JP2820232B2 - 焼付装置 - Google Patents

焼付装置

Info

Publication number
JP2820232B2
JP2820232B2 JP4299760A JP29976092A JP2820232B2 JP 2820232 B2 JP2820232 B2 JP 2820232B2 JP 4299760 A JP4299760 A JP 4299760A JP 29976092 A JP29976092 A JP 29976092A JP 2820232 B2 JP2820232 B2 JP 2820232B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing plate
printing
plate
frame
light source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4299760A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0635204A (ja
Inventor
幸一 藤井
裕一 谷岡
泰啓 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Screen Holdings Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Screen Holdings Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Screen Holdings Co Ltd, Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Screen Holdings Co Ltd
Priority to JP4299760A priority Critical patent/JP2820232B2/ja
Publication of JPH0635204A publication Critical patent/JPH0635204A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2820232B2 publication Critical patent/JP2820232B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像が焼き付けられた
印刷版焼きとばし処理を施す焼付装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】(1) 製版分野では、PS板
や感光フィルム等の刷版(印刷版の一例)上に原板の画
像を多面焼き付けする殖版機が用いられている。この種
の殖版機では、画像部分をマスクし、画像の余白部を露
光する焼きとばし処理も行えるようになっている。焼き
とばし処理を行うと、余白部が露光され、印刷時におい
て余白部にインキがのらなくなる。このため、インキの
消費量を抑えることができ、印刷コストを低減すること
ができる。また、露光焼付けが終了すると、刷版の種類
に応じた現像及びガム引き処理が行われる。
【0003】従来は前記焼きとばしを殖版機で行ってい
るが、殖版機の場合、原版ホルダーのサイズが印刷版よ
りも比較的小さいので、焼きとばし作業が多数回に及び
面倒である。また焼きとばし作業前に、余白部に種々の
印刷管理マークを焼き付けることがあるが、これはさら
に焼きとばし作業を複雑なものにする。特に印刷管理マ
ークは、殖版を行う原板の画像より極めて小さいため、
殖版機で通常の原板と同じように扱うことは不便であ
り、また原板補助シート等にムダが生じる。
【0004】本発明の目的は、焼きとばし作業及び種々
のマーク画像の焼付作業を簡単にできるようにすること
にある。 (2) 殖版機で露光されて画像が形成された刷版は自動現
像機に送られ現像処理及びガム引き処理が施される。こ
こでの現像方法は刷版の種類に応じて様々な方法がある
が、従来は、1種類の刷版についてのみの現像しか自動
化ラインでは取り扱えず、多種類の刷版を自動化ライン
で取り扱うことは困難である。
【0005】また、露光後の刷版に対する現像処理に先
立って、焼き飛ばし処理やマーク付け処理等の種々の処
理が要求される場合があるが、それらの処理を行う専用
の機器を設置する構造では、自動化ラインを構成するの
