JPH06275102A - 自動車用ヘッドランプ - Google Patents
自動車用ヘッドランプInfo
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- JPH06275102A JPH06275102A JP5063590A JP6359093A JPH06275102A JP H06275102 A JPH06275102 A JP H06275102A JP 5063590 A JP5063590 A JP 5063590A JP 6359093 A JP6359093 A JP 6359093A JP H06275102 A JPH06275102 A JP H06275102A
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- reflector
- lens
- engagement
- wall
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/20—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by refractors, transparent cover plates, light guides or filters
- F21S41/28—Cover glass
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
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- F21S41/20—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by refractors, transparent cover plates, light guides or filters
- F21S41/29—Attachment thereof
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 配光制御ステップの形成されたインナーレン
ズのリフレクター前面開口部への固定作業が容易な自動
車用ヘッドランプの提供。 【構成】 光源34の装着された容器状リフレクター3
2の前面開口部に、配光制御ステップS2の形成された
インナーレンズ36が固定された自動車用ヘッドランプ
において、容器状リフレクター32の下面壁32aに、
インナーレンズ下側縁36aに突設された係合凸部36
a1の係合できる係合孔32a1を設け、リフレクター上
面壁32b前端部に設けるインナーレンズ当り面32b
1(32c)を係合凹部36a1位置より後方位置に設
け、インナーレンズ36が自重でリフレクター前面開口
部と係合状態を保持できるようにしてインナーレンズ上
側縁36bのリフレクター上面壁32b前端部への固定
を容易にした。
ズのリフレクター前面開口部への固定作業が容易な自動
車用ヘッドランプの提供。 【構成】 光源34の装着された容器状リフレクター3
2の前面開口部に、配光制御ステップS2の形成された
インナーレンズ36が固定された自動車用ヘッドランプ
において、容器状リフレクター32の下面壁32aに、
インナーレンズ下側縁36aに突設された係合凸部36
a1の係合できる係合孔32a1を設け、リフレクター上
面壁32b前端部に設けるインナーレンズ当り面32b
1(32c)を係合凹部36a1位置より後方位置に設
け、インナーレンズ36が自重でリフレクター前面開口
部と係合状態を保持できるようにしてインナーレンズ上
側縁36bのリフレクター上面壁32b前端部への固定
を容易にした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リフレクターで前方に
反射した光源光をアウターレンズの内側に設けたインナ
ーレンズの配光制御ステップで配光制御する自動車用ヘ
ッドランプに係り、特にインナーレンズのリフレクター
前面開口部への固定手段に特徴がある自動車用ヘッドラ
ンプに関する。
反射した光源光をアウターレンズの内側に設けたインナ
ーレンズの配光制御ステップで配光制御する自動車用ヘ
ッドランプに係り、特にインナーレンズのリフレクター
前面開口部への固定手段に特徴がある自動車用ヘッドラ
ンプに関する。
【0002】
【従来の技術】図10は従来のこの種のヘッドランプを
示すもので、符号1は容器状のランプボディで、ランプ
ボディ1の前面開口部には前面レンズ2が組付けられて
ヘッドランプの灯室が形成されている。灯室内には、光
源であるバルブ4の装着された回転放物面形状のリフレ
クター3が収容され、リフレクター3の前面開口部には
配光制御ステップSの設けられたインナーレンズ5が固
定されている。インナーレンズ5の下側縁には係合凸部
aが突設され、上側縁にはねじ挿通用切欠bが設けら
