JP2534361B2 - 自動殖版機 - Google Patents

自動殖版機

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JP2534361B2
JP2534361B2 JP1226657A JP22665789A JP2534361B2 JP 2534361 B2 JP2534361 B2 JP 2534361B2 JP 1226657 A JP1226657 A JP 1226657A JP 22665789 A JP22665789 A JP 22665789A JP 2534361 B2 JP2534361 B2 JP 2534361B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、原稿に記録された画像を感光性平版印刷版
に焼付ける自動殖版機に関する。
〔従来技術及び発明が解決しようとする課題〕
従来の自動殖版機では、感光性平版印刷版をベルトコ
ンベアにより搬送し、自動殖版機の搬入部へと案内した
後、ガイドレールに沿って移動可能な移動手段により吸
着し、露光台へと移送する。露光台では、原稿に記録さ
れた画像を感光性平板印刷板に焼き付けるための主露光
がなされ、次いで画像以外の部分に印刷インクがのらな
いように、この部分に副露光焼きとばしを行った後、感
光性平版印刷版を再度移動手段へ吸着し、排出部へと移
送して、排出している。これを繰り返し行うことによ
り、次々に感光性平版印刷版へ露光処理が自動的になさ
れる。しかしながら、このような構造の自動殖版機で
は、主露光と副露光を同一の露光台で行っているため、
露光作業に時間がかかり、全体の作業効率が低下してい
る。また、1枚の感光性平板印刷版の搬入、露光、排出
が終了するまで、次の感光性平版印刷版の処理を行うこ
とができない。
また、感光性平版印刷版は、1画像に対して4枚が1
セツトとして適用される。すなわち、Y(イエロー)色
素の画像、M(マゼンタ)色素の画像、C(シアン)色
素の画像及びBK(ブラツク)色素の画像の合計4枚の感
光性平版印刷版を用意し、順次印刷することにより、各
色が重ね合わされ、カラー印刷を行っている。このた
め、印刷時に4枚の感光性平版印刷版を精度良く位置決
めしておかないと、色ずれ等が発生する。従って、感光
性平版印刷版へ画像の露光と共に位置決めマークを付す
ようにしている。この位置決めマークは、従来は位置決
めマーク用の原稿を予め用意しておき、画像の露光が終
了後、原稿を差し換えて位置決めマークを露光するよう
にしていた。しかしながら、このように位置決めマーク
用の原稿に差し換えて位置決めマークを露光すると、そ
の作業性が悪く、全体の作業効率が低下している。
従って、単位時間当たりの処理枚数にも限りがあり、
迅速な作業を行うことができない、という問題があっ
た。
本発明は、単位時間当たりの処理枚数を増加させるこ
とができる自動殖版機を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため請求項1記載の発明は、感光
性平版印刷板が載置される主露光台と、前記主露光台に
併設された副露光台と、前記感光性平版印刷版へ焼付け
る画像が記録された原稿を収容する収容部と、前記感光
性平版印刷版へ前記原稿の画像を焼付ける主露光装置を
備えガイドレールに沿って前記原稿を前記収容部と前記
主露光台との間で移送する第1の移送手段と、前記感光
性平版印刷版の不要部分を焼きとばす副露光装置を備え
前記ガイドレールに沿って前記感光性平版印刷版を前記
副露光台と前記主露光台との間で移送する第2の移送手
段と、を有する。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明におい
て、前記副露光台上の未露光の前記感光性平印刷版を吸
着する前記第2の移送手段に設けられた第1の吸着手段
と、前記主露光台上の画像露光済みの前記感光性平版印
刷版を吸着する前記第2の移送手段に設けられた第2の
吸着手段と、前記第1の吸着手段によって前記未露光の
感光性平板印刷版を吸着した状態で前記第2の移送手段
を前記副露光台から前記主露光台へ移動させる第1の制
御手段と、前記第2の吸着手段によって前記主露光台上
の前記画像露光済みの感光性平板印刷版を吸着すると共
に該画像露光済みの感光性平板印刷版を前記主露光台か
ら排出する第2の制御手段と、前記画像露光済みの感光
性平板印刷版の排出後に前記第1の吸着手段によって吸
着された前記未露光の感光性平板印刷版を前記主露光台
