JPH1067087A - トンボマーク形成方法及び印刷版並びにトンボマーク描画装置 - Google Patents

トンボマーク形成方法及び印刷版並びにトンボマーク描画装置

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JPH1067087A
JPH1067087A JP22644196A JP22644196A JPH1067087A JP H1067087 A JPH1067087 A JP H1067087A JP 22644196 A JP22644196 A JP 22644196A JP 22644196 A JP22644196 A JP 22644196A JP H1067087 A JPH1067087 A JP H1067087A
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JP22644196A
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English (en)
Inventor
Akira Sotokado
明 外角
Sakae Onishi
栄 大西
Shuhei Hosomi
周平 細見
Yuichi Tanioka
裕一 谷岡
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷版にトンボマークを形成するに際して削
りカスの発生しないようにする。 【解決手段】 インクジェット17によりトンボーマー
クを描画することにより、従来のケガキ針によるトンボ
マーク描画のように削りカスによる刷版不良の発生を防
止する。インクジェットを使用するので、スピードの向
上並びにトンボマークの太さの調整が容易であり、トン
ボマーク描画工程の効率も向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフセット印刷機
において、印刷機に印刷版を取り付ける際のセンター位
置合わせ、輪転印刷物を三角板で折る際の折り合わせ、
印刷物の表裏見当合わせ、或いは印刷後のカット位置合
わせ等の目安となるマーク(通称トンボマーク)を印刷
版材の表面に形成する方法、当該方法により形成された
トンボマークを表面に有する印刷版、並びに当該方法に
おいて使用するトンボマーク描画装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般にオフセット印刷機において印刷胴
に装着する印刷版は、製版工程において原稿から原版フ
ィルムを作成し、この原版フィルムを刷版製造工程にお
いて印刷版材に焼き付けてこれを現像し、仕上げ等の処
理を施す多段階の工程を経て製造されるものである。
【0003】上記製版工程について詳細に説明すると、
製版工程とは原稿から原版フィルムを作成する工程のこ
とであるが、具体的には多色原稿をスキャナーによって
色分解して先ず連続調色分解ネガフィルム又は連続調色
分解ポジフィルムを得る。さらに、これを製版カメラで
網撮りして各色(墨・赤・藍・黄)につき色分解網ポジ
フィルム或いは色分解網ネガフィルムを得る方法が採ら
れている。さらに別の方法としては、多色原稿を直接ダ
イレクトスキャナーによって直網分解して各色(墨・赤
・藍・黄)につき色分解網ポジフィルム或いは色分解網
ネガフィルムを得る方法も採られている。なお、原版フ
ィルムとはここで言う色分解網ポジフィルム又は色分解
網ネガフィルムのことである。
【0004】次に、刷版製造工程について説明すると、
刷版製造工程とは原版フィルムを印刷版材に焼き付けて
印刷版を作成する工程のことであるが、この刷版製造工
程自身が複数の工程から成り立っており、具体的には、
求められているサイズ(印刷機により決まるサイズ)の
印刷版材を選択する工程、選択した印刷版材の所定の位
置に殖版装置(後の殖版工程において使用する専用加工
機)の位置決め用ピンに取り付けるためのピン孔を開口
するパンチング工程、印刷版材を殖版装置にセットして
これに原版フィルムを焼付露光する殖版工程、さらに必
要に応じて殖版装置において焼付露光されない印刷版材
周縁部の焼き飛ばし工程(殖版装置で原版フィルムの焼
付露光が行われるのであるが、印刷版材の周縁部には露
光されない部分が残ることがあり、これをそのままにし
て現像した印刷版で印刷した場合には当該未露光部分に
はインキが付き、その結果として周縁部に不必要な絵柄