れ、一方リフレクター3の下面壁3aにはレンズの係合
凸部aに対応する係合孔cが設けられ、リフレクター3
の上面壁3bの前端部に形成されたレンズ当り面dには
ねじ孔eが設けられている。
示すもので、符号1は容器状のランプボディで、ランプ
ボディ1の前面開口部には前面レンズ2が組付けられて
ヘッドランプの灯室が形成されている。灯室内には、光
源であるバルブ4の装着された回転放物面形状のリフレ
クター3が収容され、リフレクター3の前面開口部には
配光制御ステップSの設けられたインナーレンズ5が固
定されている。インナーレンズ5の下側縁には係合凸部
aが突設され、上側縁にはねじ挿通用切欠bが設けら
れ、一方リフレクター3の下面壁3aにはレンズの係合
凸部aに対応する係合孔cが設けられ、リフレクター3
の上面壁3bの前端部に形成されたレンズ当り面dには
ねじ孔eが設けられている。
【0003】そしてインナーレンズ5をリフレクター3
に固定するには、係合凸部aを係合孔cに係合させてイ
ンナーレンズ下側縁部を位置決めし、次にインナーレン
ズ上側縁部をリフレクター3のレンズ当り面dに当接さ
せ、この状態でねじfを切欠bからねじ孔eに螺着させ
ることによって行う。
に固定するには、係合凸部aを係合孔cに係合させてイ
ンナーレンズ下側縁部を位置決めし、次にインナーレン
ズ上側縁部をリフレクター3のレンズ当り面dに当接さ
せ、この状態でねじfを切欠bからねじ孔eに螺着させ
ることによって行う。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】しかし前記した従来の
構造では、係合孔cと係合凸部aとは、両者のスムーズ
な係合を可能とするべく、両者間の係合部に十分なスキ
gが形成されるような大きさに形成されているため、イ
ンナーレンズ側係合凸部aをリフレクター側係合孔cに
係合させただけでは、図11仮想線に示されるようにイ
ンナーレンズ5が傾倒してしまい、インナーレンズ5を
レンズ当り面dに当接した状態に保持することができな
い。そのためインナーレンズのねじ止めの際には、一方
の手でインナーレンズ5をレンズ当り面dに押し当てつ
つ、他方の手だけを使ってねじ止め作業を行わねばなら
ず、インナーレンズの固定作業が非常に面倒であるとい
う問題があった。
構造では、係合孔cと係合凸部aとは、両者のスムーズ
な係合を可能とするべく、両者間の係合部に十分なスキ
gが形成されるような大きさに形成されているため、イ
ンナーレンズ側係合凸部aをリフレクター側係合孔cに
係合させただけでは、図11仮想線に示されるようにイ
ンナーレンズ5が傾倒してしまい、インナーレンズ5を
レンズ当り面dに当接した状態に保持することができな
い。そのためインナーレンズのねじ止めの際には、一方
の手でインナーレンズ5をレンズ当り面dに押し当てつ
つ、他方の手だけを使ってねじ止め作業を行わねばなら
ず、インナーレンズの固定作業が非常に面倒であるとい
う問題があった。
【0005】本発明は前記従来技術の問題点に鑑みなさ
れたもので、その目的は配光制御ステップの形成された
インナーレンズのリフレクター前面開口部への固定作業
が容易な自動車用ヘッドランプを提供することにある。
れたもので、その目的は配光制御ステップの形成された
インナーレンズのリフレクター前面開口部への固定作業
が容易な自動車用ヘッドランプを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る自動車用ヘッドランプにおいては、光
源の装着された容器状リフレクターの前面開口部に、配
光制御ステップの形成されたインナーレンズが固定され
た自動車用ヘッドランプにおいて、前記容器状リフレク
ターの下面壁に、インナーレンズ下側縁に突設された係
合凸部の係合できる係合凹部を設け、リフレクターの上
面壁前端部に設けられたインナーレンズ当り面を前記係
合凹部より後方位置に設け、インナーレンズ上側縁部を
ねじ又はクリップによりリフレクター上面壁前端部に固
定するようにしたものである。
に、本発明に係る自動車用ヘッドランプにおいては、光
源の装着された容器状リフレクターの前面開口部に、配
光制御ステップの形成されたインナーレンズが固定され
た自動車用ヘッドランプにおいて、前記容器状リフレク
ターの下面壁に、インナーレンズ下側縁に突設された係
合凸部の係合できる係合凹部を設け、リフレクターの上
面壁前端部に設けられたインナーレンズ当り面を前記係
合凹部より後方位置に設け、インナーレンズ上側縁部を
ねじ又はクリップによりリフレクター上面壁前端部に固
定するようにしたものである。
【0007】
【作用】リフレクターに設けたインナーレンズ当り面
は、インナーレンズ下側縁部の係合凸部とリフレクター
側係合凹部との係合位置より後方に位置するため、イン
ナーレンズはその自重によってインナーレンズ当り面に
当接した状態を保持し、作業者はインナーレンズ上側縁
部の固定に両手を使うことができる。
