JP2947005B2 - ラジオ内蔵形盗難防止装置付電子機器 - Google Patents
ラジオ内蔵形盗難防止装置付電子機器Info
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Description
ットを有する盗難防止装置付電子機器に関する。
〜図10に示すように、車載用電子機器が知られてい
る。図4〜図7において、盗難防止装置付電子機器は音
響機器で構成された機器本体1と本体1に着脱自在に装
着される操作ユニット11を備えて構成されている。本
体1の前面部には前面板2が固定されており、前面板2
にはカセット挿入孔3が設けられている。このカセット
挿入孔3には開閉蓋4が回動可能に支持されている。こ
のカセット挿入孔3の近傍にはカセットデッキ制御用の
操作ボタン5,6,7が配置されているとともに、音質
調整用の操作ボタン9,10が配置されている。さらに
操作ボタン9に隣接して電源スイッチのオンオフと音量
制御を行うためのつまみ8が配置されている。またつま
み8の下方にはイジェクトボタン19が配置されてい
る。そして前面板2の凹部12に操作ユニット11が着
脱自在に装着されている。
信機の所望の放送局をメモリしたり、呼び出したりする
ためのプリセットボタン13,14,15、選局用のア
ップダウンボタン16、バンド切換用ボタン17、受信
周波数等を表示する表示部18等が設けられている。そ
してこの操作ユニット11はイジェクトボタン19の操
作によって前面板2から取り外し可能となっている。な
お、プリセットボタン13,14,15は、カセットデ
ッキ動作時にはカセットデッキの各種動作を制御する操
作ボタンを兼用するようになっている。
ている。図8において、前面板2の背面には支持片20
がネジ止めされており、この支持片20に形成された孔
20aにはイジェクトボタン19の突片19aが挿入さ
れている。このイジェクトボタン19は前面板2に形成
された孔24を介して前面に突出されている。そしてイ
ジェクトボタン19はバネ21によって前方に付勢され
ている。また支持片20には係止片22が摺動可能に保
持されており、この係止片22にはイジェクトボタン1
9の突片19aが貫通する長孔22aが形成さている。
さらに係止片22には傾斜面22bが一体に形成されて
いる。そして係止片22はバネ23によって右方向に付
勢されている。そして係止片22の先端部は、前面板2
の凹部12の内壁面に形成された孔25より凹部12内
に突出されている。そして、前面板2に形成された孔2
4を貫通して前面に突出されてたイジェクトボタン19
をバネ21の付勢力に抗して押すと、イジェクトボタン
19の後面突起19bによって係止片22の傾斜面22
bが押される。このため、係止片22はバネ23の付勢
力に抗して左方向に移動し、係止片22の先端部が孔2
5内に後退する。また凹部12の底面にはV字状の板バ
ネ26が固定されている。また前面板2には操作ユニッ
ト11の飛び出しを規制する規制片27が設けられてお
り、この規制片27は前面板2に形成された孔28に背
面側より挿入されて固定されている。この規制片27に
は突起27aが一体的に形成されており、この突起27
aは操作ユニット11の下面に形成された凹溝29に係
止可能である。さらに凹部12の底面には複数の接点3
0が配置されており、各接点30は操作ユニット11の
後面に形成された複数の接点31と接触可能に配置され
ている。また前面板2には開閉蓋4が回動自在に支持さ
れており、この開閉蓋4によりカセット挿入孔3が開閉
される。この開閉蓋4はバネ32により付勢されてお
り、このバネ32の付勢力が開閉蓋4に作用することに
よってカセット挿入孔3が閉成される。また支持片22
にはスイッチ33が固定されており、このスイッチ33
はイジェクトボタン19が押されたことを検出するため
のスイッチである。また前面板2の凹部12の底面には
発光ダイオード34が取り付けられている。
示している。図9において、操作ユニット11には上ケ
ース35と下ケース36が設けられており、上ケース3
5と下ケース36とが合体されてネジ止めされることに
よって操作ユニット11が構成されるようになってい
る。そして上ケース35の前面側にはプリセットボタン
13,14,15及びアップダウンボタン16が回動可
能に保持されるようになっている。さらに、上ケース3
5には窓37が形成されており、窓37の外周部には両
面テープ39を介して透明板38が固定されるようにな
っている。また窓37の近傍にはバンド切換ボタン17
が配置されるようになっている。さらに上ケース35の
右側面には凹溝40が形成されており、この凹溝40は
前面板2の凹部12の内壁面に形成された突片41に係
合可能となっている。さらに上ケース35の背面側には
光り誘導体42,43がネジ止めされるようになってい
る。
にはプリント基板44が配置されており、このプリント
基板44にはボタン13〜17によって駆動される複数
のスイッチ45が取り付けられているとともに、照明用
ランプ46、表示装置47が固定されている。さらにプ
リント基板44の背面側にはアース板48、絶縁シート
49を介してアース板50が固定され、さらにアース板
50が下ケース36の外面に固定されるようになってい
る。このように、上ケース35、下ケース36からなる
ケース内に、スイッチ45、表示装置47が収納され
て、操作ユニット11が構成される。そして、操作ユニ
ット11が前面板2の凹部12内に収納されている状態
では、操作ユニット11の接点31と前面板2の接点3
0とが接触し、操作ユニット11内の電気回路と本体1
内の電気回路とが接点30,31を介して接続されるこ
とになる。
ている。図10において、操作ユニット11の右側面に
は凹溝40が、左側面には凹溝50が形成されており、
下面には凹溝29が形成されている。
に示すように、通常は前面板2の凹部12内に収納され
る。この収納状態においては、操作ユニット11の右側
面に形成された凹溝40は前面板2の凹部12の内壁面
に形成された突片41と係合し、また操作ユニット11
の左側面に形成された凹溝51に係止片22の先端部が
係止、操作ユニット11は前面板2の凹部12内に保持
され、また操作ユニット11の下面に形成された凹溝2
9に突起27aが嵌合するようになっている。このよな
保持状態では、操作ユニット11の複数の接点31は、
前面板2の凹部12内に配置された複数の接点30と接
触し、本体1側の電気回路と操作ユニット11のスイッ
チ45、照明用ランプ46、表示装置47とが電気的に
接続されることになる。このため操作ユニット11のプ
リセットボタン13,14,15、アップダウンボタン
16を操作することにより、ラジオ受信機、カセットデ
ッキが制御される。
に、図5に示すように、イジェクトボタン19を押す
と、このイジェクトボタン19によって係止片22が押
され、係止片22の先端が孔25内に入り、係止片22
と操作ユニット11の凹溝51との係合が解除される。
このため、操作ユニット11は板バネ26の付勢力によ
って前方に押される。このとき係止片22と操作ユニッ
ト11の凹溝51との係合状態が解除されても、操作ユ
ニット11の右側面の凹溝40と、前面板2の凹部12
内の突起41とが係止状態にあるため、板バネ26によ
り付勢された操作ユニット11は左側が前方に突出する
ように回動される(図6参照)。
ユニット11の下面の凹溝29と突起27aとの係合状
態で決定される。すなわち、図3に示すように、操作ユ
ニット11が回動した状態で操作ユニット11を手で持
って前方に引くと、突起27aと凹溝29との係合が解
除され、また操作ユニット11の右側面の凹溝40と前
面板2の突起41との係合が外れ、操作ユニット11が
前面板2から分離される。操作ユニット11が前面板2
から分離されると、操作ユニット11の接点31と前面
板2の接点30とが非接触状態になる。この非接触状態
は、本体1への検出回路で検出され、ラジオ受信回路、
カセットデッキ制御回路への電源の供給が停止される。
このように、利用者が前面板2から操作ユニット11を
取り外して自動車外に持ち出すと、自動車内には操作部
の無い機器のみが残ることになり、盗難防止となる。
れると、発光ダイオード34が所定の周期で点滅し、盗
難防止モードであることが表示される。さらに、発光ダ
イオード34は、利用者が自動車に戻り、エンジンキー
をアクセサリースイッチのオン位置に回した際に点灯す
る。このため、夜自動車に戻り、操作ユニット11を再
度前面板2の凹部12に収納する際に、凹部12が発光
ダイオード34によって照明され、凹部12の位置が即
座に分かり、操作ユニット11の再収納が容易となる。
来の盗難防止装置付電子機器では、盗難防止のために、
本体1から操作ユニット11が取り外された後は、操作
ユニット11を持ち歩くだけのものである。すなわち、
操作ユニット11を何等利用することができない。
であり、操作ユニット自体でもラジオ放送を聞くことが
できるラジオ内蔵型盗難防止装置付電子機器を提供する
ことを目的とするものである。
するために、操作手段が設けられた操作ユニットと、こ
の操作ユニットを着脱自在に保持する保持機構が形成さ
れた電子機器本体とを有し、前記電子機器本体は、前記
保持機構に前記操作ユニットが装着されたときに前記操
作ユニットと前記電子機器本体とを電気的に接続するた
めの接点を備え、前記操作ユニットは、前記保持機構に
前記操作ユニットが装着されたときに前記操作ユニット
と前記電子機器本体とを電気的に接続するための接点
と、ラジオ電波を受信するアンテナと、このアンテナの
受信電波の中の特定の周波数を選択する選択手段と、こ
の選択手段の選択による周波数信号を検波する検波手段
と、この検波手段の検波出力を増幅してオーディオ信号
を出力する増幅手段と、この増幅手段で増幅されたオー
ディオ信号を音声に変換する音声出力手段と、前記操作
ユニットの各手段に電力を供給する充電式電池と、を備
えているラジオ内蔵形盗難防止装置付電子機器を構成し
たものである。
トを取り外したときには、操作ユニットの各手段には充
電式電池から電力が供給され、アンテナによって受信さ
れた受信電波のうち特定の周波数が選択手段によって選
択され、選択された周波数の信号が検波手段で検波さ
れ、この検波出力が増幅手段によって増幅されてオーデ
ィオ信号として出力され、このオーディオ信号が音声に
変換される。このため操作ユニット自体でもラジオ放送
を聞くことができる。また、本体から操作ユニットを取
り付けたときには、操作ユニットの充電式電池に本体か
ら電力が供給され充電される。
明する。図1は電子機器のブロック構成図、図2は操作
ユニットの斜視図である。図1及び図2において、ラジ
オ内蔵形盗難防止装置付電子機器は音響機器本体1と操
作ユニット11を備え、操作ユニット11が本体1に着
脱自在に装着されるようになっている。本体1は電源7
0、マイクロコンピュータ71等音響機器に関する各種
の要素を備えて構成されており、本体1内に操作ユニッ
ト11が装着されたときに、本体1と操作ユニット11
とが接点30と接点31を介して互いに接続されてるよ
うになっている。なお本体1の具体的構成は図4〜図1
1に示す従来のものと同様であるので、従来と同様なも
のには同一符号を付してそれらの説明は省略する。
クロコンピュータ60、ラジオボタン61、ラジオ用リ
チウム充電式電池62、チューナ63、ローパスフィル
タ64、アンプ65、LCDドライバ66、キーマトリ
ックス回路67、ヘッドホン68、アンテナ69、トラ
ンジスタQ1,Q2、ダイオードD1,D2、コンデン
サC1を備えて構成されている。そしてマイクロコンピ
ュータ60等操作ユニット11の各部には操作ユニット
11が本体1に装着されているときには電源70からの
電力がダイオードD2を介して供給されるようになって
おり、操作ユニット11が本体1から取り外されたとき
には、ラジオボタン61がオンになったときにラジオ受
信可能モードとなってラジオ用リチウム充電式電池62
から各部に電力が供給されるようになっている。このラ
ジオボタン61は操作ユニット11が本体1から取り外
されたときにのみ動作可能とされており、ラジオボタン
61がオンされたことを条件に電池62からの電力が各
部に供給され、電力の浪費を防止するようになってい
る。すなわち、マイクロコンピュータ60は操作ユニッ
ト11が本体1から取り外されたことを判定した後、ラ
ジオボタン61を動作可能とし、ラジオボタン61が押
されたときにラジオ受信可能モードとするようになって
いる。
と、チューナ63がアンテナ69を介してラジオ電波を
受信し、オシレータ(OSC)からPLL内蔵マイクロ
コンピュータ60へ局部発信周波数の信号を出力し、ロ
ーパスフィルタ64からバラクタへ雑音成分が取り除か
れた直流分を入力し、アンプ65へオーディオ信号を出
力するようになっている。すなわちチューナ63、ロー
パスフィルタ64、PLL内蔵マイクロコンピュータ6
0は選択手段及び検波手段を構成するようになってい
る。
65へ出力されると、このオーディオ信号がアンプ65
で増幅され、ヘッドホン68へ出力される。そしてヘッ
ドホン68から受信電波に応じた音声が出力される。す
なわち、アンプ65は増幅手段を構成し、ヘッドホン6
8は音声出力手段を構成するようになっている。なお、
アンテナ69はアンテナスイッチ60の操作によって操
作ユニット11の内部から外部へ出されるようになって
いる。
トに従って説明する。まず操作ユニット11を本体1か
ら取り外すと(ステップS1)、PLL内蔵マイクロコ
ンピュータ60が操作ユニット11を本体1から取り外
したことを判断し、ラジオボタン61を動作可能とす
る。ラジオボタン61がオンになると、PLL内蔵マイ
クロコンピュータ60がオン状態となり、ラジオ用リチ
ウム充電式電池62からの電力がマイクロコンピュータ
60とチューナ63に供給され、ラジオ受信可能モード
となる(ステップS2,S3,S4)。このときアンテ
ナスイッチ80が押されると、アンテナ69が操作ユニ
ット11から外部に出される(ステップS5)。このと
きチューニングしてラジオを受信すると(ステップS
6)、アンテナ69で受信された電波はチューナ63に
入力される。このときオシレータで電波の周波数を出力
の中間周波数に変換するための局部発信周波数を発信さ
せて、マイクロコンピュータ60に入力し、マイクロコ
ンピュータ60内で設定されている周波数との位相の比
較が行われ、その比較結果に応じた情報がローパスフィ
ルタ64に転送され、雑音成分が除去された後、その直
流分がチューナ63のバラクタに入力され、位相が等し
くなるまで上記の処理が行われる。
ンプ65へオーディオ信号が出力され、アンプ65でオ
ーディオ信号が増幅された後ヘッドホン68に出力され
る。そしてヘッドホン68によって受信電波が音声とし
て再生され、音を聞くことができる。
ヘッドホン68を操作ユニット11に装着するとラジオ
を聞くことができる(ステップS7,S8,S9)。一
方ラジオを聞かない場合は、ラジオボタン60をオフに
して持ち歩くか、操作ユニット11を本体1に取り付け
る(ステップS10,S11,S12,S13,S1
4)。
ニット11が盗難防止のために取り外せるだけでなく、
ヘッドホンラジオとしてラジオ放送を聞くことができ
る。
に、操作ユニット内にラジオを内蔵するようにしたた
め、操作ユニット自体でもラジオ放送を聞くことができ
る。
装置付電子機器のブロック構成図
めの図
めの図
Claims (1)
- 【請求項1】 操作手段が設けられた操作ユニットと、
この操作ユニットを着脱自在に保持する保持機構が形成
された電子機器本体とを有し、前記電子機器本体は、前
記保持機構に前記操作ユニットが装着されたときに前記
操作ユニットと前記電子機器本体とを電気的に接続する
ための接点を備え、前記操作ユニットは、前記保持機構
に前記操作ユニットが装着されたときに前記操作ユニッ
トと前記電子機器本体とを電気的に接続するための接点
と、ラジオ電波を受信するアンテナと、このアンテナの
受信電波の中の特定の周波数を選択する選択手段と、こ
の選択手段の選択による周波数信号を検波する検波手段
と、この検波手段の検波出力を増幅してオーディオ信号
を出力する増幅手段と、この増幅手段で増幅されたオー
ディオ信号を音声に変換する音声出力手段と、前記操作
ユニットの各手段に電力を供給する充電式電池と、を備
えているラジオ内蔵形盗難防止装置付電子機器。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP15872693A JP2947005B2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | ラジオ内蔵形盗難防止装置付電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15872693A JP2947005B2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | ラジオ内蔵形盗難防止装置付電子機器 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0715360A JPH0715360A (ja) | 1995-01-17 |
JP2947005B2 true JP2947005B2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15872693A Expired - Fee Related JP2947005B2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | ラジオ内蔵形盗難防止装置付電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2947005B2 (ja) |
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JP2009023531A (ja) * | 2007-07-20 | 2009-02-05 | Fujitsu Ten Ltd | 電子装置及び電子システム |
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JP5244944B2 (ja) * | 2011-06-20 | 2013-07-24 | 株式会社ジェイ・エム・エス | 接触型加熱装置 |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP15872693A patent/JP2947005B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0715360A (ja) | 1995-01-17 |
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