JP2002284402A - 給版装置 - Google Patents

給版装置

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JP2002284402A
JP2002284402A JP2001093153A JP2001093153A JP2002284402A JP 2002284402 A JP2002284402 A JP 2002284402A JP 2001093153 A JP2001093153 A JP 2001093153A JP 2001093153 A JP2001093153 A JP 2001093153A JP 2002284402 A JP2002284402 A JP 2002284402A
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printing plate
plate
suction
printing
unit
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JP2001093153A
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English (en)
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Koichi Okutsu
浩一 奥津
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷版を反転させて供給するときに、迅速な
印刷版の取出し及び供給を可能とする。 【解決手段】 給版装置10の支持フレーム30には、
一方の吸盤28Aをスキッド14上の印刷版12に対向
するように下方へ向けたときに、他方の吸盤28Bが上
方へ向けられて設けられており、吸盤28Aによって吸
着した印刷版を反転させることにより、吸盤28Bによ
る印刷版の吸着が可能となる。これにより、吸盤28A
によって吸着して反転させた印刷版を受渡しステージ2
0に載置すると、支持フレームを反転させることなく下
降させるだけで、次の印刷版を吸盤28Bによって吸着
することができ、連続して印刷版を取り出すときに、迅
速な印刷版の吸着保持が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層された印刷版
を最上層から取り出して、次工程へ送り出す給版装置に
関する。詳細には、感光層が下方へ向けられて積層され
ている印刷版を、最上層から取り出し、感光層を上方へ
向けた状態で送り出す給版装置に関する。
【0002】
【従来の技術】新聞印刷用等に使用される印刷版には、
アウミニウムの支持体上に感光層が形成された、一般に
PS版と呼ばれるものや感光層に有機光導電体を用いた
OPC(Organic Photconductor )印刷版などがある
(以下「印刷版」と言う)。
【0003】このような印刷版は、多数枚(例えば50
0〜1000枚)が載置台に積層されて、運搬保管され
ると共に、載置台ごと製版システムに装填され、載置台
上から1枚ずつ取り出されて画像露光が施される。
【0004】ところで、感光層に有機光導電体を用いた
印刷版では、未露光の感光層を吸盤等によって吸着する
と、吸盤の吸着跡が、印刷版に形成した画像に現れ、こ
の印刷版を用いた印刷物の仕上がり品質を損ねてしま
う。
【0005】このために、この印刷版は、感光層を下方
へ向けられた状態で載置台上に積層され、給版装置で
は、載置台上から印刷版を取り出すと、感光層が上方へ
向くように反転させて次工程へ受け渡すようにしてい
る。
【0006】このような給版装置には、例えば、載置台
から取り出した印刷版の幅方向の一端側を吸着し、片持
ち状態で保持しながら反転させると共に、リフト台を下
方から上昇させる。これにより、印刷版を反転させた状
態でリフト台に載置するようにしたものがある。
【0007】しかしながら、短時間に多量の刷版を作成
する製版システムでは、迅速に印刷版を取出して、描画
装置へ供給する必要があるが、前記した給版装置では、
印刷版を反転させてリフト台へ受け渡した反転装置が、
所定位置に戻るまで、次の印刷版の取出しを開始するこ
とができず、このために、印刷版を連続して取り出すと
きに、時間を要してしまうという問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実に鑑
みてなされたものであり、印刷版を連続して取り出す時
の取出し時間の短縮が可能となる給版装置を提案するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、感光層が下方へ向けられて積層された印刷
版を、最上層から順に取り出し、前記感光層を上方へ向
けた状態で受け渡す給版装置であって、前記積層された
印刷版が装填される印刷版装填部と、前記印刷版装填部
に装填された前記印刷版の上面にに略平行に対向される
支持手段と、前記支持手段の一方の面に設けられて前記
印刷版に当接することにより該印刷版の吸着保持が可能
となる第1の吸着手段と、前記支持手段の他方の面に設
けられて前記印刷版に当接することにより該印刷版の吸
着保持が可能となる第2の吸着手段と、前記支持手段を
前記積層された印刷版の上面に対して上下移動させる昇
降手段と、前記昇降手段によって所定高さまで上昇され
た前記支持手段を反転させることにより、前記第1叉は
第2の吸着手段の何れか一方を前記印刷版の上面に対向
させる反転手段と、前記印刷版装填部の上方に設けられ
て、前記第1叉は第2の吸着手段によって吸着保持され
て前記反転手段により反転された前記印刷版を次工程へ
送り出し可能に載置する受渡し部と、を含むことを特徴
とする。
【0010】この発明によれば、支持手段に設けた第1
叉は第2の吸着手段の一方で、最上層の印刷版を吸着す
ると、所定高さまで持ち上げた後、反転手段によって反
転させて受渡し手段へ載置する。
【0011】この後に、連続して次の印刷版を取り出す
ときには、第1叉は第2の吸着手段の他方で、最上層の
印刷版を吸着して取り出す。
【0012】このように、支持手段の一方の面に第1の
吸着手段を設け、他方の面に第2の吸着手段を設けてい
るので、例えば、第1の吸着手段によって印刷版を吸着
して反転させることにより、第2の吸着手段が積層され
ている印刷版に対向するので、反転した支持手段を戻す
必要がなく、その分の時間短縮を図ることが可能とな
り、多数枚の印刷版を連続して取り出す時の取出し作業
を円滑に行うことができる。
【0013】請求項2に係る発明は、前記印刷版の一端
部に対向して該印刷版の端部を吸着する第3の吸着手段
と、前記第3の吸着手段によって前記印刷版の一端部を
吸着した状態で、この印刷版から次の印刷版の密着を解
除して分離する分離手段と、を含み、前記第1及び第2
の吸着手段が、前記第3の吸着手段が吸着する領域を除
く領域を吸着して保持可能としていることを特徴とす
る。
【0014】この発明によれば、積層された印刷版の端
部を吸着する第3の吸着手段及び、第3の吸着手段によ
って吸着した印刷版の端部で、次の印刷版を分離する分
離手段を設けている。
【0015】これにより、第1叉は第2の吸着手段によ
って印刷版を取出して受渡し手段に載せる間に、新たな
印刷版の取出しのために、取り出す印刷版と次の印刷版
の分離を行うことができるので、印刷版の取出し時間の
より一層の短縮を図ることができる。
【0016】請求項3に係る発明は、前記印刷版装填部
が、それぞれに積層された印刷版が装填される第1及び
第2の装填部を備えているときに、前記第1叉は第2の
装填部の何れか一方の上方に前記受渡し手段が設けられ
ると共に、前記反転手段が前記第1叉は第2の装填部の
何れか他方の上方で前記支持手段を反転させることを特
徴とする。
【0017】この発明によれば、第1及び第2の装填部
の一方の上方に受渡し手段を設け、他方の上方で印刷版
を反転させる。これにより、装置の設置スペースを有効
に利用することができると共に、装置のコンパクト化を
図ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。図1には、本実施の形態に適
用した給版装置10の処理の概略を示している。この給
版装置10は、新聞印刷等に用いる刷版を作成する製版
システムに設けられる。本実施の形態に適用した給版装
置10が設けられる製版システムは、印刷版12を露光
して画像を形成する描画装置を含み、印刷版12は、例
えばアルミニウム等の薄肉で矩形形状に形成した支持体
の一方の面に、有機光導電体を用いて感光層を形成した
所謂OPC印刷版を用いている。
【0019】印刷版12は、多数枚(例えば500枚か
ら1000枚程度)が感光面を下方へ向けた状態で印刷
版載置台(以下「スキッド14」と言う)上に積層され
ている。給版装置10は、このスキッド14上の印刷版
12を最上層から取り出して、描画装置へ印刷版を搬送
する搬送手段に受け渡す。
【0020】製版システムでは、この印刷版12を、描
画装置によって画像データに基づく帯電露光を行い、画
像データに基づいた静電潜像を、印刷版12に形成す
る。静電潜像が形成された印刷版12は、描画装置から
取り出されると、現像定着装置で、帯電したトナー粒子
を含む液体現像剤が塗布され、静電潜像に応じてトナー
粒子が付着される。液体現像剤が塗布された印刷版12
は、定着部で加熱されることにより、トナー粒子が溶融
固着される。これにより、印刷版12にトナー画像が形
成される。
【0021】トナー画像が形成された印刷版12は、エ
ッチング処理(溶出処理)が施されることにより、トナ
ーが付着していない感光層が除去される。この後に、乾
燥処理、版曲げ処理及びパンチ処理が施されることによ
り、例えば印刷用の輪転機の版胴へ装着可能な刷版に仕
上げられる。
【0022】給版装置10は、印刷版装填部16及び受
渡し部18を備えている。印刷版装填部16には、印刷
版12がスキッド14に搭載された状態で装填される。
これにより、給版装置10は、同一サイズの印刷版12
を搭載している2台のスキッド14又は異なるサイズの
印刷版12を搭載しているスキッド14の装填が可能と
なっている。
【0023】なお、給版装置10に装填される印刷版1
2には、例えば新聞縦2頁分(縦寸法約1100mm×横
寸法約400mm)の所謂2L1Wサイズに加えて、新聞
見開き2頁分(縦寸法約1100mm×横寸法約800m
m)の所謂2L2Wサイズがあり、例えば装填部16A
に2L2Wサイズの印刷版12Aを搭載したスキッド1
4を装填し、装填部16Bに2L1Wサイズの印刷版1
2Bを搭載したスキッド14を装填することができる。
【0024】また、給版装置10には、長手方向が矢印
L方向となるように印刷版12が装填され、装填部16
A、16Bは、印刷版12の幅方向(矢印W方向)に隣
接して設けられ、装填部16A、16Bのそれぞれに印
刷版12が所定位置となるようにスキッド14が位置決
めされる。このスキッド14の位置決めは、従来公知の
構成を適用でき、本実施の形態では、詳細な説明を省略
する。
【0025】さらに、以下では、主に装填部16Aに装
填する印刷版12Aを印刷版12として説明する。
【0026】図1及び図2に示すように、受渡し部18
は、印刷版装填部16(装填部16A)の上方に設けら
れている。図2に示すように、この受渡し部18は、受
渡しステージ20を備えている。給版装置10は、スキ
ッド14から取り出した印刷版12を、感光層を上方へ
向けた状態で受渡しステージ20に載置する。
【0027】一方、給版装置10は、吸着取出しユニッ
ト22及び分離ユニット24を備えており、吸着取出し
ユニット22及び分離ユニット24を用いて、印刷版装
填部16に装填されているスキッド14から印刷版12
を取り出す。このとき、給版装置10では、先ず、分離
ユニット24によって最上層の印刷版12と次の印刷版
12との間の密着状態を解除し、吸着取出しユニット2
2によって、最上層の印刷版12を吸着して持ち上げる
ようにしている。
【0028】図2乃至図6に示すように、分離ユニット
24は、分離フレーム25を備えている。分離フレーム
25は、アングル形状の支持板26に複数の吸盤28が
取付けられている。この分離フレーム25の支持板26
は、長手方向が印刷版12の幅方向に沿って配置され、
吸盤28が、長手方向に沿った所定位置に取付けられて
いる。
【0029】分離ユニット24は、印刷版装填部16に
装填された印刷版12の長手方向の一端側に設けられ
て、分離フレーム25が、印刷版12の長手方向の一端
部に対向されるようになっている。これにより、分離フ
レーム25の支持板26に設けている吸盤28が、印刷
版12の長手方向の一端部に対向される。
【0030】一方、図2乃至図4、図7、図8に示すよ
うに、吸着取出しユニット22は、支持手段を形成する
支持フレーム30を備えている。この支持フレーム30
は、印刷版12の長手方向に沿って配置されたブーム3
2に複数本のアーム34が取付けられている。アーム3
4は、印刷版12の幅方向に沿って所定間隔で配置さ
れ、これにより、支持フレーム30が、分離ユニット2
4の支持板26が対向する領域を除く印刷版12の略全
面に対向可能となっている。
【0031】ところで、この支持フレーム30には、複
数の吸盤28が設けられている。吸盤28は、アーム3
4の長手方向を印刷版12の上面に平行とした時に、印
刷版12に対向するように設けられ下方へ向けられる複
数の吸盤28Aと、上方へ向けられる複数の吸盤28B
とが設けられている。また、支持フレーム30では、吸
盤28Bを印刷版12に対向させたときに、吸盤28A
が上方へ向けられる。すなわち、支持フレーム30に
は、第1及び第2の吸着手段として吸盤28A、28B
が設けられている。なお、以下では、分離フレーム25
に設けている吸盤28を、吸盤28A、28Bと区別す
るときには、吸盤28Cとする。また、吸盤28A、2
8B、28Cを区別しないときには、吸盤28とする。
【0032】図3に示すように、給版装置10では、吸