は、インナーレンズ下側縁部の係合凸部とリフレクター
側係合凹部との係合位置より後方に位置するため、イン
ナーレンズはその自重によってインナーレンズ当り面に
当接した状態を保持し、作業者はインナーレンズ上側縁
部の固定に両手を使うことができる。
【0008】特にインナーレンズ上側縁部の固定にクリ
ップを使用すれば、インナーレンズ上側縁部をアウター
レンズ上面壁前端部にワンタッチで固定できる。
ップを使用すれば、インナーレンズ上側縁部をアウター
レンズ上面壁前端部にワンタッチで固定できる。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図7は本発明の一実施例を示すもので、図
1は本発明の一実施例である自動車用ヘッドランプの正
面図、図2は同ヘッドランプの水平断面図(図1に示す
線II−IIに沿う断面図)、図3は同ヘッドランプの縦断
面図(図1に示す線III−IIIに沿う断面図)、図4は同
ヘッドランプの縦断面図(図1に示す線IV−IVに沿う断
面図)、図5はリフレクターの正面図、図6はリフレク
ターの前面開口部に固定されるインナーレンズの正面
図、図7はインナーレンズ上側縁とリフレクター上面壁
前端部間のクリップ装着部を示す斜視図である。
する。図1〜図7は本発明の一実施例を示すもので、図
1は本発明の一実施例である自動車用ヘッドランプの正
面図、図2は同ヘッドランプの水平断面図(図1に示す
線II−IIに沿う断面図)、図3は同ヘッドランプの縦断
面図(図1に示す線III−IIIに沿う断面図)、図4は同
ヘッドランプの縦断面図(図1に示す線IV−IVに沿う断
面図)、図5はリフレクターの正面図、図6はリフレク
ターの前面開口部に固定されるインナーレンズの正面
図、図7はインナーレンズ上側縁とリフレクター上面壁
前端部間のクリップ装着部を示す斜視図である。
【0010】これらの図において、符号10は前方から
斜め側方に開口する容器状のランプボディで、ランプボ
ディ10の前面開口部には透明な前面レンズ11が組付
けられて、灯室が形成され、灯室内には、走行ビーム形
成用の反射式ランプ20と、すれ違いビーム形成用の反
射式ランプ30とが並設されている。走行ビーム形成用
のランプ20は、回転放物面形状のリフレクター22
と、リフレクター22のバルブ挿着孔23に挿着された
バルブ24とから構成されており、バルブ24の光はリ
フレクター22で反射されて略平行な光として前方に導
かれ、前面レンズ11に形成されている配光制御ステッ
プであるシリンドリカルステップS1によって拡散され
て走行ビーム用の所定の配光パターンが形成される。
斜め側方に開口する容器状のランプボディで、ランプボ
ディ10の前面開口部には透明な前面レンズ11が組付
けられて、灯室が形成され、灯室内には、走行ビーム形
成用の反射式ランプ20と、すれ違いビーム形成用の反
射式ランプ30とが並設されている。走行ビーム形成用
のランプ20は、回転放物面形状のリフレクター22
と、リフレクター22のバルブ挿着孔23に挿着された
バルブ24とから構成されており、バルブ24の光はリ
フレクター22で反射されて略平行な光として前方に導
かれ、前面レンズ11に形成されている配光制御ステッ
プであるシリンドリカルステップS1によって拡散され
て走行ビーム用の所定の配光パターンが形成される。
【0011】一方、すれ違いビーム形成用のランプ30
は、所定のエリア毎に反射光の向かう方向が異なるよう
に形成された特殊形状反射面をもつリフレクター32
と、このリフレクター32のバルブ挿着孔33に挿着さ
れたバルブ34と、リフレクター32のバルブ挿着孔3
3の下方位置から前方に突出するリブ31(図3,図5
参照)に取着されて、バルブ34を包囲して、リフレク
ター32の所定の有効反射面32A以外の領域に向かう
光をカットするシェード35と、リフレクター32の前
方に配置された配光制御用のインナーレンズ36とから
構成されている。そして、バルブ34の光のうち、シェ
ード35によってリフレクター32の有効反射面32A
以外の領域(上面壁や底面壁といった部位)に向かう光
が遮光され、リフレクター32の有効反射面32Aで反
射された光が略平行光となって前方に導かれ、インナー
レンズ36に形成されている配光制御ステップであるシ
リンドリカルステップS2により左右方向に拡散され、
さらに前面レンズ11に形成されている配光制御ステッ
プであるシリンドリカルステップS3によって左右方向
に拡散されてすれ違いビーム用の所定の配光パターンが
形成される。
は、所定のエリア毎に反射光の向かう方向が異なるよう
に形成された特殊形状反射面をもつリフレクター32
と、このリフレクター32のバルブ挿着孔33に挿着さ
れたバルブ34と、リフレクター32のバルブ挿着孔3
3の下方位置から前方に突出するリブ31(図3,図5
参照)に取着されて、バルブ34を包囲して、リフレク
ター32の所定の有効反射面32A以外の領域に向かう
