JPH05147474A - 盗難防止装置付電子機器 - Google Patents
盗難防止装置付電子機器Info
- Publication number
- JPH05147474A JPH05147474A JP31574691A JP31574691A JPH05147474A JP H05147474 A JPH05147474 A JP H05147474A JP 31574691 A JP31574691 A JP 31574691A JP 31574691 A JP31574691 A JP 31574691A JP H05147474 A JPH05147474 A JP H05147474A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operation unit
- electronic device
- front plate
- button
- electronic equipment
- Prior art date
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、盗難防止装置付電子機器に関し、
操作が容易で盗難防止効果が高い盗難防止装置付電子機
器を提供することを目的とする。 【構成】 操作釦13,14,15,16,17が設け
られた操作ユニット11を前面板2の凹部12に取外し
可能に収納する。イジェクト釦19を押すと係止片22
と凹溝51との係止が解除され、操作ユニット11は回
動し、使用者により操作ユニット11を容易に取外すこ
とができる。操作ユニット11を取外した際には、前面
板2の凹部12に取りつけられた発光ダイオード34が
動作し盗難防止モードであることを表示する。
操作が容易で盗難防止効果が高い盗難防止装置付電子機
器を提供することを目的とする。 【構成】 操作釦13,14,15,16,17が設け
られた操作ユニット11を前面板2の凹部12に取外し
可能に収納する。イジェクト釦19を押すと係止片22
と凹溝51との係止が解除され、操作ユニット11は回
動し、使用者により操作ユニット11を容易に取外すこ
とができる。操作ユニット11を取外した際には、前面
板2の凹部12に取りつけられた発光ダイオード34が
動作し盗難防止モードであることを表示する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車載用音響装置などに
適した盗難防止装置付電子機器に関する。
適した盗難防止装置付電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より盗難防止装置が具備された車載
用音響装置が知られている。この従来の盗難防止装置付
車載用音響装置は、電源が外されたことを検知し、再度
音響装置が電源に接続された際には、コード入力が要求
され、入力されたコードが予め記憶されているコードと
一致した場合にのみ、音響装置が動作可能状態になるも
のであった。
用音響装置が知られている。この従来の盗難防止装置付
車載用音響装置は、電源が外されたことを検知し、再度
音響装置が電源に接続された際には、コード入力が要求
され、入力されたコードが予め記憶されているコードと
一致した場合にのみ、音響装置が動作可能状態になるも
のであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のように、暗唱コードを入力する音響装置では、予
めコードを登録しなければならないため煩雑であり、ま
た予め登録したコードを忘れてしまうと、音響装置を使
用できなくなるなどの問題があった。
来例のように、暗唱コードを入力する音響装置では、予
めコードを登録しなければならないため煩雑であり、ま
た予め登録したコードを忘れてしまうと、音響装置を使
用できなくなるなどの問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題を除去するもの
であり、コード入力を必要とせず操作が容易な盗難防止
装置付電子機器を提供するものである。
であり、コード入力を必要とせず操作が容易な盗難防止
装置付電子機器を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、少なくとも電子機器本体を制御する操作
釦が設けられた操作ユニットと、この操作ユニットを上
記電子機器本体に係止させる係止手段と、釦操作に応答
して上記操作ユニットと上記電子機器本体との係止を解
除する係止解除手段と、上記操作ユニットを付勢する付
勢手段と、上記係止解除手段により係止が解除され上記
付勢手段により付勢された上記操作ユニットの移動範囲
を規制する移動規制手段とを具備したことを特徴とする
ものである。
成するために、少なくとも電子機器本体を制御する操作
釦が設けられた操作ユニットと、この操作ユニットを上
