JP2003034991A - 固定金具およびこれを用いた建造物用下地構造 - Google Patents

固定金具およびこれを用いた建造物用下地構造

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JP2003034991A JP2002019712A JP2002019712A JP2003034991A JP 2003034991 A JP2003034991 A JP 2003034991A JP 2002019712 A JP2002019712 A JP 2002019712A JP 2002019712 A JP2002019712 A JP 2002019712A JP 2003034991 A JP2003034991 A JP 2003034991A
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Takao Sato
隆夫 佐藤
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Sato Katakoh Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属製下地材を構造部材に固定するために最
適な構造を提供する。 【解決手段】 相対向する2辺8a,8bと、これらの
2辺8a,8bの一端を連結する連結辺8cとからなる
断面コ字状の部材により構成するとともに、前記2辺8
a,8bの開放端部側に、金属製下地材2を挟持固定す
るための抱持部9,9をそれぞれ形成するとともに、前
記2辺8a,8bにおいて前記連結辺8cから所定距離
離れた位置に、構造部材1の一部が挿入される切欠溝1
0,10を形成し且つ前記連結辺8cに螺合されたボル
ト11,11の先端を前記切欠溝10,10に挿入され
た構造部材1の一部に圧接することにより固定するよう
に構成して、構造部材1に対して直交するように配置さ
れた金属製下地材2が構造部材1に簡単且つ強固に結合
できるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本願発明は、鉄骨建築物の下
地構造において用いられる固定金具およびこれを用いた
建造物用下地構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄骨建築物の下地構造としては、図16
に示すように、鋼製の構造部材1(例えば、H型鋼等)
にボルト挿通穴を形成したアングルピース3を溶接固定
し、軽量型鋼2(例えば、C型鋼等)にボルト穴をあ
け、前記アングルピース3のボルト挿通穴および軽量型
鋼2のボルト穴に通されたボルト4をナット5で締め付
けて固定するようにしたものが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した構
造の場合、構造部材の胴縁位置に予めアングルピースを
溶接しておかなくてはならないとともに、軽量型鋼にも
予め決められた位置を割り付けして穴明け加工をしてお
かなくてはならない。このため、下地構造の施工前の段
階において、多くの時間と労力が必要となるばかりでな
く、現場組立時において穴位置が合わなくなる場合が多
々あり、加工を再度やり直す等の不具合が生じていた。
従って、使用範囲が狭められ且つ限定されることとな
り、組立時間および組立工数がかさむこととなる。
【0004】一方、近年、下地材(例えば、胴縁や母屋
材)として、従来から多用されている一方が開放された
C型鋼に代えて、全面が閉鎖されている金属製四角筒が
採用されるようになってきている。この金属製四角筒
は、全面が閉鎖されているため、上記した従来の結合方
法を採用することができない。
【0005】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、金属製下地材を構造部材に固定するために最適な
固定金具を提供することを第1の目的とし、このような
固定金具を用いて低コストで頑丈な建造物用下地構造を
提供することを第2の目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記課題を解決するための手段として、構造部材1と、該
構造部材1に対して直交するように配置された金属製下
地材2とを結合する固定金具を、相対向する2辺8a,
8bと、これらの2辺8a,8bの一端を連結する連結
辺8cとからなる断面コ字状の部材により構成するとと
もに、前記2辺8a,8bの開放端部側に、前記金属製
下地材2を挟持固定するための抱持部9,9をそれぞれ
形成するとともに、前記2辺8a,8bにおいて前記連
結辺8cから所定距離離れた位置に、前記構造部材1の