光をカットするシェード35と、リフレクター32の前
方に配置された配光制御用のインナーレンズ36とから
構成されている。そして、バルブ34の光のうち、シェ
ード35によってリフレクター32の有効反射面32A
以外の領域(上面壁や底面壁といった部位)に向かう光
が遮光され、リフレクター32の有効反射面32Aで反
射された光が略平行光となって前方に導かれ、インナー
レンズ36に形成されている配光制御ステップであるシ
リンドリカルステップS2により左右方向に拡散され、
さらに前面レンズ11に形成されている配光制御ステッ
プであるシリンドリカルステップS3によって左右方向
に拡散されてすれ違いビーム用の所定の配光パターンが
形成される。
【0012】そしてランプ20,30の同時点灯によ
り、両ランプ20,30によってそれぞれ形成される配
光パターンが合成されて走行ビームが形成され、ランプ
30の単独点灯によってすれ違いビームが形成される。
なおランプ20の単独点灯によって走行ビームを形成す
る場合には、ランプ30はすれ違いビーム形成用にのみ
使用される。
り、両ランプ20,30によってそれぞれ形成される配
光パターンが合成されて走行ビームが形成され、ランプ
30の単独点灯によってすれ違いビームが形成される。
なおランプ20の単独点灯によって走行ビームを形成す
る場合には、ランプ30はすれ違いビーム形成用にのみ
使用される。
【0013】またリフレクター22,32は一体に形成
されており、ランプボディ10の背面壁に回転可能に支
承されて前方に延出する2本のエイミングスクリュー1
2,13と、1個の玉継手14とによって、ランプボデ
ィ10に対し傾動可能に支持されている。即ち、エイミ
ングスクリュー12,13を回動操作することによっ
て、リフレクター22,32が垂直軸Ly、水平軸Lx
回りに一体に傾動し、これによってランプ20,30の
光軸を左右上下方向に傾動調整することができる。
されており、ランプボディ10の背面壁に回転可能に支
承されて前方に延出する2本のエイミングスクリュー1
2,13と、1個の玉継手14とによって、ランプボデ
ィ10に対し傾動可能に支持されている。即ち、エイミ
ングスクリュー12,13を回動操作することによっ
て、リフレクター22,32が垂直軸Ly、水平軸Lx
回りに一体に傾動し、これによってランプ20,30の
光軸を左右上下方向に傾動調整することができる。
【0014】図3,図6に示されるように、リフレクタ
ー32の前面に配置されているインナーレンズ36の下
側縁36aには一対の凸部36a1,36a1が突設さ
れ、一方図3,図5に示されるように、リフレクター3
2の下面壁32aにはインナーレンズ側の凸部36
a1,36a1に対応する一対の係合孔32a1,32a1
が設けられており、凸部36a1,36a1を係合孔32
a1,32a1に係合させることで、インナーレンズ36
の下側縁部36aがリフレクター32に対し前後左右に
位置決め固定されている。
ー32の前面に配置されているインナーレンズ36の下
側縁36aには一対の凸部36a1,36a1が突設さ
れ、一方図3,図5に示されるように、リフレクター3
2の下面壁32aにはインナーレンズ側の凸部36
a1,36a1に対応する一対の係合孔32a1,32a1
が設けられており、凸部36a1,36a1を係合孔32
a1,32a1に係合させることで、インナーレンズ36
の下側縁部36aがリフレクター32に対し前後左右に
位置決め固定されている。
【0015】インナーレンズの上側縁36bにも一対の
凸部36b1,36b1が突設され、一方リフレクターの
上面壁32bの前端部には、図3,図7に示されるよう
に、インナーレンズ側の凸部36b1,36b1に対応す
る一対の切欠32b1,32b1及びインナーレンズ当り
面を形成するフランジ32b2,32b2が設けられてお
り、凸部36b1,36b1を切欠32b1,32b1に係
合すると、凸部36b1の背面とフランジ32b2の前面
とがちょうど当接するようになっている。そしてこの当
接状態の凸部36b1とフランジ32b2にクリップ50
が装着されて、インナーレンズ上側縁36bがリフレク
ター上面壁32bの前端部に固定されている。
凸部36b1,36b1が突設され、一方リフレクターの
上面壁32bの前端部には、図3,図7に示されるよう
に、インナーレンズ側の凸部36b1,36b1に対応す
る一対の切欠32b1,32b1及びインナーレンズ当り
面を形成するフランジ32b2,32b2が設けられてお
り、凸部36b1,36b1を切欠32b1,32b1に係
合すると、凸部36b1の背面とフランジ32b2の前面
とがちょうど当接するようになっている。そしてこの当
接状態の凸部36b1とフランジ32b2にクリップ50
が装着されて、インナーレンズ上側縁36bがリフレク
ター上面壁32bの前端部に固定されている。
【0016】また図5に示すように、リフレクター正面
視左上コーナ部には、フランジ32b2の前面と同一平
面上に位置するインナーレンズ当り面32c(斜線で示
す)が設けられており、インナーレンズ上側縁部はこの
レンズ当り面32cと一対のフランジ32b2,32b2
の3点で担持されている。インナーレンズ上側縁部を担
持するレンズ当り面32c及びフランジ32b2,32
b2は、リフレクター下面壁32aに設けられた係合孔
32a1より後方位置に形成されて、インナーレンズ3
6がリフレクター前面開口部にスムーズに係合され、か
つこの係合状態が保持されるようになっている。
視左上コーナ部には、フランジ32b2の前面と同一平
面上に位置するインナーレンズ当り面32c(斜線で示
す)が設けられており、インナーレンズ上側縁部はこの
レンズ当り面32cと一対のフランジ32b2,32b2
の3点で担持されている。インナーレンズ上側縁部を担
持するレンズ当り面32c及びフランジ32b2,32
b2は、リフレクター下面壁32aに設けられた係合孔
32a1より後方位置に形成されて、インナーレンズ3
6がリフレクター前面開口部にスムーズに係合され、か
つこの係合状態が保持されるようになっている。
【0017】即ち、図3に示されるように、インナーレ
ンズの取付面Fは、鉛直面F1より後方に大きく傾いた
形状に形成されているので、レンズ下側縁の凸部36a
1をリフレクター側係合孔32a1に係合させて、インナ
ーレンズ36をレンズ当り面32c側に立てかけると、
インナーレンズは自重により背面側(図7矢印方向)に
傾倒する。さらにレンズ下側縁の凸部36a1がリフレ
クター下面壁側係合孔32a1に係合して左右方向に位
置決めされているので、レンズ上側縁の凸部36b1が
リフレクター前端部の切欠32b1に自然と係合する。
そしてインナーレンズ36は自重の作用によってこの係
合状態を保持しつづける。このため本実施例では、イン
ナーレンズから手を離しても従来の様にインナーレンズ
がリフレクター前面開口部から離れる方向に傾倒してし
まうことがないので、両手を使ってクリップ50の装着
作業を行うことができ、インナーレンズ36をリフレク
ター32に簡単に固定することが可能となる。
ンズの取付面Fは、鉛直面F1より後方に大きく傾いた
形状に形成されているので、レンズ下側縁の凸部36a
1をリフレクター側係合孔32a1に係合させて、インナ
ーレンズ36をレンズ当り面32c側に立てかけると、
インナーレンズは自重により背面側(図7矢印方向)に
傾倒する。さらにレンズ下側縁の凸部36a1がリフレ
クター下面壁側係合孔32a1に係合して左右方向に位
置決めされているので、レンズ上側縁の凸部36b1が
リフレクター前端部の切欠32b1に自然と係合する。
そしてインナーレンズ36は自重の作用によってこの係
合状態を保持しつづける。このため本実施例では、イン
ナーレンズから手を離しても従来の様にインナーレンズ
がリフレクター前面開口部から離れる方向に傾倒してし
まうことがないので、両手を使ってクリップ50の装着
作業を行うことができ、インナーレンズ36をリフレク
ター32に簡単に固定することが可能となる。
【0018】図8,9は本発明の他の実施例を示す図
で、図8は自動車用ヘッドランプの灯室内に設けられて
いるリフレクターの正面図、図9は同リフレクターの前
面開口部に固定されるインナーレンズの正面図である。
前記した実施例では、インナーレンズ上側縁36bがク
リップ50によって固定されるようになっているが、本
実施例では、クリップ50に代えてねじ固定される構造
となっている。即ち、リフレクター上面壁32bの前端
部にはレンズ当り面を形成するリブ32dが2個所設け
られ、それぞれのリブ32dの前端面(レンズ当り面)
にはねじ孔32eが設けられている。一方、インナーレ
ンズの上側縁36bには、ねじ孔32e,32eに対応
するねじ挿通用の切欠36b3,36b3が設けられ、ね
じによってインナーレンズ上側縁36bをリフレクター
上面壁前端部に固定するようになっている。このインナ
ーレンズの上側縁36bの固定構造については、従来技
術である図10と同様である。
で、図8は自動車用ヘッドランプの灯室内に設けられて
いるリフレクターの正面図、図9は同リフレクターの前
面開口部に固定されるインナーレンズの正面図である。
前記した実施例では、インナーレンズ上側縁36bがク
リップ50によって固定されるようになっているが、本
実施例では、クリップ50に代えてねじ固定される構造
となっている。即ち、リフレクター上面壁32bの前端
部にはレンズ当り面を形成するリブ32dが2個所設け
られ、それぞれのリブ32dの前端面(レンズ当り面)
にはねじ孔32eが設けられている。一方、インナーレ
ンズの上側縁36bには、ねじ孔32e,32eに対応
するねじ挿通用の切欠36b3,36b3が設けられ、ね
じによってインナーレンズ上側縁36bをリフレクター
上面壁前端部に固定するようになっている。このインナ
ーレンズの上側縁36bの固定構造については、従来技
術である図10と同様である。
【0019】なおこの実施例では、インナーレンズ下側
縁36aに凸部36a1が1個突設され、リフレクター
下面壁32aにはインナーレンズの凸部36a1に対応
する1個の係合孔32a1が設けられており、この点に
ついて前記第1の実施例と異なっているが、その他は前
記第1の実施例と同一であり、同一の符号を付すことに
よりその説明は省略する。
縁36aに凸部36a1が1個突設され、リフレクター
下面壁32aにはインナーレンズの凸部36a1に対応
する1個の係合孔32a1が設けられており、この点に
ついて前記第1の実施例と異なっているが、その他は前
記第1の実施例と同一であり、同一の符号を付すことに
よりその説明は省略する。
【0020】また前記実施例は、ランプボディ内に別体
のリフレクターが設けられた構造のヘッドランプを例に
よって説明したが、ランプボディの内周面にリフレクタ
ーが一体に形成された構造のヘッドランプについても同
様に適用できることはいうまでもない。
のリフレクターが設けられた構造のヘッドランプを例に
よって説明したが、ランプボディの内周面にリフレクタ
ーが一体に形成された構造のヘッドランプについても同
様に適用できることはいうまでもない。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る自動車用ヘッドランプによれば、インナーレンズ
下側縁の係合凸部をリフレクター下面壁の係合凹部に係
合させてインナーレンズ上側縁部をリフレクターのイン
ナーレンズ当り面に当接させると、インナーレンズはそ
の自重によってインナーレンズ当り面に当接した状態を
保持するので、作業者はインナーレンズ上側縁部の固定
作業に両手を使うことができ、インナーレンズ固定が容
易となる。
に係る自動車用ヘッドランプによれば、インナーレンズ
下側縁の係合凸部をリフレクター下面壁の係合凹部に係
合させてインナーレンズ上側縁部をリフレクターのイン
ナーレンズ当り面に当接させると、インナーレンズはそ
の自重によってインナーレンズ当り面に当接した状態を
保持するので、作業者はインナーレンズ上側縁部の固定
作業に両手を使うことができ、インナーレンズ固定が容
易となる。
【0022】特にインナーレンズ上側縁部をクリップを
使って固定するようにすれば、インナーレンズ上側縁部
をワンタッチで固定でき、インナーレンズの固定作業が
さらに簡単となる。
使って固定するようにすれば、インナーレンズ上側縁部
をワンタッチで固定でき、インナーレンズの固定作業が
さらに簡単となる。
【図1】本発明の一実施例である自動車用ヘッドランプ
の正面図
の正面図
【図2】同ヘッドランプの水平断面図(図1に示す線II
−IIに沿う断面図)
−IIに沿う断面図)
【図3】同ヘッドランプの縦断面図(図1に示す線III
−IIIに沿う断面図)
−IIIに沿う断面図)
【図4】同ヘッドランプの縦断面図(図1に示す線IV−
IVに沿う断面図)
IVに沿う断面図)
【図5】リフレクターの正面図
【図6】リフレクターの前面開口部に固定されるインナ
ーレンズの正面図
ーレンズの正面図
【図7】インナーレンズ上側縁とリフレクター上面壁前
端部間のクリップ装着部の斜視図
端部間のクリップ装着部の斜視図
【図8】本発明の他の実施例である自動車用ヘッドラン
プの灯室内に設けられているリフレクターの正面図
プの灯室内に設けられているリフレクターの正面図
【図9】同リフレクターの前面開口部に固定されるイン
ナーレンズの正面図
ナーレンズの正面図
【図10】従来の自動車用ヘッドランプの縦断面図
【図11】インナーレンズをリフレクターの前面開口部
に固定する作業を説明する説明図
に固定する作業を説明する説明図
10 ランプボディ 11 前面レンズ 32 リフレクター 32a リフレクター下面壁 32a1 リフレクター下面壁に設けられた係合凹部で
ある係合孔 32b リフレクター上面壁 32b1 インナーレンズ当り面であるフランジ 32c インナーレンズ当り面 32d インナーレンズ当り面を形成するリブ 36 インナーレンズ 36a インナーレンズ下側縁 36a1 インナーレンズ下側縁に設けられた係合凸部 36b インナーレンズ上側縁 50 クリップ S2 インナーレンズに形成された配光制御ステップ
ある係合孔 32b リフレクター上面壁 32b1 インナーレンズ当り面であるフランジ 32c インナーレンズ当り面 32d インナーレンズ当り面を形成するリブ 36 インナーレンズ 36a インナーレンズ下側縁 36a1 インナーレンズ下側縁に設けられた係合凸部 36b インナーレンズ上側縁 50 クリップ S2 インナーレンズに形成された配光制御ステップ
Claims (1)
- 【請求項1】 光源の装着された容器状リフレクターの
前面開口部に、配光制御ステップの形成されたインナー
レンズが固定された自動車用ヘッドランプにおいて、前
記容器状リフレクターの下面壁に、インナーレンズ下側
縁に突設された係合凸部の係合できる係合凹部が設けら
れ、リフレクターの上面壁前端部に設けられたインナー
レンズ当り面が前記係合凹部より後方位置に設けられ、
インナーレンズ上側縁部がねじ又はクリップによりリフ
レクター上面壁前端部に固定されたことを特徴とする自
動車用ヘッドランプ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5063590A JP2614007B2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 自動車用ヘッドランプ |
US08/215,708 US5453902A (en) | 1993-03-23 | 1994-03-22 | Headlamp having improved mounting of inner lens |
DE4410038A DE4410038C2 (de) | 1993-03-23 | 1994-03-23 | Befestigungsanordnung zum Befestigen einer Lichtscheibe mit auf dieser geformten optischen Einrichtungen an einem Reflektor eines Scheinwerfers für Kraftfahrzeuge |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5063590A JP2614007B2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 自動車用ヘッドランプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06275102A true JPH06275102A (ja) | 1994-09-30 |
JP2614007B2 JP2614007B2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=13233641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5063590A Expired - Lifetime JP2614007B2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 自動車用ヘッドランプ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5453902A (ja) |
JP (1) | JP2614007B2 (ja) |
DE (1) | DE4410038C2 (ja) |
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DE4445187A1 (de) * | 1994-12-17 | 1996-06-20 | Hella Kg Hueck & Co | Scheinwerfer für Fahrzeuge |
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DE102019107662A1 (de) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | HELLA GmbH & Co. KGaA | Beleuchtungseinrichtung für ein Kraftfahrzeug |
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-
1993
- 1993-03-23 JP JP5063590A patent/JP2614007B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-03-22 US US08/215,708 patent/US5453902A/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-03-23 DE DE4410038A patent/DE4410038C2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
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---|---|
JP2614007B2 (ja) | 1997-05-28 |
DE4410038A1 (de) | 1994-09-29 |
DE4410038C2 (de) | 1996-07-04 |
US5453902A (en) | 1995-09-26 |
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