JP4788772B2 - 電子天びん - Google Patents

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Description

本発明は、電子天びんに関し、さらに詳細には、質量が等しい複数個の被測定物を計量皿に載せていくことで、所望個数の被測定物をはかり取ることができる電子天びんに関する。
ここでいう「電子天びん」は、電磁力平衡機構を備えた電子天びん、ロードセル式、音叉式、静電容量式等の電子天びん(電子はかりともいう)をはじめ、被測定物の重量荷重を電気信号として検出して計測する秤量装置全般を含むものとする。
電子天びんによる測定では、計量皿に被測定物を載せ、そのときに発生する計量皿の振動が減衰し、安定するのを待って、表示器に表示される計量値を読み取る。しかしながら、計量皿は単に被測定物を載せたときに振動するだけではなく、実際には周囲環境(電子天秤が設置されている台座の振動や気流変動等)の影響を受けて常に振動し続けており、振動が完全に停止することはない。もしも、電子天びんに何らの振動対策も施していないと、表示値を読み取る際に、周囲環境の影響による振動を受けて、表示器に表示される計量値が変動し、読み取り難くなる。
そのため、電子天びん等のなかには、表示される計量値を安定させ、測定者が読み取りやすくする目的で、採取したばかりの最新の計量値データと、直前の一定期間に採取した規定個数の過去の計量値データとを平均化することで、表示を安定させる移動平均処理を利用しているものがある(特許文献1参照)。
移動平均処理を採用することで、計量皿の振動の影響を受けにくくなり、安定した表示を得ることができる。通常、規定個数の計量値データが連続して安定しているときに、安定状態であることを示すためのマーク(安定マーク)が表示器に表示されるようになっているので、使用者は安定マークが表示されていることを確認して計量を行う。
計量値の表示を安定させる目的で移動平均処理を採用した場合、確かに表示の安定性については改善される半面、荷重変化に対する追従性、応答性が悪くなる。すなわち、計量皿に急激な荷重変化が発生した場合に、移動平均処理が働いていると、ノイズである振動成分のみならず、実際の荷重変化についても変動を抑えるように作用するため、荷重変化に対する応答性が遅くなってしまうことになる。
そこで、移動平均処理を行う際には、予め、判断基準となる荷重変動幅の閾値を設定しておき、実際に生じた荷重変動と、設定した荷重変動幅の閾値との比較結果に基づいて、移動平均処理の解除、開始の切り替え判断を行うようにしている。すなわち、計量皿に加わる荷重が変化した際に、設定した閾値よりも大きい荷重変動が生じている期間中は、移動平均処理を解除し、この閾値より変動幅が小さくなると、移動平均処理を開始するようにしている。
また、薬剤等のように、被測定物として粉末物や液体物を扱う場合は、被測定物を所望重量分だけはかり取る作業を行うことがある。粉末等のはかり取り作業では、目標重量に達するまで計量皿に被測定物の荷重を複数回追加していくが、その際に、目標重量に近づくに連れて、徐々に1回あたりの追加荷重が小さくなっていく。1回の追加荷重で生じる変動が、天びんに設定されている荷重変動幅閾値に達しない限りは移動平均処理が維持されることになり、追加荷重に対する応答が遅くなる。そのため、はかり取り作業であるか否かを荷重変動幅閾値と荷重変動率閾値に基づいて判断し、はかり取り作業の判定の際には、追加荷重が小さくなるまで移動平均処理を行わないで応答性を高めるために、荷重変動幅閾値を、小さな値に変更した上で、その閾値に達するまでは移動平均値の算出動作を解除し、応答性よく測定を行う。一方、荷重変動率が荷重変動率閾値よりも小さく、はかり取りのための追加荷重が加えられていないと判定した場合は、荷重変動幅閾値を通常の値に戻し、移動平均の算出動作を行うようにして作業効率を高め、表示の安定が保てるようにしているものが開示されている(特許文献2参照)。
特開平11−311566号公報 特開2006−84192号公報