が容易ではない。本発明の別の目的は、刷版処理のライ
ン自動化を容易に行えるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る焼付装置
は、画像が焼き付けられた印刷版の周縁を焼きとばし処
理するものである。この装置は、印刷版載置部と光源と
枠体と移動部とを備えている。光源は、少なくとも印刷
版の一辺にわたる長尺領域を焼きとばし可能である。印
刷版載置部は、印刷版を位置決めして載置するものであ
る。枠体は、光源と印刷版載置部との間に設けられ、光
通過部を有する。移動部は、光源及び枠体印刷版載置
部とを相対移動させて、印刷版の画像余白部に対応する
位置に光源及び枠体の光通過部を配置するものである。
請求項2に記載の焼付装置は、請求項1の装置におい
て、枠体が印刷版に対し接離可能である。枠体を印刷版
に対して接離させることにより、枠体の光通過部を印刷
版の周縁部に圧接する。請求項3に記載の焼付装置は、
請求項1または2の装置において、枠体の光通過部が、
所定の画像が形成された画像層を保持している。画像余
白部に焼きとばし処理を行うとともに、所定画像を焼き
付けることができる。請求項4に記載の焼付装置は、請
求項1、2または3の装置において、光源が、印刷版の
前記一辺に沿う方向に相対移動することにより、長尺領
域を焼きとばし可能である光源が印刷版の前記一辺に
わたる長さを有していなくても、前記一辺に沿って移動
させることにより、印刷版の一辺に沿う縁部を焼きとば
すことができる。
【0007】
【0008】請求項5に記載の焼付装置は、請求項1〜
4のいずれかの装置において、画像が焼き付けられた
刷版を搬送する印刷版搬送装置と印刷版を後処理する
刷版後処理部との間に配置された焼付装置であって、
刷版受取部と、印刷版渡し部とをさらに備えている。
刷版受取部は、印刷版搬送装置から印刷版を受け取るも
のである。印刷版渡し部は、焼付部で周縁に焼きとばし
処理を施された印刷版印刷版後処理部に渡すものであ
る。なお、前記焼付装置に印刷版受取部と印刷版分配部
とを設け、画像が焼き付けられた印刷版を搬送する印刷
搬送装置と、印刷版を貯蔵する印刷版貯蔵部と、印刷
を後処理する印刷版処理部とを有する印刷版処理シス
テムに用いるのもよい。印刷版受取部で受け取った印刷
版を印刷版貯蔵部又は印刷版処理部に択一的に分配でき
るので、異なる種類の印刷版を自動化ラインで取り扱う
ことができるようになり、ラインの自動化が容易にな
る。ここで、印刷版受取部は、印刷版搬送装置から印刷
を受け取るものである。印刷版分配部は、印刷版受取
部で受け取った印刷版印刷版貯蔵部又は印刷版処理部
に択一的に分配するものである。
【0009】
【作用】本発明に係る焼付装置では、画像が焼き付けら
れた印刷版印刷版載置部に位置決めして載置される
と、移動部により、光源及び枠体印刷版載置部とが相
対移動されて印刷版の画像余白部に光源及び枠体が配置
される。そして、光源及び枠体を用いた露光処理が行わ
れる。ここでは、印刷版の周縁を露光することで焼きと
ばしが行える。
【0010】本発明に係る焼付装置では、印刷版受取部
により印刷版搬送装置から印刷版が受け取られると、焼
付部により印刷版の画像余白部に所定の画像が焼き付け
られる。そして、印刷版渡し部により、所定の画像が焼
き付けられた印刷版印刷版後処理部に渡される。ここ
では、焼付け済みの印刷版を受け取ると、受け取った
刷版周縁の画像余白部を焼きとばして、その後に印刷版
後処理部に渡すことができるので、ラインの自動化が容
易になる。
【0011】
【0012】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を採用した自動焼
付システムを示している。図において、この自動焼付シ
ステムは、並設された4台の傾斜型自動殖版機1と、傾
斜型殖版機2と、殖版機1,2の側方に並設方向(以
下、X方向という)に沿って配置された刷版搬送装置3
と、刷版搬送装置3のX方向下流側に配置された刷版イ
ジェクタ4と、刷版イジェクタ4の後方に配置された自
動現像機5と、自動現像機5の後方に配置された絵柄面
積計6と、殖版機2の後方において刷版イジェクタ4の
側方に配置された刷版貯蔵部7とから主に構成されてい
る。
【0013】自動殖版機1は、刷版(印刷版)を傾斜し
た起立姿勢で保持し得る焼付テーブル10と、露光部1
1とを主に備えている。露光部11は、原板を保持する
原板ホルダ12及び露光を行う光源部13を備え、焼付