上へ載置する第3の制御手段と、を有する。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の
発明において、前記主露光装置が、ハウジングと、前記
ハウジング内に設けられた光源と、前記ハウジングの開
口部に配設されかつ原稿が記録された前記原稿を保持可
能な透明板と、前記透明板上の前記原稿の画像部以外の
部分に付された印刷時の感光性平板印刷版の位置決めの
ための位置決め用マーク焼付けマークと、前記光源と前
記透明板との間に設けられた前記光源から前記感光性平
板印刷版に照射される光を部分的に遮光するマスク部材
と、前記マスク部材を駆動するマスク部材駆動手段と、
を有し前記マスク部材駆動手段を駆動させることにより
前記光源からの光によって前記位置決め用マーク焼付け
マークの画像を前記感光性平板印刷版に選択的に焼き付
けるマーク焼付け手段と、を有する。
〔作用〕
請求項1記載の発明では、主露光台と副露光台とを併
設しているので、1つの感光性平版印刷版の主露光作業
中に同時に他の感光性平版印刷版の副露光作業を行うこ
とができるので、作業効率が向上する。また、露光時間
が短縮されるので、単位時間当たりの処理枚数を大幅に
拡大することができる。
請求項2記載の発明では、まず副露光台へ未露光の感
光性平版印刷版を配置する。この感光性平版印刷版を第
1の吸着手段で吸着し、第1の制御手段によって第2の
移動手段をガイドレールに沿って主露光台上へと移動さ
せる。このとき、主露光台上には画像露光済の感光性平
版印刷版が配置されている。従って、未露光の感光性平
版印刷版と画像露光済の感光性平版印刷版とが肉厚方向
に所定の間隔で重ねられた状態となる。ここで、第2の
制御手段では、この画像露光済の感光性平板印刷版を第
2の吸着手段で吸着して排出する。第2の制御手段での
画像露光済の感光性平版印刷版の排出が終了した後に第
3の制御手段では、第1の吸着手段に吸着されている未
露光の感光性平版印刷版を主露光台へ位置決めする。
このように、本発明では未露光の感光性平版印刷版の
主露光台への位置決めと、露光済の感光性平版印刷版の
主露光台からの排出とを並行して行うことができるの
で、作業効率が向上し、単位時間当たりの処理枚数を大
幅に拡大することができる。
請求項3記載の発明では、透明板上の前記原稿の画像
部以外の部分に予め位置決め用マーク焼付マークを付し
ておき、必要に応じてマスク駆動手段を駆動させて周縁
のみから光線を透過させ、マーク焼付け手段により、位
置決め用マーク焼付マークの画像を前記感光性平版印刷
版に選択的に焼き付けるようにしたので、作業効率が向
上する。また、露光時間が短縮されるので、単位時間当
たりの処理枚数を大幅に拡大することができる。
〔実施例〕
第1図及び第2図には、本実施例に係る自動殖版機10
が示されている。この自動殖版機10は傾斜型であり、作
業面12が水平面に対して約70゜傾斜されている。
作業面12は、3種の作業台に分割されており、第1図
右側は、未露光の感光性平版印刷版(以下PS版という)
14を載置する感光材料保持台及び副露光台としての第1
の作業台16とされている。
未露光のPS版14は、図示しないベルトコンベアによ
り、前記第1の作業台16上へ配置されるようになってい
る。PS版14には、その上辺近傍に複数の円孔18が設けら
れ、この円孔18へ第1の作業台16から突出されたピン20
が挿入されることにより支持されると共に位置決めがな
されている。作業台16上のPS版14の下面に設けられた溝
(図示せず)を介して吸引ポンプによりPS版14が作業台
16に密着保持されている。
作業面12における中央部に配置される主露光台として
の第2の作業台22は、PS版14への露光位置とされてい
る。この第2の作業台2には、前記第1の作業台16に設
けられたピン20と同様にピン24が立設されており、後述
する副枠体26の駆動により、第1の作業台16からPS版14
が搬送され、PS版14の円孔18へピン24が挿入されること
により支持され、位置決めがなされる。また、第2の作
業台22にも作業台16と同様にPS版14の吸引密着用の溝が
設けられている。
さらに、第1図左側の作業面12は、画像が記録された
原稿28を層状に重ねてストツクしておく、第3の作業台
30とされている。原稿28は、後述する主枠体32によっ
て、最上層から持ち出され、第2の作業台22へと搬送さ
れるようになっている。なお、第3の作業台30には、露
光が終了した原稿28を排出する排出部34が形成されてい
る。
作業面12の第1図上下の両辺には、ガイドレール36が
水平方向にかつ互いに並行に敷設されている。このガイ
ドレール36には、主枠体32及び副枠体26が掛け渡されて
いる。作業面12は、その内方にアクチユエータ機構(図
示省略)を備えており、制御装置38からの信号で駆動さ
れて、主枠体32及び副枠体26に対して接近離間する方向
(第2図矢印A方向)へ移動可能とされている。
主枠体32には、複数のローラ40が取付けられており、
このローラ40がガイドレール36上に支持されることによ
り、主枠体32をガイドレール36に沿って移動可能として
いる。この主枠体32は、前記第2の作業台22と第3の作
業台30の面上に近接した状態で移動するようになってい
る。
ローラ40は、主枠体32に取り付けられたモータ42の回
転軸と連結されて回転されるようになっている。モータ
42は制御装置38へ接続されており、制御装置38からの駆
動信号でこのモータ42が駆動することにより、主枠体32
をガイドレール36に沿って移動させることができる。
主枠体32を構成するアーム32A及びこれに掛け渡され
たバー32Bの内、アーム32Aには露光装置44が取付けられ
ている。アーム32Aには、制御装置38に接続されたモー
タ45が取付けられており、制御装置38からの信号でモー
タ45が駆動すると、露光装置44は、アーム32Aに沿って
第1図矢印Y方向へ移動されるようになっている。これ
により、露光装置44は、主枠体32のガイドレール36に沿
った移動及びアーム32Aに沿った移動(X−Y移動)が
なされることになる。なお、モータ42を主体枠32に取付
ける代りに、本体側にモータ42を設け、ボールネジ、シ
ヤフトを回転させて枠32を移動させてもよい。
第3図及び第4図に示される如く、露光装置44は、そ
のハウジング46内に光源48を備え、作業面12と対向する
面には、矩形状の透明ガラス板50が設置されている。光
源48は、制御装置38に接続されている。透明ガラス板50
のハウジング46内の表面上には、その四周に巻取軸52に
巻き取られたマスク部材54が配設されている。各巻取軸
52は、軸心が透明ガラス板50の四周と各々平行とされ、
制御装置38に接続されたモータ56の駆動により回転され
るようになっている。この巻取軸52の回転により、マス
ク部材54の一端を巻取り又は巻出して、自由端を透明ガ
ラス板50上への任意位置へ配置させて露光遮断用とさ
れ、透明ガラス板50における光源48からの露光の透明面
積を調整する構成である。
透明ガラス板50の回りの焼枠46A面には、枠状の溝58
が形成されている。この溝58の一部には連通管60を介し
て空気を吸い込むサクシヨンポンプ62が取付けられてい
る。このため、原稿28を透明ガラス板50と密着させた状
態でサクシヨンポンプ62を作動させることにより、原稿
28を透明ガラス板50面へ吸着させることができる。
原稿28は、第1図に示される如く、透明支持体64の中
央(対角線の交点)を基準に画像が記録された薄肉のフ
イルム66が貼付けられて構成されている。
透明ガラス板50の外形寸法は、フイルム66の寸法より
も若干大きく形成されており、原稿28は、この透明ガラ
ス板50の中央(対角線の交点)を基準に吸引されるよう
になっている。このため、画像面以外の部分(透明支持
体64)は、前記マスク部材54によって遮蔽されている。
透明ガラス板50における、前記マスク部材54によって
遮蔽された部分には、その四方にマーク68が付されてい
る。このマーク68は、PS版14へ露光することにより、印
刷時の位置決め用マークとして適用されるものであり、
通常4枚で一組のPS版14の所定位置へ露光されるように
なっている。すなわち、PS版14への露光は、Y(イエロ
ー)色素、M(マゼンタ)色素、C(シアン)色素及び
BK(ブラツク)色素に分けて露光され、これらのPS版14
で順次印刷することにより、カラー印刷を可能としてい
る。
ここで、透明ガラス板50の四方へマーク68が付されて
いるのは、PS版14の印刷時の配置向き(縦横)及びマー
ク68を露光する場合の位置に応じて最適なマーク68を選
択するためである。
このマーク68をPS版14へ露光する場合、選択されたマ
ーク68以外の透明ガラス板50をマスク部材54によって遮
蔽した後、露光装置44を所定位置へ位置決めして光源48
を点灯させばよい。例えば第4図右上のマーク68Aを適
用する場合は、上辺のマスク部材54を透明ガラス板50か
ら排除し、下辺のマスク部材54をマーク68Aの下端まで
巻出し、左辺のマスク部材54をマーク68Aの左端まで巻
出した後、光源48を点灯する。
一方、主枠体32に併設された副枠体26は、主枠体32と
ほぼ同一な構成であり、アーム26Aには、副露光装置69
が取付けられている。副露光装置69の構成は前記露光装
置44と同一であるが、原稿28を吸着する必要がないの
で、第3図において溝58を省略した構成となる。
副枠体26を構成するアーム26A及びこれに掛け渡され
たバー70の内、第1図上側のバー70のさらに上方には、
このバー70と平行な補助バー72がアーム26Aへ掛け渡さ
れて取付けられている。この副枠体26は、前記第1の作
業台16と第2の作業台22の面上を移動するようになって
いる。
これらのバー70及び補助バー72には、作業面12と対向
する面に吸盤74、76が取付けられている。吸盤74、76
は、支持軸78の先端に取付けられており、図示しない開
閉弁を介して負圧源へ接続され、PS版14の吸着用とされ
ている。補助バー72に取付けられた支持軸78の長さは、
バー70の支持軸78よりも長く形成されており、これによ
り、補助バー72側の吸盤76の方がバー70側の吸盤74より
も作業面12に接近されている。
バー70及び補助バー72は、無端チエーン80の平行直線
部により互いに連結されており、また、このチエーン80
の一部は、制御装置38に接続されたモータ82の回転軸84
へ巻き掛けられている。ここで、モータ82が制御装置38
からの信号で回転することにより、バー70及び補助バー
72は、第1図上下方向(ガイドレール36と直角方向)に
一体的移動可能とされている。
なお、通常は、バー70に設けられた吸盤74が第1の作
業台16に配置されたPS版14と離反された状態で対応され
ている(搬送位置)。ここで、作業面12が吸盤74へ近づ
く方向へ移動されると、吸盤76が先に作業面12と当接す
ることになるが、本実施例では、補助バー72の吸盤76と
対応される第1の作業台16に、作業面12と吸盤76とが干
渉されないように溝86を形成している。
第1の作業台16に配置されたPS版14を吸盤74によって
吸着させた副枠体26は、第1の作業台16から第2の作業
台22へとガイドレール36に沿って移動されるが、このと
き、モータ82の駆動によりバー70及び補助バー72が第1
図下方向へ移動(排出準備位置)されながら移動する。
これにより、第2の作業台22上へ到達した副枠体26は、
補助バー72に取付けられた吸盤76が第2の作業台22に配
置されている露光済PS版14と対向されることになる。こ
のため、副枠体26と作業面12とが接近すると、先に補助
バー72側の吸盤76がPS版14と接触し、PS版14を吸着する
ことになる。この状態で、制御装置38では、作業面12を
一旦PS版14が吸着された副枠体26から離反させ、これと
同時にバー70及び補助バー72は第1図上方向へ移動さ
せ、搬送位置へと戻すように制御している(第5図
(A)及(B)参照)。
第2の作業台22の第1図上方には、複数のローラ対88
が連設されており、露光済PS版14の排出部とされてい
る。すなわち、前記副枠体26のバー70及び補助バー72が
第2の作業台22上で第1図上方へ移動させると、吸盤76
で吸着された露光済PS版14の先端が前記ローラ対88に挟
持される構成である(第5図(C)参照)。
副枠体26に設置された副露光装置69は、PS版14への画
像を露光する部分及びマーク68を付す部分以外の未露光
部分を露光させるために設けられている。すなわち、PS
版14の未露光部分に印刷時にインクが載るのを防ぐた
め、不要な部分は予め露光させて焼きとばしをしておく
必要がある。このため、本実施例では、第2の作業台22
における画像露光(主露光)の前に、制御装置38からの
信号に応じて不要部分を露光するようになっている(副
露光)。すなわち、制御装置38では、次に画像露光する
PS版14のエリアが予めセツテイングされているため、こ
の信号を用いることにより、画像露光前に不要部分の露
光作業を行うことができる。
以下に本実施例の作用を第6図乃至第8図のフローチ
ヤートに従い説明する。
まず、作業面12の何れの位置にもPS版14が配置されて
いない場合は、第6図に示す初期ルーチンを行う。
ステツプ100では、主枠体32を第3の作業台30へ位置
決めし、次いでステツプ102で副枠体26を第2の作業台2
2へ位置決めする。
次のステツプ104では、PS版14をベルトコンベアによ
って搬送し、第1の作業台16へ配置する。この場合、PS
版14に設けられた円孔18へ第1の作業台16から突出され
たピン20が挿入されると共に、作業台16に設けられた溝
を介して吸引ポンプによりPS版が吸引されることによ
り、PS版14は第1の作業台16へ密着保持されると共に位
置決めされる。
第1の作業台16へPS版14が配置された後は、ステツプ
106で副枠体26を第1の作業台16上へ位置決めする。
この状態で、制御装置38では副露光装置69を作動さ
せ、副露光を行う(ステツプ108)。制御装置38では、
現在第1の作業台16に配置されているPS版14の主露光エ
リア等を予め認識しているので、主露光よりも先に副露
光を行うことができる。
副露光が終了した後は、ステツプ110へ移行して作業
面12を副枠体26へ接近する方向へ移動させる。これによ
り、第1の作業台16上のPS版14を吸盤74によって吸着す
ることができる。次のステツプ112では、PS版14を吸着
した状態で再び作業面12を離反させ、さらに副枠体26を
移動させ、第2の作業台22上へ位置決めする。第2の作
業台22への位置決めが終了すると、ステツプ114では再
度作業面12を副枠体26方向へ移動させ、第2の作業台22
から突出されたピン24をPS版14の円孔18へ挿入し、吸盤
74による吸着を解除した後、作業面12を戻す。これによ
り、副露光が終了したPS版14を第2の作業台22へ支持す
ると共に位置決めすることができる。
以上で初期ルーチンは終了し、その後露光作業を継続
する場合は、第7図に示す継続ルーチンにより処理を行
う。
ステツプ200ではPS版14を第1の作業台へ配置する。
これは、前述と同様にベルトコンベアによりPS版14を搬
送し、PS版14の円孔18へ第1の作業台16のピン20を挿入
することにより行う。
次のステツプ202では、第3の作業台30上にある主枠
体32に取付けられた露光装置44のサクシヨンポンプ62を
作動させ、原稿28を透明ガラス50面上へ吸着する。この
状態で、副枠体26を第1の作業台16へ、主枠体32を第2
の作業台22へそれぞれ位置決めする(ステツプ204、、2
06)。
次のステツプ208では、副枠体26の露光装置69により
副露光処理を行い、次のステツプ210で主枠体32の露光
装置44で主露光処理を行う。主露光が終了すると、ステ
ツプ212では、スクリーン54を駆動させて必要なマーク6
8のみを透明ガラス50面から露出させ、ステツプ214へ移
行してマーク露光制御を行う。本実施例において、マー
ク露光のための原稿は必要とせず、透明ガラス50面に予
めマーク68を付しているので、マーク付与のための露光
制御が容易となる。また、マーク専用の原稿も不要とな
る。
次のステツプ216では、第1の作業台16へ配置されたP
S版14を吸着し、次いでステツプ218で主枠体32を第3の
作業台30へ位置決めする。次のステツプ220で副枠体26
を第2の作業台26へ位置決めする。このとき、バー70及
び補助バー72を第1図下方向へ移動させる(ステツプ22
2)。この状態で、作業面12を副枠体26方向へ接近させ
ることにより、吸盤76が先に第2の作業台26に配置され
た露光済のPS版14と接触し、吸着される(ステツプ22
4)。
次に、作業面12を戻し、バー70及び補助バー72を第1
図上方向へ移動させ(ステツプ226)、ステツプ228でロ
ーラ対88を回転させることにより、露光済のPS版14の先
端がローラ対88に挟持され、ローラ対88の搬送力により
排出される。これにより、第2の作業台26には、PS版14
が存在しないので、ステツプ230において、副枠体26の
吸盤74に吸着されているPS版14を第2の作業台26へ配置
する。
また、ステツプ232では、透明ガラス50に吸着されて
いる原稿28を排出し、ステツプ234へ移行する。ステツ
プ234では、露光処理を継続するか否かが判断され、肯
定判定の場合はステツプ200へ移行し、否定判定の場合
は継続ルーチンは終了する。
本実施例によれば、ガイドレール36に主枠体32と副枠
体26とを設置し、主露光は第2の作業台22で行い、副露
光は第1の作業台16で行うようにしたので、全体として
効率が良くなり、作業性が向上する。
また、副枠体26の補助バー72に設けられた吸盤76によ
り、未露光のPS版14を第1の作業台16から搬入し、露光
済のPS版14を第2の作業台22から排出させるようにした
ので、PS版14の搬送経路が短縮され、作業性がさらに向
上する。
なお、自動殖版機10からPS版14を全て排出させる場合
には、第7図の継続ルーチンにおいて、ステツプ208、
ステツプ216、ステツプ230及び234を省略したルーチン
を作動させればよい。なお、第8図に上記ステツプを省
略した終期ルーチンを示すが、各制御は第7図の継続ル
ーチンと同一制御であるので同一番号の後に符号“A"を
付し、説明を省略する。
〔発明の効果〕
以上説明した如く請求項1記載の発明は、主露光と副
露光とを並行して行うことができることから、作業効率
を向上して、単位時間当たりの処理枚数を増加させるこ
とができるという優れた効果を有する。
請求項2記載の発明は、主露光と副露光とを並行して
行うことができ、かつ、感光性平版印刷版の搬入、排出
を並行して行うことができることから、作業効率を向上
して、単位時間当たりの処理枚数を増加させることがで
きるという優れた効果を有する。
請求項3記載の発明は、主露光と副露光とを並行して
行うことができ、かつ、感光性平版印刷版へ容易に位置
決め用マーク焼付けマークの画像を焼付けることがで
き、又は、感光性平版印刷版の搬入、排出を並行して行
うことができ、かつ感光性平版印刷版へ容易に位置決め
用マーク焼付けマークの画像を焼付けることができるこ
とから、作業効率を向上して、単位時間当たりの処理枚
数を増加させることができるという優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本実施例に係る自動殖版機の正面図、第2図は
第1図のII−II線断面図、第3図は露光装置の内部構造
を示す断面図、第4図は露光装置の平面図、第5図
(A)乃至(C)はPS版の給排手順を示す説明図、第6
図乃至第8図は制御フローチヤートである。 10……自動殖版機、 14……PS版、 16……第1の作業台(副露光台)、 22……第2の作業台(主露光台)、 26……副枠体(第1の移送手段)、 30……第3の作業台(収容部)、 32……主枠体(第2の搬送手段)、 36……ガイドレール、 38……制御装置、 44、69……露光装置。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光性平版印刷板が載置される主露光台
    と、前記主露光台に併設された副露光台と、前記感光性
    平版印刷版へ焼付ける画像が記録された原稿を収容する
    収容部と、前記感光性平版印刷版へ前記原稿の画像を焼
    付ける主露光装置を備えガイドレールに沿って前記原稿
    を前記収容部と前記主露光台との間で移送する第1の移
    送手段と、前記感光性平版印刷版の不要部分を焼きとば
    す副露光装置を備え前記ガイドレールに沿って前記感光
    性平版印刷版を前記副露光台と前記主露光台との間で移
    送する第2の移送手段と、を有することを特徴とする自
    動殖版機。
  2. 【請求項2】前記副露光台上の未露光の前記感光性平印
    刷版を吸着する前記第2の移送手段に設けられた第1の
    吸着手段と、前記主露光台上の画像露光済みの前記感光
    性平版印刷版を吸着する前記第2の移送手段に設けられ
    た第2の吸着手段と、前記第1の吸着手段によって前記
    未露光の感光性平板印刷版を吸着した状態で前記第2の
    移送手段を前記副露光台から前記主露光台へ移動させる
    第1の制御手段と、前記第2の吸着手段によって前記主
    露光台上の前記画像露光済みの感光性平板印刷版を吸着
    すると共に該画像露光済みの感光性平板印刷版を前記主
    露光台から排出する第2の制御手段と、前記画像露光済
    みの感光性平板印刷版の排出後に前記第1の吸着手段に
    よって吸着された前記未露光の感光性平板印刷版を前記
    主露光台上へ載置する第3の制御手段と、を有すること
    を特徴とする請求項1記載の自動殖版機。
  3. 【請求項3】前記主露光装置が、ハウジングと、前記ハ
    ウジング内に設けられた光源と、前記ハウジングの開口
    部に配設されかつ原稿が記録された前記原稿を保持可能
    な透明板と、前記透明板上の前記原稿の画像部以外の部
    分に付された印刷時の感光性平板印刷版の位置決めのた
    めの位置決め用マーク焼付けマークと、前記光源と前記
    透明板との間に設けられた前記光源から前記感光性平板
    印刷版に照射される光を部分的に遮光するマスク部材
    と、前記マスク部材を駆動するマスク部材駆動手段と、
    を有し前記マスク部材駆動手段を駆動させることにより
    前記光源からの光によって前記位置決め用マーク焼付け
    マークの画像を前記感光性平板印刷版に選択的に焼き付
    けるマーク焼付け手段と、を有することを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載の自動殖版機。
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