JPH02305475A - 薄膜半導体素子とその製造方法 - Google Patents

薄膜半導体素子とその製造方法

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JPH02305475A
JPH02305475A JP12739989A JP12739989A JPH02305475A JP H02305475 A JPH02305475 A JP H02305475A JP 12739989 A JP12739989 A JP 12739989A JP 12739989 A JP12739989 A JP 12739989A JP H02305475 A JPH02305475 A JP H02305475A
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JP
Japan
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layer
amorphous silicon
thin film
crystallized region
film
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JP12739989A
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Akira Miki
明 三城
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 星!上公皿里ユ1 本発明はアクティブマトリクス駆動方式のフラットパネ
ル形ディスプレイ等に応用される薄膜半導体素子とその
製造方法、より詳しくは、ゲート電極と、ドレイン電極
及びソース電極との間に、ゲート絶縁層、半導体層、オ
ーミックコンタクト層が順次積層されて形成された薄膜
半導体素子とその製造方法に関する。
1米Ω弦止 近年高度情報化が進むにつれて表示素子、特にカラー表
示素子のより一層の高精細化及び高輝度化が望まれてい
る。
映像表示用のディスプレイ(表示装置)としては現在家
庭用やその他はとんどの分野においてCRT (Cat
hode Ray Tube :陰極線管)ディスプレ
イがその主流を占めているが、次第に小形、軽量、低消
費電力であって、しかも高画質化が可能なフラットパネ
ル形ディスプレイへの要望が高まってきている。
このような要望の高まりの中で、スイッチ素子としてア
モルファスシリコンを用いた薄膜トランジスタ(Thi
n Film Transistor : T F T
 )形フラットパネルディスプレイは、大面積化が可能
であり、しかも低コストで製作できることから有望視さ
れ多くの研究がなされている。すなわち、アモルファス
シリコンを用いたTPT形フラフラットパネルディスプ
レイ徴としては、大面積化が可能であること、比較的低
温プロセス(300℃前後)で製作できるため安価なガ
ラス基板が使用可能であること、連続的な成膜により膜
外面の清浄性が保たれることなどが挙げられる。
そして、フラットパネル形ディスプレイのうち液晶を用
いた液晶ディスプレイ(Liquid Crystal
Display ; L CD )は現在もっとも広く
用いられ将来性の高いディスプレイである。
このLCDの駆動方式として、単純マトリスクス駆動方
式やアクティブマトリクス駆動方式があり、このうちア
クティブマトリクス駆動方式は各画素ごとにスイッチ素
子を配設して各画素を独立的に駆動制御するものである
。したがって、原理的には各画素ごとに100%に近い
デユーティ比で駆動することができ、画素のコントラス
ト比を大きく取ることが可能である。
これらのことから駆動方式としてアクティブマトリクス
駆動方式を採用し、スイッチ素子とじてアモルファスシ
リコンを用いたTFT形のLCDは、今後のニューメデ
ィア用ディスプレイとしてその発展が期待されている。
次に従来のこの種TPTの構造を第9図に示す。
ガラス基板51の上面にはゲート電極52がバターニン
グされており、このゲート電極52の上面にはゲート絶
縁層53が積層形成されている。
さらにこのゲート絶縁層53の上面にはアモルファスシ
リコンからなる半導体層54が積層形成され、この半導
体層54の上面にはオーミックコンタクト層としてのn
0アモルファスシリコン層55が積層形成されている。
このn0アモルファスシリコン層55の上面にはさらに
ドレイン電極56が積層形成され、このドレイン電極5
6の水平方向に対向してゲート電極52上のチャンネル
部59を挟んだ所定箇所にはソース電極57が形成され
ている。これらドレイン電極56とソース電極57とは
共に、クロム等の高融点金属層56a、57aとAi層
56b、57bとの積層構造とされている。また、ドレ
イン電極56とソース電極57との間には保護膜58が
