JPH0630992U - 操作部着脱装置 - Google Patents

操作部着脱装置

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JPH0630992U
JPH0630992U JP6241492U JP6241492U JPH0630992U JP H0630992 U JPH0630992 U JP H0630992U JP 6241492 U JP6241492 U JP 6241492U JP 6241492 U JP6241492 U JP 6241492U JP H0630992 U JPH0630992 U JP H0630992U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作部着脱装置の小形化により製造コストの
低減を図ると共に、操作部の小形化により、携帯性を高
めて優れた盗難防止効果を確保する。 【構成】 操作部5に突起部7b及び係合溝8が形成さ
れる。機器本体4に操作部5に当接する枠部6と、操作
部5を押し出す押圧機構26とが設けられる。枠部6に
フックプレート12を備えた解除機構10が設置され
る。フックプレート12にフック部16が形成され、こ
こに係合溝8及び突起部7bと係合する係合爪16b及
び凹部16cが形成される。また、フック部16にスラ
イドプレート19が当接され、スライドプレート19に
はリリースボタン18が取り付けられる。リリースボタ
ン18の動作により解除機構10が解除動作を行うよう
になっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両側に固定された機器本体と、この機器本体に着脱自在に取り付 けられた操作部とから構成された車載用音響機器に使用されるものであって、機 器本体に対して操作部を装着・離脱させる操作部着脱装置に関するものであり、 特に、機器本体と操作部との係合を解除する解除機構の配置に改良を加えた操作 部着脱装置に係る。
【0002】
【従来の技術】
近年、車載用音響機器は高級化・多機能化している。そのため盗難事故が多発 して問題となっている。この問題に対処するため、盗難防止対策を施した音響機 器が提案されている。例えば、車両側に固定された機器本体と、機器本体に着脱 自在に取り付けられた操作部とから構成される車載用音響機器は高い需要を得て いる。
【0003】 この様な音響機器においてはユーザーが車両から離れる場合、機器本体から操 作部を取り外して持ち運ぶことができる。つまり、操作部を機器本体から外して しまえば機器本体を操作不能状態にすることが可能となる。これにより、盗難事 故の抑制化を図っている。しかも、操作部が外されていれば、外見から車両に機 器本体が設置されているかどうかを判別できない。そのため、機器本体だけが盗 難事故にあうこともない。
【0004】 上記の車載用音響機器は操作部を持ち運ぶことにより盗難防止効果を得ている 。つまり、操作部を取り外すことが盗難防止効果を確保する上での前提条件であ る。従って、操作部の取り外し動作は簡単であることが必要である。また一般に 、車載用音響機器には車両の走行等によって強い振動が加わるので、機器本体に 操作部を強固に装着しなくてはならない。すなわち、機器本体に操作部が着脱自 在に取り付けられる車載用音響機器には、操作部の着脱動作の簡便性と、機器本 体への操作部の強い装着力とが要求されている。
【0005】 この様な要求を満たすために従来より、図13及び図14に示すような操作部 着脱装置が提案されている。この操作部着脱装置が使用される車載用音響機器は CDプレーヤであって、機器本体1と、これを操作する操作部2とから構成され る。機器本体1は車両側のコンソール等に固定される。機器本体1は横長の前面 1aを有しており、ここに操作部2を支持する支持部(図示せず)が設けられて いる。
【0006】 操作部2は横長の前面及び背面を有する略直方体の部材である。操作部2の前 面及び背面は機器本体1の前面よりやや大きく設定されている。操作部2の前面 には操作ボタンの他、CDの挿入口やディスプレー部等が設けられている。また 、操作部2前面の上側縁部には左右方向に移動可能なリリースボタン3が設けら れている。
【0007】 更に、操作部2の内部には、ロック解除機構(図示せず)が設置されている。 このロック解除機構は、機器本体1の前面と操作部2の背面とが当接する時、機 器本体1側に係合して操作部2を機器本体1側に固定するロック動作を行い、リ リースボタン3が動作する時、ロック動作を解除する解除動作を行うようになっ ている。なお、ロック解除機構はロック動作を行う時、少なくとも機器本体1前 面1aの両端部付近に係合するようになっている。
【0008】 以上の構成を有する操作部着脱装置において、機器本体1に操作部2を固定す る場合、前面1aの支持部(図示せず)に操作部2を取り付け、機器本体1の前 面に操作部2の背面を当接させる。この時点でロック解除機構がロック動作を行 うことにより、操作部2が機器本体1に固定する。この時、ロック解除機構は少 なくとも機器本体1前面1aの両端部付近に係合するので、操作部2を機器本体 1に強い装着力で固定することができる。
【0009】 また、機器本体1から操作部2を取り外す場合は、リリースボタン3のスライ ド動作によりロック解除機構が解除動作を行う。その結果、操作部2と機器本体 1との係合が外れ、操作部2は機器本体1から離脱可能となる。そして、操作部 2を抜くようにして操作部2を機器本体1から取り外す。この様に上記操作部着 脱装置によれば、リリースボタン3のスライド動作を行うだけで、機器本体1に 対する操作部2の離脱動作を行うことができる。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のロック解除機構は、強い装着力を得るために少なくとも機器 本体1前面1aの両端付近に係合するように構成されている。そのためロック解 除機構には、操作部2の左右方向の全域に渡る部材が不可欠である。その結果、 ロック解除機構の構成部材は大形化し、操作部着脱装置の製造コストは高騰した 。
【0011】 また、ロック解除機構が操作部2内に設置されるので、操作部2はかなり大き くなる。それでなくとも音響機器の多機能化により操作部2は大形化する傾向が 強い。操作部2が大きくなれば、機器本体1から取り外して持ち運ぶ場合に、か さばって邪魔になる。操作部2が邪魔になるとユーザーは操作部2を機器本体1 から取り外すことが面倒となる。前述したように、操作部2を取り外すことが盗 難防止効果を確保する上での前提条件であるので、操作部2の携帯性の劣化は盗 難防止効果の低下につながる。
【0012】 以上述べたように、従来の操作部着脱装置においては、装置の大形化による製 造コストの増大と、操作部の携帯性の劣化が問題となっていた。本考案は、この 様な課題を解決するために提案されたものであり、その目的は、装置の小形化に より製造コストの低減を図ると共に、操作部の小形化により操作部の携帯性を高 めて優れた盗難防止効果を確保する操作部着脱装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】 上記の課題を解決するために、本考案は、操作部が短辺部と長辺部とを有する 略直方体であり、操作部の短辺部には係合部が形成され、機器本体には操作部の 短辺部に当接する当接部と、操作部を機器本体から取り外す方向に押圧する押圧 部とが設けられ、当接部には係合部と係合する被係合部が形成されると共に、こ の被係合部と係合部との係合を解除する解除機構が設置され、機器本体には解除 機構に解除動作を行わせる移動可能なリリース部材が設けられたことを特徴とし ている。
【0014】 特に、請求項2記載の本考案では、リリース部材に、解除機構に解除動作を行 わせる傾斜部が設けられたことを特徴とする。
【0015】 また、請求項3記載の本考案では、解除機構が、リリース部材と当接し、且つ 被係合部が形成されたフックプレートと、機器本体側に固定されフック部を回転 可能に支持するフックホルダと、フックプレートに形成された被係合部を係合部 方向へ押圧するスプリングとから構成されたことを特徴とする。
【0016】
【作用】
以上の構成を有する本考案の作用は次の通りである。すなわち機器本体に操作 部を取り付ける場合、機器本体の当接部に操作部の短辺部が当接すると、係合部 と被係合部とが係合する。特に請求項3の解除機構においては、フックホルダに 支持されたフックプレートがスプリングの押圧力を受けて、フックプレートの被 係合部が操作部の係合部に係合する。この係合部と被係合部との係合により操作 部が機器本体に装着、固定する。
【0017】 機器本体から操作部を取り外す場合は、リリース部材が動作することにより解 除機構は解除動作を行う。請求項2では、リリース部材の傾斜部が解除機構に解 除動作を行わせる。また請求項3では、リリース部材の動作によりリリース部材 に当接したフックプレートはスプリングの押圧力に逆らって回転し、フック部の 被係合部が操作部の係合部から外れる。その結果、操作部は機器本体から離脱可 能となる。この時、押圧部が操作部を機器本体から取り外す方向に押圧するので 、操作部は機器本体からスムーズに離脱する。
