JPH08335217A - 読み変換方法及び文書作成装置 - Google Patents

読み変換方法及び文書作成装置

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JPH08335217A
JPH08335217A JP7139771A JP13977195A JPH08335217A JP H08335217 A JPH08335217 A JP H08335217A JP 7139771 A JP7139771 A JP 7139771A JP 13977195 A JP13977195 A JP 13977195A JP H08335217 A JPH08335217 A JP H08335217A
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JP
Japan
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conversion
dictionary
input
character
character string
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Application number
JP7139771A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Murakami
秀幸 村上
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Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Computer Engineering Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH08335217A publication Critical patent/JPH08335217A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文字種を指定するキーを押すことなく、複数
の文字種が混在した文字列を効率よく入力すること。 【構成】 CPU1はキーボード3から入力された文字
列を文字列バッファ6に格納する。その後、キーボード
3から変換指示が入力されると、変換処理部2は文字列
バッファ6に入力された文字列を仮名漢字変換用辞書4
1を用いて仮名漢字変換し、その時、変換候補がない文
字列を英単語変換用辞書42を用いて更に英単語に変換
する。その後、CPU1は仮名漢字変換結果と英単語変
換結果を総合的に判断して、変換候補を求め、これを表
示装置5に表示する。これにより、利用者は日本語と英
語が混在した文字列を文字種指定キーを押すことなく、
効率的に入力することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は入力された読みを変換し
て得られた文字列を入力する文書作成装置に係わり、特
に複数の文字種を混在して成る文字列を入力するための
読み変換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の日本語ワードプロセッサ等の文書
作成装置では、キーボードに配列されている1つのキー
に複数個の文字が割り当てられているのが通常である。
例えば英字「A」が割り当てられているキーには、同時
にひらがなの「ち」も割り当てられている。
【0003】このようなキーを用いて日本字と英字等、
複数の文字種を混在して成る文字列を装置に入力する場
合、これから押すキーに割り当てられている文字種の中
のいずれの文字種を入力するかを指定するキーを押した
後、前記キーを押して目的の文字種の文字を装置に入力
することが行われている。
【0004】例えば上記のようなキーを用いて「これを
DATAとする」という文章を入力する場合、まず、こ
れからひらがなを入力することを指定するひらがなキー
を押した後、「こ」「れ」「を」のキーを押す。次に、
これから英字を入力することを指定する英字キーを押し
て、「D」「A」「T」「A」のキーを押す。そして再
び「ひらがなキー」を押してから、「と」「す」「る」
のキーを順番に押した後、最後に変換を開始する変換キ
ーを押すことにより、目的の文字列を入力することがで
きる。
【0005】しかし、これでは入力する文字の種類が変
わる毎に入力文字種を指定するキーを押さなければなら
いため、キーを押す回数が多くなって、効率的な文字入
力を行えないという欠点があった。
【0006】又、上記のような入力操作において、ひら
がなを入力した後に、これから英字を入力することを指
定する英字キーを押すのを忘れた場合、上記の例では、
「これをしかちかとする」という文字列になって、誤入
力が生じる欠点があると共に、誤って入力した「しかち
か」の部分を再入力しなければならないという欠点があ
った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の文書作成装置で
は、複数種の文字を混在して入力する場合、入力する文
字の種類を変わる毎に入力文字種を指定するキーを押さ
なければならいため、キーを押す回数が多くなって、効
率的な文字入力を行えないという欠点があった。
【0008】又、これから入力する文字種を指定するキ
ーを押すのを忘れた場合、誤入力が生じる欠点があると
共に、誤って入力した文字列部分を再入力しなければな
らず、この点でも効率的な文字入力を疎外するという欠
点があった。
【0009】そこで本発明は上記の事情に鑑み、文字種
指定キーを押すことなく、複数の文字種が混在した文字
列を効率よく入力することができる読み変換方法及び文
書作成装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、1つ