一部が挿入される切欠溝10,10を形成し且つ前記連
結辺8cに螺合されたボルト11,11の先端を前記切
欠溝10,10に挿入された構造部材1の一部に圧接す
ることにより固定するように構成している。
【0007】上記のように構成したことにより、相対向
する2辺8a,8bを連結する連結辺8cに螺合された
ボルト11,11の先端を前記2辺8a,8bに形成さ
れた切欠溝10,10に挿入された構造部材1の一部に
圧接することにより固定した後、前記2辺8a,8bの
抱持部9,9に金属製下地材2を挟持固定すると、構造
部材1に対して直交するように配置された金属製下地材
2が構造部材1に簡単且つ強固に結合されることとな
る。この場合、前以て溶接や穴明けを行う必要が全くな
く、しかも現場における再加工の必要もなくなり、組立
時間および組立工数を大幅に低減できる。
【0008】請求項2の発明におけるように、請求項1
記載の固定金具において、前記連結辺8cに、前記ボル
ト11,11に螺合される螺合部材30,30が嵌挿さ
れる凹溝27を形成した場合、連結辺8cに形成された
凹溝27に嵌挿された螺合部材30,30に対してボル
ト11,11を螺合させることにより、固定金具Tの構
造部材1への取付が行われることとなり、ボルト11,
11を直接連結辺8cに螺合させる場合には必要とされ
ていた、ボルト螺合穴を形成するためのバーリング加工
を必要としなくなるとともに、凹溝27が連結辺8cの
剛性を強化する補強リブとして機能することとなるた
め、連結辺8cに特別な補強構造を設ける必要がなくな
り、加工コストを大幅に低減できる。
【0009】請求項3の発明におけるように、請求項1
記載の固定金具において、前記連結辺8cに、前記ボル
ト11,11の螺合部を挟むようにして前記2辺8a,
8bとの連結部に向かって延びる複数の補強用ビード1
3,13・・を形成した場合、連結辺8cにおける剛性
が強化される。
【0010】請求項4の発明におけるように、請求項
1、2および3のいずれか一項記載の固定金具におい
て、前記2辺8a,8bに、前記切欠溝10,10を囲
むようにして補強用ビード17,17をそれぞれ形成し
た場合、切欠溝10,10の周辺部の剛性が強化され
る。
【0011】請求項5の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、多数平行に配置された構造部材1,
1・・と、該構造部材1,1・・に直交するように多数
平行に配置された金属製下地材2,2・・と、該金属製
下地材2,2・・と前記構造部材1,1・・とを結合す
る固定金具T,T・・とを備えた建造物用下地構造にお
いて、前記各固定金具Tを、相対向する2辺8a,8b
と、これらの2辺8a,8bの一端を連結する連結辺8
cとからなる断面コ字状の部材により構成するととも
に、前記2辺8a,8bの開放端部側に、前記金属製下
地材2を挟持固定するための抱持部9,9をそれぞれ形
成するとともに、前記2辺8a,8bにおいて前記連結
辺8cから所定距離離れた位置に、前記構造部材1の一
部が挿入される切欠溝10,10を形成し且つ前記連結
辺8cに螺合されたボルト11,11の先端を前記切欠
溝10,10に挿入された構造部材1の一部に圧接する
ことにより固定するように構成している。
【0012】上記のように構成したことにより、構造部
材1に金属製下地材2を固定するに当たって、相対向す
る2辺8a,8bを連結する連結辺8cに螺合されたボ
ルト11,11の先端を前記2辺8a,8bに形成され
た切欠溝10,10に挿入された構造部材1の一部に圧
接することにより固定した後、前記2辺8a,8bの抱
持部9,9に金属製下地材2を挟持固定すると、構造部
材1に対して直交するように配置された金属製下地材2
が構造部材1に簡単且つ強固に結合されることとなる。
この場合、前以て溶接や穴明けを行う必要が全くなく、
しかも現場における再加工の必要もなくなり、組立時間
および組立工数を大幅に低減できる。
【0013】請求項6の発明におけるように、請求項5
記載の建造物用下地構造において、前記連結辺8cに、
前記ボルト11,11に螺合される螺合部材30,30
が嵌挿される凹溝27を形成した場合、連結辺8cに形
成された凹溝27に嵌挿された螺合部材30,30に対
してボルト11,11を螺合させることにより、固定金
具Tの構造部材1への取付が行われることとなり、ボル
ト11,11を直接連結辺8cに螺合させる場合には必
要とされていた、ボルト螺合穴を形成するためのバーリ
ング加工を必要としなくなるとともに、凹溝27が連結
辺8cの剛性を強化する補強リブとして機能することと
なるため、連結辺8cに特別な補強構造を設ける必要が
なくなり、加工コストを大幅に低減できる。
【0014】請求項7の発明におけるように、請求項5
記載の建造物用下地構造において、前記連結辺8cに、
前記ボルト11,11の螺合部を挟むようにして前記2
辺8a,8bとの連結部に向かって延びる複数の補強用
ビード13,13・・を形成した場合、連結辺8cの剛
性が強化される。
【0015】請求項8の発明におけるように、請求項
5、6および7のいずれか一項記載の建造物用下地構造
において、前記2辺8a,8bに、前記切欠溝10,1
0を囲むようにして補強用ビード17,17をそれぞれ
形成した場合、切欠溝10,10の周辺部の剛性が強化
される。
【0016】請求項9の発明におけるように、請求項
5、6、7および8のいずれか一項記載の建造物用下地
構造において、前記金属製下地材2として、金属製四角
筒を用いた場合、全面が閉鎖されている金属製四角筒で
あっても抱持部9,9によって抱持された状態で固定さ
れることとなるため、簡単且つ強固な下地構造が得られ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本願
発明の幾つかの好適な実施の形態について詳述する。
【0018】第1の実施の形態 図1ないし図6には、本願発明の第1の実施の形態にか
かる固定金具および建造物用下地構造が示されている。
【0019】この建造物用下地構造は、図5および図6
に示す外壁用の下地構造、あるいは図7に示す屋根用の
下地構造とされている。
【0020】図5に示す外壁用下地構造は、外壁構造を
支えるべく所定間隔で立設されたH型鋼からなる構造部
材1,1・・の外面に、該構造部材1,1・・と直交す
るように金属製下地材である金属製四角筒2,2・・を
上下に所定間隔で並べ、これらの金属製四角柱2,2・
・を前記構造部材1,1・・に対して後述する固定金具
T,T・・により固定するようにしている。符号6は外
壁用板材である。
【0021】また、図6に示す外壁用下地構造は、外壁
構造を支えるべく所定間隔で上下方向に架設されたH型
鋼からなる構造部材1,1・・の外面に、該構造部材
1,1・・と直交するようにランナ7に対して所定間隔
で建て込まれた金属製下地材である金属製四角筒2,2
・・を後述する固定金具T,T・・により固定するよう
にしている。
【0022】さらに、図7に示す屋根用下地構造は、屋
根構造を支えるべく所定間隔で配置されたH型鋼からな
る構造部材1,1・・上に、該構造部材1,1・・と直
交するように金属製四角柱2,2・・を軒先から棟に向
かって所定間隔で並べ、これらの金属製四角柱2,2・
・を前記構造部材1,1・・に対して後述する固定金具
T,T・・により固定するようにしている。符号25は
屋根用波板である。
【0023】前記各固定金具Tは、図1および図2に示
すように、相対向する2辺8a,8bと、これらの2辺
8a,8bの一端を連結する連結辺8cとからなる断面
コ字状の部材により構成されており、前記2辺8a,8
bの開放端部側には、前記金属製下地材2を挟持固定す
るための抱持部9,9をそれぞれ形成するとともに、前
記2辺8a,8bにおいて前記連結辺8cから所定距離
離れた位置には、前記構造部材1の一部(具体的には、
H型鋼の縁部1a)が挿入される切欠溝10,10が形
成されている。そして、前記連結辺8cに螺合された2
本のボルト11,11の先端を前記切欠溝10,10に
挿入された前記H型鋼の縁部1aに圧接することにより
固定するように構成されている。つまり、前記2辺8
a,8bにおける切欠溝10,10から開放端部側にか
けての部分が金属製下地材2を挟持固定するための抱持
部9,9とされているのである。
【0024】前記連結辺8cには、前記ボルト11,1
1を螺合させるボルト穴12,12が前記各切欠溝10
の長さ方向に対応するように形成されており、前記ボル
ト11,11の螺合部となるボルト穴12,12を挟む
ようにして前記2辺8a,8bとの連結部(換言すれ
ば、屈曲部位)に向かって延びる複数の補強用ビード1
3,13・・が形成されている。該各補強用ビード13
は、連結辺8cの面から凹陥させた形状とされている。
このようにすると、連結辺8cにおける剛性が強化され
ることとなるとともに、連結辺8cの外面に出っ張った
部分がなくなり、ボルト11に螺着されるナット24の
着座面を容易に確保することができる。符号14は連結
辺8cから2辺8a,8bにかけての屈曲部位の剛性を
強化するために形成された補強用ビードである。
【0025】また、前記2辺8a,8bには、抱持部
9,9に挟持固定される金属製下地材2を固定するため
のビス15,15・・を挿通させるためのビス穴16,
16・・が所定間隔をあけて抱持部9,9の延設方向に
並ぶように2列で形成されている。そして、この2辺8
a,8bには、前記切欠溝10,10をそれぞれ囲むと
ともに前記ビス穴16,16・・の間に向かって延びる
補強用ビード17,17がそれぞれ形成されている。こ
の各補強用ビード17は、2辺8a,8bの面から突出
した形状とされている。このようにすると、切欠溝1
0,10の周辺部およびビス穴形成部分の剛性が強化さ
れることとなるとともに、抱持部9,9の内面に出っ張
った部分がなくなり、金属製下地材2を確実に挟持でき
る。なお、本実施の形態においては、前記補強用ビード
17において抱持部9側に形成された部分には、後に説
明するが、金属製下地材2としてC型鋼を採用した場合
に、該C型鋼2を抱持部9,9に固定するためのボルト
22を挿通するために該抱持部9の延設方向に長い長穴
18が形成されている。
【0026】ところで、上記金属製下地材2としては、
図1に示す角形鋼管を採用してもよいが、図3に示すよ
うに、所定の幅に切断された金属板をその両端がコーナ
の一点において接するように四角筒状に折曲して構成さ
れており、前記金属板の一方の端部には、前記金属製四
角筒2の内側に折曲され、さらにその先端部が外側に向
かって折曲されてなる逆J字状折曲部20が設けられ、
前記金属板の他方の端部には、内側に逆U字状に折曲さ
れてなる逆U字状折曲部21が設けられており、両者を
連続して嵌合圧着せしめて上下方向に連続するコーナ型
接続部19として成形されたものを採用することもでき
る。
【0027】また、金属製下地材2としては、上記した
角形鋼管や金属製四角筒以外にも、従来から使用されて
いるC型鋼を採用することもできる。
【0028】この場合、図4に示すように、C型鋼2に
おける側面2a,2bに対して抱持部9,9がビス1
5,15・・により固定されるが、前記側面2a,2b
のうちの一方側2bは開放されている。そこで、抱持部
9,9に形成されている長穴18,18に挿通されるボ
ルト22をC型鋼2の一方の側面2aを貫通させてナッ
ト23で締結固定するようにしてもよい。
【0029】上記構成の固定金具Tを用いた建造物用下
地構造(例えば、図5に示す外壁用下地構造)について
説明する。
【0030】まず、前述したように、外壁構造を支える
べく所定間隔で配置された構造部材1,1・・上の所定
位置に固定金具T,T・・を取り付ける。この固定金具
Tの取付は、構造部材1の一部であるH型鋼の縁部1a
を切欠溝10,10に挿入し、連結辺8cに螺合された
ボルト11,11の先端を前記2辺8a,8bに形成さ
れた切欠溝10,10に挿入された構造部材1の一部
(即ち、H型鋼の縁部1a)に圧接することにより固定
した後、前記2辺8a,8bの抱持部9,9に金属製四
角筒2を挟持固定することにより行われる。すると、構
造部材1,1・・に対して直交するように配置された金
属製四角筒2,2・・が構造部材1,1・・に簡単且つ
強固に結合されることとなる。この場合、前以て溶接や
穴明けを行う必要が全くなく、しかも現場における再加
工の必要もなくなり、組立時間および組立工数を大幅に
低減できる。
【0031】第2の実施の形態 図8ないし図15には、本願発明の第2の実施の形態に
かかる固定金具および建造物用下地構造が示されてい
る。
【0032】この建造物用下地構造は、例えば、図15
に示す倉庫店舗等の2階簡易床用の下地構造とされてい
る。この2階簡易床用下地構造は、床構造を支えるべく
所定間隔で水平に配置されたH型鋼からなる構造部材
1,1・・上に、該構造部材1,1・・と直交するよう
に金属製四角筒2,2・・を所定間隔で並べ、これらの
金属製四角筒2,2・・を前記構造部材1,1・・に対
して後述する固定金具T,T・・により固定するように
している。26は床材である。
【0033】前記各固定金具Tは、第1の実施の形態に
おけると略同構造とされており、図8および図9に示す
ように、相対向する2辺8a,8bと、これらの2辺8
a,8bの一端を連結する連結辺8cとからなる断面コ
字状の部材により構成されている。
【0034】前記2辺8a,8bの開放端部側には、前
記金属製下地材2を挟持固定するための抱持部9,9を
それぞれ形成するとともに、前記2辺8a,8bにおい
て前記連結辺8cから所定距離離れた位置には、前記構
造部材1の一部(具体的には、H型鋼の縁部1a)が挿
入される切欠溝10,10が形成されている。該切欠溝
10,10の切欠幅は、前記構造部材1の一部(即ち、
H型鋼の縁部1a)の厚さより大きく設定されている。
このようにした理由は、切欠溝10,10に対して構造
部材1の一部であるH型鋼の縁部1aを挿入し易くなる
からである。
【0035】一方、前記連結辺8cの中央部には、凹溝
27が形成されており、該凹溝27の底面における所定
位置(前記各切欠溝10の長さ方向に対応する位置)に
は、ボルト挿通部となる切欠穴28とばか穴29とが形
成されている。この凹溝27内には、固定金具Tを構造
部材1の一部であるH型鋼の縁部1aに取り付けるため
のボルト11,11が螺合される螺合部材として作用す
るナット30,30が前記切欠穴28およびばか穴29
にそれぞれ対応した状態で嵌挿されることとなってい
る。図11および図12に示す場合、穴29に対応する
ナット30には、凹溝27内に嵌挿された状態でボルト
11が螺合されるが、切欠穴28に対応するナット30
は、予めボルト11の所定部位(例えば、固定金具Tを
取り付ける状態の少し手前)までナット30を螺合さ
せ、その状態で切欠穴28の開放端からボルト11を挿
入させてナット30を所定位置に嵌挿させ、その後ボル
ト11を最後まで螺合させることとなっている。このよ
うにすると、ボルト11が長くとも、少なくとも1本の
ボルト11は、現地での螺合操作を簡略化できることと
なり、作業性が向上する。なお、図13および図14に
示すように、凹溝27の底面に長い切欠穴28を形成し
て、ナット30,30をそれぞれ所定位置まで螺合させ
たボルト11,11を切欠穴28の開放端から挿入する
ようにしてもよく、その場合、強度が若干低下するおそ
れがあるが、作業性はより一層向上することとなる。
【0036】そして、前記ナット30,30に螺合され
た2本のボルト11,11の先端を前記切欠溝10,1
0に挿入された前記H型鋼の縁部1aに圧接することに
より固定金具Tを固定するように構成されている。つま
り、前記2辺8a,8bにおける切欠溝10,10から
開放端部側にかけての部分が金属製下地材2を挟持固定
するための抱持部9,9とされているのである。このよ
うにすると、凹溝27が、ナット30,30を嵌挿固定
する作用と連結辺8cの剛性を強化する補強リブとして
の作用とを発揮することができる。符号31はスプリン
グワッシャ、32はナットである。
【0037】また、前記2辺8a,8bには、抱持部
9,9に挟持固定される金属製下地材2を固定するため
のビス15,15・・を挿通させるためのビス穴16,
16・・が所定間隔をあけて抱持部9,9の延設方向に
並ぶように2列で形成されている。そして、この2辺8
a,8bには、前記切欠溝10,10をそれぞれ囲むと
ともに前記ビス穴16,16・・の間に向かって延びる
補強用ビード17,17がそれぞれ形成されている。こ
の各補強用ビード17は、2辺8a,8bの面から突出
した形状とされている。このようにすると、切欠溝1
0,10の周辺部およびビス穴形成部分の剛性が強化さ
れることとなるとともに、抱持部9,9の内面に出っ張
った部分がなくなり、金属製下地材2を確実に挟持でき
る。符号35は抱持部9,9におけるビス穴16,16
・・の外側に形成された補強用ビードである。
【0038】ところで、上記金属製下地材2としては、
第1の実施の形態において使用した角形鋼管あるいは金
属製四角筒が採用される。また、金属製下地材2として
は、従来から使用されているC型鋼を採用することもで
きるが、その場合、第1の実施の形態において説明した
と同様に、抱持部にボルト挿通用の長穴を形成する必要
がある。
【0039】上記構成の固定金具Tを用いた建造物用下
地構造(例えば、図15に示す2階簡易床用下地構造)
について説明する。
【0040】まず、前述したように、2階簡易床構造を
支えるべく所定間隔で配置された構造部材1,1・・上
の所定位置に固定金具T,T・・を取り付ける。この固
定金具Tの取付は、構造部材1の一部であるH型鋼の縁
部1aを切欠溝10,10に挿入し、連結辺8cに形成
された凹溝27において切欠穴28およびばか穴29に
対応して嵌挿されたナット30,30に螺合されたボル
ト11,11の先端を前記2辺8a,8bに形成された
切欠溝10,10に挿入された構造部材1の一部(即
ち、H型鋼の縁部1a)に圧接することにより固定した
後、前記2辺8a,8bの抱持部9,9に金属製四角筒
2を挟持固定することにより行われる。すると、構造部
材1,1・・に対して直交するように配置された金属製
四角筒2,2・・が構造部材1,1・・に簡単且つ強固
に結合されることとなる(図10参照)。この場合、前
以て溶接や穴明けを行う必要が全くなく、しかも現場に
おける再加工の必要もなくなり、組立時間および組立工
数を大幅に低減できる。ここでは、金属製四角筒2の水
平度を出すために、金属製四角筒2とH型鋼の縁部1a
との間にクサビ形の一対の合成樹脂製のスライダー3
3,34が介設されている。このスライダー33,34
は、その重合度を調整することにより、高さが変えられ
ることとなっている。
【0041】ところで、連結辺8cに形成された凹溝2
7に嵌挿されたナット30,30に対してボルト11,
11を螺合させることにより、固定金具Tの構造部材1
への取付が行われるようにしているので、第1の実施の
形態におけるようにボルト11,11を直接連結辺8c
に螺合させる場合には必要とされていたボルト螺合穴を
形成するためのバーリング加工を必要としなくなるとと
もに、凹溝27が連結辺8cの剛性を強化する補強リブ
として機能することとなるため、連結辺8cに特別な補
強構造を設ける必要がなくなり、加工コストを大幅に低
減できる。
【0042】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、構造部材1
と、該構造部材1に対して直交するように配置された金
属製下地材2とを結合する固定金具を、相対向する2辺
8a,8bと、これらの2辺8a,8bの一端を連結す
る連結辺8cとからなる断面コ字状の部材により構成す
るとともに、前記2辺8a,8bの開放端部側に、前記
金属製下地材2を挟持固定するための抱持部9,9をそ
れぞれ形成するとともに、前記2辺8a,8bにおいて
前記連結辺8cから所定距離離れた位置に、前記構造部
材1の一部が挿入される切欠溝10,10を形成し且つ
前記連結辺8cに螺合されたボルト11,11の先端を
前記切欠溝10,10に挿入された構造部材1の一部に
圧接することにより固定するように構成して、相対向す
る2辺8a,8bを連結する連結辺8cに螺合されたボ
ルト11,11の先端を前記2辺8a,8bに形成され
た切欠溝10,10に挿入された構造部材1の一部に圧
接することにより固定した後、前記2辺8a,8bの抱
持部9,9に金属製下地材2を挟持固定するようにした
ので、構造部材1に対して直交するように配置された金
属製下地材2が構造部材1に簡単且つ強固に結合される
こととなり、前以て溶接や穴明けを行う必要が全くな
く、しかも現場における再加工の必要もなくなり、組立
時間および組立工数を大幅に低減できるという効果があ
る。
【0043】請求項2の発明におけるように、請求項1
記載の固定金具において、前記連結辺8cに、前記ボル
ト11,11に螺合される螺合部材30,30が嵌挿さ
れる凹溝27を形成した場合、連結辺8cに形成された
凹溝27に嵌挿された螺合部材30,30に対してボル
ト11,11を螺合させることにより、固定金具Tの構
造部材1への取付が行われることとなり、ボルト11,
11を直接連結辺8cに螺合させる場合には必要とされ
ていた、ボルト螺合穴を形成するためのバーリング加工
を必要としなくなるとともに、凹溝27が連結辺8cの
剛性を強化する補強リブとして機能することとなるた
め、連結辺8cに特別な補強構造を設ける必要がなくな
り、加工コストを大幅に低減できる。
【0044】請求項3の発明におけるように、請求項1
記載の固定金具において、前記連結辺8cに、前記ボル
ト11,11の螺合部を挟むようにして前記2辺8a,
8bとの連結部に向かって延びる複数の補強用ビード1
3,13・・を形成した場合、連結辺8cにおける剛性
が強化される。
【0045】請求項4の発明におけるように、請求項
1、2および3のいずれか一項記載の固定金具におい
て、前記2辺8a,8bに、前記切欠溝10,10を囲
むようにして補強用ビード17,17をそれぞれ形成し
た場合、切欠溝10,10の周辺部の剛性が強化され
る。
【0046】請求項5の発明によれば、多数平行に配置
された構造部材1,1・・と、該構造部材1,1・・に
直交するように多数平行に配置された金属製下地材2,
2・・と、該金属製下地材2,2・・と前記構造部材
1,1・・とを結合する固定金具T,T・・とを備えた
建造物用下地構造において、前記各固定金具Tを、相対
向する2辺8a,8bと、これらの2辺8a,8bの一
端を連結する連結辺8cとからなる断面コ字状の部材に
より構成するとともに、前記2辺8a,8bの開放端部
側に、前記金属製下地材2を挟持固定するための抱持部
9,9をそれぞれ形成するとともに、前記2辺8a,8
bにおいて前記連結辺8cから所定距離離れた位置に、
前記構造部材1の一部が挿入される切欠溝10,10を
形成し且つ前記連結辺8cに螺合されたボルト11,1
1の先端を前記切欠溝10,10に挿入された構造部材
1の一部に圧接することにより固定するように構成し
て、構造部材1に金属製下地材2を固定するに当たっ
て、相対向する2辺8a,8bを連結する連結辺8cに
螺合されたボルト11,11の先端を前記2辺8a,8
bに形成された切欠溝10,10に挿入された構造部材
1の一部に圧接することにより固定した後、前記2辺8
a,8bの抱持部9,9に金属製下地材2を挟持固定す
るようにしたので、構造部材1に対して直交するように
配置された金属製下地材2が構造部材1に簡単且つ強固
に結合されることとなり、前以て溶接や穴明けを行う必
要が全くなく、しかも現場における再加工の必要もなく
なり、組立時間および組立工数を大幅に低減できるとい
う効果がある。
【0047】請求項6の発明におけるように、請求項5
記載の建造物用下地構造において、前記連結辺8cに、
前記ボルト11,11に螺合される螺合部材30,30
が嵌挿される凹溝27を形成した場合、連結辺8cに形
成された凹溝27に嵌挿された螺合部材30,30に対
してボルト11,11を螺合させることにより、固定金
具Tの構造部材1への取付が行われることとなり、ボル
ト11,11を直接連結辺8cに螺合させる場合には必
要とされていた、ボルト螺合穴を形成するためのバーリ
ング加工を必要としなくなるとともに、凹溝27が連結
辺8cの剛性を強化する補強リブとして機能することと
なるため、連結辺8cに特別な補強構造を設ける必要が
なくなり、加工コストを大幅に低減できる。
【0048】請求項7の発明におけるように、請求項5
記載の建造物用下地構造において、前記連結辺8cに、
前記ボルト11,11の螺合部を挟むようにして前記2
辺8a,8bとの連結部に向かって延びる複数の補強用
ビード13,13・・を形成した場合、連結辺8cの剛
性が強化される。
【0049】請求項8の発明におけるように、請求項
5、6および7のいずれか一項記載の建造物用下地構造
において、前記2辺8a,8bに、前記切欠溝10,1
0を囲むようにして補強用ビード17,17をそれぞれ
形成した場合、切欠溝10,10の周辺部の剛性が強化
される。
【0050】請求項9の発明におけるように、請求項
5、6、7および8のいずれか一項記載の建造物用下地
構造において、前記金属製下地材2として、金属製四角
筒を用いた場合、全面が閉鎖されている金属製四角筒で
あっても抱持部9,9によって抱持された状態で固定さ
れることとなるため、簡単且つ強固な下地構造が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態にかかる固定金具
を用いた建造物用下地構造の要部を示す断面図である。
【図2】本願発明の第1の実施の形態にかかる固定金具
の拡大斜視図である。
【図3】本願発明の第1の実施の形態にかかる建造物用
下地構造に用いられる金属製四角筒の斜視図である。
【図4】本願発明の第1の実施の形態にかかる固定金具
を用いた建造物用下地構造の他の例を示す断面図であ
る。
【図5】本願発明の第1の実施の形態にかかる建造物用
下地構造である外壁用下地構造の一例を示す斜視図であ
る。
【図6】本願発明の第1の実施の形態にかかる建造物用
下地構造である外壁用下地構造の他の一例を示す斜視図
である。
【図7】本願発明の第1の実施の形態にかかる建造物用
下地構造である屋根用下地構造を示す斜視図である。
【図8】本願発明の第2の実施の形態にかかる固定金具
を用いた建造物用下地構造の要部を示す断面図である。
【図9】本願発明の第2の実施の形態にかかる固定金具
の拡大斜視図である。
【図10】本願発明の第2の実施の形態にかかる建造物
用下地構造の要部を示す拡大斜視図である。
【図11】本願発明の第2の実施の形態にかかる固定金
具の拡大平面図である。
【図12】本願発明の第2の実施の形態にかかる固定金
具の下部拡大斜視図である。
【図13】本願発明の第2の実施の形態にかかる固定金
具の変形例を示す拡大平面図である。
【図14】本願発明の第2の実施の形態にかかる固定金
具の変形例を示す下部拡大斜視図である。
【図15】本願発明の第2の実施の形態にかかる建造物
用下地構造である2階簡易床用下地構造を示す斜視図で
ある。
【図16】従来の固定金具を用いた建造物用下地構造の
要部を示す断面図である。
【符号の説明】
1は構造部材、2は金属製下地材(金属製四角筒)、8
a,8bは辺、8cは連結辺、9は抱持部、10は切欠
溝、11はボルト、12はボルト穴、13は補強用ビー
ド、17は補強用ビード、27は凹溝、28は切欠穴、
29はばか穴、30は螺合部材(ナット)、Tは固定金
具。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E002 NB01 PA01 QB06 2E125 AA03 AA13 AA23 AB01 AB16 AC14 AC15 AG12 BB11 BB13 BB14 BB17 BB22 BC06 BD01 BE02 BE03 BE05 BF01 CA02 CA05 DA03 EA01 3J039 AA09 BB02 GA04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造部材(1)と、該構造部材(1)に
    対して直交するように配置された金属製下地材(2)と
    を結合する固定金具であって、相対向する2辺(8
    a),(8b)と、これらの2辺(8a),(8b)の
    一端を連結する連結辺(8c)とからなる断面コ字状の
    部材により構成するとともに、前記2辺(8a),(8
    b)の開放端部側には、前記金属製下地材(2)を挟持
    固定するための抱持部(9),(9)をそれぞれ形成す
    るとともに、前記2辺(8a),(8b)において前記
    連結辺(8c)から所定距離離れた位置には、前記構造
    部材(1)の一部が挿入される切欠溝(10),(1
    0)を形成し且つ前記連結辺(8c)に螺合されたボル
    ト(11),(11)の先端を前記切欠溝(10),
    (10)に挿入された構造部材(1)の一部に圧接する
    ことにより固定するように構成したことを特徴とする固
    定金具。
  2. 【請求項2】 前記連結辺(8c)には、前記ボルト
    (11),(11)に螺合される螺合部材(30),
    (30)が嵌挿される凹溝(27)を形成したことを特
    徴とする前記請求項1記載の固定金具。
  3. 【請求項3】 前記連結辺(8c)には、前記ボルト
    (11),(11)の螺合部を挟むようにして前記2辺
    (8a),(8b)との連結部に向かって延びる複数の
    補強用ビード(13),(13)・・を形成したことを
    特徴とする前記請求項1記載の固定金具。
  4. 【請求項4】 前記2辺(8a),(8b)には、前記
    切欠溝(10),(10)を囲むようにして補強用ビー
    ド(17),(17)をそれぞれ形成したことを特徴と
    する前記請求項1、2および3のいずれか一項記載の固
    定金具。
  5. 【請求項5】 多数平行に配置された構造部材(1),
    (1)・・と、該構造部材(1),(1)・・に直交す
    るように多数平行に配置された金属製下地材(2),
    (2)・・と、該金属製下地材(2),(2)・・と前
    記構造部材(1),(1)・・とを結合する固定金具
    (T),(T)・・とを備えた建造物用下地構造であっ
    て、前記各固定金具(T)を、相対向する2辺(8
    a),(8b)と、これらの2辺(8a),(8b)の
    一端を連結する連結辺(8c)とからなる断面コ字状の
    部材により構成するとともに、前記2辺(8a),(8
    b)の開放端部側には、前記金属製下地材(2)を挟持
    固定するための抱持部(9),(9)をそれぞれ形成す
    るとともに、前記2辺(8a),(8b)において前記
    連結辺(8c)から所定距離離れた位置には、前記構造
    部材(1)の一部が挿入される切欠溝(10),(1
    0)を形成し且つ前記連結辺(8c)に螺合されたボル
    ト(11),(11)の先端を前記切欠溝(10),
    (10)に挿入された構造部材(1)の一部に圧接する
    ことにより固定するように構成したことを特徴とする建
    造物用下地構造。
  6. 【請求項6】 前記連結辺(8c)には、前記ボルト
    (11),(11)に螺合される螺合部材(30),
    (30)が嵌挿される凹溝(27)を形成したことを特
    徴とする前記請求項5記載の建造物用下地構造。
  7. 【請求項7】 前記連結辺(8c)には、前記ボルト
    (11),(11)の螺合部を挟むようにして前記二辺
    (8a),(8b)との連結部に向かって延びる複数の
    補強用ビード(13),(13)・・を形成したことを
    特徴とする前記請求項5記載の建造物用下地構造。
  8. 【請求項8】 前記2辺(8a),(8b)には、前記
    切欠溝(10),(10)を囲むようにして補強用ビー
    ド(17),(17)をそれぞれ形成したことを特徴と
    する前記請求項5、6および7のいずれか一項記載の建
    造物用下地構造。
  9. 【請求項9】 前記金属製下地材(2)として、金属製
    四角筒を用いたことを特徴とする前記請求項5、6、7
    および8のいずれか一項記載の建造物用下地構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012077510A (ja) * 2010-10-01 2012-04-19 Sekisui Chem Co Ltd 外壁パネルの取付構造およびそれを用いたユニット建物の製造方法
CN102425254A (zh) * 2011-09-29 2012-04-25 湖南省金为型材有限公司 基于悬挂式幕墙的龙骨连接装置
KR102166208B1 (ko) * 2020-01-06 2020-10-15 주식회사 태일이엔지 멍에클램프

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