JPH027161A - 文字処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、読み入力を解析して所定の文字候補を変換
出力する文字処理装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、文字列の変換を行う文字処理装置として、例えば
操作者が入力したい漢字に関する対応する読みを人力し
て、変換指示を与えることにより、読みを漢字に変換し
て入力する、いわゆる仮名漢字変換を行う文字処理装置
が実現されている。

この種の文字処理装置において、文字入力に並行してア
ラビア数字等の数字を読みとして入力し、入力した数字
とは別表記の数字に変換することができるように構成さ
れている。

例えばアラビア数字「７」を人力して、変換指示を与え
ることにより、漢数字表記「七」やローマ数字「■」等
に変換したりできる。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、数字表記候補が多数存在する数字に関し
ては、その出力時点で見た目のバランス感等を考慮して
いないため、縦書き書式の文書に対してアラビア数字で
の表記に変換してしまう不具合が発生し、操作者の意図
に適した数字表記変換出力できない重大な問題点があっ
た。

この発明は、上記の問題点を解決するためになされたも
ので、°設定された書式フォーマット情報に基づいて数
字表記候補の優先出力を制御することにより、設定され
た書式に従った自然な数字表記候補を自動変換出力でき
る文字処理装置を得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る文字処理装置は、各数字に対する複数の
数字表記パターンおよびこれらの各数字表記パターンに
対する優先出力書式データを個別に記憶する数字辞書メ
モリと、入力手段から人力される数字に対応する複数の
数字表記パターンを数字辞書メモリから検索して数字表
記パターンに変換する数字表記変換手段と、この数字表
記変換手段により変換された数字表記パターンを出力す
る出力手段と、人力手段から入力される出力書式データ
を記憶する書式メモリと、この書式メモリに記憶される
出力書式データと数字表記変換手段により変換された複
数の数字表記パターンの各優先出力書式データとを比較
して第１数字表記パターン候補を出力手段に優先して送
出する数字表記パターン送出手段とを設けたものである
。

（作用〕 この発明においては、入力手段により出力書式データが
入力されると、書式メモリにその出力書式データが記憶
される。この状態で入力手段から数字混じりの文書情報
が入力されると、数字表記変換手段が入力された数字に
対応する複数の数字表記パターンを数字辞書メモリから
検索して数字表記パターンに変換する。そして、変換さ
れた数字表記パターンを出力手段に送出する際に、数字
表記パターン送出手段が書式メモリに記憶される出力書
式データと数字表記変換手段により変換された複数の数
字表記パターンの各優先出力書式データとを比較しなが
ら第１数字表記パターン候補を出力手段に優先して送出
させ、設定された出力書式に適合する数字表記パターン
を出力させる。

〔実施例〕

第１図はこの発明の一実施例を示す文字処理装置の一例
を説明する制御ブロック図であり、ＣＰＵはマイクロプ
ロセッサで、文字処理のための演算、論理判断等を行い
、アドレスバスＡＤ、コントロールバスＣＢ、データバ
スＤＢを介してそれらのバスに接続された各構成要素を
制御する。

アドレスバスＡＢは、マイクロプロセッサＣＰＵの制御
対象とする構成要素を指示するアドレス信号を転送する
。コントロールバスＣＢはマイクロプロセッサＣＰＵの
制御対象とする各構成要素のコントロール信号を転送し
て印加する。

データバスＤＢは各構成機器相互間のデータの転送を行
う。

ＲＯＭは読み出し専用固定メモリで、プログラムエリア
ＰＡにこの発明の表記候補出力制御手順および文字変種
処理に必要な制御手順、例えば第７図および第８図に示
す手順が格納されている。

ＲＡＭはランダムアクセスメモリで、１ワード１６ビツ
トの構成の書き込みが可能な構成となっており、各構成
要素からの各データを一次記憶する文書バッファエリア
ＴＢＵＦ、読みバッファエリアＹＢＵＦ、この発明の数
字辞書メモリとなる数字辞書メモリエリアＮＵＭＤ　Ｉ
　Ｃ，この発明の書式メモリとなる書式フォーマットメ
モリエリアＤＯＣＦＭＴ、表記格納バッファＣＢＵＦ等
が確保されており、文書バッファエリアＴＢＵＦにはキ
ーボードＫＢより入力された文書情報を蓄えられる。ま
た、読みバッファエリアＹＢＵＦにはキーボードＫＢよ
り人力された読みが格納される。