のキーに複数の文字種が割り当てられた入力装置を有
し、前記キーを押すことにより複数の文字種が混在した
文字列を入力する機能を有する文書作成装置における読
み変換方法にあって、前記入力装置から入力された読み
文字列を第1の文字種に変換するための第1の辞書を用
いて第1の変換を行うことによって変換候補を求めた
後、前記読み文字列を第2の文字種に変換するための第
2の辞書を用いて第2の変換を行うことによって変換候
補を求ると、求まった変換候補を統合化して前記第1又
は第2の文字種のいずれか一方の文字種で構成される、
或いは第1、第2の文字種の両方で構成される前記読み
文字列に対する変換候補文字列を求めて出力する方法を
採用している。
【0011】請求項2の発明は、請求項1記載の読み変
換方法にあって、前記第1の辞書を用いる第1の変換に
より変換候補が得られない読み文字列に対してのみ、前
記第2の辞書を用いる第2の変換を行う方法を採用して
いる。
【0012】請求項3の発明は、請求項1記載の読み変
換方法にあって、前記第1の辞書を用いる第1の変換に
より被変換対象の読み文字列全てに対して変換候補が得
られた場合は、前記第2の辞書を用いる第2の変換を行
なわない方法を採用している。
【0013】請求項4の発明は、請求項1記載の読み変
換方法にあって、前記入力装置から読みが1文字入力さ
れる度に、入力された1文字と、この1文字と前回まで
に入力された文字列との組み合わせに対して、前記第1
の辞書を用いる第1の変換及び前記第2の辞書を用いる
第2の変換を行なう方法を採用している。
【0014】請求項5の発明は、請求項1乃至4いずれ
か記載の読み変換方法にあって、前記第1の辞書は仮名
漢字変換用辞書とし、前記第2の辞書は仮名文字列の見
出しに対応して英単語が収集されている英単語変換用の
辞書とすることにより、前記第1の変換により読み文字
列を仮名漢字混じり文字列に変換し、前記第2の変換に
より読み文字列を英単語に変換する方法を採用してい
る。
【0015】請求項6の発明は、請求項5記載の読み変
換方法にあって、前記第2の辞書は仮名入力モードで入
力される見出しの仮名文字列に対応して英単語が収集さ
れている仮名入力モード用辞書部と、ローマ字入力モー
ドで入力される見出しの仮名文字列に対応して英単語が
収集されているローマ字入力モード用辞書部とに分割さ
れ、被変換読み文字列が仮名入力モードで入力された場
合は前記仮名入力モード用辞書部を用い、被変換読み文
字列がローマ字入力モードで入力された場合は前記ロー
マ字入力モード用辞書部を用いて前記第2の変換を行う
方法を採用している。
【0016】請求項7の発明は、仮名入力モードとロー
マ字入力モードのいずれか一方を用いて入力した文字列
を仮名漢字変換用辞書を用いて仮名漢字変換する機能を
有する文書作成装置における読み変換方法にあって、仮
名入力モードの時にローマ字入力のキータッチで入力さ
れた文字列を見出しとし、この見出しに漢字を含む変換
候補語句を収集した変換用辞書を用意しておき、入力さ
れた読み文字列を、まず前記仮名漢字変換用辞書により
仮名漢字変換して変換候補が得られない場合、同読み文
字列を前記変換用辞書により仮名漢字変換する方法を採
用している。
【0017】請求項8の発明は、仮名入力モードとロー
マ字入力モードのいずれか一方を用いて入力した文字列
を仮名漢字変換用辞書を用いて仮名漢字変換する機能を
有する文書作成装置における読み変換方法にあって、ロ
ーマ字入力モードの時に仮名入力のキータッチで入力さ
れた文字列を見出しとし、この見出しに漢字を含む変換
候補語句を収集した変換用辞書を用意しておき、入力さ
れた読み文字列を、まず前記仮名漢字変換用辞書により
仮名漢字変換して変換候補が得られない場合、同読み文
字列を前記変換用辞書により仮名漢字変換する方法を採
用している。
【0018】請求項9の発明は、1つのキーに複数の文
字種が割り当てられた入力装置を有し、前記キーを押す
ことにより複数の文字種が混在した文字列を入力する機
能を有する文書作成装置において、読み文字列を第1の
文字種に変換するための第1の辞書と、読み文字列を第
2の文字種に変換するための第2の辞書と、前記入力装
置から入力された読み文字列を前記第1の辞書を用いて
変換することによって変換候補を求める第1の変換手段
と、前記読み文字列を前記第2の辞書を用いて変換する
ことによって変換候補を求める第2の変換手段と、前記
第1、第2の変換手段により求まった変換候補を統合化
して第1又は第2の文字種のいずれか一方の文字種で構
成される、或いは第1、第2の文字種の両方で構成され
る前記読み文字列の変換候補文字列を求めて出力する変
換候補決定手段とを具備した構成を有している。
【0019】請求項10の発明は、請求項9記載の文書
作成装置において、前記第2の変換手段は前記第1の変
換手段により変換候補が得られない読み文字列に対して
のみ、前記第2の辞書を用いる変換を行う構成を有して
いる。
【0020】請求項11の発明は、請求項9記載の文書
作成装置において、前記第2の変換手段は前記第1の変
換手段により被変換対象の読み文字列全てに対して変換
候補が得られた場合、前記被変換対象の読み文字列に対
して前記第2の辞書を用いる変換を行なわない構成を有
している。
【0021】請求項12の発明は、請求項9記載の文書
作成装置において、前記入力装置から読みが1文字入力
される度に、入力された1文字と、この1文字と前回ま
でに入力された文字列との組み合わせに対して、前記第
1の変換手段による変換と、前記第2の変換手段による
変換を行なう構成を有している。
【0022】請求項13の発明は、請求項9乃至12い
ずれか記載の文書作成装置において、前記第1の辞書は
仮名漢字変換用辞書とし、前記第2の辞書は仮名文字列
の見出しに対応して英単語が収集されている英単語変換
用の辞書とすることにより、前記第1の変換手段は前記
第1の辞書を用いて読み文字列を仮名漢字混じり文字列
