JP2522006B2 - 電子はかりシステム - Google Patents

電子はかりシステム

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JP2522006B2 JP63039159A JP3915988A JP2522006B2 JP 2522006 B2 JP2522006 B2 JP 2522006B2 JP 63039159 A JP63039159 A JP 63039159A JP 3915988 A JP3915988 A JP 3915988A JP 2522006 B2 JP2522006 B2 JP 2522006B2
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【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、2つの電子はかりが互いに接続されてなる
電子はかりシステムに関する。
<従来の技術> 機械部品や電子部品等、同一種類の試料の個数を計数
する場合、一般に、その試料の単重(試料1個の重量)
を測定するとともに、未知個数の試料の総重量を測定
し、その総重量を単重で除すことによってその試料の個
数を求める手法が多用されている。
このような計数作業においては、試料の単重は、より
有効数字を多くして精密に測定すべく、ひょう量は小さ
いものの精読取限度のはかりを用いて測定するととも
に、試量の総重量については、作業効率を向上させるべ
く、粗読取限度であるもののひょう量の大きなはかりを
用いることにより、効率的に正確な計数を行うことがで
きる。
ところで、以上のような効率的な計数作業を行うため
のツールとして、従来、次の2つのシステムないしは装
置が実用化されている。
1つは、第4図に示すように、1台のはかり内にひょ
う量/読取限度が互いに相違する2つの荷重検出部41,4
2を設け、これらの出力を1つのデータ処理部43によっ
て処理するシステムであり、小ひょう量・精読取限度の
荷重検出部によって測定された単重を用い、大ひょう量
・粗読取限度の荷重検出部で測定された総重量を除すよ
うにしたシステムである。
他の1つは、第5図に示すように、ひょう量/読取限
度の相違する2つの電子はかり51,52をパーソナルコン
ピュータ等のデータ処理装置53に接続し、上記同様の処
理をデータ処理装置53によって行うようにしたシステム
である。
<発明が解決しようとする課題> 前者の従来のシステムによれば、メーカーが商品とし
て組み込んでいる以外の荷重検出部との組み合わせが利
用できず、汎用性に欠けるという欠点がある。
一方、後者の従来のシステムによると、データ処理装
置53に接続する電子はかりの組み合わせを適宜に変更す
ることが可能であることから、汎用性に富むものの、電
子はかり以外にパーソナルコンピュータ等の他の機器を
必要とし、非経済的であるという欠点がある。
本発明の目的は、パーソナルコンピュータ等の機器を
必要とすることなく、しかも、必要に応じて適当な任意
の電子はかりの組み合わせが可能で、経済的で汎用性に
富んだ電子はかりシステムを提供することにある。
<課題を解決するための手段> 上記の目的を達成するための構成を、第1図に示す基
本概念図を参照しつつ説明すると、本発明の電子はかり
システムは、それぞれが荷重検出部aおよびその出力を
採り込むためのデータ処理部bを備えた電子はかりであ
って、小ひょう量・精読取限度の電子はかりIと、大ひ
ょう量・粗読取限度の電子はかりIIが、それぞれの入出
力ポートc間で互いに直接的に接続されているととも
に、その2つの電子はかりI,IIは、それぞれ、データの
種類ごとにあらかじめ設定された識別子のリストを記憶
する識別子リスト記憶手段fと、その識別子リストの内
容に従い、入出力ポートcかcらの出力データに当該デ
ータの種別判定のための識別子を付与する識別子付与手
段dと、入出力ポートcからの入力データに付随する識
別子に基づいて当該データの種別を判定するデータ種別
判定手段eを備えていることによって特徴づけられる。
<作用> それぞれの入出力ポートcを通じて互いに直接接続さ
れた、小ひょう量・精読取限度の電子はかりIと、大ひ
ょう量・粗読取限度の電子はかりIIは、識別子リストに
則って、相手側への出力データに識別子を付与し、相手
側からの入力データに付随する識別子からそのデータの
種別を判定する。よって各電子はかりIおよびIIの識別
子リストの少なくとも一部を共通としておくことによっ
て、パーソナルコンピュータ等の他の機器を介すること
なく、互いの入出力ポートc間を直接的に接続した状態
で、それぞれ送受信データを識別しながらのデータ授受
が可能となる。従って、例えば小ひょう量・精読取限度
の電子はかりIで測定した試料単重を、大ひょう量・粗
読取限度の電子はかりIIに送信するとともに、その電子
はかりIIのデータ処理部bにおいて、当該電子はかりII
で測定した試料総重量を、電子はかりIから送信された
単重で除すことによって、正確で効率的な計数作業を行
うことができる。
そして、この本発明のシステム構成によると、2つの
電子はかりIとIIは、それぞれの入出力ポートcにおい
て相互に接続されるだけであり、使用目的に基づいて、
例えば一方の電子はかりIIについてよりひょう量の大き
なものが必要である場合等、2つの電子はかりの組み合
わせを変更したい場合において、識別子リスト記憶手段
f、識別子付与手段dおよびデータ種別判定手段eさえ
同等のものを有している電子はかりであれば、ひょう量
/読取限度が相違する他の電子はかりとの組み合わせに
変更することが可能であり、汎用性に富んだシステムと
なり得る。
<実施例> 本発明の実施例を、以下、図面に基づいて説明する。
第2図は本発明実施例の構成を示すブロック図で、2
台の電子はかりAとBをケーブルCで接続した状態を示
している。
電子はかりAは、荷重検出部1aと、その荷重検出部1a
からのデジタル変換データを刻々と採取するデータ処理
部2a、そのデータ処理部2aからの指令に基づいて測定結
果等を表示する表示器3a、および外部機器に対する送受
信のための入出力ポート4aを備えている。
データ処理部2aはマイクロコンピュータによって構成
されており、CPU21a,ROM22a,RAM23a等を備えている。
ROM22aには、電子はかりとしての通常の重量決定ルー
チンのほかに、外部機器とのデータの授受に際して選択
される後述のデータ出力ルーチンおよびデータ入力ルー
チンからなるプログラムが書き込まれているとともに、
データの種類ごとにあらかじめ設定された識別子リスト
が書き込まれている。
電子はかりBについても同様であって、荷重検出部1b
と、CPU21b,ROM22b,RAM23b等からなるデータ処理部2b
と、表示器3bおよび入出力ポート4bを備えている。
この電子はかりBのROM22bにも、電子はかりAと全く
同様に、通常の重量決定ルーチン、データ出力ルーチ
ン、データ入力ルーチンからなるプログラムが書き込ま
れているとともに、同じ識別子リストが書き込まれてい
る。また、この電子はかりBのROM22bには、RM23b内に
設定されている単重レジスタの内容で皿上の総重量を除
して個数を算出し、表示器3bにその個数を表示する公知
の個数算出ルーチンのプログラムが書き込まれており、
従ってこの電子はかりBは個数はかりとしての機能を有
している。
第3図はROM22a,22bに書き込まれているプログラムの
うち、データ出力ルーチンおよびデータ入力ルーチンの
内容を示すフローチャートである。
第3図(a)はデータ出力ルーチンを示し、このルー
チンは、接続されたいちずか一方の電子はかりAまたは
Bからのスイッチ等(図示せず)を操作する等によっ
て、データ送信要求が与えられたときに選択される。送
信要求があると、要求されているデータに対応する識別
子を識別子リストから選出し、その識別子を所定のフォ
ーマットでデータとともに外部に出力する。
第3図(b)はデータ入力ルーチンを示し、このルー
チンは外部からのデータ入力によって選択される。デー
タ入力があると、所定のフォーマットでデータに付随し
て入力された識別子に対応するデータの種類を識別子リ
ストに基づいて判別し、RAM内の該当するエリアに格納
する。
さて、2台のはかりを用いて試料個数を効率的に計数
する場合、例えば、電子はかりAとしてひょう量/読取
限度を例えば210g/0.1mgのはかりを、個数はかりとして
の機能を持つ電子はかりBは同じくひょう量/読取限度
は50kg/1gのものを選択し、ケーブルCによって互いに
入出力ポート4a,4b間を接続する。
このようなシステムにおいて、電子はかりAで試料の
単重を測定し、そのデータを、例えば単重データである
旨の識別子をxとしたとき、 等のフォーマットで入出力ポート4aから出力する。これ
をケーブルCを介して電子はかりBが入出力ポートbか
ら受け取ったとき、電子はかりBのデータ処理部2bは識
別子xからそのデータが単重データである旨を認識し、
RAM23b内の単重レジスタの内容を1.2340gに変更し、以
後、その値を単重値として、大ひょう量を持つ電子はか
りBの皿上に載せられた試料の総重量を除して、その個
数計数を行う。これにより、計数精度が高く、かつ、能
率的な計数を行うことができる。
以上の実施例において特に注目すべき点は、電子はか
りAとBとの間にパーソナルコンピュータ等の他の機器
を介在させる必要がなく、しかも、必要に応じて電子は
かりAまたはBのいずれかを、データ授受に関連する部
分の構成が同じで、かつ、これらとは異なるひょう量/
読取限度の電子はかりと随時に変更できる点であり、前
記した従来の各システムが持つそれぞれの欠点を解消す
ることができる。また、単に2台の電子はかりを用い
て、同様な個数計数を行わせる場合においては、単重を
小ひょう量・精読取限度の電子はかりで測定し、その測
定結果を大ひょう量・粗読取限度の電子はかりに対して
キーボード等を用いて入力することが行われるが、以上
の本発明実施例によれば、そのような入力操作が不要と
なる結果、計数誤差が生じにくくなるという効果があ
る。すなわち、単重値は一般に桁数が多いため、テンキ
ー等を用いて人為的に入力する場合には入力ミスが生じ
やすく、結果的に計数誤差の原因となるが、本発明実施
例によればその恐れは皆無となり、更に、これら2台の
電子はかりを同一のテーブル上に設置している場合、テ
ンキーを用いた入力操作による振動が他方の電子はかり
に伝わり、その振動が次の単重の測定誤差発生の原因と
なるが、本発明実施例ではそのような可能性を大幅に少
なくすることができる。
なお、識別子としては、x,y,z等の所定のコードや数
字などを充当するほか、“なし”をも含むことができ
る。この場合、例えば送信側の電子はかりAは従来のデ
ータ出力機能を備えた通常の電子はかりを用いることも
できる。
また、このような2台のはかりを接続してデータの授
受を行いつつ測定を行う例として、以上のような試料個
数の計数はかりとしての使用のほか、料金ばかりとして
の使用があるが、このような使用にも本発明を適用でき
ることは勿論である。
<発明の効果> 以上説明したように、本発明によれば、小ひょう量・
精読取限度の電子はかりと、大ひょう量・粗読取限度の
電子はかりとを、それぞれの入出力ポートを介して直接
的に接続したシステム構成を採り、かつ、そのそれぞれ
の電子はかりが、出力データを相手側に送信する際に、
あらかじめ設定されたデータの種類ごとの識別子をその
データに付随させるとともに、入力データを受信した際
には、その入力データに付随している識別子に基づいて
そのデータの種類を判定するから、パーソナルコンピュ
ータ等の他の機器を介在させることなく、直接的に接続
された2つの電子はかり間でデータ授受〜データ処理が
可能となり、しかも、その2つの電子はかりは、電子は
かりの本来の機能部分である荷重検出部については任意
のものとすることができることから、互いに接続すべき
2つの電子はかりについてのひょう量/読取限度の組み
合わせを任意に変更することが可能となり、試料個数を
計数するための従来の各システムではそのいずれかを全
うできなかった、経済性と汎用性の双方を満足させるこ
とが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す基本概念図で、第2図は実
施例の構成を示すブロック図、第3図はそのROM22aまた
は22bに書き込まれたプログラムのうち、データ出力ル
ーチン(a)およびデータ入力ルーチン(b)の内容を
示すフローチャート、第4図および第5図は従来例の説
明図である。 1a,1b……荷重検出部 2a,2b……データ処理部 4a,4b……入出力ポート A,B……電子はかり

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれが荷重検出部とその出力を採り込
    むデータ処理部、および外部機器との接続のための入出
    力ポートを備えた電子はかりであって、小ひょう量・精
    読取限度の電子はかりと、大ひょう量・粗読取限度の電
    子はかりが、それぞれの入出力ポート間で互いに直接的
    に接続されているとともに、その2つの電子はかりは、
    それぞれ、データの種類ごとにあらかじめ設定された識
    別子のリストを記憶する識別子リスト記憶手段と、その
    識別子リストの内容に従い、入出力ポートからの出力デ
    ータに当該データの種別判定のための識別子を付与する
    識別子付与手段と、入出力ポートからの入力データに付
    随する識別子に基づいて当該データの種別を判定するデ
    ータ種別判定手段を備えていることを特徴とする、電子
    はかりシステム。
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