また、数字辞書メモリエリアＮＵＭＤ　Ｉ　Ｃには、数
字表記変換を実行するための読み、数字表記。

優先出力書式データが格納されている。

なお、キーボードＫＢには、アルファベットキひらがな
キー、カタカナキー等の文字記号キ−および変換を指示
する変換キー等の各種のファンクションキーが一定の配
列で備えられており、ＹＯＭ　Ｉは読み入カキ−、Ｃ０
ＮＶは仮名漢字変換を指示するための変換キー、ＮＵＭ
は数字入カキ−である。

ＤｒＳＫは定形文書を記憶するためのメモリで、作成さ
れた文書を保管し、保管された文書はキーボードＫＢの
指示により必要なときに呼び出される。

ＣＲはカーソルレジスタで、マイクロプロセッサＣＰＵ
がこのカーソルレジスタＣＲの内容を読み書きできるよ
うに構成されている。

ＣＲ，ＴＣはＣＲＴコントローラで、ここでに蓄えられ
たアドレスに対する表示装置ＣＲＴ上の位置にカーソル
を表示する。

ＤＢＵＦは表示用バッファメモリで、文書バッファエリ
アＴＢＵＦに蓄えられたアドレスに対する文書情報等の
パターンを蓄える。

なお、ＣＲＴコントローラＣＲＴＣは、カーソルレジス
タＣＲ，表示用バッファメモリＤＢＵＦに蓄えられた内
容を表示装置ＣＲＴに表示する。

また、表示装置ＣＲＴは陰極線管等を用いた表示装置で
あり、この表示装置ＣＲＴにおけるドツト構成のパター
ンおよびカーソルの表示はＣＲＴコントローラＣＲＴＣ
により制御される。

ＣＧはキャラクタジェネレータで、表示装置ＣＲＴに表
示する文字、記号のパターンを文字コードに対応して記
憶している。なお、ＰＲＴはプリンタである。

かかる各構成要素からなる文字処理装置においては、キ
ーボードＫＢからの各種の入力に応じて作動するもので
あって、キーボードＫＢからの人力が供給されると、ま
ずインタラブド信号がマイクロプロセッサＣＰＵに送ら
れ、そのマイクロプロセッサＣＰＵが読み出し専用固定
メモリＲＯＭ内に記憶しである各種の制御信号を読み出
し、それらの制御信号に従って各種の制御が行われる。

なお、マイクロプロセッサＣＰＵは、この発明の数字表
記変換手段、数字表記パターン送出手段を兼ねており、
人力手段となるキーボードＫＢにより出力書式データが
入力されると、書式メモリとなる書式フォーマットメモ
リエリアＤＯＣＦＭＴにその出力書式データが記憶され
る。この状態でキーボードＫＢから数字混じりの文書情
報が入力されると、入力された数字に対応する複数の数
字表記パターンを数字辞書メモリとなる数字辞書メモリ
エリアＮＵＭＤ　Ｉ　Ｃから検索して数字表記パターン
に変換する。そして、変換された数字表記パターンを出
力手段となる表記格納バッファＣＢＵＦに送出する際に
、書式フォーマットメモリエリアＤＯＣＦＭＴに記憶さ
れる出力書式データと変換された複数の数字表記パター
ンの各優先出力書式データ（詳細は後述する）とを比較
しながら第１数字表記パターン候補を表記格納バッファ
ＣＢＵＦに優先して送出させ、設定された出力書式に適
合する数字表記パターンを出力させる。

第２図（ａ）、（ｂ）はこの発明による第１の数字表記
変換出力を説明する状態推移図であり、第１図と同一の
ものには同じ符号を付しである。

この図において、口はカーソルを示し、網掛け１域は読
み人力実行中を示す。

同図（ａ）に示すように、文書人力書式が横書きが指定
され、キーボードＫＢの読み入カキ−ＹＯＭＩおよび数
字入カキ−ＮＵＭにより、例えば「しようわ６３ねん」
と入力されると、その読み入力が順次表示装置ＣＲＴに
表示される。

次いで、変換キーＣ０ＮＶが押下されると、マイクロプ
ロセッサＣＰＵは書式フォーマットメモリエリアＤＯＣ
ＦＭＴに記憶された出力書式データおよび変換候補の決
定を実行し、数字「６３」に対する数字表記としてアラ
ビア数字表記の「６３」を優先出力数字候補と決定し、
これを表記格納バッファＣＢＵＦに優先して送出する。

