JP2881763B2 - 車載用機器の着脱装置 - Google Patents
車載用機器の着脱装置Info
- Publication number
- JP2881763B2 JP2881763B2 JP63045215A JP4521588A JP2881763B2 JP 2881763 B2 JP2881763 B2 JP 2881763B2 JP 63045215 A JP63045215 A JP 63045215A JP 4521588 A JP4521588 A JP 4521588A JP 2881763 B2 JP2881763 B2 JP 2881763B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- handle
- apparatus main
- mounting frame
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R11/00—Arrangements for holding or mounting articles, not otherwise provided for
- B60R11/02—Arrangements for holding or mounting articles, not otherwise provided for for radio sets, television sets, telephones, or the like; Arrangement of controls thereof
- B60R11/0205—Arrangements for holding or mounting articles, not otherwise provided for for radio sets, television sets, telephones, or the like; Arrangement of controls thereof for radio sets
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R11/00—Arrangements for holding or mounting articles, not otherwise provided for
- B60R2011/0042—Arrangements for holding or mounting articles, not otherwise provided for characterised by mounting means
- B60R2011/0043—Arrangements for holding or mounting articles, not otherwise provided for characterised by mounting means for integrated articles, i.e. not substantially protruding from the surrounding parts
- B60R2011/0045—Arrangements for holding or mounting articles, not otherwise provided for characterised by mounting means for integrated articles, i.e. not substantially protruding from the surrounding parts with visible part, e.g. flush mounted
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R11/00—Arrangements for holding or mounting articles, not otherwise provided for
- B60R2011/0096—Theft prevention of articles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、車載用ラジオ、車載用ディスク再生装置、
車載用磁気記録再生装置等の車載用機器を自動車内のダ
ッシュボード部等の所定個所にワンタッチで取付け、取
外しができる車載用機器の着脱装置に関する。
車載用磁気記録再生装置等の車載用機器を自動車内のダ
ッシュボード部等の所定個所にワンタッチで取付け、取
外しができる車載用機器の着脱装置に関する。
従来の技術 従来より、盗難防止等の目的で車載用ラジオ等の車載
用機器を、自動車内の所定箇所に容易に取付け、取外し
可能とした着脱装置が知られている。例えばこのような
