JP2738105B2 - 電子天びん - Google Patents

電子天びん

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JP2738105B2
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邦夫 島内
健 上坂
毅 佐藤
一夫 西林
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  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は感度校正用の分銅を内蔵するとともに、その
内蔵分銅用いて自動的に感度校正を行う機能を持つ電子
天びんに関する。
<従来の技術> 内蔵分銅を持ち、自動感度校正機能を有する電子天び
んでは、一般に、内蔵する温度センサによる温度検出結
果が前回の感度校正時からある一定温度以上変化したと
きに、自動的に荷重検出部に内蔵分銅を負荷して感度校
正を行うように構成されている。
この種の電子天びんにおいて自動感度校正機能を動作
させるべき温度変化量は、従来、その電子天びんが持つ
最も高い精度またはそれに近い精度を保証できる温度変
化量に設定されている。
<発明が解決しようとする課題> ところで、電子天びんでは、一般に、計量表示値の保
証精度を選択できるようになっているものが多い。使用
者は測定の種類に応じて、例えばラフでもいいから早く
測定するのか、あるいは遅くてもいいから正確に測定す
るのかにより、計量表示値の精度を選択するわけであ
る。
この精度の変更は、通常は測定値が安定しているか否
かの判別を行うとき等の基準を変更することによって行
われるが、安定/非安定の判別基準としては、例えば荷
重検出部からのデータの短時間内での変動量、あるい
は、計量表示値の一定時間内での変化量等が採用され、
その安定/非安定の境界となるデータ変動幅(安定検出
幅と称される)ないしは表示変化量を変化させることに
よって安定状態の境界を変化させ、安定状態となったと
きには安定インジケータを点灯させる等によって、計量
表示値の保証精度を変更するように構成されている。
このような計量表示値の保証精度を選択できる電子天
びんにおいて、比較的ラフな精度を選択している状態に
おいては、その精度を保証すべく感度校正を必要とする
温度変化量も当然大となるが、前記したような従来の自
動感度校正機能では、感度校正を必要としない時にも自
動的に感度校正が実行されてしまい、測定能率を低下さ
せる原因となる。
本発明の目的は、無駄な感度校正を行うことなく、選
択されている精度を保証するために真に必要な場合にの
み自動的に感度校正を実行することのできる電子天びん
を提供することにある。
<課題を解決するための手段> 上記の目的を達成するための構成を、第1図に示す基
本概念図を参照しつつ説明すると、本発明は、荷重検出
部aと、換算係数記憶手段bと、その換算係数記憶手段
bに記憶されている換算係数を用いて荷重検出部aから
のデータを質量に換算する質量換算手段cと、感度校正
用の内蔵分銅dおよびその加除機構eと、内蔵分銅dを
負荷した状態での荷重検出部aからのデータを用いた演
算により換算係数を算出して換算係数記憶手段bの内容
を更新する換算係数算出手段fと、温度センサgと、そ
の温度センサgによる温度検出値が前回の換算係数算出
時における温度に対してあらかじめ設定された基準値を
越えて変化したか否かを判別する温度変化判別手段hを
有し、その基準値を越える温度変化があったときに自動
的に内蔵分銅dを荷重検出部aに負荷して換算係数の更
新を実行するよう構成された天びんにおいて、計量表示
値の保証精度を選択する測定精度選択手段iと、その選
択状態に応じて温度変化判別手段hにおける基準値を変
化させる基準値変更手段jを備えたことによって特徴付
けられる。
<作用> 測定精度選択手段iによる精度の選択状況に連動し
て、自動感度校正を実行するか否かの判別基準値が変化
する。すなわち、自動感度校正の実行は、選択されてい
る精度を保証するために必要な場合のみに限定すること
が可能となる。
<実施例> 第2図は本発明実施例の構成を示すブロック図であ
る。
荷重検出部1は電磁力平衡機構等の公知の荷重検出機
構を備え、皿1aの上の荷重に比例した電気信号を発生す
る。この荷重検出部1の出力はスイッチ2を介してA−
D変換器3によってデジタル化された後、所定の微小時
間ごとに制御部4に採り込まれる。また、荷重検出部1
内には温度センサ5が配設されており、この出力も同様
にしてスイッチ2を介してA−D変換器3によってデジ
タル化された後、一定の時間間隔で制御部4に取り込ま
れる。すなわち、通常はスイッチ2は荷重検出部1側に
セットされているが、荷重検出データを所定回数採り込
むごとに温度センサ5側に切り換わるよう構成されてい
る。
荷重検出部1には感度校正用内蔵分銅6が配設されて
おり、この内蔵分銅6は、制御部4からの指令信号によ
ってドライバ7からの制御信号で駆動される分銅加除機
構8によって、荷重検出機構に負荷もしくは負荷解除さ
れる。
制御部4はマイクロコンピュータを主体として構成さ
れ、CPU4a、ROM4b、RAM4c、不揮発性RAM4dおよび入出力
ポート4eを備え、入出力ポート4eには前記したA−D変