【0018】 以上のような操作部着脱装置においては、操作部の短辺部に当接する当接部内 に解除機構を設置できるので、解除機構を容易に小形化することができる。また 、機器本体側に解除機構及びリリース部材が設けられているので、操作部の小形 化が可能となる。
【0019】
【実施例】
[実施例の構成] 進んで、本考案の一実施例を図1〜図12を用いて具体的に説明する。図1及 び図2は本実施例の平面図、図3〜図5は本実施例を使用した車載用音響機器の 概要を示す斜視図、図6〜図8は本実施例の解除機構を説明する図、図9〜図1 2は本実施例の解除機構及びリリース部材を説明する図である。
【0020】 a.機器本体4 本実施例が使用される車載用音響機器はCDプレーヤであって、機器本体4と 機器本体4を操作する操作部5とから構成される。機器本体4は車両側のコンソ ール等に固定される。機器本体4は横長の前面を有している。機器本体4の前面 に横長の枠部6が設けられている。この枠部6内に操作部5が着脱自在に取り付 けられている。また、枠部6において左側縁部の内側には当接部9が設けられて いる。更に、枠部6の右側縁部には上下方向に長いスライド溝6aが形成されて いる。また、機器本体4の左側縁部には操作部5側と電気的に接続されるコネク タ24が設けられている。
【0021】 b.操作部5 操作部5は、前面及び背面を有する略直方体の部材である。操作部5の前面及 び背面は機器本体4の前面とほぼ相似形な横長の長方形であり、その前面には操 作ボタンの他、CDの挿入口やディスプレー部等が設けられている。また、前記 枠部6の内周部に操作部5の外周部が当接するようになっている。すなわち、操 作部5の前面及び背面において上下側縁部が長辺部、左右側縁部が短辺部となる 。
【0022】 操作部5の左側縁部付近には前記コネクタ24と電気的に接続されるコネクタ 25が設けられている。操作部5の左側縁部の上端部側及び下端部側の2か所に は、外方に突出する突起部7aが形成されている。この突起部7aは枠部6の当 接部9に当接するようになっている。また、操作部5の右側縁部には係合溝8が 設けられている。更に係合溝8より背面側には突起部7bが形成されている。こ の突起部7bと係合溝8とから請求項でいう係合部が構成される。
【0023】 c.解除機構10 枠部6の右側縁部の内側には解除機構10が設置されている。この解除機構1 0は主に、フックホルダ11と、フックプレート12と、スプリング13とから 構成される機構であって、解除動作を行うものである。
【0024】 フックホルダ11には取付面11aが設けられ、この取付面11aの上下端部 が水平に折り曲げられて保持面11b,11bが形成されている。取付面11a には2つの取付穴11dが開口されている。取付穴11dに固定ねじ23(図1 1に図示)が挿通されて、フックホルダ11は機器本体4前面の右側縁部内側に 固定される。また、取付面11aの側縁部には2つの規制部11eが形成されて いる。更に保持面11b,11bには貫通穴11cが設けられている。
【0025】 フックプレート12には上下端面が形成されており、これら上下端面のほぼ中 央には貫通穴12a,12aが形成されている。また、フックプレート12には 2つのフック部16が設けられている。このフック部16が請求項でいう被係合 部となる。フック部16は、背面側に向って内側に傾斜する傾斜部16aと、内 側に突出する係合爪16bと、外側に凹んだ凹部16cとから構成される。係合 爪16bは係合溝8に、凹部16cは操作部5側の突起部7bに、それぞれ係合 するようになっている。また、上側のフック部16の先端部には突起片17が設 けられている。更に、フックプレート12の内面側にはフックホルダ11の規制 部11eに当接する当接部12bが形成されている。
【0026】 この様なフックプレート12は前記フックホルダ11に次のようにして保持さ れる。すなわちフックプレート12の上下端面がフックホルダ11の保持面11 b,11bの内側に当接する。この時、フックプレート12の貫通穴12aとフ ックホルダ11の貫通穴11cとは重ね合わされ、両貫通穴にシャフト14が挿 通される。これによりフックプレート12はシャフト14を中心軸としてフック ホルダ11に回転可能に保持される。
【0027】 また、シャフト14が挿通される過程で、シャフト14にスプリング13が取 り付けられている。スプリング13は、フックプレート12をシャフト14を中 心に時計回転方向に回転させるように設けられている。但し、フックホルダ11 の規制部11eにフックプレート12の当接部12bが当接することにより、フ ックプレート12の回転動作は規制される。なお、シャフト14の下端部にはE リング15が取り付けられ、これによりフックプレート12がフックホルダ11 に固定される。