テーブル10上を直交する2方向に移動可能である。露
光部11の両側面には、それぞれ原板搬送アーム14及
び刷版搬送アーム15が設けられている。原板搬送アー
ム14及び刷版搬送アーム15は、吸盤(図示せず)を
有しており、それぞれ吸盤により原板及び刷版を吸着搬
送し得る構成となっている。また、この吸盤は、図示し
ない駆動機構により焼付テーブル10に対して接離する
方向に移動可能になっている。これにより、焼付テーブ
ル10上への刷版の装着及び装着された刷版の吸着が可
能になっており、また刷版を搬送することが可能になっ
ている。
【0014】刷版搬送装置3は、X方向に沿って配置さ
れたレール部8と、レール部8上をX方向に沿って移動
する移動部9とを備えている。移動部9上には、焼付テ
ーブル10の傾斜と同一の傾斜に旋回可能な刷版供給パ
レット9aと刷版排出パレット9bとが配置されてい
る。刷版イジェクタ4は、図2に示すように、本体フレ
ーム20と、本体フレーム20の前面(逆X方向の面)
において刷版を受け取るための刷版受取部21と、本体
フレーム20の上面において刷版を位置決めして載置す
るための刷版テーブル22と、刷版の余白部に画像を露
光焼付けするための露光部23とを備えている。
【0015】刷版受取部21は、図3及び図4に示すよ
うに、本体フレーム20の前部を昇降するとともに、本
体フレーム20の上面を図3の紙面と直行する方向(X
方向)に移動する移動部25を有している。また、刷版
受取部21は、この移動部25をX方向及び垂直方向に
案内するガイド部26と、移動部25を移動させるため
の駆動機構27とを備えている。
【0016】ガイド部26は、本体フレーム20の内側
においてX方向に沿って配置された水平ガイド28と、
本体フレーム20の前縁において上下に配置された垂直
ガイド29とから構成されている。垂直ガイド29の内
側面には上下に延びる溝30が形成されている。この溝
30の下端にはスプリング31が配置されている。スプ
リング31の下端は固定されており、上端はストッパ3
2を有している。
【0017】移動部25は、水平ガイド28に係合する
直線軸受け33を取り付けたガイドフレーム34と、ガ
イドフレーム34に上下方向移動自在に支持されたキャ
リッジ35と、キャリッジ35に上下方向移動可能に支
持された吸着フレーム36とから主に構成されている。
ガイドフレーム34は、上下に長い直方体状の平板部材
である。ガイドフレーム34の内側には、上下に延びる
溝37が形成されている。
【0018】キャリッジ35は、1対のガイドフレーム
34の間に配置されており、1対の垂直部材38とその
垂直部材38を連結する水平部材43とから構成されて
いる。各垂直部材38は、ガイドフレーム34に隣接し
て上下に延びており、ガイドフレーム34側に配置され
た3つのガイド車輪39a,39b,39cを回転自在
に支持している。このガイド車輪39a,39b,39
cは、ガイドフレーム34の溝37内において上下移動
可能となっており、これによってガイドフレーム34に
よりキャリッジ35が上下方向にガイドされる。下側の
ガイド車輪39cは、図示しない他側のガイド車輪と回
転軸40で連結されている。この回転軸40において、
1対の垂直部材38の内側には、ガイド車輪41が回転
自在に設けられている。このガイド車輪41は、キャリ
ッジ35がX方向に移動する際に、刷版テーブル22の
下方にX方向に配置された支持レール42上を転動し、
キャリッジ35の上下動を防止する。
【0019】キャリッジ35の水平部材43の両端から
は、ガイド部材44が上方に突出している。ガイド部材
44は、吸着フレーム36を昇降自在に支持している。
1対のガイド部材44の内側には、吸着フレーム36を
昇降させるためのエアシリンダ45が配置されている。
吸着フレーム36には、複数の吸盤46が適当な間隔を
おいて配置されている。
【0020】駆動部27は、図4に示すように、刷版テ
ーブル22のX方向下流側に配置されたサーボモータ4
7を有している。モータ47には、スプロケット16が
取り付けられている。また、刷版テーブル22の逆X方
向側方には、上下の間隔を隔ててスプロケット17,1
8が配置されている。スプロケット17には、テンショ
ナー48が取り付けられており、スプロケット16,1
7,18にはチェーン19が巻き掛けられている。チェ
ーン19では、スプロケット16,18間が水平方向に
延びており、スプロケット18,19間が垂直方向に延