に変換し、前記第2の変換手段は前記第2の辞書を用い
て読み文字列を英単語に変換する構成を有している。
【0023】請求項14の発明は、請求項13記載の文
書作成装置において、前記第2の辞書は仮名入力モード
で入力される見出しの仮名文字列に対応して英単語が収
集されている仮名入力モード用辞書部と、ローマ字入力
モードで入力される見出しの仮名文字列に対応して英単
語が収集されているローマ字入力モード用辞書部とを有
し、前記第2の変換手段は被変換読み文字列が仮名入力
モードで入力された場合に前記仮名入力モード用辞書部
を用い、被変換読み文字列がローマ字入力モードで入力
された場合に前記ローマ字入力モード用辞書部を用いて
変換候補を求める構成を有している。
【0024】請求項15の発明は、仮名入力モードとロ
ーマ字入力モードのいずれか一方のモードで入力された
文字列を仮名漢字変換用辞書を用いて仮名漢字変換する
機能を有する文書作成装置において、仮名入力モードの
時にローマ字入力のキータッチで入力された文字列を見
出しとし、この見出しに対応して漢字を含む変換候補語
句を収集した変換用辞書と、入力された読み文字列を、
まず、前記仮名漢字変換用辞書を用いて仮名漢字変換し
て変換候補が得られない場合に、同読み文字列を前記変
換用辞書を用いて仮名漢字変換する変換手段とを具備し
た構成を有している。
【0025】請求項16の発明は、仮名入力モードとロ
ーマ字入力モードのいずれか一方のモードで入力された
文字列を仮名漢字変換用辞書を用いて仮名漢字変換する
機能を有する文書作成装置において、仮名入力モードの
時にローマ字入力のキータッチで入力された文字列を見
出しとし、この見出しに対応して漢字を含む変換候補語
句を収集した変換用辞書と、入力された読み文字列を、
まず前記仮名漢字変換用辞書により仮名漢字変換して変
換候補が得られない場合、同読み文字列を前記変換用辞
書により仮名漢字変換する変換手段とを具備した構成を
有している。
【0026】
【作用】請求項1の発明の読み変換方法にあって、前記
入力装置から入力された読み文字列を第1の文字種に変
換するための第1の辞書を用いて第1の変換を行うこと
によって変換候補を求めた後、前記読み文字列を第2の
文字種に変換するための第2の辞書を用いて第2の変換
を行うことによって変換候補を求ると、求まった変換候
補を統合化して前記第1又は第2の文字種のいずれか一
方の文字種で構成される、或いは第1、第2の文字種の
両方で構成される前記読み文字列に対する変換候補文字
列を求めて出力する。
【0027】請求項2の発明の読み変換方法にあって、
前記第1の辞書を用いる第1の変換により変換候補が得
られない読み文字列に対してのみ、前記第2の辞書を用
いる第2の変換を行う。
【0028】請求項3の発明の読み変換方法にあって、
前記第1の辞書を用いる第1の変換により被変換対象の
読み文字列全てに対して変換候補が得られた場合は、前
記第2の辞書を用いる第2の変換を行なわない。
【0029】請求項4の発明の読み変換方法にあって、
前記入力装置から読みが1文字入力される度に、入力さ
れた1文字と、この1文字と前回までに入力された文字
列との組み合わせに対して、前記第1の辞書を用いる第
1の変換及び前記第2の辞書を用いる第2の変換を行な
う。
【0030】請求項5の発明の読み変換方法にあって、
前記第1の辞書は仮名漢字変換用辞書とし、前記第2の
辞書は仮名文字列の見出しに対応して英単語が収集され
ている英単語変換用の辞書とすることにより、前記第1
の変換により読み文字列を仮名漢字混じり文字列に変換
し、前記第2の変換により読み文字列を英単語に変換す
る。
【0031】請求項6の発明の読み変換方法にあって、
前記第2の辞書は仮名入力モードで入力される見出しの
仮名文字列に対応して英単語が収集されている仮名入力
モード用辞書部と、ローマ字入力モードで入力される見
出しの仮名文字列に対応して英単語が収集されているロ
ーマ字入力モード用辞書部とに分割され、被変換読み文
字列が仮名入力モードで入力された場合は前記仮名入力
モード用辞書部を用い、被変換読み文字列がローマ字入
力モードで入力された場合は前記ローマ字入力モード用
辞書部を用いて前記第2の変換を行う。
【0032】請求項7の発明の読み変換方法にあって、
仮名入力モードの時にローマ字入力のキータッチで入力
された文字列を見出しとし、この見出しに対応して漢字
を含む変換候補語句を収集した変換用辞書を用意してお
き、まず、入力された読み文字列を前記仮名漢字変換用
辞書により仮名漢字変換して変換候補が得られない場
合、同読み文字列を前記変換用辞書により仮名漢字変換
する。
【0033】請求項8の発明の読み変換方法にあって、
ローマ字入力モードの時に仮名入力のキータッチで入力
された文字列を見出しとし、この見出しに対応して漢字
を含む変換候補語句を収集した変換用辞書を用意してお
き、まず、入力された読み文字列を前記仮名漢字変換用
辞書により仮名漢字変換して変換候補が得られない場
合、同読み文字列を前記変換用辞書により仮名漢字変換
する。
【0034】請求項9の発明の文書作成装置において、
第1の辞書は読み文字列を第1の文字種に変換するため
の辞書データを有し、第2の辞書は読み文字列を第2の
文字種に変換するための辞書データを有している。第1
の変換手段は前記入力装置から入力された読み文字列を
前記第1の辞書を用いて変換することによって変換候補
を求める。第2の変換手段は前記読み文字列を前記第2
の辞書を用いて変換することによって変換候補を求め
る。変換候補決定手段は前記第1、第2の変換手段によ
り求まった変換候補を統合化して第1又は第2の文字種
のいずれか一方の文字種で構成される、或いは第1、第
2の文字種の両方で構成される前記読み文字列の変換候
補文字列を求めて出力する。
【0035】請求項10の発明の文書作成装置におい
て、前記第2の変換手段は前記第1の変換手段により変