【0028】 d.リリース部材 リリース部材とは主に、リリースボタン18とスライドプレート19とから構 成される部材であって、前記解除機構10に解除動作を行わせるものである。リ リースボタン18は枠部6の右側縁部外側に上下方向に移動可能に設けられてい る。リリースボタン18の背面にスライドプレート19が取り付けられている。 スライドプレート19には前方に突出する取付部19aが設けられており、この 取付部19aの先端がリリースボタン18に取り付けられる。また、取付部19 aは枠部6のスライド溝6aに挿通されている。そのため、スライドプレート1 9はスライド溝6aに沿って上下方向に移動するようになっている。
【0029】 また、スライドプレート19の下端部と枠部6とにはスプリング21が架設さ れている。このスプリング21のバネ力によりスライドプレート19は下方に付 勢される。更にスライドプレート19の上端部には当接部22が形成されている 。この当接部22には外側からフックプレート12側に設けられた突起片17が 当接されている。また、当接部22の下方には傾斜部20が形成されている。傾 斜部20は右下方向に傾斜するように設けられている。
【0030】 e.押圧機構26 また、機器本体4の左側縁部付近には、押圧機構26が設けられている。押圧 機構26は、機器本体4側に回動自在に取り付けられた押圧板27と、この押圧 板27を操作部5の背面側に付勢するスプリング(図示せず)とを備えている。 押圧機構26の内側には機器本体4側のコネクタ24が設けられている。
【0031】 [実施例の作用] 進んで、以上のような構成を有する本実施例の作用を説明する。先に機器本体 4への操作部5の装着動作について述べ、続いて機器本体4からの操作部5の離 脱動作について述べる。
【0032】 a.装着動作…図2から図1へ。図5から図4、図3へ。
【0033】 機器本体4に操作部5を取り付ける場合、まず操作部5左側縁部の突起部7a を枠部6の当接部9に当接させる。次に操作部5を機器本体4側に倒していき、 右側縁部を枠部6に当接させる。この時、操作部5右側縁部の突起部7bがフッ ク部16の傾斜部16aに押すので、操作部5の装着力によりフックプレート1 2はシャフト14を中心にスプリング13のバネ力に逆らいつつ反時計回転方向 に回転する。
【0034】 突起部7bの移動が進むと、突起部7bは凹部16cに係合する。と同時に、 フック部16の係合爪16bが係合溝8に係合する。この係合動作により操作部 5が機器本体4の前面に装着、固定する。また、操作部5が機器本体4に装着す る時、コネクタ24,25は電気的に接続されている。なお、押圧機構26の押 圧板27はスプリングのバネ力を受けて操作部5の背面を前側に押している。
【0035】 b.離脱動作…図1から図2へ。図3から図4、図5へ。
【0036】 機器本体4から操作部5を取り外す場合は、リリースボタン18を上方にスラ イド移動させる。これによりスライドプレート19がスプリング21のバネ力に 逆らいつつスライド溝6aに沿って上方に移動する。従って、スライドプレート 19の当接部21に当接していた突起片17が傾斜部20によって右方に動かさ れる。
【0037】 その結果、フックプレート12はシャフト14を中心にスプリング13のバネ 力に逆らいつつ反時計回転方向に回転する。この回転によりフック部16の係合 爪16bが係合溝8から外れると同時に、突起部7bが凹部16cから外れる。 この解除動作により操作部5は機器本体4から離脱可能状態となる。この状態か ら操作部5を手前側に取り外すことができる。しかも、押圧機構26の押圧板2 7はスプリングのバネ力を受けて操作部5の背面を前側に押しているので、この 取り外し動作をスムーズに行うことができる。
【0038】 なお、操作部5の離脱動作中は突起部7bが傾斜部16aを押しているが、離 脱動作が終了した時には突起部7bは傾斜部16aから離れる。そのため、フッ クプレート12はシャフト14を中心にスプリング13のバネ力を受けて時計回 転方向に回転する。そして、フックホルダ11の規制部11eにフックプレート 12の当接部12bが当接することで、フックプレート12の回転動作が停止す る。
【0039】 以上のような操作部着脱装置においては、操作部5の短辺部である右側縁部に 当接する枠部6内に解除機構10を設置している。従って、解除機構に大きな構 成部材を用いる必要がなく、解除機構10を小形化することができる。その結果 、装置における製造コストの低減を図ることができる。また、機器本体側に解除 機構10、リリースボタン8及びスライドプレート19が設けられているので、 操作部5の小形化が可能となる。
【0040】 更に、操作部5の両端部である左右側縁部に、係合部として突起部7a,7b 及び係合溝8が形成されるので、操作部5を機器本体4に強い装着力で固定する ことができる。そのため、車載用音響機器に車両の走行等によって強い振動が加 わっても、不用意に操作部5が機器本体4から外れることがない。
【0041】 しかも、本実施例では枠6内の操作部5が取り付けられるので、操作部5の小 形化に一層貢献することができる。従って、操作部5の小形化により操作部5の 携帯性を高まる。そのため、ユーザーが操作部5の持ち運びを面倒がることがな く、優れた盗難防止効果を確保することができる。
【0042】 なお、本考案は上記のような実施例に限定されるものではなく、各構成部材の 形状及び寸法等は適宜選択可能である。更に押圧部の構成等も適宜変更可能であ る。
【0043】
【考案の効果】
以上述べたとおり、本考案の操作部着脱装置によれば、操作部の短辺部に当接 する機器本体の当接部内に解除機構を設置することにより、装置を小形化して製 造コストの低減を図ると共に、操作部を小形化して操作部の携帯性を高めて優れ た盗難防止効果を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の操作部着脱装置の一実施例を示す平面
図(装着時)
【図2】本実施例の平面図(離脱時)
【図3】本実施例を使用した車載用音響機器の概要を示
す斜視図(装着時)
【図4】本実施例を使用した車載用音響機器の概要を示
す斜視図(動作途中時)
【図5】本実施例を使用した車載用音響機器の概要を示
す斜視図(離脱時)
【図6】本実施例の要部分解斜視図
【図7】本実施例の要部組立斜視図
【図8】本実施例の要部拡大平面図
【図9】本実施例の要部側面図
【図10】本実施例の要部拡大側面図
【図11】本実施例の要部正面図
【図12】本実施例の要部拡大正面図
【図13】従来の操作部着脱装置を使用した車載用音響
機器の概要を示す斜視図(装着時)
【図14】従来の操作部着脱装置を使用した車載用音響
機器の概要を示す斜視図(離脱時)
【符号の説明】
4 機器本体 5 操作部 6 枠部 7a,7b 突起部 8 係合溝 10 解除機構 11 フックホルダ 12 フックプレート 13 スプリング 14 シャフト 16 フック部 17 突起片 18 リリースボタン 19 スライドプレート 20 傾斜部 21 スプリング 22 当接部 23 固定ねじ 24 コネクタ(機器本体側) 25 コネクタ(操作部側) 26 押圧機構 27 押圧板

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両側に固定された機器本体と、この機
    器本体に着脱自在に取り付けられた操作部とから構成さ
    れた車載用音響機器に使用されるものであって、前記機
    器本体に対して前記操作部を装着・離脱させる操作部着
    脱装置において、 前記操作部は短辺部と長辺部とを有する略直方体であ
    り、 前記操作部の短辺部には係合部が形成され、 前記機器本体には前記操作部の短辺部に当接する当接部
    と、前記操作部を機器本体から取り外す方向に押圧する
    押圧部とが設けられ、 前記当接部には前記係合部と係合する被係合部が形成さ
    れると共に、該被係合部と前記係合部との係合を解除す
    る解除機構が設置され、 前記機器本体には、前記解除機構に解除動作を行わせる
    移動可能なリリース部材が設けられたことを特徴とする
    操作部着脱装置。
  2. 【請求項2】 上記リリース部材には、上記解除機構に
    解除動作を行わせる傾斜部が設けられたことを特徴とす
    る請求項1記載の操作部着脱装置。
  3. 【請求項3】 上記解除機構は、上記リリース部材と当
    接し、且つ上記被係合部が形成されたフックプレート
    と、上記機器本体側に固定され前記フックプレートを回
    転可能に支持するフックホルダと、前記フックプレート
    に形成された被係合部を上記係合部方向へ押圧するスプ
    リングとから構成されたことを特徴とする請求項1記載
    の操作部着脱装置。
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