JPH0625992B2 - 配達物等の発着共用ロッカ− - Google Patents

配達物等の発着共用ロッカ−

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JPH0625992B2
JPH0625992B2 JP18866487A JP18866487A JPH0625992B2 JP H0625992 B2 JPH0625992 B2 JP H0625992B2 JP 18866487 A JP18866487 A JP 18866487A JP 18866487 A JP18866487 A JP 18866487A JP H0625992 B2 JPH0625992 B2 JP H0625992B2
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GOORU KK
TOWA FUDOSAN KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はテナントビル・マンションの出入口付近に設置
される配達物等の発着共用ロッカーに関し、詳しくは、
無人で、到着荷物又は発送荷物を一時的に保管し、安全
・確実に、入居者又は宅配業者に受け渡すことができ、
しかも入居者が荷物の発送をも依頼できるロッカーシス
テムの提供を目的とする。
(従来の技術及びその問題点) マンション等の集合住宅で、入居者が不在のときでも配
達物等を受け取ることを可能とするロッカーシステムと
して、管理人が配達業者から代理受領した到着荷物を、
出入口付近に設置された複数のロッカーの一つに収納
し、入居者は帰宅時に暗証番号をもって、そのロッカー
を開けるようにしたものがある(特開昭62−2197
4)。
しかし、このシステムは受領証を発行できないため管理
人がいなければ使用できない。このため管理業務の合理
化等のため管理人を削減したり、あるいは玄関等の受付
業務を廃止したりする傾向のある最近のマンション等へ
の採用には不適当である。
これに対して、管理人がいなくても使用を可能にしたロ
ッカーシステムも提案されている(特開昭62−374
78)。このシステムは操作を可能とするために、配送
人に登録済みの配送人キーを、入居者に登録済みの入居
者キーを、夫々所持させるものである。配送時には、任
意のロッカーに配送荷物を収納した後、そのロッカーキ
ーをロッカーキー収納箱に入れ、収納箱の番号と居住室
番号を登録すると、配達を証明する記録カードを発行す
る。荷物の受け取り時には、入居者キーの識別により、
入居者に収納箱の番号を表示してそのロッカーキーの使
用を可能にさせる。
しかしこの無人化されたシステムにおいては、配送人キ
ー,入居者キーの他に、各ロッカー毎のロッカーキーを
使用しているので、ロッカーキー収納箱が必要となり、
操作が繁雑となる欠点がある。
そして上記2つの公開公報に記載のいずれのロッカーシ
ステムにおいても、ロッカーを操作する者のチェックを
暗証番号のみ又は登録キーの一方のみで行っているた
め、それらを他人に知られ又は落とした場合に、容易に
荷物を取られるおそれがあって信頼性の点で不十分であ
り、さらに、これらの2つのシステムは配送荷物の受け
取りのみを目的として構成され、入居者が宅配業者に依
頼のクリーニングやその他の荷物の発送依頼をする場合
の発送ができないという欠点があった。
そこで本発明は、管理人がいなくても、簡単な操作で信
頼性高く、宅配業者と入居者の相互間で、荷物の発送並
びに受け取りを可能にする配達物等の共同ロッカーを提
供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明が上記目的を達成するために提供する配達物等の
発着共用ロッカーは、テナントビルの出入口などに設置
され、特定業者と入居者との相互間で荷物を受け渡すた
めの発着共用ロッカーシステムであって、 電子錠をそれぞれ有する複数のロッカー(2)と、このロ
ッカーへの荷物の収納状態を、各入居者単位で、到着と
発送を区別して表示する第1表示器(5)と、特定業者と
入居者のIDカードの情報を読み取るカードリーダ(6)
と、暗証番号などを入力するキー入力部(7,7a,7b)と、
操作に必要な情報を表示する第2表示器(8,11)と、操作
者の操作内容に応答して必要な情報を印字出力するプリ
ンタ(10)と、必要なメッセージや警告音を発生する音声
出力部(12,13)と、この装置各部の動作を制御する制御
部(14)とで構成されており、 収納する荷物は、到着荷物なのか発送荷物なのかの情
報を、前記キー入力部から受けとる動作選択手段と、
