JP2586023Y2 - 荷物受渡用ロッカー - Google Patents
荷物受渡用ロッカーInfo
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- JP2586023Y2 JP2586023Y2 JP1684393U JP1684393U JP2586023Y2 JP 2586023 Y2 JP2586023 Y2 JP 2586023Y2 JP 1684393 U JP1684393 U JP 1684393U JP 1684393 U JP1684393 U JP 1684393U JP 2586023 Y2 JP2586023 Y2 JP 2586023Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主としてマンション等
の集合住宅に設置される、居住者と宅配業者の間におけ
る配達荷物及び発送荷物の受渡しの仲介機能を有する荷
物受渡用ロッカーに関する。
の集合住宅に設置される、居住者と宅配業者の間におけ
る配達荷物及び発送荷物の受渡しの仲介機能を有する荷
物受渡用ロッカーに関する。
【0002】
【従来の技術】近時の統計によればマンション等の集合
住宅の居住者の約40パーセントが不在勝であるとなっ
ている。その原因は、主婦のパート就業、カルチャー活
動への参加の増加等によるものである。このことが、宅
配荷物の受領を困難ならしめるとか、また、荷物を発送
しようとしても通勤時間帯に取扱店が開店していないと
か、取扱店まで重い荷物を持参するのが煩わしいとかと
いう問題があった。このようにして、集合住宅の管理人
に宅配荷物の受領と荷物の発送を依頼していたが、管理
人の責任、荷物の保管場所の設置、管理人への謝礼、管
理人の拒否というような問題が生じていた。
住宅の居住者の約40パーセントが不在勝であるとなっ
ている。その原因は、主婦のパート就業、カルチャー活
動への参加の増加等によるものである。このことが、宅
配荷物の受領を困難ならしめるとか、また、荷物を発送
しようとしても通勤時間帯に取扱店が開店していないと
か、取扱店まで重い荷物を持参するのが煩わしいとかと
いう問題があった。このようにして、集合住宅の管理人
に宅配荷物の受領と荷物の発送を依頼していたが、管理
人の責任、荷物の保管場所の設置、管理人への謝礼、管
理人の拒否というような問題が生じていた。
【0003】上記の問題を解決するために本考案の出願
人は、集合住宅等の留守中の居住者に対する宅配荷物
を、宅配業者が集合住宅に設置されたコンピューターに
よる格納機能を有するロッカーに格納し、受取書が得ら
れ、当該居住者が宅配荷物を受領できる荷物受渡用ロッ
カーを提供した。それは特開昭63ー55664号(配
送荷物の管理システム)、特開昭63ー181872号
(荷物受渡装置)である。しかしながら、これらには居
住者の荷物受領機能のみを備え、宅配業者への荷物の発
送機能は具備されていなかった。
人は、集合住宅等の留守中の居住者に対する宅配荷物
を、宅配業者が集合住宅に設置されたコンピューターに
よる格納機能を有するロッカーに格納し、受取書が得ら
れ、当該居住者が宅配荷物を受領できる荷物受渡用ロッ
カーを提供した。それは特開昭63ー55664号(配
送荷物の管理システム)、特開昭63ー181872号
(荷物受渡装置)である。しかしながら、これらには居
住者の荷物受領機能のみを備え、宅配業者への荷物の発
送機能は具備されていなかった。
【0004】そして、更に改良されたものとして荷物の
受取りと、荷物の発送を可能にする「荷物の受渡装置
(実開昭64ー35981)」が提供された。しかし、
この装置のロッカーは、管理人が宅配業者からの荷物を
受取り保管し、帰宅した居住者に引渡し、また、居住者
が発送する荷物を受取り保管し、宅配業者に発送荷物を
引渡しするための管理人専用のもので、管理人の帰宅時
または外出時には、その荷物受渡しの機能が発揮されな
いものであった。
受取りと、荷物の発送を可能にする「荷物の受渡装置
(実開昭64ー35981)」が提供された。しかし、
この装置のロッカーは、管理人が宅配業者からの荷物を
受取り保管し、帰宅した居住者に引渡し、また、居住者
が発送する荷物を受取り保管し、宅配業者に発送荷物を
引渡しするための管理人専用のもので、管理人の帰宅時
または外出時には、その荷物受渡しの機能が発揮されな
いものであった。
【0005】そして、最近時に至り上記の欠点を無くし
た「無人システムの荷物の受渡装置(実開平4ー488
1)」が提供された。この装置のロッカーの構成は以下
のとおりである。 a.同じ大きさか異なる大きさの各ロッカーがそれぞれ
所要個数ずつ組み合わされてロッカー部が形成され、 b.各ロッカーには、収納された荷物を自動的に検知す
る収納検知センサーと、扉が閉じられたことを自動的に
検知する閉鎖検知センサーと、扉が閉じられたときに自
動的にロックされる自動ロック錠と、ロッカー番号の入
力により点灯されるが自動ロック錠がロックされたとき
に消灯されるロッカー表示灯とがそれぞれ設けられ、 c.各ロッカーの開閉を制御する制御ユニットはロッカ
ー部に隣接して配置され、 d.制御ユニットの表面には、磁気カード用のカード挿
入口、荷物受渡しのプリント用紙の送り出し口、0から
9までのテンキーと各操作指示を入力する選択・応答キ
ーを備えた入力部、磁気カードの挿入と入力部からの入
力データにより予め設定されたプログラムに従い操作案
内を表示するCRTなどの電気作動式の表示部が設けら
れ、 e.制御ユニット内には、磁気カードの情報を読みとる
カードリーダーと、荷物受け渡しのプリント用紙を発行
するプリンターと、操作を音声で指示する音声装置と、
入力時に記憶されている情報がその後に入力される情報
と一致したときに該当するロッカーの自動ロック錠に解
錠指令を出すとともに、各ロッカーの前記両センサーと
自動ロック錠からの情報でプリンターに印字指令を出す
主制御部と、前記各操作の入力に伴う経過を自動的に記
憶する記憶部と、発送荷物がロッカーに収納されたとき
に選択・応答キーからの入力により指定業者に集荷依頼
を連絡する自動電話用モデムと、前記各部に給電を行な
う電源部とが設けられているものである。
た「無人システムの荷物の受渡装置(実開平4ー488
1)」が提供された。この装置のロッカーの構成は以下
のとおりである。 a.同じ大きさか異なる大きさの各ロッカーがそれぞれ
所要個数ずつ組み合わされてロッカー部が形成され、 b.各ロッカーには、収納された荷物を自動的に検知す
る収納検知センサーと、扉が閉じられたことを自動的に
検知する閉鎖検知センサーと、扉が閉じられたときに自
動的にロックされる自動ロック錠と、ロッカー番号の入
力により点灯されるが自動ロック錠がロックされたとき
に消灯されるロッカー表示灯とがそれぞれ設けられ、 c.各ロッカーの開閉を制御する制御ユニットはロッカ
ー部に隣接して配置され、 d.制御ユニットの表面には、磁気カード用のカード挿
入口、荷物受渡しのプリント用紙の送り出し口、0から
9までのテンキーと各操作指示を入力する選択・応答キ
ーを備えた入力部、磁気カードの挿入と入力部からの入
力データにより予め設定されたプログラムに従い操作案
内を表示するCRTなどの電気作動式の表示部が設けら
れ、 e.制御ユニット内には、磁気カードの情報を読みとる
カードリーダーと、荷物受け渡しのプリント用紙を発行
するプリンターと、操作を音声で指示する音声装置と、
入力時に記憶されている情報がその後に入力される情報
と一致したときに該当するロッカーの自動ロック錠に解
錠指令を出すとともに、各ロッカーの前記両センサーと
自動ロック錠からの情報でプリンターに印字指令を出す
主制御部と、前記各操作の入力に伴う経過を自動的に記
憶する記憶部と、発送荷物がロッカーに収納されたとき
に選択・応答キーからの入力により指定業者に集荷依頼
を連絡する自動電話用モデムと、前記各部に給電を行な
う電源部とが設けられているものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この考
案にはなお以下のような改善しなければならない問題が
残されていた。 a.付属装置が多いこと。 ロッカー表示灯、テンキー、選択・応答キー、案内用ス
ピーカー、自動電話用モデム等の付属装置を備えるため
製品価額を高める。 b.制御用ロッカーの活用 制御用ロッカーは、制御ユニット専用のロッカーであ
り、一部が荷物格納ロッカーとして活用されていない。 c.使用者にとっての操作性 表示部と入力部が離れており、表示部から直接入力する
ことができないので操作性が悪い。
案にはなお以下のような改善しなければならない問題が
残されていた。 a.付属装置が多いこと。 ロッカー表示灯、テンキー、選択・応答キー、案内用ス
ピーカー、自動電話用モデム等の付属装置を備えるため
製品価額を高める。 b.制御用ロッカーの活用 制御用ロッカーは、制御ユニット専用のロッカーであ
り、一部が荷物格納ロッカーとして活用されていない。 c.使用者にとっての操作性 表示部と入力部が離れており、表示部から直接入力する