電子天びんによる重量計測の応用として、「個数測定」が行われることがある。すなわち、質量が等しい多数の被測定物の個数を測定したい場合に、予め被測定物1つあたりの重量(以下、単重値ともいう)を測定しておき、被測定物を複数個計量皿に載せたときの全体重量と単重値との関係から、計量皿上の被測定物の個数を測定する計測方法である。例えば、薬局では錠剤の個数を計測する場合に、工場等では同一の半導体部品、釘、ボルト等を必要個数ずつ計測する場合に、重量計測による個数測定がなされている。
このような個数測定を行う場合にも、表示の安定性、および、荷重変化に対する応答性という相反する課題を解決する必要があるが、従来は予め設定してある固定の荷重変動幅閾値と実際に生じた荷重変動との比較による一般的な移動平均処理の切替を行っているだけであり、個数測定に適した特別な処理はなされていなかった。
個数測定では、上述した粉末物や液体物のはかり取り作業とは異なり、目標重量に近づいても追加荷重が徐々に小さくなることはなく、荷重を1回追加するときは、最低でも被測定物1個の重量が追加されることになり、追加荷重がそれより小さくなることはないため、特許文献2に記載されているような荷重変動幅閾値および荷重変動率閾値を用いて行う切替処理を個数測定についても適用することは、必ずしも適当ではない。
また、個数測定では、被測定物によって単重値が異なる。もしも被測定物の単重値が、天びんに設定してある固定の荷重変動幅閾値よりも相当小さい場合、計量皿に被測定物が相当数追加されても移動平均処理が解除されにくく、応答性が低下する。この場合、荷重変動幅閾値を小さくすることで応答性を向上させることができるが、閾値を小さく設定すると、計量皿の振動を拾ってしまい、安定性が悪くなって、安定マークが点灯しにくくなってしまう。
そこで、本発明は、重量計測による個数測定の作業を行う際に、使い勝手のよい移動平均処理を実行するようにした電子天びんを提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の電子天びん等では、被測定物の単重値を元に、移動平均処理の開始および解除を判定する閾値を算出し、この閾値に基づいて移動平均処理の開始、解除を判定する。すなわち、本発明の電子天びんは、計量皿に載置された複数の被測定物全体の荷重値(W)を刻々検出する荷重検出部と、検出した荷重値(W)の移動平均値(Wa)を算出する移動平均処理部と、検出した荷重値(W)の荷重変動(Wb)を算出する荷重変動算出部と、被測定物1つ当たりの質量である単重値(Wu)を記憶する単重値記憶部と、単重値(Wu)から移動平均処理を実行するか否かの判定基準となる移動平均開始閾値(Wt)を算出する移動平均開始閾値算出部と、移動平均開始閾値(Wt)と荷重変動(Wb)とに基づいて移動平均処理を実行するか否かの判定を行う判定部と、移動平均処理が実行されているときは移動平均値(Wa)と単重値(Wu)とに基づいて個数(Nwa)を算出し、また、移動平均処理が解除されているときは荷重値(W)と単重値(Wu)とに基づいて個数(Nw)を算出する個数算出部と、算出された個数(Nw、Nwa)を表示する表示部とを備えるようにしている。
ここで、「荷重変動(Wb)」は、荷重の安定性の指標となりうる変動量であればよく、具体的には、直前の荷重値データと今回の荷重値データとの差分、時間あたりの荷重変動幅(時間あたりの荷重値データの最大値と最小値との差)などを荷重変動(Wb)とすることができる。
単重値記憶部に記憶される被測定物の単重値(Wu)は、電子天びんを用いて被測定物を直接計測することにより記憶させてもよいし、被測定物の単重値が予め知られている場合は、計測することなく、数値として入力設定しておいてもよい。
「移動平均開始閾値(Wt)」は、「荷重変動(Wb)」と対応する物理量が設定され、直前の荷重と今回の荷重との差分、時間あたりの荷重変動幅などが移動平均開始閾値(Wt)とされる。
本発明によれば、被測定物1つ当たりの質量である単重値(Wu)が単重値記憶部に記憶されているので、移動平均開始閾値算出部は、単重値(Wu)を用いて、移動平均処理を実行するか否かの判定基準となる移動平均開始閾値(Wt)を算出する。
具体的には、例えば単重値(Wu)の20〜80%の重量を、移動平均開始閾値(Wt)として設定する。移動平均開始閾値(Wt)が設定された後、計量皿に複数個の被測定物が載置されると、荷重検出部は計量皿に載置された複数個の被測定物全体の荷重値(W)を刻々検出する。荷重変動算出部は、検出した荷重値(W)の荷重変動(Wb)を算出する。この荷重変動は現在の荷重が安定しているかの指標となる値である。続いて、判定部は、その時点の荷重変動(Wb)と判定基準である移動平均開始閾値(Wt)とに基づいて移動平均処理を実行するか否かの判定を行う。移動平均開始閾値(Wt)は単重値を元に算出する値であり、計量皿に追加する荷重が単重値(Wu)の整数倍となって量子的(階段的)に変化するので、閾値(Wt)を適切に設定してある(例えばWuの20%〜80%)と、1個の被測定物が計量皿に追加された場合に、確実に閾値(Wt)を超える荷重となり、移動平均処理を実行しない判定となるようにすることができる。
移動平均処理部は、移動平均処理を実行する判定のときには、検出した荷重値(W)の移動平均値(Wa)を算出する。そして、個数算出部は、判定部の判定結果によって移動平均処理が実行されるときは移動平均値(Wa)と単重値(Wu)とに基づいて個数(Nwa)を算出するようにし、また、判定結果によって移動平均処理が解除されているときは荷重値(W)と単重値(Wu)とに基づいて個数(Nw)を算出する。表示部は、算出された個数(Nw、Nwa)を表示する。
本発明の電子天びん等によれば、単重値に基づいて設定した閾値(Wt)により移動平均処理を実行するか否かを判定しているので、被測定物の単重値の大きさに関わりなく、被測定物を1つ追加したときは確実に閾値(Wt)を超えるようにすることができ、これにより被測定物が追加されると確実に移動平均処理が解除するようにして、荷重応答性のよい表示を行うことができるようになる。また、閾値(Wt)以下の場合は、すべて周囲環境の影響によるものと判断させることができるので、表示の安定性を確保することができる。このように、個数測定の場合における電子天びんの使い勝手を、向上することができる。
(その他の課題の解決手段および効果)
上記発明において、移動平均開始閾値算出部は、単重値の20%〜80%の重量を移動平均開始閾値とするようにしてもよい。移動平均開始閾値(Wt)の値をこの範囲に設定することにより、振動の影響を除去でき、しかも被測定物を1つ追加すれば確実に移動平均処理が解除されるので、荷重値の変化が振動の影響か、追加荷重によるものかをうまく判定することができる。また、被測定物を少なくとも1つ追加したときは、必ず、移動平均処理が一端解除されることになるので、個数が変化したときは、必ず応答性のよい計測が行える。
上記発明において、計量皿に載置された被測定物全体の荷重値(W)と、計量皿に載置された被測定物の個数情報(N)とに基づいて単重値を算出する単重値算出部をさらに設けるようにしてもよい。
これによれば、単重値が未知の被測定物であっても、予め個数が既知である被測定物を計量皿に載置して荷重を実測することにより、単重値を求めることができる。
本発明の一実施形態である電子天びんの構成を示すブロック図。 図1の電子天びんにおける荷重測定の際のフローチャート図。 本発明による測定例を示す図。 従来方法による測定例を示す図。 従来方法による測定例を示す図。
符号の説明
10:電子天びん
11:荷重検出部
12:記憶部
13:制御部
14:表示部
15:入力部
16:判定部
21:単重値記憶部
31:単重値測定部
32:移動平均開始閾値算出部
33:荷重変動算出部
34:判定部
35:移動平均処理部
36:移動平均回数カウント部
37:個数算出部
38:安定判定部
以下、本発明を実施するための実施形態について図面を用いて説明する。なお、以下に説明する実施例は、一例にすぎず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で変形実施することが可能である。
図1は本発明の一実施形態である電子天びんの構成を示す構成ブロック図、図2は図1の電子天びんの動作を説明するフローチャートである。この電子天びん10は、主に、計量皿11aに載置された被測定物の荷重を刻々検出する荷重検出部11、必要なデータを記憶するための記憶部12、電子天びんの制御を行う制御部13、計測結果や使用者に対するメッセージを表示するための液晶パネル等からなる表示部14、テンキー等の入力部15とからなる。
荷重検出部11は、電磁力平衡型やロードセルを用いた天秤機構、はかり機構など、計量皿の被測定物の荷重を信号として、時々刻々、測定を繰り返して出力する周知の機構を有するものであればよい。荷重検出部11で検出された信号である荷重値データ(W)は、A/D変換器16によりデジタル化され、制御部13に送られるようにしてある。
記憶部12は、ROM、RAMなどのメモリ素子により構成される。記憶部12には本発明に関連して被測定物1個あたりの重量である単重値Wuを記憶する単重値記憶部21が設けられている。単重値Wuは、実際に被測定物を計量皿11aに載置したときに荷重検出部11で検出される荷重値を元に算出した値を記憶するようにしてもよいし、被測定物1個の質量が既知であるときは入力部15から直接入力して記憶するようにしてもよい。また、記憶部12は、その他に、演算処理中に必要な各種設定値や計量値(後述する、移動平均開始閾値Wt、移動平均に用いる複数の荷重値W、W、W、・・、移動平均処理に用いる荷重値の個数n、移動平均回数カウンタ値M)を一時的に蓄積する。
制御部13は、いわゆるコンピュータ(CPU)で構成され、種々の制御動作を実行する。制御部13による制御動作のうち、本発明に関係する機能をさらに細かく分けて機能ブロックとして説明すると、単重値測定部31、移動平均開始閾値算出部32、荷重変動算出部33、判定部34、移動平均処理部35、移動平均回数カウント部36、個数算出部37、安定判定部38とに分けることができる。
単重値測定部31は、計量皿に載せられた被測定物の荷重と、入力部15から入力された個数情報とから単重値を算出し、単重値記憶部21に記憶する制御を行う。具体的には表示部14に被測定物を載置するとともに個数を入力するように促すメッセージを表示させる。使用者がメッセージどおりに被測定物を載置して、個数Nを入力すると、荷重/個数の演算を行うことにより、単重値を求める。
移動平均開始閾値算出部32は、単重値記憶部21に記憶されている単重値Wuを元に、移動平均開始閾値Wtを算出する演算を行う。
具体的には、次式(1)により閾値Wtを求める。

Wt= K・Wu ・・・(1)
ここで、Kは0.2≦K≦0.8である係数
この係数Kは、周囲環境の影響による振動の大きさ、被測定物の単重値の大きさやばらつき等によって適切な値を入力設定する。例えば振動が大きいときは、Kを大きめに設定することにより、移動平均処理が維持されやすくすることができる。また、被測定物の単重値が大きいときはKを小さめに設定しても移動平均処理が維持されやすい。また、被測定物1つ1つの重量ばらつきが大きい場合は、Kを小さめに設定することで、計量皿に標準より軽い被測定物を追加したときにも移動平均処理が解除されやすくすることができる。なお、Kを0.2以下に設定すると、振動の影響を受けやすくなる(図4)。また、Kを0.8以上にすると、計量皿に被測定物が追加されたときに、移動平均処理が解除されず高速な応答が期待できなくなる(図5)。通常は、K=0.4程度に設定するのが好ましい。
荷重変動算出部33は、荷重検出部11から送られてくる刻々のデータの変動量を算出する。変動量の算出方法は、時間あたりの複数測定点のうち最大荷重と・最小荷重との差をとる算出方法等、いろいろ可能であるが、ここでは直前の荷重データWと今回の荷重データWとの差ΔWを算出し、これを荷重変動Wbとする。
判定部34は、荷重変動Wbと移動平均開始閾値Wtとに基づいて移動平均処理を実行するか否かの判定を行う。すなわち、Wt>Wbのときは移動平均処理を実行し(維持し)、Wt≦Wbのときは移動平均処理を解除する。
移動平均処理部35は、検出した荷重値Wの移動平均値Waを算出する演算を行う。すなわち、予め移動平均を行うデータ数mを設定しておき、今回検出した荷重値Wと、直前の荷重値W、その1つ前の荷重値W、・・・、を用いることにより、最大でn個の直前データの平均値を算出する処理を行う。なお、平均化処理が解除されてからしばらくの間は、直前データがn個に満たないので、その間はn個以下のデータ数での平均化処理を実行する。
移動平均回数カウント部36は、移動平均処理に用いたデータ数(移動平均回数M)をカウントする処理を行う。このデータ数(移動平均回数M)は、安定状態であるか否かの判定に用いられる。すなわち、移動平均回数Mを予め設定した基準回数Mtとの比較により安定状態を判定する。
個数算出部37は、移動平均処理部35が移動平均値Waを算出したときはこの値Waと単重値Wuとを用いて個数Nwaを算出し、移動平均処理が解除されて移動平均値が出力されていないときはその時点で検出された荷重WであるWと単重値Wuとを用いて個数Nwを算出する演算を行う。すなわち、Wa/Wu(=Nwa)、W/Wu(=Nw)のいずれかを算出し、四捨五入等の整数化を行う。そして算出結果を表示器14に表示する処理を行う。
安定判定部38は、安定性の判定基準として予め設定してある規定回数Mtと、現在の移動平均回数Mとを比較することにより、安定性を評価し、規定回数Mtを超えたときは安定状態と判断して安定マークを表示器14に表示する処理を行う。
次に、本装置による個数測定の際の処理動作を、図2のフローチャートを用いて説明する。
最初に、単重値Wuを記憶させておく(s101)。そのため、被測定物の単重値Wuが既知であるときは入力部15から入力し、既知でない場合は、平均化により単重値の精度を高めるようにして測定するために、N個(複数)の被測定物を計量皿11aに載せるとともに、その個数Nを入力することにより、単重値Wuを算出し、これを単重値記憶部21に記憶させる。
次に、安定状態を判定するために用いる移動平均回数カウンタ値Mを初期化するため、Mを0に設定する(s102)。
次に、移動平均処理を実行(維持)するか否かの判定を行うときの基準となる移動平均開始閾値Wtを、単重値Wuを元に算出する(s103)。具体的には0.4×Wuの値を閾値Wtとして設定する。
次に、測定対象である複数の被測定物を計量皿に載せて、被測定物全体の荷重値Wを採取し、これを今回の荷重値Wとして一時記憶する。初回測定では存在しないが、既に前回測定したときの荷重値WがWとして記憶されているときは、これをWにして記憶するとともに新しい荷重値WをWとして更新する。同様に前回Wとして記憶しているものがあるときは、これをWとして記憶し、同様に、荷重WはWi+1に更新し、Wn−2として記憶しているものはWn−1として記憶する。記憶される荷重値は最大でn個(移動平均の算出に用いる最大の荷重値の数)に設定しているので、前回Wn−1として記憶されていたものは廃棄される(s104)。
次に、荷重変動Wbとして、前回の荷重値Wと今回の荷重値Wの差ΔWを算出し、一時記憶する(s105)。
続いて、移動平均処理を実行(維持)するか解除するかの判定のため、移動平均開始閾値Wtと荷重変動Wbとの比較を行い、Wt>Wbのときは振動だけで追加荷重はないと判定してs107に進み、Wt≦Wbのときは荷重が追加されたと判定してs114に進む(s106)。
s106で追加荷重がないと判定されたときは、移動平均値Waを算出する(S107)。
初回はWのみしかないので、Wを移動平均値とするが、既にW、W、・・、Wが記憶されているときは、これらi個(最大はn個)の平均値を移動平均値として算出する。
算出された移動平均値Waと単重値Wuとに基づいて、個数Nwaを算出し、これを表示器14に表示する(s108)。
続いて、移動平均回数カウンタ値Mを1つ歩進する(s109)。
移動平均回数カウンタ値Mが予め設定されている基準回数Mtに達するか否かを判定し、到達していないときは安定マークを表示すべきでないと判定して表示器14の安定マークを消灯し、到達したときは安定マークを表示すべきと判定して安定マークを表示する(s110、s111、s112)。
以上の動作により、表示器14には、現在算出されている移動平均値Waが表示されるとともに、安定状態のときは安定マークが表示されていることになる。
使用者が、測定終了の入力を行ったか否かを判定し(s113)、測定終了の入力を行っていないときはs104に戻って、同様の処理を続行する。一方、終了の入力を行ったときは測定処理を終了する。
一方、s106で追加荷重があったと判定されたときは、移動平均処理を実行しないようにし、これまで移動平均処理が連続して続けられていたときは、処理を解除する(S114)。
これまで記憶されていた荷重値W、W、・・・があるときは、これらは消去される。
続いて、現在の荷重Wを、そのまま新たに荷重Wとして一時記憶し、(移動平均処理を行わずに)荷重Wと単重値Wuとに基づいて個数Nwを算出する(s115)。
このときは、過去の荷重が消去され、移動平均処理が解除されているので、荷重変動に対する応答性のよい表示が行われている。
続いて、移動平均処理が解除されたので、移動平均回数カウンタ値Mを0にリセットする(s116)。そして再びs104に戻り、同様の処理を続行する。
以上の処理により、被測定物の単重値Wuの大小に関わらず、被測定物の追加による荷重追加がなされていないときは、移動平均処理が実行(維持)され、荷重追加がなされたときは、確実に移動平均処理が解除される。
図3は、上述した電子天びんにより図2の動作を実行したときの測定例を示す図である。図3におけるA区間では計量皿に載置された被測定物の個数は一定であるが、荷重Wは周囲環境の影響を受けて常に変化している。A区間中の移動平均値Waは、Wa1で示されている。そして隣り合う荷重値の差分が荷重変動Wbとなるが、A区間中は振動による少し大きな荷重変動Wb1があっても、閾値Wtを超えるものはない。したがって、移動平均処理が続行・維持されている。
B地点では、計量皿11aに被測定物が1個追加されている。このときの荷重変動Wb2は瞬時に閾値Wtを超えるので、移動平均が解除される。このとき移動平均Waではなく、現在荷重Wを用いて個数計算が行われ、追加荷重に対し高速で応答することができている。
一方、図4、図5は従来方式、すなわち、被測定値に関係なく、予め設定された閾値を用いたときに生じやすい測定例を示す図である。
図4では、閾値が小さすぎる場合であり、追加荷重がない場合でも少し大きな荷重変動Wb1が生じたときに、移動平均処理が解除されてしまっている。このような場合は、安定状態に到達しにくくなる。
図5では、閾値が大きすぎる場合である。追加荷重がない場合は少し大きな荷重変動Wb1があっても問題ないが、追加荷重があったときの荷重変動Wb2が閾値以下になる場合があり、この場合には、移動平均が解除されず、高速な応答が期待できなくなる。
以上説明したとおりであるが、最初、10個の被測定物で単重値を算出し、その後、個数測定を行った結果、30個の被測定物での単重値が算出できた場合のように、計測を繰り返すうちに、より精度の高い単重値を求められることがある。そのような場合は、新しい単重値に更新することになるが、単重値が更新されるごとに、閾値も新しい単重値を元に更新して用いるのが好ましい。
また、被測定物1個の単重値があまりに小さい場合は、振動との区別が困難になるが、被測定物2個あるいは3個を単位として単重値を設定して、2個あるいは3個単位に荷重追加するようにすれば、その場合でも振動と追加荷重とを分けることができる。
本発明は、個数測定の際に、使い勝手のよい移動平均処理を実行する電子天びんを製造する場合に適用できる。

Claims (3)

  1. 計量皿に載置された複数の被測定物全体の荷重値(W)を刻々検出する荷重検出部と、
    検出した荷重値(W)の移動平均値(Wa)を算出する移動平均処理部と、
    検出した荷重値(W)の荷重変動(Wb)を算出する荷重変動算出部と、
    被測定物1つ当たりの質量である単重値(Wu)を記憶する単重値記憶部と、
    単重値(Wu)から移動平均処理を実行するか否かの判定基準となる移動平均開始閾値(Wt)を算出する移動平均開始閾値算出部と、
    移動平均開始閾値(Wt)と荷重変動(Wb)とに基づいて移動平均処理を実行するか否かの判定を行う判定部と、
    移動平均処理が実行されているときは移動平均値(Wa)と単重値(Wu)とに基づいて個数(Nwa)を算出し、また、移動平均処理が解除されているときは荷重値(W)と単重値(Wu)とに基づいて個数(Nw)を算出する個数算出部と、
    算出された個数(Nw、Nwa)を表示する表示部とを備えたことを特徴とする電子天びん。
  2. 移動平均開始閾値算出部は、単重値の20%〜80%の重量を移動平均開始閾値とすることを特徴とする請求項1に記載の電子天びん。
  3. 計量皿に載置された被測定物全体の荷重値(W)と、計量皿に載置された被測定物の個数情報(N)とに基づいて単重値を算出する単重値算出部をさらに設けたことを特徴とする請求項1に記載の電子天びん。
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