びている。チェーン19とキャリッジ35とはリンク4
9により連結されており、これによってチェーン19の
循環に従いキャリッジ35が移動する。
【0021】支持レール42の僅か下方には、刷版受取
部21で受けた刷版を掬うための刷版受部50が配置さ
れている。刷版受部50は、X方向に延びたバーフレー
ム51と、バーフレーム51に回転自在に支持された多
数の受け車輪52と、バーフレーム51を固定するため
の連結フレーム53とを有している。連結フレーム53
は、エアシリンダ54(図3)によりX方向に移動可能
になっている。
【0022】刷版テーブル22の前端部には、刷版を支
持するためのコロフレーム55が配置されている。コロ
フレーム55は、Y方向に延びる複数の軸57と、軸5
7に回転自在に支持された多数のコロ56とを有してい
る。刷版テーブル22は、図5に示すように平板状の部
材であり、上面に刷版吸着溝60と多数のエア吹き出し
口61とが形成されている。刷版テーブル22の逆Y方
向端部には、X方向に適当な間隔を隔てて1対の位置決
めピン62が固定されている。また、刷版テーブル22
のX方向端部には、Y方向に適当な間隔を隔てて1対の
位置決めピン63が配置されている。位置決めピン63
は、図示しない駆動機構により出没可能になっている。
位置決めピン63の間には、バーコードラベラ64が配
置されている。バーコードラベラ64は、図示しないホ
ストコンピュータからの指示により、載置された刷版の
下面に所定のバーコードラベルを貼り付ける。
【0023】刷版テーブル22には、さらにX方向及び
Y方向の位置決めを行うための移動位置決めピン65,
66が設けられている。移動位置決めピン65は、Y方
向に適当な間隔で2個設けられている。また、移動位置
決めピン66は、X方向に適当な間隔で3個設けられて
いる。移動位置決めピン65はX方向に移動可能でかつ
出没可能であり、移動位置決めピン66はY方向に移動
可能でかつ出没可能である。両位置決めピン65,66
は、概ね同一の構成によって駆動されるので、ここでは
位置決めピン66に関してのみ説明する。
【0024】移動位置決めピン66は、昇降フレーム6
7に旋回可能に支持されたアーム68に固定されてい
る。昇降フレーム67は、ガイドバー67a,67aに
より昇降自在に支持されており、エアシリンダ69によ
り上下に駆動される。ガイドバー67a及びエアシリン
ダ69は移動フレーム70に取り付けられている。移動
フレーム70は、1対のガイドレール71間に配置さ
れ、ガイドレール71によりY方向移動可能に支持され
ている。この移動フレーム70にはタイミングベルト7
2が取り付けられている。タイミングベルト72は、モ
ータ73により歯付プーリ74を介して駆動される。
【0025】露光部23は、図6に示すように、光源で
ある灯体80と、灯体80をY方向移動自在に支持する
支持フレーム81と、灯体80の下方に配置されかつ支
持フレーム81に昇降自在に支持されたガラス保持枠8
2と、支持フレーム81をX方向に移動させる移動機構
83とを備えている。支持フレーム81の下面には、Y
方向に長いガイドレール84が配置されている。このガ
イドレール84に、灯体80の上部に取り付けられた直
線軸受け85が摺動自在に支持されている。
【0026】灯体80の逆X方向端部には、刷版吸着部
86が配置されている。刷版吸着部86は、刷版を吸着
する3つの吸盤87を備えている。吸盤87を支持する
吸盤連結フレーム88は、灯体80に対して昇降自在で
あり、エアシリンダ89により昇降駆動される。灯体8
0の移動は、支持フレーム84に配置されたモータ90
により行われる。モータ90には、歯付プーリ91及び
タイミングベルト92を介して灯体80が連結されてい
る。これによって、モータ90の駆動により灯体80及
び刷版吸着部86がY方向に移動可能である。
【0027】支持フレーム81には、下方に突出する姿
勢でエアシリンダ93が設けられている。エアシリンダ
93のロッドには、ガラス保持枠82が連結されている
(図7)。また、支持フレーム81の両端には、移動フ
レーム96が取り付けられている。移動フレーム96の
下端には、直線軸受け97が取り付けられている。直線
軸受け97は、X方向に延びるガイドレール98上を移
動可能になっている。また、直線軸受け97は取付け金
具99を介してタイミングベルト100に取り付けられ
ている。タイミングベルト100は、移動機構83を構
成するモータ101の出力軸に取り付けられた歯付プー