換候補が得られない読み文字列に対してのみ、前記第2
の辞書を用いる変換を行う。
【0036】請求項11の発明の文書作成装置におい
て、前記第2の変換手段は前記第1の変換手段により被
変換対象の読み文字列全てに対して変換候補が得られた
場合、前記被変換対象の読み文字列に対して前記第2の
辞書を用いる変換を行なわない。
【0037】請求項12の発明の文書作成装置におい
て、前記入力装置から読みが1文字入力される度に、入
力された1文字と、この1文字と前回までに入力された
文字列との組み合わせに対して、前記第1の変換手段に
よる変換と、前記第2の変換手段による変換を行なう。
【0038】請求項13の発明の文書作成装置におい
て、前記第1の辞書は仮名漢字変換用辞書データを有
し、前記第2の辞書は仮名文字列の見出しに対応した英
単語を収集している。前記第1の変換手段は前記第1の
辞書を用いて読み文字列を仮名漢字混じり文字列に変換
し、前記第2の変換手段は前記第2の辞書を用いて読み
文字列を英単語に変換する。
【0039】請求項14の発明の文書作成装置におい
て、前記第2の辞書は仮名入力モードで入力される見出
しの仮名文字列に対応して英単語が収集されている仮名
入力モード用辞書部と、ローマ字入力モードで入力され
る見出しの仮名文字列に対応して英単語が収集されてい
るローマ字入力モード用辞書部とを有し、前記第2の変
換手段は被変換読み文字列が仮名入力モードで入力され
た場合に前記仮名入力モード用辞書部を用い、被変換読
み文字列がローマ字入力モードで入力された場合に前記
ローマ字入力モード用辞書部を用いて変換候補を求め
る。
【0040】請求項15の発明の文書作成装置におい
て、変換用辞書は仮名入力モードの時にローマ字入力の
キータッチで入力された文字列を見出しとし、この見出
しに対応して漢字を含む変換候補語句を収集している。
変換手段はまず、入力された読み文字列を前記仮名漢字
変換用辞書を用いて仮名漢字変換して変換候補が得られ
ない場合に、同読み文字列を前記変換用辞書を用いて仮
名漢字変換する。
【0041】請求項16の発明の文書作成装置におい
て、変換用辞書は仮名入力モードの時にローマ字入力の
キータッチで入力された文字列を見出しとし、この見出
しに対応して漢字を含む変換候補語句を収集している。
変換手段はまず、入力された読み文字列を前記仮名漢字
変換用辞書により仮名漢字変換して変換候補が得られな
い場合に、同読み文字列を前記変換用辞書により仮名漢
字変換する。
【0042】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明の文書作成装置の一実施例を示し
たブロック図である。1はキーボートからの文字の入力
制御や文書作成に関わる全体的な制御を行うCPU、2
は入力されたひらがな文字列を漢字混じり文字列に変換
したり、英単語に変換する処理を行う変換処理部、3は
文字や各種機能指令等を入力するキーボード、4は読み
文字列の変換時に変換処理部2により参照される仮名漢
字変換用辞書41と英単語変換用辞書42を格納してい
る記憶装置、5は入力文字列や仮名漢字変換結果等を表
示するLCD等の表示装置、6は入力文字列を一旦保持
したり、変換結果を保持する文字列バッファである。
【0043】但し、キーボート3上に配列されている文
字入力用の文字キー31(複数ある文字キーの総称であ
る)は従来のように1つのキーに複数種の文字が割り当
てられているものとする。又、32は仮名漢字変換指示
を入力する変換指示キーである。 次に本実施例の動作
について説明する。利用者は文章を作成するため、仮名
入力モードでキーボード3の文字入力キー31を押下し
て、入力文字列の読みをCPU1に図2のステップ20
1にて入力する。
【0044】これを受けて、CPU1はこのキーボード
3から入力される文字を文字列バッファ6に保存する
が、その時ステップ202にて変換キーが押されたかど
うかを判定し、押された場合はステップ203に進み、
押されなかった場合はステップ201に戻って、キーボ
ード3からの文字入力を続行する。
【0045】CPU1はステップ203にて変換処理部
2を起動するため、変換処理部2はまず仮名漢字変換用
辞書41を参照して文字列バッファ6に格納されている
読み文字列を漢字混じり文に変換する仮名漢字変換を行
う。
【0046】この時、変換処理部2はステップ204に
て読み文字列の全て或いはその一部に変換候補が得られ
ない文字列があるかどうかを判定し、ある場合はステッ
プ205に進み、ない場合はステップ206に進む。従
って、変換処理部2は文字列バッファ6に入力された文
字列に対してステップ203の処理を行った結果、全て
の読み文字列に対して変換候補が得られた場合は直ちに
ステップ206の処理に進むことになる。
【0047】変換処理部2はステップ205にて前記変
換候補が得られない文字列を図3に示すような英単語変
換用辞書42を参照して英単語に変換した後、ステップ
207に進む。尚、変換処理部2はステップ205にて
読み文字列を英単語に変換できない場合は被変換文字列
に対する変換候補なしとする。
【0048】ステップ206にて、CPU1は変換処理
部2の仮名漢字変換結果及び英単語変換結果を総合的に
判断して、両変換結果を統合することによって変換候補
を求め、これをステップ207にて表示装置5の画面に
表示して出力するが、ステップ203、205の変換を
行っても変換候補がない場合は入力文字列のままで表示
装置5の画面に表示する。
【0049】ここで、上記文字入力処理の具体例につい
て説明する。例えば利用者が「これをDATAとする」
という文字列の読みをキーボード3からひらがなモード
で入力したとすると、文字列バッファ6には「これをし
ちかちとする」という文字列が入力されることになる。
【0050】そこで、変換処理部2は「これをしちかち
とする」という文字列に仮名漢字変換を施こすと、「こ
れを」、「とする」がひらがなの変換候補として得られ