ことができないので操作性が悪い。
【0007】d.在宅、外出登録 在宅、外出登録の機能が無く、配達荷物を自宅への配送
希望とすることができない。 e.管理人保守、メンテナンス処理機能 装置の機能が、荷物配達及び荷物発送だけで、制御装置
を利用しての管理人保守、メンテナンス処理が困難であ
る。 f.自動電話用モデムの使用料金 自動的に集荷業者に用件が連絡されるもので、便利であ
るが、家庭の電話と比べて使用料金が割高である。本考
案は、上記の問題に鑑みなされたものであり、いずれの
宅配業者でも集合住宅の留守中の居住者に対し荷物の受
渡しをすることができ、また、居住者が指定宅配業者に
発送荷物の受渡しをすることができるようにした荷物受
渡用ロッカーを提供することを目的とする。
希望とすることができない。 e.管理人保守、メンテナンス処理機能 装置の機能が、荷物配達及び荷物発送だけで、制御装置
を利用しての管理人保守、メンテナンス処理が困難であ
る。 f.自動電話用モデムの使用料金 自動的に集荷業者に用件が連絡されるもので、便利であ
るが、家庭の電話と比べて使用料金が割高である。本考
案は、上記の問題に鑑みなされたものであり、いずれの
宅配業者でも集合住宅の留守中の居住者に対し荷物の受
渡しをすることができ、また、居住者が指定宅配業者に
発送荷物の受渡しをすることができるようにした荷物受
渡用ロッカーを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案の荷物受渡用ロッカーは、 イ.後記ロッカーの使用を制御する制御ユニットが組み
込れた制御用ロッカーと、配達及び発送される荷物を格
納するための大きさを異にする複数のロッカーが積み重
ねられて一体に形成され、前記制御用ロッカーに並設さ
れるロッカー本体と、からなり、 ロ.前記制御用ロッカーの表面には、前記ロッカーの使
用者に対しその使用のための操作手順及び演算処理の結
果などを伝達するディスプレイによる表示装置と、磁気
カードの投入口と、プリント用紙の排出口が配設され、
めに、本考案の荷物受渡用ロッカーは、 イ.後記ロッカーの使用を制御する制御ユニットが組み
込れた制御用ロッカーと、配達及び発送される荷物を格
納するための大きさを異にする複数のロッカーが積み重
ねられて一体に形成され、前記制御用ロッカーに並設さ
れるロッカー本体と、からなり、 ロ.前記制御用ロッカーの表面には、前記ロッカーの使
用者に対しその使用のための操作手順及び演算処理の結
果などを伝達するディスプレイによる表示装置と、磁気
カードの投入口と、プリント用紙の排出口が配設され、
【0009】ハ.前記制御用ロッカーの内部には、磁気
カードリーダーと、前記磁気カードリーダーで読み取ら
れたカード情報の判別装置と、荷物預り書、ロッカー使
用記録及び点検記録を印字するプリンターと、前記表示
装置へ表示されるメニューの記憶装置と、前記表示装置
に表示された操作手順による正規の入力がなされた場合
に、該当する前記ロッカーの後記電気錠装置の作動につ
いて必要な指令を形成する主制御部及び使用経歴記憶装
置が配設され、 ニ.前記ロッカーには、荷物が格納されたことを検知す
る荷物格納検知センサーと、扉が閉じられたことを検知
する閉扉検知センサーと、電気錠装置が配設された荷物
受渡用ロッカーにおいて、
カードリーダーと、前記磁気カードリーダーで読み取ら
れたカード情報の判別装置と、荷物預り書、ロッカー使
用記録及び点検記録を印字するプリンターと、前記表示
装置へ表示されるメニューの記憶装置と、前記表示装置
に表示された操作手順による正規の入力がなされた場合
に、該当する前記ロッカーの後記電気錠装置の作動につ
いて必要な指令を形成する主制御部及び使用経歴記憶装
置が配設され、 ニ.前記ロッカーには、荷物が格納されたことを検知す
る荷物格納検知センサーと、扉が閉じられたことを検知
する閉扉検知センサーと、電気錠装置が配設された荷物
受渡用ロッカーにおいて、
【0010】a.前記記憶装置は、前記ロッカーを使用
するための操作手順としての、呼び掛け文言、図形及び
ロッカーの使用目的に関連して前記主制御部に指示を入
力するための選択タッチキー(以下、選択キーとい
う。)をメニューとする複数の表示画像を、階層的に記
憶するものであり、 b.前記記憶装置から「ロッカー使用状況、スタートキ
ー入力の案内」及び「スタートキー」のメニューが編集
された第1階層の画像が前記表示装置に表示され、該表
示が前記スタートキーの入力により「ロッカー使用目的
による選択キーの案内」、該選択キーとして宅配業者の
「荷物配達キー」及び「集荷品受取キー」、居住者用の
「荷物の受取キー」、「荷物の発送キー」、「外出キ
ー」及び「在宅キー」、その他用の「管理人処理キー」
及び「メンテナンス処理キー」のメニューが編集された
第2階層の画像に転換され、
するための操作手順としての、呼び掛け文言、図形及び
ロッカーの使用目的に関連して前記主制御部に指示を入
力するための選択タッチキー(以下、選択キーとい
う。)をメニューとする複数の表示画像を、階層的に記
憶するものであり、 b.前記記憶装置から「ロッカー使用状況、スタートキ
ー入力の案内」及び「スタートキー」のメニューが編集
された第1階層の画像が前記表示装置に表示され、該表
示が前記スタートキーの入力により「ロッカー使用目的
による選択キーの案内」、該選択キーとして宅配業者の
「荷物配達キー」及び「集荷品受取キー」、居住者用の
「荷物の受取キー」、「荷物の発送キー」、「外出キ
ー」及び「在宅キー」、その他用の「管理人処理キー」
及び「メンテナンス処理キー」のメニューが編集された
第2階層の画像に転換され、
【0011】c.前記「ロッカー使用目的による選択キ
ー」の選択入力により、その使用目的の達成に必要とす
るメニューの画像を、順次、前記記憶装置から読み出し
て前記表示装置に表示され、使用目的の操作に必要とす
るメニューの表示の全部が終了した場合に、前記第1階
層の画像の表示に戻るように、されたことを特徴とす
る。
ー」の選択入力により、その使用目的の達成に必要とす
るメニューの画像を、順次、前記記憶装置から読み出し
て前記表示装置に表示され、使用目的の操作に必要とす
るメニューの表示の全部が終了した場合に、前記第1階
層の画像の表示に戻るように、されたことを特徴とす
る。
【0012】
【作用】a.記憶装置には、荷物受渡用ロッカーを使用
するための複数のメニュー(使用案内、図形及び主制御
部へロッカーの使用目的に関連して指示を入力するため
の複数のタッチキーを編集した表示画像)を階層的に記
憶されている。 b.このようにして、電源の入力手段により前記記憶装
置から、第1階層の「ロッカー使用状況、スタートキー
の案内」及び「スタートキー」が編集された画像を表示
装置に表示される。(図4の記号12参照)
するための複数のメニュー(使用案内、図形及び主制御
部へロッカーの使用目的に関連して指示を入力するため
の複数のタッチキーを編集した表示画像)を階層的に記
憶されている。 b.このようにして、電源の入力手段により前記記憶装
置から、第1階層の「ロッカー使用状況、スタートキー
の案内」及び「スタートキー」が編集された画像を表示
装置に表示される。(図4の記号12参照)
【0013】c.前記スタートキーによる入力により、
第2階層の「ロッカー使用目的による選択キーの案内」
及び選択キーとして宅配業者用の「荷物の配達キー」、
「集荷品受取キー」、居住者用の「荷物の受取キー」、
「荷物の発送キー」、「外出キー」及び「在室キー」、
その他の「管理人処理キー」及び「メンテナンス処理キ
ー」を編集した画像が表示装置に表示される。(図4の
記号13参照) d.前記「ロッカー使用目的による選択キー」の選択タ
ッチ入力により、その使用目的の達成に必要とされるメ
ニューを有する画像が、順次、表示装置に表示される。
第2階層の「ロッカー使用目的による選択キーの案内」
及び選択キーとして宅配業者用の「荷物の配達キー」、
「集荷品受取キー」、居住者用の「荷物の受取キー」、
「荷物の発送キー」、「外出キー」及び「在室キー」、
その他の「管理人処理キー」及び「メンテナンス処理キ
ー」を編集した画像が表示装置に表示される。(図4の
記号13参照) d.前記「ロッカー使用目的による選択キー」の選択タ
ッチ入力により、その使用目的の達成に必要とされるメ
ニューを有する画像が、順次、表示装置に表示される。
【0014】e.上記のように表示装置にロッカー使用
についてのメニューの画像が階層的に表示され、使用者
(宅配業者、荷物の受発者、ロッカーの管理者、メンテ
ナンス業者)が、そのメニューによる案内に従い応答す
べきキーを順次選択する。そして選択されたキーによ
り、その表示装置から直接的に指示を主制御部に入力す
ることができる。このため、使用者にとって操作が分り
やすく、ロッカーをスムースに使用することができる。 f.表示装置に表示できるメニューの数が多く記憶され
ている。そのため表示装置の画面の広さに制限されて、
複雑な処理のための要請にが対応できないということが
無い。このことにより、「解決すべき課題」の項で述べ