形成されてし)る、ここで、前言己n0アモルファスシ
リコン層55は、チャンネル部59に誘起された電子を
迅速にソース電極57またはドレイン電極56に輸送す
るとともに前記チャンネル部59に蓄積された正孔の流
れ(オフ電流)を阻止し、リーク電流を低減させる働き
を有する。
日が ゛しよ と る課8 上記半導体層54を構成するアモルファスシリコンは可
視光に対する良好な光導電体であり、LCDにおいては
、矢印X方向からTFTに背面光(バックライト)を照
射して文字又は画像の表示を行なっている。
しかし、この背面光が半導体層54を照射すると、半導
体層54のうちゲート電極52で遮蔽されていない部分
の電子が励起されて光キャリアが発生し電流(光電流)
が流れる。そのため、ゲート電圧がOまたは負の時のド
レイン電流(オフ電流)を上昇させることになり、オフ
電流は背面光非照射時に10−” A−10−” Aで
あったものが、背面光照射時には10−’A−10−’
A程度にまで上昇する。ゲート電圧が0または負の時に
オフ電流が上昇すると、TPTのオンオフ比が低下し、
LCDの表示特性を劣化させることとなる。すなわち、
アモルファスシリコンを半導体層54として使用したT
FTLCDにおいては、一定時間の間、液晶層に電荷を
かけることにより、文字または画像の表示を行なってい
るが、オフ電流が大きいと、これがリーク電流として働
き、液晶層に蓄積された信号電荷を保持することが不可
能となるため、コントラスト比の低下や画像の安定性の
低下が著しくなる。したがって、コントラスト比の高い
良好な表示特性を得るためには、背面光照射時における
光キャリアによるオフ電流の小さい、安定した特性を有
するアモルファスシリコンTPTを作成することが重要
な課題となる。
上記したオフ電流の上昇を低減する方策として、ゲート
絶縁層53の表面に光遮蔽層を設けたり、アモルファス
シリコンからなる半導体層54の膜厚を薄くすることに
より発生する光電流な減うす手段がある。
しかし、ゲート絶縁層53の表面に光遮蔽層を設ける場
合にはプロセス数が増え、製品歩留まりの低下につなが
る虞があり、また半導体層54の膜厚を薄くした場合は
、光電流は低下するがオフ電流は必ずしも所望の電流値
まで下がるとは限らず、いずれも根本的な解決策にはな
らない6本発明はこのような問題点に鑑みなされたもの
であって、生産性を低下させることなく、背面光照射時
のオフ電流の上昇を低減させると共に、オン/オフ電流
比を増大させた薄膜半導体素子とその製造方法を提供す
ることを目的としている。
= を”′するための 上記目的を達成するために本発明は、ゲート電極と、ド
レイン電極及びソース電極との間に、ゲート絶縁層、半
導体層、オーミックコンタクト層     ′が順次積
層されて形成された薄膜半導体素子において、前記半導
体層が、アモルファスシリコン領域と、結晶化領域とか
らなると共に、前記結晶化領域が、チャンネル部を除い
た部分に形成され、かつ金属を主とする光遮蔽層が、前
記ゲート絶縁層と前記結晶化領域との界面に形成されて
いることを特徴とし、さらに、前記結晶化領域と前記オ
ーミックコンタクト層との間にアモルファスシリコンか
らなる薄膜が形成されていることを特徴としている。
半導体層がアモルファスシリコンのみで構成されたTP
Tに背面光を照射し、光キヤリア発生に基づ(オフ電流
の特性を測定したところ、光照射時のオフ電流はゲート
電極とドレイン電極との対向部分またはゲート電極とソ
ース電極との対向部分との重なり幅に比例して増大して
ゆ(ことが判明した。すなわち、光キャリアは主として
ゲート電極とドレイン電極との対向部分、またはゲート
電極とソース電極との対向部分の間に位置するアモルフ
ァスシリコンの半導体層内で発生し、ドレイン電極とソ
ース電極との間の電界によってドリフトしてゆ(ため、
オフ電流が増大すると考えられる。換言すれば、背面光
が、前記半導体層のうちゲート電極と対向していない部
分に直接照射される結果、この部分において光キャリア
が発生しやすくなると考えられる。
さらに、光は波動性を有するため、回折現象を呈する。
したがって、平面視においてゲート電極の両端近傍であ
って、該ゲート電極とドレイン電極及び該ゲート電極と
ソース電極との重なり合う部分にも光が照射され、オフ
電流が増加する原因となる。
そこで、本発明は、半導体層のうち、少な(ともチャン
ネル部を除いた部分を結晶化させて結晶化領域を形成す
ると共に、ゲート絶縁層と前記結晶化領域との界面に光
遮蔽層を形成し、光照射時における光キヤリア発生の低
減を図ったものである。また、本発明は前記結晶化領域
とオーミックコンタクト層との間にアモルファスシリコ
ンからなる薄膜を形成し、オーミックコンタクト層と半
導体層との間に電気的な接触不良が招来するのを防止し
ている。
また、本発明に係る薄膜半導体素子の製造方法は、ゲー
ト絶縁層の表面にアモルファスシリコン層を形成する工
程、前記アモルファスシリコン層の表面に金属膜を形成
する工程、少なくともチャンネル部上の前記金属膜を除
去する工程、前記金属膜と前記アモルファスシリコン層
との間で固相拡散反応を生じさせることにより、結晶化
領域及び光遮蔽層を形成する工程を含むことを特徴とし
、さらに前記結晶化領域の表面にアモルファスシリコン
薄膜を形成する工程、を含むことを特徴としている。
膜厚1000人のアモルファスシリコン層の表面に膜厚
400〜500人のAI2膜を真空蒸着法により形成し
た後、N2雰囲気中において、温度250℃で10分間
アニール処理を施した場合、低温でアニール処理を施し
たにも拘らず、第7図に示すレーザーラマンスペクトル
から明らかなように、波数が520cm−’の近傍にお
いて、スペクトルには鋭いピークが現われることが判明
した6 一方、半導体層をアモルファスシリコンのみで
構成した場合は、波数が480cm−’の近傍において
ピークを有するアモルファス特有の幅広なスペクトル特
性が現われることが確認された。つまり、アニール処理
を施した結果、水素が脱離し、アモルファスシリコン層
がほとんど多結晶状態に結晶化されていると考えられる
また、ゲート絶縁層として通常用いられるSiN膜の表
面にアモルファスシリコン層を形成した後、該アモルフ
ァスシリコン層の表面にAI2を堆積させ、この後アモ
ルファスシリコン層とA2との間で熱アニールによる固
相拡散反応を10分間行ない、S I M S (Se
condary ran MassSpectrum)
を測定した。第8図はそのSIMSプロファイルを示し
た特性図であり、横軸がスパッタリング時間(min)
、縦軸は強度(カラン)/5ec)を示している。尚、
アニール温度は250°Cで行なった。
このSIMSは、試料にO,、N、、Cs等の分子のイ
オンを照射して叩き出された電子を分析したものであり
、スパッタリング時間と膜厚深さとは略比例関係にある
したがって、このSIMSプロファイルがら明らかなよ
うに、結晶化された領域(結晶化領域)とSiN膜との
界面近傍(図中、Xで示す)においてA2の強度が最大
となることが判明した。つまり、アモルファスシリコン
層表面の八2がアモルファスシリコン層内に拡散してゆ
き、SiN膜表面にAI2が積層され、結晶化領域とS
iN膜との界面にA12層が介在している状態になって
いると考えられる。このA2層は光を遮蔽する作用効果
を有する。
そこで、本発明は、ゲート絶縁層表面に形成されたアモ
ルファスシリコン層と金属との間で固相拡散反応を起こ
させ、アモルファスシリコン層を選択的に結晶化させ、
結晶化領域と光遮蔽層とを形成して良質の薄膜半導体を
得るものであり、さらに結晶化領域の表面にアモルファ
スシリコンからなる薄膜を形成することにより、より良
質の薄膜半導体素子を効率よく製造することとしたもの
である。
以下1本発明に係る薄膜半導体素子とその製造方法につ
いて詳述する。
第1図は薄膜半導体素子としてのTPTを示した要部断
面図である。
すなわち、ガラス基板1)の上面にはゲート電極12が
パターニングされている。このゲート電極12はCr、
Mo、Ta、A9またはNiCr膜あるいはこれらの積
層膜かも構成されている。このゲート電極12の厚みは
、膜の材料や目的とするTPTの構造あるいは配線抵抗
等により決定され、本発明においては、300人〜30
00人、より望ましくは500人〜1500人の範囲で
決定される。
ゲート電極12の上面にはゲート絶縁層13が積層形成
されている。このゲート絶縁層13としては比抵抗が高
く、したがって絶縁性に優れ高耐圧でかつ界面特性の良
好な薄膜が用いられる。このような条件を満たすゲート
絶縁層13として本発明ではプラズマCVD法(グロー
放電分解法)により形成されるSiN膜、SiO膜、5
iON膜、あるいは他の形成法、例えばスパッタリング
法などにより作製されるT a 20 s膜、へε20
.膜、あるいはこれらの積層膜が用いられる。ゲート絶
縁層13としてSiN膜を用いる場合は、シリコン系ガ
ス、例えばSiH4とNH,どの混合ガス、またはS 
IHaとN2との混合ガス、あるいはS i H4とN
H3とN2との混合ガスをプラズマCVD法により分解
し、ガラス基板1)上にSiNを堆積させることにより
形成される。SiN膜を形成する場合には基板温度が膜
の特性に大きな影響を及ぼし、基板温度としては通常2
50℃以上、より望ましくは300°C以上とすること
が好ましい、また、本発明におけるゲート絶縁層13の
膜厚は、所望のTPT特性が得られるように決定され、
通常は500人〜5000人が望ましく、より好ましく
は1000人〜3000人の範囲である。
ゲート絶縁層13の上面には光遮蔽層34を介して半導
体層14が積層形成されている。
該半導体層14は、アモルファスシリコン領域30と、
結晶化領域31とからなる。結晶化領域31は、平面視
においてゲート電極12と重なり合う部分にまで形成さ
れ、光の回折現象が生じても光がアモルファスシリコン
領域30に照射されないように構成されている。すなわ
ち、半導体層14は、少なくともドレイン電極16とソ
ース電極17との間に形成されるチャンネル部35下方
がアモルファスシリコン領域30とされ、該アモルファ
スシリコン領域30の両側が結晶化領域31とされてい
る。この結晶化領域31は光電流によって発生するオフ
電流を低減させるためのものであり、チャンネル部35
を除いた全ての部分に形成されるのが望ましい、また、
この結晶化領域31は、多結晶シリコン、微結晶シリコ
ン等で構成される。
前記半導体層14の膜厚はTFTlのオフ電流及び光照
射時の光電流に大きく影響する。本発明では通常200
人〜4000人が採用され、より好ましくは500人〜
3000人の範囲である。成膜温度としては良好な膜特
性を得るために100℃〜400’Cが望ましく、より
好ましくは200℃〜300℃の範囲である。
結晶化領域31とゲート絶縁層13との界面には主とし
てAI2等の金属からなる光遮蔽層34が形成されてい
る。該光遮蔽層34は、後述するようにアモルファスシ
リコンと金属との間で生じる固相拡散反応により結晶化
領域31の形成と略同時に形成される。
尚、この後、さらに水素アニール処理をすることにより
粒界特性等の結晶性や電界効果移動度等のトランジスタ
特性を改善することができる。この水素アニール処理は
、例えば試料を熱処理炉に入れて行なう、アニール温度
は、アモルファスシリコンの成膜温度を越えない温度で
行なうのが良い、また、前記水素アニール処理の別の方
法として、試料をプラズマCVD装置にセットし、水素
ガスを導入しプラズマを生じさせることにより行なうこ
ともできる。この方法によれば、水素アニール処理の後
、引き続いて前記プラズマ装置内で00アモルファスシ
リコン層15の形成ができるので、製造工程の時間的短
縮が図れる。
さらに、第2図に示すように半導体層14のうち、結晶
化領域31の上面には、アモルファスシリコンからなる
薄膜25が形成されている。該薄膜25は、結晶化領域
31の構造安定化を図ると共に、該結晶化領域31の上
面に形成されるn゛アモルファスシリコン層1層上5電
気的接触を良好とするために形成されるものであり、プ
ラズマCVD法を利用して形成する。この薄膜25の膜
厚としては100人〜1000人が望ましく、より好ま
しくは100人〜500人の範囲である。
しかして、前記薄膜25の上面にはn3アモルファスシ
リコン層15がオーミックコンタクト層として積層形成
されている。このn゛アモルファスシリコン層1層上5
ャリアである電子の走行性を容易にし、かつ正孔の流れ
を阻止する目的で形成されるものであり、主としてシリ
コン系ガス、例えばS iH4とP H3との混合ガス
により形成される。n0アモルファスシリコン層15の
電気的特性としては暗比抵抗がio’Ω・cm〜lOΩ
・craであることが望ましく、より好ましくは104
Ω・cm〜10”Ω・cmの範囲である。また活性化エ
ネルギーとしては0.4eV〜0.leVが望ましく、
より好ましくは0.3eV〜0.2eVの範囲である。
nf″アモルファスシリコン層15層膜5は膜の剥離防
止等のために適切な厚さに決定する必要があるが、通常
は100人〜1000人が望ましく、より好ましくは1
00人〜500 Aの範囲である。
さらに、前記n゛ア7モルフアス9932層の上面には
ドレイン電極16とソース電極17とが、チャンネル部
35を挟んで対向状に形成されている。
ドレイン電極16及びソース電極17は、通常Cr、M
o、Ti等の高融点金属層16a、17aとAi層16
b、17bとの積層構造とすることによって特性の安定
化が図られている。高融点金属層16a、17aの膜厚
としては膿の剥離等を考慮して100人〜1000人と
するのが望ましく、より好ましくは100人〜500人
の範囲である。またA12層16b、17bの厚みとし
ては2000人〜2μm程度とするのが望ましく、より
好ましくは5000人〜1.5μmの範囲である。
前記チャンネル部35には保護膜18が形成されている
。この保護膜18は、該チャンネル部35の湿気や汚染
によるTPTの劣化を防止する目的で形成され、通常ゲ
ート絶縁層13と同様、プラズマCVD法により形成さ
れたSiN膜等が用いられる。また、その膜厚は500
人〜5000人の範囲であることが望ましく、より好ま
しくは1000人〜3000人の範囲である。
尚、この後、さらに熱処理炉内で水素アニール処理を施
すことにより層間の密着性を向上させ、電界効果移動度
などのトランジスタ特性等を改善することができる。
次に、本発明の薄膜半導体素子の製造方法を第3図に基
づき説明する。
■ガラス基板ll上にCrからなるゲート電極12をバ