が印刷されてしまう。なお、ここで必要に応じてとある
のは、焼き飛ばし即ち露光する範囲は、印刷する用紙や
製本の仕様等によって必然的に決まるのであり、仕様条
件等によっては焼き飛ばしが不要な場合もある)、焼付
露光された印刷版材を現像液中を通して現像する現像工
程、現像した印刷版材の洗浄や耐刷性を向上させるため
の熱処理等を行う仕上げ工程等の複数の工程から成り立
っている。なお、これらの各工程をそれぞれの専用加工
機(供給装置、パンチング装置、殖版装置、焼き飛ばし
装置、現像装置、洗浄装置、バーニング装置等)により
オフラインにて行う場合もあるし、又は、これらの各工
程を刷版製造システム(上記各装置を連続して配し、こ
れらを印刷版材を給排する移送手段にて1ライン上に繋
いだもの)によりオンラインにて行う場合もある。
【0005】ここで印刷版材について説明すると、これ
は例えば砂目立てしたアルミニウム基板の表面に感光性
樹脂を所定厚さに塗布して乾燥させたプレセンシタイズ
版(通称PS版)が用いられており、このPS版には、
先の製版工程で述べた2種類の原版フィルムに対応した
種類が用意されており、具体的には色分解網ポジフィル
ムを焼き付けるポジ型PS版と、色分解網ネガフィルム
を焼き付けるネガ型PS版がある。なお、以下説明にお
いて印刷版材とは特に指摘しない限りポジ型PS版を意
味するものとする。
【0006】このポジ型PS版を印刷版材として作成し
た印刷版を示したものが図6であり、図6(a)は印刷
版の斜視図、図6(b)は図6(a)のA−A断面図、
図6(c)は図6(a)のB−B断面図である。
【0007】図6(a)において41は印刷版であり、
その表面には原版フィルムを焼付露光してなる絵柄部4
2とそれ以外の非絵柄部43が形成されており、非絵柄
部43にはトンボマーク44が形成されている。絵柄部
42の絵柄を構成する画線は青緑色で、非絵柄部43の
トンボマーク44は銀色であり、しかも後述する理由
(絵柄部42の画線部は露光現像を経てインキ受容部を
形成し、トンボマーク44はケガキを経てインキ受容部
を形成している)から、その断面構造が異なっている。
【0008】図6(a)における絵柄部42のA−A断
面図を示したものが図6(b)であり、この絵柄部42
は、先に説明した構造の印刷版材において、アルミニウ
ム基板45の一方の表面に塗布形成された感光性樹脂4
6を所望のパターン(絵柄部42のパターン)に焼付露
光、現像、仕上げ等の加工を施したものであり、アルミ
ニウム基板45の表面に絵柄部42のパターンに残存し
た感光性樹脂46が親油性即ちインキ受容部である画線
部47を形成しており、またアルミニウム基板45の表
面から感光性樹脂46を取り除いてアルミニウム基板4
5を露出させて親水性即ちインキ非受容部である非画線
部48を形成している。
【0009】図7は刷版製造方法の一例を示すものであ
り、図6(b)の印刷版41の絵柄部42の断面に相当
する部分をその工程に流れに沿って段階的に示したもの
である。以下に示す刷版製造方法の特徴は、印刷版材に
ポジの原版フィルムを焼付露光し、現像処理を行うこと
により画線部を形成するものである。
【0010】先ず、図7(a)に示す如き加工前の元の
ままの印刷版材P0 における感光性樹脂46の面に対し
て、図7(b)に示すように、原版フィルムFを通して
焼付露光する。この場合の原版フィルムFはポジである
から透明な絵柄部42における非画線部が焼付露光さ
れ、影となる絵柄部42における画線部は焼付露光され
ないので、焼付露光される非画線部が現像にて現像液中
に溶解するように反応し、焼付露光されることのない画
線部は変化せず現像にて現像液中に溶解することのない
状態のままである。この状態の印刷版材P1 を示したも
のが図7(c)であり、この印刷版材P1 を現像すると
絵柄部42の焼付露光されなかった画線部の感光性樹脂
46が現像液中に溶解することなく残存し、図7(d)
に示すインキ受容部47が形成される一方、絵柄部42
の焼付露光された非画線部の感光性樹脂46が現像液中
に溶解してアルミニウム基板45が露出し、図7(d)
に示すインキ非受容部48が形成される。この後は、消
去水洗、バーニング、ガム引き等の仕上げ加工を施して
印刷版41が完成する。こうして完成した印刷版41を
印刷機にて使用する場合、具体的には、水で湿らせた印
刷版41に所要のインキ(図示せず)をインキングする
と、インキはアルミニウム基板45の水で湿った露出部
には乗らず、感光性樹脂の上にのみ乗って比較的薄い被
膜が形成されるので、これを紙等の基材に転写すること
により所望の絵柄部42のパターンが基材に印刷形成さ
れることになる。
【0011】図6(a)における非絵柄部43のトンボ
マーク44が形成されている部分のB−B断面を示した
ものが図6(c)であり、この非絵柄部43のトンボ形
成部は、先に説明した構造の印刷版材において、アルミ
ニウム基板45の一方の表面に塗布形成された感光性樹
脂46の側から感光性樹脂46とアルミニウム基板45
の一部を所望のパターン(トンボマークのパターン)に
ケガキ加工を施した上で、このケガキを施した非絵柄部
43を焼付露光、現像、仕上げ加工等を施したものであ
り、アルミニウム基板45が全面に露出しており親水性
のインキ非受容部を形成しているものの、アルミニウム
基板45を一部トンボマークのパターンに彫り込んで溝
Gを形成した部分にはインキが溜まるのでインキ受容部
を形成している。
【0012】図8はトンボマークの形成を含む刷版製造
工程を示すものであり、図6(c)の印刷版41におけ
る非絵柄部43のトンボマークが形成されている部分の
断面に相当する部分をその工程の流れに沿って段階的に
示したものである。
【0013】先ず、図8(a)に示す如き加工前の元の
ままの印刷版材P0 における感光性樹脂46の面の側か
ら感光性樹脂46及びアルミニウム基板45の一部を図
8(b)に示すようにケガキ針Kを使って切削除去して
溝Gを形成する。続いて、この印刷版P1 の感光性樹脂
46の面に対して図8(c)に示すように、原版フィル
ムFを通して焼付露光する。この場合の原版フィルムF
はポジであるから透明な非絵柄部42が全面焼付露光
(原版フィルムFにはトンボマークが形成されているの
でトンボマークの部分は影となり厳密には全面とは言え
ないが、特に印刷する画線部を有するものではなく全面
焼付露光という表現を用いている。)されるので、非絵
柄部42が現像により現像液中にて溶解する状態とな
る。この状態の印刷版材P2 を示したものが図8(d)
であり、この印刷版材P2 を現像すると、全面焼付露光
された非絵柄部43の感光性樹脂46’が現像液中に溶
解してアルミニウム基板45が露出して、図8(e)に
示すようにインキ非受容部が形成される一方、そのアル
ミニウム基板45の露出面には溝Gが形成された状態に
なる。続いて、消去水洗、バーニング、ガム引き等の仕
上げ加工を施して印刷版41が完成する。こうして完成
した印刷版41を印刷機にて使用する場合、具体的に
は、溝Gにはインキが入り込むのでこれを紙等の基材に
転写することにより所望のトンボマークのパターンが基
材に印刷形成されることになる。
【0014】以上説明したように、従来の刷版製造工程
における原版フィルムの印刷版材への焼付露光は、印刷
版材と原版フィルムの両方に予めトンボマークを形成し
ておき、所定位置に位置決めされた印刷版材に対して、
両者のトンボマークが一致するように印刷版材と原版フ
ィルムとの位置合わせをした後に、焼付露光等を行うよ
うにしてきた。従って、本来的な意味では、トンボマー
クは原版フィルムを焼き付ける際の指標と言うべきもの
であった。
【0015】しかしながら近年は、1面分の原版フィル
ムを枠に保持した焼き付け枠を印刷版材に対してXY方
向に操作しながら、面数に応じて2面、4面と全自動で
焼付露光、いわゆる殖版を行う殖版機が一般的になって
おり、かかる機械の導入により、焼付露光におけるトン
ボマークの存在意義は無くなっているが、刷版製造工程
に続く後工程においてはトンボマークの存在が不可欠
(例えば、発明の属する技術分野にて述べたように、オ
フセット印刷機において、印刷機に印刷版を取り付ける
際のセンター位置合わせ、輪転印刷物を三角板で折る際
の折り合わせ、印刷物の表裏見当合わせ、或いは印刷後
のカット位置合わせ等の目安となる)であり、よって殖
版機が普及した近年においても印刷版へのトンボマーク
の形成は不可欠である。
【0016】ここでトンボマークの形成方法について簡
単に説明すると、いわゆるケガキ作業、即ちケガキテー
ブルに対してケガキ針を備えたケガキヘッドを前後左右
に走査させ、制御装置によってケガキヘッドを所定位置
(トンボマークを描画する位置)に移動せしめるととも
に、ケガキ針をケガキテーブル上に載置した印刷版材上
に落とし込み、ケガキ針によるケガキ動作によってトン