るが、「しちかち」は変換候補がないため、変換処理部
2はこの文字列を英単語に変換する処理を加える。
【0051】この変換で、「しちかち」は図3に示した
英単語変換用辞書42によりDATAと変換される。結
局、CPU1は上記変換結果を総合的に判断して、「こ
れをDATAとする」という変換候補文字列を求めて、
これを表示装置5の画面に表示する。
【0052】本実施例によれば、複数の文字種を混合し
て入力する場合、変換処理部2が一種類の文字種で入力
した文字列を複数文字種に変換して文字列を入力する処
理を行うため、入力する文字種が替わっても、文字種指
定キーを押す必要がなくなり、複数の文字種を混在して
成る文字列の入力効率を著しく高めることができる。
【0053】又、利用者の文字種指定キーの押し忘れと
か、間違った文字種指定キーの押下による誤入力を防ぐ
ことができるため、読み入力時のキー操作回数を削減で
き、更に上記効果を高めることができる。
【0054】図4は本発明の他の実施例を示したブロッ
ク図である。本例では、記憶装置4に格納されている英
単語変換用辞書42の構成が前例のそれと異なる。即
ち、英単語変換用辞書42は仮名入力用英単語変換用辞
書部421、ローマ字入力用英単語変換用辞書部422
に区分けされて、2種類の辞書データを収容している。
他の構成は前実施例と同一である。
【0055】次に本実施例の動作について図5のフロー
チャートを参照して説明する。利用者は仮名入力モード
又はローマ字入力モードでキーボード3から入力する文
字の読みを図5のステップ501にてCPU1に入力す
る。CPU1はこのキーボード3から入力される文字を
文字列バッファ6に保存するが、その時、ステップ50
2にて変換キーが押されたかどうかを判定し、押された
場合はステップ503に進み、押されなかった場合はス
テップ501に戻って、キーボード3からの文字入力を
続行する。
【0056】CPU1はステップ503にて変換処理部
2を起動するため、変換処理部2はまず仮名漢字変換用
辞書41を参照して文字列バッファ6に格納されている
読み文字列を漢字に変換する仮名漢字変換を行う。
【0057】この時、変換処理部2はステップ504に
て読み文字列の全て或いはその一部に変換候補が得られ
ない文字列があるかどうかを判定し、ある場合はステッ
プ505に進み、ない場合はステップ508に進む。
【0058】従って、変換処理部2は文字列バッファ6
に入力された文字列に対してステップ504の処理を行
った結果、全ての読み文字列に対して変換候補が得られ
た場合は直ちにステップ508の処理に進むことにな
る。
【0059】変換処理部2はステップ505にて現在の
入力モードが仮名入力であるかローマ字入力であるかを
判定し、仮名入力であった場合はステップ506に進
み、ローマ字入力であった場合はステップ507に進
む。
【0060】CPU1はステップ506にて前記変換候
補が得られない文字列を仮名入力用英単語変換用辞書部
421を参照して英単語に変換した後、ステップ508
に進む。
【0061】一方、ステップ507に進んだ場合、CP
U1は前記変換候補が得られない文字列をローマ字入力
用英単語変換用辞書部422を参照して英単語に変換し
た後、ステップ508に進む。尚、変換処理部2は被変
換文字列をステップ506、又は507にて変換できな
い場合は変換候補なしとする。
【0062】ステップ508にて、CPU1は変換処理
部2の仮名漢字変換結果及び英単語変換結果を総合的に
判断して、両変換結果を統合して変換候補文字列を求め
た後、ステップ509にて変換結果を表示装置5の画面
に表示して出力するが、変換候補がない場合は入力文字
列のままで表示装置5の画面に表示する。
【0063】ここで、上記文字入力処理の具体例につい
て説明する。例えば利用者が「これをDATAとする」
という文字列の読みをキーボード3からローマ字入力モ
ードで全て入力したとすると、文字列バッファ6には
「これをだたとする」という文字列が入力されることに
なる。
【0064】そこで、変換部2は「これをだたとする」
という文字列に仮名漢字変換を施こすと、「これを」、
「とする」がひらがなの変換候補として得られるが、
「だた」は変換候補がないため、変換処理部2はステッ
プ507にてこの文字列を英単語に変換する処理を加え
る。この変換で、「だた」は図6に示したような英単語
変換用辞書42のローマ字入力用英単語変換用辞書部4
22によりDATAと変換される。結局、CPU1は上
記変換結果を総合的に判断して、「これをDATAとす
る」という文字列を表示装置5の画面に表示する。
【0065】但し、図6に示した英単語変換用辞書42
は、入力用英単語入力用辞書部421と、ローマ字入力
用英単語入力用辞書部422を一緒にした複合辞書例で
ある。この辞書は偶数行が仮名入力用英単語入力用辞書
部421、奇数行がローマ字入力用英単語入力用辞書部
422となっている。
【0066】図7は図6のような辞書を作成する場合の
データ登録方法を説明する図である。変換したい英単語
がFORMATの場合、仮名入力モードの時にキーボー
ド3から入力される文字列は「はらすもちか」で、ロー
マ字入力モードの時にキーボード3から入力される文字
列は「ふぉrmあt」となることが示されている。
【0067】本実施例によれば、仮名入力モードは勿
論、ローマ字入力モードにおいても、文字種指定キーを
押すことなく、複数の文字種を混在した文字列を入力す
ることができるため、複数の文字種を混在して成る文字
列の入力効率を著しく高めることができる。他の効果は
前実施例と同様である。
【0068】尚、図1、図4に示した実施例では、被変
換読み文字列に対して通常の仮名漢字変換をした際に、
変換候補が得られなかった文字列があった場合に、英単
語変換用辞書42を用いた変換を行ったが、前記仮名漢
字変換の変換結果に拘らず、前記被変換読み文字列に対
