JPH0740263B2 - 日本語ワ−ドプロセツサ - Google Patents

日本語ワ−ドプロセツサ

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JPH0740263B2
JPH0740263B2 JP61097841A JP9784186A JPH0740263B2 JP H0740263 B2 JPH0740263 B2 JP H0740263B2 JP 61097841 A JP61097841 A JP 61097841A JP 9784186 A JP9784186 A JP 9784186A JP H0740263 B2 JPH0740263 B2 JP H0740263B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は日本語ワードプロセッサに関し、特に入力文字
を他の文字種に変換する入力文字変換方式の日本語ワー
ドプロセッサに関する。
[発明の概要] 本発明は、日本語ワードプロセッサにおいて、外国語の
変換候補としては外国文字による変換候補を少なくとも
1種類(例えば全文字小文字のローマ字による変換候
補)、変換辞書にカナ見出し対応に登録しておき、これ
以外の文字種(表記態様)による変換候補(例えば頭文
字のみが大文字のローマ字で表記された変換候補)を出
力する際は、入力されたカナ文字または登録された変換
候補に基づいて文字種を変換して変換候補を作成するこ
とにより、変換辞書のメモリ容量の増大率を抑制しつ
つ、外国文字による変換候補をカナ入力により出力し、
入力速度を向上し得るようにしたものである。
[従来技術] 日本語ワードプロセッサにおいては、一般に、入力速度
を向上させるため、次のようにして文字キーを極力少な
くするようにしている。
すなわち、個々の漢字に対応した漢字キーを設けること
なく、カナキーで漢字の読みがなを入力し、変換辞書を
使用して漢字に変換するとともに、ローマ字(外国文
字)と平ガナとを同一のキーに割当て、ローマ字と平ガ
ナとはモード切換により区別している。また、ローマ字
等の表音文字の外国文字には、一般に大文字と小文字と
があるが、従来技術では、文字キー削減のため、大文字
または小文字に対応するキーのみを設けている。そし
て、大文字と小文字とは、シフトキーを併用して対応す
るキーを操作するか否かにより区別している。
[発明が解決しようとする問題点] このように、従来技術では、外国文字の混った文書を作
成するには、その都度、モード変換をする必要がある。
また、外国文字には、例えば固有名詞や合成名詞のよう
に大文字と小文字とが混在した単語や表記形態が多数存
在するが、従来技術では、そのような単語等を入力する
際に、大文字と小文字に応じてシフトキーを併用すべき
か否かを判断しなければならず、使い勝手が悪いため、
入力速度の低下を招くという問題点があった。
これらの問題点を解決するためには、カナ漢字変換の場
合と同様に、カナ外国文字変換用の変換辞書を設ける方
式が考えられるが、1個のカナ見出しに対して、全てが
大文字の変換候補、頭文字のみが大文字の変換候補、全
てが小文字の変換候補、カタカナ文字の変換候補等の全
ての変換候補を変換辞書に登録した場合には、変換辞書
のメモリ容量の増大率が大きくなりすぎてしまうという
新たな問題点が生ずる。
本発明は、このような事情のもとに成されたもので、そ
の目的とするところは、変換辞書のメモリ容量の増大率
を抑制しつつ、外国文字による変換候補をカナ入力によ
り出力して入力速度を向上し得る日本語ワードプロセッ
サを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 第1図は本発明を示す機能ブロック図であり、Xは大文
字と小文字の少なくとも2種類の文字種を持つ外国文字
の内の一方の文字種よりなる外国文字をカナ見出しに対
応して登録した変換辞書、Yは入力されたカナ文字に対
応して前記変換辞書Xから抽出された外国文字の変換候
補に基づいて、少なくとも一部に前記2種類の文字種の
内の他方の文字種を含む外国文字を他の変換候補として
作成する変換候補作成手段である。
[作用] この発明の作用について説明すると、変換対象のカナ文
字に基づいて変換辞書Xが検索され、大文字と小文字の
少なくとも2種類の文字種を持つ外国文字の内の一方の
文字種、例えば大文字よりなる外国文字の変換候補が抽
出されると、その変換候補は、他の変換候補を出力する
際には、変換候補作成手段Yに出力される。この変換候
補作成手段Yは、この入力された外国文字の変換候補に
基づいて、少なくとも一部に前記2種類の文字種の内の
他方の文字種、例えば小文字を含むように、例えばコー
ド変換を行うことにより、外国文字の他の変換候補を作
成して出力する。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
構成 第2図は、本発明の一実施例による日本語ワードプロセ
ッサの構成図であり、キー入力部1は平ガナ、片カナ等
に対応する各種の文字キー1Aの他、平ガナ入力モードを
設定するための平ガナ指定キー1B、入力されたカナ文字
列を対応する他の文字種に変換したり、出力された変換
候補以外の他の変換候補を出力するよう指示する変換/
次候補キー1C、出力された変換候補を確定するよう指示
する実行キー1D等のファンクションキーを有する構成と
なっている。入力制御部2は、キー入力部1のキー操作
信号を文字コードに変換し、変換された文字コードを内
蔵する入力バッファ2Aに一時保持する。CPU(中央演算
処理装置)3は、内蔵された各種のプログラムに基づい
て入力バッファ2Aから入力された文字コード等を処理す
る。
変換辞書4はキー入力部1より入力されたカナ文字列を
対応する漢字、ローマ字からなる外国語等に変換するた
めに使用される辞書であり、辞書項目としては、カナ見
出しd1、辞書フラグd2、変換候補d3を有し、カナ見出し
d1および変換候補d3の内容は、文字コードで示されてい
る。カナ見出しd1には、自立語に対応する漢字および外
国語の「読み」が平ガナで示されている。変換候補d3に
は、カナ見出しd1に対応する漢字、または外国語が登録
されており、カナ見出しd1が日本語であるときは、対応
する漢字による全ての変換候補が登録されている。一
方、カナ見出しd1が英単語であるときは、ローマ字で表
記された1種類の変換候補と、もし、漢字、英単語以外
の外国語で表記され得る変換候補が有ればそれらが登録
されている。そして、上記ローマ字で表記された1種類
の変換候補の文字種は、全てのローマ字が小文字となっ
ている。辞書フラグd2は、カナ見出しd1が外国語に対応
するものであるか否かを識別するとともに、外国語に対
応するものである場合には、前回選択した変換候補の文
字種を学習するために設けられている。すなわち、辞書
フラグd2の値が“1"であれば、カナ見出しd1が日本語で
あることを示し、“2"以上であればカナ見出しd1が外国
語であることを示している。また、前回選択した外国語
の変換候補の文字種が片カナの場合は“2"、全文字が大
文字のローマ字(例えばPRINTER)の場合は“3"、頭文
字のみ大文字のローマ字(例えばPrinter)の場合は
“4"、全文字が小文字のローマ字(例えばprinter)の
場合は“5"が、それぞれ対応する辞書フラグd2にセット
される。そして、次回、同一の入力カナ文字列を変換す
る際は、例えば辞書フラグd2の値が“3"のときは、CPU3
は、変換辞書4から抽出した全て小文字のローマ字の単
語を、全て大文字のローマ字の単語に変換し、それを第
1変換候補として出力する。
なお、外国語に対応する辞書フラグd2の初期値は“2"で
ある。また、上述のようにして辞書フラグd2の値が変更
されたとしても、変換候補d3の項目に登録された全文字
小文字のローマ字の単語そのものは変更されることはな
い。
次候補フラグFは、第1変更候補が選択されなかったと
き、次の変換候補としてどのような文字種を出力すべき
かを指標するためのフラグである。この次候補フラグF
には、未変換(未確定)の入力カナ文字列に対しては、
CPU3により初期値として“0"がセットされ、第1回目の
変換/次候補キー1Cの操作により辞書フラグd2の値がそ
のままセットされる。そして、第2回目以降の変換/次
候補キー1Cの操作時には、原則としてその操作毎に、第
1回目の操作によりセットされた辞書フラグd2の値を初
期値として、次候補フラグFの値は“2"→“3"→“4"→
“5"→“6"→“2"→“3"……のように循環的に変化す
る。
対応コードテーブル5は、変換辞書4に登録されたロー
マ字による変換候補が、全文字小文字のローマ字単語の
みであるため、その他に文字種による変換候補を出力す
るに際してコード変換するために使用されるものであ
る。すなわち、CPU3は変換辞書4から抽出された全文字
小文字のローマ字単語、または入力バッファ2Aから入力
されたカナ文字列のコード列に対して、この対応コード
テーブル5を参照して次候補フラグFの値に応じてコー
ド変換処理を実行する。この対応コードテーブル5は、
第2図に示すように、「あ」→「ア」、「い」→
「イ」、「う」→「ウ」、……「a」→「A」、「b」
→「B」、「c」→「C」……と、平ガナに対して片カ
ナ、小文字ローマ字に対して大文字ローマ字が対応する
よう構成されている。なお、通常、平ガナと片カナ、小
文字ローマ字と大文字ローマ字の各文字コードは、それ
ぞれ大部分のビットが一致しているので、対応コードテ
ーブル5には、互いに識別可能な範囲内で一致部分を削
除して登録し、メモリ容量を削減すると良い。
変換辞書4から抽出された変換候補、およびCPU3により
作成された変換候補は出力バッファ6に出力され、表示
制御部8にてキャラクタデータに変換されて表示部9に
表示される。したがって、この表示部9に表示された内
容を見ることにより、使用者は所望する文字種に変換さ
れたか否かを判断することができる。そして、所望する
文字種に変換されているときは、使用者は1Dを操作して
変換内容を確定する。このようにして確定された変換内
容は、CPU3の制御のもとに出力バッファ6からメモリ7
に転送され、作成文書としてメモリ7に登録される。ま
た、確定時の次候補フラグFの値は、CPU3の制御もとに
変換辞書4の対応する辞書フラグd2に格納され、最終選
択文字種として学習される。
動作 次に、上述のように構成された実施例の動作を説明す
る。
今、第3図(a)に示したように、キー入力部1のキー
操作により平ガナで「ぷりんたーせいぎょようえるえす
あい」と入力され、入力制御部2に内蔵された入力バッ
ファ2Aにこれに対応する文字コード列が保持され、表示
部9にその内容が表示されているものとする。この時点
で、変換/次候補キー1Cを操作すると、CPU3は変換プロ
グラムにしたがって入力バッファ2Aのカナ文字列(文字
コード列)を変換処理する。
すなわち、まず最初に、第4図に示したステップS1にて
次候補フラグFの値を判断する。この次候補フラグFの
値は、電源投入や自立語に対する変換/未変換の確定ご
とに“0"となるので、今の状態では“0"であり、ステッ
プS2に進む。このステップS2では入力バッファ2Aにカナ
文字が保持されているか否かの判断を行い、カナ文字が
保持されているときは、ステップS3にて文法解析を行い
自立語を検知する。そして、検知された自立語に基づい
て変換辞書4を検索し(ステップS4)、対応するカナ見
出しd1が存在するか否かを判断する(ステップS5)。カ
ナ見出しd1が存在するときは、そのカナ見出しに対応す
る辞書フラグd2を検知し(ステップS6)、検知した辞書
フラグd2の値に応じて変換処理を行う(ステップS7A〜S
7E)。すなわち、辞書フラグd2の値が“1"のときは、対
応する変換候補d3の項目に記載されている漢字の第1変
換候補(文字コード列)を抽出し、出力バッファ6に出
力して表示部9に表示せしめることによりカナ漢字変換
処理を行い、次候補フラグFに“1"をセットして変換/
次候補キー1Cの1回目の操作に対する処理を終了する
(ステップS7A、S8A)。辞書フラグd2の値が“2"のとき
は、検知された自立語の平ガナの文字コード列(カナ見
出しd1に相当)を、対応コードテーブル5を参照するこ
とにより片カナコード列に変換し、出力バッファ6に出
力して表示部9に表示せしめ、次候補フラグFに“2"を
セットすることにより変換/次候補キー1Cの1回目の操
作に対する処理を終了する(ステップS7B、S8B)。例え
ば、カナ見出し「ぷりんたー」に対応する辞書フラグd2
の値が“2"のときは、第3図(b)に示すように「プリ
ンター」と変換される。なお、出力バッファ6に入力さ
れた文字コード列は、表示制御部8にてキャラクタデー
タに変換されることにより表示部9に表示される。辞書
フラグd2の値が“3"のときは、カナ見出しd1に対応する
ローマ字候補(全文字小文字のローマ字のコード列)を
変換辞書4から抽出し、対応コードテーブル5を参照し
て対応する大文字コードに変換して出力表示し、次候補
フラグFに“3"をセットする(ステップS7C、S8C)。同
様に、辞書フラグd2の値が“4"のときは、ローマ字候補
の頭文字のみを大文字コードに変換して出力表示し、次
候補フラグFに“4"をセットする(ステップS7D、S8
D)。辞書フラグd2の値が“5"のときは、変換辞書4に
記載されている全文字小文字のローマ字のコード列を、
コード変換することなくそのまま出力し、次候補フラグ
Fに“5"をセットする(ステップS7E、S8E)。そして辞
書フラグの値が“6"のときは、単に次候補フラグFに
“6"をセットして終了する(ステップS8F)。したがっ
て、この場合は、表示部9の表示内容は平ガナのままで
ある。このように、次候補フラグFに“6"をセットする
のは、2回目の変換/次候補キー1Cの操作時に、第2変
換候補として片カナを直ちに出力するためである。
このようにして、第1回目の変換/次候補キー1Cの操作
により第1変換候補を出力するが、それが所望するもの
でないときは、使用者は再び変換/次候補キー1Cを操作
して第2変換候補を出力させる。すなわち、2回目の変
換/次候補キー1Cの操作時は、次候補フラグFの値はス
テップS8A〜S8Fのいずれかの処理により“1"以上となっ
ているので、ステップS1からステップS9G以降の処理に
移行する。そして、次候補フラグFの値が“1"のとき
は、漢字の第2変換候補を出力表示する(ステップS9
G、S10G)。なお、このとき次候補フラグFの値は変換
されない。次候補フラグFの値が“2"のときは、ローマ
字候補の全ての文字コードを、全て大文字コードに変換
して出力表示し、次候補フラグFに“3"をセットして変
換/次候補キー1Cの2回目の操作に対する処理を終了す
る(ステップS9H、S10H、S11H:第3図(c)参照)。次
候補フラグFの値が“3"のときは、ローマ字候補の頭文
字コードのみを大文字コードに変換して出力表示し、次
候補フラグFに“4"をセットする(ステップS9I、S10
I、S11I)。次候補フラグFの値が“4"のときは、コー
ド変換することなく、変換辞書4に登録された全文字小
文字のローマ字のコード列(ローマ字候補)をそのまま
出力表示し、次候補フラグFに“5"をセットする(ステ
ップS9J、S10J、S11J)。ステップS9Jでの判断の結果、
次候補フラグFの値が“4"でないとき、すなわち、次候
補フラグFの値が“5"、または“6"のときは、ステップ
S12に進み、ローマ字以外の他の変換候補が全て出力さ
れたか否かを判断する。その結果、未出力の他の変換候
補が存在するときは、ステップS13に進んで変換辞書4
から抽出した未出力の他の変換候補、例えばカナ見出し
「ふらんす」に対応する漢字表記の「仏蘭西」をそのま
ま出力表示する。このステップS12→S13のシーケンス処
理により、ローマ字以外の変換候補が2個以上存在する
ときは、それらは、全文字小文字のローマ字による変換
候補の次に、順次出力される。なお、このとき次候補フ
ラグFの値は変更されない。一方、ステップS12での判
断の結果、ローマ字以外の他の変換候補が存在しないと
き、または、ローマ字以外の変換候補が全て出力された
後は、ステップS9Kに進んで次候補フラグFの値が“5"
であるか否かを判断し、“5"であればステップS3にて検
知された自立語の平ガナの文字コード列をそのまま出力
表示し、次候補フラグFに“6"をセットする(ステップ
S10K、S11K)。一方、ステップS9Kでの判断の結果、次
候補フラグFの値が“5"でないとき、すなわち“6"であ
るときは上記自立語の平ガナの文字コード列を片カナコ
ード列に変換して出力表示し、次候補フラグFに“2"を
セットする(ステップS10L、S11L)。
このようにして出力された第2変換候補も所望するもの
でないときは、さらに、変換/次候補キー1Cを操作して
第3変換候補を出力表示させる。前述の「ぷりんたー」
の例では、2回目の変換/次候補キー1Cの操作時に、ス
テップS11Hで次候補フラグFに“3"がセットされている
ので、第3回目の変換/次候補キー1Cの操作時には、ス
テップS1→ステップS9G→ステップS9H→ステップS9Iを
経て、ステップS10Iに進み、ローマ字候補の頭文字コー
ドのみを大文字コードに変換して表示する(第3図
(d)参照)。
このように、ローマ字による変換候補としては、全文字
が小文字のローマ字で表記されたものだけを変換辞書4
に登録しておき、対応する他の文字種による変換候補
は、登録された変換候補に対してコード変換を行うこと
により作成している。そして、変換/次候補キー1Cの操
作ごとに順次出力される変換候補の文字種は、前回選択
(確定)された文字種を初期の文字種として、片カナ→
全文字大文字のローマ字→頭文字のみ大文字のローマ字
→全文字小文字のローマ字→ローマ字および平ガナ、片
カナ以外の文字種→平ガナ→片カナ……のように、循環
的に変化する。
確定のために実行キー1Dが操作されると、CPU3は確定プ
ログラムに従って確定処理を実行する。すなわち、CPU3
は、出力バッファ6に保持された変換候補を文書メモリ
7に転送せしめて登録し(第5図ステップS51)、変換
された平ガナコード列を入力バッファ2Aから削除する
(ステップS52)。この後、次の変換対象としての自立
語が検知されると、第3図(e)に示したように、アン
ダーラインで示される変換対象指標マークは、次の変換
対象を指標する。そして、確定時の次候補フラグFの値
を対応する辞書フラグd2にセットし、前回選択した文字
種(変換候補)として学習する(ステップS53)。次
に、ステップS54に進んで次候補フラグFに“0"をセッ
トし、確定処理を終了する。したがって、上述の「ぷり
んたー」の例では、確定時の次候補フラグFの値は“4"
であるので、次に再び「ぷりんたー」が変換対象となっ
た際には、第1変換候補としては、前回確定(選択)さ
れた頭文字のみ大文字の「Printer」が出力表示され
る。
このように、平ガナ入力により外国文字による複数の文
字種の変換候補が出力されるので、文字種切換操作を行
う必要がなく、入力速度を向上させることが可能とな
る。また、外国文字による変換候補としては全文字小文
字のローマ字で表記された変換候補のみを登録してお
き、対応する他の文字種による変換候補は、コード変換
により作成することとしたので、変換辞書4のメモリ容
量の増大率を必要最小限に抑制することができる。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではな
く、例えば、対応コードテーブル5を設けることなく、
コード変換はソフトウェアにより行うことも可能であ
る。この際、16進表示のJISコードを使用した場合、例
えば、a(2361)、A(2341)のように対応する小文字
ローマ字と大文字ローマ字との文字コードは、2桁目だ
けが異なっており、他の桁は同一であるので、小文字ロ
ーマ字から大文字ローマ字へのコード変換は、2桁目だ
けを置換すれば良い。また、例えば、あ(2422)、ア
(2522)のように、対応する平ガナと片カナとの文字コ
ードは、3桁目だけが異なり他の桁は同一であるので、
平ガナから片カナへのコード変換は、3桁目だけを置換
すれば良い。このように、ソフトウェアによりコード変
換を行った場合には、対応コードテーブル5の分だけメ
モリ容量を低減することができる。また、上述の実施例
のように、変換/次候補キー1Cの操作ごとに、順次次候
補を出力するのではなく、変換候補を一括してメニュー
表示させ、その中から選択せしめるようにしても良い。
さらに変換辞書4に日本語と外国語とを混在させること
なく、かな漢字変換辞書とカナ外国文字変換辞書とを設
けても良い。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、外国文字による
変換候補としては少なくとも1種類だけをカナ見出し対
応に登録しておき、これ以外の文字種の変換候補を出力
する際は、カナ見出し対応の入力カナ文字列、または登
録された変換候補に基づいて文字種を変換して変換候補
を作成することとしたので、変換辞書のメモリ容量の増
大率を抑制しつつ、外国文字の変換候補をカナ入力によ
り出力して入力速度を向上し得る日本語ワードプロセッ
サを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す機能ブロック図、第2図は
本発明の一実施例により日本語ワードプロセッサの構成
図、第3図〜第5図は第2図の動作を説明するための図
である。 1……キー入力部、3……CPU、4……変換辞書、5…
…対応コードテーブル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力されたカナ文字に対応する漢字を変換
    候補として出力する日本語ワードプロセッサにおいて、 大文字と小文字の少なくとも2種類の文字種を持つ外国
    文字の内の一方の文字種よりなる外国文字をカナ見出し
    に対応して登録した変換辞書と、 入力されたカナ文字に対応して前記変換辞書から抽出さ
    れた外国文字の変換候補に基づいて少なくとも一部に前
    記2種類の文字種の内の他方の文字種を含む外国文字を
    他の変換候補として作成する変換候補作成手段と、 を設けたことを特徴とする日本語ワードプロセッサ。
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