JPH06275808A - 半導体回路およびその作製方法 - Google Patents

半導体回路およびその作製方法

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JPH06275808A
JPH06275808A JP5086747A JP8674793A JPH06275808A JP H06275808 A JPH06275808 A JP H06275808A JP 5086747 A JP5086747 A JP 5086747A JP 8674793 A JP8674793 A JP 8674793A JP H06275808 A JPH06275808 A JP H06275808A
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徹 高山
Yasuhiko Takemura
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄膜ダイオード(TFD)と薄膜トランジス
タ(TFT)を有する半導体回路を低温で製造する方法
を提供する。 【構成】 アモルファスシリコン膜に、ニッケル、鉄、
コバルト、白金等のアモルファスシリコンの結晶化を促
進する触媒元素を有する被膜を密着させるか、あるいは
触媒元素をイオン注入等の手段で導入し,しかる後に、
基板の歪み温度よりも低い温度でアニールして結晶化を
おこなう。さらに、これにN型もしくはP型不純物をド
ーピングすることによってTFT、TFDを形成する。
TFDを光センサーとして使用する場合には、真性領域
(I層)上にアモルファスシリコン膜を新たに設けても
よい。この結果、TFTおよびTFDを同じシリコン膜
によって構成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄膜トランジスタ(T
FT)および薄膜ダイオード(TFD)を有する半導体
回路(例えば、イメージセンサー)およびその作製方法
に関するものである。本発明によって作製される半導体
回路は、ガラス等の絶縁基板上、単結晶シリコン等の半
導体基板上、いずれにも形成される。特に本発明は、熱
アニールによる結晶化、活性化を経て作製されるTF
T、TFDを有する半導体回路に関する。
【0002】
【従来の技術】薄膜トランジスタ、薄膜ダイオード等の
薄膜半導体素子は、使用されるシリコンの種類によっ
て、アモルファス系素子と結晶系素子に分かれている。
アモルファスシリコンは作製温度が低く、量産性に優れ
ていたが、電界効果移動度や導電率等の物性で結晶性シ
リコンに劣るので、高速動作特性を得るには結晶系の半
導体素子が求められていた。最近では、薄膜ダイオード
を用いた光センサーを、高速動作が可能な結晶系シリコ
ンを用いた薄膜トランジスタによって駆動する回路(例
えば、集積化イメージセンサー回路)が提唱されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようする課題】従来のTFDとTFTを
組み合わせた回路の作製手順の例を図4に示す。ガラス
基板41上に下地絶縁膜42を形成し、その上にアモル
ファスシリコン膜を形成して、これを600℃以上の温
度で長時間アニールすることにより結晶化させ、パター
ニングして島状シリコン領域43を得る。そして、ゲイ
ト絶縁膜44を形成し、さらに、ゲイト電極45N、4
5Pを形成する。(図4(A))
【0004】そして、公知のCMOS作製技術を使用し
てN型不純物領域46NとP型不純物領域46Pを形成
する。この不純物導入工程においてはゲイト電極に対し
て自己整合的に不純物が導入される。不純物注入後は、
レーザーアニール、熱アニール等の手段で不純物の活性
化がおこなわれる。(図4(B))
【0005】次に、第1の層間絶縁物47を形成して、
これにコンタクトホールを形成し、TFTのソース、ド
レインに電極・配線48a、48b、48cおよびアモ
ルファスシリコンダイオードの電極48dが形成され
る。(図4(C)) 次に、P型、I型(真性)、N型のアモルファスシリコ
ン膜49P、49I、49Nを順次積層して、これをパ