着脱装置は、西ドイツ特許第2903176号に記載されてい
る。この着脱装置は、装置本体に設けられた弾性部材を
取付枠に係合させることにより、装置本体を取付枠に固
定し、また装置本体を取付枠から取外す場合には、別途
用意された金具を使用し、この金具により弾性部材の係
合を解除するとともに、この金具を取外し用金具として
兼用するものである。
用機器を、自動車内の所定箇所に容易に取付け、取外し
可能とした着脱装置が知られている。例えばこのような
着脱装置は、西ドイツ特許第2903176号に記載されてい
る。この着脱装置は、装置本体に設けられた弾性部材を
取付枠に係合させることにより、装置本体を取付枠に固
定し、また装置本体を取付枠から取外す場合には、別途
用意された金具を使用し、この金具により弾性部材の係
合を解除するとともに、この金具を取外し用金具として
兼用するものである。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の着脱装置は、装置本体を取
外す際に、別途用意しておいた金具を使用しなければな
らず、使い勝手が悪いものであった。
外す際に、別途用意しておいた金具を使用しなければな
らず、使い勝手が悪いものであった。
本発明は、上記従来例の問題点を解決するものであ
り、装置本体取外し用のハンドルを装置本体に装着して
おき、装置本体を取付枠から取外す場合に、このハンド
ルを自動的に把持し易い位置に移動できる着脱装置を提
供するものである。
り、装置本体取外し用のハンドルを装置本体に装着して
おき、装置本体を取付枠から取外す場合に、このハンド
ルを自動的に把持し易い位置に移動できる着脱装置を提
供するものである。
課題を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するために、装置本体が挿
入される空洞を有し壁部に係合穴が形成された取付枠
と、上記装置本体に設けた軸の周りに回動可能に支持さ
れており、上記装置本体を上記取付枠に固定する方向へ
付勢する弾性体を有するロック部材と、上記装置本体に
支持されたハンドルと、上記装置本体に設けた軸の周り
に回動可能に支持されており、上記ハンドルを駆動する
駆動部と上記ハンドルを駆動しない方向へ付勢する弾性
体とを有する回動部材と、上記装置本体に対しその前後
方向に摺動可能に支持されており、前端部に被操作部を
有し、上記ロック部材に設けた穴に係合しこのロック部
材を回動させる第１の突起部と上記回動部材に設けた穴
に係合しこの回動部材を回動させる第２の突起部と上記
装置本体の前方へ付勢する弾性体とを有する摺動部材
と、上記装置本体に支持されており、上記摺動部材の後
退位置にて上記摺動部材に設けた穴に係合する爪と上記
装置本体外に突出する突片とを有し上記爪を係合する方
向へ付勢する弾性係合部材と、を具備することを特徴と
するものである。
入される空洞を有し壁部に係合穴が形成された取付枠
と、上記装置本体に設けた軸の周りに回動可能に支持さ
れており、上記装置本体を上記取付枠に固定する方向へ
付勢する弾性体を有するロック部材と、上記装置本体に
支持されたハンドルと、上記装置本体に設けた軸の周り
に回動可能に支持されており、上記ハンドルを駆動する
駆動部と上記ハンドルを駆動しない方向へ付勢する弾性
体とを有する回動部材と、上記装置本体に対しその前後
方向に摺動可能に支持されており、前端部に被操作部を
有し、上記ロック部材に設けた穴に係合しこのロック部
材を回動させる第１の突起部と上記回動部材に設けた穴
に係合しこの回動部材を回動させる第２の突起部と上記
装置本体の前方へ付勢する弾性体とを有する摺動部材
と、上記装置本体に支持されており、上記摺動部材の後
退位置にて上記摺動部材に設けた穴に係合する爪と上記
装置本体外に突出する突片とを有し上記爪を係合する方
向へ付勢する弾性係合部材と、を具備することを特徴と
するものである。
作用 本発明は上記のような構成であり、摺動部材を摺動さ
せると、自動車内のダッシュボード等の取付部に係合さ
れたロック部材が、摺動部材により回動され係合が解除
されるとともに、摺動部材の摺動動作に伴って回動部材
が回動し、この回動部材によりハンドルが装置本体前面
に押し出される。このように、摺動部材を摺動させるこ
とによりロック部材の係合が解除されるとともに、ハン
ドルが把持し易い位置まで押し出され、このハンドルを
引くことにより、容易に装置本体を取外すことができ
る。
せると、自動車内のダッシュボード等の取付部に係合さ
れたロック部材が、摺動部材により回動され係合が解除
されるとともに、摺動部材の摺動動作に伴って回動部材
が回動し、この回動部材によりハンドルが装置本体前面
に押し出される。このように、摺動部材を摺動させるこ
