JPH08320868A - かな漢字変換装置 - Google Patents

かな漢字変換装置

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JPH08320868A
JPH08320868A JP7149728A JP14972895A JPH08320868A JP H08320868 A JPH08320868 A JP H08320868A JP 7149728 A JP7149728 A JP 7149728A JP 14972895 A JP14972895 A JP 14972895A JP H08320868 A JPH08320868 A JP H08320868A
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JP
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kana
candidates
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character
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JP7149728A
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Akira Hasegawa
明 長谷川
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人名のように同音語の変換候補が多数存在し
ていても、簡単な操作で候補の絞り込みを実現する。 【構成】 CPU1は入力かな文字列に基づいてかな漢
字変換を行い、各候補を同音語メモリ6−2にセットす
る。ここで、第1文字選択キーAKあるいは第2文字選
択キーBKが操作されると、同音語メモリ6−2内の候
補群から指定位置の文字をそれぞれ抽出して一覧表示さ
せる。ここで、任意の文字が選択されると、この選択文
字を含む候補が選別されて一覧表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はワードプロセッサやパ
ーソナルコンピュータ等の文書処理装置において、入力
された読みをかな漢字変換し、変換結果を候補表示する
かな漢字変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、文書処理装置において、入力さ
れた読み(平仮名、片仮名あるいはローマ字)に基づい
て辞書メモリを検索し、漢字混り文に変換する際に、同
一の読みに対応する複数の漢字表記が存在する場合に
は、各変換候補(同音語)をテキスト画面のウィンドゥ
領域内に一覧表示するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
「よしお」等の人名のように同音語が多数存在する場
合、一覧表示の中から所望する表記を探し出す選択作業
は、極めて困難であり、類似する表記を間違って選択し
てしまうことが多く、住所録作成等に多大な時間と労力
を必要としていた。この発明の課題は、人名のように同
音語の変換候補が多数存在していても、簡単な操作で候
補の絞り込みを実現できるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明の手段(請求
項(1)記載の発明)は次の通りである。入力された読
みをかな漢字変換し、変換結果を候補表示するかな漢字
変換装置において、 (1)、部分文字列抽出手段は入力された読みに対応す
る変換候補が複数存在する場合に、変換候補を構成する
文字列のうち、予め指定された文字抽出範囲に対応する
部分文字列を当該変換候補から抽出する。なお、変換候
補群の中から任意の候補を指定し、この指定候補を構成
する文字列のうち、任意の文字位置を文字抽出範囲とし
て指定するようにしてもよい。 (2)、候補選別手段は前記複数の変換候補のうち、前
記部分文字列抽出手段によって抽出された部分文字列を
含む変換候補を選別して候補の絞り込みを行う。 (3)、候補確定手段はこの候補選別手段によって絞り
込まれた変換候補の中から任意の候補が選択された際
に、この選択候補を確定候補として決定する。なお、前
記部分文字列抽出手段によって抽出される部分文字列の
範囲を任意に指定する範囲指定手段を設け、この範囲指
定手段は1文字単位で任意の文字位置を範囲指定するよ
うにしてもよい。 第2の発明の手段(請求項(3)記載の発明)は次の通
りである。入力された読みをかな漢字変換し、変換結果
を候補表示するかな漢字変換装置において、 (1)、部分文字列抽出手段は入力された読みに対応す
る変換候補が複数存在する場合に、予め指定された文字
