JP4632401B2 - 雀球遊技機 - Google Patents

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本発明は、麻雀牌を表示した複数の入球口からなる入球口列を有する遊技盤に遊技球を発射し、その遊技球が入球した入球口の麻雀牌の組み合わせによって得点を得る雀球遊技機、特に、入球口列の一方の側の入球口に遊技球を入球しやすくした雀球遊技機に関する。
従来、雀球遊技機は、麻雀牌を表示した複数の入球口からなる入球口列を有する遊技盤に発射された遊技球を、ガイドレールによって前記入球口列の一端から入球口列の上方に案内して排出し、該遊技球が落下して入球した入球口の麻雀牌の表示の組み合わせによって得点を得るようになっている(例えば、特許文献1参照)。
すなわち、雀球遊技機は、遊技者によって遊技メダルがメダル投入口に投入されると、例えば、1ゲーム当たり14個の麻雀牌の図柄を画像表示装置の手配表示部に自動的に、かつ無作為に配牌表示する。遊技者は、その手配表示部の配牌を見て、どのような役で上がるかを決めて、その役を成立させるために不要な牌である捨牌の図柄に対応するボタンを押す。すると、捨牌の図柄が手配表示部から消えて捨牌表示部に表示される。
その後、遊技者は、入球口列の内、役を成立させる牌の図柄を表示してある所望の入球口を狙って、遊技球を発射させる。そして、遊技球が入球した入球口の図柄と同じ図柄が画像表示装置のツモ牌表示部にツモ牌として表示される。しかし、遊技球は狙いどおりに所望の入球口に入球するとは限らない。このため、遊技者はツモ牌が所望の牌であるか否かを確認して、そのツモ牌が所望の牌でないときには、ツモ切りボタンを押してツモ牌をツモ切りする。もし、ツモ牌が所望の牌であるときは、他の不要と判断した新たな捨牌の図柄に対応するボタンを押して捨牌をする。
遊技者はこのような動作を繰り返して聴牌したとき、リーチボタンを押す。遊技球が所望の牌の図柄を表示してある入球口に入球して、ツモ牌表示部にその所望の牌の図柄が表示されたとき、所望の役が成立したことになり、遊技者は、聴牌確認ボタンを押してゲームを終了する。最後、役の得点に応じたメダルが排出される。
しかし、上記の動作において、ツモ牌を得るのに発射することのできる遊技球の数は限られているので、その数だけの遊技球を発射する間に、役が成立しない場合には、得点を得られないまま、そのゲームは、終了となる。
このため、遊技者は、限られた遊技球数において、所望の役を成立させるため、所望のツモ牌に相当する牌を表示してある入球口を狙い打ちする必要がある。この場合、遊技者は、発射レバーで遊技球を発射する雀球遊技機の場合には(例えば、特許文献2参照)、発射レバーの弾き加減を調節して遊技球の発射の勢いを加減し、所望のツモ牌を表示してある入球口を狙い打ちしていた。また、ダイヤル状の発射ハンドルで遊技球を発射する雀球遊技機の場合には(例えば、特許文献1参照)、発射ハンドルの回転角度を調節して発射モータによる遊技球の発射の勢いを調節して、所望のツモ牌に相当する牌を表示してある入球口を狙い打ちしていた。
特開平7−39623号公報(図1参照) 特開2000−189558号公報(図1参照)
しかし、従来の雀球遊技機における、ガイドレールは、遊技盤の外周壁に沿って、遊技球が通過できる程度の間隔を隔てて配設されて、例えば、図2において、ガイド部材55を左側に延長してガイドレール52と交差する位置あたりまでしか形成されていなかった。このため、ガイドレールの遊技球排出端から排出された遊技球は、放物線を描いて入球口列の中間部分に落下することが多く、ガイドレールを設けてある側(入球口列の一端側)の入球口は狙い打ちしにくかった。
