JP2010115369A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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彰 隠岐
Atsushi Kirimoto
敦史 切本
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雅之 齋藤
Yoshitaka Shimura
敬隆 志村
Jiro Sumi
二郎 隅
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Abstract

【課題】特別図柄ゲーム開始の契機となる始動入賞手段を複数設け、1の始動入賞手段を通過した遊技球を他の始動入賞手段に誘導する遊技球誘導通路に、普通図柄ゲームの結果に応じて開閉する電動役物を配設することは先願として既に存在するが、前記先願は、普通図柄ゲームが当たりになると、前記電動役が開状態となって遊技球を収容するので、前記他の始動入賞手段への入球期待がなくなり、遊技の興趣が低下する問題があった。
【解決手段】前記1の始動入賞手段を電動役物とし、前記遊技球誘導通路に遊技球の通過を阻止、又は可能に切替える遊技球誘導妨害手段を配設し、普通図柄ゲームが当たりになると、前記電動役物を開口状態とすると共に、前記遊技球誘導妨害手段を遊技球通過可能に切り替えることにより、1の始動入賞手段と他の始動入賞手段による特別図柄ゲームを連続発生させて遊技球大量獲得のチャンスを与えること。
【選択図】図2

Description

本発明は、始動入賞口に入球することにより表示装置に表示される識別情報(以下「特別図柄」という)がスクロール変動し、所定時間後に変動停止したときの特別図柄が、大当りなどで停止表示した結果態様に基づいて遊技価値の付与を可能とする、特別図柄ゲームを行う遊技機において、当該特別図柄ゲーム実行の契機となる始動入賞口を複数備えたパチンコ遊技機に関する。
複数の始動入賞口を備え、当該各始動入賞口に入球することにより、各始動入賞口に対応する特別図柄ゲームが実行されるパチンコ遊技機において、ある始動入賞口(以下「第1始動通過口」という)に入球した遊技球を、他の始動入賞口(以下「第2始動入賞口」という)に誘導する遊技球誘導通路を設け、前記第1始動通過口を遊技球が通過することを契機に実行される特別図柄ゲームと前記第2始動入賞口への入球を契機に実行される特別図柄ゲームとによる大当りを連続して発生させることにより遊技興趣を高めると共に、前記通路に電動役物を設け、当該役物を普通図柄ゲームの結果により開閉して、前記遊技球誘導通路を遊技球が通過して第2始動入賞口に入球するか否かの可能性を付与することにより、さらに遊技興趣の向上を図ったパチンコ遊技機が既に出願されている(特許文献1参照)。
特願2008−51606号
特許文献1に示されるパチンコ遊技機では、普通図柄ゲーム結果が当たり又はハズレに応じて電動役物が開状態又は閉状態になるだけで、前記第1始動通過口への入球数は増加しないこと、さらに、普通図柄ゲームの結果が当たりとなると前記電動役物が開状態となるので、連続大当り等による遊技球獲得のチャンスが減少して普通図柄ゲームの楽しみが滅失する。
また、前記第1始動通過口を電動チューリップとして、当該電動チューリップの開閉を前記遊技球誘導通路に設けた電動役物の開閉に同期させることも特許文献1には記載されている(段落〔0124〕参照)。
しかしながら、前記第1始動通過口となる電動チューリップが開放して入球し易い状態となると、前記遊技球誘導通路に設けた電動役物も開放状態となっているので、前記第1始動通過口を通過する遊技球が多くなっても、当該遊技球は遊技球誘導通路に設けた電動役物に入球してしまうので前記第2始動入賞口に入球する数が格段に増加することはない。
したがって、折角、前記第1始動通過口となる電動チューリップが開放して、前記第1始動通過口に遊技球が多数入球しても、前記第2始動入賞口が行う特別図柄ゲーム発生の期待、すなわち、大当りが連続する可能性はそれ程期待できないので遊技球大量取得の期待が生じず遊技の興趣が向上しない。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、所定期間内に前記第1始動通過口を通過する遊技球の数を大にすると共に、前記第1始動通過口を通過した遊技球が前記第2始動入賞口に入球する確率を高くして、前記第1始動通過口及び前記第2始動入賞口で実行される特別図柄ゲームで大当りが連続して発生する確率が飛躍的に高いパチンコ遊技機を提供することである。
請求項1に記載の発明は、
特別図柄を変動表示する特別図柄表示装置と、
遊技球が流下する遊技領域に配設されて、前記特別図柄表示装置にて行う特別図柄ゲームのゲーム開始の契機となる第1特別図柄始動入賞装置及び第2特別図柄始動入賞装置と、
普通図柄を変動表示する普通図柄表示装置と、
遊技球が流下する遊技領域に配設されて、前記普通図柄表示装置にて行う普通図柄ゲームのゲーム開始の契機となる普通図柄始動入賞装置と、