して英単語変換用辞書42を用いた変換を必ず行うよう
にした後、変換結果を総合判断して変換候補を求めるよ
うにする構成としても、同様の効果がある。しかし、こ
のような構成であると、被変換読み文字列に対して常に
2重の変換がなされるため、変換処理が若干遅くなる傾
向となる。
【0069】図8は本発明の更に他の実施例を示したフ
ローチャートである。但し、文書作成装置の構成は図4
の構成と同一であるため、以下、図4を借用して説明す
る。利用者はステップ801にてキーボード3の文字キ
ー31を用いて入力文章の読み入力する。これを受け
て、CPU1はキーボード3から1文字分の読みを入力
するが、その入力が文字キーの入力でなく、変換指示キ
ー32の押下による変換指示の入力であるかどうかをス
テップ802にてチェックし、変換指示の入力であった
場合はステップ807に進み、変換指示の入力でなかっ
た場合はステップ803に進む。
【0070】変換処理部2は入力された読みに対して仮
名漢字変換用辞書41を用いて変換候補を検索すると共
に、今回入力された読みとそれまで入力された読みとの
組み合わせでできる読み文字列に対しても仮名漢字変換
用辞書41を用いて変換候補を検索して、その結果を文
字列バッファ6に保存した後、ステップ804に進む。
【0071】変換処理部2はステップ804にて現在の
入力モードが仮名入力モードであるか、ローマ字入力モ
ードであるかを判定し、仮名入力モードであった場合は
ステップ805に進み、ローマ字入力モードであった場
合はステップ806に進む。
【0072】変換処理部2はステップ805にて入力さ
れた読みに対して仮名入力用英単語変換用辞書部421
を用いて変換候補を検索すると共に、今回入力された読
みとそれまで入力された読みとの組み合わせでできる新
たな読み文字列に対しても仮名入力用英単語変換用辞書
部421を用いて変換候補を検索して、その結果を文字
列バッファ4に保存した後、ステップ801に戻る。
【0073】又、変換処理部2はステップ806にて入
力された読みに対してローマ字入力用英単語変換用辞書
部422を用いて変換候補を検索すると共に、今回入力
された読みとそれまで入力された読みとの組み合わせで
できる新たな読みに対してもローマ字入力用英単語変換
用辞書部422を用いて変換候補を検索して、その結果
を文字列バッファ6に保存した後、ステップ801に戻
る。
【0074】上記した通常の仮名漢字変換で変換候補が
検索されない文字列を図3に示すようなローマ字入力用
英単語変換用辞書部422を参照して英単語に変換した
後、ステップ808に進む。尚、変換処理部2は被変換
文字列をステップ805、又は806の処理にて被変換
文字列を変換できない場合は変換候補なしとする。
【0075】一方、上記ステップ802にて変換キーが
押された場合、或いはステップ805、806の後に、
CPU1はステップ807にて変換処理部2の仮名漢字
変換検索結果及び英単語変換検索結果を総合的に判断し
て、変換候補文字列を作成し、これをステップ808に
て表示装置5の画面に表示して出力するが、総合判断を
行っても変換候補がない場合はその部分を入力文字列の
ままで表示装置5の画面に表示する。
【0076】本実施例も図5に示した前実施例と同様の
効果があるが、特に、利用者がキーボード3から文字を
文字キー31を用いて入力する合間にステップ801〜
805又は806の処理を行って、入力文字列の変換を
行っておくため、変換キー32が押された後は、ステッ
プ807の総合判断を行うだけで変換候補文字列を迅速
に出力することができる。このため、利用者側からみれ
ば変換候補を得る速度が速くなり、操作性を向上させる
ことができる。
【0077】尚、上記2つの実施例は日本語と英語の混
在文字列を入力する例について説明したが、日本語と英
語及び数字等3種類の文字種の混在文字列でも、或いは
3種類以上の複数の文字種の混在文字列でも同様の方法
によって、効率よく入力することが可能になる。
【0078】又、上記実施例では、文字種の切り替えな
しに複数の種類の文字を混合して入力する場合について
説明したが、ローマ字入力と仮名入力とをモード切り替
えキーを押すことなく、同様の方法で入力することもで
きる。図9はこのような場合に用いる仮名漢字変換用辞
書の構成例であり、仮名入力モードの時にローマ字入力
のキータッチで入力された場合の文字列を見出しとし、
この見出しに対応して漢字を含む変換候補語句を収集し
ている。
【0079】例えば仮名入力モードの儘、ローマ字入力
のキー押下で、「かいぎにでる。」と入力した場合、装
置には「のちにきにみにしいすな。」と入力されるが、
これを図9の辞書を用いて「会議に出る。」と仮名漢字
変換することができ、モード切り替えキーを押すことな
く、意図通りの日本語文字列を効率良く入力することが
できる。
【0080】更に、ローマ字入力モードの時に仮名入力
モードのキータッチで入力された文字列を見出しとし、
この見出しに対応して漢字を含む変換候補語句を収集し
た変換用辞書を用いれば、ローマ字入力モードのまま、
仮名入力モードのキータッチで、意図通りの文字列の入
力を行うことができる。
【0081】
【発明の効果】以上記述した如く請求項1又は9の発明
によれば文字種の指定キーを押すことなく複数の文字種
が混在する文字列を効率よく入力することができる。請
求項2、3、10、11の読み文字列を複数の文字種の
文字列に効率的に変換することができる。
【0082】請求項4又12の発明によれば読み文字列
の変換結果の出力速度を向上させることができる。請求
項5又は13の発明によれば日本字と英語の2種類の文
字種を効率的に入力することができる。
【0083】請求項6又は14の発明によれば仮名入力
モードとローマ字入力モードのいずれでも、日本字と英
語の2種類の文字種を効率的に入力することができる。
請求項7又は15の発明によれば仮名入力モードの時に
ローマ字入力のキータッチで読みを入力しても、意図通
りの文字列を入力することができる。請求項8又は16
の発明によればローマ字入力モードの時に仮名入力のキ
ータッチで読みを入力しても、意図通りの文字列を入力
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文書作成装置の一実施例を示したブロ
ック図。
【図2】図1に示した装置の文字入力動作を示したフロ
ーチャート。
【図3】図1に示した装置の英単語変換用辞書の構成例
を示した図。
【図4】本発明の文書作成装置の他の実施例を示したブ
ロック図。
【図5】図4に示した装置の文字入力動作を示したフロ
ーチャート。
【図6】図5に示した装置の英単語変換用辞書の内容構
成例を示した図。
【図7】図6に示した英単語変換用辞書へのデータ登録
方法を説明する図。
【図8】本発明の更に他の実施例を示したフローチャー
ト。
【図9】入力モードの切り替えを無くすために用いられ
る辞書の内容構成例を示した図。
【符号の説明】
1…CPU 2…変換処理部 3…キーボード 4…記憶装置 5…表示装置 6…文字列バッ
ファ 31…文字キー 32…変換指示
キー 41…仮名漢字変換用辞書 42…英単語変
換用辞書 421…仮名入力用英単語変換用辞書部 422…ローマ字入力用英単語変換用辞書部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つのキーに複数の文字種が割り当てら
    れた入力装置を有し、前記キーを押すことにより複数の
    文字種が混在した文字列を入力する機能を有する文書作
    成装置における読み変換方法にあって、前記入力装置か
    ら入力された読み文字列を第1の文字種に変換するため
    の第1の辞書を用いて第1の変換を行うことによって変
    換候補を求めた後、前記読み文字列を第2の文字種に変
    換するための第2の辞書を用いて第2の変換を行うこと
    によって変換候補を求ると、求まった変換候補を統合化
    して前記第1又は第2の文字種のいずれか一方の文字種
    で構成される、或いは第1、第2の文字種の両方で構成
    される前記読み文字列に対する変換候補文字列を求めて
    出力することを特徴とする読み変換方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の読み変換方法にあって、
    前記第1の辞書を用いる第1の変換により変換候補が得
    られない読み文字列に対してのみ、前記第2の辞書を用
    いる第2の変換を行うことを特徴とする読み変換方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の読み変換方法にあって、
    前記第1の辞書を用いる第1の変換により被変換対象の
    読み文字列全てに対して変換候補が得られた場合は、前
    記第2の辞書を用いる第2の変換を行なわないことを特
    徴とする読み変換方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の読み変換方法にあって、
    前記入力装置から読みが1文字入力される度に、入力さ
    れた1文字と、この1文字と前回までに入力された文字
    列との組み合わせに対して、前記第1の辞書を用いる第
    1の変換及び前記第2の辞書を用いる第2の変換を行な
    うことを特徴とする読み変換方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4いずれか記載の読み変換
    方法にあって、前記第1の辞書は仮名漢字変換用辞書と
    し、前記第2の辞書は仮名文字列の見出しに対応して英
    単語が収集されている英単語変換用の辞書とすることに
    より、前記第1の変換により読み文字列を仮名漢字混じ
    り文字列に変換し、前記第2の変換により読み文字列を
    英単語に変換することを特徴とする読み変換方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の読み変換方法にあって、
    前記第2の辞書は仮名入力モードで入力される見出しの
    仮名文字列に対応して英単語が収集されている仮名入力
    モード用辞書部と、ローマ字入力モードで入力される見
    出しの仮名文字列に対応して英単語が収集されているロ
    ーマ字入力モード用辞書部とに分割され、被変換読み文
    字列が仮名入力モードで入力された場合は前記仮名入力
    モード用辞書部を用い、被変換読み文字列がローマ字入
    力モードで入力された場合は前記ローマ字入力モード用
    辞書部を用いて前記第2の変換を行うことを特徴とする
    読み変換方法。
  7. 【請求項7】 仮名入力モードとローマ字入力モードの
    いずれか一方を用いて入力した文字列を仮名漢字変換用
    辞書を用いて仮名漢字変換する機能を有する文書作成装
    置における読み変換方法にあって、仮名入力モードの時
    にローマ字入力のキータッチで入力された文字列を見出
    しとし、この見出しに対応して漢字を含む変換候補語句
    を収集した変換用辞書を用意しておき、入力された読み
    文字列を、まず前記仮名漢字変換用辞書により仮名漢字
    変換して変換候補が得られない場合、同読み文字列を前
    記変換用辞書により仮名漢字変換することを特徴とする
    読み変換方法。
  8. 【請求項8】 仮名入力モードとローマ字入力モードの
    いずれか一方を用いて入力した文字列を仮名漢字変換用
    辞書を用いて仮名漢字変換する機能を有する文書作成装
    置における読み変換方法にあって、ローマ字入力モード
    の時に仮名入力のキータッチで入力された文字列を見出
    しとし、この見出しに対応して漢字を含む変換候補語句
    を収集した変換用辞書を用意しておき、入力された読み
    文字列を、まず前記仮名漢字変換用辞書により仮名漢字
    変換して変換候補が得られない場合、同読み文字列を前
    記変換用辞書により仮名漢字変換することを特徴とする
    読み変換方法。
  9. 【請求項9】 1つのキーに複数の文字種が割り当てら
    れた入力装置を有し、前記キーを押すことにより複数の
    文字種が混在した文字列を入力する機能を有する文書作
    成装置において、読み文字列を第1の文字種に変換する
    ための第1の辞書と、読み文字列を第2の文字種に変換
    するための第2の辞書と、前記入力装置から入力された
    読み文字列を前記第1の辞書を用いて変換することによ
    って変換候補を求める第1の変換手段と、前記読み文字
    列を前記第2の辞書を用いて変換することによって変換
    候補を求める第2の変換手段と、前記第1、第2の変換
    手段により求まった変換候補を統合化して第1又は第2
    の文字種のいずれか一方の文字種で構成される、或いは
    第1、第2の文字種の両方で構成される前記読み文字列
    の変換候補文字列を求めて出力する変換候補決定手段と
    を具備したことを特徴とする文書作成装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の文書作成装置におい
    て、前記第2の変換手段は前記第1の変換手段により変
    換候補が得られない読み文字列に対してのみ、前記第2
    の辞書を用いる変換を行うことを特徴とする文書作成装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の文書作成装置におい
    て、前記第2の変換手段は前記第1の変換手段により被
    変換対象の読み文字列全てに対して変換候補が得られた
    場合、前記被変換対象の読み文字列に対して前記第2の
    辞書を用いる変換を行なわないことを特徴とする文書作
    成装置。
  12. 【請求項12】 請求項9記載の文書作成装置におい
    て、前記入力装置から読みが1文字入力される度に、入
    力された1文字と、この1文字と前回までに入力された
    文字列との組み合わせに対して、前記第1の変換手段に
    よる変換と、前記第2の変換手段による変換を行なうこ
    とを特徴とする文書作成装置。
  13. 【請求項13】 請求項9乃至12いずれか記載の文書
    作成装置において、前記第1の辞書は仮名漢字変換用辞
    書とし、前記第2の辞書は仮名文字列の見出しに対応し
    て英単語が収集されている英単語変換用の辞書とするこ
    とにより、前記第1の変換手段は前記第1の辞書を用い
    て読み文字列を仮名漢字混じり文字列に変換し、前記第
    2の変換手段は前記第2の辞書を用いて読み文字列を英
    単語に変換することを特徴とする文書作成装置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の文書作成装置におい
    て、前記第2の辞書は仮名入力モードで入力される見出
    しの仮名文字列に対応して英単語が収集されている仮名
    入力モード用辞書部と、ローマ字入力モードで入力され
    る見出しの仮名文字列に対応して英単語が収集されてい
    るローマ字入力モード用辞書部とを有し、前記第2の変
    換手段は被変換読み文字列が仮名入力モードで入力され
    た場合に前記仮名入力モード用辞書部を用い、被変換読
    み文字列がローマ字入力モードで入力された場合に前記
    ローマ字入力モード用辞書部を用いて変換候補を求める
    ことを特徴とする文書作成装置。
  15. 【請求項15】 仮名入力モードとローマ字入力モード
    のいずれか一方のモードで入力された文字列を仮名漢字
    変換用辞書を用いて仮名漢字変換する機能を有する文書
    作成装置において、仮名入力モードの時にローマ字入力
    のキータッチで入力された文字列を見出しとし、この見
    出しに対応して漢字を含む変換候補語句を収集した変換
    用辞書と、入力された読み文字列を、まず、前記仮名漢
    字変換用辞書を用いて仮名漢字変換して変換候補が得ら
    れない場合に、同読み文字列を前記変換用辞書を用いて
    仮名漢字変換する変換手段とを具備したことを特徴とす
    る文書作成装置。
  16. 【請求項16】 仮名入力モードとローマ字入力モード
    のいずれか一方のモードで入力された文字列を仮名漢字
    変換用辞書を用いて仮名漢字変換する機能を有する文書
    作成装置において、ローマ字入力モードの時に仮名入力
    のキータッチで入力された文字列を見出しとし、この見
    出し対応して漢字を含む変換候補語句を収集した変換用
    辞書と、入力された読み文字列を、まず前記仮名漢字変
    換用辞書により仮名漢字変換して変換候補が得られない
    場合、同読み文字列を前記変換用辞書により仮名漢字変
    換する変換手段とを具備したことを特徴とする文書作成
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003016058A (ja) * 2001-07-04 2003-01-17 Ntt Advanced Technology Corp 文字変換方法、ワードプロセッサ装置、変換辞書及びプログラム
JP2011210001A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Yahoo Japan Corp 情報処理装置、変換候補抽出方法、及びプログラム

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