JPH07114558A - 漢字変換訂正処理方式 - Google Patents

漢字変換訂正処理方式

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JPH07114558A
JPH07114558A JP5260613A JP26061393A JPH07114558A JP H07114558 A JPH07114558 A JP H07114558A JP 5260613 A JP5260613 A JP 5260613A JP 26061393 A JP26061393 A JP 26061393A JP H07114558 A JPH07114558 A JP H07114558A
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control symbol
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kanji conversion
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    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F17/00Digital computing or data processing equipment or methods, specially adapted for specific functions
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は読み入力を連続的に漢字に変換する
漢字入力システムの漢字変換訂正処理方式に関し、訂正
処理対象の言語単位を簡単に指定できるようにすること
により訂正処理ひいては漢字入力処理の効率化を図るこ
とを目的とする。 【構成】 読み入力を辞書・文法データベース4を使用
して漢字に変換する漢字変換部1および変換結果を格納
する文書記憶部2、ディスプレイ3を有する漢字入力シ
ステムを前提とし、漢字変換部1が読みを分割して得た
個々の言語単位について、各言語単位を代表する特徴、
例えば、言語単位の先頭の文字の読みやアクセント、漢
字の部首名を制御記号として生成する制御記号付加部5
と、生成された制御記号を格納する制御記号記憶手段
6、漢字変換結果と制御記号を対にして表示する表示手
段7、該制御記号と訂正内容を示す機能キーを押すこと
により訂正対象の言語単位および訂正内容を入力する訂
正入力手段8、訂正入力を受けて、訂正対象の言語単位
を確定し、漢字変換部1に訂正内容に対応する訂正処理
を実行させる訂正処理手段9で構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、漢字入力処理における
漢字変換訂正処理方式に関し、更に詳しくは、連文節漢
字変換において、ユーザが所望する入力を、修正処理に
要するキーのタッチ数を削減することにより能率よく行
なう漢字変換訂正処理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、日本語、中国語等の2バイト文字
を取り扱う情報処理装置が普及し、これらの情報処理産
業の発展は著しい。このような背景で、漢字などの2バ
イト文字を効率よく入力する処理方法が必要になってい
る。
【0003】日本語では、従来、読みを入力して、その
読みを漢字に変換するかな漢字変換が使用されている。
すなわち、「かんじ」とキー入力し、これを漢字に変換
するキーを押すことにより、「漢字」あるいは「幹事」
といった漢字を得るのである。「漢字」、「幹事」とい
った同音意義語については、変換キー連続して押すこと
により次候補を得たり、表示された複数の候補のなかか
ら選択する方法がある。
【0004】一方、入力単位としては、「ぎじゅつ」の
ような単語単位の入力を漢字「技術」に変換する単語変
換、「ぎじゅつを」といった文節単位の入力を漢字「技
術を」に変換する文節変換、「ぎじゅつをせつめいす
る」といった複数の文節が連続したものを漢字「技術を
説明する」に変換する連文節変換等が開発され、現在
は、文節変換あるいは連文節変換が一般的に使用されて
いる。
【0005】文章の入力中には頻繁に修正の必要が生じ
る。連文節変換の処理中に修正が必要になった場合の従
来の操作方法を次に説明する。図8は、従来の漢字入力
訂正方法の説明図である。
【0006】ここでは、例として、ユーザが、まず「じ
ゅうらいのぎじゅつせつめい」と仮名で入力したものを
連文節変換し、その後に「技術」と「説明」の間に
「の」を挿入する場合を説明する。同図中の「 」はカ
ーソルの位置を示す。
【0007】同図(a)のようにユーザが「じゅうらい
のぎじゅつせつめい」と仮名で入力し、変換キーを押
す。その結果、同図(b)のように「従来の技術説明」
という漢字かな混じり文が得られる。このとき、カーソ
ルは「従来の技術説明」という文の後にある。
【0008】ここで、ユーザが「技術」と「説明」の間
に「の」を挿入したいと考えたとする。そのためには、
まず、ユーザは『取消』キーを押し、カーソルを最初に
戻す(同図(c))。次に、『タブ』キーを押してカー
ソルを次の文節単位に持っていく(同図(d))。これ
により、「従来の」の部分の訂正が可能になる。ユーザ
はまた『タブ』キーを押しカーソルを次の文節単位に持