ターニングし、ダイオードの接合部を形成する。(図4
(D)) 最後に、第2の層間絶縁物50を形成し、これにコンタ
クトホールを形成して、アモルファスシリコンダイオー
ドの電極51を形成して、回路が完成する。(図4
(E))
【0006】このような手順を要する従来の方法では、
長時間の成膜が要求されるシリコン膜および層間絶縁物
がそれぞれ2層、それに加えてN層、P層の成膜も必要
であるので、スループットが低下するという問題点を抱
えていた。しかも、これらの成膜において使用されるプ
ラズマCVD法、減圧CVD法では、メンテナンスのた
めの装置のデッドタイムが大きく、これらの工程が余分
に存在することは一層のスループット低下をもたらす。
【0007】また、結晶シリコンTFTに用いるシリコ
ン膜の結晶化をおこなうにも600℃以上の温度が必要
であり、かつ、その結晶化に24時間以上の長い時間が
必要であったので、実際に量産する場合には、結晶化装
置の設備がいくつも必要とされ、巨額の設備投資がコス
トに跳ね返ってくるという問題を抱えていた。本発明
は、結晶シリコンTFTに用いるシリコン膜とTFDに
用いるシリコン膜とを同時に形成し、かつ、層間絶縁物
も1層のみとすることによって、上記の問題点を克服
し、また、600℃以下の温度で、かつ、実質的に問題
にならない程度の短時間でシリコン膜の結晶化をおこな
う技術を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者の研究の結果、
実質的にアモルファス状態のシリコン被膜に微量の触媒
材料を添加することによって結晶化を促進させ、結晶化
温度を低下させ、結晶化時間を短縮できることが明らか
になった。触媒元素としては、ニッケル(Ni)、鉄
(Fe)、コバルト(Co)、白金(Pt)が適してい
る。具体的には、これらの触媒元素単体あるいは珪化物
等の化合物を有する膜、粒子、クラスター等をアモルフ
ァスシリコン膜の下、もしくは上に密着して形成し、あ
るいはイオン注入法等の方法によってアモルファスシリ
コン膜中にこれらの触媒元素を導入し、その後、これを
適当な温度、典型的には580℃以下の温度で熱アニー
ルすることによって結晶化させることができる。
【0009】当然のことであるが、アニール温度が高い
ほど結晶化時間は短いという関係がある。また、触媒元
素の濃度が大きいほど結晶化温度が低く、結晶化時間が
短いという関係がある。本発明人の研究では、結晶化を
進行させるには、これらのうちの少なくとも1つの元素
の濃度が1×1017cm-3、好ましくは5×1018cm
-3以上存在することが必要であることがわかった。
【0010】一方、上記触媒材料はいずれもシリコンに
とっては好ましくない材料であるので、できるだけその
濃度が低いことが望まれる。本発明人の研究では、特に
活性領域として利用する場合には、十分な信頼性および
特性を得るためにこれらの触媒材料の濃度は合計して2
×1020cm-3を越えないことが望まれる。一方、ソー
ス、ドレイン等には比較的多量に存在しても、さして問
題とならないことが明らかになった。
【0011】さらに、このような触媒元素はアニールの
間に拡散することによって、周囲を結晶化させる効果を
有する。例えば、550℃で4時間のアニールをおこな
うと、これらの触媒元素は10〜20μm周囲に拡散
し、周囲を結晶化させる。このため、TFTのゲイト電
極の幅が20μm、好ましくは10μm以下であれば、
N型もしくはP型の不純物を導入する前後に、同様に触
媒元素をソース、ドレインに導入し、これをアニールす
ることによって、結晶化が横方向に進行し、触媒元素の
導入されなかった活性領域(チャネル形成領域)も結晶
化させることができる。また、一般的に、この方法で
は、ソース、ドレインにおける触媒元素の濃度に比較し
て、活性領域の触媒元素の濃度は低い。この横方向の結
晶化は、アニール温度および時間、触媒元素の濃度に依
存する。したがって、これらを最適化することによっ
て、結晶シリコン領域とアモルファスシリコン領域を自
在に作ることができる。例えば、TFTのゲイト電極の
幅を5μmのものと30μmのものの2種類を用意し、
5μmのものを結晶シリコンTFTに、30μmのもの
をアモルファスシリコンTFTにすることも可能であ
る。
【0012】本発明人は、この触媒元素の効果に着目
し、これを利用することによってより低温、短時間のア
ニールによって不純物領域の導電率を低下させることが
可能となった。本発明では、上記の触媒材料による結晶
化の特徴を生かして、不純物領域、およびTFTの活性
領域、TFDの真性領域を従来より低い温度で結晶化、
活性化させ、問題点であるプロセスの簡略化、すなわ
ち、成膜工程の削減を可能とする方法を見出した。その
概要を以下に示す。 アモルファスシリコン膜の成膜 ’触媒元素の導入(イオン注入もしくはイオンドーピ
ング法による)(触媒元素を有する物質のシリコン膜へ
の成膜によってもよい) 絶縁被膜(ゲイト絶縁膜)の成膜 TFTのゲイト電極、TFDのマスク材の形成 ドーピング不純物の導入(イオン注入もしくはイオ
ンドーピング法による) ドーピング不純物の活性化(600℃以下、8時間
以内) 層間絶縁物の形成 TFTのソース、ドレイン電極の形成
【0013】あるいは、 アモルファスシリコン膜の成膜 絶縁被膜(ゲイト絶縁膜)の成膜 TFTのゲイト電極、TFDのマスク材の形成 ドーピング不純物の導入(イオン注入もしくはイオ
ンドーピング法による) ’触媒元素の導入(イオン注入もしくはイオンドーピ
ング法による)(触媒元素を有する物質のシリコン膜へ
の成膜によってもよい) ドーピング不純物の活性化(600℃以下、8時間
以内) 層間絶縁物の形成 TFTのソース、ドレイン電極の形成
【0014】これらの工程において、後者のおよび
’はその順序を逆転させることも可能である。触媒元
素の濃度を精密に制御するという意味からはイオン注入
法等の手段が望ましい。結晶化、活性化のためには、6
00℃以下、典型的には550℃以下の温度で十分であ
り、また、アニール時間も8時間以内、典型的には4時
間以内で十分である。特に、イオン注入法やイオンドー
ピング法によって最初から均等に触媒元素が分布してい
る場合には、極めて結晶化が進行しやすかった。
【0015】本発明において、TFDの構造について簡
単に述べると、従来のTFDが、層構造を有していたの
に対し、本発明のTFDは平面上(プレーナー)構造を
有することを特徴とする。本発明においては、TFTの
活性領域とTFDの真性領域は同じアモルファスシリコ
ン膜を出発点とする。このため、従来では、2層のシリ
コン膜の形成が必要とされていたのに対し、本発明では
1層のシリコン膜の成膜で足りてしまう。そして、従来
必要であった、N層、P層に関してはTFTの不純物ド
ーピングの際に同時に平面的に形成することによって得
られる。すなわち、TFTにN型不純物を注入するとき
にTFDのN型領域を形成し、TFTにP型不純物を注
入するときにTFDのP型領域を形成する。この結果、
層間絶縁物も1層となる。
【0016】このような平面的なTFDは従来にない特
色を有する。従来のTFD(図4に示されるような形状
を有する)を例えば光センサーとして使用する場合に
は、半導体内部に発生する電界のかかる方向と光照射面
が垂直となり、光照射強度が電界のかかる方向で一様で
なく、効率よく電子・ホールを発生させ、外部に取り出
すことができなかった。また、層間のピンホール等によ
りTFDがショートすることもあった。本発明において
は、TFDに生じる電界の方向が光照射面と平行である
ので、電界方向での光強度が一定となり、光電変換効率
が向上し、また、ショートも生じにくい。
【0017】さらに、本発明においては、触媒元素の作
用のために、通常の熱アニールによっては結晶化しない
1000Å以下の薄いアモルファスシリコン膜も結晶化
する。TFTの段差部におけるゲイト絶縁膜のピンホー
ルや絶縁不良、ゲイト電極の断線等を防止する観点から
は、結晶シリコン膜の厚さは、1000Å以下、好まし
くは500Å以下が要求されていた。従来はレーザー結
晶化以外の方法では実現できなかったが、本発明によっ
て低温においても熱アニールによって実現できた。この
ことが歩留りのさらなる向上に寄与することは言うまで
もない。加えて、TFDを光センサーとして使用するに
おいても、薄い半導体層を使用するとSN比および光電
変換効率が向上する。以下に実施例を用いて、より詳細
に本発明を説明する。
【0018】
【実施例】〔実施例1〕 図1に本実施例の作製工程の
断面図を示す。まず、基板(コーニング7059)10
上にスパッタリング法によって厚さ2000Åの酸化珪
素の下地膜11を形成した。さらに、プラズマCVD法
によって、厚さ500〜1500Å、例えば1500Å
の真性(I型)のアモルファスシリコン膜を堆積した。
次に得られたアモルファスシリコン膜にイオン注入法に
よってニッケルイオンを注入した。ドーズ量は1×10
13〜5×1014cm-2、例えば5×1013cm-2とし
た。この結果、アモルファスシリコン膜中には、5×1
18cm-3程度の濃度でニッケルが注入された。(図1
(A))
【0019】次に、フォトリソグラフィー法によってパ
ターニングし、島状シリコン領域12a(TFT用)お
よび12b(TFD用)を形成した。さらに、スパッタ
リング法によって厚さ1000Åの酸化珪素膜13をゲ
イト絶縁膜として堆積した。スパッタリングには、ター
ゲットとして酸化珪素を用い、スパッタリング時の基板
温度は200〜400℃、例えば250℃、スパッタリ
ング雰囲気は酸素とアルゴンで、アルゴン/酸素=0〜
0.5、例えば0.1以下とした。引き続いて、減圧C
VD法によって、厚さ6000〜8000Å、例えば6
000Åのシリコン膜(0.1〜2%の燐を含む)を堆
積した。なお、この酸化珪素とシリコン膜の成膜工程は
連続的におこなうことが望ましい。そして、シリコン膜
をパターニングして、TFTのゲイト電極14a、14
bおよびTFDのマスク材14cを形成した。(図1
(B))
【0020】次に、図1(C)に示すように、フォトレ
ジストのマスク15aを形成し、プラズマドーピング法
によって、シリコン領域にゲイト電極をマスクとして不
純物(燐)を注入した。ドーピングガスとして、フォス
フィン(PH3 )を用い、加速電圧を60〜90kV、
例えば80kVとした。ドーズ量は1×1015〜8×1
15cm-2、例えば、2×1015cm-2とした。この結
果、TFTのN型の不純物領域16a、TFDのN型の
不純物領域17nが形成された。(図1(C))
【0021】次に、図1(D)に示すように、フォトレ
ジストのマスク15bを形成し、プラズマドーピング法
によって、シリコン領域にゲイト電極をマスクとして不
純物(ホウ素)を注入した。ドーピングガスとして、ジ
ボラン(B2 6 )を用い、加速電圧を40〜80k
V、例えば65kVとした。ドーズ量は1×1015〜8
×1015cm-2、例えば、5×1015とした。この結
果、TFTのP型の不純物領域16b、TFDのP型の
不純物領域17pが形成された。TFDのN型領域17
nおよびP型領域17pの間には真性領域17iが残さ
れる。(図1(D))
【0022】その後、還元雰囲気中、500℃で4時間
アニールすることによって、不純物を活性化させた。こ
のアニールによって結晶化が容易に進行し、ドーピング
不純物が活性化した。結晶化終了後、TFDのマスク材
14cを除去した。(図1(E))
【0023】続いて、厚さ6000Åの酸化珪素膜18
を層間絶縁物としてプラズマCVD法によって形成し、
これにコンタクトホールを形成して、金属材料、例え
ば、窒化チタンとアルミニウムの多層膜によってTFT
の電極・配線19a、19b、19c、TFDの電極・
配線19d、19eを形成した。最後に、1気圧の水素
雰囲気で350℃、30分のアニールをおこなった。以
上の工程によって半導体回路が完成した。(図1
(F))
【0024】本工程では、図から明らかなようにシリコ
ン膜、層間絶縁物を共に1層とすることができた。その
結果、成膜プロセスは大きく削減された。また、TFT
の活性領域およびTFDの真性領域のニッケルの濃度を
2次イオン質量分析(SIMS)法によって測定したと
ころ、共に1×1018〜5×1018cm-3のニッケルが
検出された。
【0025】本実施例の半導体回路のうち、TFDの部
分を図2(A)に示す。このTFDは光センサーとして
使用する場合には上方から光が入射される。このTFD
のA−A’に沿ったエネルギーバンド図は、図2(B)
のように示される。一般に結晶シリコンは光感度が低い
ので、これを改良するためには、図2(C)に示すよう
に、TFDのマスク14cを除去した後に、厚さ100
0〜8000Å、例えば3000Åの水素化アモルファ
スシリコン等の光感度の大きな半導体膜17aを真性領
域17iに密着して形成してもよい。
【0026】例えば、アモルファスシリコンを用いる場
合には、その下にある結晶シリコンの真性領域17iよ
りも光の吸収係数が大きいため、上方からの光照射によ
って、キャリヤがアモルファスシリコン膜17aで多量
に発生した後、結晶シリコンの真性領域17iにドリフ
トして、そこに印加されている電界によって分離され
る。
【0027】図2(C)のような構成においては、アモ
ルファス半導体膜17aにおいてキャリヤが発生すると
同時に、結晶シリコン半導体膜17iでもその光感度の
波長依存性に応じてキャリヤが発生している。そのた
め、より幅広い波長域の光を電気に変換することが可能
となる。アモルファス半導体膜17aとしてアモルファ
スシリコン膜を用いる場合には、これに炭素、窒素、酸
素等を添加して光感度の波長依存性を変えてもよい。
【0028】アモルファス半導体膜17aのエネルギー
バンド幅が真性領域17iに比べて広ければ、真性領域
17iで発生したキャリヤがアモルファス半導体膜17
aにドリフトすることを防止し、かつ、アモルファス半
導体膜17aで発生したキャリヤはそのエネルギーバン
ドの勾配に沿って真性領域17iに移動する。そのた
め、発生したキャリヤをより効率よく外部に取り出すこ
とができる。
【0029】〔実施例2〕 図3に本実施例の作製工程
の断面図を示す。基板(コーニング7059)30上に
スパッタリング法によって厚さ2000Åの酸化珪素の
下地膜31、さらにプラズマCVD法によってアモルフ
ァスシリコン膜を形成した。そして、アモルファスシリ
コン膜をパターニングして、島状シリコン領域32a
(TFT用)および32b(TFD用)を形成した。さ
らに、テトラ・エトキシ・シラン(Si(OC2 5
4 、TEOS)と酸素を原料として、プラズマCVD法
によってゲイト絶縁膜として、厚さ1000Åの酸化珪
素33を形成した。原料には、上記ガスに加えて、トリ
クロロエチレン(C2 HCl3 )を用いた。成膜前にチ
ャンバーに酸素を400SCCM流し、基板温度300
℃、全圧5Pa、RFパワー150Wでプラズマを発生
させ、この状態を10分保った。その後、チャンバーに
酸素300SCCM、TEOSを15SCCM、トリク
ロロエチレンを2SCCMを導入して、酸化珪素膜の成
膜をおこなった。基板温度、RFパワー、全圧は、それ
ぞれ300℃、75W、5Paであった。成膜完了後、
チャンバーに100Torrの水素を導入し、350℃
で35分の水素アニールをおこなった。
【0030】引き続いて、スパッタリング法によって、
厚さ6000〜8000Å、例えば6000Åのタンタ
ル膜を堆積した。なお、この酸化珪素33とタンタル膜
の成膜工程は連続的におこなうことが望ましい。タンタ
ルの代わりに、クロム、モリブテン、タングステン、チ
タン等を用いてもよいが、いずれも後のアニール工程に
耐えられることが必要である。そして、タンタル膜をパ
ターニングして、TFTのゲイト電極34a、34b、
TFDのマスク材34cを形成した。このとき、TFT
のゲイト電極の幅(=チャネル長)は5〜10μm、T
FDのマスク材の幅は20〜50μmとした。さらに、
このタンタル配線の表面を陽極酸化して、表面に酸化物
層を形成した。陽極酸化は、酒石酸の1〜5%エチレン
グリコール溶液中でおこなった。得られた酸化物層の厚
さは2000Åであった。(図3(A))
【0031】次に、プラズマドーピング法によって、シ
リコン領域に不純物(燐)を注入した。ドーピングガス
として、フォスフィン(PH3 )を用い、加速電圧を6
0〜90kV、例えば80kVとした。ドーズ量は1×
1015〜8×1015cm-2、例えば、2×1015cm-2
とした。このようにしてN型の不純物領域35を形成し
た。(図3(B)) 引き続き、イオン注入法によって、ニッケルイオンを注
入した。ドーズ量は1×1013〜5×1014cm-2、例
えば5×1013cm-2とした。この結果、アモルファス
シリコン膜中には、5×1018cm-3程度の濃度でニッ
ケルが注入された。(図3(C))
【0032】さらに、左側のTFT(Nチャネル型TF
T)およびTFDの右側の領域(N型領域)をフォトレ
ジスト36でマスクして、再び、プラズマドーピング法
で右側のTFT(PチャネルTFT)のシリコン領域お
よびTFDの左側の領域(P型領域)に不純物(ホウ
素)を注入した。ドーピングガスとして、ジボラン(B
2 6 )を用い、加速電圧を50〜80kV、例えば6
5kVとした。ドーズ量は1×1015〜8×1015cm
-2、例えば、先に注入された燐より多い5×1015cm
-2とした。この結果、TFTのN型の不純物領域37
a、同P型領域37bおよびTFDのN型領域38n、
P型領域38pを形成した。(図3(D))
【0033】その後、0.1〜1気圧の水素還元雰囲気
中、500℃で4時間アニールすることによって、不純
物を活性化させた。このとき、先にニッケルの注入され
た領域37a、37bおよび38p、38nにはニッケ
ルが拡散しているので、このアニールによって結晶化が
容易に進行し、ドーピング不純物が活性化した。また、
TFTの活性領域にもニッケルが拡散し、結晶化が進行
した。一方、TFDの真性領域38iの、特に中央部で
はシリコン中にはニッケルが存在せず、また、周囲から
の拡散もないので結晶化しなかった。すなわち、TFT
は全域に渡って結晶化し、TFDでは不純物領域と、不
純物領域に接した真性領域の一部が結晶化し、真性領域
38iの中央部はアモルファス状態であった。(図3
(E))
【0034】続いて、厚さ2000Åの酸化珪素膜39
を層間絶縁物としてプラズマCVD法によって形成し、
これにコンタクトホールを形成して、金属材料、例え
ば、窒化チタンとアルミニウムの多層膜によってTFT
の電極・配線40a、40b、40c、TFDの電極・
配線40d、40eを形成した。最後に、1気圧の水素
雰囲気で350℃、30分のアニールをおこなった。以
上の工程によって半導体回路が完成した。(図3
(F))
【0035】本実施例では、TFDのマスク材34c
は、他のゲイト電極配線とは絶縁されており、浮遊電位
状態とした。しかし、この場合には何らかの電荷の蓄積
によってTFDの動作が妨げられることがある。もし、
安定な動作が要求されるのであれば、TFDのP型領域
もしくはN型領域と同電位とするとよい。また、本実施
例では、真性領域38i上にはマスク材34cが存在し
ているので、TFDを光センサーとして使用する場合に
は、基板側から光を入射させることが必要である。本実
施例の場合には、実施例1のバリエーションとして示さ
れた図2(C)のように光感度を向上させるためにアモ
ルファス半導体膜を真性領域に密着させることは困難で
あるが、実施例1とは異なって真性領域38iには光感
度の良好なアモルファス状態の部分が残っているので問
題はない。
【0036】
【発明の効果】本発明によって、結晶性シリコンTFT
とTFDを有する半導体回路を作製するプロセスを削減
し、量産性を高めることができた。また、本発明は、例
えば、500℃というような低温、かつ、4時間という
短時間でシリコンの結晶化をおこなうことによっても、
スループットを向上させることができる。加えて、従
来、600℃以上のプロセスを採用した場合にはガラス
基板の縮みやソリが歩留り低下の原因として問題となっ
ていたが、本発明を利用することによってそのような問
題点は一気に解消してしまう。
【0037】このことは、大面積の基板を一度に処理で
きることを意味するものである。すなわち、大面積基板
を処理することによって、1枚の基板から多くの集積回
路等を切りだすことによって単価を大幅に低下させるこ
とができる。このように本発明は工業上有益な発明であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の作製工程断面図を示す。
【図2】 実施例1で得られたTFDおよびそのバン
ド図を示す。
【図3】 実施例2の作製工程断面図を示す。
【図4】 従来の作製工程例(断面図)を示す。
【符号の説明】
10・・・基板 11・・・下地絶縁膜(酸化珪素) 12・・・島状シリコン領域 13・・・ゲイト絶縁膜(酸化珪素) 14・・・ゲイト電極およびマスク材(燐ドープされた
シリコン) 15・・・ドーピングマスク(フォトレジスト) 16・・・TFTのソース、ドレイン領域 17・・・TFDの不純物領域・真性領域 18・・・層間絶縁物(酸化珪素) 19・・・金属配線・電極(窒化チタン/アルミニウ
ム)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/784 9056−4M H01L 29/78 311 Y 9056−4M 311 C

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に形成された少なくとも1つの薄
    膜トランジスタと少なくとも1つの薄膜ダイオードを有
    し、前記薄膜トランジスタの活性領域(チャネル形成領
    域)を形成する半導体膜は、前記薄膜ダイオードの真性
    領域(I層)と同じ層の半導体膜であり、前記薄膜トラ
    ンジスタの活性領域(チャネル形成領域)および前記薄
    膜ダイオードの真性領域に含まれる結晶化を促進する触
    媒元素の濃度は1×1017cm-3もしくはそれ以上の濃
    度、かつ2×1020cm-3未満の濃度であることを特徴
    とする半導体回路。
  2. 【請求項2】 請求項1において、触媒元素の濃度は、
    2次イオン質量分析法によって得られた最小値によって
    定義されることを特徴とする半導体回路。
  3. 【請求項3】 請求項1において、触媒元素は、ニッケ
    ル、鉄、コバルト、白金の少なくとも1つであることを
    特徴とする半導体回路。
  4. 【請求項4】 請求項1において、該薄膜ダイオードの
    真性領域に密着して、アモルファス半導体膜が設けられ
    ていることを特徴とする半導体回路。
  5. 【請求項5】 基板上に形成された少なくとも1つの薄
    膜トランジスタと少なくとも1つの薄膜ダイオードを有
    し、前記薄膜トランジスタの活性領域(チャネル形成領
    域)を形成する半導体膜は、前記薄膜ダイオードの真性
    領域(I層)と同じ層の半導体膜であり、前記薄膜トラ
    ンジスタの活性領域(チャネル形成領域)の幅(チャネ
    ル長)は前記薄膜ダイオードの真性領域の幅よりも短
    く、かつ、前記薄膜トランジスタの活性領域は実質的に
    結晶シリコンによって構成され、前記薄膜ダイオードの
    真性領域の少なくとも一部はアモルファスシリコンであ
    ることを特徴とする半導体回路。
  6. 【請求項6】 基板上に実質的にアモルファス状態のシ
    リコン膜を形成する第1の工程と、 前記シリコン膜に結晶化を促進する触媒元素を導入する
    第2の工程と、 前記シリコン膜上に絶縁被膜および薄膜トランジスタの
    ゲイト電極、および薄膜ダイオードのマスク材を形成す
    る第3の工程と、 前記ゲイト電極およびマスク材をマスクとして、シリコ
    ン膜におよびドーピング不純物を添加する第4の工程
    と、 前記シリコン膜を熱アニールすることによって、導入さ
    れた不純物の活性化をおこなう第5の工程とを有するこ
    とを特徴とする半導体回路の作製方法。
  7. 【請求項7】 基板上に実質的にアモルファス状態のシ
    リコン膜を形成する第1の工程と、 前記シリコン膜上に絶縁被膜および薄膜トランジスタの
    ゲイト電極、および薄膜ダイオードのマスク材を形成す
    る第2の工程と、 前記ゲイト電極およびマスク材をマスクとして、シリコ
    ン膜に結晶化を促進する触媒元素および第1の導電型の
    ドーピング不純物を添加する第3の工程と、 前記シリコン膜に選択的にマスクを形成して、前記第1
    の導電型とは逆の導電形の第2のドーピング不純物を添
    加する第4の工程と、 前記シリコン膜を熱アニールすることによって、導入さ
    れた不純物の活性化をおこなう第5の工程とを有するこ
    とを特徴とする半導体回路の作製方法。
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