特別図柄ゲームの結果により開閉する可動片及び入賞部を備える役物装置が
少なくとも配設された遊技盤と、
特別図柄ゲームを実行する特別図柄ゲーム実行手段と、
普通図柄ゲームを実行する普通図柄ゲーム実行手段と、
少なくとも前記各手段と各装置を制御する中央演算装置とを備え
前記第1特別図柄始動入賞装置は、遊技球が入球しにくい閉状態と入球し易い開状態とに変位する開閉翼片を備えた常時閉状態の始動通過口であり、当該始動通過口と第2特別図柄始動入賞装の間に、前記始動通過口を通過した遊技球を前記第2特別図柄始動入賞装置へ遊技球を誘導する誘導機能、入球を妨害する妨害機能の2機能を選択的に切替可能な遊技球誘導妨害手段が配設された弾球遊技機であって、
前記普通図柄ゲーム実行手段は、普通図柄始動入賞装置への遊技球の入球に基づいて行う乱数抽選の判定結果に応じた停止図柄で普通図柄表示装置の変動を停止表示させ、当該判定結果に応じて、前記開閉翼片の所定期間の開放と前記遊技球誘導妨害手段の誘導機能への切替、又は前記開閉翼片の所定期間の開放と前記遊技球誘導妨害手段の妨害機能への切替制御を行うことを特徴とする。
前記遊技球誘導妨害手段は、始動通過口と始動通過口の下方に配置された第2特別図柄始動入賞装置の間に、前記始動通過口を通過した遊技球を第2特別図柄始動入賞装置に向けて誘導する誘導路が形成されており、
当該誘導路は、複数の釘を一列に整列させた釘壁体が遊技球約1個分の間隔をあけて対向配置されており、
当該対向配置された釘壁体の少なくとも一方には、遊技球を前記誘導路外に排出する球逃げ部が、隣り合う釘を遊技球の通過可能な間隔とすることにより形成されており、
前記球逃げ部近傍には、前記誘導路を流下する遊技球を前記球逃げ部に誘導するように遊技盤から突出する突出位置と、遊技盤内に没入して第2特別図柄始動入賞装置に誘導する退避位置とに変位可能な妨害板等にて構成されていることを特徴とする。
ある始動入賞口(第1始動通過口)に入球した遊技球が他の始動入賞口(第2始動入賞口)に入球する確率を大にし、さらに、前記第1始動通過口を電動役物としたので、当該電動役物が開放されたときは、大当りの連続回数が飛躍的に多くなる可能性があるので、遊技球大量獲得の期待が高まり遊技の興趣が向上する効果を有する。
発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図1は本発明の第1の実施形態に係わるパチンコ遊技機の正面斜視図、図2は遊技盤9の正面図、図3はパチンコ遊技機の裏面斜視図、図4は制御回路のブロック構成図、図5は普通図柄ゲームのフローチャート、図6(A)、(B)は普通図柄ゲーム結果に基づく特別図柄始動入賞装置の動作フロー図、図7、図8は遊技球誘導妨害手段の他の例を示す図、図9は特別図柄ゲームのフローチャートである。
図1に示すように、本実施形態に係わる弾球遊技機1は、遊技場の島設備に設置される外枠2と、外枠2の内側に設けられた本体(プラ枠)3,本体3に収納保持される遊技盤9、本体3に扉状に開閉自在に取り付けられた前扉と、当該前扉に更に扉状に開閉自在に取り付けられたガラス枠に保持されたガラス板7と、前扉の上部に取り付けられたスピーカ4、電飾5、本体(プラ枠)3下部に取り付けられた、遊技球を貯留する球受皿6、発射駆動装置8、発射駆動装置へ案内された遊技球を打ち出す操作ハンドル8a等を具備している
遊技盤9は、図2に示されるように、ガイドレール9aで囲まれた遊技領域9bを有しており、遊技者の手動操作によって発射ハンドル8aが任意角度に回転されると、発射装置8から遊技領域9bに向けて遊技球が打ち出されるようになっている。遊技領域9bの中央付近には、センター装置20が配設され、その中央部には液晶パネル(LCD)等からなる主表示装置21が、その両側部にはワープ装置22が、その下部にはワープ装置22にて誘導された遊技球を受けるステージ23が形成されている。
当該センター装置20の左側方には、遊技球が通過したことを契機に、後述する普通図柄ゲームを開始するスルーゲート13が普通図柄始動入賞装置として配設され、右側方には入賞部となる大入賞口14、および当該大入賞口を開閉する可動片14aを備える役物装置が配設されている。
また、センター装置20の下方には、遊技球が通過したことを契機に、後述する特別図柄ゲームを開始する第1特別図柄始動入賞装置10、遊技球誘導妨害手段11、第2特別図柄始動入賞装置である第2始動口12が上から順に配設されている。
前記第1特別図柄始動入賞装置10は、第1始動通過口10aと当該第1始動通過口10aを遊技球が通過し易い開状態と通過しにくい閉状態とに変位する開閉翼片10bから構成されており、当該第1始動通過口10a、前記スルーゲート13、第2始動口12、大入賞口14には、各々遊技球が通過又は入球したことを検出する図示しない第1始動口通過球検知センサ10c、普図始動口通過球検知センサ13a、第2始動口入球検知センサ12a、V通過球検知センサ14b及び入賞球カウントセンサ14cが配設されている。