記電子機器本体に係止させる係止手段と、釦操作に応答
して上記操作ユニットと上記電子機器本体との係止を解
除する係止解除手段と、上記操作ユニットを付勢する付
勢手段と、上記係止解除手段により係止が解除され上記
付勢手段により付勢された上記操作ユニットの移動範囲
を規制する移動規制手段とを具備したことを特徴とする
ものである。
【0006】本発明の第2の発明は、電子機器本体から
操作ユニットが取外されたことを検出する取外検出手段
を具備し、操作ユニットの取外しが検出された際に上記
電子機器本体に設けられた発光素子を動作させることを
特徴とするものであ。
操作ユニットが取外されたことを検出する取外検出手段
を具備し、操作ユニットの取外しが検出された際に上記
電子機器本体に設けられた発光素子を動作させることを
特徴とするものであ。
【0007】
【作用】本発明は上記のような構成であり、操作ユニッ
トが電子機器本体に係止されている状態において釦を押
すと、操作ユニットと電子機器本体との係止が係止解除
手段によって解除され、また係止が解除された操作ユニ
ットは、付勢手段により付勢され移動規制手段で規制さ
れる範囲まで移動する。このように第1の発明によれ
ば、操作ユニットを取外した状態では電子機器本体を操
作する操作釦が無く電子機器を制御できないため盗難防
止効果が得られる。また、本発明では操作ユニットを電
子機器本体より取外す際に、操作ユニットが電子機器本
体より脱落しないで、かつ取外し易い位置まで移動する
ため、使い勝手がよいものである。
トが電子機器本体に係止されている状態において釦を押
すと、操作ユニットと電子機器本体との係止が係止解除
手段によって解除され、また係止が解除された操作ユニ
ットは、付勢手段により付勢され移動規制手段で規制さ
れる範囲まで移動する。このように第1の発明によれ
ば、操作ユニットを取外した状態では電子機器本体を操
作する操作釦が無く電子機器を制御できないため盗難防
止効果が得られる。また、本発明では操作ユニットを電
子機器本体より取外す際に、操作ユニットが電子機器本
体より脱落しないで、かつ取外し易い位置まで移動する
ため、使い勝手がよいものである。
【0008】また第2の発明では、操作ユニットが電子
機器本体より取外されたことが取外検出手段で検出され
ると、電子機器本体に設けられた発光素子が発光し盗難
防止モード中であることを表示するため、盗難防止効果
を高めることができるものである。
機器本体より取外されたことが取外検出手段で検出され
ると、電子機器本体に設けられた発光素子が発光し盗難
防止モード中であることを表示するため、盗難防止効果
を高めることができるものである。
【0009】
【実施例】以下に本発明の一実施例について図1〜図7
とともに説明する。なお、本実施例は、ラジオ受信機と
カセットデッキとを一体化した車載用の音響機器の例で
ある。図1〜図4において、1は音響機器の本体であ
り、この本体1の前面部には前面板2が固定されてい
る。3は前面板2に形成されたカセット挿入口であり、
このカセット挿入口3には開閉蓋4が回動可能に支持さ
れている。5,6,7はカセット挿入口3の近傍に配置
されたカセットデッキ制御用の操作釦、8は電源スイッ
チのオン、オフと、音量制御を行うためのつまみ、9,
10は音質調整用の操作釦、11は前面板2に形成され
た凹部12に着脱自在に支持された操作ユニットであ
り、この操作ユニット11には、ラジオ受信機の所望の
放送局をメモリしたり呼び出したりするためのプリセッ
ト釦13,14,15、選局用のアップダウン釦16、
バンド切換用釦17、受信周波数などを表示する表示部
18等が設けられている。19は操作ユニット11を前
面板2から取外す際に操作するイジェクト釦である。な
お上記プリセット釦13〜15は、カセットデッキ動作
時にはカセットデッキの各種動作を制御する操作釦とし
て兼用されるものである。
とともに説明する。なお、本実施例は、ラジオ受信機と
カセットデッキとを一体化した車載用の音響機器の例で
ある。図1〜図4において、1は音響機器の本体であ
り、この本体1の前面部には前面板2が固定されてい
る。3は前面板2に形成されたカセット挿入口であり、
このカセット挿入口3には開閉蓋4が回動可能に支持さ
れている。5,6,7はカセット挿入口3の近傍に配置
されたカセットデッキ制御用の操作釦、8は電源スイッ
チのオン、オフと、音量制御を行うためのつまみ、9,
10は音質調整用の操作釦、11は前面板2に形成され
た凹部12に着脱自在に支持された操作ユニットであ
り、この操作ユニット11には、ラジオ受信機の所望の
放送局をメモリしたり呼び出したりするためのプリセッ
ト釦13,14,15、選局用のアップダウン釦16、
バンド切換用釦17、受信周波数などを表示する表示部
18等が設けられている。19は操作ユニット11を前
面板2から取外す際に操作するイジェクト釦である。な