リ102に巻き掛けられている。
【0028】ガラス保持枠82は、図7に示すように、
断面が凹状であり、下面に刷版の幅サイズ以上で矩形状
の開口103を有している。開口103の下端には、ガ
ラス板104が嵌め込まれている。またガラス板104
の下面には、画像層105が形成されている。この画像
層105には、適宜のマーク画像が形成されている。な
おマーク画像の周囲は、焼きとばしのため透明である。
【0029】次に動作について説明する。殖版機1にお
いて露光処理がなされた刷版は、刷版搬送装置3により
刷版排出パレット9bに載置され、刷版イジェクタ4に
搬送される。刷版イジェクタ4では、図4のモータ47
を駆動し、チェーン19を介して刷版受取部21を手前
側に移動させ、溝37を溝30に一致させる。そして、
一連化した溝37及び溝30をガイドにして刷版受取部
21を下降させる。刷版受取部21が図4に二点鎖線で
示す下降端に到達すると、エアシリンダ45により吸盤
46を下げ、刷版排出パレット9b上の刷版前端を吸盤
46により吸着する。
【0030】吸着が完了すると、モータ47を逆転さ
せ、刷版受取部21を上昇させる。そして刷版受取部2
1を、水平ガイド28によりガイドさせて、X方向に移
動させる。このとき、刷版受部50のバーフレーム51
を進出させ、刷版の後端を持ち上げる。これにより、早
期に刷版が刷版排出パレット9bから離れるので、刷版
排出パレット9bの復帰タイミングを早めることができ
る。
【0031】刷版受取部21により移送される刷版が刷
版テーブル22上の所定位置に到達すると、吸盤46に
よる刷版の保持を解除し、位置決めピン65及び位置決
めピン66を移動させることによって、刷版を位置決め
ピン62,63に当接させる。これにより刷版の刷版テ
ーブル22上での位置決めが完了する。このとき、エア
吹き出し口61から適量のエアを吹き出すことにより、
刷版の移動がスムーズに行えるようにする。
【0032】次に、刷版吸着溝60により刷版を刷版テ
ーブル22上に吸着保持する。そして、バーコードラベ
ラ64によりホストコンピュータからの指令に基づき所
定のバーコードを貼り付ける。このバーコードには例え
ば刷版の種類や以後の処理手順等が記録されている。続
いて、刷版のX方向前後の余白部にマーク画像の焼付け
を行う。この場合には、まず、露光部23を刷版の前側
余白部に位置決めし、ガラス保持枠82を下降させ、ガ
ラス保持枠82の下面に保持された画像層105を刷版
余白部に圧接する。続いて、灯体80をY方向に移動さ
せながら灯体80による露光を行い、刷版の前側余白部
にマーク画像を焼き付ける。なお、画像層105のマー
ク画像の周囲は透明であるので、同時に焼きとばしも行
える。この時、画像層105は刷版の幅サイズ以上であ
るため、1回の焼付で刷版の前側端の焼きとばしができ
る。前側余白部にマーク画像が焼き付けられると、ガラ
ス保持枠82を一旦上昇させ、続いて露光部23を刷版
の後側余白部に位置決めする。そして同様の手順で刷版
の後側余白部にマーク画像を焼き付ける。
【0033】ここでは、刷版の前後の余白部にマーク画
像を焼き付けることにより、マーク画像の焼付と同時に
焼きとばしもできる。焼付けが終わると、自動現像機5
への搬送が開始される。ここでは位置決めピン63を下
降させ、吸着溝60による吸着を解除する。続いてエア
吹き出し口61からエアを吹き出し、刷版を僅かに浮か
せた状態で位置決めピン65,65を刷版搬送方向に移
動させる。これにより刷版を押し出て、自動現像機5に
供給する。
【0034】一方、自動現像機5で処理できない刷版の
場合には、刷版貯蔵部7に刷版を送り出す。ここでは、
まず位置決めピン66を下降させ、続いて吸着溝60に
よる吸着を解除する。そして、刷版吸着部86の吸盤8
7を下降させ、吸盤87により刷版を吸着する。さら
に、エア吹き出し口61からエアを吹き出すとともに、
灯体80を刷版貯蔵部7の方向に移動させ、刷版を刷版
貯蔵部7に排出する。
【0035】ここでは、刷版を自動現像機5と刷版貯蔵
部7とに分配できるので、複数種の刷版を自動化ライン
で取り扱うことができるようになる。 〔他の実施例〕 (a) 前記実施例では、露光部を刷版テーブルに対し
て移動させたが、刷版テーブルを露光部に対して移動さ
せる構成にしてもよい。 (b) 前記実施例では刷版の前後にマーク画像を形成
したが、ガラス保持枠に適宜のマスク手段を設けて刷版