また、前記遊技球誘導妨害手段11は、前記第1始動通過口10aを通過した遊技球を第2始動口12に誘導する誘導釘11bにて形成された遊技球誘導通路11aと、当該遊技球誘導通路11aを遊技球11eが通過するのを遊技盤9から出没することにより阻止又は通過可能に切替える三角形状の妨害板11dとからなり、しかも、前記遊技球誘導通路11aを形成する誘導釘11bの一部には、遊技球11eが通過可能な間隔で誘導釘11bが配置された球逃げ部11cが形成されている。
したがって、前記妨害板11dが遊技盤面から突出すると、前記遊技球誘導通路11aを遮断して第1始動通過口10aを通過した遊技球11eを、前記略三角形状の妨害板11dの斜辺が前記球逃げ部11cに誘導して当該遊技球誘導通路11aから遊技領域9bに飛び出させ、逆に、前記妨害板11dが遊技盤面に没入すると、第1始動通過口10aを通過した遊技球11eは遊技球誘導通路11aを直線的に流下して第2始動口12に入球する。
前記遊技球誘導妨害手段11の右側方には、第1特別図柄表示器15と第1特図保留球表示ランプ15a、第2特別図柄表示器16と第2特図保留球表示ランプ16a、普通図柄表示器17が配置され、前記第1,第2特別図柄表示器15,16は、LED表示装置からなり、後述する特別図柄ゲームに基づいて、数値、図柄などが変動し、乱数抽選にて決定された停止図柄で停止表示する。
また、前記普通図柄表示器17も同様に、後述する普通図柄ゲームに基づいて数値、図柄などが変動し、乱数抽選にて決定された停止図柄で停止表示する。このとき、前記主表示装置21で表示されるキャラクタ演出も当該普通図柄表示器17の変動、停止表示に同期して変動、停止表示を行い、当該キャラクタ演出は普通図柄表示器17の停止図柄と同様の結果を表示する。
前記遊技盤9の遊技領域9bには、その下方端に設置されたアウト口18、適宜箇所に配設された一般入賞口19、当該入賞口19への入球を検知する図示しない一般入賞口入球検知センサ19a、及び、図示しない複数の遊技用の釘、風車等が配設されている。
また、パチンコ遊技機の裏面には、図3に示すように遊技制御手段24、払出制御手段25、払出装置25a、発射駆動装置8を制御する発射制御手段26、ランプや電飾5を制御するランプ制御手段27、スピーカ4等の音響装置を駆動制御する音響制御手段28、表示装置、表示器等を制御する表示制御手段29等の制御手段が配設されている。
図4に基づいて、制御回路の構成、及びその動作を説明する。
遊技制御手段24は、演算を行うCPU240、遊技制御プログラム、乱数テーブル等を記憶したROM241、RAM242、特別図柄ゲーム実行手段243、特図保留球記憶手段244、普通図柄ゲーム実行手段245、普図保留球記憶手段246、及びI/O端子247等から構成されている。
前記特別図柄ゲーム実行手段243は、第1特別図柄始動入賞装置10の第1始動通過口10aを遊技球が通過するか、又は第2特別図柄始動入賞装置である第2始動口12に遊技球が入球することにより、大当りか否かを決定する大当り抽選用乱数、停止図柄用乱数等の乱数抽選の実行、及び当該乱数の判定を行うと共に、表示制御手段29を介して各々第1特別図柄表示器15、第2特別図柄表示器16において図柄変動開始、及び前記停止図柄にて停止させる特別図柄変動ゲームの制御を行う。
また、前記停止図柄が大当り図柄のときは、大入賞口ソレノイド31を制御して大入賞口14を閉鎖する可動片14aを開放し、大入賞口14を所定期間開口状態にする。又、当該停止図柄が特定の大当り図柄である場合には、前記大入賞口14の所定期間の開口に加えて、確変、時短回数などの通常時より有利な特別遊技状態を満了条件充足までの間設定する制御を行う。
さらに、前記特別図柄ゲーム実行手段243は、ROM241に記憶されている乱数判定用テーブルとしてラウンド数、時短回数を相違させた複数の判定用テーブルを、遊技球が入球した第1始動通過口10a、第2始動口12等の特別図柄ゲームの始動入賞装置に応じて変更する制御を必要に応じて行う。
前記普通図柄ゲーム実行手段245は、スルーゲート13に遊技球が入球することにより、当りか否かを決定する乱数、主表示装置21に表示するキャラクタ演出用乱数、停止図柄用乱数等の乱数抽選の実行、及び当該乱数の判定を行うと共に、表示制御手段29を介して主表示装置21における前記キャラクタ演出の制御を行う。さらに、当該演出と同期させて普通図柄表示器17における数値又は図柄の変動、及び前記停止図柄にて停止させる制御を行い、前記停止図柄が当り図柄のときは第1特別図柄始動入賞装置10の開閉翼片10bを所定期間(例えば、5〜6秒)開放し、前記当たり図柄の内の特別の当たり図柄のときは、第1特別図柄始動入賞装置10の開閉翼片10bの開放に加えて前記遊技球誘導妨害手段11の妨害板11dを遊技盤9内に没入させる制御を行う。
要するに、普通図柄ゲーム実行手段245にて行った乱数抽選の結果が所定確率(例えば、1/1300)の下で当たりのときは第1特図始動入賞装置10の開閉翼片10bを開放して第1始動通過口10aを遊技球が通過し易くするが、遊技盤9から突出している妨害板11dに誘導されて誘導釘11bの球逃げ部11cから遊技領域9bに飛び出すので第2始動口12には入球しない。