ボマークを形成するものである。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記したトンボ形成方
法においては、印刷版材の感光性樹脂層及びアルミ基板
層をケガキ針にて削り取ってトンボマークを形成してい
るため、トンボ形成時に発生する削りカス(感光性樹脂
とアルミの粉)が印刷版材の表面に付着してしまうこと
から、殖版機においてこれに原版フィルムを焼き付けた
場合には、削りカスも焼き込まれて刷版不良が発生する
し、刷版製造工程にてこの不良が発見されずに印刷が行
われると、印刷物に削りカスが絵柄として印刷され、印
刷不良品となる。
【0018】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、印刷版へのト
ンボマーク形成にあたって、削りカスの発生しない、換
言すればケガキを用いることのないトンボマーク形成方
法、その方法によりトンボマークを形成された印刷版、
さらにはその方法において使用されるトンボマーク描画
装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のトンボマーク形成方法は、印刷版にトンボ
マークを形成する方法であって、前記トンボマークの形
成が、現像前の印刷版材表面に対してインクジェット法
で遮光性物質を塗布することにより行われることを特徴
とするものであり、また、前記トンボマークの形成が、
露光前の印刷版材表面に対してインクジェット法で遮光
性物質を塗布することにより行われることを特徴とする
ものであり、また、前記トンボマークの形成が、露光後
現像前の印刷版材表面に対してインクジェット法で遮光
性物質を塗布することにより行われることを特徴とする
ものである。
【0020】さらに、上記のトンボマーク形成方法によ
りトンボマークが形成される本発明の印刷版は、表面に
トンボマークを有する印刷版であって、前記トンボマー
クが、現像前の印刷版材表面に対してインクジェット法
で遮光性物質を塗布することにより形成されていること
を特徴とするものであり、また前記トンボマークが、露
光前の印刷版材表面に対してインクジェット法で遮光性
物質を塗布することにより形成されていることを特徴と
するものであり、また、前記トンボマークが、露光後現
像前の印刷版材表面に対してインクジェット法で遮光性
物質を塗布することにより形成されていることを特徴と
するものである。
【0021】また、上記のトンボマーク形成方法におい
て使用する本発明のトンボマーク描画装置は、印刷版材
を載置するテーブルと、当該テーブルから間隔をおいた
上方にて縦方向及び横方向に走行可能な移動ヘッドと、
当該移動ヘッドに取り付けられたインクジェットのノズ
ル部とを具備することを特徴とするものである。
【0022】上記方法によりトンボマークを形成された
印刷版は、トンボマークの部分が、少なくとも現像前の
段階では遮蔽されてしまうので、現像液中に浸しても現
像液と接触することがなくトンボマークの部分が露光さ
れているいないに関わらず、溶解することがなく残存す
ることになる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るトンボマーク
形成方法によるトンボマークを有する印刷版を示すもの
で、図1(a)は印刷版の斜視図、図1(b)は図1
(a)のA−A断面図、図1(c)は図1(a)のB−
B断面図である。
【0024】図1(a)において1は印刷版であり、そ
の表面には原版フィルムを焼き付けてなる絵柄部2とそ
れ以外の非絵柄部3が形成されており、非絵柄部3には
トンボマーク4が形成されており、この点では図6
(a)に示した従来の印刷版41と同じであるが、後述
するようにトンボマーク4の形成された部分の断面が異
なっている。
【0025】図1(a)における絵柄部2のA−A断面
を示したものが図1(b)であり、この絵柄部2は図6
(b)に示した従来の印刷版41の絵柄部42と同じ
で、砂目立てしたアルミニウム基板5の表面に感光性樹
脂6を所定厚さ有する印刷版材を加工(焼付、現像、仕
上げ等)したものであり、図1(b)に示すように、ア
ルミニウム基板5の表面に絵柄部2のパターンに残存し
た感光性樹脂6が親油性即ちインキ受容部である画線部
7を形成しており、またアルミニウム基板5の表面から
感光性樹脂6を取り除いてアルミニウム基板5を露出さ
せて親水性即ちインキ非受容部である非画線部8を形成
している。
【0026】図1(a)における非絵柄部3のトンボマ
ーク4が形成されている部分のB−B断面を示したもの
が図1(c)であり、この非絵柄部3のトンボ形成部9
は図6(c)に示した従来の印刷版41の非絵柄部43
のトンボ形成部とは異なっており、溝Gを形成するもの
ではなく、画線部7のように感光性樹脂6が残存してお
り且つその残存する感光性樹脂6の上には遮光性物質S
が塗布されている。なお、このトンボ形成部9にはイン
キが載るので、印刷版1の画線部7と同じくトンボ形成
部9のパターン、すなわち図1(a)に示したトンボマ
ーク4のパターンを基材に印刷することができる。
【0027】以上述べたように、印刷版1はトンボ形成
部9の構造が従来の印刷版41とは異なっており、以
下、本発明に係るトンボマーク形成方法について説明す
る。
【0028】図2はトンボマーク形成方法の一実施形態
を示すものであり、図1(c)の印刷版1のトンボ形成
部9の断面に相当する部分をその形成方法の流れに沿っ
て段階的に示したものである。以下に示すトンボマーク
形成方法の特徴は、印刷版材を焼き付ける前に、その表
面にインクジェットでトンボマークを描画形成するもの
である。
【0029】先ず、図2(a)の如き加工前の元のまま
の印刷版材P0 の感光性樹脂6の面に対して図2(b)
に示すように、インクジェットノズルNにより遮光性物
質S(ここではインクジェット用のインキ)を塗布する
ことにより図1(c)に示したトンボ形成部9に相当す
る領域に存在する感光性樹脂6を隠蔽することで印刷版
材P0 表面にトンボマーク4を印字する。続いて、図2
(c)に示すように、このトンボマーク4を印字された
印刷版材P1 に原版フィルムを焼き付け、さらに周縁の
非絵柄部3に焼き残しがあるのなら焼き飛ばしを行っ
て、絵柄部2の非画線部8と非絵柄部3を露光して現像
液に溶解するようにさせるが、ここで、非絵柄部3の遮
光性物質Sにより隠蔽された部分、即ちトンボマーク4
を印字された部分の感光性樹脂6には光が届かないの
で、この部分は画線部7と同じく露光されない状態を保
つことになる。この状態の印刷版P2 を示したものが図
2(d)であり、この印刷版P2 を現像すると非絵柄部
3の遮光性物質Sにより隠蔽された部分の感光性樹脂6
が現像中に溶解することなく残存し、図2(e)に示す
トンボ形成部9が形成される。後は、従来と同様に、洗
浄等の仕上げ加工を施して印刷版1が完成する。
【0030】図3はトンボマーク形成方法の別の実施形
態を示すものであり、図1(c)の印刷版1のトンボ形
成部9の断面に相当する部分をその形成方法の流れに沿
って段階的に示したものである。以下に示すトンボマー
ク形成方法の特徴は、印刷版材を焼き付けた後であっ
て、しかも現像前にその表面にインクジェットでトンボ
マークを描画形成するものである。
【0031】先ず、図3(a)の如き加工前の元のまま
の印刷版材P0 の感光性樹脂6の面に対して図3(b)
に示すように、この印刷版材P0 に原版フィルムを焼き
付け、さらに周縁の非絵柄部3に焼き残しがあるのなら
焼き飛ばしを行って、絵柄部2の非画線部8と非絵柄部
3を露光して現像液に溶解するようにする。かかる露光
工程を経た印刷版P1 の感光性樹脂6の面に対して図3
(c)に示すように、インクジェットノズルNにより遮
光性物質S(ここではインクジェット用のインキ)を塗
布することにより図1(c)に示したトンボ形成部9に
相当する領域に存在する感光性樹脂6を隠蔽することで
印刷版材P1 表面にトンボマーク4を印字する。この状
態の印刷版P2 を示したものが図3(d)であり、続い
てこの印刷版P2 を現像すると非絵柄部3の感光性樹脂
6は全て溶解するのではなく、非絵柄部3の遮光性物質
Sにより隠蔽された部分即ちトンボマーク4を印字され
た部分の感光性樹脂6には現像液が接触しないので、こ
の部分は画線部7と同じく現像液中に溶解することなく
残存し、図3(e)に示すトンボ形成部9が形成され
る。後は、従来と同様に、洗浄等の仕上げ加工を施して
印刷版1が完成する。
【0032】なお、ここで断っておくが、図示したトン
ボ形成部9は極めて立体的であり、側面からの溶解が起
きるようにも考えられるが、この図はあくまで説明する
ためのものであって、オフセット印刷版は通常平板と呼
ばれているようにその表面の膜(感光性樹脂6)は極め
て薄く現像による溶解も平面的に起きるものであるか
ら、この遮光性物質Sにより隠蔽された部分が溶解流出