っていく(同図(e))。これにより、「技術」の部分
が訂正対象となる。
【0009】次に、『取消』キーを押して読み「ぎじゅ
つ」に戻す(同図(f))。このときカーソルは「ぎ」
の部分にある。そこで、『カーソル』キーを押してカー
ソルを「説」の部分まで持っていく。そして、『挿入』
キーを押して「の」を挿入し(同図(g))、『変換』
キーを押し、「ぎじゅつの」の文節を漢字に変換する
(同図(h))。そして、『タブ』キーでカーソルを最
後に持っていき(同図(i))、この文の入力訂正を終
了する。
【0010】以上の従来の方法では、「従来の技術説
明」という文の文節の間に「の」を挿入する訂正処理
(同図(c)〜(i))に、『取消』キー、『タブ』キ
ー、『カーソル』キー、『挿入』キーを合わせて9回押
すことになる。そして、訂正対象を特定するためにその
うちの4回を要する。
【0011】一方、「従来の技術説明」の「技術」の部
分を例えば「内容」に変えるような訂正であれば、「ぎ
じゅつ」と「ないよう」の文字数が同じであるから、
『挿入』キー、『カーソル』キーを押す必要がなく、訂
正に要する機能キー押し下げの回数は7回ですむ。しか
しながら、これは特別に簡単な訂正の場合であり、元の
かな文字数と修正内容のかな文字数が異なる場合には、
さらに機能キーを押す必要がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では、漢字変換してから訂正するために機能キーや
カーソル移動キーを多数回押す必要があり、キーのタッ
チ数が多くなり、入力処理速度が遅いという問題があっ
た。
【0013】すなわち、漢字変換後に訂正する場合に
は、まず、修正する箇所を指定するために機能キーを複
数回押し、修正内容の入力にも何回か機能キーやカーソ
ル移動キーを押し、さらに、修正後にもカーソルを次の
入力位置に持っていくために機能キーを押すという操作
が必要なのである。キーのタッチ数が多く入力処理速度
が落ちるのである。
【0014】そのうえ、機能キーやカーソル移動キーは
通常の文字入力キーの周囲に位置し、文字キーよりも押
しにくく、位置を確認しながら押さなければならず、さ
らに入力処理速度を落とす要因になっている。
【0015】本発明は、日本語や中国語の入力処理にお
いて、訂正処理などの処理対象の指定にカーソル移動キ
ーなどを使用せずに漢字入力訂正処理を行ない、入力処
理速度を向上することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の機能ブロック図
を図1に示す。本発明は、読みを漢字に変換する辞書や
文法を蓄積した辞書・文法データベース4と、連続して
入力される読み入力を辞書・文法データベース4を使用
して漢字に変換する漢字変換部1と、漢字に変換した文
を言語単位毎に記憶する文書記憶部2、文書記憶部2に
記憶されている文を表示するディスプレイ3を前提とす
る。
【0017】まず、制御記号付加手段5は、前記漢字変
換部1が辞書・文法データベース4を使用して漢字に変
換した言語単位毎に制御記号を生成する。言語単位は単
語あるいは文節等の文を分割する単位を意味する。制御
記号としては、言語単位の先頭あるいは末尾の読みやア
クセントの種類、漢字の部首名、画数、言語単位に含ま
れる漢字の漢字数を使用する。
【0018】制御記号記憶手段6は、前記制御記号付加
手段5が生成した制御記号を、文書記憶部2に記憶され
ている文書の言語単位に対応して制御記号を格納する。
また、表示手段7は、文書記憶部2に記憶されている文
書を表示するのに加えて、該文書の言語単位ごとに、前
記制御記号記憶手段6に記憶されている制御記号を表示
する。
【0019】次に、訂正入力手段8は、訂正したい言語
単位の制御記号と、訂正の内容を示す機能キーを組みと
してユーザに入力させる。機能キーで指定する訂正の種
類には、言語単位の分割や統合、言語単位に含まれる漢
字の次候補の提示、該言語単位の再入力がある。
【0020】前記訂正入力手段8によって訂正入力があ
ると、訂正処理手段9は、まず、入力された制御記号か
ら訂正したい言語単位を特定し、さらに、機能キーの種
類により訂正内容を特定し、訂正内容に応じた訂正処理
を実行する。
【0021】
【作用】次に、図1に示した機能ブロック図の作用を説
明する。ユーザは、キーボード等の入力装置を使用して
読みを入力していく。漢字変換部1は、入力された読み
を辞書・文法データベース4を使用して形態素解析およ
び構文解析し、文節等の言語単位に分割したうえ漢字に
変換し、文書記憶部2に言語単位ごとに格納する。
【0022】このとき、制御記号付加手段5は、漢字変
換部1から言語単位の分割情報を得て該言語単位の制御
記号を生成する。例えば、制御記号を言語単位の先頭の
文字の読みとするならば、制御記号付加手段5は漢字変
換部1から言語単位の分割情報とともに先頭の文字の読
みの情報を得る。また、制御記号としてアクセントを使
用するならば、該言語単位についてのアクセント情報を
辞書・文法データベース4より検索する。さらに、制御
記号として漢字の部首名あるいは画数を使用する場合に
は、漢字変換部1から該言語単位の先頭あるいは末尾の
漢字情報を得て、該漢字の部首名あるいは画数の情報を
辞書・文法データベース4を検索して得る。制御記号と
して言語単位内の漢字文字数を使用する場合には、漢字
変換部1から該言語情報に含まれる漢字情報を得て、漢
字数を求める。
【0023】以上のように制御記号を生成したのち、制