着取出しユニット22の支持アーム30に設けている吸
盤28が印刷版12の略全域に対向するように配置し
て、この吸着取出しユニット22の吸盤28によって印
刷版12を吸着して持ち上げるようにしている。
【0033】このとき、吸着取出しユニット22では、
吸盤28A、28Bの一方を印刷版12に対向させて、
印刷版12を吸着するようにしている。なお、吸着取出
しユニット22及び分離ユニット24に設けている吸盤
28は、印刷版12の幅方向の両端部及び印刷版12の
幅方向の中間部に対向するように配列されており、印刷
版12に対向した全ての吸盤28へ負圧を供給すること
により印刷版12Aの吸着が可能となり、幅方向の中間
部と幅方向の一端側の吸盤28へ負圧を供給することに
より印刷版12Bの吸着が可能となるようにしている。
また、吸盤28の配列は、これに限らず、印刷版12
A、12Bを吸着可能とするものであれば、任意の配置
を適用することができる。
【0034】一方、図2、図4及び図5に示すように、
給版装置10には、分離ユニット24側にロッドレスシ
リンダ36ととガイドレール38が設けられている。ロ
ッドレスシリンダ36及びガイドレール38は、長手方
向が印刷版12の幅方向に沿うように配置されて、装填
部16Aと装填部16Bに跨るように、給版装置10の
図示しないフレームに取付けられている。
【0035】分離ユニット24には、断面L字形状のブ
ラケット40が設けられており、このブラケット40
が、ロッドレスシリンダ36の図示しない駆動ブロック
に連結されている。また、ガイドレール38には、複数
のスライダ42が摺動可能に係合されており、これらの
スライダ42がブラケット40に取付けられている。こ
れにより、ブラケット40は、ガイドレール38に支持
されて、ロッドレスシリンダ36の駆動によって装填部
16A、16Bの間を移動可能となっている。
【0036】図2乃至図5に示すように、ブラケット4
0には、印刷版12の幅方向に沿った両側にスリーブ4
4が取付けられている。このスリーブ44のそれぞれに
は、ガイドシャフト46が挿通され上下方向に沿って移
動可能に取付けられている。
【0037】ブラケット40には、スリーブ44の間に
送りナット48が回転自在に取付けられている。この送
りナット48は、ガイドシャフト46と平行に配置され
てブラケット40を貫通している送りネジ50に螺合さ
れている。また、ブラケット40には、ステッピングモ
ータ等を用いた昇降モータ52が取付けられている。送
りナット48は、外周部がプーリを形成しており、この
送りナット48と、昇降モータ52の回転軸に取付けら
れているプーリ52Aとの間に、無端のベルト54が巻
き掛けられている。
【0038】分離ユニット24には、ブラケット40の
下方にベース板56が設けられている。このベース板5
6には、ガイドシャフト46及び送りネジ50の先端
(下端)がそれぞれ連結されている(図6参照)。
【0039】これにより、分離ユニット24では、昇降
モータ52が作動して送りナット48が回転すると、送
りネジ50が上下移動し、この送りネジ50に取付けら
れているベース板56が昇降する。
【0040】このベース板56には、印刷版12の幅方
向に沿った中間部にスライド軸受け58(図2及び図5
参照)が設けられ、スライド軸受け58に送りナット6
0が回転自在に取付けられている。このスライド軸受け
58は、軸線方向が、印刷版12の長手方向に沿って配
置されている。また、スライド軸受け58には、送りネ
ジ62が、軸線方向に沿って移動可能に挿通されてお
り、この送りネジ62に送りナット60が螺合してい
る。
【0041】また、ベース板56には、スライド軸受け
58を挟んで、印刷版12の幅方向に沿った両側に、ス
リーブ64が取付けられている。スリーブ64のそれぞ
れには、長手方向が送りネジ62の軸線方向に沿うよう
に配置されているガイドシャフト66が挿通されてい
る。
【0042】ベース板56には、ステッピングモータ等
を用いた移動モータ68が取付けられている。送りナッ
ト60には、この移動モータ68の回転軸に取付けられ
ているプーリ68Aとの間に、無端のベルト70が巻き
掛けられている。
【0043】この送りネジ62及びガイドシャフト66
の先端には、分離フレーム25の支持板26が連結され
支持されている。
【0044】これにより、分離フレーム25は、ロッド
レスシリンダ36が作動することにより、装填部16A
と装填部16Bの間を移動する。また、移動モータ68
の作動により、吸盤28が取付けられている支持板26
が、印刷版12の長手方向の一端側から印刷版12の長
手方向に沿って移動し、分離フレーム25の吸盤28が
印刷版12の端部の所定位置に対向可能となっている。
さらに、昇降モータ52の作動によって、分離フレーム
25の支持板26がスキッド14上の印刷版12へ向け
て下降し、吸盤28(28C)による印刷版12の吸着
が可能となる。
【0045】図4乃至図6に示すように、この分離フレ
ーム25の支持板26には、それぞれの吸盤28Cの近
傍にプッシャーピン72が設けられている。プッシャー
ピン72は、支持板26から下方へ向けて突出されてい
る。
【0046】このプッシャーピン72の先端は、吸盤2
8Cが最上層の印刷版12に当接した時に、印刷版12
の表面から僅かに離れる程度となっている。また、プッ
シャーピン72は、図示しないエアー供給手段からエア
ーが供給されることにより、先端が吸盤28Cよりも下
方へ突出する。
【0047】また、支持板26には、印刷版12の周縁
部の外方となる位置に、エアノズル73が設けられてい
る。このエアノズル73は、吸盤28Cよりも僅かに下
方へ突出しており、吸盤28によって吸着した印刷版1
2の端部を持ち上げたときに、この印刷版12の下面側
へ向けてエアを噴出可能となっている。
【0048】給版装置10の分離ユニット24では、後
述する吸着取出しユニット22による印刷版12の吸着
に先立って、分離ユニット24の吸盤28Cによって印
刷版12の長手方向の端部を吸着すると、吸盤28Cを
上昇させて、印刷版12の長手方向の一端部を持ち上げ
る。この後、プッシャーピン72を作動させて、吸盤2
8Cによって吸着している印刷版12を下方へ押し下げ
て、吸盤28Cの近傍で印刷版12を湾曲させることに
より、吸盤28Cに吸着されている最上層の印刷版12
に密着している次の印刷版12との間に隙間を生じさせ
る。
【0049】さらに、給版装置10では、図示しないエ
ア供給手段から供給されるエアを、エアノズル73か
ら、吸盤28Cによって持ち上げた印刷版12の下面側
へ向けて噴出す。これにより、最上層の印刷版12と次
の印刷版12の間に形成した隙間にエアが吹き込まれ
て、最上層の印刷版12から次の印刷版12が分離する
ようにしている。
【0050】なお、本実施の形態では、主に吸盤28
C、プッシャーピン72及びエアノズル73を用いて最
上層の印刷版12から次の印刷版12を分離させるよう
にしているが、最上層の印刷版12と次の印刷版12の
分離方法は、これに限るものではなく、従来公知の任意
の方法を適用することができる。
【0051】給版装置10では、このようにして印刷版
12の長手方向の一端部で、最上層の印刷版12から次
の印刷版12の密着を解除すると、この印刷版12を吸
着取出しユニット22の吸盤28A叉は28Bによって
吸着して取り出す。このとき、給版装置10では、吸着
取出しユニット22の吸盤28によって印刷版12を吸
着して持ち上げると、分離ユニット24の吸盤28によ
る印刷版12の吸着を解除して、分離フレーム25を退
避させるようにしている。
【0052】一方、図3に示すように、分離ユニット2
4には、支持板26に版位置検出センサ74が設けられ
ている。この版位置検出センサ74は、例えば発光部と
受光部を備えた一般的な光電式センサ等を用いることが
でき、発光部で発光してスキッド14上の印刷版12に
反射された光を受光部で受光する。このとき、分離ユニ
ット24の支持板26を、印刷版12の長手方向の外方
から、印刷版12上へ向けて移動させることにより、ス
キッド14に搭載されている印刷版12の端部を検出す
ることができる。
【0053】給版装置10では、印刷版装填部16に新
たな印刷版12を搭載しているスキッド14が装填され
ると、印刷版12の取出しに先立って、分離ユニット2
4を用いて、印刷版12の位置を検出する。これによ
り、分離フレーム25に設けている吸盤28を印刷版1
2の周縁部の一定位置に正確に対向させて、確実な印刷
版12の分離が可能となるようにしている。
【0054】分離フレーム25には、支持板26に版検
出センサ76が設けられている。この版検出センサ76
は、版位置検出センサ74の検出結果に基づいて吸盤2
8Cを印刷版12の長手方向の端部に対向させたときに
印刷版12に対向するようになっている。
【0055】また、版検出センサ76は、吸盤28を印
刷版12に向けて下降させたときに、吸盤28が印刷版
12又はスキッド14の上面に接触する前に、印刷版1
2の有無を検出可能な一般的構成となっている。
【0056】給版装置10では、この版検出センサ76
を用いて、最上層の印刷版12の位置(高さ)を計測す
る。すなわち、給版装置10は、最上層の印刷版12の
分離を行うために、昇降モータ52を作動させて、分離
フレーム25の吸盤28Cを印刷版12へ向けて下降さ
せたときに、版検出センサ76の検出結果から、最上層
の印刷版12の垂直位置(高さないし予め設定している
原位置からの距離)を判定する。給版装置10は、この
判定結果に基づいて、吸着取出しユニット22の吸盤2
8の下降を制御する。なお、版検出センサ76として
は、光電式であっても良く、また、接触式であっても良
い。また、スキッド14上の印刷版12の高さは、版検
出センサ76を用いずに、例えば、吸盤28Cが最上層
の印刷版12を吸着するまでの移動量等を用いて判定す
るようにしても良い。
【0057】一方、図2乃至図4及び図7に示すよう
に、給版装置10には、印刷版12の長手方向に沿った
他端側(分離ユニット24と反対側)には、ガイドレー
ル78A、78Bが上下に対で配置されている。ガイド
レール78A、78Bのそれぞれは、印刷版12の幅方
向に沿って、装填部16A、16Bに跨って、互いに平
行に配置されて、給版装置10の図示しないフレームに
取付けられている。
【0058】このガイドレール78A、78Bの間に
は、基板80A、80Bが掛け渡されている。この基板
80A、80Bには、ガイドレール78A、78Bのそ
れぞれに摺動可能に係合しているスライダ82が取付け
られており、これにより、基板80A、80Bのそれぞ
れが、ガイドレール78A、78Bに、印刷版12の幅
方向に沿って移動可能に支持されている。
【0059】基板80A、80Bには、ガイド板84が
対で設けられている。ガイド板84は、基板80A、8
0Bのスキッド14側に配置されて、長手方向が上下方
向に沿うように互いに対向して取付けられている。ま
た、一対のガイド板84は、連結板86によって連結さ
れている。なお、この連結板86は、基板80A、80
Bを連結するものであっても良い。
【0060】給版装置10には、一対のガイドレール7
8A、78Bと平行に送りネジ88が回転自在に取付け
られている。この送りネジ88には、送りナット90が
螺合されており、この送りナット90が、一方の基板8
0Bに固定されている。
【0061】また、送りネジ88の一端側には、プーリ
92が取付けられ、給版装置10には、このプーリ92
の近傍に移動モータ94が設けられている。送りネジ8
8のプーリ92には、移動モータ94の回転軸に取付け
られているプーリ94Aとの間に、無端のベルト96が
巻き掛けられており、移動モータ94が作動することに
より、送りネジ88が回転されるようになっている。
【0062】これにより、吸着取出しユニット22で
は、移動モータ94が作動すると、一対のガイド板84
が一体でガイドレール78A、78Bに沿って装填部1
6A、16Bの間を移動する。
【0063】一方、ガイド板84には、印刷版装填部1
6に装填されるスキッド14側に、スライダ98が取付
けられている。このスライダ98は、上下方向に沿って
移動可能となっている。また、一対のガイド板84の間
には、昇降ベース100が掛け渡されており、この昇降
ベース100にスライダ98が取付けられ、昇降ベース
100が上下方向に沿って移動可能となっている。
【0064】連結板86には、一方のガイド板84から
突出した端部に昇降モータ102が取付けられている。
また、ガイド板84には、送りネジ104が設けられて
いる。送りネジ104は、上下方向に沿って回転自在に
取付けられており、昇降ベース100に固定されている
送りナット106が螺合されている。
【0065】送りネジ104には、上端にプーリ107
が取付けられており、このプーリ107と、昇降モータ
102の回転軸に取付けられているプーリ102Aとの
間に無端のベルト108が巻き掛けられている。
【0066】これにより、昇降モータ102が作動する
ことにより送りネジ104が回転して、昇降ベース10
0がガイド板84に沿って上下移動(昇降)する。
【0067】この昇降ベース100には、ロータリーシ
リンダ110及びブラケット112が取付けられてい
る。ブラケット112には、支持フレーム30が取付け
られている。支持フレーム30は、ブーム32の一端が
ブラケット112内の図示しない軸受けに挿入されて回
動自在に支持されている。すなわち、支持フレーム30
は、ブーム32が回転自在となるように、片持ち状態で
ブラケット112に支持されている。
【0068】また、ブーム32には、ギア114が取付
けられており、このギア114が、ロータリーシリンダ
110の回転軸に取付けられているギア110Aと噛合
しており、ロータリーシリンダ110が作動することに
より、支持フレーム30がブーム32を軸に回転する。
【0069】ロータリーシリンダ110は、図示しない
エアー供給手段から供給されるエアによってギア110
Aを回転させる。このとき、給版装置10では、支持フ
レーム30のブーム32が、例えば矢印C方向(図2及
び図8参照)に180°回転するようににエアの供給を
制御している。
【0070】これにより、支持フレーム30は、吸盤2
8Aを下方へ向けた状態から、吸盤28Aが上方へ向
き、吸盤28Bが下方へ向くように回転され、さらに、
吸盤28Bが上方へ向き、吸盤28Aが下方に向くよう
に回転する。
【0071】給版装置10では、移動モータ94を作動
させることにより、次工程へ供給する印刷版12が搭載
されているスキッド14に支持フレーム30を対向させ
た後、昇降モータ102を作動させて、支持フレーム3
0をスキッド14上の印刷版12へ向けて下降させる。
このとき、給版装置10では、分離ユニット24に設け
ている版検出センサ76の検出した最上層の印刷版12
の高さに基づいて、支持フレーム30を下降させ、支持
フレーム30に設けている吸盤28が、印刷版12を損
傷させることなく、印刷版12に接触するようにしてい
る。このときに、所定のタイミングで吸盤28へ負圧を
供給することにより、吸盤28A叉は吸盤28Bによっ
て印刷版12を迅速に、かつ的確に吸着可能となってい
る。
【0072】給版装置10では、支持フレーム30の吸
盤28によって最上層の印刷版12を吸着すると、昇降
モータ102を逆転駆動して、支持フレーム30を上昇
させて、印刷版12を所定の高さまで持ち上げる。
【0073】この後、給版装置10では、ロータリーシ
リンダ110を作動させて、支持フレーム30を回動さ
せることにより、印刷版12を反転させ、この印刷版1
2を受渡しステージ20に載置する。なお、印刷版12
の反転は、支持フレーム30を装填部16B側へ移動さ
せて行うようにしている。
【0074】図2乃至図4及び図8に示すように、受渡
し部18の受渡しステージ20は、装填部16Aの上方
に設けられている。この受渡しステージ20は、印刷版
12の長手方向に沿って配置されたベース板116を備
えている。このベース板116は、印刷版12の幅方向
に沿った端部で、装填部16Bの反対側に配設されてい
る。また、このベース板116には、複数本の載置棒1
18が取付けられている。
【0075】載置棒118のそれぞれは、長手方向が印
刷版12の幅方向に沿うように配置されて、長手方向の
一端がベース板116に固定されていることにより、ベ
ース板116から装填部16A上を装填部16Bへ向け
て突設されている。また、載置棒118は、印刷版12
の長手方向に沿って所定の間隔で配置されている。この
とき、本実施の形態では、載置棒118の間に、吸着取
出しユニット22の支持フレーム30に設けている吸盤
28A、28Bが位置するようにしている。
【0076】一方、受渡し部18には、エアシリンダ1
20が設けられている。このエアシリンダ120は、ロ
ッド120Aが上方へ向けられて給版装置10の図示し
ないフレームに取付けられている。また、エアシリンダ
120は、ロッド120Aがベース板116に連結して
おり、これにより、受渡しステージ20が上下移動(昇
降)可能に支持されている。
【0077】このエアシリンダ120は、通常、ロッド
120Aを収縮させており、このときの受渡しステージ
20は、反転されることにより感光層が上方へ向けられ
た状態で、吸着取出しユニット22の支持フレーム30
に支持された印刷版12よりもわずかに低くなっている
(図4の吸盤28の位置参照)。
【0078】給版装置10では、印刷版12を反転させ
ると、支持フレーム30を装填部16A側へ移動する。
これにより、印刷版12が受渡しステージ20の上方に
移動する。この後に、吸盤28による印刷版12の吸着
を解除すると共に、エアシリンダ120のロッド120
Aを伸張させて、受渡しステージ20を上昇させる(図
8参照)。これにより、印刷版12が受渡しステージ2
0に載置されて、所定位置まで持ち上げられる。なお、
受渡しステージ20の載置棒118には、印刷版12を
載置する上面側に、支持部材122が取付けられ、受渡
しステージ20上で印刷版12が滑るのを防止してい
る。
【0079】図2及び図4に示すように、印刷版装填部
16には、装填部16A、16Bの間の上方にガイド板
130が設けられている。ガイド板130は、帯板状に
形成され、長手方向が印刷版12の幅方向に沿うように
して、分離ユニット24によって吸着する印刷版12の
端部に対向して設けられている。また、このガイド板1
30は、装填部16B側の端部が下方へ向けて傾斜され
ている。
【0080】ガイド板130には、装填部16B側で印
刷版12を反転させたときに、吸着取出しユニット22
の吸盤28に吸着されていないこの印刷版12の端部
が、載せられる。この状態で吸着取出しユニット22の
支持フレーム30が受渡しステージ20側へ移動するこ
とにより、印刷版12は、この端部が垂れ下がることな
く受渡しステージ20上に載置可能となるようにしてい
る。
【0081】一方、受渡しステージ20の上昇位置(図
8に示す受渡しステージ20の位置)は、印刷版12を
次工程への印刷版受渡し位置となっており、この位置
で、印刷版12が受渡しステージ20から取り出されて
次工程へ送られる。なお、このときの印刷版12の受渡
しは、例えば、図示しない搬送手段に設けている複数の
爪部材を印刷版12の周囲に対向させ、この爪部材の先
端を印刷版12の周縁部下方へ入りこませる。この後
に、爪部材を上昇させることにより、印刷版12の周縁
部を爪部材に支持して持ち上げるなど、任意の構成を適
用することができる。
【0082】以下に、本実施の形態の作用として、図9
乃至図14を参照しながら、給版装置10による印刷版
12の取出しを説明する。
【0083】図9には、給版装置10での印刷版12の
取出し処理の流れを示している。給版装置10では、図
示しない製版システムと一体で稼動を開始すると、最初
のステップ200で初期設定を行う。この初期設定で
は、装置内部の各機器を、印刷版12の取出しを行うた
めに予め設定している所定の位置(原位置)に移動した
り、各機器の位置の確認を行う。この初期設定が行われ
ることにより、印刷版装填部16に装填されているスキ
ッド14上からの印刷版12の取り出し処理が可能とな
る。このとき、吸着取出しユニット22では、支持フレ
ーム30に設けられている吸盤28A、28Bの一方
が、印刷版12に対向するように下方へ向けられてい
る。
【0084】この後、ステップ202では、吸着取出し
ユニット22(支持フレーム30)及び分離ユニット2
4(分離フレーム25)が印刷版12へ向けて下降する
ための動作点の設定指示が入力されたか否かを確認す
る。また、ステップ204では、給版要求が行われたか
否か、すなわち、印刷版装填部16に装填されているス
キッド14上からの印刷版12の取り出しを行うか否か
を確認する。
【0085】ここで、印刷版12を積層しているスキッ
ド14の交換、印刷版装填部16へのスキッド14の装
填、スキッド14の印刷版12の上に差し板を載せた
り、取り除いたりした時に、動作点の再設定を行う。こ
の動作点の設定は、上記作業を行った後に、図示しない
操作パネルのスイッチ操作によって指示されることによ
り、ステップ202で肯定判定されて実行される(ステ
ップ206)。
【0086】図10には、この動作点の設定処理の概略
を示している。このフローチャートでは、最初のステッ
プ210で、ロッドレスシリンダ36等を作動させ、分
離ユニット24の分離フレーム25を、動作点の設定を
行う印刷版装填部16(装填部16A叉は装填部16
B)側の初期位置へ移動させる。この初期位置は、スキ
ッド14上の印刷版12を外れた位置となっている。
【0087】この後、ステップ212では、移動モータ
68を作動させて、分離フレーム25を印刷版12の長
手方向に沿って、印刷版12側へ移動させる。これと共
に、ステップ214では、この分離フレーム25の移動
量の計測を開始する。また、ステップ216では、分離
フレーム25に設けている版位置検出センサ74が印刷
版12の長手方向の端部を検出したか否かを確認する。
【0088】ここで、版位置検出センサ74が印刷版1
2を検出して、ステップ216で肯定判定すると、ステ
ップ218へ移行して、印刷版12の長手方向の端部の
位置を演算する。すなわち、分離フレーム25が印刷版
12の長手方向の端部を検出するまでの移動量を計測す
ることにより、印刷版12の長手方向の端部の位置を確
認する。
【0089】次のステップ220では、印刷版12の幅
方向に対する初期位置へ分離フレーム25を移動させ、
この初期位置からロッドレスシリンダ36を作動させ、
分離フレーム25を印刷版12の幅方向に沿って印刷版
12へ向けて移動させる(ステップ222)。これと共
に、ステップ224では、分離フレーム25の移動量の
計測を行い、ステップ226では、版位置検出センサ7
4が印刷版12の幅方向の端部を検出したか否かを確認
する。
【0090】これにより、版位置検出センサ74が印刷
版12の幅方向の端部を検出して、ステップ226で肯
定判定されると、ステップ228へ移行して、印刷版1
2の幅方向の位置を演算する。また、このときの分離フ
レーム25の移動量から、装填されている印刷版12
が、予め設定されているサイズの中の何れのサイズの印
刷版12であるかの確認も可能となる。すなわち、装填
されている印刷版12が、2L1Wサイズ(印刷版12
B)であるか、2L2Wサイズ(印刷版12A)の何れで
あるの確認をすることができる。
【0091】このようにして、印刷版12の位置検出を
行うと、次のステップ229では、この印刷版12の吸
着する時の分離フレーム25の位置(印刷版12の幅方
向及び長手方向に沿った位置)及び支持フレーム30の
位置(印刷版12の幅方向に沿った位置)を動作点とし
て設定する。
【0092】このように、印刷版装填部16に装填され
た印刷版12の位置を、検出することにより、この印刷
版12を取り出すときに、印刷版12の的確な位置を吸
着することが可能となる。
【0093】一方、図9に示すフローチャートでは、図
示しない描画装置等から印刷版12の取り出し要求がな
されると、ステップ204で肯定判定して、ステップ2
08へ移行し、スキッド14上からの印刷版12の取出
し処理を開始する。
【0094】このとき、給版装置10では、先ず分離フ
レーム25によって最上層の印刷版12を吸着し、この
印刷版12に密着している次の印刷版12を分離する分
離処理を行う。この後に、吸着取出しユニット22の支
持フレーム30を用いて、印刷版12の取出しを行うよ
うにしている。
【0095】ここで、先ず、図11及び図12を参照し
ながら分離フレーム25を用いた印刷版12の分離処理
を説明する。
【0096】図11に示すフローチャートは、印刷版1
2の取出し要求がなされると実行されて、最初のステッ
プ230では、分離ユニット24の分離フレーム25
を、印刷版12の位置に基づいて設定した動作点に移動
し、吸盤28Cを印刷版12の長手方向の端部に対向さ
せる。
【0097】次に、ステップ232では、昇降モータ5
2を駆動して、分離フレーム25を下降させる。このと
き、所定のタイミングで分離フレーム25に設けている
吸盤28へ負圧の供給を開始することにより、吸盤28
が最上層の印刷版12に当接すると、この印刷版12を
吸着する(ステップ234)。
【0098】ここで、吸盤28によって印刷版12を吸
着すると、ステップ236では、分離フレーム25の下
降を停止し、吸着した印刷版12から次の印刷版12の
分離処理を行う(ステップ238)。
【0099】一方、分離ユニット24では、分離フレー
ム25に設けている版検出センサ76を用いてスキッド
14上の印刷版12の有無の確認を行い、吸盤28がス
キッド14の上面を吸着して損傷してしまうのを防止し
ている。
【0100】これと共に、分離ユニット24では、版検
出センサ76を用いて、最上層の印刷版12の位置検出
(高さ検出)を行う。
【0101】図12には、印刷版12の高さ検出の概略
を示している。この高さ検出は、分離フレーム25によ
って最上層の印刷版12を吸着するときに並行して行わ
れ、最初のステップ250で、昇降モータ52の作動に
よって分離フレーム25の下降が開始されたことを検出
する(ステップ250で肯定判定)と、ステップ252
へ移行して、分離フレーム25の下降量、すなわち、昇
降モータ52の駆動量の計測を開始する。
【0102】次のステップ254では、版検出センサ7
6が最上層の印刷版12を検出したか否かを確認する。
なお、この版検出は、吸盤28が最上層の印刷版12を
吸着したか否かの判定を用いても良く、また、昇降モー
タ52が停止するまでの駆動量を計測するようにしても
良い。
【0103】ここで、版検出センサ76が印刷版12を
検出してステップ254で肯定判定されると、ステップ
256へ移行して、昇降モータ52の駆動量等から最上
層の印刷版12の位置を演算する。
【0104】一方、図11に示すフローチャートのステ
ップ236で行われる印刷版12の分離処理は、印刷版
12を吸着している分離フレーム25を所定量だけ上昇
させて、印刷版12の長手方向の端部を持ち上げる。こ
の状態で、プッシャーピン72を作動させて、吸盤28
Cの近傍で印刷版12を押し下げる。このプッシャーピ
ン72の作動を複数回繰り返すことにより、吸盤28C
によって吸着している最上層の印刷版12と、この印刷
版12に密着して持ち上げられる印刷版12の間に隙間
を生じさせる。
【0105】この状態で、さらに、エアノズル73から
最上層の印刷版12と次の印刷版12の隙間へエアーを
吹き入れることにより、最上層の印刷版12から次の印
刷版12を剥離させる。なお、印刷版12の分離処理
は、これに限らず従来公知の種々の構成を用いて行うも
のであっても良い。
【0106】このようにして、分離フレーム25を用
い、吸盤28によって吸着している印刷版12から次の
印刷版12の分離を行うと、ステップ238へ移行し
て、吸着取出しユニット22の支持フレーム30に設け
ている吸盤28によって印刷版12を吸着して持ち上げ
たか否かを確認する。
【0107】一方、給版装置10では、この分離ユニッ
ト24の動作に同期させて、吸着取出しユニット22を
作動させて、印刷版12の取出しを行う。図13には、
この吸着取出しユニット22を用いた処理の流れを示し
ている。
【0108】このフローチャートは、印刷版12の取出
し要求がなされると、所定のタイミングで実行され、最
初のステップ260では、印刷版12の位置に基づいて
設定された動作点へ向けて支持フレーム30を移動さ
せ、吸盤28が印刷版12を適正に吸着できる位置に対
向させる。この後、ステップ262では、分離ユニット
24(分離フレーム25)による印刷版12の分離が完
了したか否かを確認する。これにより、最上層の印刷版
12の分離処理が完了してステップ262で肯定判定す
ると、ステップ264へ移行して、昇降モータ102を
作動させて、支持フレーム30の下降を開始する。この
とき、吸着取出しユニット22では、分離ユニット24
によって計測した最上層の印刷版12の位置(高さ)に
基づいて、まず、支持フレーム30を、吸盤28が印刷
版12に接近するまで高速で下降させ、吸盤28が印刷
版12に接近した位置に達すると、吸盤28に負圧を供
給しながら支持フレーム30を緩やかに下降させる。
【0109】これにより、支持フレーム30に設けてい
る吸盤28によって印刷版12を迅速に吸着することが
できる。すなわち、印刷版12を吸着するための支持フ
レーム30の移動時間の短縮を図ることができる。な
お、分離ユニット24による印刷版12の分離が完了し
てから支持フレーム30の下降を開始するのではなく、
印刷版12の分離が完了するタイミングを見計らって、
支持フレーム30の下降を開始するようにしても良い。
【0110】このようにして、支持フレーム30の吸盤
28によって印刷版12を吸着して、ステップ266で
肯定判定されると、ステップ268へ移行して、支持フ
レーム30を分離フレーム25の高さまで持ち上げる。
【0111】この後、ステップ270では、分離フレー
ム25が退避したか否かを確認する。
【0112】図11に示すフローチャートでは、印刷版
12を吸着した支持フレーム30が、分離フレーム25
に合わせた高さまで上昇して、印刷版12を持ち上げる
(図13のステップ268)と、ステップ238で肯定
判定して、ステップ240へ移行する。このステップ2
40では、分離フレーム25の吸盤28Cによる印刷版
12の吸着を解除し、次のステップ242では、分離フ
レーム25を印刷版12の上方から退避させる。これに
より、印刷版12は、支持フレーム30の吸盤28によ
ってのみ吸着されて保持される。
【0113】一方、図13に示すフローチャートでは、
分離フレーム25が印刷版12の上方から退避すると、
ステップ270で肯定判定して、ステップ272へ移行
する。これにより、支持フレーム30が、さらに上昇し
て、所定高さまで印刷版12を持ち上げる。この後、ス
テップ274では、移動モータ94を作動させて、支持
フレーム30を装填部16B側へ移動する。これによ
り、印刷版12が、一旦、装填部16B側へ搬送され
る。
【0114】次の、ステップ276では、支持フレーム
30が装填部16B側の所定位置に達すると、ロータリ
ーシリンダ110を作動させて、支持フレーム30を1
80°回転させる。これにより、支持フレーム30の吸
盤28に吸着されている印刷版12も反転されて、感光
層が上方へ向けられた状態で保持される。また、支持フ
レーム30は、印刷版12を吸着している吸盤28が吸
盤28Aであるときには、吸盤28Bが、印刷版12の
吸着が可能となるように下方へ向けられる。
【0115】次のステップ278では、受渡しステージ
20が、印刷版12の載置の可能な状態であるか否かを
確認し、肯定判定されることにより、支持フレーム30
を受渡しステージ20(装填部16A側)へ向けて移動
させる。これにより、印刷版12が、受渡しステージ2
0上に搬送される。
【0116】この後、吸着取出しユニット22は、所定
のタイミングで、吸盤28への負圧の供給を停止して、
印刷版12の吸着を解除し(ステップ282)、印刷版
12を受渡しステージ20へ受け渡す。
【0117】一方、図14には、受渡しステージ20の
動作の概略を示しており、受渡しステージ20は、ロッ
ドレスシリンダ120のロッド120Aを収縮させた位
置で待機しており、支持フレーム30によって吸着保持
された印刷版12が載置棒118上に搬送された後、支
持フレーム30の吸盤28の吸着が解除されて、ステッ
プ302で肯定判定すると、エアシリンダ120を作動
させて、受渡しステージ20を所定の高さ(受渡し位
置)まで上昇させる(ステップ304)。
【0118】これにより、支持フレーム30の吸盤28
に吸着保持されていた印刷版12は、受渡しステージ2
0上に載せられて、受渡し位置まで持ち上げられる。
【0119】この後、受渡しステージ20は、印刷版1
2が図示しない搬送手段によって取り出されて描画装置
へ搬送されステップ306で肯定判定されると、ステッ
プ308へ移行して待機位置まで下降して待機する。
【0120】一方、分離ユニット24では、印刷版12
上から退避すると、ステップ244へ移行して、次の印
刷版12の取り出しを行うか否かを確認し、次の印刷版
12の取出し処理を行うときには、ステップ244で肯
定判定されてステップ246へ移行する。
【0121】このステップ246では、支持フレーム3
0によって吸着された印刷版12がスキッド14上から
移動したか否かを確認する。すなわち、支持フレーム3
0によって印刷版12が持ち上げられて、分離フレーム
25が次の印刷版12の分離処理が可能な状態となった
か否かを確認し、次の印刷版12に対する分離処理が可
能な状態となって、ステップ246で肯定判定すると、
ステップ230へ移行して、次の印刷版12に対する分
離処理を開始する。
【0122】また、吸着取出しユニット22では、図1
3のフローチャートに示すように、受渡しステージ20
が印刷版12を持ち上げられ、ステップ284で肯定判
定されると、ステップ286へ移行して、次の印刷版1
2の取出しを行うか否かを確認する。
【0123】これにより、印刷版12を連続して取り出
すときには、ステップ286で肯定判定して、ステップ
260へ移行して、支持フレーム30を動作点へ移動
し、分離ユニット24が最上層の印刷版12の分離が終
了していれば、そのまま、支持フレーム30の下降を開
始する。
【0124】すなわち、支持フレーム30には、吸盤2
8Aと、この吸盤28Aと反対方向へ向けている吸盤2
8Bが設けられているため、吸盤28Aによって印刷版
12を吸着して、この印刷版12を反転させることによ
り、吸盤28Bによる印刷版12の吸着が可能となる。
【0125】したがって、受渡しステージ20へ印刷版
12を受け渡した後に、支持フレーム30を反転させる
ことなく、次の印刷版12の取出しが可能となり、支持
フレーム30に設けた吸盤28によって印刷版12を吸
着するまでの時間短縮が可能となる。
【0126】また、給版装置10では、支持フレーム3
0が印刷版12を取り出すと、この印刷版12を受渡し
ステージ20に載置するまでの間に、分離フレーム25
によって次の印刷版12の分離を開始することができる
ので、連続した印刷版12の取出し処理を迅速に行うこ
とができる。
【0127】また、スキッド14からの印刷版12の取
出し処理に先だって、版位置検出センサ74によって印
刷版12の位置を検出し、この検出位置に基づいて分離
フレーム25及び支持フレーム30を移動させるので、
それぞれに設けている吸盤28によって、印刷版12上
の適正な位置を吸着することができるので、印刷版12
の吸着位置がずれるなどして、吸着ミスが生じてしまう
のを確実に防止することができる。
【0128】なお、以上説明した本実施の形態は、本発
明の一例を示すものであり、本発明の構成を限定するも
のではない。例えば、本実施の形態では、吸着取出しユ
ニット22とは別に分離ユニット24を設けて、主に最
上層の印刷版12から次の印刷版12を分離するように
したが、分離ユニット24を設けずに、吸着取出しユニ
ット22によって、印刷版12の分離を行うようにした
ものであっても良い。この場合、支持フレーム30の上
下両方へ向けてプッシャーピン72やエアノズル73等
の分離機構を設けるようにすれば良い。
【0129】また、本発明は、給版装置10に限らず、
多数枚が積層されている印刷版12を最上層から取り出
す任意の構成の給版装置に適用することができる。
【0130】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、支
持手段に第1及び第2の吸着手段を設け、一方の吸着手
段で吸着した印刷版を反転させることにより他方の吸着
手段での印刷版の吸着が可能となるようにしている。こ
れにより、印刷版を連続して取り出すときに、取出し時
間の短縮を図ることででき、多数枚の印刷版の取出しを
迅速に、かつ円滑に行うことができるという優れた効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に適用した給版装置の概略構成図
である。
【図2】給版装置の要部を示す概略斜視図である。
【図3】給版装置の概略平面図である。
【図4】給版装置を印刷版の幅方向側から見た概略構成
図である。
【図5】分離ユニットの要部を示す概略斜視図である。
【図6】分離ユニットを印刷版の長手方向側から見た概
略構成図である。
【図7】吸着取出しユニットの要部を示す概略斜視図で
ある。
【図8】吸着取出しユニットを印刷版の長手方向側から
見た概略構成図である。
【図9】給版装置の作動の概略を示す流れ図である。
【図10】分離ユニットを用いた印刷版の位置検出の概
略を示す流れ図である。
【図11】分離ユニットでの処理の概略を示す流れ図で
ある。
【図12】分離ユニットを用いた印刷版の高さ位置検出
の概略を示す流れ図である。
【図13】吸着取出しユニットでの処理の概略を示す流
れ図である。
【図14】受渡しステージでの処理の概略を示す流れ図
である。
【符号の説明】
10 給版装置 12 印刷版 16(16A、16B) 印刷版装填部(第1及び第
2の装填部) 18 受渡し部 20 受渡しステージ(受渡し手段) 22 吸着取出しユニット 24 分離ユニット(第3の吸着手段、分離手段) 25 分離フレーム 28A、28B 吸盤(第1及び第2の吸着手段) 28C 吸盤(第3の吸着手段) 30 支持フレーム(支持手段) 36 ロッドレスシリンダ 52 昇降モータ 68 移動モータ 74 版位置検出センサ 76 版検出センサ 94 移動モータ 102 昇降モータ(昇降手段) 110 ロータリーシリンダ(反転手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H084 AA19 AA26 AA30 AA40 CC05 3F101 CA05 CB08 CC19 CD07 CE04 LA06 LB12 3F102 AA13 AB09 BA10 BA13 CA03 CB03 DA11 EB01 EC03 3F343 FB05 FC30 GA01 GB01 GC04 GD04 HA12 HD20 JB27 KB03 KB05 LA03 LA04 LA14 LC08 LD06 MA04 MA13 MA23 MA31

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光層が下方へ向けられて積層された印
    刷版を、最上層から順に取り出し、前記感光層を上方へ
    向けた状態で受け渡す給版装置であって、 前記積層された印刷版が装填される印刷版装填部と、 前記印刷版装填部に装填された前記印刷版の上面に略平
    行に対向される支持手段と、 前記支持手段の一方の面に設けられて前記印刷版に当接
    することにより該印刷版の吸着保持が可能となる第1の
    吸着手段と、 前記支持手段の他方の面に設けられて前記印刷版に当接
    することにより該印刷版の吸着保持が可能となる第2の
    吸着手段と、 前記支持手段を前記積層された印刷版の上面に対して上
    下移動させる昇降手段と、 前記昇降手段によって所定高さまで上昇された前記支持
    手段を反転させることにより、前記第1又は第2の吸着
    手段の何れか一方を前記印刷版の上面に対向させる反転
    手段と、 前記印刷版装填部の上方に設けられて、前記第1又は第
    2の吸着手段によって吸着保持されて前記反転手段によ
    り反転された前記印刷版を次工程へ送り出し可能に載置
    する受渡し部と、 を含むことを特徴とする給版装置。
  2. 【請求項2】 前記印刷版の一端部に対向して該印刷版
    の端部を吸着する第3の吸着手段と、 前記第3の吸着手段によって前記印刷版の一端部を吸着
    した状態で、この印刷版から次の印刷版の密着を解除し
    て分離する分離手段と、 を含み、前記第1及び第2の吸着手段が、前記第3の吸
    着手段が吸着する領域を除く領域を吸着して保持可能と
    していることを特徴とする請求項1に記載の給版装置。
  3. 【請求項3】 前記印刷版装填部が、それぞれに積層さ
    れた印刷版が装填される第1及び第2の装填部を備えて
    いるときに、前記第1又は第2の装填部の何れか一方の
    上方に前記受渡し手段が設けられると共に、前記反転手
    段が前記第1叉は第2の装填部の何れか他方の上方で前
    記支持手段を反転させることを特徴とする請求項1又は
    請求項2に記載の給版装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007133381A (ja) * 2005-10-04 2007-05-31 Punch Graphix Internatl Nv 印刷版を装填するための画像形成システムおよび方法
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CN103785661A (zh) * 2013-11-13 2014-05-14 东莞市佳的自动化设备科技有限公司 一种电池极片翻面装置

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