の左右にマーク画像を形成してもよい。 (c) 前記実施例ではマーク画像を形成したが、通常
の絵柄を追加的に形成してもよいし、また、画像層10
5を全て透明にしておくことで単なる焼きとばしもでき
る。
【0036】
【発明の効果】本発明に係る焼付装置では、印刷版周縁
の焼きとばしが容易に行える。また、焼きとばしと同時
に印刷版周縁にマーク画像を簡易に焼きつけられる。
【0037】本発明に係る焼付装置では、焼付け済みの
印刷版を受け取ると、受け取った印刷版周縁の画像余白
部を焼きとばしできるので、ラインの自動化が容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を採用した自動焼付システム
の斜視図。
【図2】本発明の一実施例としての刷版イジェクタの斜
視図。
【図3】その一部切欠き正面部分図。
【図4】図3のIV−IV断面部分図。
【図5】刷版テーブルの展開斜視部分図。
【図6】露光部の展開斜視部分図。
【図7】図6のVII −VII 断面部分図。
【符号の説明】
3 刷版搬送装置 4 刷版イジェクタ 5 自動現像機 7 刷版貯蔵部 21 刷版受取部 22 刷版テーブル 23 露光部 62,63,65,66 位置決めピン 80 灯体 83 移動機構 86 刷版吸着部 105 画像層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 泰啓 京都市南区久世築山町465番地の1 大 日本スクリーン製造株式会社 久世工場 内 (56)参考文献 特開 平2−205835(JP,A) 特開 平2−167549(JP,A) 特開 昭62−286052(JP,A) 実開 昭62−201746(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 7/20

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像が焼き付けられた印刷版の周縁を焼き
    とばし処理する焼付装置であって、 前記印刷版を位置決めして載置する印刷版載置部と、少なくとも前記印刷版の一辺にわたる長尺領域を焼きと
    ばし可能な 光源と、 前記光源と前記印刷版載置部との間に設けられ、光通過
    部を有する枠体と、 前記光源及び前記枠体と前記印刷版載置部とを相対移動
    させて前記印刷版の画像余白部に対応する位置に前記光
    源及び前記枠体の光通過部を配置する移動部と、を備え
    た焼付装置。
  2. 【請求項2】前記枠体が、前記印刷版に対し接離可能で
    ある、請求項1に記載の焼付装置。
  3. 【請求項3】前記枠体の光通過部は所定の画像が形成さ
    れた画像層を保持している、請求項1または2に記載の
    焼付装置。
  4. 【請求項4】前記光源は、印刷版の前記一辺に沿う方向
    に相対移動することにより前記長尺領域を焼きとばし可
    能である、請求項1,2または3に記載の焼付装置
  5. 【請求項5】画像が焼き付けられた印刷版を搬送する
    刷版搬送装置と前記印刷版を後処理する印刷版後処理部
    との間に配置された焼付装置であって、 前記印刷版搬送装置から前記印刷版を受け取る印刷版
    取部と、 前記焼付部で周縁に焼きとばし処理を施された印刷版
    前記印刷版後処理部に渡す印刷版渡し部と、 をさらに備えた請求項1ないし4のいずれかに記載の焼
    付装置
JP4299760A 1992-05-20 1992-11-10 焼付装置 Expired - Fee Related JP2820232B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4299760A JP2820232B2 (ja) 1992-05-20 1992-11-10 焼付装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4-127448 1992-05-20
JP12744892 1992-05-20
JP4299760A JP2820232B2 (ja) 1992-05-20 1992-11-10 焼付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0635204A JPH0635204A (ja) 1994-02-10
JP2820232B2 true JP2820232B2 (ja) 1998-11-05

Family

ID=26463406

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4299760A Expired - Fee Related JP2820232B2 (ja) 1992-05-20 1992-11-10 焼付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2820232B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4798799B2 (ja) * 2007-08-20 2011-10-19 Necエンジニアリング株式会社 版給排装置及びそれを用いた刷版作成装置
WO2009025228A1 (ja) * 2007-08-20 2009-02-26 Nec Engineering, Ltd. 版給排装置及びそれを用いた刷版作成装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62286052A (ja) * 1986-06-04 1987-12-11 Konica Corp 撮影済のシ−ト状感光材料を自動現像機に送り込む感光材料搬送装置
JPS62201746U (ja) * 1986-06-13 1987-12-23
JPH02167549A (ja) * 1988-09-30 1990-06-27 Fuji Photo Film Co Ltd 感光材料処理装置
JP2511513B2 (ja) * 1989-02-03 1996-06-26 富士写真フイルム株式会社 写真合成焼付装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0635204A (ja) 1994-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6422139B1 (en) STS dayloader system
GB2154011A (en) Contact printing apparatus
JP2820232B2 (ja) 焼付装置
KR930003308B1 (ko) 자동식판기의 연속자동운전 제어방법 및 그 장치
JPH0349101B2 (ja)
EP0867758B1 (en) Image recording apparatus and a light-sensitive material distributing device for use therein
US5993083A (en) Method and device for distributing sheets of light-sensitive material
JPH1067087A (ja) トンボマーク形成方法及び印刷版並びにトンボマーク描画装置
US4580892A (en) Contact printing apparatus
EP0359229A2 (en) Vacuum contact printing apparatus for exposing an original image on a photosensitive material in contact with an original film under vacuum and a method therefor
JP2534361B2 (ja) 自動殖版機
JPH0980760A (ja) 自動製版システム
JPH06347910A (ja) 写真焼付機のフイルム供給装置
JP2766122B2 (ja) 焼付装置、原板供給装置及び原板排出装置
JP3335013B2 (ja) 印刷版焼飛ばし装置
JP3189494B2 (ja) 写真焼付装置
JPH08104443A (ja) シート状部材の搬送装置
JP3785251B2 (ja) 感光材料振分装置
JP2664545B2 (ja) 版材焼付装置のスプリツトラン制御方法
JP3785252B2 (ja) 感光材料の振分方法
JPH079153Y2 (ja) 露光機に於けるフイルムカセツト枠の位置決め機構
JPH07215559A (ja) 印刷版の仕分け方法
JPH08114931A (ja) 印刷版焼飛ばし装置
JP2766236B2 (ja) 傾斜型焼付装置
JP2002361820A (ja) 印刷用刷版の製版方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees