JPH0648010Y2 - 組立家屋の壁パネル固定構造 - Google Patents

組立家屋の壁パネル固定構造

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JPH0648010Y2
JPH0648010Y2 JP1989071940U JP7194089U JPH0648010Y2 JP H0648010 Y2 JPH0648010 Y2 JP H0648010Y2 JP 1989071940 U JP1989071940 U JP 1989071940U JP 7194089 U JP7194089 U JP 7194089U JP H0648010 Y2 JPH0648010 Y2 JP H0648010Y2
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善博 河本
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、物置や車庫などの組立家屋における壁パネル
の固定構造に関する。
〔従来の技術〕
第8図は従来の組立家屋における壁パネルの固定構造を
示す(文献不詳)。これでは、上下枠間に固定される柱
(間柱または隅柱)35に、壁パネル36を室内側から嵌め
込んで受け止め、上下に長い押え板37を柱35に室内側か
らボルト38にて締結し、柱35と押え板37とで壁パネル36
を挟み固定している。押え板37の長手(上下)方向の複
数個所には、ボルト38の締付個所に対応して取付座39を
凹設してあり、その板面の左右側縁を二重に折り曲げて
左右にパネル押え壁40を形成していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記の従来例では、平板状のパネル押え壁40で壁パネル
36の室内側を受け止めることになる。その際に、パネル
押え壁40は二つ折りされてはいるが、折り曲げ端が遊端
となっているため、その機械的強度は一枚の部厚い平板
壁と同等でしかない。そのため、例えば第9図に示すよ
うに、壁パネル36に室内側に向かう強風などの外力fが
作用する場合に、パネル押え壁40が押されて隙間eを生
じたり、弾性限界を越えて塑性変形する不具合が認めら
れた。
とくに、壁パネル36が凸弧状に変形する場合には、パネ
ル押え壁40に大きな曲げモーメントMが作用する。しか
も、パネル押え壁40の先端部位が他に先行して、局部的
に変形荷重を受けるため、パネル押え壁40の全体が内向
きの曲げ変形を受けやすい。パネル押え壁40が変形する
と、水密性や気密性が損われるのはもちろんのこと、壁
パネル36がガタ付いて早期に壊れたり騒音発生の原因と
なる。
因に、押え板の板厚を増してその強度を向上することは
容易であるが、この場合は材料コストおよび加工コスト
が増加し、得策ではない。
本考案は、かかる実情に着目して提案されたものであ
り、その目的は壁パネルの固定構造をより強固で堅牢な
ものとし、耐久性の向上を図るにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案では、柱2とこの柱2に対向する室内側の押え板
4とで壁パネル3の内外を挟持し、押え板4を柱2に締
結手段5で固定する組立家屋の壁パネル固定構造におい
て、 柱2は、壁パネル3の外向き移動を規制する左右の挟持
壁7と、両挟持壁7間にあって室内側に突出する締結壁
8と、各挟持壁7の対向する一端と締結壁8の端とを連
結する左右の内側横規制壁9と、各挟持壁7の他端から
室外側へ向かって折り曲げ形成された左右の外側横規制
壁10と、各外側横規制壁10に連続して左右対向状に折り
曲げ形成された外側壁10aとを有する平面視で凸字形断
面の金属製中空枠からなり、 柱2の外側面には、その両外側壁10aにわたって化粧外
装材11が固定されており、 押え板4は、金属板を折り曲げ加工して得られ、柱2の
締結壁8に対向する主壁13と、この主壁13の左右側端に