しかしながら、前記乱数抽選の結果が所定確率(例えば、1/2000)の下で、当たりの内の特別の当たりのときは、第1特別図柄始動入賞装置10の開閉翼片10bの開放に加えて前記遊技球誘導妨害手段11の妨害板11dが遊技盤9内に没入しているので、開閉翼片10bが開放されて通過し易くなった第1始動通過口10aを通過した遊技球は、妨害板11dに邪魔されることなく誘導釘11bにて形成された遊技球誘導通路11a内を直線的に流下して第2始動口12に必ず入球する。したがって、第1特別図柄始動入賞装置10による大当りと、第2始動口12への入球による第2特別図柄始動入賞装置に基づく大当りとが連続する可能性が高くなる。
また、前記普通図柄ゲーム実行中に遊技球がスルーゲート13を通過したときは、普通図柄保留球として保留球記憶手段246に累積記憶されると共に、主表示装置21の一部に設けられた普通図柄保留球表示部17aに表示される。
当該普通図柄保留球は、現在行われている普通図柄ゲームが終了すると、普通図柄保留球1個に付き普通図柄表示器17及び主表示装置21において普通図柄ゲームが1回実行され、当該普通図柄ゲームが1回実行される毎に普通図柄保留球数が1ずつ減少し、普通図柄保留球がゼロになるまで当該普通図柄ゲームは繰返し実行される。
また、当該普通図柄保留球は上限が設定(例えば、4個)されており、当該設定された上限以上にスルーゲート13を通過しても保留球としては累積記憶されない。
前記遊技制御手段24の入力側には、一般入賞口19に入球したことを検出する一般入賞口入球検知センサ19a、第1特別図柄始動入賞装置10の第1始動通過口10aに遊技球が通過したことを検出する第1始動口通過球検知センサ10c、スルーゲート13を通過したことを検知する普図始動口通過球検知センサ13a、第2始動口12に遊技球が入球したことを検出する第2始動口入球検知センサ12a、大入賞口14に配設されてラウンドを継続させる図示しないVゾーンを遊技球が通過したことを検出するV通過球検知センサ14b、大入賞口14の大当りゲームを終了させる条件、例えば、大入賞口14の所定回数の開閉動作終了、可動片14aの開放状態が30秒経過、或いは、遊技球が、例えば10個入球したことを条件とする場合における、3番目の条件である大入賞口14への遊技球入球数をカウントする入賞球カウントセンサ14c等が接続されている。
また、その出力側には、電飾5を制御するランプ制御手段27、音響装置4を制御する音響制御手段28、払出装置25aを制御する払出制御手段25、主表示装置21、普図保留球表示部17a、第1特別図柄表示器15、第1特図保留球表示ランプ15a、第2特別図柄表示器16、第2特図保留球表示ランプ16a、普通図柄表示器17等を制御する表示制御手段29、第1特別図柄始動入賞装置10の第1始動通過口10aへの入球をコントロールする開閉翼片10bの開閉駆動を行う第1始動口ソレノイド30、大入賞口14を開閉する可動片14aの開閉駆動を行う大入賞口ソレノイド31が接続され、その他発射駆動装置8を制御する発射制御手段26を備えている。
ここで、普通図柄ゲームについて図5のフローチャートを用いて説明する。
普通図柄始動入賞装置であるスルーゲート13を遊技球が通過すると(ステップS1)、当該通過に伴い取得した乱数に基づいて、ハズレであるか、当り(当たり2)であるか、当りの内の特別の当りであるか(当たり1)を判定する(ステップS2)。
前記ステップS2の判定がハズレのときは、普通図柄表示器17の変動、主表示装置21のキャラクタ演出を開始し、前記取得乱数に対応するハズレ図柄、ハズレ演出で停止した(ステップS3)後、普図保留球が存在するか否か判定する(ステップS12)。
前記ステップS12で保留球が存在する場合は、累積された普図保留球から1を減算して(ステップS13)ステップS2に戻り、保留球が無いときはスタートに戻る。
前記ステップS2の判定が当たり2のときは、普通図柄表示器17の変動、主表示装置21のキャラクタ演出を開始し、前記取得乱数に対応する当たり図柄、当たり演出で停止させた(ステップS4)後、第1始動通過口10aの開閉翼片10bを開放し(ステップS5)、開放の所定期間が経過したか否か判定する(ステップS6)。
前記ステップS6の判定が所定期間の経過との判定のときは前記開閉翼片10bを閉鎖した(ステップS7)後、普図保留球が存在するか否か判定する(ステップS12)。
前記ステップS12で保留球が存在する場合は、累積された普図保留球から1を減算して(ステップS13)ステップS2に戻り、保留球が無いときはスタートに戻る。
また、前記ステップS2の判定が当り1のときは、普通図柄表示器17の変動、主表示装置21のキャラクタ演出を開始し、前記取得乱数に対応する特別の当り図柄、特別の当たり演出で停止させた(ステップS8)後、第1始動通過口10aの開閉翼片10bを開放すると共に、妨害板11dを遊技盤内に没入して(ステップS9)、所定期間が経過したか否か判定する(ステップS10)。
前記ステップS10の判定が所定期間の経過との判定のときは前記開閉翼片10bを閉鎖すると共に、妨害板11dを遊技盤9から突出させ(ステップS11)、前記遊技球誘導通路11aを遮断して球逃げ部11cから遊技球11eが遊技領域9bに飛び出す状態に戻しておく。