することはほぼない。
【0033】以上2つの実施形態について説明したが、
これらに共通しているのは、印刷版材を現像する前にイ
ンキジェット方式により遮光性物質を塗布するのが必須
であり、トンボマークを印字するのは、その印字すべき
部分が露光される前であっても露光された後であっても
よく、刷版製造工程での実情に応じて適宜選択すること
が可能である。このことは具体的には、刷版製造工程に
おける各工程中の印刷版材(例えば、パンチング加工終
了後の焼付前の印刷版材、殖版機での焼付けは完了した
が焼き飛ばし前の印刷版材、或いは焼き飛ばしも含めた
露光が全て完了しており現像する直前の印刷版材等)を
適宜選択して、以下に説明するトンボマーク描画装置に
てトンボマークを表面に印字形成すればよい。
【0034】図4は上記のようなトンボマークを形成す
るのに用いられるトンボマーク描画装置の一例を示す斜
視図である。
【0035】同図に示すように、トンボマーク描画装置
10は、テーブル11上に載置された印刷版材12の所
定位置にトンボマークを描画印字するもので、全体とし
てはX−Yプロッターと同様な構成をしている。即ち、
テーブル11の両サイドにガイドレール13が設置され
ており、これらのガイドレール13に支持フレーム14
が橋渡しされ、支持フレーム14はガイドレール13に
沿って前後方向(X方向)に移動可能になっている。さ
らに、支持フレーム14にはこれに設けられた支持レー
ル15に沿って移動ヘッド16が左右方向(Y方向)走
行可能に取り付けられている。そして、この移動ヘッド
16には、インクジェットのノズル部17が2本支持さ
れ、テーブル11上に載置される印刷版材12に対して
近接した位置となるように固定されている。この2つの
ノズル部17はそれぞれX方向とY方向に線を引くもの
で、それぞれ導管18によりインキジェットプリンタ本
体19に接続されている。なお、導管18にはノズル部
17駆動用の電線も併設されている。
【0036】上記のトンボマーク描画装置10はパソコ
ン等の制御装置で操作される。即ち、予め入力された所
定のデータ或いは作業員がマニュアルで入力したデータ
に基づいて移動ヘッド16のX方向及びY方向の移動を
制御するとともに、ノズル部17からインクジェットイ
ンキの噴射を制御することにより、テーブル11上の印
刷版材12に対しその所定位置にトンボを描画する。
【0037】上記のトンボマーク描画装置は、前述した
ように、刷版製造工程中の印刷版材を適宜選択してトン
ボマークを描画すればよく、具体的には、作業員は工程
指示書に従って所定の加工を施した印刷版材を倉庫(或
いは、その前の工程の加工機の排版部)から取ってき
て、この印刷版材を上記トンボ描画装置に載置してトン
ボマークを描画印字することになる。次に、このトンボ
マーク描画済みの印刷版材をトンボ描画装置から取り外
して倉庫(或いは、その次の工程の加工機の給版部)に
移すことになる。こうして、トンボマーク描画済みの印
刷版材は、その後に残りの刷版製造工程を施せば本発明
に係る印刷版ができ上がる。
【0038】また、上記トンボ描画装置10は特に供給
・排出コンベアを有しない独立したオフラインにて使用
するものであるが、このトンボ描画装置10のテーブル
11に供給用コンベアと排出用コンベアを設けると他の
加工機に連結して使用することが可能となり、例えばパ
ンチング装置−トンボ描画インライン機、トンボ描画−
現像インライン機とすることもできるし、また上記トン
ボ描画装置10の主要部は、移動ヘッド16とノズル部
17さらにはこれらの制御装置であることから移動ヘッ
ド16に対して正面を向いていれば搬送ライン上で行っ
てもよく、図5に示す如き刷版製造システム中にて使用
することも可能である。
【0039】図5は刷版製造システム上で本発明を実施
する場合の形態を示すものであり、21は印刷版材を収
納する版材パレットで、一つの版材パレットには同一サ
イズの印刷版材が複数枚収納されている。なお、図5に
おいては5台の版材パレット21が設置されているが、
この台数は必要に応じて変わるものである。22は搬送
機で、指示されたサイズの印刷版材を当該サイズの印刷
版材を収納する版材パレット21から1枚取り込み、レ
ール23上を搬送してパンチ装置24に受け渡すもので
ある。その機種としては種々考えられるが、例えば図示
のように2本の伸縮自在のアームを備え、所定の版材パ
レット21の位置に到達したときにアームを延ばして印