た表示装置外に配設される多くの入力キー、操作案内ス
ピーカー等が整理されて無くすことができる。そして制
御ユニットがコンパクトになり、制御用ロッカーに荷物
格納用ロッカーを配設することができる。
についてのメニューの画像が階層的に表示され、使用者
(宅配業者、荷物の受発者、ロッカーの管理者、メンテ
ナンス業者)が、そのメニューによる案内に従い応答す
べきキーを順次選択する。そして選択されたキーによ
り、その表示装置から直接的に指示を主制御部に入力す
ることができる。このため、使用者にとって操作が分り
やすく、ロッカーをスムースに使用することができる。 f.表示装置に表示できるメニューの数が多く記憶され
ている。そのため表示装置の画面の広さに制限されて、
複雑な処理のための要請にが対応できないということが
無い。このことにより、「解決すべき課題」の項で述べ
た表示装置外に配設される多くの入力キー、操作案内ス
ピーカー等が整理されて無くすことができる。そして制
御ユニットがコンパクトになり、制御用ロッカーに荷物
格納用ロッカーを配設することができる。
【0015】
【実施例】以下、実施例について図面を参照しながら説
明する。図1は、本実施例に係る荷物受渡用ロッカーを
示すもので、制御用ロッカー1の左右に荷物を格納する
ロッカー本体2,2を並設し、内部においてボルト、ナ
ットにより連設されて形成されている。制御用ロッカー
1は、ロッカー本体2,2の使用を電気的に制御するユ
ニットを備え、1aは電源室、3はPOPの電気作動式
の表示装置、4aは磁気カードの投入口、5aはプリン
ト用紙の排出口である。そしてこのユニットの下部に2
個のロッカー2aが配設されている。左右の2個のロッ
カー2,2は、配達及び発送される荷物を格納するため
の、大きさを異にする複数のロッカー2aが積み重ねら
れて、一体に形成されたものである。このロッカー2a
の最大数32個までが、上記制御ロッカー1により制御
される。そして図中、1bはロッカーの案内ラベル、2
bは扉、2cは引手、2dはロッカー番号である。(以
下、ロッカー2aを単にロッカーという。)
明する。図1は、本実施例に係る荷物受渡用ロッカーを
示すもので、制御用ロッカー1の左右に荷物を格納する
ロッカー本体2,2を並設し、内部においてボルト、ナ
ットにより連設されて形成されている。制御用ロッカー
1は、ロッカー本体2,2の使用を電気的に制御するユ
ニットを備え、1aは電源室、3はPOPの電気作動式
の表示装置、4aは磁気カードの投入口、5aはプリン
ト用紙の排出口である。そしてこのユニットの下部に2
個のロッカー2aが配設されている。左右の2個のロッ
カー2,2は、配達及び発送される荷物を格納するため
の、大きさを異にする複数のロッカー2aが積み重ねら
れて、一体に形成されたものである。このロッカー2a
の最大数32個までが、上記制御ロッカー1により制御
される。そして図中、1bはロッカーの案内ラベル、2
bは扉、2cは引手、2dはロッカー番号である。(以
下、ロッカー2aを単にロッカーという。)
【0016】図2は、本考案を実施するためのシステム
を示すものである。15は電源、7は、表示する複数の
メニューの画像が階層的に記憶されたフロッピーディス
クによる記憶装置(2個が備えられ、1個は万一の場合
の予備)、3は表示装置、14aは表示装置3に表示さ
れるスタートキー、14は同じく入力キーとしての選択
キー、4は居住者、指定集荷配送業者が所持する磁気カ
ードのカードリーダー、9はロッカーに荷物が格納され
たことを検知するフォト式の荷物格納検知センサー、1
0はロッカーが閉扉されたことを検知する閉扉検知セン
サー、11はロッカーの扉2bに配設されたソレノイド
式の電気錠装置、5は荷物の預り書、ロッカー使用等に
ついての記録を印字発行するプリンター、8は主制御部
であって、上記の記号14,4,9,10からの入力を
演算処理して、上記の記号3,11,5へ必要とする指
令を形成する演算処理部8aとしてのマイクロコンピュ
ーターと、磁気カードの情報の正否を判別するカード情
報判別装置6と、ロッカーの使用経歴記憶装置7aで構
成されている。このようにして、
を示すものである。15は電源、7は、表示する複数の
メニューの画像が階層的に記憶されたフロッピーディス
クによる記憶装置(2個が備えられ、1個は万一の場合
の予備)、3は表示装置、14aは表示装置3に表示さ
れるスタートキー、14は同じく入力キーとしての選択
キー、4は居住者、指定集荷配送業者が所持する磁気カ
ードのカードリーダー、9はロッカーに荷物が格納され
たことを検知するフォト式の荷物格納検知センサー、1
0はロッカーが閉扉されたことを検知する閉扉検知セン
サー、11はロッカーの扉2bに配設されたソレノイド
式の電気錠装置、5は荷物の預り書、ロッカー使用等に
ついての記録を印字発行するプリンター、8は主制御部
であって、上記の記号14,4,9,10からの入力を
演算処理して、上記の記号3,11,5へ必要とする指
令を形成する演算処理部8aとしてのマイクロコンピュ
ーターと、磁気カードの情報の正否を判別するカード情
報判別装置6と、ロッカーの使用経歴記憶装置7aで構
成されている。このようにして、
【0017】a.電力が電源15から演算処理部8aに
入力されると、演算処理部8aは記憶装置7から第1階
層の画像を引き出して、表示装置3に表示する。 b.そして、表示装置3に表示された第1階層の画像中
のスタートキー14aの入力により、演算処理部8aは
記憶装置7の記憶された第2階層の画像(ロッカー使用
目的別の選択キー14)を、表示装置3に転換して表示
する。
入力されると、演算処理部8aは記憶装置7から第1階
層の画像を引き出して、表示装置3に表示する。 b.そして、表示装置3に表示された第1階層の画像中
のスタートキー14aの入力により、演算処理部8aは
記憶装置7の記憶された第2階層の画像(ロッカー使用
目的別の選択キー14)を、表示装置3に転換して表示
する。
【0018】c.そして、表示装置3に転換表示された
画像中の使用目的の選択キー14の入力により演算処理
部8aは、 イ.その入力が宅配業者が荷物配達の場合と、居住者が
荷物発送の場合であるときは、空きロッカー2aの全部
の電気錠装置11に解錠指令を形成して送信し、ロッカ
ーの荷物格納検知センサー9及び閉扉検知センサー10
によるそれぞれの感知信号により、上記の空きロッカー
の全部の電気錠装置11に閉錠指令を形成して送信する
とともに、プリンター5に荷物の預り書発行の指令を形
成して送信する。そして上記の配達、発送の所要事項を
記入した第1階層の画像に復帰させる。
画像中の使用目的の選択キー14の入力により演算処理
部8aは、 イ.その入力が宅配業者が荷物配達の場合と、居住者が
荷物発送の場合であるときは、空きロッカー2aの全部
の電気錠装置11に解錠指令を形成して送信し、ロッカ
ーの荷物格納検知センサー9及び閉扉検知センサー10
によるそれぞれの感知信号により、上記の空きロッカー
の全部の電気錠装置11に閉錠指令を形成して送信する
とともに、プリンター5に荷物の預り書発行の指令を形
成して送信する。そして上記の配達、発送の所要事項を
記入した第1階層の画像に復帰させる。
【0019】ロ.上記イの場合に、居住者の配達荷物の
取出しには所持する磁気カードの読込み、部屋番号の入
力を必要とし、宅配業者の集荷品の取出しには所持する
磁気カードの読込みを必要とする。 ニ.更にこのシステムにより、上記以外に居住者の在
宅、不在の登録、管理人処理及びメンテナンス処理の操
作が実行される。
取出しには所持する磁気カードの読込み、部屋番号の入
力を必要とし、宅配業者の集荷品の取出しには所持する
磁気カードの読込みを必要とする。 ニ.更にこのシステムにより、上記以外に居住者の在
宅、不在の登録、管理人処理及びメンテナンス処理の操
作が実行される。
【0020】図3は、実施例の構成要素の全体的な配置
を示す。2aは荷物を格納するロッカーで、9は内部の
荷物置台2dのほぼ中心部に配設された光線による荷物
格納検知センサー、9aは荷物、2bは扉、10は扉2
bに配設された閉扉検知センサーとしてのマイクロスイ
ッチ、11は同じく配設されたソレノイド式の電気錠装
置、7はメニューの画像の記憶装置、7aは使用経歴記
憶装置、16は演算処理部としてのマイクロコンピュー
ター、3は表示装置としてのPOPディスプレイ、15
は配線を示すものである。なお、16aはROM、16
bはRAMを示す。
を示す。2aは荷物を格納するロッカーで、9は内部の
荷物置台2dのほぼ中心部に配設された光線による荷物
格納検知センサー、9aは荷物、2bは扉、10は扉2
bに配設された閉扉検知センサーとしてのマイクロスイ
ッチ、11は同じく配設されたソレノイド式の電気錠装
置、7はメニューの画像の記憶装置、7aは使用経歴記
憶装置、16は演算処理部としてのマイクロコンピュー
ター、3は表示装置としてのPOPディスプレイ、15
は配線を示すものである。なお、16aはROM、16
bはRAMを示す。
【0021】以下、記憶装置7に格納されている主要な
メニューについて、共通、宅配業者用、居住者用、管理
人処理用、メンテナンス処理用の表示に分けて説明す
る。 a.共通表示(図4) 図4は、上記の用途についての共通の第1階層及び第
2階層の表示12,13である。表示12は、第1階層
の表示であり、「ロッカーの使用状況」と「スタートキ
ー(14a)」の表示である。「No.」の欄にはロッ
カー番号、「部屋番号」の欄には、到達荷物受取人の部
屋番号、発送荷物依頼業者名、荷物出し忘れ、使用禁
止、「日」の欄には使用日数が書き込まれ、使用できる
ロッカーが案内される。 表示13は、上記第1階層の表示中のスタートキー1
4aがタッチされて転換される第2階層の表示である。
この表示13によってロッカー使用目的別の選択キー1
4として、「宅配業者用」の欄には荷物の配達キー、集
荷品受取キー、「居住者用」の欄には荷物の受取キー、
荷物の発送キー、外出キー、在室キー、「その他」の欄
には管理人処理キー、メンテナンス処理キーが案内され
る。
メニューについて、共通、宅配業者用、居住者用、管理
人処理用、メンテナンス処理用の表示に分けて説明す
る。 a.共通表示(図4) 図4は、上記の用途についての共通の第1階層及び第
2階層の表示12,13である。表示12は、第1階層
の表示であり、「ロッカーの使用状況」と「スタートキ
ー(14a)」の表示である。「No.」の欄にはロッ
カー番号、「部屋番号」の欄には、到達荷物受取人の部
屋番号、発送荷物依頼業者名、荷物出し忘れ、使用禁
止、「日」の欄には使用日数が書き込まれ、使用できる
ロッカーが案内される。 表示13は、上記第1階層の表示中のスタートキー1
4aがタッチされて転換される第2階層の表示である。
この表示13によってロッカー使用目的別の選択キー1
4として、「宅配業者用」の欄には荷物の配達キー、集
荷品受取キー、「居住者用」の欄には荷物の受取キー、
荷物の発送キー、外出キー、在室キー、「その他」の欄
には管理人処理キー、メンテナンス処理キーが案内され
る。
【0022】b.宅配業者のための表示 荷物の配達(図5〜9) 図4の共通表示13の「荷物の配達」キーをタッチする
と、図5の使用できるロッカー番号と荷物格納案内の表
示に転換する。配達荷物を空きロッカーに格納し、閉扉
すると、図6の「配達先の番号の入力要請」と「テンキ
ーの表示」に転換する。そこで部屋番号を入力すると図
7の「その番号」と、「居住者の名前」と、「確認キー
入力要請」が表示される。図7の確認キーをタッチする
と、図8の預り書発行の案内の表示に転換する。そし
て、預り書が発行されると図4の表示12(部屋番号が
記入される。)の画面に戻る。なお、預り書26は図9
に示すように2通が発行され、その1通は居住者のポス
トに投函される。また居住者が在宅の場合にはロッカー
を使用することはできない。(このことは、別途の表示
により直接住宅に配達することとなる。)
と、図5の使用できるロッカー番号と荷物格納案内の表
示に転換する。配達荷物を空きロッカーに格納し、閉扉
すると、図6の「配達先の番号の入力要請」と「テンキ
ーの表示」に転換する。そこで部屋番号を入力すると図
7の「その番号」と、「居住者の名前」と、「確認キー
入力要請」が表示される。図7の確認キーをタッチする
と、図8の預り書発行の案内の表示に転換する。そし
て、預り書が発行されると図4の表示12(部屋番号が
記入される。)の画面に戻る。なお、預り書26は図9
に示すように2通が発行され、その1通は居住者のポス
トに投函される。また居住者が在宅の場合にはロッカー
を使用することはできない。(このことは、別途の表示
により直接住宅に配達することとなる。)
【0023】集荷品の受取り(図10〜12) 図4の共通表示13の「集荷品受取」キーをタッチする
と、図10の「磁気カード(業者情報登録)投入要請」
の表示に転換する。磁気カードを投入すると図11の
「集荷品所在のロッカー番号」と、「荷物取出し要請」
と、「送付伝票控の居住者ポストへの投函要請」の表示
に転換する。荷物が取出され、閉扉されると図12の
「磁気カード返還」の表示に転換する。そしてカードが
返還されると、図4の表示12(当該業名は消去)の画
面に戻る。
と、図10の「磁気カード(業者情報登録)投入要請」
の表示に転換する。磁気カードを投入すると図11の
「集荷品所在のロッカー番号」と、「荷物取出し要請」
と、「送付伝票控の居住者ポストへの投函要請」の表示
に転換する。荷物が取出され、閉扉されると図12の
「磁気カード返還」の表示に転換する。そしてカードが
返還されると、図4の表示12(当該業名は消去)の画
面に戻る。
【0024】c.居住者用のための表示 荷物の受取り(図13〜17) 図4の共通表示13の「荷物の受取」キーをタッチする
と、図13の「磁気カード(居住者情報登録)投入要
請」の表示に転換する。磁気カードを投入すると図14
の「暗証番号の入力要請」と、「テンキー」の表示に転
換する。「テンキー」により暗証番号(4桁)を入力す
ると、図15の「カード返還案内」と、集荷品が格納さ
れている「ロッカー番号」の表示に転換する。磁気カー
ドが返還されると案内表示が、図16に示す「荷物取出
し要請」に書き換えられ、荷物が取出されると案内表示
が図17に示す「閉扉要請」に書き換えられる。閉扉さ
れると、図4の表示12(当該部屋番号は消去)の画面
に戻る。
と、図13の「磁気カード(居住者情報登録)投入要
請」の表示に転換する。磁気カードを投入すると図14
の「暗証番号の入力要請」と、「テンキー」の表示に転
換する。「テンキー」により暗証番号(4桁)を入力す
ると、図15の「カード返還案内」と、集荷品が格納さ
れている「ロッカー番号」の表示に転換する。磁気カー
ドが返還されると案内表示が、図16に示す「荷物取出
し要請」に書き換えられ、荷物が取出されると案内表示
が図17に示す「閉扉要請」に書き換えられる。閉扉さ
れると、図4の表示12(当該部屋番号は消去)の画面
に戻る。
【0025】荷物の発送(図18〜23) 図4の共通表示13の「荷物の発送」キーをタッチする
と、図18の「使用可能なロッカー番号」と「荷物を入
れ閉扉要請」の表示に転換する。上記の表示に従いロッ
カーに荷物を入れ、閉扉すると、図19の居住者である
ことを証明する磁気カード投入要請の画面となる。カー
ドを投入すると図20の「選択宅配業者名タッチキー」
と「選択タッチ入力要請」の表示に転換する。選択タッ
チキーにより選択した宅配業者名を入力すると、図21
の「選択された宅配業者名とその確認要請」の案内と、
「確認タッチキー」の表示に転換する。宅配を依頼する
業者名に対する「確認タッチキー」の入力によりロッカ
ーが閉錠され、図22の「磁気カード返還、預り書発行
案内」の表示に転換する。預り書が発行されると、当該
ロッカーの扉は閉錠され図4の共通表示12の画面(当
該ロッカーの部屋番号欄に依頼業者名が書き込まれる)
に戻る。なお、発行される預り書は図23に示す。また
発送業者への連絡は、居住者が自宅等から電話して行
う。
と、図18の「使用可能なロッカー番号」と「荷物を入
れ閉扉要請」の表示に転換する。上記の表示に従いロッ
カーに荷物を入れ、閉扉すると、図19の居住者である
ことを証明する磁気カード投入要請の画面となる。カー
ドを投入すると図20の「選択宅配業者名タッチキー」
と「選択タッチ入力要請」の表示に転換する。選択タッ
チキーにより選択した宅配業者名を入力すると、図21
の「選択された宅配業者名とその確認要請」の案内と、
「確認タッチキー」の表示に転換する。宅配を依頼する
業者名に対する「確認タッチキー」の入力によりロッカ
ーが閉錠され、図22の「磁気カード返還、預り書発行
案内」の表示に転換する。預り書が発行されると、当該
ロッカーの扉は閉錠され図4の共通表示12の画面(当
該ロッカーの部屋番号欄に依頼業者名が書き込まれる)
に戻る。なお、発行される預り書は図23に示す。また
発送業者への連絡は、居住者が自宅等から電話して行
う。
【0026】居住者の外出登録(図24〜26) このロッカーは、居住者が不在の場合に宅配業者による
到達荷物の受取りを可能にしたもので、居住者が外出す
る場合には、外出登録をするものである。図4の共通表
示13の「外出」キーをタッチすると、図24の「磁気
カード投入要請」の表示に転換する。そこで自己を証明
する磁気カードを投入すると、図25の「しばらくお待
ち下さい」の表示となり、更に、図26の「宅配荷物を
受入れ保管に切替えたこと及びカード返還」の表示とな
り、続いて図4の共通表示12の画面に戻る。
到達荷物の受取りを可能にしたもので、居住者が外出す
る場合には、外出登録をするものである。図4の共通表
示13の「外出」キーをタッチすると、図24の「磁気
カード投入要請」の表示に転換する。そこで自己を証明
する磁気カードを投入すると、図25の「しばらくお待
ち下さい」の表示となり、更に、図26の「宅配荷物を
受入れ保管に切替えたこと及びカード返還」の表示とな
り、続いて図4の共通表示12の画面に戻る。
【0027】居住者の在室登録(図27〜29) 居住者が在室の場合には、宅配荷物を自宅で直接受領す
ることができるので、在室の場合には在室の登録をする
ものである。図4の共通表示13の「在室」キーをタッ
チすると、図27の「磁気カード投入要請」の表示に転
換する。そこで自己を証明する磁気カードを投入する
と、図28の「しばらくお待ち下さい」の表示となり、
更に、図29の「宅配荷物を自宅配達に切替えたこと及
びカード返還」の表示となり、続いて図4の共通表示1
2の画面に戻る。
ることができるので、在室の場合には在室の登録をする
ものである。図4の共通表示13の「在室」キーをタッ
チすると、図27の「磁気カード投入要請」の表示に転
換する。そこで自己を証明する磁気カードを投入する
と、図28の「しばらくお待ち下さい」の表示となり、
更に、図29の「宅配荷物を自宅配達に切替えたこと及
びカード返還」の表示となり、続いて図4の共通表示1
2の画面に戻る。
【0028】 d.管理人用のための表示(図30〜33) この表示は、このロッカーの稼働が常時良好に維持され
るための管理人用のものである。図4の共通表示13の
「管理人処理」キーをタッチすると、図30の「磁気カ
ード投入要請」の表示に転換する。そこで自己を証明す
る磁気カードを投入すると、図31の「暗証番号入力要
請」及び「テンキー」の表示に転換する。そしてテンキ
ー入力による暗証番号(4桁)が表示され、確認キーを
タッチ入力すると、図32の表示に転換する。
るための管理人用のものである。図4の共通表示13の
「管理人処理」キーをタッチすると、図30の「磁気カ
ード投入要請」の表示に転換する。そこで自己を証明す
る磁気カードを投入すると、図31の「暗証番号入力要
請」及び「テンキー」の表示に転換する。そしてテンキ
ー入力による暗証番号(4桁)が表示され、確認キーを
タッチ入力すると、図32の表示に転換する。
【0029】図32は、選択管理目的の「タッチキー
群」と「選択入力要請」の表示である。管理目的のタッ
チキーが無い場合には、画面切替キーのタッチにより図
33の表示に転換され、図32の表示以外の選択管理目
的の「タッチキー群」が表示される。この表示の画面切
替キーのタッチにより、図32の表示に転換する。上記
選択管理目的のキーによりタッチ入力することにより、
目的別の操作のための多くの表示に転換するが、多岐に
亘るので省略する。なお、磁気カードは管理操作の終了
により返還される。そして表示は、図4の共通表示12
の画面に戻る。
群」と「選択入力要請」の表示である。管理目的のタッ
チキーが無い場合には、画面切替キーのタッチにより図
33の表示に転換され、図32の表示以外の選択管理目
的の「タッチキー群」が表示される。この表示の画面切
替キーのタッチにより、図32の表示に転換する。上記
選択管理目的のキーによりタッチ入力することにより、
目的別の操作のための多くの表示に転換するが、多岐に
亘るので省略する。なお、磁気カードは管理操作の終了
により返還される。そして表示は、図4の共通表示12
の画面に戻る。
【0030】 e.メンテナンス処理用のための表示(図34〜36) この表示は、ロッカー製造会社とかメンテナンス処理会
社の保守処理用のものである。図4の共通表示13の
「メンテナンス処理キー」をタッチすると、図34の
「磁気カード投入要請」の表示に転換する。そこで自己
を証明する磁気カードを投入すると、図35の「暗証番
号入力要請」及び「テンキー」の表示に転換する。そし
てテンキー入力による暗証番号(4桁)が表示され、確
認キーをタッチ入力すると、図36の表示に転換する。
図36は、選択管理目的の「タッチキー群」と「選択入
力要請」の表示である。そのキーによりタッチ入力する
ことにより、目的別の操作のための多くの表示に転換す
るが、多岐に亘るので省略する。なお、磁気カードは管
理操作の終了により返還される。そして表示は、図4の
共通表示12の画面に戻る。
社の保守処理用のものである。図4の共通表示13の
「メンテナンス処理キー」をタッチすると、図34の
「磁気カード投入要請」の表示に転換する。そこで自己
を証明する磁気カードを投入すると、図35の「暗証番
号入力要請」及び「テンキー」の表示に転換する。そし
てテンキー入力による暗証番号(4桁)が表示され、確
認キーをタッチ入力すると、図36の表示に転換する。
図36は、選択管理目的の「タッチキー群」と「選択入
力要請」の表示である。そのキーによりタッチ入力する
ことにより、目的別の操作のための多くの表示に転換す
るが、多岐に亘るので省略する。なお、磁気カードは管
理操作の終了により返還される。そして表示は、図4の
共通表示12の画面に戻る。
【0031】次に主制御部8のROM16aに書き込ま
れているコンピュータを制御するためのプログラムをフ
ローチャートで示すと、図37〜45のようになる。 a.起動(図37) ステップ51・・主制御部8が電源と接続され、電気が
供給される。 ステップ52・・ROM16a,RAM16bから設定
データーを読込む。 ステップ53・・プリンターの機能について検査する。 ステップ54・・用紙の有無についてチェックする。 ステップ55・・用紙切れ、僅少の場合に画面に用紙切
れの表示をする。 ステップ56・・用紙の補給がされる。 ステップ57・・用紙切れの表示を消去する。 そしてステップ54に戻り、用紙の有ることが判断され
る。 ステップ58・・第1階層の画面を表示する。
れているコンピュータを制御するためのプログラムをフ
ローチャートで示すと、図37〜45のようになる。 a.起動(図37) ステップ51・・主制御部8が電源と接続され、電気が
供給される。 ステップ52・・ROM16a,RAM16bから設定
データーを読込む。 ステップ53・・プリンターの機能について検査する。 ステップ54・・用紙の有無についてチェックする。 ステップ55・・用紙切れ、僅少の場合に画面に用紙切
れの表示をする。 ステップ56・・用紙の補給がされる。 ステップ57・・用紙切れの表示を消去する。 そしてステップ54に戻り、用紙の有ることが判断され
る。 ステップ58・・第1階層の画面を表示する。
【0032】b.荷物の配達(配送業者用・図38) ステップ61・・第1階層の画面が表示されている。 ステップ62・・上記画面のスタートキーにより入力さ
れる。 ステップ63・・第2階層画面の表示に転換する。 ステップ64・・上記画面の荷物の配達キーにより配達
目的が入力される。 ステップ65・・使用可能な空ロッカーの全部の電気錠
を解錠する。 ステップ66・・空ロッカー番号・荷物格納要請を表示
する。 ステップ67・・空ロッカーに荷物が格納されたことを
格納検知センサーにより検知する。 ステップ68・・荷物が格納されたロッカーが閉扉され
たことを閉扉検知センサーにより検知する ステップ69・・部屋番号キー(テンキー)により部屋
番号が入力される。
れる。 ステップ63・・第2階層画面の表示に転換する。 ステップ64・・上記画面の荷物の配達キーにより配達
目的が入力される。 ステップ65・・使用可能な空ロッカーの全部の電気錠
を解錠する。 ステップ66・・空ロッカー番号・荷物格納要請を表示
する。 ステップ67・・空ロッカーに荷物が格納されたことを
格納検知センサーにより検知する。 ステップ68・・荷物が格納されたロッカーが閉扉され
たことを閉扉検知センサーにより検知する ステップ69・・部屋番号キー(テンキー)により部屋
番号が入力される。
【0033】 ステップ70・・部屋番号、居住者氏名を表示する。 ステップ71・・部屋番号、居住者氏名の確認を要請す
る。 ステップ72・・確認または訂正キーにより確認または
訂正が入力される。 ステップ73・・確認結果を判別する。 ステップ74・・確認結果がNOであるので、部屋番号
等表示を消去してステップ69に戻る。 ステップ75・・確認結果がYESの場合には、荷物格
納ロッカー及び空ロッカーの全部を閉錠する。 ステップ76・・プリンターにより預り書を発行する。 そして、図37のステップ58の第1階層画面表示に戻
る。
る。 ステップ72・・確認または訂正キーにより確認または
訂正が入力される。 ステップ73・・確認結果を判別する。 ステップ74・・確認結果がNOであるので、部屋番号
等表示を消去してステップ69に戻る。 ステップ75・・確認結果がYESの場合には、荷物格
納ロッカー及び空ロッカーの全部を閉錠する。 ステップ76・・プリンターにより預り書を発行する。 そして、図37のステップ58の第1階層画面表示に戻
る。
【0034】 c.集荷品の受取り(配送業者用・図39) ステップ81・・第1階層画面が表示されている。(配
送業者は、この画面で自己に依頼の集荷品のあることを
知る。) ステップ82・・上記画面のスタートキーにより入力さ
れる。 ステップ83・・第2階層画面の表示に転換する。 ステップ84・・上記画面の集荷品の受取キーにより入
力される。 ステップ85・・指定配送業者であることを証明する磁
気カードの投入を要請する。 ステップ86・・磁気カードが投入される。 ステップ87・・上記磁気カード情報の正否が、照合判
別される。 ステップ88・・正規カードでないと判別される場合に
は、その磁気カードを返還する。そして、図37のステ
ップ58の第1階層画面表示に戻る。
送業者は、この画面で自己に依頼の集荷品のあることを
知る。) ステップ82・・上記画面のスタートキーにより入力さ
れる。 ステップ83・・第2階層画面の表示に転換する。 ステップ84・・上記画面の集荷品の受取キーにより入
力される。 ステップ85・・指定配送業者であることを証明する磁
気カードの投入を要請する。 ステップ86・・磁気カードが投入される。 ステップ87・・上記磁気カード情報の正否が、照合判
別される。 ステップ88・・正規カードでないと判別される場合に
は、その磁気カードを返還する。そして、図37のステ
ップ58の第1階層画面表示に戻る。
【0035】 ステップ89・・上記磁気カードが正規なものと判別さ
れると、集荷品格納ロッカーを解錠する。 ステップ90・・集荷品取出要請の表示をする。 ステップ91・・集荷品が取出されたことを荷物格納検
知センサーにより検知する。 ステップ92・・集荷品が取出されたロッカーが閉扉さ
れたことを閉扉検知センサーにより検知する。 ステップ93・・集荷品が取出されたロッカーを閉錠す
る。 ステップ94・・磁気カードを返還する。 そして、図37のステップ58の第1階層画面表示に戻
る。
れると、集荷品格納ロッカーを解錠する。 ステップ90・・集荷品取出要請の表示をする。 ステップ91・・集荷品が取出されたことを荷物格納検
知センサーにより検知する。 ステップ92・・集荷品が取出されたロッカーが閉扉さ
れたことを閉扉検知センサーにより検知する。 ステップ93・・集荷品が取出されたロッカーを閉錠す
る。 ステップ94・・磁気カードを返還する。 そして、図37のステップ58の第1階層画面表示に戻
る。
【0036】d.荷物の受取り(居住者用・図40) ステップ101・・第1階層画面が表示されている。
(居住者は、この画面で荷物の到達を知る。) ステップ102・・上記画面のスタートキーにより入力
される。 ステップ103・・第2階層画面に転換する。 ステップ104・・上記画面の荷物受取キーにより入力
される。 ステップ105・・居住者であることを証明する磁気カ
ードの投入を要請する。 ステップ106・・磁気カードが投入される。
(居住者は、この画面で荷物の到達を知る。) ステップ102・・上記画面のスタートキーにより入力
される。 ステップ103・・第2階層画面に転換する。 ステップ104・・上記画面の荷物受取キーにより入力
される。 ステップ105・・居住者であることを証明する磁気カ
ードの投入を要請する。 ステップ106・・磁気カードが投入される。
【0037】 ステップ107・・上記磁気カード情報の正否が照合判
断される。 ステップ108・・正規カードでないと判別される場合
には、その磁気カードを返還する。 そして、図37のステップ58の第1階層画面表示に戻
る。 ステップ109・・上記磁気カードが正規なものと判別
されると、暗証番号の入力を要請する。 ステップ110・・暗証番号が入力される。 ステップ111・・暗証番号が登録されているものかを
判別する。 ステップ112・・暗証番号が間違っている場合には、
再入力させる。
断される。 ステップ108・・正規カードでないと判別される場合
には、その磁気カードを返還する。 そして、図37のステップ58の第1階層画面表示に戻
る。 ステップ109・・上記磁気カードが正規なものと判別
されると、暗証番号の入力を要請する。 ステップ110・・暗証番号が入力される。 ステップ111・・暗証番号が登録されているものかを
判別する。 ステップ112・・暗証番号が間違っている場合には、
再入力させる。
【0038】 ステップ113・・暗証番号が間違っていない場合に
は、磁気カードを返還する。 ステップ114・・荷物が保管されているロッカーを解
錠する。 ステップ115・・荷物が取出されたことを荷物格納検
知センサーにより検知する。 ステップ116・・荷物が取出されたロッカーが閉扉さ
れたことを、閉扉検知センサーにより検知する。 ステップ117・・荷物が取出されたロッカーが閉錠す
る。 そして、図37のステップ58の第1階層画面表示に戻
る。
は、磁気カードを返還する。 ステップ114・・荷物が保管されているロッカーを解
錠する。 ステップ115・・荷物が取出されたことを荷物格納検
知センサーにより検知する。 ステップ116・・荷物が取出されたロッカーが閉扉さ
れたことを、閉扉検知センサーにより検知する。 ステップ117・・荷物が取出されたロッカーが閉錠す
る。 そして、図37のステップ58の第1階層画面表示に戻
る。
【0039】e.荷物の発送(居住者用・図41) ステップ121・・第1階層画面が表示されている。 ステップ122・・上記画面のスタートキーにより入力
される。 ステップ123・・第2階層画面に転換する。 ステップ124・・上記画面の荷物の発送キーにより入
力される。 ステップ125・・空ロッカーの全部を解錠する。 ステップ126・・空ロッカー番号・荷物格納要請を表
示する。 ステップ127・・選択された空ロッカーに発送荷物が
に入れられたことを、荷物格納検査センサーにより検知
する。 ステップ128・・荷物格納ロッカー及び空ロッカー
が、閉扉されたことを、閉扉検知センサーにより検知す
る。
される。 ステップ123・・第2階層画面に転換する。 ステップ124・・上記画面の荷物の発送キーにより入
力される。 ステップ125・・空ロッカーの全部を解錠する。 ステップ126・・空ロッカー番号・荷物格納要請を表
示する。 ステップ127・・選択された空ロッカーに発送荷物が
に入れられたことを、荷物格納検査センサーにより検知
する。 ステップ128・・荷物格納ロッカー及び空ロッカー
が、閉扉されたことを、閉扉検知センサーにより検知す
る。
【0040】 ステップ129・・居住者であることを証明する磁気カ
ードの要請を要請する。 ステップ130・・磁気カードが投入される。 ステップ131・・上記磁気カード情報の正否が、照合
判断される。 ステップ132・・正規カードでないと判別される場合
には、その磁気カードを返還する。 そして、図37のステップ58の第1階層画面表示に戻
る。 ステップ133・・上記磁気カードが正規なものと判別
されると、指定宅配業者名及びその選択入力要請を表示
する。 ステップ134・・指定宅配業者名が選択入力される。 ステップ135・・選択入力された宅配業者名を表示す
る。
ードの要請を要請する。 ステップ130・・磁気カードが投入される。 ステップ131・・上記磁気カード情報の正否が、照合
判断される。 ステップ132・・正規カードでないと判別される場合
には、その磁気カードを返還する。 そして、図37のステップ58の第1階層画面表示に戻
る。 ステップ133・・上記磁気カードが正規なものと判別
されると、指定宅配業者名及びその選択入力要請を表示
する。 ステップ134・・指定宅配業者名が選択入力される。 ステップ135・・選択入力された宅配業者名を表示す
る。
【0041】 ステップ136・・表示した宅配業者名の確認を要請す
る。 ステップ137・・訂正の入力があれば、ステップ13
8により選択された宅配業者名を消去し、ステップ13
3に戻る。 ステップ139・・確認が入力される。 ステップ140・・荷物格納ロッカー及び空ロッカーを
閉錠する。 ステップ141・・磁気カードを返還する。 ステップ142・・預り書を発行する。 そして、図37のステップ58の第1階層画面表示に戻
る。
る。 ステップ137・・訂正の入力があれば、ステップ13
8により選択された宅配業者名を消去し、ステップ13
3に戻る。 ステップ139・・確認が入力される。 ステップ140・・荷物格納ロッカー及び空ロッカーを
閉錠する。 ステップ141・・磁気カードを返還する。 ステップ142・・預り書を発行する。 そして、図37のステップ58の第1階層画面表示に戻
る。
【0042】f.外出登録(居住者用・図42) ステップ151・・第1階層画面が表示されている。 ステップ152・・スタートキーにより入力される。 ステップ153・・第2階層画面に転換する。 ステップ154・・外出を登録するための外出キーによ
り入力される。 ステップ155・・居住者であることを証明する磁気カ
ードの投入を要請する。 ステップ156・・磁気カードが投入される。
り入力される。 ステップ155・・居住者であることを証明する磁気カ
ードの投入を要請する。 ステップ156・・磁気カードが投入される。
【0043】 ステップ157・・投入された磁気カードが、登録され
ているカードであるかを照合判別する。登録されていな
いと判別された場合には、ステップ159に移りカード
が返還し、そして、図37のステップ58の第1階層画
面の表示に戻る。 ステップ158・・磁気カードが、登録されているカー
ドであると判別されると、しばらく待機要請の表示をす
る。(この間に配達モードから格納モードに移る。) ステップ159・・上記の移行が終ると、磁気カードを
返還する。 そして、図37のステップ58の第1階層画面の表示に
戻る。
ているカードであるかを照合判別する。登録されていな
いと判別された場合には、ステップ159に移りカード
が返還し、そして、図37のステップ58の第1階層画
面の表示に戻る。 ステップ158・・磁気カードが、登録されているカー
ドであると判別されると、しばらく待機要請の表示をす
る。(この間に配達モードから格納モードに移る。) ステップ159・・上記の移行が終ると、磁気カードを
返還する。 そして、図37のステップ58の第1階層画面の表示に
戻る。
【0044】g.在室登録(居住者用・図43) ステップ171・・第1階層画面が表示されている。 ステップ172・・スタートキーにより入力される。 ステップ173・・第2階層画面に転換する。 ステップ174・・在室を登録するための在室キーによ
り入力される。 ステップ175・・居住者であることを証明する磁気カ
ードの投入を要請する。 ステップ176・・磁気カードが投入される。
り入力される。 ステップ175・・居住者であることを証明する磁気カ
ードの投入を要請する。 ステップ176・・磁気カードが投入される。
【0045】 ステップ177・・投入された磁気カードが、登録され
ているカードであるかを照合判別する。登録されていな
いと判別された場合には、ステップ179に移りカード
を返還し、そして、図37のステップ58の第1階層画
面の表示に戻る。 ステップ178・・磁気カードが、登録されているカー
ドであると判別されると、しばらくの待機要請の表示す
る。(この間に格納モードから配達モードに移る。) ステップ179・・上記の移行が終わると、磁気カード
を返還する。 そして、図37のステップ58の第1階層画面の表示に
戻る。
ているカードであるかを照合判別する。登録されていな
いと判別された場合には、ステップ179に移りカード
を返還し、そして、図37のステップ58の第1階層画
面の表示に戻る。 ステップ178・・磁気カードが、登録されているカー
ドであると判別されると、しばらくの待機要請の表示す
る。(この間に格納モードから配達モードに移る。) ステップ179・・上記の移行が終わると、磁気カード
を返還する。 そして、図37のステップ58の第1階層画面の表示に
戻る。
【0046】h.管理人処理(図44) ステップ191・・第1階層画面が表示されている。 ステップ192・・スタートキーにより入力される。 ステップ193・・第2階層画面に転換する。 ステップ194・・管理人処理キーにより入力される。 ステップ195・・管理人であることを証明する磁気カ
ードの投入を要請する。 ステップ196・・磁気カードが投入される。 ステップ197・・投入された磁気カードが、登録され
ているカードであるかを照合判別する。 ステップ198・・登録されていないと判別された場合
には、カードを返還する。 そして、図37のステップ58の第1階層画面の表示に
戻る。
ードの投入を要請する。 ステップ196・・磁気カードが投入される。 ステップ197・・投入された磁気カードが、登録され
ているカードであるかを照合判別する。 ステップ198・・登録されていないと判別された場合
には、カードを返還する。 そして、図37のステップ58の第1階層画面の表示に
戻る。
【0047】 ステップ199・・上記が登録されているカードである
と判別されると、暗証番号の入力を要請する。 ステップ200・・暗証番号がテンキーにより入力さ
れ、その番号を表示する。 ステップ201・・上記表示番号の確認を要請し、確認
される。 ステップ202・・番号相違の場合には、訂正キーの入
力により番号を消去する。そして、ステップ200に戻
る。 ステップ203・・番号が確認キーの入力により確認さ
れると、図32,33に示す管理処理メニューキーを表
示する。 ステップ204・・メニューキーが選択入力される。 以下、多岐にわたるので以下のステップの記載を省略す
る。
と判別されると、暗証番号の入力を要請する。 ステップ200・・暗証番号がテンキーにより入力さ
れ、その番号を表示する。 ステップ201・・上記表示番号の確認を要請し、確認
される。 ステップ202・・番号相違の場合には、訂正キーの入
力により番号を消去する。そして、ステップ200に戻
る。 ステップ203・・番号が確認キーの入力により確認さ
れると、図32,33に示す管理処理メニューキーを表
示する。 ステップ204・・メニューキーが選択入力される。 以下、多岐にわたるので以下のステップの記載を省略す
る。
【0048】i.メンテナンス処理(図45) ステップ211・・第1階層画面が表示されている。 ステップ212・・スタートキーにより入力される。 ステップ213・・第2階層画面に転換する。 ステップ214・・メンテナンス処理キーにより入力さ
れる。 ステップ215・・保守管理者であることを証明する磁
気カードの投入を要請する。 ステップ216・・磁気カードが投入される。 ステップ217・・投入された磁気カードが、登録され
ているカードであるかを照合判別する。 ステップ218・・登録されていないと判別された場合
には、カードを返還する。 そして、図37のステップ58の第1階層画面の表示に
戻る。
れる。 ステップ215・・保守管理者であることを証明する磁
気カードの投入を要請する。 ステップ216・・磁気カードが投入される。 ステップ217・・投入された磁気カードが、登録され
ているカードであるかを照合判別する。 ステップ218・・登録されていないと判別された場合
には、カードを返還する。 そして、図37のステップ58の第1階層画面の表示に
戻る。
【0049】 ステップ219・・上記が登録されているカードである
と判別されると、暗証番号の入力を要請する。 ステップ220・・暗証番号がテンキーにより入力さ
れ、その番号を表示する。 ステップ221・・上記表示番号の確認を要請し、確認
される。 ステップ222・・番号相違の場合には、訂正キーの入
力により番号を消去する。そして、ステップ220に戻
る。 ステップ223・・番号が確認キーの入力により確認さ
れると、図36に示す保守処理メニューキーを表示す
る。 ステップ224・・メニューキーが選択入力される。 以下、多岐にわたるので以下のステップの記載を省略す
る。
と判別されると、暗証番号の入力を要請する。 ステップ220・・暗証番号がテンキーにより入力さ
れ、その番号を表示する。 ステップ221・・上記表示番号の確認を要請し、確認
される。 ステップ222・・番号相違の場合には、訂正キーの入
力により番号を消去する。そして、ステップ220に戻
る。 ステップ223・・番号が確認キーの入力により確認さ
れると、図36に示す保守処理メニューキーを表示す
る。 ステップ224・・メニューキーが選択入力される。 以下、多岐にわたるので以下のステップの記載を省略す
る。
【0050】図4の第1階層の表示中の日数は、具備さ
れたタイマーを利用して自動的に記入されるものであ
る。所定の日数(概ね7日)が経過すると管理人が格納
荷物を取り出し、適宜の処理を取るものである。この実
施例については、考案の構成、機能の理解を容易にする
ためのものであり、一つのロッカーに複数の荷物が入れ
られたり、複数のロッカーに一当事者が荷物を入れた
り、ロッカーが故障していたり、その他例外的の場合の
ことを省略しているが、記憶装置に更に画像メニューを
追加記憶させて、対処できるようすることができるもの
である。また、制御機能が32個までの荷物格納ロッカ
ーに対応できるものであり、居住者の数に適応するよう
にロッカー本体を増減できるものである。更に、この考
案は、荷物受渡用ロッカー以外のロッカー装置に応用す
ることができる。
れたタイマーを利用して自動的に記入されるものであ
る。所定の日数(概ね7日)が経過すると管理人が格納
荷物を取り出し、適宜の処理を取るものである。この実
施例については、考案の構成、機能の理解を容易にする
ためのものであり、一つのロッカーに複数の荷物が入れ
られたり、複数のロッカーに一当事者が荷物を入れた
り、ロッカーが故障していたり、その他例外的の場合の
ことを省略しているが、記憶装置に更に画像メニューを
追加記憶させて、対処できるようすることができるもの
である。また、制御機能が32個までの荷物格納ロッカ
ーに対応できるものであり、居住者の数に適応するよう
にロッカー本体を増減できるものである。更に、この考
案は、荷物受渡用ロッカー以外のロッカー装置に応用す
ることができる。
【0051】
【考案の効果】a.ロッカーを操作する目的、手順、図
形、タッチキーが、次々と表示装置に表示され、その表
示装置から直接入力することができるので、その操作を
軽快に実施することができる。 b.荷物の配達については、宅配業者が指定されず、ど
の業者でも使用できるので、宅配業者にとっても居住者
にとっても好都合である。更に、自宅から荷物を発送で
きるので便利である。 c.居住者の宅配荷物の受領、宅配業者の集荷品の受領
については、必ず磁気カードによるチエックが行われる
ので、荷物の受渡しが確実である。 d.表示装置にテンキー、選択応答キー、案内スピーカ
ー等の装置が不要であり、制御ユニットが小形化され制
御ユニットにも荷物格納ロッカーを設けられること等に
より、製品を廉価に提供することができる。
形、タッチキーが、次々と表示装置に表示され、その表
示装置から直接入力することができるので、その操作を
軽快に実施することができる。 b.荷物の配達については、宅配業者が指定されず、ど
の業者でも使用できるので、宅配業者にとっても居住者
にとっても好都合である。更に、自宅から荷物を発送で
きるので便利である。 c.居住者の宅配荷物の受領、宅配業者の集荷品の受領
については、必ず磁気カードによるチエックが行われる
ので、荷物の受渡しが確実である。 d.表示装置にテンキー、選択応答キー、案内スピーカ
ー等の装置が不要であり、制御ユニットが小形化され制
御ユニットにも荷物格納ロッカーを設けられること等に
より、製品を廉価に提供することができる。
【図1】荷物受渡用ロッカーの斜視図である。
【図2】考案を実施するためのシステム図である。
【図3】考案の実施例に係る構成要素の全体的配置図で
ある。
ある。
【図4】第1階層及び第2階層の表示画像である。
【図5〜8】荷物配達のための表示画像である。
【図9】荷物配達のための預り書である。
【図10〜12】集荷品受取りのための表示画像であ
る。
る。
【図13〜17】配達荷物の受取りのための表示画像で
ある。
ある。
【図18〜22】荷物発送のための表示画像である。
【図23】荷物発送のための預り書である。
【図24〜26】外出登録ための表示画像である。
【図27〜29】在室登録ための表示画像である。
【図30〜33】管理人処理用のための表示画像であ
る。
る。
【図34〜36】メンテナンス処理用のための表示画像
である。
である。
【図37】起動のためのフローチャートである。
【図38】荷物配達のためのフローチャートである。
【図39】集荷品受取りのためのフローチャートであ
る。
る。
【図40】配達荷物受取りのためのフローチャートであ
る。
る。
【図41】荷物配送のためのフローチャートである。
【図42】外出登録のためのフローチャートである。
【図43】在室登録のためのフローチャートである。
【図44】管理人処理のためのフローチャートである。
【図45】メンテナンス処理用のためのフローチャート
である。
である。
1 制御用ロッカー 2 ロッカー本体 2a ロッカー 2b 扉 3 表示装置 4 磁気カードリーダー 4a カード投入口 5 プリンター 5a プリント用紙の排出口 6 カード情報判別装置 7 記憶装置 7a 使用経歴記憶装置 8 主制御部 9 格納検知センサー 10 閉扉検知センサー 11 電気錠装置 12 第1階層の画像 13 第2階層の画像 14 選択タッチキー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 91/00 A47G 29/122 E05B 49/00
Claims (1)
- 【請求項1】 (イ)後記ロッカー2aの使用を制御す
る制御ユニットが組み込れた制御用ロッカー1と、配達
及び発送される荷物を格納するための大きさを異にする
複数のロッカー2aが積み重ねられて一体に形成され、
前記制御用ロッカー1に並設されるロッカー本体2と、
からなり、 (ロ)前記制御用ロッカー1の表面には、前記ロッカー
2aの使用者に対しその使用のための操作手順及び演算
処理の結果などを伝達するディスプレイによる表示装置
3と、磁気カードの投入口4aと、プリント用紙の排出
口5aが配設され、 (ハ)前記制御用ロッカー1の内部には、磁気カードリ
ーダー4と、前記磁気カードリーダー4で読み取られた
カード情報の判別装置6と、荷物預り書、ロッカー使用
記録及び点検記録を印字するプリンター5と、前記表示
装置3へ表示されるメニューの記憶装置7と、前記表示
装置3に表示された操作手順による正規の入力がなされ
た場合に、該当する前記ロッカー2aの後記電気錠装置
11の作動及び前記プリンター5の作動について必要な
指令を形成する主制御部8及び使用経歴記憶装置7aが
配設され、 (ニ)前記ロッカー2aには、荷物が格納されたことを
検知する荷物格納検知センサー9と、扉2bが閉じられ
たことを検知する閉扉検知センサー10と、電気錠装置
11が配設された荷物受渡用ロッカーにおいて、 a.前記記憶装置7は、前記ロッカー2aを使用するた
めの操作手順としての、呼び掛け文言、図形及びロッカ
ー2aの使用目的に関連して前記主制御部8に指示を入
力するための選択タッチキー14(以下、選択キーとい
う。)をメニューとする複数の表示画像を、階層的に記
憶するものであり、 b.前記記憶装置7から「ロッカー使用状況、スタート
キー入力の案内」及び「スタートキー(14a)」のメ
ニューが編集された第1階層の画像12が前記表示装置
3に表示され、該表示が前記スタートキー14aの入力
により「ロッカー使用目的による選択キー14の案
内」、該選択キー14として宅配業者の「荷物配達キ
ー」及び「集荷品受取キー」、居住者用の「荷物の受取
キー」、 「荷物の発送キー」、「外出キー」及び「在宅キー」、
その他用の「管理人処理キー」及び「メンテナンス処理
キー」のメニューが編集された第2階層の画像13に転
換され、 c.前記「ロッカー使用目的による選択キー」の選択入
力により、その使用目的の達成に必要とするメニューの
画像を、順次、前記記憶装置7から読み出して前記表示
装置3に表示され、使用目的の操作に必要とするメニュ
ーの表示の全部が終了した場合に、前記第1階層の画像
12の表示に戻るように、 されたことを特徴とする荷物受渡用ロッカー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1684393U JP2586023Y2 (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 荷物受渡用ロッカー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1684393U JP2586023Y2 (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 荷物受渡用ロッカー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0671498U JPH0671498U (ja) | 1994-10-07 |
JP2586023Y2 true JP2586023Y2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=11927495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1684393U Expired - Fee Related JP2586023Y2 (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 荷物受渡用ロッカー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2586023Y2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3428190B2 (ja) * | 1994-11-30 | 2003-07-22 | 株式会社イトーキクレビオ | 集中操作型ロッカー装置 |
JPH08209995A (ja) * | 1995-02-01 | 1996-08-13 | Musashi Koki Kk | 集中操作型ロッカ−装置 |
KR100423848B1 (ko) * | 2001-11-07 | 2004-03-22 | 주식회사 대한에스엠 | 택배화물 중계장치 및 그 사용방법 |
RU2603554C2 (ru) * | 2012-03-29 | 2016-11-27 | Амазон Текнолоджис, Инк | Пункты получения товаров |
JP7139560B2 (ja) * | 2018-02-23 | 2022-09-21 | 純 陳 | ロッカーシステム |
JP2019187557A (ja) * | 2018-04-19 | 2019-10-31 | 株式会社Lixil | 荷物収納装置 |
JP2019187558A (ja) * | 2018-04-19 | 2019-10-31 | 株式会社Lixil | 荷物収納装置及び集荷管理システム |
JP7042487B2 (ja) * | 2018-04-25 | 2022-03-28 | ローレルバンクマシン株式会社 | 重要物管理装置 |
-
1993
- 1993-03-15 JP JP1684393U patent/JP2586023Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0671498U (ja) | 1994-10-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |