JP3208146B2 - 自動殖版機 - Google Patents

自動殖版機

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JP3208146B2
JP3208146B2 JP05759491A JP5759491A JP3208146B2 JP 3208146 B2 JP3208146 B2 JP 3208146B2 JP 05759491 A JP05759491 A JP 05759491A JP 5759491 A JP5759491 A JP 5759491A JP 3208146 B2 JP3208146 B2 JP 3208146B2
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JP
Japan
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善之 山本
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オフセット印刷用の刷
版を製作するのに使用される自動殖版機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、1枚のフィルム原版からPS版等
の版材面に繰り返し焼き付けを行って多面付けの刷版を
作成するのに自動殖版機が広く使用されている。この自
動殖版機には従来より種々のタイプのものがあるが、基
本的には、殖版焼付を行う基台とその上を天地左右方向
に移動する露光ヘッドとからなるもので、該露光ヘッド
はフィルム原版焼付枠と露光用光源を備えており、露光
ヘッドにおけるフィルム原版焼付枠の下面においてフィ
ルム原版を挟持した状態でPS版に対して殖版焼付を行
う構成となっている。
【0003】ところで、オフセット印刷機による多色印
刷においては、印刷物における各色のズレをなくすため
に、各色の刷版にそれぞれのレジスターマークを設けて
おき、印刷後に現れるこれらのマークの並びをスキャナ
ーで読み取って予め設定されている相対的な位置関係と
比較し、ズレがある場合には印刷機にフィードバックし
て各シリンダーを移動させ自動的に見当を合わせること
が行われている。そして、刷版作成に上記の自動殖版機
を用いる場合においてもこのようなレジスターマークは
PS版に対して予め別の焼付機により事前に焼き付けら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の自動殖版機を使用して殖版処理を行うに際して、レジ
スターマークは予め別の焼付装置で事前に焼き付けられ
るようになっている。この場合、マーク相互の位置関係
を保つために通常は各色のレジスターマークを全て持っ
たマスクを用いて一度に焼き付けておき、フィルム原版
の焼付を完了した後に不要のマークを人手で消去するよ
うにしているので、折角自動殖版機を使用しているにも
拘わらず、刷版工程全体の時間が思うように短縮できな
いという問題点があった。
【0005】また、レジスターマークの焼付には、フィ
ルム原版の面付け状態に対応した多くの種類の専用マス
クを準備しておかなければならないので、その管理が非
常に面倒であるという問題点もあった。
【0006】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、レジスタ
ーマークの焼付が簡単に行えて刷版工程に要する時間を
短縮できると共に、レジスターマーク用の多種類の専用
マスクを必要としなくなる自動殖版機を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、基台上における所定位置にPS版及びフ
ィルム原版をそれぞれ供給し、基台上を天地左右方向に
移動可能な露光ヘッドにおけるフィルム原版焼付枠の下
面においてフィルム原版を挟持した状態でPS版に対し
て殖版焼付を行う自動殖版機において、前記露光ヘッド
の側面に光ファイバーの先端部分で構成され上下動が可
能な露光部からなるレジスターマーク露光装置を取り付
け、さらに該レジスター露光装置と並んで遮光ペンを上
下動可能に取り付けたことを特徴としている。
【0008】
【作用】上記構成からなる自動殖版機によれば、殖版焼
付が行われる基台上においてレジスターマークの焼付も
行われる。
【0009】
【実施例】図1は本発明に係る自動殖版機の一実施例を
示す全体斜視図である。同図の自動殖版機1は従来公知
の傾斜型のものであり、傾斜した基台2上に原版供給部
3、殖版焼付部4及び原版排出部5を有すると共に、こ
れらの各部間を天地左右方向に移動する露光ヘッド6を
有している。すなわち、この露光ヘッド6は上部のガイ
ドレール(図示せず)と下部のガイドレール7に沿って
機枠8と共に左右方向に移動可能であり、さらに露光ヘ
ッド6自体は左右一対のガイドレール9に沿って上下動
する支持バー10に載置されて機枠8上で天地方向に移
動可能となっている。また、露光ヘッド6の下側にはフ
ィルム原版焼付枠11が一体的に取り付けられており、
図では示されていないが殖版焼付部4にはPS版がセッ
トされる感光材ホルダーが設けられている。そして、図
2に拡大して示すように、露光ヘッド6の側面にはレジ
スターマーク露光装置12を備えたヘッド部13が取り
付けられている。
【0010】上記のレジスターマーク露光装置12は、
上方の支持バー10の端部に取り付けられたスポット光
源装置14から延設されている光ファイバー15の先端
部分により構成されており、前記ヘッド部13に上下動
可能に支持され、前記感光材ホルダーにセットされるP
S版に対して当接する位置と離れる位置との間で往復す
るようになっている。また、レジスターマーク露光装置
12の先端側には、図3に示すように、レジスターマー
ク用ガラス原版16及びレンズ系17が配設されてお
り、レジスターマーク露光装置12の先端面に当接する
PS版に対してスポット光源装置14からの紫外光18
によりレジスターマーク19を焼き付けるようになって
いる。さらに、本実施例では、ヘッド部13にレジスタ
ーマーク露光装置12と並んで遮光ペン20及び版識別
用マークペン21がそれぞれ上下動可能に取り付けられ
ている。そして、図1に示す制御装置22に予め設定さ
れている所定のデータ或いは手で入力したデータに基づ
いて露光ヘッド6による殖版作業が制御されると共に、
ヘッド部13におけるレジスターマーク露光装置12、
遮光ペン20及び版識別用マークペン21の動作が制御
されるようになっている。
【0011】このような自動殖版機1においては、まず
PS版が手作業により或いはオプションの搬送装置で自
動的に感光材ホルダーにセットされる。次いで、露光ヘ
ッド6を移動させることによりレジスターマーク露光装
置12をマーク焼付の所定位置に移動させて密着露光に
よりレジスターマーク19の焼付を行う。この場合、レ
ジスターマーク露光装置12にはスポット光源装置14
から光ファイバー15を通して強力な紫外光18が集束
されてくるので、この紫外光18がPS版に対して瞬間
的に照射され、先端側のレジスターマーク用ガラス原版
16の形状に対応したレジスターマーク19の焼付が行
われる。ここで、ポジ型のPS版を使用している場合に
は、レジスターマーク19を焼き付けた場所に遮光ペン
20により塗料が塗布される。この塗料としては、紫外
光を遮光すると共に、後で行われる現像工程で溶けてし
まう性質をもつ顔料を使用する。なお、ネガ型のPS版
を使用している場合には、上記のようにレジスターマー
ク19を塗料で覆う必要がないので、ヘッド部13には
遮光ペン20を取り付けていなくてよい。その後、版識
別用マークペン21によりこのレジスターマーク19を
設けた版が何色の版かが分かるように、PS版の片隅に
識別マークを書き込む。
【0012】そして、これらの工程の後、従来の自動殖
版機におけるのと同様にして殖版焼付が行われる。ま
ず、露光ヘッド6と一体となったフィルム原版焼付枠1
1により原版供給部3の位置でフィルム原版が吸着保持
され、殖版焼付部4の位置までフィルム原版が移動させ
られる。次いで、フィルム原版焼付枠11の下面におい
てフィルム原版をPS版との間に挟持した状態とされ、
この密着状態で露光ヘッド6に組み込まれている自動マ
スク装置により焼付部分以外を遮蔽し、PS版に対して
フィルム原版の殖版焼付が行われる。そして、殖版焼付
が終了すると、フィルム原版焼付枠11に吸着保持され
た状態でフィルム原版が原版排出部5に排出される。一
方、殖版済みのPS版は手作業により或いは搬送装置で
自動的に排出される。以上の一連の工程は、前記したよ
うに、面付け毎の位置データが予め設定されている制御
装置により制御されて行われる。また、特殊な面付けに
対しては、手でデータを入力して各工程を行うことも勿
論可能である。
【0013】なお、上記の実施例では、露光ヘッドが移
動する形式の自動殖版機について説明したが、PS版及
びフィルム原版が移動する形式の自動殖版機においても
適用可能である。
【0014】また、焼き付けるマークは上記実施例のレ
ジスターマークだけでなく、印刷機のオペレータが目視
で各色の見当合わせ確認が行えるトンボマーク等を設定
位置に焼付することもできる。
【0015】また、レジスターマーク自動露光装置12
をマークの種類に合わせて2種類以上同時に設置使用で
きることは言うまでもない。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動殖版
機は、露光ヘッドの側面に光ファイバーの先端部分で構
成され上下動が可能な露光部からなるレジスターマーク
露光装置を取り付けたので、レジスターマークの焼付は
殖版焼付が行われる基台上で短時間に行えることとな
り、従来のように手間を掛けてPS版に対し予めレジス
ターマークの焼付を行っておく必要がなく、刷版工程に
要する時間の短縮を図ることができる。また、事前の焼
付工程でPS版にレジスターマークの焼付を行う従来の
自動殖版機を使用した場合のように、面付けに応じたマ
ーク位置をもつ専用マスクを必要としないため、多くの
種類の専用マスクを管理する煩雑な作業が不要となる。
しかも、レジスターマーク露光装置と並んで遮光ペンを
上下動可能に取り付けたので、ポジ型のPS版を使用し
た際に、レジスターーマークを焼き付けた場所に塗料を
塗布して消すことができる。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての自動殖版機の全体を
示す概略図である。
【図2】レジスターマーク露光装置を取り付けたヘッド
部分の拡大図である。
【図3】レジスターマーク露光装置の構造を説明するた
めの概略図である。
【符号の説明】
1 自動殖版機 2 基台 6 露光ヘッド 11 フィルム原版焼付枠 12 レジスターマーク露光装置 15 光ファイバー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台上における所定位置にPS版及びフ
    ィルム原版をそれぞれ供給し、基台上を天地左右方向に
    移動可能な露光ヘッドにおけるフィルム原版焼付枠の下
    面においてフィルム原版を挟持した状態でPS版に対し
    て殖版焼付を行う自動殖版機において、前記露光ヘッド
    の側面に光ファイバーの先端部分で構成され上下動が可
    能な露光部からなるレジスターマーク露光装置を取り付
    け、さらに該レジスター露光装置と並んで遮光ペンを上
    下動可能に取り付けたことを特徴とする自動殖版機。
JP05759491A 1991-03-01 1991-03-01 自動殖版機 Expired - Lifetime JP3208146B2 (ja)

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JPH04274432A JPH04274432A (ja) 1992-09-30
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