JP2738102B2 - 電子天びんシステム - Google Patents

電子天びんシステム

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JP2738102B2 JP1760390A JP1760390A JP2738102B2 JP 2738102 B2 JP2738102 B2 JP 2738102B2 JP 1760390 A JP1760390 A JP 1760390A JP 1760390 A JP1760390 A JP 1760390A JP 2738102 B2 JP2738102 B2 JP 2738102B2
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  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は複数の電子天びんを相互に接続したシステム
に関する。
<従来の技術> 電子天びんの感度校正は、一般に、既知質量の分銅等
を負荷した時の測定データから、測定データを質量に換
算するための係数(スパン係数)を更新することによっ
て行われる。
校正用分銅内蔵型の天びんは、以上のような感度校正
動作に使用するための分銅を内蔵するとともに、その内
蔵分銅の質量をメモリに記憶しておくことによって、そ
の内蔵分銅を荷重感応部に加除することによって自己の
感度校正を行うように構成されている。
一方、このような内蔵分銅を持たない電子天びんで
は、通常、その天びんのひょう量値近傍の分銅(外部分
銅)を用い、これを皿上に負荷することによって感度校
正を行う。この場合、天びんの精度を守るために、校正
に供することが可能な分銅の質量は厳しく制限される。
<発明が解決しようとする課題> 内蔵分銅を持たない電子天びんにおいては、校正用の
分銅の管理・保守が大変で、このことは、上記したよう
に天びんにより校正に供することのできる分銅の質量も
まちまちであることから、複数の天びんを利用するショ
ップでは分銅の種類も多くなりより一層煩雑となる。
また、校正分銅内蔵型の電子天びんは一般に高価であ
り、複数の天びんを利用する場合に、その全てを校正分
銅内蔵型天びんとするには相当の経費が必要となる。
この発明はこのような点に鑑みてなされたもので、複
数の電子天びんを利用する場合において、少なくとも1
台を校正分銅内蔵型の天びんを備えるだけで、他は内蔵
分銅を持たないタイプの電子天びんを使用しても、校正
用の外部分銅を用意することなく、全ての電子天びんの
感度校正を正確に行うことのできるシステムの提供を目
的としている。
<課題を解決するための手段> 上記の目的を達成するための構成を、第1図に示す基
本概念図を参照しつつ説明すると、本発明は、少なくと
も1台の校正分銅内蔵型の電子天びんaと、校正分銅を
内蔵しない少なくとも1台の電子天びんbとを相互に接
続するとともに、校正分銅内蔵型の電子天びんaは、内
蔵分銅cを用いた自己の感度校正手段dと、任意物品負
荷時における質量測定データを内蔵分銅を持たない電子
天びんbに出力する質量データ出力手段eを有し、内蔵
分銅を持たない電子天びんbは、校正分銅内蔵型の電子
天びんaから送信された質量データMXと、その質量デー
タMXを得たものと同じ物品の負荷時における自己の荷重
検出データDXとから、自己の感度校正を行う感度校正演
算手段fを備えていることによって特徴付けられる。
<作用> 電子天びんの感度校正は、正しく質量が判明している
ひょう量近傍の質量を付加したときの検出データDと当
該質量Mとから、検出データを質量値に換算する係数
(スパン係数)を更新することによって行われる。
校正分銅内蔵型の電子天びんaの感度をその内蔵分銅
cを用いて校正することにより、この電子天びんaは正
しく物品の質量を測定可能な状態となるが、この電子天
びんaで、内蔵分銅を持たない電子天びんbのひょう量
近傍の未知質量の物品の質量を測定してその測定データ
MXを電子天びんbに転送し、一方、同じ物品を電子天び
んbによって測定してその荷重検出信号DXを得ると、電
子天びんbには自己の感度を校正するためのデータが揃
うことになる。
<実施例> 第2図は本発明実施例の構成を示すブロック図であ
る。
この例は、構成分銅内蔵型の電子天びん1と、内蔵分
銅を持たない電子天びん2をそれぞれ1台づつ用いた基
本的なシステムを示している。
電子天びん1および2は、それぞれ皿11,21に作用す
る荷重に対応する電気信号を発生する荷重検出部12,22
と、その荷重検出出力をデジタル化するA−D変換器1
3,23、そのA−D変換器13,23からのデジタルデータを
採り込んで質量値の決定等を行う制御部14,24、決定さ
れた質量値を表示する表示器16,26、および各種の指令
を与えるキー15,25等を備えている。
各制御部14,24はそれぞれマイクロコンピュータを主
体として構成されており、CPU14a,24a、ROM14b,ROM24
b、RAM14c,24c、不揮発性RAM14d,24d、入出力ポート14
e,24e、および入出力インターフェース14f,24f等を有し
ている。
電子天びん1および2は、通常の電子天びんと同様
に、それぞれROM14bないしは24bに書き込まれた測定用
プログラムに基づき、A−D変換器13または23を介して
採り込んだ荷重検出データを、不揮発性RAM14dもしくは
24dに記憶されているそれぞれの変換係数(スパン係
数)を用いて質量値に換算して表示器16あるいは26に表
示することができる。
そして、これらの電子天びん1と2は、それぞれの入
出力インターフェース14fと24fにおいて相互に接続さ
れ、互いに指令およびデータ等の授受に行い得るように
構成されている。
電子天びん1には、感度校正用の内蔵分銅17と分銅加
除機構18が設けられている。分銅加除機構18は、例えば
レバー18aとそのレバー18aを傾斜させるためのカム18
b、およびそのカム18bを回動させるためのモータ(図示
せず)によって構成され、制御部14からの指令に基づい
て荷重検出部12に内蔵分銅17を負荷または離脱させるこ
とができる。この内蔵分銅17の質量M0はあらかじめ正確
に測定され、その値M0は不揮発性RAM14d内に書き込まれ
ている。
第3図は、電子天びん1および2のROM14bおよび24b
に書き込まれた感度校正用プログラムに基づき、双方の
電子天びん1,2の感度校正を行う手順を示すフローチャ
ートで、以下、この図を参照しつつ本発明実施例の作用
を感度校正の仕方とともに述べる。
校正分銅内蔵型の電子天びん1においては、例えばキ
ー15の操作によって校正指令を与えると、分銅加除機構
18が駆動されて内蔵分銅17が荷重検出部12に負荷され、
そのときの荷重検出データD1と不揮発性RAM14d内の分銅
質量M0を用いて、 K1=M0/D1 …(1) の演算によってスパン係数K1が自動的に算出され、不揮
発性RAM14d内に既に記憶されているスパン係数が更新さ
れる(ST101〜ST105)。
この校正動作により、電子天びん1は皿11上の試料の
質量を正確に測定できる状態となるが、この状態で電子
天びん1の皿11上に、電子天びん2のひょう量近傍の錘
りを載せる。なお、この錘りの質量はこの時点で未知で
ある。この錘りの載置により、電子天びん1はこの錘り
の質量MXを正確に測定するとともに、電子天びん2に対
して校正命令を転送する(ST106〜ST108)。
電子天びん2では、この校正命令を受信すると、電子
天びん1に対して質量転送要求を発する(ST201,ST20
2)。
電子天びん1では、この質量転送要求を受信すると、
上記した錘りの質量データMXを電子天びん2に対して転
送する(ST109,ST110)。
電子天びん2では、この錘りの質量データを受信する
と、これを一旦RAM24c内に記憶する(ST203,ST204)。
この状態で電子天びん2の皿21上に上記した質量MX
錘りを載せると、電子天びん2は、その状態でのA−D
変換器23からの荷重検出データDXを採取し、その値DX
電池天びん1から転送された質量データMXを用いて、 K2=MX/DX …(2) の演算によって、自己のスパン係数K2を算出し、不揮発
性RAM24d内に既に格納されているスパン係数を更新する
(ST205〜ST208)。
すなわち、これによって内蔵分銅を持たない電子天び
ん2の感度が、正確に質量が判明していない錘りを用い
て、校正用分銅内蔵型の電子天びん1と同等の正確さで
校正されることになる。
なお、以上の実施例では、1台の校正分銅内蔵型の電
子天びんと、1台の内蔵分銅を持たない電子天びんを接
続した例を示したが、1台を校正分銅内蔵型電子天びん
に対して、内蔵分銅を持たない電子天びんを複数台接続
して、これらに対して上記した実施例と同様な手順によ
って、精密な外部分銅を全く使用せずにそれぞれ感度校
正を実施することができることは勿論である。
<発明の効果> 以上説明したように、本発明によれば、複数台の電子
天びんによって構成されるシステム内に、少なくとも1
台の校正分銅内蔵型の電子天びんを備えておくことによ
り、内蔵分銅を持たない電子天びんを感度を、正確な外
部分銅を用いることなく校正分銅内蔵型の電子天びんと
同等の精度で校正することができる。その結果、複数台
の電子天びんを必要とするショップにおいて、最低1台
の校正分銅内蔵型の電子天びんを設け、他は内蔵分銅を
持たない比較的安価な電子天びんを設けているにも拘ら
ず、厳密に管理された外部分銅は全く不要となり、安価
で、管理が容易で、しかも全ての電子天びんの感度を正
確に校正できるシステムが構築されることになり、特に
多数の電子天びんを必要とするショップにおいてその効
果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す基本概念図、第2図は本発
明実施例の構成を示すブロック図、第3図はその各ROM1
4b,24bに書き込まれたプログラムの内容に基づく本発明
実施例の作用説明図である。 1……校正分銅内蔵型の電子天びん 2……電子天びん 11,21……皿 12,22……荷重検出部 14,24……制御部 17……内蔵分銅 18……分銅加除機構

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1台の校正分銅内蔵型の電子天
    びんと、少なくとも1台の校正分銅を内蔵しない電子天
    びんとを相互に接続するとともに、上記校正分銅内蔵型
    の電子天びんは、内蔵分銅を用いた自己の感度校正機能
    と、任意物品負荷時における質量測定データを内蔵分銅
    を持たない上記電子天びんに出力する機能を有し、内蔵
    分銅を持たない上記電子天びんは、上記校正分銅内蔵型
    の電子天びんから送信された質量データと、その質量デ
    ータを得たものと同じ物品の負荷時における自己の荷重
    検出データとから、自己の感度校正を行う感度校正演算
    手段を有してなる電子天びんシステム。
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