JPH06270379A - スクリーン印刷用の製版装置 - Google Patents
スクリーン印刷用の製版装置Info
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- JPH06270379A JPH06270379A JP5082574A JP8257493A JPH06270379A JP H06270379 A JPH06270379 A JP H06270379A JP 5082574 A JP5082574 A JP 5082574A JP 8257493 A JP8257493 A JP 8257493A JP H06270379 A JPH06270379 A JP H06270379A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- plate making
- thermosensitive
- heat
- sensitive material
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41C—PROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
- B41C1/00—Forme preparation
- B41C1/14—Forme preparation for stencil-printing or silk-screen printing
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41C—PROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
- B41C1/00—Forme preparation
- B41C1/14—Forme preparation for stencil-printing or silk-screen printing
- B41C1/144—Forme preparation for stencil-printing or silk-screen printing by perforation using a thermal head
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】製版作業時間の短縮化、製版作業の容易化、お
よび製版作業の高精度化を実現した装置を提供するこ
と。 【構成】筐体１の上部に製版用テーブル２を形成する。
製版用テーブル２の上方には、その上方で感熱ヘッド３
を移動すべき感熱ヘッド移動機構４を配置する。製版用
テーブル２には、感熱材付きスクリーン７を取り付けた
スクリーン取付枠８、およびスクリーン取付枠８の内側
に配置して感熱材付きスクリーン７に密着すべきプラテ
ン９を載せる。製版時には、感熱ヘッド移動機構４によ
り感熱ヘッド３を半作成用テーブル２上で移動するとと
もに、感熱ヘッド３の各発熱素子を文字や画像データに
応じて通電制御し、感熱素子の発熱により感熱材１４に
孔をあける。
よび製版作業の高精度化を実現した装置を提供するこ
と。 【構成】筐体１の上部に製版用テーブル２を形成する。
製版用テーブル２の上方には、その上方で感熱ヘッド３
を移動すべき感熱ヘッド移動機構４を配置する。製版用
テーブル２には、感熱材付きスクリーン７を取り付けた
スクリーン取付枠８、およびスクリーン取付枠８の内側
に配置して感熱材付きスクリーン７に密着すべきプラテ
ン９を載せる。製版時には、感熱ヘッド移動機構４によ
り感熱ヘッド３を半作成用テーブル２上で移動するとと
もに、感熱ヘッド３の各発熱素子を文字や画像データに
応じて通電制御し、感熱素子の発熱により感熱材１４に
孔をあける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、スクリーン印刷に使用
