JP3327678B2 - カラープルーフ作製装置 - Google Patents

カラープルーフ作製装置

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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光材料を定盤上に載
置するための感光材料搬送部を備え、定盤上でこの感光
材料上に複数枚の色分解原稿を順次密着して露光し、カ
ラープルーフを作成するカラープルーフ作製装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、検版作成装置は、感光材料及び分
解露光後現像処理された原稿フイルムがそれぞれ搬送さ
れ位置決めされる定盤と、定盤上に対応配設され原稿フ
イルムの画像を感光材料へ露光する露光部と、露光され
た感光材料を現像処理するプロセッサ部と、を備えてい
る。原稿フイルムは各色分解成分毎に用意されて複数枚
で1セットとされており、検版作成装置は前記定盤部上
に位置決めされた1枚の感光材料へ前記露光部によって
複数枚の原稿フイルムを順次露光する。露光された感光
材料は、露光部から受渡部を介してプロセッサ部へ搬送
され、現像、漂白定着、水洗、乾燥処理される。この処
理された感光材料によって、実際の印刷を行う前に事前
にチェックすることができる。これにより、例えば色具
合、画像位置、文字の誤り等に問題があった場合、印刷
機で大量に印刷する前に原稿フイルムの修正等を行うこ
とができる。
【0003】ところで、感光材料を定盤上に載置する場
合、感光材料の先端部を定盤の側方まで搬送した後、こ
の感光材料の先端部を吸盤によって吸着保持して持上げ
た状態で定盤上を移動させるようにしている。
【0004】この場合、感光材料の先端部が定盤から離
反され、それ以外は定盤面を摺動しながら搬送されるこ
とになる。
【0005】感光材料を所定量搬送した後は、吸盤を下
降させた後吸着を解除することによって、感光材料を定
盤上に載置することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、感光材
料の先端部のみが持ち上げられているため、この部分の
感光材料は湾曲している。また、大部分は定盤面を摺動
するため、静電気等の影響で滑り性が低下している。こ
の結果、吸盤を垂直に降ろすと湾曲部分がそのまま残っ
た状態となり、定盤面に対して、感光材料の先端部に浮
きが生じることになる。この浮きが大きいと、その後の
工程のスクイズ時に円滑にスクイズされず、感光材料が
折れ曲がる恐れがあり、感光材料の固定、密着不良発生
の原因となる。
【0007】本発明は上記事実を考慮し、感光材料の先
端部を定盤面よりも持ち上げ保持した状態で定盤上を摺
動した後、該先端部の保持を解除する際に、感光材料の
定盤面に対する浮きを防止することができるカラープル
ーフ作製装置を得ることが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、感光材料を定盤上に載置するための感光材料搬送部
を備え、定盤上でこの感光材料上に複数枚の色分解原稿
を順次密着して露光し、カラープルーフを作成するカラ
ープルーフ作成装置であって、前記定盤の側部を待機位
置とし、定盤上方を定盤面に沿って移動する移動ベース
と、前記移動ベースに吊り下げ状態で支持され、かつ昇
降手段の駆動力によって定盤面に対して接離方向かつ感
光材料の搬送方向に沿って移動可能とされた昇降ベース
と、前記昇降ベースに取付けられ、昇降手段の1往復の
接離動作時に前記定盤の側部まで移送された感光材料の
先端部を吸着して持ち上げる吸着手段と、前記感光材料
の吸着状態で移動ベースを移動させ、感光材料が定盤上
の所定位置となった時点で、前記昇降ベース及び吸着手
段を制御して、昇降ベースを定盤に接近させながら、感
光材料搬送方向前方側に移動させた後に吸着手段による
感光材料の吸着を解除する感光材料載置制御手段と、を
有している。
【0009】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、昇降ベースが
最も定盤に接近したとき、吸着手段が感光材料の先端部
を接触し吸着する。その後の昇降ベースの上昇時には、
感光材料の先端部を保持した状態で持ち上げることがで
きる。
【0010】移動ベースが定盤面に沿って移動すると、
感光材料は、先端部が持ち上げられ、その他は定盤面を
摺動しながら搬送される。
【0011】感光材料が所定の位置に至ると、感光材料
載置制御手段では、昇降ベースを定盤に接近させなが
ら、感光材料搬送方向前方側へ移動させる。これによ
り、結果として感光材料の先端部は斜めに感光材料搬送
方向前方へ移動されることなり、持上部分と定盤に載置
された部分との間の感光材料の湾曲部分が引張力を受け
て平面となり、定盤上に載置される。その後、吸着手段
による感光材料の吸着を解除することによって、感光材
料を平面性を保ったまま定盤上に載置することができ
る。
【0012】
【実施例】図1及び図2には、本実施例に係る検版作成
装置10が示されている。まず、検版作成装置10の全
体構成について説明する。
【0013】図1に示されるように、検版作成装置10
は、そのケーシング12の図1左側面にマガジン装填部
100が配設されている。マガジン装填部100には感
光材料14が収容されたマガジン102が2台装填され
る。一方のマガジン102から引き出された感光材料1
4は、その先端部がマガジン102から図1の略上方へ
引き出され、挿入ガイドによって略直角方向に方向転換
された後、斜め上方あるいは斜め下方へ向けて搬送さ
れ、さらに、水平方向に搬送方向が変換される。また、
マガジン102から引き出された感光材料14はカッタ
116によって、各々所定の長さに切断されるようにな
っている。
【0014】水平に搬送方向が転換された感光材料14
は、感光材料搬送部26に設けられた吸盤ユニット12
0(図4参照)によって先端部が吸着され、この吸盤ユ
ニット120の移動に伴って、前記マガジン装填部10
0に隣接して配設された定盤部28へと搬送される。こ
の感光材料搬送部26及び吸盤ユニット120の構成に
ついては、後述する。
【0015】また、この定盤部28の図1上方には露光
部30が配設されており、この露光部30の光源ユニッ
ト40が定盤部28の定盤42上を感光材料14の搬送
方向と直交する方向へ往復移動する構成となっている。
【0016】本実施例の検版作成装置10では、定盤部
28の横に並んで、感光材料受渡部32を介して、プロ
セッサ部34が配設されている。
【0017】プロセッサ部34は、仕切り壁44によっ
て仕切られた現像槽46、47、漂白定着槽48、水洗
槽50、52が形成された処理槽54と、乾燥部56と
で構成されている。
【0018】プロセッサ部34では定盤部28で露光さ
れた感光材料14が現像、漂白定着、水洗の各処理が行
われ、さらに乾燥されて取り出されるようになってい
る。
【0019】プロセッサ部34の図1上側は、原稿フイ
ルム16(図2参照)を装填するフイルム装填部36と
されている。このフイルム装填部36は、プロセッサ部
34の天井部材58の上方向に配置されている。このた
め、フイルム装填部36の高さ寸法は、比較的低く、作
業員の腰の位置程度とされている。フイルム装填部36
は、大蓋24によって覆われている。大蓋24は、ヒン
ジを介して取り付けられている。このため、大蓋24
は、ヒンジを中心に回動させることにより開放される。
また、この大蓋24には、矩形孔60が設けられ、小蓋
62がヒンジを介して取り付けられている。これによ
り、小蓋62は把手64を把持して検版作成装置10の
図1手前側から奥側に向けて回動させることにより、開
放される構成となっている。この小蓋62は原稿フイル
ム16をフイルム装填部36へ装填する際に開放され
る。なお、矩形孔60の周縁にはロック機構が取り付け
られており、小蓋62を閉止した状態でロックできるよ
うになっている。
【0020】フイルム装填部36には、前記原稿フイル
ム16が載置されるオーバレイシート66(図2参照)
が取り付けられた枠状の支持ベース68が配設され、前
記定盤部28との間を往復移動可能とされている。すな
わち、このフイルム装填部36と露光部30とは矩形孔
70によって連通されている。この矩形孔70は支持ベ
ース68の移動時には開放されるが、それ以外のときは
遮蔽される構成となっている。
【0021】支持ベース68は、フイルム装填部36で
装填された原稿フイルム16を定盤部28へと搬送し、
この原稿フイルム16へ記録された画像を感光材料14
へ露光し、露光終了後には再度フイルム装填部36へと
戻す役目を有している。本実施例の検版作成装置10は
Y版、M版、C版及びBK(スミ)版に色分解された各
原稿フイルム16を使って本番の印刷版を作成する前に
原稿フイルム16のレイアウトに間違いがないか、色違
いがないか、文字の誤りがないか等を検査するための装
置で、原稿フイルムを1枚づつ位置決めして感光材料1
4に重ねて多重密着露光して印刷物と同じ状態のカラー
写真を作成して原稿フイルムの誤りを発見して、事前に
原稿修正ができるようにしたものである。なお、本実施
例では、ポジ型感光材料の場合は原稿フイルム16とし
てY版にBK(スミ)版、M版にBK(スミ)版、C版
にBK(スミ)版をそれぞれ重ねて感光材料14に順次
密着させ、フイルタとしてそれぞれB(ブルー)、G
(グリーン)、R(レッド)を使って露光を行い、ネガ
型感光材料の場合は原稿フイルム16としてY版、M
版、C版、BK(スミ)用版を感光材料14に順次密着
させ、フイルタとしてそれぞれB(ブルー)、G(グリ
ーン)、R(レッド)、BK(スミ)を使って露光を行
うようになっている。
【0022】図1に示されるように、定盤部28の下方
には制御装置38が配設され、感光材料14の搬送制
御、フイルム装填部36の支持ベース68の駆動制御、
露光部30の露光制御、告知手段(図示せず)へのマガ
ジンの交換指示及びプロセッサ部34の処理液の温度、
乾燥温度、搬送速度等の各制御が行われている。
【0023】図4には、マガジン102から引き出さ
れ、ガイド板に案内されて定盤42の側方まで到達した
感光材料14を定盤42上の所定位置に載置するための
感光材料搬送部26が示されている。
【0024】感光材料搬送部26は、図1に示す定盤4
2の手前側及び奥側の辺と平行に配設された一対のガイ
ド部材122と、このガイド部材122に掛け渡された
移動ベース124とで構成されている。ガイド部材12
2の長手方向両端部には、スプロケット126がそれぞ
れ取付けられ、無端のチェーン128が巻掛けられてい
る。チェーン128の一部は、前記移動ベース124に
係止されている。
【0025】スプロケット126は、モータ130の駆
動力で回転し、この回転によりチェーン128が移動す
ることによって、移動ベース124を定盤42の図1左
右方向へ移動させることができる。
【0026】移動ベース124には、昇降ベース132
が吊り下げ状態で支持されている。この昇降ベース13
2は、定盤42面に対して下面が感光材料搬送方向前方
側に向くように若干傾斜されている。
【0027】図5に示される如く、昇降ベース132の
下面には、ブラケット134を介してモータ136が取
付けられ、このモータ136の回転軸には偏心軸138
Aが取付けられたカムプレート138が取付けられてい
る。
【0028】一方、昇降ベース132の上面には、2個
のガイドブラケット140A、140Bに若干の隙間を
持って配置され、このブラケット140A、140Bの
間で走行回転可能なローラ142が配設され、前記偏心
軸138Aで軸支されている。
【0029】この偏心軸138Aとローラ142との係
合によって、昇降ベース132は吊り下げ状態で保持さ
れている。また、モータ136が駆動すると、偏心軸1
38Aの移動に伴ってローラ142がガイドブラケット
140A、140B間を走行回転しながら、昇降ベース
132が定盤42に対して接離方向に移動されるように
なっている。
【0030】図4に示される如く、移動ベース124と
昇降ベース132とには、それぞれガイドシャフト(図
示省略)を軸支するブラケット144が取付けられてい
る。このガイドシャフトの軸線は前記昇降ベース132
の傾斜角度と一致している。このため、モータ136の
駆動で昇降ベース132が定盤42に対して接離方向へ
移動する場合、昇降ベース132は定盤42に対して感
光材料14の搬送方向前方側へ斜めに移動するようにな
っている。
【0031】昇降ベース132には吸着ユニット120
が取付けられ、その下端部には吸盤120Aが設けられ
ている。この吸盤120Aの吸着手段と連結された軸1
20B(図6参照)は、吸盤120Aの吸着面開口を含
む平面が前記定盤42面と平行となるように吸着ユニッ
ト120に対して屈曲されている。
【0032】このような構成の感光材料搬送部26にお
いて、感光材料14の先端部を吸着し、移動ベース12
4が定盤42上を移動した後、感光材料14の先端部の
吸着を解除する際に、昇降ベース132の下降に伴い、
感光材料14の先端部が、搬送方向前方側へさらに移動
されながら下降するため、この感光材料14の先端部の
持上部分と、それ以外との間に生じている湾曲部分を平
面に戻すことができる。
【0033】次に本実施例の作用を説明する。最初に、
検版作成装置10の処理手順を図3のフローチャートに
従い説明する。
【0034】ステップ200において、作動スイッチが
オンとされると、ステップ202において、感光材料1
4の指定長さのカットが完了したことを示す信号が入力
されたか否かが判断され、肯定判定されると、ステップ
204へ移行する。ステップ204では、感光材料初期
搬送制御が行われる。すなわち、所定の長さに切断され
た感光材料14を感光材料搬送部26によって定盤部2
8へ搬送する。
【0035】次のステップ206では、定盤スタンバイ
制御が行われ、次いでステップ208では、原稿フイル
ム搬送制御が行われる。すなわち、原稿フィルム16を
フィルム装填部36のオーバレイシート66上に載置
し、定盤部28上へと移動させる。
【0036】次に、ステップ210では、露光スタンバ
イ制御が行われ、次いでステップ212、214、21
6では、露光制御が行われる。すなわち、ポジ型感光材
料の場合は、原稿フィルム16としてY版にBK版、M
版にBK版、C版にBK版をそれぞれ重ねて感光材料1
4に順次密着させ、B、G、Rの各フィルタを介して露
光を行う。
【0037】また、ネガ型感光材料の場合は、原稿フィ
ルム16としてY版、M版、C版、BK版を感光材料1
4に順次密着させ、B、G、R、BK用のフィルタを介
して露光を行う。
【0038】露光が終了すると、支持ベース68は、フ
イルム装填部36へと移動されて待機され、ステップ2
16からステップ218へ移行し、露光済感光材料搬送
制御が行われる。
【0039】次にステップ220では、感光材料受渡し
制御が行われる。すなわち、露光が終了した感光材料を
プロセッサ部34へと搬送し、ステップ222で、現像
処理(現像、漂白定着、水洗の各処理)が行われ、次い
で乾燥処理が終了した感光材料14はケーシング12に
形成された取出口22から取り出される。
【0040】上記工程において、マガジンから引き出さ
れた感光材料14は、ガイド板に案内された後、感光材
料搬送部26によって、定盤42上の所定の位置に載置
されるようになっており、以下にその詳細な手順を説明
する。
【0041】まず、移動ベース124が、定盤42の側
方(図1の左側)に待機しており、感光材料14の先端
部が搬送されてくると、モータ136を駆動させて昇降
ベース132を下降させる。これにより、吸盤120A
が感光材料14と接触し、吸着することができる。吸着
後、モータ136をさらに駆動させることにより、昇降
ベース136は上昇され、この結果、感光材料14の先
端部のみが持ち上げられることになる。
【0042】この状態で、モータ130を駆動させる
と、移動ベース124が定盤42上を図1の左側から右
側へと移動する。このとき、感光材料14の先端部が吸
盤120Aに保持されているため、定盤42との接触は
ない。しかし、それ以外は、自重によって、定盤42上
を摺動しながら移動する。
【0043】ここで、移動ベース124が所定位置まで
移動すると、昇降ベース132を下降させて、吸盤12
0Aによる吸着を解除するが、図7に示される如く、感
光材料14は、その先端部が持ち上げられている分、湾
曲している。このため、吸盤120Aを垂直に降ろす
と、図7(A)の想像線の如く、湾曲部が残ったままと
なり、感光材料14に定盤42に対する浮きが生じる。
しかし、本実施例では、昇降ベース132を感光材料搬
送方向前方側に傾斜させ、下降と共にこの感光材料搬送
方向前方へ移動させるようにしたため、結果として、斜
め方向に下降する(図7(B)参照)。これにより、前
記感光材料14の湾曲部に引張力が付与され、その後の
吸盤120Aによる吸着解除によって、感光材料14を
平面状態で定盤42上に載置することができる。
【0044】このように、本実施例では、吸盤ユニット
120を斜め方向に移動させるようにしたため、感光材
料14の吸着搬送時に生じる湾曲部分を解消した状態で
定盤42上に載置することができ、感光材料14の浮き
を防止することができる。この浮き防止により、その後
の工程によってなされるスクイズ時に感光材料14が折
れ曲がったりすることがない。
【0045】なお、本実施例では、昇降ベース132自
体を移動ベース124に対して傾斜させたが、昇降ベー
ス132は移動ベース124と平行とし、吸盤ユニット
120を感光材料搬送方向に沿って移動可能とし、昇降
ベース132の下降と、吸盤ユニット120の移動とを
同期させることにより、斜め移動させることができる。
また、本実施例は、吸盤120Aの斜め移動が目的では
なく、上昇位置と下降位置との点を結ぶ線が定盤42に
対して傾斜していればよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係るカラープ
ルーフ作製装置は、感光材料の先端部を定盤面よりも持
ち上げ保持した状態で定盤上を摺動した後、該先端部の
保持を解除する際に、感光材料の定盤面に対する浮きを
防止することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】検版作成装置の内部構造を示す正面概略図であ
る。
【図2】検版作成装置の斜視図である。
【図3】装置全体の流れを示す制御フローチャートであ
る。
【図4】感光材料搬送部の概略を示す斜視図である。
【図5】昇降ベースの昇降機構部を示す斜視図である。
【図6】移動ベースが待機位置にあるときの側面図であ
る。
【図7】(A)は吸盤による感光材料の吸着状態、
(B)は昇降ベースの下降時の状態を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
10 検版作成装置 14 感光材料 26 感光材料搬送部 42 定盤 120 吸盤ユニット 120A 吸盤 124 移動ベース 132 昇降ベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 27/02 - 27/30 G03B 27/58 - 27/64 G03F 1/00 - 1/16 G03F 7/20 - 7/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光材料を定盤上に載置するための感光
    材料搬送部を備え、定盤上でこの感光材料上に複数枚の
    色分解原稿を順次密着して露光し、カラープルーフを作
    成するカラープルーフ作成装置であって、 前記定盤の側部を待機位置とし、定盤上方を定盤面に沿
    って移動する移動ベースと、 前記移動ベースに吊り下げ状態で支持され、かつ昇降手
    段の駆動力によって定盤面に対して接離方向かつ感光材
    料の搬送方向に沿って移動可能とされた昇降ベースと、 前記昇降ベースに取付けられ、昇降手段の1往復の接離
    動作時に前記定盤の側部まで移送された感光材料の先端
    部を吸着して持ち上げる吸着手段と、 前記感光材料の吸着状態で移動ベースを移動させ、感光
    材料が定盤上の所定位置となった時点で、前記昇降ベー
    ス及び吸着手段を制御して、昇降ベースを定盤に接近さ
    せながら、感光材料搬送方向前方側に移動させた後に吸
    着手段による感光材料の吸着を解除する感光材料載置制
    御手段と、 を有するカラープルーフ作製装置。
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