JPH0649969U - 体重計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案の目的は、目標値との比較等、管理機能
を有する体重計を、より低価格で、使用間違いがなく簡
単に使用できる様にする。 【構成】（１） スイッチが押される前の記憶部の記憶
内容及びスイッチの押され方を判断し、装置の起動と目
標値の入力設定、及び表示モードの切り替えを１個のス
イッチで行う。 （２） 設定値との差を表示しない状態にする手段に
て、表示モードの切り替えを１個のスイッチで行える様
にする。 （３） 装置の起動後、再度スイッチを操作するこで、
表示モードを切り換える。

Description

【考案の詳細な説明】 【０００１】 【産業上の利用分野】 体重計の改良に関し、特に目標体重等を入力設定し、測定体重との差を表示す る等、管理機能を有する体重計の改良に関する。 【０００２】 【従来の技術】 従来の目標体重または標準体重等を入力設定し、測定体重との差を表示する等 、管理機能を有する体重計は図１及び図３で示すように、各々の機能を有する２ 個以上のスイッチが必要となり、製品コストが高価となり、機能の異なる複数個 のスイッチがあるために、スイッチの押し間違い等が生じ易かった。 【０００３】 【考案が解決しようとする課題】 より低価格で、使用間違いがなく簡単に使用できる、管理機能を有する体重計 を提供することである。 【０００４】 【課題を解決するための手段】 スイッチが押される前の記憶部の記憶内容及びスイッチの押され方を判断し、 装置の起動、目標値の入力設定、及び表示モードの切り替えを１個のスイッチで 行うことが出来るようにする。 【０００５】 【実施例】 本考案の詳細を実施例の図面により説明する。図２は本考案の実施例のブロッ ク回路図、図４は本考案の第１実施例の、図５は本考案の第２実施例の流れ線図 である。 【０００６】 スイッチが押される前の記憶部の記憶内容及びスイッチの押され方を判断し各 々の機能を決定するもので、第１回目のスイッチが押されると装置が起動する。 【０００７】 この時スイッチの押されている時間を観測し、所定の時間以上スイッチが押し 続けられると設定モードになり、スイッチを押した時間が所定時間以内の時、測 定モードになり「００．０」を表示する。 【０００８】 以下、第１の実施例に就いて詳細に説明する。設定モードになると、「ＯＦＦ ］を表示し、「非設定値との差」モードとなる。設定モードの時、所定時間内に スイッチが押されないと、「非設定値との差」モードを記憶して終了する。 【０００９】 所定時間内にスイッチが押されると「設定値との差」モードになり設定値を表 示する。スイッチを押し続けると設定値が高速で変化し、短時間の操作では設定 値は１目度づつ変化する。所定時間以上スイッチが押されないと「設定値との差 」に設定し、設定値及び「設定値との差」モードを記憶し終了する。 【００１０】 測定モードの時、設定が「設定値との差」モードに設定されているか、「非設 定値との差」モードに設定されているかを判断し、「設定値との差」モードの時 、所定以上の負荷が、安定して加重されたと判断したとき測定値と設定値との差 を表示し、荷重が所定の値以下に減少すると終了する。 【００１１】 「非設定値との差」モードの時、通常の体重計の動作をする。すなわち、負荷 が荷重されると測定値を表示し、所定の値以下に減少すると終了する。 【００１２】 第２の実施例では、スイッチが一定時間以上押し続けられ、設定モードになる と、設定値を表示する。スイッチが押されると１目度づつ設定値が変化し、スイ ッチを押し続けると、設定値は高速で変化する。所定時間以上スイッチが押され ないと設定値を記憶し終了する。 【００１３】 測定モードの時スイッチが押されると「設定値との差」モードとなり、所定以 上の負荷が、安定して加重されたと判断したとき測定値と設定値との差を表示し 、荷重が所定の値以下に減少すると終了する。 【００１４】 スイッチが押されないときは、通常の体重計の動作をする。すなわち、荷重が 所定の値以上になると測定値を表示し、所定の値以下に減少すると終了する。 【００１５】 本実施例では、目標値の入力設定は、設定モードの時、スイッチを押し目標値 を決定する方法を示したが、測定者の身長を入力することで、身長に対する標準 体重に換算して、記憶する方法や、設定値との差の時は、測定値を記憶、設定値 を測定毎に更新して、前回測定との差を表示させる等、種々の値と比較するなど 色々な管理機能に設計することが出来る。 【００１６】 【考案の効果】 本考案によれば、最初に、設定モードで、使用目的に合わせてモードを設定す ることで、通常の体重計と全く同じ使用方法で、色々の目的の測定が出来る管理 機能を有する体重計が、僅かなコストの増加で、提供できる。

【図面の簡単な説明】 【図１】従来システムのブロック図 【図２】本考案の実施例のブロック図 【図３】従来例の流れ線図 【図４】本考案の実施例のブロック図 【図５】本考案の他の実施例のブロック図

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 測定部と演算部と記憶部と目標値の入力設定手段と表示
   部を有し、測定値と、測定値と予め入力設定した目標値
   との差とを選択して表示出来る体重計に於て、 （１） スイッチが押される前の記憶部の記憶内容及び
   スイッチの押され方を判断し、装置の起動と目標値の入
   力設定、及び表示モードの切り替えを１個のスイッチで
   行うことを特徴とする体重計。 （２） 設定値との差を表示しない状態にする手段を有
   することを特徴とする実用新案登録請求の範囲第１項記
   載の体重計。 （３） 装置の起動後、再度スイッチを操作すること
   で、表示モードを切り換えることを特徴とする実用新案
   登録請求の範囲第１項記載の体重計。