する版を制作するスクリーン印刷用の製版装置の改良に
関する。
する版を制作するスクリーン印刷用の製版装置の改良に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、スクリーン印刷用の製版法として
は、写真製版法が知られている。この方法は、乳剤が塗
られたスクリーンに、あらかじめ作成しておいたポジフ
ィルムを密着させ、この状態でポジフィルムを通してス
クリーンに強い光をあて、ポジフィルムの文字や画像を
スクリーンに焼き付けるものである。すると、光の当た
った部分の乳剤は固化し、残りの部分は固化しない。こ
のため、焼き付けの終わったスクリーンを水洗いする
と、固化しない部分が水に解けて流れてスクリーンが露
出し、乾燥をするとポジフィルムの文字や画像が転写さ
れた印刷用の版ができあがる。
は、写真製版法が知られている。この方法は、乳剤が塗
られたスクリーンに、あらかじめ作成しておいたポジフ
ィルムを密着させ、この状態でポジフィルムを通してス
クリーンに強い光をあて、ポジフィルムの文字や画像を
スクリーンに焼き付けるものである。すると、光の当た
った部分の乳剤は固化し、残りの部分は固化しない。こ
のため、焼き付けの終わったスクリーンを水洗いする
と、固化しない部分が水に解けて流れてスクリーンが露
出し、乾燥をするとポジフィルムの文字や画像が転写さ
れた印刷用の版ができあがる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の写真製版法では、ポジフィルムを作ることの難し
さ、露光工程での光の漏れの問題、乳剤などの薬品を取
り扱うことによる悪臭、作業工程が多いことによる装置
の大形化、全体の作業時間の長時間化などが問題にな
り、その解決が望まれていた。
来の写真製版法では、ポジフィルムを作ることの難し
さ、露光工程での光の漏れの問題、乳剤などの薬品を取
り扱うことによる悪臭、作業工程が多いことによる装置
の大形化、全体の作業時間の長時間化などが問題にな
り、その解決が望まれていた。
【０００４】そこで、本発明は、これらの問題を一挙に
解決し、製版作業時間の短縮化、製版作業の容易化、お
よび製版作業の高精度化を実現した装置を提供すること
を目的とする。
解決し、製版作業時間の短縮化、製版作業の容易化、お
よび製版作業の高精度化を実現した装置を提供すること
を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、以下のように構成した。すなわち本発
明は、感熱材付きスクリーンを平面状に取り付けたスク
リーン取付枠、および前記感熱材付きスクリーンに密着
すべきプラテンを載せる製版用テーブルを備えるととも
に、その製版用テーブル上には前記スクリーン取付枠を
載せる際に位置決めする位置決め基準を設け、前記製版
用テーブルの上方には感熱ヘッドを前記スクリーン取付
枠に対して相対的に移動自在に設け、当該感熱ヘッドの
発熱素子への通電を制御する制御手段を備えてなるスク
リーン印刷用の製版装置である。
めに、本発明は、以下のように構成した。すなわち本発
明は、感熱材付きスクリーンを平面状に取り付けたスク
リーン取付枠、および前記感熱材付きスクリーンに密着
すべきプラテンを載せる製版用テーブルを備えるととも
に、その製版用テーブル上には前記スクリーン取付枠を
載せる際に位置決めする位置決め基準を設け、前記製版
用テーブルの上方には感熱ヘッドを前記スクリーン取付
枠に対して相対的に移動自在に設け、当該感熱ヘッドの
発熱素子への通電を制御する制御手段を備えてなるスク
リーン印刷用の製版装置である。
【０００６】
【作用】本発明では、製版にあたり、感熱材付きスクリ
ーンを取り付けたスクリーン取付枠、およびプラテンを
製版用テーブル上に載せ、感熱材付きスクリーンをプラ