とによりロック部材の係合が解除されるとともに、ハン
ドルが把持し易い位置まで押し出され、このハンドルを
引くことにより、容易に装置本体を取外すことができ
る。
実施例 以下に本発明の一実施例について、図面とともに説明
する。第１図において、１はラジオ受信機とカセット式
磁気記録再生装置とを一体化してなる車載用オーディオ
装置の装置本体であり、この装置本体１はラジオ受信回
路、カセットデッキ等が収納された箱型のケース２と、
このケース２の前面に取付けられた前面パネル３等から
構成され、前面パネル３には各種操作釦４、カセット挿
入孔５、表示部６等が形成されている。７は上記装置本
体１のケース２の側部にネジ止めされたハンドル部材で
あり、このハンドル部材７はコ字状枠体８と、このコ字
状枠体８の両端に設けられた取付片９と、上記コ字状枠
体８に回動可能に支持されたコ字状のハンドル10とから
構成される。11は筒状の取付枠であり、この取付枠11は
自動車内のダッシュボード部等の空洞部に予め取付られ
る。12は取付枠11の上面に形成されたＬ字状の係合孔で
あり、取付枠11内に挿入された装置本体１のロック片が
この係合孔12に係合し、装置本体１が取付枠11内に取付
けられる。13は取付枠11の背面部にネジ止めされたアン
プユニットであり、このアンプユニット13は、放熱特性
に優れた材料で形成され筐体14と、この筐体14に内臓さ
れたパワーアンプと、コネクタ15とから構成される。上
記コネクタ15は、装置本体１を取付枠11に挿入した際
に、装置本体１の背面に設けられたコネクタ（図示せ
ず）と結合され、装置本体１内の回路とアンプユニット
13内のパワーアンプとを電気的に接続する。
する。第１図において、１はラジオ受信機とカセット式
磁気記録再生装置とを一体化してなる車載用オーディオ
装置の装置本体であり、この装置本体１はラジオ受信回
路、カセットデッキ等が収納された箱型のケース２と、
このケース２の前面に取付けられた前面パネル３等から
構成され、前面パネル３には各種操作釦４、カセット挿
入孔５、表示部６等が形成されている。７は上記装置本
体１のケース２の側部にネジ止めされたハンドル部材で
あり、このハンドル部材７はコ字状枠体８と、このコ字
状枠体８の両端に設けられた取付片９と、上記コ字状枠
体８に回動可能に支持されたコ字状のハンドル10とから
構成される。11は筒状の取付枠であり、この取付枠11は
自動車内のダッシュボード部等の空洞部に予め取付られ
る。12は取付枠11の上面に形成されたＬ字状の係合孔で
あり、取付枠11内に挿入された装置本体１のロック片が
この係合孔12に係合し、装置本体１が取付枠11内に取付
けられる。13は取付枠11の背面部にネジ止めされたアン
プユニットであり、このアンプユニット13は、放熱特性
に優れた材料で形成され筐体14と、この筐体14に内臓さ
れたパワーアンプと、コネクタ15とから構成される。上
記コネクタ15は、装置本体１を取付枠11に挿入した際
に、装置本体１の背面に設けられたコネクタ（図示せ
ず）と結合され、装置本体１内の回路とアンプユニット
13内のパワーアンプとを電気的に接続する。
第２図〜第５図は、上記装置本体１のケース２の内側
部に取付けられるロック機構を示している。第２図〜第
５図において、16は装置本体１のケース２の側板に取付
けられた基板、17、18、19は基板16に植設されたピン、
20はピン17、18に摺動自在に支持された摺動板であり、
この摺動板20にはピン21、22が植設されているととも
に、係合孔23が形成されている。24は一端が上記基板16
に固定された弾性係合部材であり、この弾性係合部材24
の遊端には係合爪25が形成されている。26は弾性係合部
材24のほぼ中央部に形成された円弧状の突片であり、こ
の突片26の先端部は、上記基板16に形成されたスリット
27を介して基板16の反対面側に突出している。28はピン
17に回転自在に支持されたロック板であり、このロック
板28には、上記摺動板20のピン22が挿入される三角形状
の孔29が形成されているとともに、ロック板28の遊端に
は折り曲げられたロック片30が設けられている。31は一
端が上記基板16の係止片32に係止されるとともに、他端
が上記ロック板28の係止片33に係止されたスプリングで
あり、このスプリング31の弾性力により上記ロック板28
は時計方向（第４図）に付勢される。34は一端がピン18
に係止され、他端が上記摺動板20のピン21に係止された
スプリングであり、このスプリング34の弾性力により、
上記摺動板20は前方へ付勢される。35はピン19に回動自
在に支持された回動板であり、この回動板35には、上記
摺動板20のピン21が挿入される孔36が形成されており、