ターニングする(同図(a))。
■プラズマCVD法により、SiN等からなるゲート絶
縁層13、アモルファスシリコン層32、SiN等から
なる保護膜18を順次所定膜厚に積層形成した後、該保
護膜18の表面にフォトレジスト21aを塗布する(同
図(b))。
■ドレイン電極とソース電極との間に形成されるチャン
ネル部35以外の部分の保護膜18とフォトレジスト2
1aを周知のフォトエツチング加工技術を利用して除去
する(同図(C))。
■チャシネ1)部35のフォトレジスト21aを残した
状態で、Aff、Ag、Sn、In等の金属を抵抗加熱
法により試料全面に蒸着させ、金属膜20を形成する。
金属膜20の膜厚としては、後述する固相拡散反応処理
を考慮し、100人〜1000人が望ましく、より好ま
しくは100人〜500人の範囲である(同図(d))
■前記チャンネル部35部分の金属膜20を、リフトオ
フ法によりフォトレジスト21aと共に除去する(同図
(e))。
0次に、アモルファスシリコン層32と金属膜20との
間で固相拡散反応を起こさせ、結晶化領域31と光遮蔽
層34を形成する。
該同相拡散反応を行なう手段としては、電子ビームアニ
ール法やレーザービームアニール法で行なうことも可能
であるが、大面積の基板において容易かつ迅速に結晶化
領域を形成するためには熱アニール法で行なうのが好ま
しい、すなわち、この熱アニール法により熱処理を施し
てアモルファスシリコン層32と金属膜20との接触面
間で固相拡散反応を起こさせ、金属膜20を形成してい
る金属をアモルファスシリコン層32内に拡散させて結
晶化させ、結晶化領Fili31を形成する。さらに、
前記金属膜20を構成する金属を、この固相拡散反応に
より、ゲート絶縁層13側に拡散させてゆき、ゲート絶
縁層13と結晶化領域31との界面に、主として前記金
属からなる光遮蔽層34を形成させる。
アニール温度はプラズマCVD装置においてアモルファ
スシリコン層32を形成する際の基板温度を越えること
はできないが、該基板温度が300℃の場合、150℃
〜300℃が望ましく、より好ましくは200℃〜28
0℃の範囲である。また、アニール時間は5〜30分間
が望ましく、より好ましくは10〜20分間の範囲であ
る。
尚、表面に残った金属1i20を部品で洗浄除去する(
同図(f))。
■次に、試料表面にフォトレジストを塗布した後、エツ
チング加工を施してチャンネル部35上にフォトレジス
ト21bを残した状態にする。
(同図(g))。
■前記フォトレジスト21bを残した状態で、試料表面
にn1アモルファスシリコン層15、Cr等の高融点金
属層16a (17a)を形成する(同図(h))。
またはフォトレジスト21bを残した状態で。
試料表面にアモルファスシリコンからなる薄膜25、n
0アモルファスシリコン層15、Cr等の高融点金属層
16a(17a)を形成する(同図(h’ ) ) 。
■リフトオフ法によりフォトレジスト21bと共に、前
記保護膜18上のn゛アモルファスシリコン層15、高
融点金属層16a(17a)を除去する(同図(i))
また(よりフトオフ法によりフォトレジスト21bと共
に、保護膜18上の薄膜25、n゛アモルファスシリコ
ン層15、高融点金属層16a(17a)を除去する(
同図(i’ ))。
[相]最後に試料表面にA2を蒸着させ、再び前記フォ
トエツチング加工を施して、ドレイン電極16及びソー
ス電極17を形成する(同図(j)91には薄膜25を
形成しない場合、(j′)には薄膜25を形成した場合
を示す)。
以上の方法により、薄膜半導体素子を製造することがで
きる。また、前述したように■の工程と■の工程との間
に水素アニール処理を施してもよい、さらに、[相]の
工程が終了した後、水素アニール処理を施してトランジ
スタ特性等を改善することもできる。
1■ 本発明に係る薄膜半導体素子によれば、半導体層が、ア
モルファスシリコン領域と結晶化領域とからなり、かつ
前記結晶化領域が、少なくともチャンネル部を除いた部
分に形成され、さらにゲート絶縁層と結晶化領域との界
面には光遮蔽層が形成されているので、少なくともチャ
ンネル部を除いた部分が結晶化されると共に光の遮蔽が
なされることとなる。したがって、半導体層のうち、チ
ャンネル部を除いた部分は、光の遮蔽及び可視光に対し
て感度が低(なっていることとが相まって光キャリアの
発生が抑制される。
しかも、結晶化領域とオーミックコンタクト層の界面に
はアモルファスシリコンからなる薄膜が介在しているの
で、半導体素子の層間の電気的接触もより完璧なものと
なる。
また、上記薄膜半導体素子の製造方法は、その製造過程
において、ゲート絶縁層の表面にアモルファスシリコン
層を形成し、少なくともチャンネル部を除いた部分のア
モルファスシリコン層に金属膜を形成した後、アモルフ
ァスシリコン層と金属膜との間で固相拡散反応を起こさ
せ、金属をアモルファスシリコン層内に拡散させて結晶
化領域及び光遮蔽層を形成したので、またさらに結晶化
領域の表面にアモルファスシリコンからなる薄膜を形成
したので、これら結晶化領域、光遮蔽層及び前記薄膜を
備えた良質の薄膜半導体素子を効率よく製造することが
できる。
衷且ヨ 以下、本発明にかかる実施例を説明する。
尚、構成部品の符合は、「課題を解決するための手段」
に用いた符合と同一符合を付することとする(第1図〜
第3図参照)。
[実施例1] 充分に洗浄した5インチ角のガラス基板1)に膜厚10
00人のCrを蒸着させ、この後フォトエツチングによ
りゲート電極12のパターンを形成した。TPTとして
のチャンネル長さしは8μm。
チャンネル幅Wは200μmに形成した。
その後ガラス基板1)をプラズマCVD装置内にセット
し、真空容器内を排気するとともにガラス基板1)を加
熱し、基板温度を300℃に設定した。真空容器内の真
空度が10−’Torr以下となったところで排気系を
拡散ポンプ(DP)からメカニカルブースターポンプ(
MBP)に切り替えるとともにマスフローコントローラ
ー(MFC) を介して100%S iH4を8SCC
M、 NH3を40SCCM、N2を80SCCMそれ
ぞれ流し、反応圧力が0.5Torrとなるように調節
した。圧力が一定となったところで13.56 MHz
の高周波(RF)電力を出力50Wに設定して20分間
印加し、SiNのゲート絶縁層13を形成した。形成さ
れたゲート絶縁層13は屈折率が1.82、光学的バン
ドギャップEgが5.leV、比誘電率が6.1であっ
た。また膜厚は3000人であった。
次に、前記プラズマCVD装置内でSiNのゲート絶縁
層13上に膜厚1000人のアモルファスシリコン層3
2を形成した。形成条件は100%S IH4をIOs
ccM流し、反応圧力を0.2 Torr、高周波(R
F)電力の出力を100Wにそれぞれ設定して行なった
。また、成膜時間は8分間であった。形成されたアモル
ファスシリコン層32は電気的特性として、暗比抵抗ρ
d=2×1010Ω’cm、活性化エネルギーEa=0
.7 eV、光学的特性として光学的バンドギャップE
g=1.75eVであった。
次に、前記プラズマCVD装置内において、アモルファ
スシリコン層32上にSiNからなる膜厚1500人の
保護膜18を堆積させた。成膜条件はSiNのゲート絶
縁層13と同じで、成膜時間は10分間であった。該保
護膜18を形成した後試料を取り出しフォトレジスト2
1aを塗布した。次にドレイン電極とソース電極との間
で形成されるチャンネル部35以外のフォトレジスト2
1aと保護膜18を周知のフォトエツチング加工技術を
利用して除去する。
その後、チャンネル部35のフォトレジスト21aを残
したまま試料を真空蒸着装置内にセットし、l x 1
0”’Torr以下の真空度となったところでAr1膜
を抵抗加熱法により蒸着させた。膜厚は450人であっ
た。
次に、リフトオフ法によりAr1膜をフォトレジスト2
1aと共に除去する。
この後、試料を熱処理炉にセットし、N2をIff/m
inの流量で流し、250℃で1部分間アニール処理し
た0表面に残ったAff[を熱リン酸で除去し洗浄した
。尚、この段階で結晶化領域31及び光遮蔽層34の形
成が完了する。ここで、固相拡散反応終了後、FT−I
Rで別途結晶化領域31の水素含有量を測定したところ
、水素含有量は、1%であった。また、別途行なったS
IMS分析により、SiNのゲート絶縁層13と結晶化
領域31との界面に形成されたAβからなる遮蔽層34
の膜厚は100人〜150人であった。
次に、試料表面にフォトレジスト21bを塗布した後、
チャンネル部35の形成予定個所以外のフォトレジスト
21bを除去した。1部のサンプルは再びプラズマCV
D装置内に試料を入れ、アモルファスシリコンの薄膜2
5を全面に形成した。形成条件は基板温度を120℃と
し、100%SiH4をIOsccM流し、反応圧力を
0.2 Torr、高周波(RF)iH力の出力をio
owに設定して印加し、3分間成膜を行なった。形成さ
れた薄膜25の膜厚は300人であった。
その後、薄膜25を形成しないものおよび薄膜25を形
成したものをプラズマCVD装置内において、n′″ア
モルファスシリコン層15層形5した。形成条件は基板
温度を120℃とし、100%S I HaをIO5C
CM、1%H2ベースとしたP H3を105CCUそ
れぞれ流し、反応圧力を0.2Torr 、高周波(R
F)電力の出力を100Wに設定して印加し、4分間成
膜を行なった。形成されたn゛アモルファスシリコン層
15の膜厚は500人であった。このn0アモルファス
シリコン層15の特性は別途行なった実験から暗比抵抗
ρd=500Ω’cm、活性化エネルギーEa=0.2
eV、光学的バンドギャップEg= 1.7eVであっ
た。
次に、試料を真空蒸着装置内にセットし、Crをタング
ステンボート加熱して試料表面に膜厚300人のCr層
(高融点金属層16a(17a))を形成した。
次に、リフトオフ法によりチャンネル部35のCr層及
びn゛アモルファスシリコン層15及び薄膜25をフォ
トレジスト21bと共に除去した。
この後、電子ビーム蒸着法により試料表面全域に膜厚1
.0μmのへβ層を形成した。
その後、再び上記フォトエツチング加工を施し、さらに
A2をリン酸系水溶液によって除去して、ドレイン電極
16及びソース電極17を形成した。
以上の様にして作成されたTFTアレイの電気的特性を
以下に示す。
(A)薄膜25を形成しない場合 初期特性(背面光非照射時) 電界効果移動度Cu )  : 0.2 cm” / 
V ・see閾値電圧(VT):3V ドレイン電圧(V、l : IOV オン電流     ・ ゲート電圧(■1)が25Vのとき 7X10−’A ゲート電圧(V、)が15Vのとき I X 10−’A オフ電流     ・ ゲート電圧(V glがOVのとき 5XIO−”A ゲート電圧(V、)が−10Vのとき 7X10−”A オン電流/オフ電流:  約108 背面光照射時 背面光の照度(luxl : 20001uxドレイン
電圧(V、l : IOV オン電流 ゲート電圧(V g)が25Vのとき 7 X 10−’A ゲート電圧(V−が15Vのとき 5 x 10−’A オフ電流 ゲート電圧(■、)がOVのとき 5XlO−” A ゲート電圧fv g)が−10Vのとき9XlO−” 
A オン電流/オフ電流:約10’〜to’また、V、−1
,特性を第4図に示す。
このように背面光非照射時において10−” A以下で
あったオフ電流は、背面光照射時においても高々10−
” A程度に上昇するのみであり、光照射時においても
オンオフ比が10’〜10’の良好なオンオフ特性を示
すことが判る。
(B)薄膜25を形成した場合 初期特性(背面光非照射時) 電界効果移動度Cu )  : 0.2 cm2/ V
 −sec閾値電圧(VT)・2.5v ドレイン電圧(V、l : IOV オン電流 ゲート電圧(V−が25Vのとき 7 X 10−’A ゲート電圧(Vglが15Vのとき l X 10−’A オフ電流 ゲート電圧(V、)がOVのとき 5XlO−”A ゲート電圧(vglが一10Vのとき 7XlO−” A オン電流7才)電流、 約10” 背面光照射時 背面光の照度(luxl :  20001uxドレイ
ン電圧(Vdl :  IOV オン電流 ゲート電圧(vl)が25Vのとき 7 X 10−’A ゲート電圧(■1)が15Vのとき l X 10−’A オフ電流 ゲート電圧(vglがOVのとき I Xl0−” A ゲート電圧(V、)が−10Vのとき 5XlO−”A オン電流/オフ電流: 約io’〜10’また、Vg−
1,特性を第5図に示す。
このように背面光非照射時において10−” A以下で
あったオフ電流は、背面光照射時においても高々10−
” Aに上昇するのみであり、光照射時においてもオン
オフ比が10’−10’の良好なオンオフ特性を示すこ
とが判る。
[実施例2] 実施例1で作成した薄膜25を形成した場合のTPTを
熱処理炉に入れ、200°C1圧力0.I Torrの
減圧下で1時間水素アニール処理を行なった6その結果
、オンオフ比は実施例1と殆ど変わらなかったが、電界
効果移動度(μ)が0.25cm2/V −sec 、
閾値電圧(V、lが1.5Vとトランジスタ特性が改善
されたことが確認された。
m較] 半導体層14に結晶化領域31を設けず、半導体層14
をすべてアモルファスシリコンで構成した以外はすべて
実施例1と同一の条件でTPTを形成した。
この比較例の電気的特性を以下に示す。
初期特性(背面光非照射時) 電界効果移動度(μ):0.5 cm” /V・sec
閾値電圧(Vアl : 1.0 V ドレイン電圧(V、)・IOV オン電流 ゲート電圧(Vglが25Vのとき 3 x 10−’A ゲート電圧(Vglが15Vのとき l X 10−’A オフ電流 ゲート電圧(V、)がOVのとき I Xl0−13A ゲート電圧(Vl)が−10Vのとき 6X10−”A オン電流、/オフ電流:約108 背面光照射時 背面光の照度flux) :  20001uxドレイ
ン電圧(V、l :  IOV オン電流 ゲート電圧(Vヨ)が25Vのとき 3 X 10−’A ゲート電圧(V、)が15Vのとき lXl0−’A オフ電流 ゲート電圧(V、)がOvのとき 3 X 10−”A ゲート電圧(Vl)が−1ovのとき 5 X 10−’A オン電流/オフ電流:約10’ また、V、−1,特性を第6図に示す。
以上のように背面光照射時におけるドレイン電流のオフ
電流が1(1−’A程度まで上昇し、オンオフ比も10
’程度まで低下していることが認められる。
21区と仇里 以上詳述したように本発明に係る薄膜半導体装置は、背
面光が照射されると光電流が発生する半導体層が、アモ
ルファスシリコン領域と結晶化領域とからなり、かつ前
記結晶化領域が、少なくともチャンネル部を除いた部分
に形成され、さらに金属を主とする光遮蔽層が、前記ゲ
ート絶縁層と前記結晶化領域との界面に形成されている
ので、チャンネル部を除いた部分が結晶化されると共に
光の遮蔽がなされ、この部分におけるキャリアの発生を
抑制することができる。さらに、結晶化領域とオーミッ
クコンタクト層との界面にアモルファスシリコンからな
る薄膜が介在している場合には、素子の層間の電気的接
触がより完璧なものとなり、オフ電流の小さく、電気的
特性の優れた薄膜半導体素子を得ることができる。
また、上記薄膜半導体素子は、ゲート絶縁層の表面にア
モルファスシリコン層を形成し、少な(ともチャンネル
部を除いた部分に位置するアモルファスシリコン層の表
面に金属膜を形成させた後、固相拡散反応により結晶化
領域及び光遮蔽層を形成することにより製造されたので
、アモルファスシリコン層の結晶化と光遮蔽層の形成を
略同時に行なうことができ、効率よく製造することがで
きる。このように本発明の薄膜半導体素子の製造方法は
生産性に優れ、量産性に好適したものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明に係る薄膜半導体素子の一
実施例を示す要部断面図、第3図(a)〜(j)および
(h′)〜(j′)は薄膜半導体素子の製造方法の一実
施例を示す断面図、第4図および第5図は本発明に係る
実施例のv、−r。特性図、第6図は比較例のVg−I
。 特性図、第7図は本発明の薄膜半導体装置のレーザーラ
マンスペクトルを従来例と共に示した特性図、第8図は
固相拡散反応終了後における試料のSIMSプロファイ
ルを示す特性図、第9図は従来例を示す断面図である。 12・・・ゲート電極、13−・・ゲート絶縁層、14
・・・半導体層、15・・・n°アモルファスシリコン
層(オーミックコンタクト層)、16・・・トレイン電
極、17・・・ソース電極、20・・・金属膜、25・
・・lll!、30・・・アモルファスシリコン領域。 31・・・結晶化領域、32・・・アモルファスシリコ
ン層、34・・・光遮蔽層、35・・・チャンネル部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ゲート電極と、ドレイン電極及びソース電極との
    間に、ゲート絶縁層、半導体層、オーミックコンタクト
    層が順次積層されて形成された薄膜半導体素子において
    、 前記半導体層が、アモルファスシリコン領域と、結晶化
    領域とからなると共に、 前記結晶化領域が、少なくともチャンネル部を除いた部
    分に形成され、かつ、金属を主とする光遮蔽層が、前記
    ゲート絶縁層と前記結晶化領域との界面に形成されてい
    ることを特徴とする薄膜半導体素子。
  2. (2)請求項(1)記載の薄膜半導体素子の結晶化領域
    とオーミックコンタクト層との間にアモルファスシリコ
    ンからなる薄膜が形成されていることを特徴とする薄膜
    半導体素子。
  3. (3)ゲート絶縁層の表面にアモルファスシリコン層を
    形成する工程、 前記アモルファスシリコン層の表面に金属膜を形成する
    工程、 少なくともチャンネル部上の前記金属膜を除去する工程
    、 前記金属膜と前記アモルファスシリコン層との間で固相
    拡散反応を生じさせることにより、結晶化領域及び光遮
    蔽層を形成する工程を含むことを特徴とする薄膜半導体
    素子の製造方法。
  4. (4)請求項(3)記載の製造方法に、さらに結晶化領
    域の表面にアモルファスシリコンの薄膜を形成する工程
    、 を含むことを特徴とする薄膜半導体素子の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06275806A (ja) * 1993-03-22 1994-09-30 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体回路およびその作製方法
JPH06275808A (ja) * 1993-03-22 1994-09-30 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体回路およびその作製方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06275806A (ja) * 1993-03-22 1994-09-30 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体回路およびその作製方法
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