テンと密着状態にする。この状態で、スクリーン取付枠
を製版用テーブル上の位置決め基準に合わせる。
ーンを取り付けたスクリーン取付枠、およびプラテンを
製版用テーブル上に載せ、感熱材付きスクリーンをプラ
テンと密着状態にする。この状態で、スクリーン取付枠
を製版用テーブル上の位置決め基準に合わせる。
【０００７】次に、製版用テーブル上を、感熱ヘッドが
スクリーン取付枠に対し相対的に移動し、制御手段によ
り感熱ヘッドの発熱素子への通電制御が行われる。これ
により、発熱素子の発熱により感熱材に孔が形成され、
版が作成されていく。
スクリーン取付枠に対し相対的に移動し、制御手段によ
り感熱ヘッドの発熱素子への通電制御が行われる。これ
により、発熱素子の発熱により感熱材に孔が形成され、
版が作成されていく。
【０００８】
【実施例】次に、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。
して説明する。
【０００９】この実施例は、図１に示すように、筐体１
の上部に製版用テーブル２を設置するとともに、その製
版用テーブル２の上方には、その上方で感熱ヘッド３を
移動すべき後述の感熱ヘッド移動機構４を配置する。そ
して、感熱ヘッド移動機構４は、カバー５で全体を覆
う。筐体１の操作部６には、各種の操作スイッチを配置
する。
の上部に製版用テーブル２を設置するとともに、その製
版用テーブル２の上方には、その上方で感熱ヘッド３を
移動すべき後述の感熱ヘッド移動機構４を配置する。そ
して、感熱ヘッド移動機構４は、カバー５で全体を覆
う。筐体１の操作部６には、各種の操作スイッチを配置
する。
【００１０】製版用テーブル２には、後述のように、感
熱材付きスクリーン７を取り付けたスクリーン取付枠
８、およびスクリーン取付枠８の内側に配置して感熱材
付きスクリーン７に密着すべきゴム製で平板状のプラテ
ン９を載せる。製版用テーブル２上には、スクリーン取
付枠８を載せる際に位置決めする位置決め基準を設け
る。この位置決め基準としては、スクリーン取付枠８の
四隅部を利用して位置決めする直角状の位置決め線１
０、または直角状に配置した位置決め突条（図示せず）
などが好適である。
熱材付きスクリーン７を取り付けたスクリーン取付枠
８、およびスクリーン取付枠８の内側に配置して感熱材
付きスクリーン７に密着すべきゴム製で平板状のプラテ
ン９を載せる。製版用テーブル２上には、スクリーン取
付枠８を載せる際に位置決めする位置決め基準を設け
る。この位置決め基準としては、スクリーン取付枠８の
四隅部を利用して位置決めする直角状の位置決め線１
０、または直角状に配置した位置決め突条（図示せず）
などが好適である。
【００１１】スクリーン取付枠８は、図２に示すように
上枠１１と、この上枠１１と嵌まり合う下枠１２とから
なる。下枠１２の上面には、段差を介して、上枠１１の
下面に密着する挟持部１２Ａと、上枠１１の内周に嵌入
する枠縁１２Ｂを形成する。さらに、上枠１１と下枠１
２には、両枠を固定するために後述のように使用するク
リップ４１のような固定具が嵌まるクリップ嵌合部１１
Ｃ、１２Ｃをそれぞれ設ける。
上枠１１と、この上枠１１と嵌まり合う下枠１２とから
なる。下枠１２の上面には、段差を介して、上枠１１の
下面に密着する挟持部１２Ａと、上枠１１の内周に嵌入
する枠縁１２Ｂを形成する。さらに、上枠１１と下枠１
２には、両枠を固定するために後述のように使用するク
リップ４１のような固定具が嵌まるクリップ嵌合部１１
Ｃ、１２Ｃをそれぞれ設ける。
【００１２】感熱材付きスクリーン７は、図３に示すよ
うに、スクリーン１３に感熱材１４を一体に貼り付けた
ものであり、例えばスクリーン１３に感熱材１４として
厚さが１．８ミクロンの薄い感熱性のフィルムを貼り付
けたものである。このフィルムの素材としては、ポリエ
ステルが好適である。また、スクリーン１３と感熱材１
４との貼り付けに使用する接着剤は、印刷のインキが水
性の場合には油性のものをまたインキが油性の場合には
水性のものを使用し、印刷の際に感熱材１４がスクリー
ンより剥離しないものを使用する。
うに、スクリーン１３に感熱材１４を一体に貼り付けた
ものであり、例えばスクリーン１３に感熱材１４として
厚さが１．８ミクロンの薄い感熱性のフィルムを貼り付
けたものである。このフィルムの素材としては、ポリエ
ステルが好適である。また、スクリーン１３と感熱材１
４との貼り付けに使用する接着剤は、印刷のインキが水
性の場合には油性のものをまたインキが油性の場合には
水性のものを使用し、印刷の際に感熱材１４がスクリー
ンより剥離しないものを使用する。
【００１３】感熱ヘッド移動機構４は、図５に示すよう
に、ベルト車１５、１６に巻き掛けて回転自在なベルト
１７と、ベルト車１８、１９に巻き掛けて回転自在なベ
ルト２０とを、製版用テーブル２の左右両側に沿ってそ
れぞれ配置する。ベルト車１６とベルト車１９とは、回
転自在な駆動軸２１により連結し、駆動軸２１の一部に
はベルト駆動車２２を取り付ける。ベルト駆動車２２
は、Ｘ軸方向駆動用モータ２３の軸にベルト２４を介し
て連結する。左右のベルト１７、２０には、取付け部材
２５、２６をそれぞれ固定し、これら取付け部材２５、
２６にＸ軸方向移動部材２７を取り付ける。
に、ベルト車１５、１６に巻き掛けて回転自在なベルト
１７と、ベルト車１８、１９に巻き掛けて回転自在なベ
ルト２０とを、製版用テーブル２の左右両側に沿ってそ
れぞれ配置する。ベルト車１６とベルト車１９とは、回
転自在な駆動軸２１により連結し、駆動軸２１の一部に
はベルト駆動車２２を取り付ける。ベルト駆動車２２
は、Ｘ軸方向駆動用モータ２３の軸にベルト２４を介し
て連結する。左右のベルト１７、２０には、取付け部材
２５、２６をそれぞれ固定し、これら取付け部材２５、
２６にＸ軸方向移動部材２７を取り付ける。
【００１４】取付け部材２５と取付け部材２６には、水
平方向のねじ棒２８を回転自在に取り付け、ねじ棒２８
にはナット２９を螺合する。そして、ナット２９を、ね
じ棒２８に沿って移動するＹ軸方向移動体３０に一体に
固着する。ねじ棒２８の一端は、図示しないギヤなどを
介してＹ軸方向移動用モータ３１に連結する。さらに、
Ｘ軸方向移動部材２７上には案内レール３２を取り付
け、Ｙ軸方向移動体３０がこの案内レール３２に沿って
移動するように構成する。
平方向のねじ棒２８を回転自在に取り付け、ねじ棒２８
にはナット２９を螺合する。そして、ナット２９を、ね
じ棒２８に沿って移動するＹ軸方向移動体３０に一体に
固着する。ねじ棒２８の一端は、図示しないギヤなどを
介してＹ軸方向移動用モータ３１に連結する。さらに、
Ｘ軸方向移動部材２７上には案内レール３２を取り付
け、Ｙ軸方向移動体３０がこの案内レール３２に沿って
移動するように構成する。
【００１５】Ｙ軸方向移動体３０には連結部材３３を取
り付け、連結部材３３の左右には昇降棒３４、３４をそ
れぞれ案内する左右一対の案内部材３５、３５をそれぞ
れ一体的に取り付ける。そして、案内部材３５、３５に
は、昇降棒３４、３４をそれぞれしゅう動自在に差し込
む。連結部材３３にはソレノイド３６を取り付け、ソレ
ノイド３６のプランジャをＺ軸方向移動体３７に接続す
る。左右一対の昇降棒３４、３４の間には、平板状の放
熱板３８を連結する。また、昇降棒３４、３４の各上部
を、Ｚ軸方向移動体３７に一体に連結する。そして、放
熱板３８の下部に感熱ヘッド３を取り付ける。
り付け、連結部材３３の左右には昇降棒３４、３４をそ
れぞれ案内する左右一対の案内部材３５、３５をそれぞ
れ一体的に取り付ける。そして、案内部材３５、３５に
は、昇降棒３４、３４をそれぞれしゅう動自在に差し込
む。連結部材３３にはソレノイド３６を取り付け、ソレ
ノイド３６のプランジャをＺ軸方向移動体３７に接続す
る。左右一対の昇降棒３４、３４の間には、平板状の放
熱板３８を連結する。また、昇降棒３４、３４の各上部
を、Ｚ軸方向移動体３７に一体に連結する。そして、放
熱板３８の下部に感熱ヘッド３を取り付ける。
【００１６】また、本実施例では、製版作業に使用する
文字や画像などのデータは、コンピュータなどを利用し
てあらかじめ作成しておき、メモリに格納しておく。そ
して、製版作業時には、このデータをメモリから読みだ
して感熱ヘッド３のラッチにいったん転送し、所定のタ
イミングでラッチの内容を読み出すことにより、各発熱
素子を通電制御するように構成する。
文字や画像などのデータは、コンピュータなどを利用し
てあらかじめ作成しておき、メモリに格納しておく。そ
して、製版作業時には、このデータをメモリから読みだ
して感熱ヘッド３のラッチにいったん転送し、所定のタ
イミングでラッチの内容を読み出すことにより、各発熱
素子を通電制御するように構成する。
【００１７】次に、このように構成する本発明実施例の
動作の一例について、以下に説明する。
動作の一例について、以下に説明する。
【００１８】この実施例では、製版作業に感熱材付スク
リーン７をスクリーン取付枠８にあらかじめ取り付けた
ものを使用するので、この取り付けについて図４を参照
して説明する。
リーン７をスクリーン取付枠８にあらかじめ取り付けた
ものを使用するので、この取り付けについて図４を参照
して説明する。
【００１９】まず、上枠１１の下面全体に両面接着テー
プ４０を貼り、上枠１１の下面にスクリーンの面を上に
向けて感熱材付スクリーン７を仮止めする（図４（Ａ）
参照）。次に、上枠１１を下枠１２の挟持部１２Ａに密
着した状態で、クリップ嵌合部１１Ｃ、１２Ｃに複数の
ばね板からなるクリップ４１を押し込むことにより、両
枠を一体に固定する。すると、上枠１１に貼られた感熱
材付スクリーン７の周縁全体が、下枠１２の枠縁１２Ｂ
に接して外向きに引っ張られるので、感熱材付スクリー
ン７は全面が均一に緊張した状態でスクリーン取付枠８
に取り付けられる（図４（Ｂ）参照）。
プ４０を貼り、上枠１１の下面にスクリーンの面を上に
向けて感熱材付スクリーン７を仮止めする（図４（Ａ）
参照）。次に、上枠１１を下枠１２の挟持部１２Ａに密
着した状態で、クリップ嵌合部１１Ｃ、１２Ｃに複数の
ばね板からなるクリップ４１を押し込むことにより、両
枠を一体に固定する。すると、上枠１１に貼られた感熱
材付スクリーン７の周縁全体が、下枠１２の枠縁１２Ｂ
に接して外向きに引っ張られるので、感熱材付スクリー
ン７は全面が均一に緊張した状態でスクリーン取付枠８
に取り付けられる（図４（Ｂ）参照）。
【００２０】次に、感熱材付スクリーン７を取り付けた
スクリーン取付枠８を、その内側にプラテン９を配置し
た状態で製版用テーブル２上に載せ、スクリーン取付枠
８を位置決め基準である位置決め線１０に合わせる。こ
のとき、感熱材付きスクリーン７はその下面、すなわち
感熱材側がプラテン９と密着状態になる（図４（Ｃ）参
照）。
スクリーン取付枠８を、その内側にプラテン９を配置し
た状態で製版用テーブル２上に載せ、スクリーン取付枠
８を位置決め基準である位置決め線１０に合わせる。こ
のとき、感熱材付きスクリーン７はその下面、すなわち
感熱材側がプラテン９と密着状態になる（図４（Ｃ）参
照）。
【００２１】この状態で、Ｘ軸方向駆動用モータ２３を
駆動してベルト１７、２０を回転すると、ベルト１７、
２０に一体のＸ軸方向移動部材２７がＸ軸方向に移動し
て、所定の位置で停止する。次に、Ｙ軸方向駆動用モー
タ３１が回転を開始し、これによってねじ棒２８が回転
してナット２９がねじ棒２８に沿って移動するので、Ｙ
軸方向移動体３０は案内レール３２に案内されてＹ軸方
向に移動し、所定の位置で停止する。
駆動してベルト１７、２０を回転すると、ベルト１７、
２０に一体のＸ軸方向移動部材２７がＸ軸方向に移動し
て、所定の位置で停止する。次に、Ｙ軸方向駆動用モー
タ３１が回転を開始し、これによってねじ棒２８が回転
してナット２９がねじ棒２８に沿って移動するので、Ｙ
軸方向移動体３０は案内レール３２に案内されてＹ軸方
向に移動し、所定の位置で停止する。
【００２２】引き続き、ソレノイド３６が駆動される
と、左右一対の昇降棒３４、３４が案内部材３５、３５
に案内されて下降するので、昇降棒３４、３４と一体の
感熱ヘッド３が降下し、スクリーン７に接触した動作位
置で停止する。次いで、感熱ヘッド３の発熱素子には、
コンピュータなどであらかじめ作成してメモリに格納さ
れている文字や画像などのデータに応じて電流が流れ、
発熱素子の発熱によりデータに応じた孔が感熱材１４に
開く。
と、左右一対の昇降棒３４、３４が案内部材３５、３５
に案内されて下降するので、昇降棒３４、３４と一体の
感熱ヘッド３が降下し、スクリーン７に接触した動作位
置で停止する。次いで、感熱ヘッド３の発熱素子には、
コンピュータなどであらかじめ作成してメモリに格納さ
れている文字や画像などのデータに応じて電流が流れ、
発熱素子の発熱によりデータに応じた孔が感熱材１４に
開く。
【００２３】このような動作を繰り返すことにより、感
熱材１４に孔を開けていくと、データに応じたスクリー
ン印刷用の版が作成される。そして、出来上がった版
は、スクリーン取付枠８に取り付けたまま印刷に使用す
る。
熱材１４に孔を開けていくと、データに応じたスクリー
ン印刷用の版が作成される。そして、出来上がった版
は、スクリーン取付枠８に取り付けたまま印刷に使用す
る。
【００２４】以上述べた実施例では、スクリーン取付枠
８を製版用テーブル２に固定させ、感熱ヘッド３を移動
させる構成について説明したが、本発明は、これとは逆
に感熱ヘッド３を固定し、スクリーン取付枠８を移動さ
せるようにしてもよいこと勿論である。
８を製版用テーブル２に固定させ、感熱ヘッド３を移動
させる構成について説明したが、本発明は、これとは逆
に感熱ヘッド３を固定し、スクリーン取付枠８を移動さ
せるようにしてもよいこと勿論である。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、スクリ
ーン取付枠に感熱材付きスクリーンを取り付けた状態
で、感熱ヘッドにより感熱材に熱を加えて孔をあけ、版
を作成するようにしたので、コンピュータなどであらか
じめ作成してメモリに格納する文字や画像のデータをそ
のまま製版作業に利用できるようになり、もってスクリ
ーン印刷用の製版作業の時間の短縮化、およびその作業
の容易化が実現できる。
ーン取付枠に感熱材付きスクリーンを取り付けた状態
で、感熱ヘッドにより感熱材に熱を加えて孔をあけ、版
を作成するようにしたので、コンピュータなどであらか
じめ作成してメモリに格納する文字や画像のデータをそ
のまま製版作業に利用できるようになり、もってスクリ
ーン印刷用の製版作業の時間の短縮化、およびその作業
の容易化が実現できる。
【００２６】また、本発明では、製版用テーブル上にス
クリーン取付枠を位置決めする位置決め基準を設け、こ
の基準にスクリーン取付枠を合わせることにより、スク
リーン取付枠に対し決まった位置に正しく熱プリントが
できるので、版の大きさにかかわらず高精度な製版作業
ができ、従って、印刷時における印刷ずれがない。ま
た、２色以上の多色刷りの場合、スクリーンを２枚以上
必要とするが、各スクリーンのプリント位置を正確に調
整できるので、多色刷り時における色ずれが生じない。
クリーン取付枠を位置決めする位置決め基準を設け、こ
の基準にスクリーン取付枠を合わせることにより、スク
リーン取付枠に対し決まった位置に正しく熱プリントが
できるので、版の大きさにかかわらず高精度な製版作業
ができ、従って、印刷時における印刷ずれがない。ま
た、２色以上の多色刷りの場合、スクリーンを２枚以上
必要とするが、各スクリーンのプリント位置を正確に調
整できるので、多色刷り時における色ずれが生じない。
【図１】本発明実施例の全体を示す外観斜視図である。
【図２】スクリーン取付枠の一例を示す斜視図である。
【図３】感熱材付きスクリーンの断面図である。
【図４】感熱材付きスクリーンの取り付け工程の一例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図５】感熱ヘッド移動機構の一例を示す斜視図であ
る。
る。
２ 製版用テーブル ３ 感熱ヘッド ４ 感熱ヘッド移動機構 ７ 感熱材付きスクリーン ８ スクリーン取付枠 ９ プラテン １０ 位置決め線 １３ スクリーン １４ 感熱材 ２７ Ｘ軸方向移動部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成６年３月１６日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１９
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１９】まず、上枠１１の下面全体に両面接着テー
プ４０を貼り、上枠１１の下面に感熱材の面を向き合わ
せて感熱材付スクリーン７を仮止めする（図４（Ａ）参
照）。次に、上枠１１を下枠１２の挟持部１２Ａに密着
した状態で、クリップ嵌合部１１Ｃ、１２Ｃに複数のば
ね板からなるクリップ４１を押し込むことにより、両枠
を一体に固定する。すると、上枠１１に貼られた感熱材
付スクリーン７の周縁全体が、下枠１２の枠縁１２Ｂに
接して外向きに引っ張られるので、感熱材付スクリーン
７は全面が均一に緊張した状態でスクリーン取付枠８に
取り付けられる（図４（Ｂ）参照）。
プ４０を貼り、上枠１１の下面に感熱材の面を向き合わ
せて感熱材付スクリーン７を仮止めする（図４（Ａ）参
照）。次に、上枠１１を下枠１２の挟持部１２Ａに密着
した状態で、クリップ嵌合部１１Ｃ、１２Ｃに複数のば
ね板からなるクリップ４１を押し込むことにより、両枠
を一体に固定する。すると、上枠１１に貼られた感熱材
付スクリーン７の周縁全体が、下枠１２の枠縁１２Ｂに
接して外向きに引っ張られるので、感熱材付スクリーン
７は全面が均一に緊張した状態でスクリーン取付枠８に
取り付けられる（図４（Ｂ）参照）。
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００２０
【補正方法】変更
【補正内容】
【００２０】次に、感熱材付スクリーン７を取り付けた
スクリーン取付枠８を、その内側にプラテン９を配置し
た状態で製版用テーブル２上に載せ、スクリーン取付枠
８を位置決め基準である位置決め線１０に合わせる。こ
のとき、感熱材付きスクリーン７はその下面、すなわち
スクリーン側がプラテン９と密着状態になる（図４
（Ｃ）参照）。
スクリーン取付枠８を、その内側にプラテン９を配置し
た状態で製版用テーブル２上に載せ、スクリーン取付枠
８を位置決め基準である位置決め線１０に合わせる。こ
のとき、感熱材付きスクリーン７はその下面、すなわち
スクリーン側がプラテン９と密着状態になる（図４
（Ｃ）参照）。
Claims (1)
- 【請求項１】感熱材付きスクリーンを平面状に取り付け
たスクリーン取付枠、および前記感熱材付きスクリーン
に密着すべきプラテンを載せる製版用テーブルを備える
とともに、その製版用テーブル上には前記スクリーン取
付枠を載せる際に位置決めする位置決め基準を設け、 前記製版用テーブルの上方には感熱ヘッドを前記スクリ
ーン取付枠に対して相対的に移動自在に設け、当該感熱
ヘッドの発熱素子への通電を制御する制御手段を備えて
なるスクリーン印刷用の製版装置。
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