収納する荷物を受け取るべき者と、当該荷物を収納する
為に使用したいロッカーとを、前記キー入力部の操作を
介して特定する情報入力手段と、IDカードに記憶さ
れている当該操作者の暗証番号情報を前記カードリーダ
から読み取ると共に、この情報と、操作者が前記キー入
力部から入力する暗証番号とを照合する照合手段と、
この照合結果が一致する場合には、第1所定時間だけ、
前記情報入力手段によって特定されたロッカーを解錠す
る解錠手段と、前記第1所定時間内に荷物が収納され
た場合に、第2所定時間までにこのロッカーが閉じられ
たか否かを判定して、もし閉じ忘れがあれば前記音声出
力部から警告音を発生する警報手段と、荷物を収納さ
れたロッカーが前記第2所定時間内に閉じられた場合
に、前記キー入力部(7b)による動作終了の操作に応答し
て必要な情報を前記プリンターから出力すると共に、前
記動作選択手段の受けた情報に対応して、前記第1表示
器に荷物到達か荷物発送かの区別を表示をする動作終結
手段と、前記動作選択手段から前記動作終結手段まで
の動作中、必要に応じて前記第2表示器と音声出力部と
を動作させて、操作者に対して適宜な情報を出力する操
作補助手段とを特徴的に備えている。
(実施例) 本発明を以下の一実施例について説明する。
本発明の配達物等の発着共用ロッカー(1)の全体構成を
示す第1図及び外観を示す第2図(A)(B)(C)において、
(2)は電気錠(3)(3)…とドアスイッチ(4)(4)…を夫々有
する複数のロッカーで、収納する荷物の大小に対応でき
るように複数種類の大きさに形成されている。ここで電
気錠(3)(3)…は通電することによりロッカーの施錠・解
錠を行うもので、例えば第2図(B)に拡大して示すよ
うに通電時解錠型のものが使用される。図において(2a)
はドア,(2b)は収納室,(3a)は電気錠の受部材である。
またドアスイッチ(4)(4)…はドアの開閉状態を検出する
もので、例えばリミットスイッチが使用される。(5)
は、第2図(C)に拡大して示すコントロールボックス
(A)の制御パネル上部に設けられて、ロッカーへの荷
物の収納状態を表示する表示器で、各居住者単位で設け
られたテナントNO.表示ポケット(5a)(5a)…に、テナン
トNO.とともに、荷物の到着を示す赤色のLED(R)
と荷物の発送依頼中を示す緑色のLED(G)を配設し
ている。ここで、コントロールボックス(A)は、ロッ
カー内に着脱自在に埋め込まれるもので、メンテナンス
を簡易化するために、第2図(D)に拡大して示す表側
の鍵(a)により簡単に取り付け,取り外しができるよう
になっている。(6)は宅配業者及び入居者のIDカード
(6a)を読取るカードリーダで、この実施例では、そのス
リット(6b)の上から下にIDカード(6a)を手動でスライ
ドさせる方式のものが使用されている。なお、IDカー
ド(6a)としては磁気カードの他にCPUを備えたIDカ
ード等も使用できる。(7)はテンキーで、宅配業者及び
入居者の暗証番号,ロッカーNO.,入居者NO.,及び業者
NO.等を入力するために使用される。(7a)はテンキー(7)
に併設された終了確認スイッチ、(7b)は入居者NO.等の
選択スイッチである。(8)は液晶表示器等のディスプレ
イで、テンキー(7)による入力データの他にエラーメッ
セージ等を表示する。(9)は年,月,日,時,分の現在
時刻を出力する時計回路で、荷物をロッカーに収納した
際の受領証の発行等の記録を取るために使用される。(1
0)はプリンタで、受領証等を発行し、その保存記録を作
成するために使用される。受領証(10a)は外側に自動的
に排出されるが、図示しない保存記録用のロール紙は内
部で自動的に巻き取られる方式である。(11)は動作確認
ランプで、OK表示(G)とNG表示(R)の二個が設
けられる。(12)は動作確認用のブザー,(13)はドア開放
エラー,終了確認等のメッセージを音声出力するスピー
カで、音声ROMを内蔵した音声回路(13a)によって駆
動される。(14)はCPU,RAM,ROM等によって構
成された制御回路で、バスライン(14a)と各種インター
フェイス〔カードリーダインターフェイス(6b),ディス
プレイドライバ(8a),プリンタインターフェイス(10
b),I/O回路(14b)〕を通して周辺の回路・機器と接
続される。この制御回路(14)は、そのROM内のプログ
ラムによって、宅配業者及び入居者の暗証番号等を登録
するコード記憶部(15a),ロッカーの荷物の収納状態を
記憶するロッカー状態記憶部(15b),IDカード(6a)の
真偽を判定するカード判定部(16)及びこのロッカーシス
テム全体の動きを制御する制御部(17)を、機能的に構成
している。なお、上記記憶部(15a)(15b)は不揮発性の記
憶素子、例えば電池(14c)でバックアップしたRAM等
の内部に配置される。
また(18)は、電流を必要とする周辺装置とI/O回路(1
4b)とを接続するDC入出力回路,(19)は外部の管理用
パーソナルコンピュータ(20)等との通信を行う通信イン
ターフェース,(21)は本装置内部に所定の電圧を供給す
るDC出力電源回路である。
次に本発明の配達物等の発着共用ロッカー(1)の動作に
ついて説明する。
本発明は宅配業者から入居者に荷物を引き渡す配送時の
一時保管と、これとは逆に入居者が宅配業者に荷物を引
き渡す発送依頼時の一時保管が同時にできるものであ
る。これらの動作は基本的には同じである。
最初に配送時の動作について、第3図及び第4図に示す
フローチャートについて説明する。
第3図に示すのは、宅配業者が荷物を配達し、ロッカー
に荷物を収納してから、受領証を受け取るまでの作動フ
ローである。
始めに、宅配業者が荷物を持ってテナントビル又はマン
ションに到着すると、インターホン(22)で、配達先の入
居者に連結する。在宅であれば直接配達できるが、不在
であれば、本発明の発着共用ロッカー(1)の所に行く。
そして、テンキー(7)および選択スイッチ(7b)を操作し
て、配達先の入居者NO.,使用するロッカーNO.を入力
し、この入力データをディスプレイ(8)の表示により確
認する。ここで使用するロッカーは、配達する荷物の大
きさ,数により、適当な大きさのものを一個又は複数選
択することができる。なお既に荷物が入っているロッカ
ーの使用が禁止されるのは当然で、使用可能なロッカー
NO.が予めディスプレイ(8)に表示されているので、この
中から選択することになる。
次に既に暗証番号とともに業者NO.が登録されている宅
配業者のIDカード(6a)を、カードリーダ(6a)に差し込
む。カード判定部(16)はカードリーダ(6a)の出力を受け
照合動作をする。この照合動作は、テンキー(7)によっ
て入力された暗証番号と、IDカード(6a)から読み取っ
たデータ(業者NO.等)に応じてコード記憶部(15)から
読み出した登録済の暗証番号との一致検出である。なお
この時、そのIDカード(6a)の有効期限チェックも行
う。この有効期限はコード記憶部(15a)に登録されるも
ので、カード判定部(16)が時計回路(9)の出力する現在
の年,月,日,時,分のデータと比較する。この結果照
合不一致又は期限切れのときは、動作確認ランプ(11)の
NG表示(R)が点灯し、ディスプレイ(8)にエラーメ
ッセージが表示される等のエラー表示とともに、プリン
タ(16)にこのメッセージがプリンタアウトされる。操作
誤りのときは再操作すればよい。照合が一致したとき
は、動作確認ランプ(11)のOK表示(G)が点灯する。
そして制御部(17)は、指定されたロッカー(2)の電気錠
(3)に、選択的に通電して解錠する。この通電時間は、
扉が閉じたままだと例えば20秒間で、その時間内でな
いと、扉を開けることができない。配達人が扉が開け荷
物を入れて、使用の指定をした全てのロッカー(2)の扉
を閉めると、スピーカ(13)から、“終了確認スイッチを
押して下さい”という終了確認指示が発声される。なお
ロッカー(2)の開閉状態はドアスイッチ(4)(4)…によっ
て制御部(17)が監視しており、扉が開いてから、例えば
60秒経過しても開いたままのものがあると、ブザー(1
2)が警報を発する。これは閉め忘れを防止するためであ
る。
終了確認スイッチ(7a)を押すと、電気錠(3)への通電が
停止して施錠される。そしてプリンタ(10)が受領証(10
a)を発行する。この受領証(10a)には、受領人を示す入
居者NO.、配達の年,月,日,時,分,荷物を入れたロ
ッカーNO.,宅配者コード,配達コードが印字されてい
る。この印字データは、これと同じ内容のものがプリン
ター(8)の内部に設けられた保存記録用のロール紙にも
印字される。これは内部で連続して巻き取られ、後にチ
ェックする必要が生じた場合に利用される。
この受領証(10a)の発行と同時に、表示器(5)が点灯表示
する。このときは配達を受けた入居者のテナントNO.表
示ポケット(5a)の赤色のLED(R)を点灯させ、収納
されたものが、到着荷物であることを表示する。このよ
うな赤色点灯表示は、最初にカードリーダ(6)に宅配業
者用のIDカード(6a)が挿入されたとき、カード判定部
(16)が配達であると識別したデータに基づいて、制御部
(17)によって行われる。そして、このような、ロッカー
への荷物収納状態は、制御回路(14)内のロッカー状態記
憶部(15b)が、到着と発送の区別、荷物の発信人と受け
取り人を示す行者NO.及び入居者NO.とともに、以後記憶
・保持する。
なお終了確認スイッチ(7a)を押す前であれば、図示しな
いキャンセルスイッチを押すことにより、上記荷物の収
納作業を途中で、キャンセルすることができる。これ
は、操作の間違いに途中で気が付いた場合のやり直し等
のためである。しかし終了確認スイッチ(7a)を押して、
受領証(10a)を受け取ってしまうと、キャンセルや再解
錠はできない。
配達人が受領証(10a)及びIDカード(6a)を受け取って
帰ってしまうと、荷物が配達されていることを表示器
(5)の赤色のLED(R)が荷物の到着中を表示した状
態で、入居者の受け取り操作を待機する状態となる。
入居者が帰宅したときの受け取り動作は第4図に示す動
作フローのようになる。
入居者が建物の出入口付近に設けてある共同ロッカーの
表示器(5)の自分のテナントNO.表示ポケット(5a)を見
て、荷物到着を示す赤色LED(R)が点灯しているこ
とを確認すると、テンキー(7)と選択スイッチ(7b)を操
作して自己の入居者NO.を入力する。
すると制御部(17)はロッカー状態記憶部(15b)の記憶デ
ータを読み込むことにより、ディスプレイ(8)に、その
居住者の荷物を収納したロッカーNO.及び配達した業者
コード等を表示させる。荷物を受け取ろうとした入居者
が自己の入居者用のIDカード(6a)をカードリーダ(6)
に挿入し、テンキー(7)により暗証番号を入力すると、
制御部(17)は前述の要領で照合動作を行う。照合不一致
ならば、動作を進めることができないが、照合結果が一
致していると、制御部(17)は対応するロッカー(2)の電
気錠(3)に通電して解錠する。
これによって入居者は扉を開け、荷物を取り出すことが
できる。荷物の取り出し動作の扉の開閉は、前記第3図
で説明した荷物の収納動作と同様であり、扉を開けてか
ら、例えば60秒以内に扉が閉められないとブザー(12)
が警報を発声して注意を促す。
スピーカ(13)の音声による指示に従って、終了確認スイ
ッチ(7a)を押せば、荷物受け取り書(10a)がプリンタ(1
0)によって発行される。この印字内容は先に説明した受
領証と同様のものである。この後他のロッカー(2)に、
まだ到着した荷物が残されている場合は、自己のテナン
トNO.表示ポケット(5a)の赤色LED(R)が消灯しな
いので、これを確認する。点灯していれば、前述の動作
を繰り返して、そのロッカー(2)からも荷物を取り出
す。
自己の荷物を収納した全てのロッカー(2)から荷物が取
り出されてしまうと、制御部(17)は電気錠(3)への通電
を遮断して施錠を行う。これで荷物の受け取り動作が終
了する。
以上の動作説明は、宅配業者が入居者に荷物を受け渡す
配送時についてのものであったが、これとは逆に入居者
が宅配業者に、衣類のクリーニングや小包の運送を依頼
する発送の場合にも、同様に行える。
この場合に、入居者が行うロッカー(2)への荷物の収納
は、先に説明した宅配業者が行うものと略同様で、第5
図に示す動作フローに従ってなされる。
始めに、テンキー(7)および選択スイッチ(7b)を操作し
て、依頼先の業者NO.,使用するロッカーNO.,入居者N
O.を入力し、これをディスプレイ(8)の表示によって確
認する。誤っていればクリアーして最初からやり直す。
次に入居者用のIDカード(6a)を挿入して、照合を受
け、指定したロッカー(2)が解錠されれば、扉を開けて
荷物を入れる。
所定時間内に扉を閉め、終了確認スイッチ(7a)を押す
と、収納した荷物が、発送依頼の荷物であることが、テ
ナントNO.表示ポケット(5a)の緑色発光LED(G)の
点灯によって表示される。このような緑色点灯表示は、
最初にカードリーダ(6)に入居者用のIDカード(6a)が
挿入されたとき、カード判定部(16)が発送依頼であると
識別したデータに基づいて、制御部(17)によって行われ
る。これと同時に、ロッカー(2)の施錠、送り状(受領
証)の発行がプリンター(10)によってなされ、発送依頼
の動作が終了する。
発送を行った入居者は、宅配業者に電話等で連結し、自
己の入居者NO.を告げておくだけでよい。連絡を受けた
宅配業者は、第4図の動作フローで説明した入居者が行
うのと略同様の手順で、荷物を取り出すことができる。
すなわち、荷物を受け取りに来て、依頼人である入居者
のテナントNO.表示ポケット(G)の点灯を確認した
後、自己の持つIDカードを挿入し暗証番号で、チェッ
クを受けた後、制御回路内のロッカー状態記憶部(15b)
の記憶データに従って、確実に荷物を受け取ることがで
き、誤って受け渡されたり、不正操作をする余地はな
い。
(発明の効果) 本発明によれば、受領証の発行と同時に保存記録用のハ
ードコピーがプリンター内部に残され、また宅配業者と
入居者が荷物の収納及び取り出しの際にIDカードと暗
証番号の二重チェックを受けるので、管理人がいなくて
も、安全・確実に、荷物の配達と発送を同時に行うこと
ができる。また本発明装置は、制御回路によって、テナ
ントNO.表示ポケット及びディスプレイ等の表示手段と
プリンタ,ドアスイッチ,及び電気錠等の機械的操作手
段等を、一元的に制御するから、非常に操作性のよいも
のとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の配達物等の発着共用ロッカーの全体構
成を示すブロック図、第2図(A)はその外観を示す正
面図、第2図(B)はロッカーの単位ユニットの斜視
図、第2図(C)はコントロールボックスの拡大正面
図、第2図(D)はコントロールボックスの鍵を示す第
2図(C)のM−M線に沿う拡大断面図である。第3図
は配達時のロッカーへの荷物の収納動作を説明するフロ
ーチャート、第4図はロッカーから荷物を取り出す動作
を説明するフローチャートである。第5図は発送依頼時
のロッカーへの荷物の収納動作を説明するフローチャー
トである。 (1)…配達物等の発着共用ロッカー、(2)…ロッカー、
(3)…電気錠、(4)…ドアスイッチ、(5)…表示器、(5a)
…テナントNO.表示ポケット、(6)…カードリーダ、(6a)
…IDカード、(7)…テンキー、(8)…ディスプレイ、
(9)…時計回路、(10)…プリンタ、(10a)…受領証、(14)
…制御回路、(15a)…コード記憶部、(15b)…ロッカー状
態記憶部、(16)…カード判定部、(17)…制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テナントビルの出入口などに設置され、特
    定業者と入居者との相互間で荷物を受け渡すための発着
    共用ロッカーシステムであって、 電子錠をそれぞれ有する複数のロッカー(2)と、このロ
    ッカーへの荷物の収納状態を、各入居者単位で、到着と
    発送を区別して表示する第1表示器(5)と、特定業者と
    入居者のIDカードの情報を読み取るカードリーダ(6)
    と、暗証番号などを入力するキー入力部(7,7a,7b)と、
    操作に必要な情報を表示する第2表示器(8,11)と、操作
    者の操作内容に応答して必要な情報を印字出力するプリ
    ンタ(10)と、必要なメッセージや警告音を発生する音声
    出力部(12,13)と、この装置各部の動作を制御する制御
    部(14)とで構成されており、 収納する荷物は、到着荷物なのか発送荷物なのかの情報
    を、前記キー入力部から受けとる動作選択手段と、 収納する荷物を受け取るべき者と、当該荷物を収納する
    為に使用したいロッカーとを、前記キー入力部の操作を
    介して特定する情報入力手段と、 IDカードに記憶されている当該操作者の暗証番号情報
    を前記カードリーダから読み取ると共に、この情報と、
    操作者が前記キー入力部から入力する暗証番号とを照合
    する照合手段と、 この照合結果が一致する場合には、第1所定時間だけ、
    前記情報入力手段によって特定されたロッカーを解錠す
    る解錠手段と、 前記第1所定時間内に荷物が収納された場合に、第2所
    定時間までにこのロッカーが閉じられたか否かを判定し
    て、もし閉じ忘れがあれば前記音声出力部から警告音を
    発生する警報手段と、 荷物を収納されたロッカーが前記第2所定時間内に閉じ
    られた場合に、前記キー入力部による動作終了の操作に
    応答して必要な情報を前記プリンターから出力すると共
    に、前記動作選択手段の受けた情報に対応して、前記第
    1表示器に荷物到達か荷物発送かの区別を表示をする動
    作終結手段と、 前記動作選択手段から前記動作終結手段までの動作中、
    必要に応じて前記第2表示器と音声出力部とを動作させ
    て、操作者に対して適宜な情報を出力する操作補助手段
    と、 を備えることを特徴とする配達物等の発着共用ロッカ
    ー。
JP18866487A 1987-07-28 1987-07-28 配達物等の発着共用ロッカ− Expired - Lifetime JPH0625992B2 (ja)

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