一連に折り曲げ形成されて前記挟持壁7にそれぞれ対向
する左右の挟持枠14とからなり、 各挟持枠14は先端にそれぞれ外向きに折り曲げ形成した
左右の先端折曲部17を有し、 壁パネル3の側端面に接合部25が上下方向にわたって突
設されており、 該接合部25の室内側の基端に、内外方向の逃げ溝26を上
下方向にわたって凹設し、該接合部25の室外側の外面壁
28を段落ち状に形成してあり、 各挟持枠14の先端折曲部17が各壁パネル3の逃げ溝26内
に入り込む状態で、柱2の締結壁8に押え板4の主壁13
を前記締結手段5で締結することにより、柱2の各挟持
壁7と押え板4の各挟持枠14との間で左右の各壁パネル
3の接合部25がそれぞれ挟持されるようになっており、 柱2を介して左右に隣接する両壁パネル3間には、押え
板4の室内側に該押え板4と締結手段5とを覆う内側化
粧材19が装着されていることを特徴とする。
〔作用〕
柱2の締結壁8に押え板4の主壁13をボルト22などの締
結手段5で固定した状態において、柱2の挟持壁7と押
え板4の挟持枠14とで壁パネル3の端の接合部25を挟持
する。この状態で壁パネル3に加わる外力は挟持枠14が
受ける。そのとき挟持枠14の先端折曲部17は、前記接合
部25の基端に設けた逃げ溝26に入り込んでおり、該接合
部25が先端折曲部17を先当たり状態で押圧しない。従っ
て、押え板4が変形しようとするときのスパン長を短く
して、その変形応力を構造的に増強できる。
また先端折曲部17は逃げ溝26の壁26aに接当係合して組
み付け時や組み付け後にも壁パネル3が内方に向けて大
きく位置ずれしようとしたり、左右横方向へ位置ずれす
る際に、これらの位置ずれを接当規制する。
〔第1実施例〕 第1図ないし第4図は本考案を組立式の物置に適用した
実施例を示す。
第3図において、符号1は上枠である。この上枠1と図
外の下枠との間に、柱(図では間柱)2を固定し、隣接
する柱2・2と上枠1および図外の下枠の四者とで形成
される開口に、室内側から壁パネル3が組み込まれる。
柱2に対して押え板4は室内側から締結手段5で固定
し、柱2と押え板4とで壁パネル3の内外を挟持して固
定する。
第2図において、柱2は平面視で凸字形断面の金属製中
空枠からなり、壁パネル3の外向き移動を規制する挟持
壁7を左右の内側に有し、両挟持壁7・7間の壁面が室
内側に突出して平坦な締結壁8に形成されている。挟持
壁7と締結壁8との間の左右壁面、および挟持壁7に連
続して室外側に向って折り曲げられた左右壁面は、それ
ぞれ壁パネル3の横移動を阻止する横規制壁9・10とし
て機能する。そして、柱2の外側には左右の各外側横規
制壁10に連続する外側壁10aが各挟持壁7と平行にそれ
ぞれ左右対向状に折り曲げ形成されている。柱2の平坦
な外側面には、コ字形断面に形成された鋼板製の化粧外
装材11が左右の両外側壁10aにわたって接着固定されて
いる。
押え板4は、金属板を折り曲げ加工して得られ、柱2の
締結壁8に対向する主壁13を有し、この主壁13の左右側
端に、柱2の前記挟持壁7に向ってコ字形状に開口する
挟持枠14をそれぞれ一体に折り曲げ形成してなる。
この各挟持枠14は、主壁13の左右端に連続する内側壁部
15と、挟持壁7に対向する底壁部16と、該底壁部16の先
端に斜め外向きに折り曲げ連出した先端折曲部17との三
者で断面コ字形に形成されている。
左右の内側壁部15・15と主壁13とで、室内側に向って開
口する溝18を形成してあり、第1図に示すごとく該溝18
を利用して縦長の内側化粧材19が取り付けられる。この
内側化粧材19を圧嵌装着するために、図の前記内側壁部
15・15は傾斜させ、溝18の断面形を奥拡がりの蟻溝に形
成してある。
すなわち内側化粧材19の左右中央部には、上下の長手方
向に連続状または分断状に走る左右一対の弾性脚19a・1
9aを一体に設けてあり、これら弾性脚19a・19aを前記溝
18に室内側から弾性変形させて圧入嵌合すると、前記内
側壁部15・15に該弾性脚19a・19aが抜け止め状に受け止
められる。この内側化粧材19は合板ないしプラスチック
板からなり、柱2を介して左右に隣接する両壁パネル3
間において押え板4および後述する締結手段5のボルト
22をカバーして化粧効果を高めるとともに、いずれも金
属製の柱2および押え板4を介して外部の熱が室内に伝
わるのを遮断し、結露の防止用としても働く。
締結手段5としては、柱2の締結壁8の通孔21aを設け
てこれの内面に溶接されるナット21と、これにねじ込ま
れるボルト22とからなる。ナット21は締結壁8の上下方
向の数個所に適宜間隔で配する。押え板4の主壁13に
は、ナット21の配設位置に対応させてボルト挿通孔23を
それぞれ貫通状に設けてある。
壁パネル3は、薄鋼板からなる外装材の内部に発泡プラ
スチック材を充填してなり、左右の側端面に接合部25が
それぞれ上下方向の全長にわたって突設されている。
接合部25の室内側の基端には、内外方向の逃げ溝26を上
下の長手方向にわたって凹設してあり、この逃げ溝26の
存在で結合部25は断面鉤形を呈する。
第2図において、符号27は逃げ溝26につながる結合部25
の内面壁である。28は該内面壁27に対向するよう段落ち
状に形成した結合部25の外面壁である。内面壁27の左右
幅は挟持枠14の開口幅より僅かに小さく寸法設定してあ
る。
壁パネル3を柱2に接合した状態では、第3図に示すよ
うに、接合部25の外面壁28が挟持壁7で受け止められ
る。同時に、上枠1の下面の突壁1a、および下枠から上
向きに突設した突壁によって、壁パネル3の上下端が受
け止められる。
この状態で、隣接する壁パネル3・3の接合部25・25間
に押え板4の主壁13を室内側から嵌め込むと、左右の挟
持枠14・14が両接合部25・25にそれぞれ被さり、各挟持
枠14の先端折曲部17がそれぞれ各逃げ溝26に入り込む。
この後に、ボルト22を挿通孔23を介してナット21にねじ
込むと、押え板4が柱2側に引き寄せられ、挟持枠14の
底壁部16と挟持壁7とが接合部25を強固に挟み固定す
る。その際に先端折曲部17は傾斜しているため、ボルト
22の締め込み操作で壁パネル3の全体を横規制壁9側に
引き寄せるよう作用し、締結後には壁パネル3が左右横
方向にガタ付くのを防ぐ。
第4図において、いま壁パネル3の外面に押圧力が作用
すると、壁パネル3は仮想線の状態から実線で示すごと
く室内側に向って凸弧状にたわみ変形しようとする。こ
れに伴い、多くの場合は接合部25が柱2の挟持壁7との
接当部先端を支点にして傾き、挟持枠14を室内側に向っ
て押圧する。挟持枠14の先端折曲部17は逃げ溝26内に入
っているので、これが先当たり状態で内方向に向けて直
接に押圧されることはない。
これで挟持枠14は前記押圧力Fで室内側に変形しようと
する。このときの屈曲変形点Pは、押圧力と同じ向きに
曲がっている主壁13と内側壁部15の隣接境界付近に集中
する。そのため、挟持枠14が曲がろうとするときのスパ
ン長Lは、押圧力Fの作用点と屈曲変形点Pを最短距離
で結ぶ長さとなる。このスパン長Lは、従来の押え板に
おけるスパン長に比べて十分に小さい。しかも僅かでは
あるが、押圧力Fの作用点は内面壁27が内側壁部15側に
滑り移動することで、内側壁部15側に近付く。従って、
押圧力Fを一定とした場合は、挟持枠14に作用する曲げ
モーメントが小さくなる。換言すると、板厚が一定のと
きの挟持枠14の変形応力は構造的に増強できる。
この挟持枠14の変形度合いは、せいぜい弾性変形の範囲
内であって塑性変形までには至らない。挟持枠14が更に
内方に向けて変形するような押圧力を受けたり、壁パネ
ル3が左右方向に位置ずれしようとすると、先端折曲部
17が逃げ溝26の壁26aに接当係合して、挟持枠14の変形
および壁パネル3のずれ動きを規制することにもなる。
〔第2実施例〕 第5図は本考案の第2実施例を示しており、この場合の
壁パネル3の外殻壁は、表面にエンボス模様が形成され
た薄鋼板製の外板3aと、化粧合板製の内板3bとで形成し
てある。更に両板3a・3bの左右の各側端間を押出成形材
からなるプラスチック製の端枠30で塞ぎ、内部に発泡プ
ラスチックを充填して壁パネル3を構成した。
この端枠30には、前述したと同様の接合部25および逃げ
溝26が一体に成形されている。逃げ溝26に連続する室内
側の端縁には、突条31を一体に張り出し形成してあり、
左右の突条31・31間に内側化粧材19が抜け止め状に圧入
装着される。
柱2の外面に固定される化粧外装材11は、前記外板3aと
同じエンボス鋼板で形成し、外壁面の地模様を連続させ
て柱2の存在を目立ち難いようにしてある。
このように接合部25がプラスチック成形品である端枠30
と一体に成形されていると、鋼板を折り曲げて接合部25
を形成する場合に比べて、その形状精度を高度化でき
る。そのため、固定状態において、接合部25と柱2、お
よび接合部25と挟持枠14をより緊密に密接させることが
でき、壁パネル3の接合部位における水密性および気密
性を向上できる。
室内と室外とは柱2内の空気層と、押え板4と内側化粧
材19間の空気層と、該化粧材19とで幾重にも遮断されて
おり、特に端枠30がプラスチック製であるから、壁パネ
ル3の接合部位における断熱性を向上でき、押え板4の
室内側表面に結露が生じることもよく防止できる。
〔別実施例〕
第6図(a)・(b)は壁パネル3に関する本考案のそ
れぞれ異なる別実施例を示す。
第6図(a)の例は、端枠30をプラスチック材などで帯
板状に形成し、接合部25および逃げ溝26を、いずれも鋼
板製の外板3aおよび内板3bで形成した。第1実施例で説
明した壁パネル3は、実質的にこの断面構造を採用して
おり、この場合の端枠30も断熱性能を発揮する。
第6図(b)の例は、端枠30を省略し、それぞれ鋼板製
の外板3aおよび内板3bだけで壁パネル3の外殻体を形成
した。
第7図は本考案の更に別実施例を示しており、この場合
の押え板4は主壁13の両端に先端折曲部17・17のみが外
向きに折り曲げ連出された挟持枠14・14を連設したもの
とした。これによっても先端折曲部17が挟持枠14を補強
することにより、初期の目的を達成できる。
第2図に示す通孔21aをねじ孔にして、これにボルト22
が直接に螺合するようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案では、押え板4の主壁13に先
端折曲部17を有する挟持枠14を連設し、この挟持枠14と
柱2の挟持壁7とで壁パネル3の端の接合部25を挟み固
定するようにした。また、接合部25の室内側の基端に逃
げ溝26を設けて、壁パネル3が室内側に向ってたわみ変
形しようとしたとき、挟持枠14の先端折曲部17が接合部
25で押されるのを防止できるようにした。従って、壁パ
ネル3によって押え板4の最先端が直接に内方に向けて
押圧されるのを解消でき、壁パネル3に室内向きの外力
が作用するとき、押え板4が曲がろうとするときのスパ
ン長を従来に比べて十分に小さくでき、かつ先端折曲部
17が挟持枠14を補強することにもなるので、全体として
挟持枠14の変形応力を構造的に増強できる。その結果、
本考案によれば従来構造に比べて壁パネル3をより強固
に固定保持して壁パネル3の接合部位の堅牢度を向上
し、その耐久性を向上するに有利である。
また先端折曲部17はこれ自体の弾性で壁パネル3が内外
方向や左右横方向に位置ずれすることを接当規制するの
で、壁パネル3の接合部位での水密性および気密性を確
保するうえでも有利である。本考案の柱2は平面視で凸
字形断面に折り曲げ形成された金属製中空枠からなり、
その折り曲げ端どうし、すなわち外側壁10a・10aどうし
が外側面で対向するが、柱2の外側面には両外側壁10a
・10aにわたって化粧外装材11が固定されている。従っ
て、外側から見たときの外観は化粧外装材11で柱2の外
側をカバーして良好なものにできる。また、柱2を介し
て左右に隣接する両壁パネル3・3間には押え板4の室
内側に内側化粧材19が装着され、この内側化粧材19で押
え板4と締結手段5とを覆っているので、内側から見た
ときの外観も良好なものにできる。そのうえで、外側の
化粧外装材11、内側化粧材19および押え板4で、柱2の
存在箇所において外部の熱が室内に伝わるのをよく遮断
し、冬期の結露防止などに有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の第1実施例を示してお
り、 第1図は要部の横断平面図、 第2図は各部材を分解した状態での横断平面図、 第3図は一部を破断した斜視図、 第4図は壁パネルの変形状態を説明する横断平面図であ
る。 第5図は本考案の第2実施例を示す要部の横断平面図で
ある。 第6図(a)・(b)は壁パネルに関する本考案のそれ
ぞれ異なる実施例を示す横断平面図である。 第7図は本考案の更に異なる実施例を示す要部の横断平
面図である。 第8図および第9図は従来の壁パネルを示しており、第
8図は要部の横断平面図、第9図は押え板の変形状態を
説明する横断平面図である。 2……柱、 3……壁パネル、 4……押え板、 5……締結手段、 7……挟持壁、 8……締結壁、 13……主壁、 14……挟持枠、 15……内側壁部、 16……底壁部、 17……先端折曲部、 19……内側化粧材、 25……接合部、 26……逃げ溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】柱(2)とこの柱(2)に対向する室内側
    の押え板(4)とで壁パネル(3)の内外を挟持し、押
    え板(4)を柱(2)に締結手段(5)で固定する組立
    家屋の壁パネル固定構造において、 柱(2)は、壁パネル(3)の外向き移動を規制する左
    右の挟持壁(7)と、両挟持壁(7)間にあって室内側
    に突出する締結壁(8)と、各挟持壁(7)の対向する
    一端と締結壁(8)の端とを連結する左右の内側横規制
    壁(9)と、各挟持壁(7)の他端から室外側へ向かっ
    て折り曲げ形成された左右の外側横規制壁(10)と、各
    外側横規制壁(10)に連続して左右対向状に折り曲げ形
    成された外側壁(10a)とを有する平面視で凸字形断面
    の金属製中空枠からなり、 柱(2)の外側面には、その両外側壁(10a)にわたっ
    て化粧外装材(11)が固定されており、 押え板(4)は、金属板を折り曲げ加工して得られ、柱
    (2)の締結壁(8)に対向する主壁(13)と、この主
    壁(13)の左右側端に一連に折り曲げ形成されて前記挟
    持壁(7)にそれぞれ対向する左右の挟持枠(14)とか
    らなり、 各挟持枠(14)は先端にそれぞれ外向きに折り曲げ形成
    した左右の先端折曲部(17)を有し、 壁パネル(3)の側端面に接合部(25)が上下方向にわ
    たって突設されており、 該接合部(25)の室内側の基端に、内外方向の逃げ溝
    (26)を上下方向にわたって凹設し、該接合部(25)の
    室外側の外面壁(28)を段落ち状に形成してあり、 各挟持枠(14)の先端折曲部(17)が各壁パネル(3)
    の逃げ溝(26)内に入り込む状態で、柱(2)の締結壁
    (8)に押え板(4)の主壁(13)を前記締結手段
    (5)で締結することにより、柱(2)の各挟持壁
    (7)と押え板(4)の各挟持枠(14)との間で左右の
    各壁パネル(3)の接合部(25)がそれぞれ挟持される
    ようになっており、 柱(2)を介して左右に隣接する両壁パネル(3)間に
    は、押え板(4)の室内側に該押え板(4)と締結手段
    (5)とを覆う内側化粧材(19)が装着されている組立
    家屋の壁パネル固定構造。
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