換器3のほかに、分銅加除機構8の駆動用ドライバ7お
よび計量値を表示するための表示器9、および計量表示
値の保証精度を選択するための精度選択キー10等が接続
されている。
RAM4cにはワークエリアのほかに、後述する感度校正
時における温度を格納するエリア等が設定されており、
不揮発性RAM4dには、荷重データを質量に換算するため
のスパン係数を記憶するエリア等が設定されている。ま
た、内蔵分銅6の質量Mはあらかじめ正確に測定されて
おり、その値Mも不揮発性RAM4d内に格納されてい
る。。
第3図はROM4bに書き込まれたプログラムの内容の一
部を示すフローチャートで、以下、この図を参照しつつ
本発明実施例の作用を述べる。
スイッチ2を介して荷重データが採り込まれている間
は、このデータを用いた通常の公知の測定ルーチンが実
行され、荷重データを平均化後にスパン係数で質量に換
算して表示器9に表示する。この表示値は、精度選択キ
ー10による選択に応じた精度で保証される。
温度データを採り込むと、精度選択キー10による現在
の選択精度Piが何であるのかを識別し、その結果に応じ
て、自動感度校正を実行するか否かの判定基準となる基
準温度幅∂が決定される。
この基準温度幅∂は、例えば下記の〔表〕に示すよう
に、選択精度P1〜P3と対応させて、各精度を保証できる
温度変化量に、つまり高精度であるほど小さい値となる
ように、あらかじめ設定されている。
そして、前回の校正時における温度T0と、今回採り込
んだ温度T1との差ΔTを算出し、そのΔTと基準温度幅
∂を比較する。ΔTが∂以下であれば、通常の測定ルー
チンに戻り、ΔTが∂を越えているならば、内蔵分銅を
用いた感度校正ルーチンが実行される。
この感度校正ルーチンでは、公知の通り、内蔵分銅6
を荷重検出部1に負荷し、その時の荷重データW1と、無
負荷状態の荷重データW0とから、内蔵分銅6の質量Mを
用いて K=(W1−W0)/M によってスパン係数Kを算出し、不揮発性RAM4d内にす
でに記憶されているスパン係数を更新する。
そして、このような自動感度校正が実行された場合に
は、その時点の温度をRAM4c内に記憶し、以降、この温
度が前回校正時温度T0として用いられる。
なお、基準温度幅∂を以上の実施例のように選定精度
に応じて自動的に変化させる場合と、最高精度に対応す
る温度(以上の例ではP1、従って1℃)に固定する場合
とを使用者が選択できるように構成することもできる。
また、基準温度幅∂として、以上の実施例のように温
度そのものとするほか、それを温度係数に換算した値
(例えば2ppmの天びんでは、1℃、2℃および3℃はそ
れぞれ2ppm、4ppm、および6ppm)とすることもできるこ
とは勿論である。
<発明の効果> 以上説明したように、本発明によれば、計量表示値の
選択精度に応じて、自動感度校正を行うか否かの判定基
準である前回校正時からの温度変化幅を適宜に変更する
ので、従来のように無駄な校正動作を行うことなく、現
在選択されている精度を保証するために真に必要な場合
にのみ感度校正が実行されることになって、不要な感度
校正を行うための無駄な待ち時間が解消される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す基本概念図、第2図は本発
明実施例の構成を示すブロック図、第3図はそのROM4b
に書き込まれたプログラムの内容の一部を示すフローチ
ャートである。 1……荷重検出部 1a……皿 2……スイッチ 3……A−D変換器 4……制御部 4a……CPU 4b……ROM 4c……RAM 4d……不揮発性RAM 5……温度センサ 6……内蔵分銅 8……分銅加除機構 10……精度選択キー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西林 一夫 京都府京都市中京区西ノ京桑原町1番地 株式会社島津製作所三条工場内 (56)参考文献 特開 昭60−13223(JP,A) 特開 昭60−117114(JP,A) 特開 平1−221623(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷重検出部と、換算係数記憶手段と、その
    換算係数記憶手段に記憶されている換算係数を用いて上
    記荷重検出部からのデータを質量に換算する質量換算手
    段と、感度校正用の内蔵分銅およびその加除機構と、上
    記内蔵分銅を負荷した状態での上記荷重検出部からのデ
    ータを用いた演算により換算係数を算出して上記換算係
    数記憶手段の内容を更新する換算係数算出手段と、温度
    センサと、その温度センサによる温度検出値が前回の換
    算係数算出時における温度に対してあらかじめ設定され
    た基準値を越えて変化したか否かを判別する温度変化判
    別手段を有し、その基準値を越える温度変化があったと
    きに自動的に上記内蔵分銅を荷重検出部に負荷して上記
    換算係数の更新を実行するよう構成された天びんにおい
    て、計量表示値の精度を選択する測定精度選択手段と、
    その選択状態に応じて上記判別手段における基準値を変
    化させる基準値変更手段を備えたことを特徴とする電子
    天びん。
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