次いで、保留球が存在するか否か判定し、保留球が存在する場合は、累積された普図保留球から1を減算して(ステップS13)ステップS2に戻り、保留球が無いときはスタートに戻る。
次に、特別図柄ゲームについて説明する。
特別図柄ゲームは、第1特別図柄始動入賞装置、又は第2特別図柄始動入賞装置のどちらに入球しても実行されるゲームは同様であるので、ここでは第1特別図柄始動入賞装置10への入球に基づく特別図柄ゲームを例に説明する。
第1始動通過口10aを遊技球11eが通過すると、乱数抽選の実行及びその判定を行うと共に特別図柄表示器15に表示される特別図柄がスクロール変動を開始し、当該スクロール変動中に遊技球が第1始動通過口10aを通過したときは、取得乱数が特図保留球記憶手段244に、第1始動通過口10aに係わる保留球(以下「第1保留球」という)として記憶されると共に、第1特図保留球表示ランプ15aに累積の保留球が表示される。
当該第1保留球は、第1保留球1個に付き特別図柄表示器15において、特別図柄のスクロール変動が所定時間変動し、当該時間経過後に停止して前記取得した乱数にて決定された停止図柄を停止表示する特別図柄変動ゲームが1回実行され、当該特別図柄変動ゲームが1回実行される毎に第1保留球が1ずつ減少し、第1保留球がゼロになるまで当該特別図柄変動ゲームは実行される。
また、当該保留球はその累積値の上限が設定(例えば、4個)されており、当該設定された上限以上に第1始動通過口10aを通過しても第1保留球としては累積記憶されない。
ここで、第1特別図柄表器15において、第1始動通過口10aの通過に対応する特別図柄が、所定確率(例えば、100/101)の下に大当り図柄(例えば、15ラウンド大当りを示す図柄)で停止すると特別遊技が実行される。
すなわち、可動片14aによって通常閉状態にある大入賞口14が当該可動片14aの作動により大入賞口14は、例えば、一定期間(例えば30秒)が経過するまで、または、所定個数(例えば、10個)の遊技球が大入賞口14に入賞するまで開口状態に維持され、この大入賞口14が開口されてから一定期間の経過(例えば30秒)、または、所定個数(例えば、10個)の遊技球が大入賞口14に入球するまでを1ラウンドとして大入賞口14の開口状態が終了する。しかしながら、大入賞口14開口中に大入賞口14内の図示しないVゾーンを遊技球が通過すると、大入賞口14を閉鎖する可動片14aが開状態となって大入賞口14の開口が再度行われ、当該Vゾーンに基づく大入賞口14の前記開口回数は予め設定された設定回数(例えば15ラウンド)まで可能な大当りゲームが行われる。
なお、Vゾーンへの遊技球の通過がなくとも、予め設定された回数のラウンドまで必ず実行させるような大当りゲームの流れとしても良い。
また、この停止した大当り図柄が特定の大当り図柄の場合には、前記大当りゲームに加えて、図柄変動時間短縮化遊技(以下「時短」という)などの遊技者に有利な遊技価値が付与された特典遊技への移行が所定タイミングで設定され、当該特典遊技は所定条件の成就、例えば特別図柄ゲームが10回(例えば、大当り後の時短回数が10回)実行されると終了となる。
要するに、前記停止した図柄が時短大当りとすると、大入賞口14は当該可動片14aの作動によって開口状態とされ、前記Vゾーンを遊技球が通過することなく、開放されてから一定期間の経過(例えば30秒)、または、所定個数(例えば、10個)の遊技球が大入賞口14に入球すると、大入賞口14は当該可動片14aの作動により閉状態とされるが、開口状態が予め定めた回数行われた以降(大当りゲーム終了後)に行われる前記特別図柄変動ゲームにおいて、その図柄変動時間が当該特典付き大当りゲーム終了後以外の通常遊技と比較して短縮した特典遊技が設定される。
前記設定は、当該図柄変動時間が短縮した遊技状態において行う特別図柄ゲームが所定回数である10回実行されると(大当り後の時短回数10回)、前記設定されていた図柄変動時間が短縮した特典遊技が終了となり、11回目以降の特別図柄ゲームにおける図柄変動時間は通常の変動時間となる。
なお、特典遊技として、当たり判定する確率を、当該特典付き大当りゲーム終了後以外の通常遊技時と比較して向上させる高当選確率状態としても良い。
また、第2特別図柄始動入賞装置である第2始動口12への入球に基づく特別図柄ゲームも前記したように、前記第1特別図柄始動入賞装置10への入球に基づく特別図柄ゲームと同様である。
ここで、特別図柄ゲームを図9のフローチャートを用いて説明する。
特別図柄始動入賞装置(第1始動通過口10a、第2始動口12)に遊技球が入球すると(ステップS50)、乱数を取得して当該取得乱数が大当りか否か判定し(ステップS51)、当該判定が大当り判定のときは、さらに大当りの内の特別の大当りか否か判定する(ステップS52)。
前記ステップS52の判定が特別の大当りのときは特典遊技フラグを設定すると共に、特別図柄表示装置(第1特別図柄表示器15、第2特別図柄表示器16)の変動を開始し、所定時間の経過後特別の大当り図柄で停止させる(ステップS54)。
一方、前記ステップS52の判定が特別の大当りではないときは、特別図柄表示装置(第1特別図柄表示器15、第2特別図柄表示器16)の変動を開始し、所定時間の経過後、大当り図柄で停止させる(ステップS54)。
次いで、大入賞口14を所定期間開口し(ステップS55)、当該開口期間中に遊技球がVゾーンを通過すると(ステップS56)、最大15ラウンドを限度としてVゾーンを通過した遊技球の数だけ大入賞口15の所定期間の開口を繰返し(ステップS57)、当該15ラウンド満了、または、Vゾーンを通過しないときは、当該所定期間の経過後大入賞口14を閉鎖する(ステップS58)。
次に、前記ステップS53の特典遊技フラグが設定されているか否か判定し(ステップS59)、当該フラグが設定されているときは特典遊技を設定する(例えば、時短10回等)と共に、当該フラグを消去する(ステップS60)。
次いで、設定されている特典遊技の回数を消化したか否か判定し(ステップS61)、当該回数を消化したとの判定のときは特典遊技の設定を解除して通常の大当りゲームに戻り(ステップS62)、一方、未だ当該回数を消化していないときは、当該回数が消化されるまで、特典遊技が設定されたままとなる。
また、前記ステップS51における取得乱数の判定が大当りではないとの判定のときは、特別図柄表示装置(第1特別図柄表示器15、第2特別図柄表示器16)の変動を開始し、所定時間経過後ハズレ図柄で停止させ(ステップS54)、その後、設定されている特典遊技の回数を消化したか否か判定し(ステップS61)、当該回数を消化したとの判定のときは特典遊技の設定を解除して通常の大当りゲームに戻り(ステップS62)、一方、未だ当該回数を消化していないときは、当該回数が消化されるまで、特典遊技が設定されたままとなる。
ここで、本発明の特徴である、普通図柄ゲーム結果に基づく特別図柄ゲームついて図6(A)、(B)のフローチャートを用いて説明する。
図6(A)に示すように、第1特別図柄始動入賞装置10の第1始動通過口10aを遊技球11eが通過すると(ステップS1)、普通図柄ゲーム結果が、当たり1状態か当たり2状態かであるか判定し(ステップS2)、当たり1、すなわち、前記第1始動通過口10aの開閉翼片10bが開放状態にあり、妨害板11dが遊技盤9に没入した状態であるときは、第1始動通過口10aを遊技球11eが通過した際に取得した乱数が大当りか否か判定し(ステップS3)、当該判定が大当り判定のときは当たりの第1特別図柄ゲームを実行する(ステップS4)。
前記のように、普通図柄ゲーム結果が当たり1状態のときは、妨害板11dが遊技盤9に没入した状態であるから、前記遊技球11eは遊技球誘導通路11aに誘導されて第2始動口12に必ず入球するので、当該第2始動口12入球時に取得される乱数が大当りか否か判定し(ステップS5)、当該判定が大当り判定のときは当たりの第2特別図柄ゲームを実行する(ステップS6)。
次いで、第1保留球があるか否か判定し(ステップS7)、第1保留球があるときは当該第1保留球から1を減じて(ステップS8)ステップS2に戻り、第1保留球がないときはスタートに戻る。
また、前記ステップS5の判定が大当りではないとの判定、すなわち、ハズレ判定のときは、ハズレの第2特別図柄ゲームを実行する(ステップS12)。
次いで、第1保留球があるか否か判定し(ステップS7)、第1保留球があるときは当該第1保留球から1を減じて(ステップS8)ステップS2に戻り、第1保留球がないときはスタートに戻る。
また、前記ステップS3の判定が大当りではないとの判定、すなわち、ハズレ判定のときは、遊技球11eが第1始動通過口10aを通過した後、ハズレの第1特別図柄ゲームを実行し(ステップS9)、次いで第2始動口12に入球するので、当該第2始動口12入球時に取得される乱数が大当りか否か判定し(ステップS10)、大当りとの判定のときは当たりの第2特別図柄ゲームを実行する(ステップS11)。
次いで、第1保留球があるか否か判定し(ステップS7)、第1保留球があるときは当該第1保留球から1を減じて(ステップS8)ステップS2に戻り、第1保留球がないときはスタートに戻る。
一方、前記ステップS10にて大当りではないとの判定、すなわち、ハズレ判定のときは、ハズレの第2特別図柄ゲームを実行する(ステップS12)。
次いで、第1保留球があるか否か判定し(ステップS7)、第1保留球があるときは当該第1保留球から1を減じて(ステップS8)ステップS2に戻り、第1保留球がないときはスタートに戻る。
なお、第1特別図柄始動入賞装置10の第1始動通過口10aを通過した遊技球11eは、当たり1の状態では必ず第2特別図柄始動入賞装置である第2始動口12に入球するものであるから、第1保留球と第2保留球は同一となるので、ステップS7の保留球の存否はどちらの保留球を用いても良い。
次に前記ステップS2における普通図柄ゲームの結果が当たり2のとき、すなわち、前記第1始動通過口10aの開閉翼片10bが開放状態にあり、妨害板11dが遊技盤9に突出した状態であるときの遊技球の流について図6(B)のフローチャートを用いて説明する。
第1始動通過口10aを遊技球11eが通過した際に取得した乱数が大当りか否か判定し(ステップS13)、当該判定が大当り判定のときは大当りの第1特別図柄ゲームを実行する(ステップS14)。
ここでは、妨害板11dが遊技盤9から突出した状態であるから、前記遊技球11eが、遊技球誘導通路11aを構成する誘導釘11bに設けられている球逃げ部11cから遊技領域9bに飛び出すので第2始動口12に入球することはない。
次いで、第1保留球があるか否か判定し(ステップS15)、第1保留球があるときは当該第1保留球から1を減じて(ステップS16)ステップS2に戻り、第1保留球がないときはスタートに戻る。
一方、前記ステップS13の判定がハズレ判定のときは、ハズレの第1特別図柄ゲームを実行する(ステップS17)。次いで、第1保留球があるか否か判定し(ステップS15)、第1保留球があるときは当該第1保留球から1を減じて(ステップS16)ステップS2に戻り、第1保留球がないときはスタートに戻る。
次に、遊技球誘導妨害手段の他の実施形態として、図7、図8に示す第2、第3実施形態について順次説明する。
図7に示す第2実施形態についてまず説明する。
図7に示されるように、妨害板11dの形状が頂点を第1始動通過口10aに向けた3角形とすると共に、球逃げ部11cを当該三角形の斜辺の左右に複数設けてある。
したがって、当該妨害板11dが突出しているときは、第1始動通過口10aを通過した遊技球11eは矢印のように妨害板11dの前記斜辺に案内されて右又は左の球逃げ部11cから遊技領域9bに飛び出して遊技領域9bを流下する。
一方、当該妨害板11dが遊技盤9内に没入しているときは、第1実施形態と同様に第1始動通過口10aを通過した遊技球11eは第2始動口に入球する。
すると、上記構造の遊技球誘導妨害手段11においては、妨害板11dに衝接して遊偶発的に振り分けられ、技球誘導通路11aの左右の球逃げ部11cより遊技領域9bを流下することとなるので、前記流下する左右の遊技領域9bにおける、入賞口、役物等の配設を異ならせて獲得可能な遊技球数を相違させることにより、妨害手段11dにより第2始動口12に入球する可能性がなくなって低下する遊技興趣を、前記振り分けによる遊技球の獲得期待により向上させることができる効果を奏する。
次いで、第3実施形態について説明する。
図8に示されるように、第2始動口12を第1始動通過口10aの真下に配設することなく、第1始動通過口10a下方の適宜箇所に配置すると共に、第1始動通過口10aを通過した遊技球11eが遊技球誘導路11aを通過する際に接触する遊技球11eの軌跡上に球逃げ部11cを備えると共に、妨害板11dの構造を、妨害板11dが回転軸11fを中心として回転することにより、球逃げ部11cを閉塞、開放可能な構造となっている。
したがって、当該妨害板11dが図8に示す実線位置から、点線位置に回転すると、妨害板11dは遊技球誘導通路11aを遮断して遊技球11eの通過を阻止し、妨害板11dの回転により開放された球逃げ部11cから飛び出して遊技領域9bを流下する一方、当該妨害板11dが回転していない図8の実線位置のときは、第1実施形態と同様に第1始動通過口10aを通過した遊技球11eは第2始動口に入球する。
すると、第2始動口12と第1始動通過口10aの配設位置を、第2始動口12を第1始動通過口10aの真下に限定されることなく適宜位置に配設できるので、球逃げ部11cの配設位置の制約が無くなり、遊技球11eが遊技領域9bに飛び出す箇所を適宜位置に設定できる。
したがって、妨害手段11dにより第2始動口12に入球する可能性がなくなって低下する遊技興趣を、前記振り分けによる遊技球の獲得期待により向上させることができる効果を奏する。
なお、前記遊技球誘導通路11aをワープなどのようなパイプ通路としても良いし、また、当該妨害板11dを遊技盤面から出没自在としても良い。この場合は、球逃げ部11cの大きさにより、前記遊技球誘導通路11aを通過する遊技球11eの通過を完全阻止、所定確率を以て阻止などバリエーションが可能となる効果を有する。
前記実施形態においては、第1始動通過口10aの通過により取得する乱数の当たり確率と第2始動口12の入球により取得する乱数の大当り確率を100/103としたので、普通図柄変動ゲームの結果が当たり1、すなわち、第1始動通過口10aの開閉翼片10bが開放状態にあり、妨害板11dが遊技盤9に没入した状態であるときは、第1始動通過口10aの通過による乱数取得結果が大当りとなり、同様に続いて入球する第2始動口12の乱数取得結果が大当りとなり、しかも、第1始動通過口10aの開閉翼片10bも通過し易いように開放されているので、大当りが連続するので遊技者は遊技球大量獲得の機会に恵まれ、遊技の興趣が向上する効果を奏する。
また、普通図柄ゲームの乱数抽選による当たり1、当たり2、ハズレの確率をコントロールすることにより、又は、妨害板の妨害率を変化させることにより、すなわち、遊技球誘導通路を完全遮断することなく適宜遊技球が通過できる余地を持たせた妨害板構造とすることにより、さらには、開閉翼片の開口期間を調整することにより、前記大量獲得の機会を遊技者に与えつつ、しかも、ホールの採算を確保できる効果を奏する。
