定され、前記基準時間内における遊技球の発射個数が前記規定個数となる第2の発射制御手段とを有することを特徴とする弾球遊技機。
  2. 遊技領域に向けて遊技球を発射する発射装置と、前記発射装置に遊技球の発射を命令する発射制御手段とを備えた弾球遊技機において、
    前記発射制御手段は、予め定められた基準時間内に等間隔で遊技球を発射することによって規定個数の遊技球を発射させる第1の発射制御手段と、
    前記第1の発射制御手段により遊技球が発射される間隔を標準発射間隔としたときに、遊技球を発射しない第1期間と、前記標準発射間隔よりも短い発射間隔で遊技球を発射させる第2期間とが前記基準時間内に設定され、前記基準時間内における遊技球の発射個数が前記規定個数となる第2の発射制御手段とを有することを特徴とする弾球遊技機。
  3. 前記第2の発射制御手段は、前記第1期間と前記第2期間とを前記基準時間内で交互に切り換えることを特徴とする請求項1または2記載の弾球遊技機。
  4. 前記第1期間と前記第2期間の時間の長さが同じであることを特徴とする請求項1ないし3いずれか1つ記載の弾球遊技機。
  5. 前記第2の発射制御手段を有効とするための操作手段を設けたことを特徴とする請求項1ないし4いずれか1つ記載の弾球遊技機。
  6. 前記操作手段が操作可能となった場合に報知を行うことを特徴とする請求項5記載の弾球遊技機。
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