刷版材を吸着し、吸着したらアームを縮めて搬送するよ
うな機構を採用すればよい。パンチ装置24は、搬送機
22から渡された印刷版材の所定位置にピン孔を穿孔す
るものであり、搬送機22から印刷版材を受け取るため
の機構としては、例えば図示のように2本の伸縮自在の
アームを備え、搬送機22が所定位置に達した時にアー
ムを延ばして搬送機22上の印刷版材を吸着し、吸着し
たらアームを縮めるような機構を採用すればよい。
【0040】25は搬送台車で、パンチ装置24でピン
孔が開いた印刷版材の殖版機26への搬送及び殖版機2
6で焼付けが完了した印刷版材のトンボマーク描画装置
28への搬送を行う。殖版機26は、搬送台車25から
受け取った印刷版材をピンにより位置決めし、さらに真
空吸着によって固定して、指示された殖版条件で原版フ
ィルムを1枚ずつ印刷版材に焼き付けるものである。な
お、原版フィルムはカセット27に収納されており、こ
のカセット27は殖版機26のカセット収納部(図示せ
ず)にセットされる。なお、図5では殖版機26は2台
しか示されていないが、所望の台数を配置することがで
きるものであることは当然である。
【0041】殖版機26で焼付工程を終えた印刷版材は
前述のように搬送台車25によりトンボマーク描画装置
28に搬送される。ここで、トンボマーク描画装置28
は続く現像装置29、仕上げ機30、ストッカー31の
手前の搬送コンベア上に設置されており、ここでトンボ
マークを描画することにより、現像前の印刷版材にトン
ボマークを描画することが可能となる。なお、ここで現
像機29の手前のコンベアにトンボマーク描画装置28
を装備したのは、印刷版材の焼付を行った面が真上を向
いて搬送されてくるので、上方に何ら障害物のないコン
ベアを図4に示したトンボマーク描画装置10のテーブ
ル11の役割と見立てて、この上にノズル、走査部等を
設けるのは比較的容易であるからである。
【0042】また、既存の刷版製造システムにおいて
は、このコンベア上にトンボマーク描画装置10の上部
構造と同様な構成を有する焼き飛ばし装置をオプション
として備えることがある。即ち、図4を参照して言え
ば、テーブル11の両サイドのガイドレール13が設置
されており、これらのガイドレール13に支持フレーム
14が橋渡しされ、支持フレーム14はガイドレール1
3に沿って前後方向(X方向)に移動可能になってお
り、さらに支持フレーム14にはこれに設けられた支持
レール15に沿って移動ヘッド16が左右方向(Y方
向)走行可能に取り付けられており、そしてこの移動ヘ
ッドには露光装置が支持され、テーブル11上に載置さ
れる印刷版材に対して近接した位置となるように固定さ
れているものである。したがって、かかる焼き飛ばし装
置を備えた刷版製造システムにおいては、X−Y走査機
構上にノズル等のインクジェット機構を付加するだけで
よく、既存システムへの適用が極めて容易である。
【0043】なお、上記トンボマーク描画装置28は、
X−Y走査機構上にインクジェット機構(ノズル等)を
設ける極めてシンプルな構造を採用していることから、
当該システム上での適用はあくまでスペース効率上(改
造の容易さを含む)と工程処理の効率への影響に問題が
なければ、ここに限らず、例えば殖版機26のX−Y走
査機構上にノズル等のインクジェット機構を付加するこ
とでも実現可能であり、パンチ装置24上に設けること
も可能である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インクジェットによりトンボマークを描画するようにし
たので、従来のケガキ針による描画のように削りカスに
よる刷版不良を防止することができる。また、ケガキ装
置自体が不要となり、本発明の装置導入にあたっても既
存機への適応が容易であり、スペースが増えることもな
い。さらに、トンボマーク描画と同時に印刷版のシリア
ルナンバー等の記号も合わせて印字することが可能とな
るので、後に印刷版にこれらの情報を有するシールや札
を貼り付けることも不要となり、生産管理上の効果も大
である。また、インクジェットを使用するので、スピー
ドの向上並びにトンボの太さの調整等が極めて容易であ
り、トンボマーク描画工程の効率向上も見込まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトンボマーク形成方法によるトン
ボマークを有する印刷版を示すもので、(a)は印刷版
の斜視図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)は
(a)のはB−B断面図である。
【図2】本発明に係るトンボマーク形成方法の一実施形
態を示す工程図である。
【図3】本発明に係るトンボマーク形成方法の別の実施
形態を示す工程図である。
【図4】本発明に係るトンボマーク描画装置の一例を示
す斜視図である。
【図5】刷版システム上で本発明の実施形態を示す斜視
図である。
【図6】従来の方法で作成した印刷版を示しており、
(a)は印刷版の斜視図、(b)は(a)のA−A断面
図、(c)は(a)のB−B断面図である。
【図7】従来の刷版製造方法の一例を示す工程図であ
る。
【図8】従来のトンボマークの形成を含む刷版製造工程
を示す工程図である。
【符号の説明】
1 印刷版 2 絵柄部 3 非絵柄部 4 トンボマーク 5 アルミニウム基板 6 感光性樹脂 7 画線部 8 非画線部 9 トンボ形成部 N インクジェットノズル S 遮光性物質 G 溝 10 トンボ描画装置 11 テーブル 12 印刷版材 13 ガイドレール 14 支持フレーム 15 支持レール 16 移動ヘッド 17 ノズル部 18 導管 19 インクジェットプリンタ本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 栄 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 細見 周平 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 谷岡 裕一 京都府久世郡久御山町佐山新開地304−1 大日本スクリーン製造株式会社デジタ ル・デバイス事業部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷版にトンボマークを形成する方法で
    あって、前記トンボマークの形成が、刷版工程における
    現像前の印刷版材表面に対してインクジェット法で現像
    液に不溶な物質を塗布することにより行われることを特
    徴とするトンボマーク形成方法。
  2. 【請求項2】 印刷版にトンボマークを形成する方法で
    あって、前記トンボマークの形成が、刷版工程における
    露光前の印刷版材表面に対してインクジェット法で現像
    液に不溶な物質を塗布することにより行われることを特
    徴とするトンボマーク形成方法。
  3. 【請求項3】 印刷版にトンボマークを形成する方法で
    あって、前記トンボマークの形成が、刷版工程における
    露光後現像前の印刷版材表面に対してインクジェット法
    で現像液に不溶な物質を塗布することにより行われるこ
    とを特徴とするトンボマーク形成方法。
  4. 【請求項4】 表面にトンボマークを有する印刷版であ
    って、前記トンボマークが、刷版工程における現像前の
    印刷版材表面に対してインクジェット法で現像液に不溶
    な物質を塗布することにより形成されていることを特徴
    とする印刷版。
  5. 【請求項5】 表面にトンボマークを有する印刷版であ
    って、前記トンボマークが、刷版工程における露光前の
    印刷版材表面に対してインクジェット法で現像液に不溶
    な物質を塗布することにより形成されていることを特徴
    とする印刷版。
  6. 【請求項6】 表面にトンボマークを有する印刷版であ
    って、前記トンボマークが、刷版工程における露光後現
    像前の印刷版材表面に対してインクジェット法で現像液
    に不溶な物質を塗布することにより形成されていること
    を特徴とする印刷版。
  7. 【請求項7】 印刷版材を載置するテーブルと、当該テ
    ーブルから間隔をおいた上方にて縦方向及び横方向に走
    行可能な移動ヘッドと、当該移動ヘッドに取り付けられ
    たインクジェットのノズル部と、トンボの描画位置を入
    力するパソコンとを具備することを特徴とするトンボマ
    ーク描画装置。
JP22644196A 1996-08-28 1996-08-28 トンボマーク形成方法及び印刷版並びにトンボマーク描画装置 Pending JPH1067087A (ja)

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