これにより、同図（ｂ）に示すように、「昭和６３年」
が表示装置ＣＲＴに表示さ、れる。

第３図（ａ）、（ｂ）はこの発明による第２の数字表記
変換出力を説明する状態推移図であり、第１図と同一の
ものには同じ符号を付しである。

この図において、口はカーソルを示し、網掛は領域は読
み入力実行中を示す。

同図（ａ）に示すように、文書入力書式が縦書きが指定
され、キーボードＫＢの読み入カキ−ＹＯＭＩおよび数
字人カキ−ＮＵＭにより、例えば「しようわ６３ねん」
と入力されると、その読み人力が順次表示装置ＣＲＴに
縦書き形式で表示される。

次いで、変換キーＣ０ＮＶが押下されると、マイクロプ
ロセッサＣＰＵは書式フォーマットメモリエリアＤＯＣ
ＦＭＴに記憶された出力書式データおよび変換候補の決
定を実行し、数字「６３」に対する数字表記として漢数
字表記の「六三」を優先出力数字候補と決定し、これを
表記格納バッファＣＢＵＦに優先して送出する。これに
より、同図（ｂ）に示すように、「昭和六三年」が表示
装置ＣＲＴに縦書き形式で表示される。

第４図は、第１図に示した文書バッファエリアＴＢＵＦ
の構成を示す図であり、１１は文書データで、１文字が
２バイトで構成され、未入力コードとしてＯが格納され
る。

第５図は、第１図に示した読みバッファエリアＹＢＵＦ
の構成を示す図であり、１２は読みデータで、１文字が
２バイトで構成され、未入力コードとして０が格納され
る。

第６図は、第１図に示した数字辞書メモリエリアＮＵＭ
Ｄ　Ｉ　Ｃの構成を示す図であり、ＮＨは見出しとなる
数字読みを示し、この実施例ではアラビア数字を読みと
している。ＥＸＰＲは前記数字読みＮ）Ｉに対する数字
表記を示し、各数字読みＮＨに対してアラビア数字、漢
数字、ローマ数字等の３種の異なる数字表記パターンを
格納している。ＦＭＴは優先出力データとなる書式情報
で、この実施例では縦書き／横書きの２種類を適合書式
データとして各数字表記パターンに付加されて記憶され
ている。

第７図は、第１図に示した書式フォーマットメモリエリ
アＤＯＣＦＭＴの構成を示す図であり、第１図と同一の
ものには同じ符号を付しである。

この図において、２１は文書書式項目を示し、例えば表
示形式、印刷形式１文字サイズ、文字種１文書サイズか
らなる。

２２は書式値を示し、上記文書初期項目２１の各項目に
対して縦書き、縦書き、大文字、明朝体、Ａ４縦等が記
憶された状態を示す。

次に第８図を参照しながらこの発明による文字処理動作
について説明する。

第８図はこの発明による文字処理手順の一例を示すフロ
ーチャートである。なお、（１）〜（６）は各ステップ
を示す。

まず、キーボードＫＢよりキーが押下され、割込みが発
生ず・るのを待機する（１） キー人力がなされると、入力されたキーの判別を行い（
２）、人力されたキーが第１図に示したキーボードＫＢ
の読み入カキーＹＯＭＩ、数字人カキ−ＮＵＭの場合に
は、入力された文字を読みバッファエリアＹＢＵＦに格
納する入力処理を実行しく３）、ステップ（６）以降に
進み、入力されたキーが第１図に示したキーボードＫＢ
の変換キーＣ０ＮＶである場合には、読みバッファエリ
アＹＢＵＦに格納された読みを数字辞書メモリエリアＮ
ＵＭＤ　Ｉ　Ｃを参照して表記に変換しく４）、ステッ
プ（８）以降に進み、人力されたキーが第１図に示した
キーボードＫＢのキーのうち、上記変換キーＣ０ＮＶ、
読み人カキーＹＯＭＩ以外のその他のキーであった場合
には、その他の文字処理装置に一般のキー処理を実行す
る（５） 次いで、ステップ（４）により変換された部分を表示す
る表示処理（文書中のデータを１文字読んではパターン
に展開し、表示用バッファメモリＤＢＵＦに出力する処
理）を実行しく６）、読み人力に対応する表記候補を表
示装置ＣＲＴに表示し、ステップ（１）に戻る。

第９図はこの発明による数字表記変換処理の一例を示す
詳細フローチャートである。なお、（１）〜（６）各ス
テップを示す。

第８図に示したステップ（４）のキー人力種別判定によ
り変換キーＣ０ＮＶが押下されたとき、マイクロプロセ
ッサＣＰＵが判定すると、先ず、読みバッファエリアＹ
ＢＵＦＩｌ：格納された読みが数字かどうかを判断しく
１）　　　Ｎｏならばステップ（６）に進み、読み人力
に対する単語を、辞書を検索することによって変換する
という仮名漢字変換処理を実行し、ステップ（５）に戻
る。