御記号付加手段5は生成した制御記号を制御記号記憶手
段6に送る。制御記号記憶手段6は、前記制御記号付加
手段5から言語単位毎に制御記号を入力されると、文書
記憶部2に格納した漢字変換後の言語単位(図1中では
「従来の」、「技術」、「説明」、・・)に対応して、
それぞれの言語単位の制御記号を格納する。同図中では
各言語単位の先頭の文字の読みのローマ字表記の1文字
目を制御記号とし、「j」、「g」、「s」、・・を格
納している。
【0024】各言語単位の漢字変換後の文と制御記号が
それぞれ文書記憶部2と制御記号記憶手段6に格納され
ると、表示手段7が起動され、変換後の文を言語単位ご
とに文書記憶部2から読み出し、また該言語単位に対応
した制御記号を制御記号記憶手段6から読み出してディ
スプレイ3上に表示する。このとき、該言語単位の文と
制御記号を対応して表示する。例えば、「 j従来の g
s説明」というように表示する。
【0025】ここでユーザが入力した文を訂正したいと
する。その場合の訂正入力手段8として、ユーザは訂正
したい部分が含まれる言語単位の制御記号と訂正の内容
を示す機能キーをキー入力する。例えば、同図の「説
明」の言語単位を他の単語に置き換えたい場合には、
「g」と再入力を示す機能キーを押す。
【0026】訂正入力手段8により何らかの訂正入力が
あると訂正処理手段9が起動される。訂正処理手段9
は、入力された制御記号から訂正対象の言語単位を特定
し、入力された機能キーから訂正内容を特定する。訂正
内容が言語単位の分割であれば、漢字変換部1に対し
て、現在の言語単位から分割可能な言語単位を求めて漢
字変換するように要求する。一方、訂正内容が言語単位
の統合であれば、漢字変換部1に対して、現在の言語単
位と後の言語単位を統合可能な言語単位を求めて漢字変
換するように要求する。また、訂正内容が他の漢字変換
候補の提示を要求するものであれば、漢字変換部1に対
して該言語単位の次の変換候補を求めるように要求す
る。さらに、訂正内容が指定した言語単位の再入力であ
れば、漢字変換部1に対して、ユーザの再入力を該言語
単位として漢字変換しなおすよう要求する。
【0027】漢字変換部1は、訂正処理手段9の要求に
よりそれぞれの訂正処理を実行する。訂正処理が実行さ
れると、文書記憶部2の内容が書き換えられるが、これ
に伴い制御記号付加手段5も起動され、訂正された言語
単位の制御記号を前述と同様に生成し、制御記号記憶手
段6に送る。制御記号記憶手段6は、入力された制御記
号を訂正された言語単位のところに格納する。
【0028】
【実施例】図2は、本発明の一実施例のシステム構成図
である。本実施例はパーソナル・コンピュータやワーク
ステーション等のコンピュータ・システム上の文書処理
ソフトウエア、あるいは、文書処理専用のワードプロセ
サの文書処理ソフトウエアとして構築することができ
る。
【0029】コンピュータ・システムあるいはワードプ
ロセサのハードウエアとしては、CPU10、CPU1
0に接続された主記憶20、これもCPU20に接続さ
れたI/Oインタフェース30、I/Oインタフェース
30に接続されたキーボード等の入力装置40、これも
I/Oインタフェース30に接続されたディスプレイ等
の表示装置50を前提とする。主記憶上20上には一般
的にはオペレーティング・システムのような基本ソフト
ウエア60が乗っており、この基本ソフトウエア60の
上で文書処理ソフトウエア等のアプリケーション・ソフ
トウエアが稼働することになる。
【0030】主記憶20には、文書処理ソフトウエア7
0が格納される。従来の漢字入力可能な文書処理ソフト
ウエアにおいては、入力装置40から入力される読み入
力を一時的に蓄えるバッファ701、読み入力を漢字変
換する漢字変換部702、漢字変換部702の処理に使
用する辞書・文法データベース703、漢字変換結果の
文書を格納する文書記憶部704、バッファ701に記
憶されている読み入力の文字列や漢字変換結果の表示内
容を表示装置50に送る表示処理部705を有する。こ
こで、漢字変換部702は、複数の連続した言語単位
(例えば文節)を一度に漢字に変換する連文節漢字変換
を実行できるものとする。
【0031】本実施例の漢字変換訂正処理方式は、以上
の構成に、制御記号付加部706および制御記号記憶部
707、訂正処理部708が加えた構成を取り、主記憶
20上のソフトウエアとして実現される。
【0032】制御記号付加部706は、入力装置40か
らユーザが入力し、バッファ701に蓄えられている読
み入力を漢字変換部702が一つあるいは複数の言語単
位に分割し、各言語単位を漢字に変換する際に起動さ
れ、各言語単位について制御記号を生成する。
【0033】制御記号記憶部707は、制御記号付加部
706で生成された制御記号を記憶する記憶領域であ
り、漢字変換部702で漢字に変換され、文書記憶部7
04に記憶された各言語単位の文と対応が取れるような
形式で制御記号を記憶する。すなわち、例えば、文書記
憶部704の先頭アドレスから順に第1言語単位の漢字
変換結果、第2言語単位の漢字変換結果、・・・という
ように記憶されているとするならば、制御記号記憶部7
07も先頭アドレスから順に第1言語単位の制御記号、
第2言語単位の制御記号、・・・というように制御記号
を格納する。また、制御記号記憶部707の別の構成と
しては、文書記憶部704の各言語単位についての情報
の一つとして制御記号を加えて格納することも可能であ
る。
【0034】一方、従来の文書処理ソフトウエア70で
も存在している表示処理部705は、本発明の実施例に
おいては、各言語単位の漢字変換結果とともに、制御記
号記憶部707に格納されている対応する制御記号も表
示装置50に送りだし、各言語単位の漢字変換結果と制
御記号が対応して表示されるようにする。
【0035】訂正処理部708はユーザが漢字変換結果
に対する訂正入力S2を入力した場合に起動される。そ
して、ユーザが入力する制御記号から訂正対象となる言
語単位を確定し、また、ユーザが入力する機能キーから
訂正内容を確定し、訂正内容に応じた訂正処理要求を漢
字変換部702に出す。例えば、訂正内容が言語単位の
分割や統合であれば、漢字変換部702に訂正対象の言
語単位の分割方法の変更や後の言語単位との統合を指示
する。また、訂正内容が再入力であれば、訂正対象の言
語単位の部分をユーザが再入力する読みと置き換えて漢
字変換するように指示する。また、訂正内容が同音異義
漢字の次候補への変更であれば、訂正対象の言語単位の
漢字を次候補に変更するよう指示する。
【0036】以上のシステム構成の動作を次に説明す
る。ユーザは入力装置40から文章の読みを入力する
(読み入力S1)。この読み入力S1はI/Oインタフ
ェース30を介して主記憶20内のバッファ701に格
納される。ここで漢字変換部702は格納された読み入
力を辞書・文法データベース703を使用して一つある
いは複数の言語単位に分割したうえ漢字に変換する。変
換結果は、各言語単位ごとに文書記憶部704に格納さ
れる。
【0037】このとき、制御記号付加部706が起動さ
れ、漢字変換部702によって分割された各言語単位に
ついて制御記号を生成する。制御記号付加部706が生
成した制御記号は、文書記憶部704に格納された言語
単位ごとの漢字変換結果と対応した形で制御記号記憶部
707に記憶する。
【0038】表示処理部705は、読み入力S1がバッ
ファ701に格納されると、該読み入力文字列を表示装
置50に送り、入力した読みが表示されるようにする。
そして、該入力文字列に対応する漢字変換結果および制
御記号が文書記憶部704および制御記号記憶部707
に格納されると、各言語単位の漢字変換結果文字列と制
御記号文字を対にして表示装置50に送り、制御記号と
漢字変換結果が対応して表示されるようにする。
【0039】ユーザは、表示装置50上に表示された漢
字変換結果と制御記号を見て、それで良ければ次の文の
読み入力を入力装置40から行なう。しかし、得られた
漢字変換結果を訂正したい場合には、入力装置40から
訂正入力S2を入力する。
【0040】訂正入力S2は、訂正対象の言語単位を確
定するための制御記号と、訂正内容を示す機能キーを例
えば同時に入力する。訂正処理部708はこの訂正入力
S2を受けて起動される。まず、制御記号から訂正対象
となる言語単位を確定し、機能キーから訂正内容を確定
する。そして、訂正内容に応じた訂正処理要求を漢字変
換部702に出す。例えば、訂正内容が言語単位の分割
や統合であれば、漢字変換部702に訂正対象の言語単
位の分割方法の変更や後の言語単位との統合を指示す
る。また、訂正内容が再入力であれば、訂正対象の言語
単位の部分をユーザが再入力する読みと置き換えて漢字
変換するように指示する。また、訂正内容が同音異義漢
字の次候補への変更であれば、訂正対象の言語単位の漢
字を次候補に変更するよう指示する。
【0041】漢字変換部702が訂正処理部708から
の指示によって処理を行なうと、処理結果の漢字変換結
果が文書記憶部704に格納されるが、これに伴って制
御記号付加部706が起動され、前述と同様に制御記号
を生成して制御記号記憶部707に格納する。表示処理
部705は訂正済みの言語単位と該言語単位の制御記号
を文書記憶部704および制御記号記憶部707から読
み出し、表示装置50に送る。これにより、訂正結果が
制御記号とともに表示される。
【0042】以上のようなシステム構成で処理を行なう
ことにより、カーソル移動キーや取消キーを使用するこ
となく訂正対象言語単位を指定して訂正処理を行なうこ
とが可能になる。
【0043】図3は、一実施例の制御記号付加部706
の動作フローチャートである。本実施例では、制御記号
として各言語単位の先頭の文字の読みを使用し、アルフ
ァベットの下付き添え字で表現することにする。
【0044】制御記号付加部706が起動されるのは、
バッファ701に蓄積されたユーザが入力した読み入力
(S1)を漢字変換部702が辞書・文法データベース
703を使用して言語単位に分割した時点である。制御
記号付加部706は、まず、漢字変換部702に該読み
入力の言語単位数を送るように指示し、送られてきた言
語単位数をmとする(S310)。今、ユーザが「じゅ
うらいのぎじゅつせつめい」と読み入力したとすると、
漢字変換部702は言語単位に分割し、「じゅうらい
の」「ぎじゅつ」「せつめい」という3つの言語単位を
得ているはずである。そこで、制御記号付加部706は
m=3を得る。
【0045】次に、言語単位の順番を示す変数iを1に
セットし(S320)、制御記号生成処理に入る。ま
ず、漢字変換部702に読み入力の第i言語単位の先頭
文字を送るように指示し、その文字をXをする(S33
0)。ここでは、第1言語単位の先頭文字「じ」をXと
する。
【0046】次に、この先頭文字Xを元に制御記号xを
生成する(S340)。本実施例では、制御記号をアル
ファベットの下付き添え字で表現するので、仮名「じ」
をローマ字表記した「ji」の最初の一文字「j」を下
付き添え字にした「j 」を制御記号xとする。
【0047】中国語であれば、読み入力をアルファベッ
トで行なうので、漢字変換部702から得た言語単位の
先頭文字Xを下付き添え字にするだけで制御記号xが得
られることになる。
【0048】得られた制御記号xは、制御記号記憶部7
07の第iアドレス、ここでは第1アドレスに格納する
(S350)。制御記号記憶部707には、制御記号x
の文字コードが格納されることになる。以上の処理によ
り、一つの言語単位の制御記号が得られ、記憶された。
【0049】次の言語単位の処理に移るためにiを1イ
ンクリメントし(S360)、iの値が言語単位数m以
下であれば(S370のyes)S330に戻り、第i
言語単位の制御記号xを求める処理を行なう。全言語単
位の制御記号の生成が完了したら(S370のno)処
理を終了する。
【0050】以上の処理により、読み入力が「じゅうら
いのぎじゅつせつめい」であれば、第1言語単位の制御
記号「j 」、第2言語単位の制御記号「g 」、第2言語
単位の制御記号「s 」が生成され、制御記号記憶部70
7のそれぞれ第1〜第3アドレスに記憶される。
【0051】図4は、一実施例の表示処理部705の動
作フローチャートである。表示処理部705は、ユーザ
が入力した読み入力(S1)をバッファ701に格納す
る時点に読み入力の文字列を得て、表示装置50に読み
入力(S1)を表示し、漢字変換部702および制御記
号付加部706の処理が終了すると、漢字変換結果およ
び制御記号を表示する。図4の動作フローチャートは、
読み入力の表示処理は省いてあり、漢字変換結果および
制御記号の表示処理のみを示している。
【0052】最初に、漢字変換部702から読み入力の
言語単位数mを得る(S410)。そして、言語単位番
号iを1とし(S420)、表示処理を開始する。ま
ず、文書記憶部704の第iアドレス(ここでは第1ア
ドレス)から漢字変換結果の文字列を読みだす(S43
0)。読み入力が「じゅうらいのぎじゅつせつめい」で
あれば、第1言語単位の漢字変換結果「従来の」の文字
コード列を得る。
【0053】次に、制御記号記憶部707の第iアドレ
ス(ここでは第1アドレス)から制御記号xを読みだす
(S440)。ここでは、「j 」の文字コードを得る。
そして、制御記号文字x、漢字変換結果の順に文字コー
ド列を表示装置50に送る(S450)。その結果、表
示装置50に「j 従来の」が表示される。以上の処理に
より、1言語単位の表示処理が完了する。
【0054】そこで、次の言語単位に処理を移すために
iを1インクリメントし(S460)、iが言語単位数
m以下であれば(S470のyes)S430に戻り、
次の言語単位の表示処理を行なう。最後の言語単位の表
示処理が完了したら(S470のno)処理を終了す
る。
【0055】以上の処理により、読み入力「じゅうらい
のぎじゅつせつめい」に対する変換結果が表示装置50
上に「 j従来の g技術 s説明」と表示される。図5は、
中国語入力に本実施例を適用した場合の入力処理例であ
る。4種類の入力例(a)〜(d)を示しているが、先
に説明した制御記号付加部706および表示処理部70
5の動作フローチャートの処理では、同図中の(a)〜
(d)のそれぞれ読み入力(a−1、b−1、c−1、
d−1)および漢字変換の結果と制御記号(a−2、b
−2、c−2、d−2)が表示装置50上に表示され
る。
【0056】すなわち、ユーザが読み入力「shife
iren」を入力する(同図(a−1))と、システム
が言語単位「shifei ren」に分割し、漢字に
変換したうえ、制御記号を付け、「 s是非 r人」を得る
(同図(a−2))。中国語では、読み入力をアルファ
ベットで行なうので、各言語単位の読み入力の最初のア
ルファベットが制御記号になる。
【0057】同様に、読み入力「yuanlaish
i」は「yuan laishi」の3つの言語単位に
分割され、漢字変換・制御記号生成の結果「 y l
世」を(同図(b−1、b−2))、読み入力「dax
uexuesheng」は「daxue xueshe
ng」に分割され、漢字変換・制御記号生成の結果「 d
大学 x学生」を(同図(c−1、c−2))、読み入力
「lianjiezhe」は「lianjie zh
e」に分割され、漢字変換・制御記号生成の結果「 l
z着」を得る(同図(d−1、d−2))。
【0058】ユーザは、このような制御記号と漢字変換
結果の対の表示を見て、訂正が必要か否かを判断する。
そして、訂正の必要がない場合には入力装置40から次
の読み入力を入力する。これにより、変換結果が確定し
たことになり、表示装置は制御記号の表示を止め、「従
来の技術説明」と表示する。
【0059】訂正が必要な場合には、ユーザは入力装置
40から、訂正対象の言語単位の制御記号と、訂正の内
容を示す機能キーを入力する。訂正の内容としては、例
えば、言語単位の分割や統合、言語単位の再入力、言語
単位内の漢字の次候補の要求などがある。漢字入力可能
なキーボードには通常は次候補を選択するための機能キ
ーがあるが、分割や統合、再入力といった訂正内容を直
接示す機能キーは存在しない。そこで、前もってそれら
の訂正を示すキーを割り当ててシステムを構成する必要
がある。例えば、シフトキーやCTRLキー、ALTキ
ーなどのある特定のキーを同時打鍵することによりある
一つの訂正内容を示すことにする。
【0060】図6は一実施例の訂正処理部708の動作
フローチャートである。まず、入力装置40からユーザ
が入力した制御記号および機能キーを受け取り、それぞ
れx、Kとする(S610)。次に、制御記号記憶部7
07から制御記号xを検索して、制御記号xが記憶され
ているアドレスから言語単位の順番を求める(S62
0)。すなわち、第iアドレスに制御記号xが格納され
ていれば、第i番目の言語単位が訂正対象であることが
分かる。さらに、機能キーKにより訂正内容を特定する
(S630)。機能キーの種類と訂正内容の種類の対応
は前もって決めておく。今、訂正内容として言語単位の
分割、統合、再入力、漢字の次候補を考えることにす
る。その他にも訂正内容を増やすこともできる。
【0061】訂正内容が言語単位の分割である場合に
は、漢字変換部702に第i言語単位を異なる言語単位
に分割して漢字変換するように要求する(S640)。
これにより、漢字変換部702は第i言語単位を分割し
なおす処理を実行し、新たに得られた言語単位を漢字に
変換する。
【0062】一方、訂正内容が言語単位の統合である場
合には、漢字変換部702に第i言語単位と第(i+
1)言語単位を統合するような言語単位を求めて漢字に
変換するように要求する(S650)。漢字変換部70
2は要求された処理を実行する。
【0063】訂正内容が再入力の場合には、漢字変換部
702にカーソルを第i言語単位の先頭にもっていき、
第i言語単位の現在の漢字変換結果を解消するよう要求
する(S660)。これにより、表示処理部705はバ
ッファ701中の第i言語単位の部分の読み入力を表示
し、ユーザが新たな読み入力(S1)を入力してこれが
バッファ701の第i言語単位の部分に格納されると、
再入力した読み入力を表示する。漢字変換部702は再
入力されバッファ701の第i言語単位の部分に格納さ
れた読み入力を漢字に変換する処理を行なう。
【0064】訂正内容が漢字の次候補の場合には、漢字
変換部702に第i言語単位に含まれる漢字の次候補を
出力するように要求する(S670)。これにより、漢
字変換処理部702は、漢字の次候補を選択する処理を
実行する。
【0065】以上のような訂正処理の要求をそれぞれ完
了すると、訂正処理部708は処理を終了する。訂正処
理が言語単位の分割や統合の場合には、言語単位が変化
するので、制御記号も変化する。そこで、制御記号付加
部706は、言語単位が変化した場合には、新たな制御
記号を生成する処理を行なう。図3に示した動作フロー
チャートを再び実行することにより、新たな制御記号が
生成される。
【0066】図5(a−3)は言語単位を分割する場合
の入力例である。初めの漢字変換結果「 s是非 r人」の
第1言語単位「是非」の分割の仕方を変えたい場合であ
る。ユーザは第1言語単位を示す制御記号sと分割を示
す機能キーを入力する。これにより、訂正処理部708
が漢字変換部702に第1言語単位の分割の仕方を変え
るように要求する。その結果、漢字変換部702が第1
言語単位を分割し、「shi」を第1言語単位、「fe
i ren」を第2言語単位として漢字変換を行ない、
制御記号付加部706が新たな制御記号を生成して、同
図(a−3)に示すような「 s f廃人」という変換結
果を出す。
【0067】図5(b−3)は言語単位を統合する場合
の入力例である。初めの漢字変換結果「 y l来世」の
第1言語単位「願」を次の言語単位と統合したい場合で
ある。ユーザは第1言語単位を示す制御記号yと統合を
示す機能キーを入力する。これにより、訂正処理部70
8が漢字変換部702に第1言語単位と第2言語単位を
統合して変換しなおすよう要求する。その結果、漢字変
換部702は「yuanlai shi」という新たな
言語単位を得て、漢字変換を行ない、制御記号付加部7
06が新たな制御記号を生成して、同図(b−3)に示
すような「 y原来 s是」という変換結果を出す。
【0068】図5(c−3〜c−5)は言語単位を再入
力する場合の入力例である。初めの漢字変換結果「 d
x学生」の第1言語単位「大学」を入力しなおしたい
場合である。ユーザは第1言語単位を示す制御記号dと
再入力を示す機能キーを入力する。これにより、訂正処
理部708が漢字変換部702に第1言語単位の変換結
果を解消して新たに入力される読みを再変換するように
要求する。これにより、まず、第1言語単位が初めの読
み入力「daxue」に戻る(同図(c−3))。ユー
ザが新たな読み「da」を入力すると、これが表示され
る(同図(c−4))。漢字変換部702はこの読み入
力を受けて、言語単位の分割をしなおし、「daxue
sheng」を1言語単位とし、漢字に変換し、制御記
号付加部706が新たな制御記号を生成して、同図(c
−5)に示すような「 d大学生」という変換結果を出
す。
【0069】最後に、図5(d−3)は漢字の次候補選
択の場合の入力例である。初めの漢字変換結果「 l鏈接
z着」の第1言語単位「鏈接」について他の漢字を得た
い場合である。ユーザは第1言語単位を示す制御記号l
と次候補を示す機能キーを入力する。これにより、訂正
処理部708が漢字変換部702に第1言語単位の漢字
を次候補に変えるよう要求する。その結果、漢字変換部
702は次候補を求め、制御記号付加部706が新たな
制御記号を生成して、同図(d−3)に示すような「 l
聨接 z着」という変換結果を出す。
【0070】図7は、従来の方式で説明した日本語入力
訂正例を本発明の方式で処理する場合の説明図である。
ユーザは初めに読み入力「じゅうらいのぎじゅつせつめ
い」を入力する(同図(a))。漢字変換部702がこ
れを言語単位に分割したうえ、漢字に変換し、さらに制
御記号付加部706が制御記号を生成して変換結果「 j
従来の g技術 s説明」を出力する(同図(b))。
【0071】ここで、第2言語単位の「技術」を「技術
の」に変えたいとする。この場合、ユーザは第2言語単
位を示す制御記号gと再入力を示す機能キーを入力す
る。訂正処理部706は、第2言語単位を再入力する要
求を漢字変換部702に出す。その結果、漢字変換部7
02は第2言語単位の変換結果を解消し、初めの読み
「ぎじゅつ」に戻す(同図(c))。ユーザがその部分
を「ぎじゅつの」に変えたいので、カーソル移動キーで
カーソルを「ぎじゅつの」の次にもっていき、『挿入』
キーを押して1ます空けたうえ「の」を入力する。これ
により、第2言語単位の部分にそれが表示される(同図
(d))。そして、漢字変換部702が再入力の読みの
分割および漢字への変換を行ない、制御記号付加部70
6が制御記号を生成して、「 j従来の g技術の s説明」
が出力される(同図(e))。
【0072】本方式では、訂正対象を特定するのに
「g」と「再入力」示す機能キーの2タッチで済み、従
来の方式の4タッチの半分ですむ。以上のように、本方
式では、漢字入力訂正のタッチ数が従来より大幅に減少
し、入力速度が向上する。
【0073】制御記号として言語単位のアクセントや部
首名、漢字数、漢字の画数を使用する場合でも、制御記
号の付加手法は読みの場合とほぼ同じである。ただ、読
みの場合は、入力を読みで行っているので、バッファ7
01を参照することにより、即座に制御記号を生成でき
るが、アクセントや部首名、漢字数、漢字の画数の場合
はいくらかの処理を加える必要がある。
【0074】すなわち、辞書・文法データベース703
に、アクセントの場合にはアクセントの種類名を、部首
名の場合には各漢字の部首名を、画数の場合には画漢字
の画数を前もって格納しておき、言語単位あるいは漢字
が漢字変換ブロック702によって求まった時点で、言
語単位内の文のアクセント名、あるいは言語単位に含ま
れる漢字の部首名、画数の情報を辞書・文法データベー
ス703から読み出して、それを記号にして制御記号記
憶部707に格納する。また、言語単位に含まれる漢字
数を制御記号にする場合には、漢字変換部702による
漢字変換処理が終了した時点に得られた漢字変換結果に
含まれる漢字数をカウントし、該カウント数を制御記号
として制御記号記憶部707に格納する。
【0075】以上のように、制御記号に読み、あるいは
アクセント、漢字の部首名,画数,漢字数のどれを使用
したとしても、同じ制御記号が付加された言語単位が複
数できる可能性がある。そのような場合には、他の制御
記号を使用することが考えられる。すなわち、例えば、
アクセントや部首名等を利用したり、先の先頭文字の読
みと組み合わせたものを制御記号としたり、また、読み
の2文字目までを制御記号とすることが考えられる。こ
のようにすれば、言語単位の先頭文字の読みが同じ言語
単位が複数あっても、訂正対象の言語単位を制御記号で
確定することが可能になる。
【0076】例えば、「じゅうらいのじゅうようなぎじ
ゅつ」と読みが入力された場合、言語単位の先頭の文字
の読みを使用すれば「j従来の j重要な g技術」と
変換結果が表示される。これでは第1,第2言語単位の
制御記号が同じjで区別ができない。そこで第2言語単
位については異なる記号を使用することにし、例えば、
「j従来の ¥重要な g技術」のようにする。これに
より、第1および第2言語単位が区別可能になる。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば、訂正対象の言語単位を
制御記号で確定できるので、カーソルキーや機能キーを
何回も押す必要がなくなり、訂正に要するタッチ数が減
る。これにより、漢字入力訂正の入力速度が向上し、漢
字入力の作業効率がが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機能ブロック図である。
【図2】一実施例のシステム構成図である。
【図3】一実施例の制御記号付加部の動作フローチャー
ト(各言語記号の最初の文字の読みを制御記号とする場
合)である。
【図4】一実施例の表示処理部の動作フローチャートで
ある。
【図5】中国語漢字入力における処理例である。
【図6】一実施例の訂正処理部の動作フローチャートで
ある。
【図7】日本語入力における処理例である。
【図8】従来の漢字入力訂正方法である。
【符号の説明】
1 漢字変換部 2 文書記憶部 3 ディスプレイ 4 辞書・文法データベース 5 制御記号付加手段 6 制御記号記憶手段 7 表示手段 8 訂正入力手段 9 訂正処理手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の言語単位に渡って連続的に入力さ
    れる読みを辞書・文法データベース(4)を使用して漢字
    に変換し、文書記憶部(2)に格納したうえディスプレイ
    (3)に表示する漢字変換部(1)を有する漢字入力システ
    ムにおいて、 言語単位ごとに、該言語単位を代表する制御記号を生成
    する制御記号付加手段(5)と、 前記制御記号付加手段(5)が生成した制御記号を、文書
    記憶部(2)に漢字変換結果を記憶する順と対応させて記
    憶する制御記号記憶手段(6)と、 訂正を加える場合に、訂正対象となる言語単位を該制御
    記号で指定する訂正入力手段する訂正入力手段(8)と、 前記訂正入力手段(8)によって指定された訂正対象の言
    語単位を訂正する訂正処理手段(9)と、 を含むことを特徴とする漢字変換訂正処理方式。
  2. 【請求項2】 複数の言語単位に渡って連続的に入力さ
    れる読みを辞書・文法データベース(4)を使用して漢字
    に変換し、文書記憶部(2)に格納したうえディスプレイ
    (3)に表示する漢字変換部(1)を有する漢字入力システ
    ムにおいて、 言語単位ごとに、該言語単位を代表する制御記号を生成
    する制御記号付加手段(5)と、 前記制御記号付加手段(5)が生成した制御記号と漢字変
    換結果とを対にしてディスプレイ(3)に表示する表示手
    段(7)と、 前記制御記号付加手段(5)が生成した制御記号を、文書
    記憶部(2)に漢字変換結果を記憶する順と対応させて記
    憶する制御記号記憶手段(6)と、 訂正を加える場合に、訂正対象となる言語単位を該制御
    記号で指定する訂正入力手段する訂正入力手段(8)と、 前記訂正入力手段(8)によって指定された訂正対象の言
    語単位を訂正する訂正処理手段(9)と、 を含むことを特徴とする漢字変換訂正処理方式。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の漢字変換訂正処理方式
    であって、いて、 前記制御記号付加手段(5)は、各言語単位の先頭か終わ
    りの文字の読みを制御記号とすることを特徴とする漢字
    変換訂正処理方式。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の漢字変換訂正処理方式
    であって、いて、 前記制御記号付加手段(5)は、各言語単位のアクセント
    を制御記号とすることを特徴とする漢字変換訂正処理方
    式。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の漢字変換訂正処理方式
    であって、いて、 前記制御記号付加手段(5)は、各言語単位の先頭か終わ
    りの漢字の部首名を制御記号とすることを特徴とする漢
    字変換訂正処理方式。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の漢字変換訂正処理方式
    であって、いて、 前記制御記号付加手段(5)は、各言語単位に含まれる漢
    字数を制御記号とすることを特徴とする漢字変換訂正処
    理方式。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載の漢字変換訂正処理方式
    であって、いて、 前記制御記号付加手段(5)は、各言語単位の先頭か終わ
    りの漢字の画数を制御記号とすることを特徴とする漢字
    変換訂正処理方式。
  8. 【請求項8】 請求項2に記載の漢字変換訂正処理方式
    であって、いて、 前記制御記号付加手段(5)は、生成した制御記号が同じ
    言語単位が複数存在する場合に、さらに制御記号を加え
    て、該言語単位を代表する制御記号とすることを特徴と
    する漢字変換訂正処理方式。
  9. 【請求項9】 請求項2に記載の漢字変換訂正処理方式
    であって、いて、 前記訂正入力手段(8)は、訂正対象の言語単位を指定す
    る制御記号とともに、制定内容を意味する機能キーを入
    力することを特徴とする漢字変換訂正処理方式。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の漢字変換訂正処理方
    式であって、いて、 前記訂正入力手段(8)は、訂正内容を意味する機能キー
    として、言語単位の分割と統合、再入力、次候補提示を
    用意することを特徴とする漢字変換訂正処理方式。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の漢字変換訂正処理
    方式であって、いて、 前記訂正処理手段(9)は、訂正内容が言語単位の分割で
    あれば、漢字変換部(1)に、前記訂正入力手段(8)によ
    り制御記号で指定した言語単位をさらに分割し、漢字変
    換処理を再度行なうことを要求し、 訂正内容が言語単位の統合であれば、漢字変換部(1)
    に、前記訂正入力手段(8)により制御記号で指定した言
    語単位を他の言語単位と統合し、漢字変換処理を再度行
    なうことを要求し、 訂正内容が言語単位の再入力であれば、漢字変換部(1)
    に、前記訂正入力手段(8)により制御記号で指定した言
    語単位の漢字変換結果を解消し、新たに入力される読み
    を該言語単位の入力として再度漢字変換するように要求
    し、 訂正内容が言語単位の次候補の提示であれば、漢字変換
    部(1)に、前記訂正入力手段(8)により制御記号で指定
    した言語単位の現在の漢字変換結果を次候補の漢字にす
    るように要求することを特徴とする漢字変換訂正処理方
    式。
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