すなわち、入球口列の入球口の内、遊技球が通過する側の入球口を狙い打ちするには、遊技球の発射の勢いを弱くして、遊技球をガイドレールの遊技球排出端から真下に落下させる必要があった。いわゆる、遊技球をチョロ打ちする必要があった。しかし、遊技球の発射の勢いをあまり弱くすると、遊技球がガイドレールの遊技球排出端に到達しないで、ガイドレールを戻る逆流球である、いわゆる、ファール球になることがあり、そのファール球を発射し直さなければならなかった。場合によっては、ファール球を何回も打ち直すことがあった。このため、入球口列の一端側の入球口を狙い打ちするには、遊技球の発射の勢いを微妙に調節する必要があり、時間を要して、遊技性を損なうことがあった。
本発明は、麻雀牌を表示した複数の入球口からなる入球口列の一端外側を通過する遊技球をその一端の側の入球口に入球しやすくした雀球遊技機を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明は、麻雀牌を表示した複数の入球口(30)からなる入球口列(34)を有し、かつ外周に円弧状に設けられた外周壁(51)を有する遊技盤(22)と、前記遊技盤(22)に遊技球を発射する発射手段(32)と、前記外周壁(51)との間で、前記発射手段(32)によって発射された遊技球を前記入球口列(34)の一端外側を経て該入球口列の他端側の上方に排出するように案内するガイドレール(52)と、前記ガイドレール(52)から排出されて当接した遊技球を前記入球口列(34)の一端側方向に跳ね返す弾性部材(54)と、前記弾性部材(54)によって跳ね返されて到達した遊技球を受け入れて前記入球口列(34)の一端側の上方に排出するガイド部材(55)と、を備え、前記ガイドレール(52)は、前記外周壁(51)との間に遊技球通過可能な間隔をあけて配置され、かつ前記遊技盤(22)の中央部で上方に向かって突出するように湾曲し該遊技盤(22)の左右方向にて最も上方に位置する最上位置(52a)を越えて延び、その遊技球排出端(52b)が前記弾性部材(54)との間に遊技球落下用の隙間をあけた状態で前記ガイド部材(55)の上方端の上方より前記弾性部材側に位置してなる、ことを特徴とする雀球遊技機(10)である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の雀球遊技機(10)の発明において、前記ガイド部材(55)の前記遊技球を排出する端部の下方に、左右方向に移動する移動部材(53)によって、前記遊技球を前記入球口列(34)の一端側に排出する片側排出手段(25)を設けたことを特徴とする。
なお、括弧内の符号は、便宜的に、図面と対照し易くするために付したものであって、本発明の構成を何ら限定するものではない。
請求項1に記載の発明によれば、ガイドレールによって遊技球を入球口列の他端側の上方に排出させ、その遊技球を弾性部材でガイド部材に跳ね返してガイド部材で入球口列の一端側に排出するようになっているので、遊技球球の発射の勢いに多少のバラツキがあっても、発射された遊技球を弾性部材で跳ね返してガイド部材で確実に受け止めて入球口列の一端側に確実に排出することができ、従来と異なって、逆流球(いわゆる、ファール球)を何回も打ち直して、遊技球の発射の勢いを微妙に調整する必要がなくなり、遊技を速やかに進行させることができる。しかも、入球口列の一端側の入球口に遊技球を入球させる確率が高まり、遊技性を高めることができる。
また、ガイドレールを入球口列の中間部上方と入球口列の他端側との間に延長してあるので、遊技球が弾性部材に当接しない程度の勢いで遊技球を発射させて、遊技球を入球口列の他端側の入球口に落下させることによって、入球口列の他端側の所望の入球口も容易に狙うことができて、入球口列の両端側に遊技球を容易に入球することができるので、遊技性を高めることができる。
請求項2に記載の発明によれば、ガイド部材の遊技球を排出する端部の下方に、左右方向に移動する移動部材によって遊技球を入球口列の一端側に排出する片側排出手段を設けてあるので、移動部材の動きを利用して、遊技球を入球口列の一端側の入球口に確実に排出することができて、遊技性を高めることができる。
以下、本発明の実施形態の雀球遊技機を図に基づいて説明する。図1は本実施形態の雀球遊技機10の外観斜視図、図2は本雀球遊技機10の遊技盤22の正面図であり、第2開閉扉19の中間部と上部側とを示し下部側部分を省略した正面図、図3は本雀球遊技機10において遊技球が弾性部材に当接して跳ね返ってガイド部材に案内される場合の動作説明用の図、図4は本雀球遊技機10において遊技球がガイドレールの遊技球排出端から勢いが弱く排出される場合の動作説明用の図である。
雀球遊技機10は、略箱体形状の裏枠11と、この裏枠11の前部左側に開閉連結支持機構12によって開閉できるように支持された前枠13とを備えている。
前枠13は、裏枠11に開閉連結支持機構12によって開閉できるように支持した第1開閉扉17と、この第1開閉扉17の裏面側において裏枠11に開閉連結支持機構12によって開閉できるように支持した第2開閉扉19とを備えている。すなわち、第1開閉扉と裏枠11との間に前記第2開閉扉19を設けてある。第1開閉扉17は、ガラス枠部15と操作部16とを上下一体に結合して形成してある。
第1開閉扉17は、裏枠11に先に閉じられた第2開閉扉19を閉塞して、第2開閉扉19の前部に設けてある開閉連結支持機構12とは反対側に設けた施錠機構20によって裏枠11に施錠されるようになっている。
第1開閉扉17のガラス枠部15は、ほぼ半円状に開口する開口部21と、この開口部21の外周に亘って設けた演出用ランプ部23と、不図示のガラス支持機構とを備えている。また、第1開閉扉17の操作部16は、雀球遊技機10の後方(奥側)から前方(遊技者側)に向かって下方に傾斜した上部面16aと、この上部面16aの前方縁部から下方に向かって丸みを帯びて膨出する下部面16bとによって、遊技盤22の下部側において前方に膨出した形状になっている。
操作部16の上部面16aには、操作パネル33を配設してある。この操作パネル33には、遊技に必要な麻雀牌の配牌状況を含む各種情報を表示する液晶ディスプレイ等からなる画像表示部35と、この画像表示部35の下側縁部の長手方向に亘って配列した複数(本実施形態では、配牌の13牌とツモ牌に対応する1牌とに相当する14個)の捨牌ボタン36と、画像表示部35の左に位置するベット(BET)ボタン37、右に位置するリーチボタン39とを設けてある。なお、捨牌ボタン36は、遊技者によって適時押圧されると、雀球遊技機10に捨牌動作を行わせるようになっている。
さらに、上部面16aにおける操作パネル33の左方には、メダル投入口40、及びメダル返却ボタン41を配設してあり、操作パネル33の右方には、所定の操作を行うための各種操作ボタン42を配設してある。また、操作部16の下部面16b上部の左右両端部には、演出用ランプ43を夫々配設してある。
画像表示部35には、図示しないが、捨牌、チャンス役、聴牌時の上がり牌、メダル残数、ドラ牌・裏ドラ牌、ツモ牌、或いはゲームの流れに対応するキャラクタ等を表示してある。また、画像表示部35の表示は、例えば、メダル投入口40から遊技メダルが1枚投入された際、それまで表示されていたデモンストレーション画面が通常遊技画面に切り替わるようになっており、これにより、雀球遊技機10が遊技球打ち出し可能な状態になったことを遊技者に知らせるようになっている。
一方、第2開閉扉19は、第2開閉扉19の上部側と中間部とを示し、下部側部分を省略した正面図である図2に示すように、上部側と中間部とに、ガラス枠部15(図1参照)の開口部21から見えるように遊技盤22を設けてある。さらに、第2開閉扉19は、図1に示すように、下部側に、メダル受皿45と、このメダル受皿45の上方、及び左方に夫々設けた放音部46と、メダル受皿45の右方に設けた発射手段である発射レバー32、及び天狗47と、メダル受皿45の左下方に設けた灰皿49とを備えている。さらに、メダル受皿45の略中央部には、メダル排出口50を設けてある。なお、発射レバー32は、不図示のばねによって常時天狗47から離れる方向に回転付勢されている。また、第2開閉扉19の裏面側下部の2箇所には、上記2箇所の放音部46に夫々対応するように不図示のスピーカを設けてある。
そして、遊技盤22の外周には、円弧状の外周壁51を形成してあり、この外周壁51に沿ってガイドレール52を配設してある。ガイドレール52は、外周壁51から遊技球が通過できる程度、離れた位置に設けてあり、発射レバー32によって発射された遊技球を外周壁51とで案内して、後述する入球口列34の一端外側を経て最上位置52bを超えた位置まで案内して、入球口列34の他端側(図2において右端側、以下、「他端」を「右端」と言う)上方に排出するようになっている。すなわち、従来のガイドレールが、例えば、図2において、ガイド部材52を左側に延長してガイドレール52と交差する位置あたりまでしか形成されていなかったのに対して、本実施形態のガイドレール52は、さらに延長して、入球口列34の中間部上方と入球口列34の右端側上方との間まで延びている。
ガイドレール52の遊技球が排出される遊技球排出端52bの先には、外周壁51に密着させてゴム、弾性を有する樹脂等で形成された弾性部材54を設けてある。弾性部材54は、当接した遊技球を入球口列34の一端(図2において左端、以下、「一端」を「左端」と言う)側方向(図2において、左側方向)に跳ね返すことができるように傾斜面54aを形成してある。ガイドレール52の上方に湾曲した最上位置52aの下側には、弾性部材54によって跳ね返されて到達した遊技球を受け入れて入球口列34の左端側の上方に排出するガイド部材55を設けてある。ガイド部材55は、遊技球を受け入れる端部55aよりも遊技球を排出する端部55bの方を低くして遊技盤22に設けた断面L字状の部材である。このため、遊技者が、ガイド部材55を転がり落ちる遊技球の勢いを目視して発射レバー34の弾き加減を調節し、入球口列34の左端側にある所望の入球口30を狙い打ちすることができるようになっている。これによって、雀球遊技機10の遊技性を高めることができる。
ガイド部材55の遊技球を排出する端部55bの下方で、かつ遊技盤22の中央より左側の位置には、片側排出手段であるアタッカ25を配設してある。アタッカ25は、移動部材である分散片53を有している。分散片53は、雀球遊技機10の作動中、常時、ガイド溝25aの案内によって左右方向に移動するようになっており、裏側には遊技球を受け入れて入球口列34のほぼ左側半分に案内するガイド片53aを設けてある。
なお、アタッカ25は必ずしも設ける必要がない。
アタッカ25の下方には、入球口列34を遊技盤22の左右方向に沿って配設してある。入球口列34は、詳細な図示は省略するが、例えば、一万から九万、及び一筒から九筒までの各麻雀牌を表示してある入球口、並びに東、南、西、北、白、発、中を夫々表示した入球口などの複数の入球口30を備えている。なお、牌の種類は、上記に限定されることなく、他の組み合わせにしてもよい。また、入球口の数は、増やしてもよいし、減らしてもよい。各入球口の上部には、所要のゲージ設定に応じて不図示の障害釘を打ち込んである。また、遊技盤22の適宜な位置に5個の風車31を設けてある。
なお、図示しないが、アタッカ25等の各種遊技部品の周囲には、所要のゲージ設定に応じた多数本の障害釘を打ち込んであるものとする。
以上の構成において、遊技者は、メダル投入口40にメダルを投入して、操作パネル33の画像表示部35に自動的、かつ無作為に配牌表示されると、捨牌の図柄に対応する捨牌ボタン36を押して、不要な牌を捨てる。その後、遊技者は、所望のツモ牌を得るため、その所望のツモ牌の図柄を表示してある入球口30を狙って、発射レバー32で遊技球Bを発射させる(図2参照)。
次に、弾性部材54とガイド部材55とを使用して、遊技球を入球口列34の一端側(図2の左端側)にある入球口30に入球させる動作を説明する。
遊技者は、図3に示すように、遊技球が弾性部材54に強く当たるように発射レバー32を強く弾く。勢い良く発射された遊技球は、遊技盤22の外周壁51とガイドレール52とに案内されて、ガイドレール52が上方に湾曲した最上位置52aを越えて、ガイドレール52の遊技球排出端52bから流出して、弾性部材54に当接する。弾性部材54に当接した遊技球B1の内、弾性部材54によって勢い良く跳ね返された遊技球B1aは、ガイド部材55に受け止められて、ガイド部材55の傾斜にしたがって転がり、入球口列34の左端側に落下する。落下する遊技球B1aは、アタッカ25の分散片53のガイド片53aに案内されて入球口列34の左端から中間部にかけてのほぼ左側半分の領域に落下する。したがって、遊技球の発射の勢いにバラツキがあっても、入球口列34の左端側の所望の入球口30を容易に狙い打ちすることができる。なお、アタッカ25は無くても、入球口列34の左端側の所望の入球口30を容易に狙い打ちすることができるが、アタッカ25を設けてあると、アタッカ25の分散片53の動きを利用して、より一層、入球口列34の左端側の入球口30を狙い打ちし易くすることができる。
また、発射の勢いの弱い遊技球は、符号B1bで示す遊技球のように、ガイド部材55に届かないで落下する。この場合は、むしろ、入球口列34の右端側から中間部にかけての入球口30に入球することができる。
本実施形態の雀球遊技機10は、ガイドレール32を従来のガイドレールよりも延長して、遊技球を弾性部材54に確実に当接させ、強く跳ね返った遊技球をガイド部材55で受け止めて入球口列34の左端側に排出するようになっているので、遊技球の発射の勢いに多少のバラツキがあっても、発射された遊技球をガイド部材55で確実に受け止めて入球口列34の左端側に排出することができる。よって、従来と異なって、逆流球であるファール球を何回も打ち直して、遊技球の発射の勢いを微妙に調整する必要がなくなり、遊技を速やかに進行させることができる。しかも、入球口列34の左端側の狙ったツモ牌の図柄を表示してある入球口に遊技球を入球させる確率が高まり、遊技性を高めることができる。
次に、入球口列34の他端側(図2の右端側)にある入球口30に遊技球を入球させる動作を説明する。
遊技者は、発射レバー32を操作して、図4に示すように、ガイドレール52が上方に湾曲した最上位置52aを越える程度の勢いを遊技球に与えて遊技球を発射する。発射された遊技球は、遊技盤22の外周壁51とガイドレール52とに案内されて、ガイドレール52が上方に湾曲した最上位置52aを越えて、ガイドレール52の遊技球排出端52bから流出する。遊技球排出端52bから流出した遊技球B3は、そのまま落下するか、或いは風車31によって落下方向を変更させられて入球口列34の右端側にあるいずれかの入球口30に入球する。この一連の遊技球の流れにおいて、遊技球は、発射レバー32によって発射される勢いが多少弱くても、上方に湾曲した最上位置52aを通過するだけの勢いがあれば、入球口列34の右端側にあるいずれかの入球口30に入球することができる。また、逆に、遊技球の発射の勢いが多少強くても弾性部材54に軽く当接して跳ね返され、入球口列34の右端側にあるいずれかの入球口30に入球する。
したがって、本実施形態の雀球遊技機10は、ガイドレール32が、従来のガイドレールよりも延長して、入球口列34の中間部上方と入球口列34の右端側との間まで延びているので、入球口列34の右端側の狙ったツモ牌の図柄を表示してある入球口に遊技球を入球させる確率が高まり、遊技性を高めることができる。
以上のようにして、遊技者が、入球口列34の所望の入球口30を狙い、操作レバー32の弾き加減を調節して発射させた遊技球が入球した入球口30の図柄が画像表示部35にツモ牌として表示される。遊技者はツモ牌が所望の牌であるか否かを確認して、そのツモ牌が所望の牌でないときには、ツモ切りボタンを押してツモ牌をツモ切りする。もし、ツモ牌が所望の牌であるときは、他の不要と判断した新たな捨牌の図柄に対応する捨牌ボタン36を押して捨牌をする。
遊技者はこのような動作を繰り返して聴牌したとき、リーチボタンを押す。遊技球が所望の牌の図柄を表示してある入球口に入球して、ツモ牌表示部にその所望の牌の図柄が表示されたとき、所望の役が成立したことになり、遊技者は、聴牌確認ボタンを押してゲームを終了する。最後、役の得点に応じたメダルが排出される。
以上の説明において、遊技球を発射させる勢いは、図3に示す状態の方が図4に示す状態よりも強くなっている。
また、以上の実施形態における雀球遊技機10は、発射レバー32によって遊技球を発射するようになっているが、遊技者がダイヤル状の発射手段である発射ハンドルを所望の角度に回転することによって発射モータで発射するようになっていてもよい。
さらに、本実施形態の雀球遊技機10は、麻雀牌を自動的に配牌するようになっているが、遊技者が発射レバー32を弾いて、或いは上記発射ハンドルを所望の角度に回転させて、遊技球を入球口列34の入球口30に入球させる手動配牌によって配牌するようにしてもよい。
本実施形態の雀球遊技機の外観斜視図である。 本雀球遊技機の遊技盤の正面図であり、第2開閉扉の中間部と上部側とを示し下部側部分を省略した正面図である。 本雀球遊技機において遊技球が弾性部材に当接して跳ね返ってガイド部材に案内される場合の動作説明用の図である。 本雀球遊技機において遊技球がガイドレールの遊技球排出端から勢いが弱く排出される場合の動作説明用の図である。
符号の説明
B 遊技球
B1 遊技球
B3 遊技球
10 雀球遊技機
22 遊技盤
25 アタッカ(片側排出手段)
30 入球口
32 発射レバー(発射手段)
33 操作パネル
34 入球口列
35 画像表示部
36 捨牌ボタン
39 リーチボタン
40 メダル投入口
51 遊技盤の外周壁
52 ガイドレール
52a ガイドレールが上方に湾曲した最上位置
52b 遊技球排出端
53 分散片(移動部材)
54 弾性部材
54a 傾斜面
55 ガイド部材
55a 遊技球を受け入れる端部
55b 遊技球を排出する端

Claims (2)

  1. 麻雀牌を表示した複数の入球口からなる入球口列を有し、かつ外周に円弧状に設けられた外周壁を有する遊技盤と、
    前記遊技盤に遊技球を発射する発射手段と、
    前記外周壁との間で、前記発射手段によって発射された遊技球を前記入球口列の一端外側を経て該入球口列の他端側の上方に排出するように案内するガイドレールと、
    前記ガイドレールから排出されて当接した遊技球を前記入球口列の一端側方向に跳ね返す弾性部材と、
    前記弾性部材によって跳ね返されて到達した遊技球を受け入れて前記入球口列の一端側の上方に排出するガイド部材と、を備え
    前記ガイドレールは、前記外周壁との間に遊技球通過可能な間隔をあけて配置され、かつ前記遊技盤の中央部で上方に向かって突出するように湾曲し該遊技盤の左右方向にて最も上方に位置する最上位置を越えて延び、その遊技球排出端が前記弾性部材との間に遊技球落下用の隙間をあけた状態で前記ガイド部材の上方端の上方より前記弾性部材側に位置してなる、
    ことを特徴とする雀球遊技機。
  2. 前記ガイド部材の前記遊技球を排出する端部の下方に、左右方向に移動する移動部材によって、前記遊技球を前記入球口列の一端側に排出する片側排出手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の雀球遊技機。
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