抽出範囲に基づいて前記複数の変換候補から文字抽出範
囲に対応する部分文字列を一律に抽出する。例えば、文
字抽出範囲として先頭文字(1文字目)あるいは2文字
目のように任意の文字位置を指定すると、各変換候補か
ら当該文字位置に対応する部分文字列が一律に抽出され
る。 (2)、表示手段はこの部分文字列抽出手段によって各
変換候補から一括抽出された各部分文字列をガイド表示
する。 (3)、候補選別手段はこの表示手段によってガイド表
示されている部分文字列の中から任意の部分文字列が指
定された際に、前記複数の変換候補のうち、当該指定文
字列を含む変換候補を選別して候補の絞り込みを行う。 (4)、候補確定手段はこの候補選別手段によって絞り
込まれた変換候補の中から任意の候補が指定された際
に、この選択候補を確定候補として決定する。 なお、前記部分文字列抽出手段によって抽出された各部
分文字列の中から同一の文字列が存在するか否かを判別
する判別手段を設け、この判別結果に基づいて、重複し
ない部分文字列のみを選択し、前記表示手段に当該部分
文字列をガイド表示させるようにしてもよい。
【0005】
【作用】第1の発明の手段の作用は次の通りである。い
ま、入力された読みに対応する変換候補が複数存在する
場合に、例えば、変換候補の先頭文字位置が部分文字列
の抽出範囲として指定されたとすると、部分文字列抽出
手段はこの指定範囲に対応する部分文字列を変換候補か
ら抽出する。すると、候補選別手段は前記複数の変換候
補のうち、前記部分文字列抽出手段によって抽出された
部分文字列を含む変換候補を選別して候補の絞り込みを
行う。これによって絞り込まれた変換候補の中から任意
の候補が選択されると、この選択候補が確定候補とな
る。第2の発明の手段の作用は次の通りである。入力さ
れた読みに対応する変換候補が複数存在する場合に、部
分文字列抽出手段は予め指定された文字抽出範囲に対応
する部分文字列を前記複数の変換候補からそれぞれ抽出
する。すると、表示手段はこの部分文字列抽出手段によ
って一括抽出された各部分文字列をガイド表示すると共
に、候補選別手段はこの表示手段によってガイド表示さ
れている部分文字列の中から任意の部分文字列が指定さ
れた際に、前記複数の変換候補のうち、当該指定文字列
を含む変換候補を選別して候補の絞り込みを行う。これ
によって絞り込まれた変換候補の中から任意の候補が選
択されると、この選択候補が確定候補となる。したがっ
て、人名のように同音語の変換候補が多数存在していて
も、簡単な操作で候補の絞り込みを実現することができ
る。
【0006】
【実施例】以下、図1〜図8を参照して一実施例を説明
する。図1は文書処理装置のブロック構成図である。C
PU1はROM2等に格納されている各種プログラムに
したがってこの文書処理装置の全体動作を制御する中央
演算処理装置であり、キー入力部3から入力制御部4を
介して入力されたかな文字列を取り込んでビデオRAM
(VRAM)5に書き込むと共にRAM6内のかな文字
バッファ6−4に書き込む。ここで、キー入力部3上の
変換キー(図示せず)が操作されると、CPU1はかな
文字バッファ6−4内のかな文字列に基づいてかな漢字
変換辞書7を参照し、かな漢字変換を行う。その際、同
一の読みに対して複数の同音語候補が存在する場合、C
PU1は各候補をかな漢字変換辞書7からそれぞれ読み
出してRAM6内の同音語メモリ6−2に一時記憶す
る。
【0007】キー入力部3はかな文字キーや変換キー、
カーソルキー等の他、本実施例においては特に第1文字
選択キーAK、第2文字選択キーBKを有している。こ
こで、本実施例においては、入力されたかな文字列に対
応する変換候補が複数存在する場合、候補の絞り込みを
行うために第1文字位置あるいは第2文字位置を範囲指
定すると、指定された文字位置に対応する漢字を各変換
候補からそれぞれ抽出して一覧表示するようにしてい
る。この場合、第1文字選択キーAKは第1の文字位置
(変換候補の先頭文字位置)を抽出文字として範囲指定
するキーであり、また第2文字選択キーBKは第2の文
字位置(変換候補の2桁目の文字位置)を抽出文字とし
て範囲指定するキーである。
【0008】RAM6は文書メモリ6−1、同音語メモ
リ6−2、ワークメモリ6−3、かな文字バッファ6−
4、1文字候補メモリ6−5、選別候補メモリ6−6を
有する構成で、文書メモリ6−1はかな漢字混りの確定
文字列を記憶するテキストメモリである。同音語メモリ
6−2は上述したようにかな漢字変換時において、同一
の読みに対して複数の変換候補が存在する場合に、全て
の候補を候補確定まで一時記憶するメモリである。ワー
クメモリ6−3はデータ退避等に用いられ、またかな文
字バッファ6−4は入力かな文字列を一時記憶するメモ
リである。1文字候補メモリ6−5はキー入力部3上の
第1文字選択キーAKや第2文字選択キーBKが操作さ
れた際に、同音語メモリ6−2内の各変換候補から抽出
された第1文字あるいは第2文字をそれぞれ一時記憶す
るもので、CPU1はこの1文字候補メモリ6−5の内
容をVRAM5に書き込み、一覧表示させる。選別候補
メモリ6−6は一覧表示されている候補の中から任意に
選択された候補を一時記憶するメモリである。
【0009】かな漢字変換辞書7は読み(平仮名、片仮
名、ローマ字)に対応して漢字表記を記憶する辞書メモ
リで、通常の構成となっている。CRT制御部8はVR
AM5をアクセスし、VRAM5内の画像データをCR
T表示装置9に表示出力させる。なお、CRT表示装置
9は文書データやメッセージデータの他、タッチスクリ
ーンを構成するファンクションキー入力部に対応してそ
の機能名を表示するもので、このファンクションキー入
力部には上述の第1文字選択キーAK、第2文字選択キ
ーBK等が備えられている。外部記憶装置10の内容は
外部記憶制御部11を介してRAM6にロードされ、ま
た、文書メモリ6−1内の文書データはキー入力部3か
らの登録命令にしたがって外部記憶装置10にセーブさ
れる。
【0010】次に、本実施例の動作を図2〜図5にした
がって説明する。図2はかな漢字変換時の全体動作を示
したフローチャートである。キー入力部3からかな文字
列を入力すると、CPU1は入力かな文字列をかな文字
バッファ6−4にセットする(ステップA1)。ここ
で、変換キーを操作すると、CPU1はかな文字バッフ
ァ6−4の内容に基づいてかな漢字変換辞書7を参照
し、かな漢字変換処理を行い、その変換結果を同音語メ
モリ6−2に格納する(ステップA2)。この場合、読
みに対して同音語の候補が複数存在する場合には全ての
候補を同音語メモリ6−2に書き出しておく。そして、
CPU1は同音語メモリ6−2内の各候補のうち第1候
補を特定してテキスト画面に表示出力させると共に、同
音語メモリ6−2内の各候補を読み出してテキスト画面
内のウィンドゥ表示域に一覧表示させる(ステップA
3)。図6はこの場合の表示状態を示し、いま、ウィン
ドゥ表示域に一覧表示されている各候補の中に目的とす
る候補が存在するものとすると、カーソル移動によって
目的表記を選択する(ステップA4)。すると、選択候
補確定処理(ステップA7)に進み、選択された候補が
確定文字列として文書メモリ6−1に格納される。
【0011】一方、図6に示すように、複数の同音語候
補がウィンドゥ表示域に一覧表示されている状態におい
て、タッチスクリーンによって構成されて成るファンク
ションキー入力部には、本実施例特有のキーとして第1
文字選択キーAK、第2文字選択キーBKがそれぞれ設
定されている。これら第1文字選択キーAK、第2文字
選択キーBKは候補の絞り込みを効果的に行うためのキ
ーである。つまり、読みに対する同音語候補が複数存在
する場合、ウィンドゥ表示域には可能な限り同音語が一
括表示されるが、人名のように同音語が極めて多く存在
し、一括表示の中にも目的とする表記が含まれていない
とき、第1文字選択キーAKあるいは第2文字選択キー
BKを操作する。いま、図6に示すように目的表記「芳
夫」は一括表示の中に存在しないため、第1文字選択キ
ーAKあるいは第2文字選択キーBKを操作するが、第
1文字選択キーAKは各候補の第1文字(先頭文字)を
抽出文字として選択指定するキーであり、第2文字選択
キーBKは第2文字を抽出文字として選択指定するキー
である。
【0012】いま、読み「よしお」を入力して目的表記
「芳夫」を得るものとする。この場合、目的表記「芳
夫」は「芳」に特徴を有するため、第1文字選択キーA
Kを操作する。すると、ステップA5の第1文字選択処
理に進む。図3はこの第1文字選択処理を示したフロー
チャートで、先ず、このフローに入ると、図4に示すフ
ローチャートにしたがって同音語第1文字一括取出処理
が実行される(ステップB1)。すなわち、図4におい
て、CPU1は1文字候補メモリ6−5の内容をクリア
して初期化したのち(ステップC1)、同音語メモリ−
2をアクセスし、同音語メモリ6−2内に次の候補が有
るかをチェックする(ステップC2)。最初、同音語メ
モリ6−2内の先頭候補が指定されるので、候補有りが
検出されてステップC3に進み、指定候補から第1文字
(先頭文字)を取り出す。いま、図6に示すように第1
候補の表記「良男」が指定され、その先頭文字「良」が
抽出される。そして、1文字候補メモリ6−5内に同一
文字が既に登録されているかをチェックするが(ステッ
プC4)、いま、1文字候補メモリ6−5の内容は初期
状態にあるので、同音語メモリ6−2内の第1候補から
抽出した先頭文字「良」が1文字候補メモリ6−5に登
録される(ステップC5)。そして、ステップC2に戻
り、同音語メモリ6−2内の次の候補を指定し、以下、
同様の処理が繰り返される。このように同音語第1文字
一括取出処理は同音語メモリ6−2内の各候補を順次検
索して各候補から先頭文字だけを抽出し、抽出文字が重
複しないように1文字候補メモリ6−5に登録する処理
である。
【0013】次に、図3のステップB2に進み、CPU
1は1文字候補メモリ6−5の内容を読み出し、ウィン
ドゥ表示域に一覧表示させる。図7はこの場合の表示状
態図であり、ウィンドゥ表示域に1文字候補メモリ6−
5の内容が可能な限り一括表示される。いま、目的表記
の「芳」がこの一括表示の中に含まれているので、カー
ソル移動によって当該表記を選択すると(ステップB
3)、選別候補取出処理に進む(ステップB4)。
【0014】図5はこの選別候補取出処理を示したフロ
ーチャートである。先ず、CPU1は選別候補メモリ6
−6の内容をクリアして初期化したのち(ステップD
1)、同音語メモリ6−2をアクセスし、同音語メモリ
6−2内に次の候補が有るかをチェックする(ステップ
D2)。最初、同音語メモリ6−2内の先頭候補が指定
されるので、候補有りが検出されてステップD3に進
み、同音語メモリ6−2より指定候補を取り出す。そし
て、選択文字と同音語メモリ6−2から取り出した抽出
候補の第1文字とを比較し、両者は同一か、つまり、抽
出候補はその先頭に図3のステップB3で選択した文字
を含む表記かをチェックする。いま、選択文字は「芳」
であり、抽出候補が「良男」であれば、ステップD4で
不一致が検出されてステップD2に戻り、同音語メモリ
6−2内の次の候補が指定される。以下、同様の動作が
繰り返されるが、いま同音語メモリ6−2から取り出し
た抽出候補が「芳雄」であれば、ステップD4で選択文
字「芳」との一致が検出されるため、ステップD5に進
み、この抽出候補を選別候補メモリ6−6に登録する。
同様に、抽出候補「芳生」、「芳男」、「芳夫」が同音
語メモリ6−2から取り出される毎に、各抽出候補は選
別候補メモリ6−6に登録される(ステップD5)。
【0015】このような選別候補取出処理が終ると、図
3のステップB5に進み、CPU1は選別候補メモリ6
−6の内容をウィンドゥ表示域に一覧表示させる。図8
はこの場合の表示状態図で、ウィンドゥ表示域には選別
候補メモリ6−6の内容が可能な限り表示出力される。
ここで、一覧表示されている候補群の中には目的の表記
「芳夫」が存在するため、カーソル移動によって当該候
補を選択指定する(ステップB6)。すると、図2のス
テップA7に進み、選択候補確定処理が行われ、抽出候
補「芳夫」が文書メモリ6−1に格納される。
【0016】なお、上述の動作は第1文字選択キーAK
を操作した場合を例に挙げたが、第2文字選択キーBK
を操作した場合も同様である。すなわち、第2文字選択
キーBKが操作されると、図2のステップA6に進み、
第2文字選択処理が実行される。この第2文字選択処理
は、上述した第1文字選択処理と同様であるが、図4に
示す同音語第1文字一括取出処理のステップC3におい
て、同音語メモリ6−2から第2文字(候補を構成する
2番目の文字)を取り出す点が相違する。したがって第
2文字を任意に選択すると、同音語メモリ6−2内の候
補群の中からこの選択文字を第2文字とする候補のみが
選別されて一覧表示されることになる。
【0017】以上のように本実施例においては、入力さ
れた読みに対応する漢字候補が複数存在する場合に、第
1文字選択キーAKあるいは第2文字選択キーBKによ
って任意の文字位置を指定すると、変換候補群の中から
指定位置に対応する文字がそれぞれ抽出されて一覧表示
されると共に、この一覧表示の中から目的表記を構成す
る文字を任意に選択すると、変換候補群のうち、指定位
置に選択文字を含む候補が選別されて一覧表示されるの
で、目的表記に直接関係する候補のみに絞り込むことが
可能となる。したがって、人名のように多数の候補が存
在する場合に各候補を順次視読確認して目的表記を探し
出すものに比べ、オペレータの負担を大幅に軽減するこ
とが可能となる。
【0018】なお、上記実施例は第1文字選択キーAK
あるいは第2文字選択キーBKを操作して任意の文字位
置を指定した際に、変換候補群の中から指定位置に対応
する文字をそれぞれ抽出して一覧表示するようにした
が、変換候補群が一覧表示されている状態において、そ
の中に目的表記を構成する文字が有れば、その文字を選
択すると、変換候補群の中からこの文字位置に選択文字
を含む候補を直接選別して一覧表示するようにしてもよ
い。例えば、図6に示す候補群の一覧表示の中には目的
表記「芳夫」を構成する文字「芳」を含む他の候補とし
て「芳雄」が存在するため、この「芳雄」の「芳」を選
別すると、候補群の中から先頭位置に「芳」を含む候補
を選別して一覧表示するようにすれば、図7に示す一覧
表示を省略することが可能となり、直接、図8に示す一
覧表示となるため、候補選択操作をそれだけ簡素化する
ことが可能となる。
【0019】また、上記実施例は第1文字選択キーAK
あるいは第2文字選択キーBKによって1文字単位毎に
文字位置を指定するようにしたが、先頭から2文字分指
定したり、末尾の文字位置を指定する等、その指定範囲
は任意である。この場合、任意に指定された文字指定範
囲に対応する部分文字列が変換候補から抽出されること
になる。
【0020】
【発明の効果】この発明によれば、入力された読みに対
応する変換候補が複数存在する場合に、任意に指定され
た文字指定範囲に対応する部分文字列を変換候補から抽
出し、この部分文字列に基づいて候補の絞り込みを行う
ようにしたから、人名のように同音語が多数存在する場
合に効果的な候補の絞り込みが可能となり、操作者の負
担を大幅に軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】文書処理装置の全体構成を示したブロック図。
【図2】かな漢字変換時の全体動作を示したフローチャ
ート。
【図3】図2のステップA5(第1文字選択処理)を示
したフローチャート。
【図4】図3のステップB1(同音語第1文字一括取出
処理)を示したフローチャート。
【図5】図3のステップB4(選別候補取出処理)を示
したフローチャート。
【図6】図2のステップA2(かな漢字変換処理)字の
テキスト画面を示した表示状態図。
【図7】図3のステップB1(同音語第1文字一括取出
処理)直後のテキスト画面を示した表示状態図。
【図8】図3のステップB4(選別候補取出処理)直後
のテキスト画面を示した表示状態図。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 キー入力部 4 入力制御部 5 VRAM 6 RAM 6−1 文書メモリ 6−2 同音語メモリ 6−4 かな文字バッファ 6−5 1文字候補メモリ 6−6 選別候補メモリ 7 かな漢字変換辞書 8 CRT制御部 9 CRT表示装置 AK 第1文字選択キー BK 第2文字選択キー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力された読みをかな漢字変換し、変換結
    果を候補表示するかな漢字変換装置において、 入力された読みに対応する変換候補が複数存在する場合
    に、変換候補を構成する文字列のうち、予め指定された
    文字抽出範囲に対応する部分文字列を当該変換候補から
    抽出する部分文字列抽出手段と、 前記複数の変換候補のうち、前記部分文字列抽出手段に
    よって抽出された部分文字列を含む変換候補を選別して
    候補の絞り込みを行う候補選別手段と、 この候補選別手段によって絞り込まれた変換候補の中か
    ら任意の候補が選択された際に、この選択候補を確定候
    補として決定する候補確定手段とを具備したことを特徴
    とするかな漢字変換装置。
  2. 【請求項2】前記部分文字列抽出手段によって抽出され
    る部分文字列の範囲を任意に指定する範囲指定手段を設
    け、この範囲指定手段は1文字単位で任意の文字位置を
    範囲指定するようにしたことを特徴とする請求項(1)
    記載のかな漢字変換装置。
  3. 【請求項3】入力された読みをかな漢字変換し、変換結
    果を候補表示するかな漢字変換装置において、 入力された読みに対応する変換候補が複数存在する場合
    に、予め指定された文字抽出範囲に基づいて前記複数の
    変換候補から文字抽出範囲に対応する部分文字列を一律
    に抽出する部分文字列抽出手段と、 この部分文字列抽出手段によって各変換候補から一括抽
    出された各部分文字列をガイド表示する表示手段と、 この表示手段によってガイド表示されている部分文字列
    の中から任意の部分文字列が指定された際に、前記複数
    の変換候補のうち、当該指定文字列を含む変換候補を選
    別して候補の絞り込みを行う候補選別手段と、 この候補選別手段によって絞り込まれた変換候補の中か
    ら任意の候補が指定された際に、この選択候補を確定候
    補として決定する候補確定手段とを具備したことを特徴
    とするかな漢字変換装置。
  4. 【請求項4】前記部分文字列抽出手段によって抽出され
    た各部分文字列の中から同一の文字列が存在するか否か
    を判別する判別手段を設け、この判別結果に基づいて、
    重複しない部分文字列のみを選択し、前記表示手段に当
    該部分文字列をガイド表示させるようにしたことを特徴
    とする請求項(3)記載のかな漢字変換装置。
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