お上記プリセット釦13〜15は、カセットデッキ動作
時にはカセットデッキの各種動作を制御する操作釦とし
て兼用されるものである。
【0010】図5は上記前面板2を分解して示してい
る。図5において、20は前面板2の背面にネジ止めさ
れた支持片であり、この支持片20に形成された孔20
aには前記イジェクト釦19の突片19aが挿入され
る。上記イジェクト釦19は前面板2に形成された孔2
4を介して前面に突出する。21はイジェクト釦19を
前方に付勢するためのバネである。22は支持片20に
摺動可能に保持された係止片であり、この係止片22に
は上記イジェクト釦19の突片19aが貫通する長孔2
2aが形成されている。22bは係止片22に一体に形
成された傾斜面である。23は上記係止片22を右方向
に付勢するためのバネである。上記係止片22の先端部
は、前面板2の凹部12の内壁面に形成された孔25よ
り凹部12内に突出する。前面板2に形成された孔24
を貫通して前面に突出したイジェクト釦19をバネ21
の付勢力に抗して押すと、イジェクト釦19の後面突起
19bによって係止片22の傾斜面22bが押される。
このため、係止片22はバネ23の付勢力に抗して左方
向に移動し、係止片22の先端部は孔25内に後退す
る。26はV字状の板バネであり、この板バネ26の一
片は凹部12の底面に固定されている。27は操作ユニ
ット11の飛び出しを規制する規制片であり、この規制
片27は前面板2に形成された孔28に背面側より挿入
され固定される。27aは規制片27に一体に形成され
た突起であり、この突起27aは操作ユニット11の下
面に形成された凹溝29に係止可能である。30は凹部
12の底面に配置された複数の接点であり、この接点3
0は操作ユニット11の後面に形成された複数の接点3
1と接触可能である。4は前面板2に回動可能に支持さ
れる開閉蓋であり、この開閉蓋4によりカセット挿入口
3が開閉される。32は開閉蓋4を付勢するバネであ
り、開閉蓋4はバネ32に付勢されてカセット挿入口3
を閉成する。33は支持片22に固定されたスイッチで
あり、このスイッチ33はイジェクト釦19が押された
ことを検出するためのスイッチである。34は前面板2
の凹部12の底面に取付けられた発光ダイオードであ
る。
る。図5において、20は前面板2の背面にネジ止めさ
れた支持片であり、この支持片20に形成された孔20
aには前記イジェクト釦19の突片19aが挿入され
る。上記イジェクト釦19は前面板2に形成された孔2
4を介して前面に突出する。21はイジェクト釦19を
前方に付勢するためのバネである。22は支持片20に
摺動可能に保持された係止片であり、この係止片22に
は上記イジェクト釦19の突片19aが貫通する長孔2
2aが形成されている。22bは係止片22に一体に形
成された傾斜面である。23は上記係止片22を右方向
に付勢するためのバネである。上記係止片22の先端部
は、前面板2の凹部12の内壁面に形成された孔25よ
り凹部12内に突出する。前面板2に形成された孔24
を貫通して前面に突出したイジェクト釦19をバネ21
の付勢力に抗して押すと、イジェクト釦19の後面突起
19bによって係止片22の傾斜面22bが押される。
このため、係止片22はバネ23の付勢力に抗して左方
向に移動し、係止片22の先端部は孔25内に後退す
る。26はV字状の板バネであり、この板バネ26の一
片は凹部12の底面に固定されている。27は操作ユニ
ット11の飛び出しを規制する規制片であり、この規制
片27は前面板2に形成された孔28に背面側より挿入
され固定される。27aは規制片27に一体に形成され
た突起であり、この突起27aは操作ユニット11の下
面に形成された凹溝29に係止可能である。30は凹部
12の底面に配置された複数の接点であり、この接点3
0は操作ユニット11の後面に形成された複数の接点3
1と接触可能である。4は前面板2に回動可能に支持さ
れる開閉蓋であり、この開閉蓋4によりカセット挿入口
3が開閉される。32は開閉蓋4を付勢するバネであ
り、開閉蓋4はバネ32に付勢されてカセット挿入口3
を閉成する。33は支持片22に固定されたスイッチで
あり、このスイッチ33はイジェクト釦19が押された
ことを検出するためのスイッチである。34は前面板2
の凹部12の底面に取付けられた発光ダイオードであ
る。
【0011】図6は操作ユニット11を分解して示して
いる。図6において、35は上ケース、36は下ケース
であり、上ケース35と下ケース36とが合体されネジ
止めされることにより、操作ユニット11が構成され
る。13,14,15は前記プリセット釦,16は前記
アップダウン釦であり、これらの釦は上ケース35に回
動可能に保持される。37は上ケース35に形成された
窓、38は窓37の外周部に両面テープ39で固定され
る透明板、17は前記バンド切換用釦、40は上ケース
35の右側面に形成された凹溝であり、この凹溝40は
前面板2の凹部12の内壁面に形成された突片41に係
合可能である。42,43は上ケース35の背面にネジ
止めされる光誘導体である。44はプリント基板であ
り、このプリント基板44には上記釦13〜17によっ
て駆動される複数のスイッチ45が取付けられている。
46はプリント基板44に固定された照明用ランプ、4
7はプリント基板44に固定された表示装置である。4
8はアース板、49は絶縁シート、50は上記アース板
48に接続されるアース板であり、このアース板50は
下ケース36の外面に固定される。このように上ケース
35、下ケース36からなるケース内に、スイッチ4
5、表示装置47等が収納されて操作ユニット11が構
成される。操作ユニット11が前面板2の凹部12内に
収納されている状態では、操作ユニット11の接点31
と前面板2の接点30とは接触し、操作ユニット11内
の電気回路と本体1内の電気回路とが接点30,31を
介して接続される。
いる。図6において、35は上ケース、36は下ケース
であり、上ケース35と下ケース36とが合体されネジ
止めされることにより、操作ユニット11が構成され
る。13,14,15は前記プリセット釦,16は前記
アップダウン釦であり、これらの釦は上ケース35に回
動可能に保持される。37は上ケース35に形成された
窓、38は窓37の外周部に両面テープ39で固定され
る透明板、17は前記バンド切換用釦、40は上ケース
35の右側面に形成された凹溝であり、この凹溝40は
前面板2の凹部12の内壁面に形成された突片41に係
合可能である。42,43は上ケース35の背面にネジ
止めされる光誘導体である。44はプリント基板であ
り、このプリント基板44には上記釦13〜17によっ
て駆動される複数のスイッチ45が取付けられている。
46はプリント基板44に固定された照明用ランプ、4
7はプリント基板44に固定された表示装置である。4
8はアース板、49は絶縁シート、50は上記アース板
48に接続されるアース板であり、このアース板50は
下ケース36の外面に固定される。このように上ケース
35、下ケース36からなるケース内に、スイッチ4
5、表示装置47等が収納されて操作ユニット11が構
成される。操作ユニット11が前面板2の凹部12内に
収納されている状態では、操作ユニット11の接点31
と前面板2の接点30とは接触し、操作ユニット11内
の電気回路と本体1内の電気回路とが接点30,31を
介して接続される。
【0012】図7は操作ユニット11の下面図を示して
いる。操作ユニット11の右側面には凹溝40が形成さ
れており、操作ユニット11の左側面には凹溝51が形
成されている。また操作ユニット11の下面には凹溝2
9が設けられている。
いる。操作ユニット11の右側面には凹溝40が形成さ
れており、操作ユニット11の左側面には凹溝51が形
成されている。また操作ユニット11の下面には凹溝2
9が設けられている。
【0013】図1、図2に示すように、通常操作ユニッ
ト11は前面板2の凹部12に収納される。この収納状
態では、操作ユニット11の右側面に形成された凹溝4
0は前面板2の凹部12の内壁面に形成された突片41
に係合し、また操作ユニット11の左側面に形成された
凹溝51に係止片22の先端部が係止し、操作ユニット
11は前面板2の凹部12内に保持され、また操作ユニ
ット11の下面に形成された凹溝29に突起27aが嵌
合している。またこの保持状態では、操作ユニット11
の複数の接点31は、前面板2の凹部12内に配置され
た複数の接点30とが接触し、本体側回路と操作ユニッ
ト11のスイッチ45、照明用ランプ46、表示装置4
7とが接続状態になる。このため、操作ユニット11の
プリセット釦13,14,15、アップダウン釦16を
操作することにより、ラジオ受信機、カセットデッキが
制御される。
ト11は前面板2の凹部12に収納される。この収納状
態では、操作ユニット11の右側面に形成された凹溝4
0は前面板2の凹部12の内壁面に形成された突片41
に係合し、また操作ユニット11の左側面に形成された
凹溝51に係止片22の先端部が係止し、操作ユニット
11は前面板2の凹部12内に保持され、また操作ユニ
ット11の下面に形成された凹溝29に突起27aが嵌
合している。またこの保持状態では、操作ユニット11
の複数の接点31は、前面板2の凹部12内に配置され
た複数の接点30とが接触し、本体側回路と操作ユニッ
ト11のスイッチ45、照明用ランプ46、表示装置4
7とが接続状態になる。このため、操作ユニット11の
プリセット釦13,14,15、アップダウン釦16を
操作することにより、ラジオ受信機、カセットデッキが
制御される。
【0014】ここで、利用者が自動車から離れる場合、
図2に示すように、イジェクト釦19を押すと、このイ
ジェクト釦19によって係止片22が押され、係止片2
2の先端は孔25内に入り、係止片22と操作ユニット
11の凹溝51との係合が解除される。このため操作ユ
ニット11は板バネ26の付勢力によって前方に押され
る。係止片22と操作ユニット11の凹溝51との係止
が解除されても、操作ユニット11の右側面の凹溝40
と、前面板2の凹部12内の突起41とは係止状態にあ
るため、板バネ26により付勢されて操作ユニット11
は左側が前方に突出するように回動する(図3参照)。
この操作ユニット11の回動範囲は、操作ユニット11
の下面の凹溝29と突起27aとの係合範囲で決まる。
図3に示すように操作ユニット11が回動した状態で操
作ユニット11を手で持って前方に引くと、突起27a
と凹溝との係合が外れ、また操作ユニット11の右側面
の凹溝40と前面板2の突起41との係合も外れ、操作
ユニット11が前面板2から分離される。操作ユニット
11が前面板2から分離されると、操作ユニット11の
接点31と前面板2の接点30とは非接触状態になり
る。この非接触状態は本体内の検出回路で検出され、ラ
ジオ受信回路、カセットデッキ制御回路への電源供給が
停止される。利用者は前面板から取外した操作ユニット
11を持って自動車外に出る。このため、自動車内に
は、操作部の無い機器のみが残ることになり、盗難防止
となる。
図2に示すように、イジェクト釦19を押すと、このイ
ジェクト釦19によって係止片22が押され、係止片2
2の先端は孔25内に入り、係止片22と操作ユニット
11の凹溝51との係合が解除される。このため操作ユ
ニット11は板バネ26の付勢力によって前方に押され
る。係止片22と操作ユニット11の凹溝51との係止
が解除されても、操作ユニット11の右側面の凹溝40
と、前面板2の凹部12内の突起41とは係止状態にあ
るため、板バネ26により付勢されて操作ユニット11
は左側が前方に突出するように回動する(図3参照)。
この操作ユニット11の回動範囲は、操作ユニット11
の下面の凹溝29と突起27aとの係合範囲で決まる。
図3に示すように操作ユニット11が回動した状態で操
作ユニット11を手で持って前方に引くと、突起27a
と凹溝との係合が外れ、また操作ユニット11の右側面
の凹溝40と前面板2の突起41との係合も外れ、操作
ユニット11が前面板2から分離される。操作ユニット
11が前面板2から分離されると、操作ユニット11の
接点31と前面板2の接点30とは非接触状態になり
る。この非接触状態は本体内の検出回路で検出され、ラ
ジオ受信回路、カセットデッキ制御回路への電源供給が
停止される。利用者は前面板から取外した操作ユニット
11を持って自動車外に出る。このため、自動車内に
は、操作部の無い機器のみが残ることになり、盗難防止
となる。
【0015】発光ダイオード34は、操作ユニット11
が前面板2より取外した際に所定の周期で点滅し、盗難
防止モードであることを表示する。なお発光ダイオード
34は、利用者が自動車に戻りエンジンキーをアクセサ
リースイッチのオン位置に回した際に点灯する。このた
め、夜自動車に戻った際に操作ユニット11を再度前面
板2の凹部12に収納する際、発光ダイオード34によ
って照明された凹部が即座に分かり、操作ユニット11
の再収納が容易になる。
が前面板2より取外した際に所定の周期で点滅し、盗難
防止モードであることを表示する。なお発光ダイオード
34は、利用者が自動車に戻りエンジンキーをアクセサ
リースイッチのオン位置に回した際に点灯する。このた
め、夜自動車に戻った際に操作ユニット11を再度前面
板2の凹部12に収納する際、発光ダイオード34によ
って照明された凹部が即座に分かり、操作ユニット11
の再収納が容易になる。
【0016】以上のように、上記実施例によれば、操作
ユニット11を取外した状態では、車室内に残った電子
機器には操作釦が無いため、盗難防止効果が得られるも
のである。また従来はコードを忘れた場合、利用者本人
でも機器を利用できないのに対し、本実施例ではコード
等を覚えておく必要がなく使い勝手がよいものである。
また本実施例では、イジェクト釦19を押すと、操作ユ
ニット11が回動するため、操作ユニット11の取外し
が容易にできる利点がある。また本実施例では操作ユニ
ット11を取外した状態では、発光ダイオード34が点
滅し、盗難防止モードであることを表示できるため、盗
難防止効果が向上するものである。またエンジンキーを
アクセサリスイッチオンの位置に回転させた場合には、
発光ダイオード34が点灯するため、操作ユニット11
の再収納場所が容易に分かる利点を有するものである。
ユニット11を取外した状態では、車室内に残った電子
機器には操作釦が無いため、盗難防止効果が得られるも
のである。また従来はコードを忘れた場合、利用者本人
でも機器を利用できないのに対し、本実施例ではコード
等を覚えておく必要がなく使い勝手がよいものである。
また本実施例では、イジェクト釦19を押すと、操作ユ
ニット11が回動するため、操作ユニット11の取外し
が容易にできる利点がある。また本実施例では操作ユニ
ット11を取外した状態では、発光ダイオード34が点
滅し、盗難防止モードであることを表示できるため、盗
難防止効果が向上するものである。またエンジンキーを
アクセサリスイッチオンの位置に回転させた場合には、
発光ダイオード34が点灯するため、操作ユニット11
の再収納場所が容易に分かる利点を有するものである。
【0017】
【発明の効果】本発明は、上記のような構成であり、操
作ユニットを取外した状態では電子機器を制御できない
ため、盗難防止効果が得られる。また操作ユニットを取
外す際に操作ユニットが回動するため、操作ユニットの
取外しが容易にできる利点を有するものである。また第
2の発明によれば、操作ユニットを取外した状態で発光
ダイオードが動作し盗難防止モードを表示できるため、
盗難防止効果を向上できる利点を有する。
作ユニットを取外した状態では電子機器を制御できない
ため、盗難防止効果が得られる。また操作ユニットを取
外す際に操作ユニットが回動するため、操作ユニットの
取外しが容易にできる利点を有するものである。また第
2の発明によれば、操作ユニットを取外した状態で発光
ダイオードが動作し盗難防止モードを表示できるため、
盗難防止効果を向上できる利点を有する。
【図1】本発明の実施例における盗難防止装置付電子機
器の正面図
器の正面図
【図2】同実施例の動作説明図
【図3】同実施例の動作説明図
【図4】同実施例の動作説明図
【図5】同実施例の前面板の分解斜視図
【図6】同実施例の操作ユニットの分解斜視図
【図7】同実施例の操作ユニットの下面図
1 本体 2 前面板 11 操作ユニット 12 凹部 13,14,15 プリセット釦 16 アップダウン釦 17 バンド切換用釦 18 表示部 19 イジェクト釦 22 係止片 26 板バネ 27 規制片 29 凹溝 30,31 接点 34 発光ダイオード 40 凹溝 41 突片 51 凹溝
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも電子機器本体を制御する操作
釦が設けられた操作ユニットと、この操作ユニットを上
記電子機器本体に係止させる係止手段と、釦操作に応答
して上記操作ユニットと上記電子機器本体との係止を解
除する係止解除手段と、上記操作ユニットを付勢する付
勢手段と、上記係止解除手段により係止が解除され上記
付勢手段により付勢された上記操作ユニットの移動範囲
を規制する移動規制手段とを具備し、上記操作ユニット
を上記電子機器本体に着脱可能とした盗難防止装置付電
子機器。 - 【請求項2】 電子機器本体から操作ユニットが取外さ
れたことを検出する取外検出手段を具備し、操作ユニッ
トの取外しが検出された際に上記電子機器本体に設けら
れた発光素子を動作させる請求項1記載の盗難防止装置
付電子機器。 - 【請求項3】 操作ユニットの取外しが検出された際に
発光素子を点滅させる請求項2記載の盗難防止装置付電
子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31574691A JPH05147474A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 盗難防止装置付電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31574691A JPH05147474A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 盗難防止装置付電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05147474A true JPH05147474A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=18069044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31574691A Pending JPH05147474A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 盗難防止装置付電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05147474A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1991
- 1991-11-29 JP JP31574691A patent/JPH05147474A/ja active Pending
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