一方、ステップ（１）の判断でＹＥＳの場合は、人力読
みに対応する数字表記が存在するかどうか数字辞書メモ
リエリアＮＵＭＤ　Ｉ　Ｃを検索する数字辞書の検索処
理を行う（２） 次いで、数字辞書メモリエリアＮＵＭＤ　Ｉ　Ｃから読
みに対応する数字表記パターンが見つかったかどうかを
判断しく３）　　Ｎｏならばステップ（５）に進み、Ｙ
ＥＳならば検索された数字表記パターンの書式情報と書
式フォーマットメモリエリアＤＯＣＦＭＴに格納される
出力書式とが一致するかどうかを判断しく４）　　Ｎｏ
ならばステップ（２）に戻り、数字検索処理を継続し、
ＹＥＳならば入力読みに対応する第１の数字表記変換候
補を文書バッファエリアＴＢＵＦに出力する文書出力処
理を実行しく５）　　　リターンする。

なお、上記実施例においては、出力書式情報として表示
形式の縦書き／横書きを利用して判定したが、表示方法
に関係なく、設定された印刷書式に従属して数字表記変
換の候補決定を実行しても良いことは言うまでもない。

（発明の効果） 以上説明したように、この発明は各数字に対する複数の
数字表記パターンおよびこれらの各数字表記パターンに
対する優先出力書式データを個別に記憶する数字辞書メ
モリと、入力手段から人力される数字に対応する複数の
数字表記パターンを数字辞書メモリから検索して数字表
記パターンに変換する数字表記変換手段と、この数字表
記変換手段により変換された数字表記パターンを出力す
る出力手段と、入力手段から入力される出力書式データ
を記憶する書式メモリと、この書式メモリに記憶される
出力書式データと数字表記変換手段により変換された複
数の数字表記パターンの各優先出力書式データとを比較
して第１数字表記パターン候補を出力手段に優先して送
出する数字表記パターン送出手段とを設けたので、読み
入力により数字が入力された場合に、出力書式にもっと
も適合する数字表記変換候補が優先して出力されるため
、選択操作による数字表記変換処理を省略することがで
きる。従って、操作者は数字表記に対して注意を払うこ
となく自然に数字混じりの文書を読み人力するだけで、
見た目が自然な文書書式に準じた文書人力処理を効率よ
く行える優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す文字処理装置の一例
を説明する制御ブロック図、第２図（ａ）、（ｂ）はこ
の発明による第１の数字表記変換出力を説明する状態推
移図、第３図（ａ）。 （ｂ）はこの発明による第２の数字表記変換出力を説明
する状態推移図、第４図は、第１図に示した文書データ
バッファの構成を示す図、第５図は、第１図に示した読
みバッファエリアの構成を示す図、第６図は、第１図に
示した数字辞書メモリエリアの構成を示す図、第７図は
、第１図に示した書式フォーマットメモリエリアの構成
を示す図、第８図はこの発明による文字処理手順の一例
を示すフローチャート、第９図はこの発明による数字表
記変換処理の一例を示す詳細フローチャートである。 図中、ＣＰＵはマイクロプロセッサ、ＲＡＭはランダム
アクセスメモリ、ＫＢはキーボード、ＲＯＭは読み出し
専用固定メモリ、ＣＲＴは表示装置、ＤＩＳＫはメモリ
である。 第 図 ８変換キー押下 第 図 ａ変換キー押下 上２バイト＋２バイト刊 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 変換対象の読みまたは変換対象の数字および出力書式デ
   ータを入力する入力手段を有する文字処理装置において
   、各数字に対する複数の数字表記パターンおよびこれら
   の各数字表記パターンに対する優先出力書式データを個
   別に記憶する数字辞書メモリと、前記入力手段から入力
   される数字に対応する複数の数字表記パターンを前記数
   字辞書メモリから検索して数字表記パターンに変換する
   数字表記変換手段と、この数字表記変換手段により変換
   された数字表記パターンを出力する出力手段と、前記入
   力手段から入力される出力書式データを記憶する書式メ
   モリと、この書式メモリに記憶される出力書式データと
   前記数字表記変換手段により変換された複数の数字表記
   パターンの各優先出力書式データとを比較して第１数字
   表記パターン候補を前記出力手段に優先して送出する数
   字表記パターン送出手段とを具備したことを特徴とする
   文字処理装置。