パチンコ遊技機の正面斜視図である。 遊技球誘導妨害手段の第1の実施形態に係わる遊技盤の正面図である。 パチンコ遊技機裏面斜視図である。 制御回路のブロック構成図である。 普通図柄ゲームのフローチャートである。 普通図柄ゲーム結果に基づく特別図柄ゲームのフローチャートの一部である。 普通図柄ゲーム結果に基づく特別図柄ゲームのフローチャートの一部である。 遊技球誘導妨害手段の第2の実施形態例を示す図である。 遊技球誘導妨害手段の第3の実施形態例を示す図である。 特別図柄ゲームのフローチャートである。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
2 外枠
3 本体(プラ枠)
4 スピーカ
5 電飾
6 球受皿
7 ガラス板
8 発射駆動装置
8a 操作ハンドル
9 遊技盤
9a ガイドレール
9b 遊技領域
10 第1特別図柄始動入賞装置
10a 第1始動通過口
10b 開閉翼片
11 遊技球誘導妨害手段
11a 遊技球誘導通路
11b 誘導釘
11c 球逃げ部
11d 妨害板
11e 遊技球
11f 回転軸
12 第2始動口(第2特別図柄始動入賞装置)
12a 第2始動口入球検知センサ
13 スルーゲート(普通図柄始動入賞装置)
13a スルーゲート通過球検知センサ
14 大入賞口
14a 可動片
14b V通過球検知センサ
14c 入賞球カウントセンサ
15 第1特別図柄表示器
15a 第1特図保留球表示ランプ
16 第2特別図柄表示器
16a 第2特図保留球表示ランプ
17 普通図柄表示器
17a 普通図柄保留球表示部
18 アウト口
19 一般入賞口
19a 一般入賞口入球検知センサ
20 センター装置
21 主表示装置
22 ワープ装置
23 ステージ
24 遊技制御手段
240 CPU
241 ROM
242 RAM
243 特別図柄ゲーム実行手段
244 特図保留球記憶手段
245 普通図柄ゲーム実行手段
246 普図保留球記憶手段
247 I/O端子
25 払出制御手段
25a 払出装置
26 発射制御手段
27 ランプ制御手段
28 音響制御手段
29 表示制御手段
30 第1始動口ソレノイド
31 大入賞口ソレノイド

Claims (2)

  1. 特別図柄を変動表示する特別図柄表示装置と、
    遊技球が流下する遊技領域に配設されて、前記特別図柄表示装置にて行う特別図柄ゲームのゲーム開始の契機となる第1特別図柄始動入賞装置及び第2特別図柄始動入賞装置と、
    普通図柄を変動表示する普通図柄表示装置と、
    遊技球が流下する遊技領域に配設されて、前記普通図柄表示装置にて行う普通図柄ゲームのゲーム開始の契機となる普通図柄始動入賞装置と、
    特別図柄ゲームの結果により開閉する可動片及び入賞部を備える役物装置が
    少なくとも配設された遊技盤と、
    特別図柄ゲームを実行する特別図柄ゲーム実行手段と、
    普通図柄ゲームを実行する普通図柄ゲーム実行手段と、
    少なくとも前記各手段と各装置を制御する中央演算装置とを備え
    前記第1特別図柄始動入賞装置は、遊技球が入球しにくい閉状態と入球し易い開状態とに変位する開閉翼片を備えた常時閉状態の始動通過口であり、当該始動通過口と第2特別図柄始動入賞装の間に、前記始動通過口を通過した遊技球を前記第2特別図柄始動入賞装置へ遊技球を誘導する誘導機能、入球を妨害する妨害機能の2機能を選択的に切替可能な遊技球誘導妨害手段が配設された弾球遊技機であって、
    前記普通図柄ゲーム実行手段は、普通図柄始動入賞装置への遊技球の入球に基づいて行う乱数抽選の判定結果に応じた停止図柄で普通図柄表示装置の変動を停止表示させ、当該判定結果に応じて、前記開閉翼片の所定期間の開放と前記遊技球誘導妨害手段の誘導機能への切替、又は前記開閉翼片の所定期間の開放と前記遊技球誘導妨害手段の妨害機能への切替制御を行うことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記遊技球誘導妨害手段は、始動通過口と始動通過口の下方に配置された第2特別図柄始動入賞装置の間に、前記始動通過口を通過した遊技球を第2特別図柄始動入賞装置に向けて誘導する誘導路が形成されており、
    当該誘導路は、複数の釘を一列に整列させた釘壁体が遊技球約1個分の間隔をあけて対向配置されており、
    当該対向配置された釘壁体の少なくとも一方には、遊技球を前記誘導路外に排出する球逃げ部が、隣り合う釘を遊技球の通過可能な間隔とすることにより形成されており、
    前記球逃げ部近傍には、前記誘導路を流下する遊技球を前記球逃げ部に誘導するように遊技盤から突出する突出位置と、遊技盤内に没入して第2特別図柄始動入賞装置に誘導する退避位置とに変位可能な妨害板等にて構成されていることを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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