摺動板20と回動板35とはピン21を介して連結されてい
る。37は回動板35に一体に形成された駆動片であり、こ
の駆動片37は前面パネル３の孔を介して前方に突出可能
である。
部に取付けられるロック機構を示している。第２図〜第
５図において、16は装置本体１のケース２の側板に取付
けられた基板、17、18、19は基板16に植設されたピン、
20はピン17、18に摺動自在に支持された摺動板であり、
この摺動板20にはピン21、22が植設されているととも
に、係合孔23が形成されている。24は一端が上記基板16
に固定された弾性係合部材であり、この弾性係合部材24
の遊端には係合爪25が形成されている。26は弾性係合部
材24のほぼ中央部に形成された円弧状の突片であり、こ
の突片26の先端部は、上記基板16に形成されたスリット
27を介して基板16の反対面側に突出している。28はピン
17に回転自在に支持されたロック板であり、このロック
板28には、上記摺動板20のピン22が挿入される三角形状
の孔29が形成されているとともに、ロック板28の遊端に
は折り曲げられたロック片30が設けられている。31は一
端が上記基板16の係止片32に係止されるとともに、他端
が上記ロック板28の係止片33に係止されたスプリングで
あり、このスプリング31の弾性力により上記ロック板28
は時計方向（第４図）に付勢される。34は一端がピン18
に係止され、他端が上記摺動板20のピン21に係止された
スプリングであり、このスプリング34の弾性力により、
上記摺動板20は前方へ付勢される。35はピン19に回動自
在に支持された回動板であり、この回動板35には、上記
摺動板20のピン21が挿入される孔36が形成されており、
摺動板20と回動板35とはピン21を介して連結されてい
る。37は回動板35に一体に形成された駆動片であり、こ
の駆動片37は前面パネル３の孔を介して前方に突出可能
である。
次に上記ロック機構の動作について説明する。第２図
に示すように、装置本体１のケース２のＬ字状孔38より
ロック機構のロック片30が突出している状態で、装置本
体１を取付枠11内に挿入していくと、ロック片30が取付
枠11の上面板に接触し反時計方向に回動される。装置本
体１を更に取付枠11内に挿入していき、ロック片30が取
付枠11の上面板に形成されたＬ字状の係合孔12に達する
と、スプリング31の弾性力によってロック板28が時計方
向に回動し、ロック片30が上記取付枠11の係合孔12に係
合し、装置本体１が取付枠11に固定される。
に示すように、装置本体１のケース２のＬ字状孔38より
ロック機構のロック片30が突出している状態で、装置本
体１を取付枠11内に挿入していくと、ロック片30が取付
枠11の上面板に接触し反時計方向に回動される。装置本
体１を更に取付枠11内に挿入していき、ロック片30が取
付枠11の上面板に形成されたＬ字状の係合孔12に達する
と、スプリング31の弾性力によってロック板28が時計方
向に回動し、ロック片30が上記取付枠11の係合孔12に係
合し、装置本体１が取付枠11に固定される。
次に、装置本体１を取付枠11より取外す動作について
説明する。第３図に示すように前面パネル３の小孔39よ
り棒状体（図示せず）を挿入し、この棒状体でスプリン
グ34の弾性力に抗して摺動板20の先端を押すと、摺動板
20が後方に摺動する。摺動板20が後方に摺動していく
と、この摺動板20に設けられたピン22が、ロック板28の
三角形状の孔29の縁部を押す結果、ロック板28は反時計
方向（第３図）に回動し、ロック片30と取付枠11の係合
孔12との係合が解除される。また摺動板20の後方への摺
動に伴って、摺動板20にピン21を介して連結された回動
板35が時計方向に回動され、回動板35の駆動片37が前面
パネル１より前方に突出し、ハンドル10を後部より押
す。このため、前面パネル１の下面部に位置していたハ
ンドル10は、前面パネル３の前方に移動し（第７図参
照）把持し易い状態になる。また摺動板20を後方に摺動
させていくと、摺動板20の係合孔23が弾性係合部材24の
係合爪25に係止され、スプリング34の弾性力による摺動
板20の前方への移動が阻止される。このように、摺動板
20を後方に摺動させ、この摺動板20を弾性係合部材24の
遊端に形成された係合爪25で係止させるまでの過程で、
ロック片30と取付枠11の係合孔12との係合が解除される
とともに、前面パネル３の下面部に位置していたハンド
ル10が前方に押し出される。前面パネル３の前方に押し
出されたハンドル10を手で把持して前方に引くと、装置
本体１が取付枠11から引き出される。なお、装置本体１
を取付枠11から引き出す過程において、弾性係合部材24
の円弧状の突片26が取付枠11の側面で押されるため、弾
性係合部材24の係合爪25による摺動板20の係止が解除さ
れ、摺動板20はスプリング34の弾性力により前方に付勢
される。このため回動板35は反時計方向に回動し、回動
板35の駆動片37が後退するとともに、スプリング31の弾
性力によりロック板28は時計方向に回動可能となる。
説明する。第３図に示すように前面パネル３の小孔39よ
り棒状体（図示せず）を挿入し、この棒状体でスプリン
グ34の弾性力に抗して摺動板20の先端を押すと、摺動板
20が後方に摺動する。摺動板20が後方に摺動していく
と、この摺動板20に設けられたピン22が、ロック板28の
三角形状の孔29の縁部を押す結果、ロック板28は反時計
方向（第３図）に回動し、ロック片30と取付枠11の係合
孔12との係合が解除される。また摺動板20の後方への摺
動に伴って、摺動板20にピン21を介して連結された回動
板35が時計方向に回動され、回動板35の駆動片37が前面
パネル１より前方に突出し、ハンドル10を後部より押
す。このため、前面パネル１の下面部に位置していたハ
ンドル10は、前面パネル３の前方に移動し（第７図参
照）把持し易い状態になる。また摺動板20を後方に摺動
させていくと、摺動板20の係合孔23が弾性係合部材24の
係合爪25に係止され、スプリング34の弾性力による摺動
板20の前方への移動が阻止される。このように、摺動板
20を後方に摺動させ、この摺動板20を弾性係合部材24の
遊端に形成された係合爪25で係止させるまでの過程で、
ロック片30と取付枠11の係合孔12との係合が解除される
とともに、前面パネル３の下面部に位置していたハンド
ル10が前方に押し出される。前面パネル３の前方に押し
出されたハンドル10を手で把持して前方に引くと、装置
本体１が取付枠11から引き出される。なお、装置本体１
を取付枠11から引き出す過程において、弾性係合部材24
の円弧状の突片26が取付枠11の側面で押されるため、弾
性係合部材24の係合爪25による摺動板20の係止が解除さ
れ、摺動板20はスプリング34の弾性力により前方に付勢
される。このため回動板35は反時計方向に回動し、回動
板35の駆動片37が後退するとともに、スプリング31の弾
性力によりロック板28は時計方向に回動可能となる。
なお、上記実施例は、取付枠を使用しているが、自動
車のダッシュボード部等に形成される電子機器取付用空
洞部に上記取付枠と同等の機能を付与した場合には、上
記取付枠を使用することなく、本発明を採用できるもの
である。例えば、ダッシュボード部に形成される機器取
付用空洞部の内径を装置本体の外径とほぼ同じにし、か
つ上記機器取付用空洞部の上壁面にロック片30が係合可
能なＬ字状の凹部又はＬ字状の孔を形成すれば、前記実
施例の取付枠11を使用することなく、本発明を実施でき
る。また上記実施例はパワーアンプを装置本体とは別個
に設けコネクタによって装置本体とパワーアンプとを接
続する構成になっているが、パワーアンプを装置本体内
に収納してもよいものである。また、上記実施例では、
ハンドル10を回動可能に支持しているが、ハンドル10を
前面パネル３に摺動可能に支持し、回動板35の回動時に
駆動片37でハンドル10を前方に駆動するようにしてもよ
いものである。
車のダッシュボード部等に形成される電子機器取付用空
洞部に上記取付枠と同等の機能を付与した場合には、上
記取付枠を使用することなく、本発明を採用できるもの
である。例えば、ダッシュボード部に形成される機器取
付用空洞部の内径を装置本体の外径とほぼ同じにし、か
つ上記機器取付用空洞部の上壁面にロック片30が係合可
能なＬ字状の凹部又はＬ字状の孔を形成すれば、前記実
施例の取付枠11を使用することなく、本発明を実施でき
る。また上記実施例はパワーアンプを装置本体とは別個
に設けコネクタによって装置本体とパワーアンプとを接
続する構成になっているが、パワーアンプを装置本体内
に収納してもよいものである。また、上記実施例では、
ハンドル10を回動可能に支持しているが、ハンドル10を
前面パネル３に摺動可能に支持し、回動板35の回動時に
駆動片37でハンドル10を前方に駆動するようにしてもよ
いものである。
発明の効果 本発明は上記のような構成であり、装置本体の取付部
への取付け、取外しを容易に行うことができるととも
に、特に装置本体を取外す際に、摺動部材を操作すれ
ば、ロック部材のロックが解除されるとともに、ハンド
ルを把持し易い位置に自動的に引き出すことができる利
点を有するものである。
への取付け、取外しを容易に行うことができるととも
に、特に装置本体を取外す際に、摺動部材を操作すれ
ば、ロック部材のロックが解除されるとともに、ハンド
ルを把持し易い位置に自動的に引き出すことができる利
点を有するものである。
第１図は本発明の一実施例における着脱装置を採用した
車載用オーディオ機器の分解斜視図、第２図は同着脱装
置の要部の斜視図、第３図は同着脱装置の動作説明図、
第４図は同着脱装置の分解斜視図、第５図はは同着脱装
置の一部の斜視図、第６図は同着脱装置を採用した車載
用オーディオ装置の一部の斜視図、第７図は同オーディ
オ装置の装置本体を取外す状態を示す斜視図である。 １……装置本体、２……ケース、３……前面パネル、７
……ハンドル部材、10……ハンドル、11……取付枠、12
……係合孔、16……基板、17,18,19……ピン、20……摺
動板、21,22……ピン、23……係合孔、24……弾性係合
部材、25……係合爪、26……突片、27……スリット、28
……ロック板、29……孔、30……ロック片、31……スプ
リング、32,33……係止片、34……スプリング、35……
回動板、36……孔、37……駆動片、38……Ｌ字状孔、39
……小孔。
車載用オーディオ機器の分解斜視図、第２図は同着脱装
置の要部の斜視図、第３図は同着脱装置の動作説明図、
第４図は同着脱装置の分解斜視図、第５図はは同着脱装
置の一部の斜視図、第６図は同着脱装置を採用した車載
用オーディオ装置の一部の斜視図、第７図は同オーディ
オ装置の装置本体を取外す状態を示す斜視図である。 １……装置本体、２……ケース、３……前面パネル、７
……ハンドル部材、10……ハンドル、11……取付枠、12
……係合孔、16……基板、17,18,19……ピン、20……摺
動板、21,22……ピン、23……係合孔、24……弾性係合
部材、25……係合爪、26……突片、27……スリット、28
……ロック板、29……孔、30……ロック片、31……スプ
リング、32,33……係止片、34……スプリング、35……
回動板、36……孔、37……駆動片、38……Ｌ字状孔、39
……小孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−87873（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−118271（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−105382（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−118272（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−127049（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−202450（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭56−155477（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−106381（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B60R 11/02 H05K 5/02
Claims (1)
- 【請求項１】装置本体が挿入される空洞を有し壁部に係
合穴が形成された取付枠と、上記装置本体に設けた軸の
周りに回動可能に支持されており、上記装置本体を上記
取付枠に固定する方向へ付勢する弾性体を有するロック
部材と、上記装置本体に支持されたハンドルと、上記装
置本体に設けた軸の周りに回動可能に支持されており、
上記ハンドルを駆動する駆動部と上記ハンドルを駆動し
ない方向へ付勢する弾性体とを有する回動部材と、上記
装置本体に対しその前後方向に摺動可能に支持されてお
り、前端部に被操作部を有し、上記ロック部材に設けた
穴に係合しこのロック部材を回動させる第１の突起部と
上記回動部材に設けた穴に係合しこの回動部材を回動さ
せる第２の突起部と上記装置本体の前方へ付勢する弾性
体とを有する摺動部材と、上記装置本体に支持されてお
り、上記摺動部材の後退位置にて上記摺動部材に設けた
穴に係合する爪と上記装置本体外に突出する突片とを有
し上記爪を係合する方向へ付勢する弾性係合部材と、を
具備することを特徴とする車載用機器の着脱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63045215A JP2881763B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 車載用機器の着脱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63045215A JP2881763B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 車載用機器の着脱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01218097A JPH01218097A (ja) | 1989-08-31 |
| JP2881763B2 true JP2881763B2 (ja) | 1999-04-12 |
Family
ID=12713045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63045215A Expired - Fee Related JP2881763B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 車載用機器の着脱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2881763B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2877135B2 (ja) * | 1997-04-18 | 1999-03-31 | 日本電気株式会社 | 多段連結電子部品モジュール |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62157189U (ja) * | 1986-03-26 | 1987-10-06 | ||
| JPS63105382U (ja) * | 1986-12-25 | 1988-07-08 |
-
1988
- 1988-02-26 JP JP63045215A patent/JP2881763B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01218097A (ja) | 1989-08-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3225718B2 (ja) | 電子機器及び着脱装置 | |
| US5510957A (en) | Locking and retaining mechnism for an electronic device having a detachable control unit | |
| US5245511A (en) | Car stereo having a detachable grille | |
| US5185804A (en) | Operating device of an electronic equipment mounted on a motor vehicle | |
| US5152496A (en) | Lock structure for vehicle mounted type electronic equipment | |
| JP2881763B2 (ja) | 車載用機器の着脱装置 | |
| JPH07132779A (ja) | パネル着脱機構 | |
| JPH02147445A (ja) | 車載用機器の着脱装置 | |
| JP3379685B2 (ja) | パネル着脱機構 | |
| JP3691162B2 (ja) | 着脱自在な操作パネルを装備したオーディオ装置 | |
| JP2940590B2 (ja) | パネル着脱機構 | |
| JP2589262Y2 (ja) | 操作部着脱装置 | |
| JP2524334Y2 (ja) | ハンドル装置 | |
| JPH1051154A (ja) | 押しボタン機構及びロック解除押しボタン機構 | |
| JP2002043765A (ja) | 電子機器 | |
| JP2533889Y2 (ja) | 車載用機器の操作装置 | |
| JP2603267Y2 (ja) | コントロールユニットの着脱装置 | |
| JPS5935030Y2 (ja) | 無線機等の車載用機器の取付装置 | |
| JPH027492Y2 (ja) | ||
| JPH09188202A (ja) | 車載用音響映像装置 | |
| JPH04271938A (ja) | 車両用音響装置 | |
| JPH09251766A (ja) | 車載用電子機器 | |
| JP2560623Y2 (ja) | パネル着脱機構 | |
| KR100246042B1 (ko) | 자동차용 오디오 시스템 | |
| JP2524333Y2 (ja) | ロック機構 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |