JPH0318403Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0318403Y2 JPH0318403Y2 JP1985067412U JP6741285U JPH0318403Y2 JP H0318403 Y2 JPH0318403 Y2 JP H0318403Y2 JP 1985067412 U JP1985067412 U JP 1985067412U JP 6741285 U JP6741285 U JP 6741285U JP H0318403 Y2 JPH0318403 Y2 JP H0318403Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- baggage
- storage room
- storage
- room
- resident
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Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は宅配業務において、マンシヨンなどの
集合住宅またはオフイスビルなどの、ロビーやエ
レベータルームあるいは階段室などに設置され、
荷物受取り人または配送依頼人と宅配業者との間
で荷物を受け渡しをする荷物収容集合ロツカーに
関する。
集合住宅またはオフイスビルなどの、ロビーやエ
レベータルームあるいは階段室などに設置され、
荷物受取り人または配送依頼人と宅配業者との間
で荷物を受け渡しをする荷物収容集合ロツカーに
関する。
〔従来の技術〕
小荷物などの荷物配送業務においては、荷物送
り主と荷物受取り人の間を配送業者が仲介してお
り、この仲介時間つまり配送時間を短縮して迅速
に配達することによつて、近時宅配便などと称さ
れる配送業務が急速に発展している。
り主と荷物受取り人の間を配送業者が仲介してお
り、この仲介時間つまり配送時間を短縮して迅速
に配達することによつて、近時宅配便などと称さ
れる配送業務が急速に発展している。
このような配送業務においては、特に配送人が
受取り人に荷物をを届ける場合、配送人と受取り
人が直接面接して荷物を手渡すと同時に、受取り
の証明となる捺印またはサインを受けることを原
則としている。
受取り人に荷物をを届ける場合、配送人と受取り
人が直接面接して荷物を手渡すと同時に、受取り
の証明となる捺印またはサインを受けることを原
則としている。
しかしながら、受取り人が留守の場合は管理人
や近隣宅に代理として受取りを依頼したり、持ち
帰つて再び配送するなどの方法がとられているの
が実情である。
や近隣宅に代理として受取りを依頼したり、持ち
帰つて再び配送するなどの方法がとられているの
が実情である。
このような従来のやり方では、持ち帰つて再び
配送するのでは手間が掛かり、また代理として受
取りを依頼された管理人や近隣宅には迷惑であ
る。
配送するのでは手間が掛かり、また代理として受
取りを依頼された管理人や近隣宅には迷惑であ
る。
このような不具合を解消するため、荷物受取り
用または配送依頼用のボツクスを設置することが
考えられる。
用または配送依頼用のボツクスを設置することが
考えられる。
すなわち、郵便受け、新聞受け等と同様に、荷
物収容ボツクスを準備しておけば、受取り人が留
守であつても、配達人は荷物を上記ボツクスに収
容することにより配達が終了するし、また管理人
や近隣宅に荷物の預りを依頼する必要もない。
物収容ボツクスを準備しておけば、受取り人が留
守であつても、配達人は荷物を上記ボツクスに収
容することにより配達が終了するし、また管理人
や近隣宅に荷物の預りを依頼する必要もない。
ところで、マンシヨンなどのような集合住宅、
あるいはオフイスビルなどでは、ロビーやエレベ
ータルームあるいは階段室に郵便受け、新聞受け
などを設ける場合があり、したがつて上記荷物収
容ボツクスも、ロビーやエレベータルームあるい
は階段室に、しかも集合ロツカーのように設置す
れば配達人としては便利である。
あるいはオフイスビルなどでは、ロビーやエレベ
ータルームあるいは階段室に郵便受け、新聞受け
などを設ける場合があり、したがつて上記荷物収
容ボツクスも、ロビーやエレベータルームあるい
は階段室に、しかも集合ロツカーのように設置す
れば配達人としては便利である。
しかしながら、上記のような宅配用荷物受け渡
し集合ロツカーを、マンシヨンなどのような集合
住宅、あるいはオフイスビルなどに設置する場
合、ロツカーの各荷物収容室の数を、各居住人ま
たは入居会社数だけ設置すると、荷物収容室の数
が多数個必要であり、しかもこの種の荷物収容室
は収容物が大きいから、収容室の容積を大きくし
なければならないという条件もあり、したがつて
宅配用荷物受け渡し集合ロツカーを設置するため
には極めて大きなスペースを必要とする不具合が
ある。
し集合ロツカーを、マンシヨンなどのような集合
住宅、あるいはオフイスビルなどに設置する場
合、ロツカーの各荷物収容室の数を、各居住人ま
たは入居会社数だけ設置すると、荷物収容室の数
が多数個必要であり、しかもこの種の荷物収容室
は収容物が大きいから、収容室の容積を大きくし
なければならないという条件もあり、したがつて
宅配用荷物受け渡し集合ロツカーを設置するため
には極めて大きなスペースを必要とする不具合が
ある。
したがつて本考案の目的は、マンシヨンなどの
ような集合住宅、あるいはオフイスビルなどにお
いて、各居住人または入居会社の数よりも少ない
荷物収容室の数を備えた集合ロツカーを設置し、
その空いている荷物収容室を有効に活用すること
により大きな設置スペースを必要としない宅配用
荷物受け渡し集合ロツカーを提供しようとするも
のである。
ような集合住宅、あるいはオフイスビルなどにお
いて、各居住人または入居会社の数よりも少ない
荷物収容室の数を備えた集合ロツカーを設置し、
その空いている荷物収容室を有効に活用すること
により大きな設置スペースを必要としない宅配用
荷物受け渡し集合ロツカーを提供しようとするも
のである。
本考案は上記目的を達成するため、集合住宅や
テナントビル等に設置されこの入居室数よりも少
ない複数の荷物収容室を備えるとともにこれら荷
物収容室をそれぞれ扉により開閉するようにした
ロツカー本体と、それぞれ荷物収容室に設けられ
た荷物が収容されているか否かを検出する荷物有
無センサと、電気的な信号により上記各扉を旋錠
および解錠するロツク機構と、上記ロツカー本体
またはその近傍に設置され磁気カードに記憶され
ている情報を読取るカードリーダと、上記ロツカ
ー本体またはその近傍に設置され上記荷物有無セ
ンサおよびカードリーダからの情報を処理すると
ともに上記ロツク機構の作動を行う記憶機と、荷
物受取り人に荷物が荷物収容室に収容されている
ことを知らせる報知手段と、上記各荷物収容室の
番号を表示する表示灯とを具備したことを特徴と
する。
テナントビル等に設置されこの入居室数よりも少
ない複数の荷物収容室を備えるとともにこれら荷
物収容室をそれぞれ扉により開閉するようにした
ロツカー本体と、それぞれ荷物収容室に設けられ
た荷物が収容されているか否かを検出する荷物有
無センサと、電気的な信号により上記各扉を旋錠
および解錠するロツク機構と、上記ロツカー本体
またはその近傍に設置され磁気カードに記憶され
ている情報を読取るカードリーダと、上記ロツカ
ー本体またはその近傍に設置され上記荷物有無セ
ンサおよびカードリーダからの情報を処理すると
ともに上記ロツク機構の作動を行う記憶機と、荷
物受取り人に荷物が荷物収容室に収容されている
ことを知らせる報知手段と、上記各荷物収容室の
番号を表示する表示灯とを具備したことを特徴と
する。
上記の構成によれば、荷物収容有無センサから
の信号により記憶機に空き荷物収容室を登録させ
ておき、荷物を収容したい場合はその空き荷物収
容室を検索して捜し出すようにし、かつ空き荷物
収容室に荷物を収容すると磁気カードの暗証番号
および荷物を収容した荷物収容室を記憶させるよ
うにし、荷物受取り人が磁気カードをカードリー
ダに読取らせた場合に上記記憶機に記憶させてあ
る荷物を収容した荷物収容室を表示して該当する
荷物を取出すことができる。
の信号により記憶機に空き荷物収容室を登録させ
ておき、荷物を収容したい場合はその空き荷物収
容室を検索して捜し出すようにし、かつ空き荷物
収容室に荷物を収容すると磁気カードの暗証番号
および荷物を収容した荷物収容室を記憶させるよ
うにし、荷物受取り人が磁気カードをカードリー
ダに読取らせた場合に上記記憶機に記憶させてあ
る荷物を収容した荷物収容室を表示して該当する
荷物を取出すことができる。
以下本考案の一実施例を図面にもとづき説明す
る。
る。
図において1はロツカー本体を示し、例えばマ
ンシヨン等の集合住宅、オフイスビルなどにおけ
るロビー、エレベータルームまたは階段室などに
設置される。ロツカー本体1は複数個の荷物収容
室2…を備え、各荷物収容室2…は扉3…により
開閉される。これら扉3…はそれぞれ、電気的信
号により作動されるロツク手段、例えば電子ロツ
ク4によつて旋錠されるようになつている。
ンシヨン等の集合住宅、オフイスビルなどにおけ
るロビー、エレベータルームまたは階段室などに
設置される。ロツカー本体1は複数個の荷物収容
室2…を備え、各荷物収容室2…は扉3…により
開閉される。これら扉3…はそれぞれ、電気的信
号により作動されるロツク手段、例えば電子ロツ
ク4によつて旋錠されるようになつている。
荷物収容室2…にはこの室内に荷物が収容され
た場合にこれを検知するセンサ5、例えば荷重に
より作動するリミツトスイツチ、あるいは赤外線
センサ、その他公知の適宜なセンサが設置されて
いる。
た場合にこれを検知するセンサ5、例えば荷重に
より作動するリミツトスイツチ、あるいは赤外線
センサ、その他公知の適宜なセンサが設置されて
いる。
上記ロツカー本体1には、上記各荷物収容室2
…の近く、例えば直上に、荷物収容室2の番号を
表示する収容室番号表示灯6が設けられている。
この収容室番号表示灯6は透光性表示プレートに
番号を記載してあり、内部に設けたランプ(図示
しない)が消灯されている時でも表示プレートに
記載した上記番号を視認することができるが、後
述するように受取り人に荷物の入つている収容室
番号を知らせる場合は点灯、もしくは点滅するよ
うになつている。
…の近く、例えば直上に、荷物収容室2の番号を
表示する収容室番号表示灯6が設けられている。
この収容室番号表示灯6は透光性表示プレートに
番号を記載してあり、内部に設けたランプ(図示
しない)が消灯されている時でも表示プレートに
記載した上記番号を視認することができるが、後
述するように受取り人に荷物の入つている収容室
番号を知らせる場合は点灯、もしくは点滅するよ
うになつている。
なお、上記荷物収容室2…の設置数は、居住者
戸数あるいは入居会社数よりも少ない数に設定さ
れている。
戸数あるいは入居会社数よりも少ない数に設定さ
れている。
上記ロツカー本体1の端部には、居住者あるい
は入居会社の名前もしくは入居室番号のうちの少
なくとも一方を記載した居住者表示灯7…が設け
られている。この居住者表示灯7…の数は居住者
あるいは入居会社の総数だけ設けられている。
は入居会社の名前もしくは入居室番号のうちの少
なくとも一方を記載した居住者表示灯7…が設け
られている。この居住者表示灯7…の数は居住者
あるいは入居会社の総数だけ設けられている。
本実施例の居住者表示灯7…は、居住者番号入
力キーを兼用しており、このキーを押すと後述す
る記憶機に居住者番号が入力されるようになつて
いる。
力キーを兼用しており、このキーを押すと後述す
る記憶機に居住者番号が入力されるようになつて
いる。
なお、居住者表示灯7…と居住者番号入力キー
は別々に構成し、居住者表示灯を居住者の部屋に
設置してもよい。
は別々に構成し、居住者表示灯を居住者の部屋に
設置してもよい。
上記ロツカー本体1の端部には、カードリーダ
8および記憶機9が設置されている。カードリー
ダ8は第2図のAおよびBに示される磁気カード
10a,10bに記憶されている暗証番号を読取
り、この暗証番号を記憶機9に信号として送るも
のである。記憶機9はマイクロコンピユータから
なり、その機能は後述する作用とともに説明す
る。
8および記憶機9が設置されている。カードリー
ダ8は第2図のAおよびBに示される磁気カード
10a,10bに記憶されている暗証番号を読取
り、この暗証番号を記憶機9に信号として送るも
のである。記憶機9はマイクロコンピユータから
なり、その機能は後述する作用とともに説明す
る。
上記ロツカー本体1の端部には、居住者が荷物
を発送する場合に用いる発送指令キー11が設け
られており、これについても後の作用で説明す
る。
を発送する場合に用いる発送指令キー11が設け
られており、これについても後の作用で説明す
る。
第2図のAおよびBに示される磁気カード10
a,10bは、その一方の磁気カード10aが配
達業者専用カードであり、他方の磁気カード10
bは居住者(受取り人または発送人)専用カード
である。これら両カード10a,10bにはそれ
ぞれ例えば5桁の共通番号(図面では56789の場
合を示す)が暗唱番号として記録されているとと
もに、配達業者専用磁気カード10aにはさらに
「−1」が記録されており、また居住者(受取り
人または発送人)専用磁気カード10bにはさら
に「−2」が記録されている。
a,10bは、その一方の磁気カード10aが配
達業者専用カードであり、他方の磁気カード10
bは居住者(受取り人または発送人)専用カード
である。これら両カード10a,10bにはそれ
ぞれ例えば5桁の共通番号(図面では56789の場
合を示す)が暗唱番号として記録されているとと
もに、配達業者専用磁気カード10aにはさらに
「−1」が記録されており、また居住者(受取り
人または発送人)専用磁気カード10bにはさら
に「−2」が記録されている。
このような構成の宅配用荷物受け渡し集合ロツ
カーについて、その用い方を作用するとともに説
明する。
カーについて、その用い方を作用するとともに説
明する。
荷物収容室2に荷物が収容されていない場合に
はセンサ5がこれを検知し、その室番号を記憶機
9に登録している。すなわち、記憶機9は空き室
となつている荷物収容室2の番号を記憶してい
る。
はセンサ5がこれを検知し、その室番号を記憶機
9に登録している。すなわち、記憶機9は空き室
となつている荷物収容室2の番号を記憶してい
る。
宅配業者が荷物を配達してくる場合には、荷物
とともにその受取り人に該当する番号を記録した
配達業者専用磁気カード10aも持参してくる。
配送人が集合ロツカーに到着すると、持参してき
た配達業者専用磁気カード10aをカードリーダ
8のカード差し込み口に差込む。カードリーダ8
は配達業者専用磁気カード10aに記録されてい
る受取人番号、つまり「56789−1」を読取り、
これを記憶機9に登録する。
とともにその受取り人に該当する番号を記録した
配達業者専用磁気カード10aも持参してくる。
配送人が集合ロツカーに到着すると、持参してき
た配達業者専用磁気カード10aをカードリーダ
8のカード差し込み口に差込む。カードリーダ8
は配達業者専用磁気カード10aに記録されてい
る受取人番号、つまり「56789−1」を読取り、
これを記憶機9に登録する。
配達人は受取り人に該当する居住者表示灯7…
を兼用している居住者番号入力キーを押す。これ
が例えば部屋番号「301」とすれば、これを記憶
機9が記憶する。
を兼用している居住者番号入力キーを押す。これ
が例えば部屋番号「301」とすれば、これを記憶
機9が記憶する。
すなわち、記憶機9はこの段階で「56789−1
−301」と記憶する。
−301」と記憶する。
上記番号が揃うと、記憶機9に登録されている
空き荷物収容室2の番号が検索されて呼出され
る。空き室があると、当該空き荷物収容室2の収
容室番号表示灯6が点灯もしくは点滅されるとと
もに、その電子ロツク4が解錠される。
空き荷物収容室2の番号が検索されて呼出され
る。空き室があると、当該空き荷物収容室2の収
容室番号表示灯6が点灯もしくは点滅されるとと
もに、その電子ロツク4が解錠される。
配達人は収容室番号表示灯6が点灯もしくは点
滅されている荷物収容室2の扉3を手であけ、こ
の荷物収容室2に荷物を入れる。
滅されている荷物収容室2の扉3を手であけ、こ
の荷物収容室2に荷物を入れる。
荷物が収容されると、荷物収容有無センサ5が
これを検出して記憶機9に信号を送る。
これを検出して記憶機9に信号を送る。
この信号により、記憶機9は、前記記憶してい
る番号「56789−1−301」に上記荷物収容室番
号、例えば「01」を加え、「56789−1−301−01」
として記憶する。
る番号「56789−1−301」に上記荷物収容室番
号、例えば「01」を加え、「56789−1−301−01」
として記憶する。
なお、この時、荷物数が多くて複数の荷物収容
室2を使用する場合は、他の収容室番号表示灯6
が点灯もしくは点滅されている空き荷物収容室2
にも荷物を収容すると、例えば、「56789−01−
301−02」、「56789−1−301−03」等のように使
用する荷物収容室2が記憶される。
室2を使用する場合は、他の収容室番号表示灯6
が点灯もしくは点滅されている空き荷物収容室2
にも荷物を収容すると、例えば、「56789−01−
301−02」、「56789−1−301−03」等のように使
用する荷物収容室2が記憶される。
つぎに、配達人は扉3を閉じる。これにより荷
物を入れた荷物収容室2の収容室番号表示灯6が
消えるとともに、その扉3の電子ロツク4が施錠
される。
物を入れた荷物収容室2の収容室番号表示灯6が
消えるとともに、その扉3の電子ロツク4が施錠
される。
この状態で配送人は配達業者専用磁気カード1
0aをカードリーダ8から抜取り、この配達業者
専用磁気カード10aを持参したまま帰る。
0aをカードリーダ8から抜取り、この配達業者
専用磁気カード10aを持参したまま帰る。
この状態では、居住者表示灯7が点灯されるよ
うになつており、したがつて該当する居住者は、
自分のところの居住者表示灯7が点灯していれ
ば、自分宛てに荷物が届いていることを知るとが
できる。なお、先に述べたように、自分宛てに荷
物が届いているか否かを知るだけであれば、その
表示灯を居住室内に設置することもできる。
うになつており、したがつて該当する居住者は、
自分のところの居住者表示灯7が点灯していれ
ば、自分宛てに荷物が届いていることを知るとが
できる。なお、先に述べたように、自分宛てに荷
物が届いているか否かを知るだけであれば、その
表示灯を居住室内に設置することもできる。
受取り人が、荷物の届いていることを知つた場
合、受取り人は自分の居住者専用磁気カード10
bを持つてきてカードリーダ8に差込む。
合、受取り人は自分の居住者専用磁気カード10
bを持つてきてカードリーダ8に差込む。
カードリーダ8は居住者専用磁気カード10b
に記録されている暗証番号、つまり「56789−02」
を読取り、これを記憶機9に送信する。
に記録されている暗証番号、つまり「56789−02」
を読取り、これを記憶機9に送信する。
記憶機9は上記信号の内の上5桁「56789」を
用いて、上5桁が「56789」であるところの情報
を検索して呼出す。
用いて、上5桁が「56789」であるところの情報
を検索して呼出す。
この呼び出しにより、「56789−1−301−01」、
「56789−1−301−02」、「56789−1−301−03」
が検索されると、各「01」、「02」、「03」に該当す
る番号の荷物収容室2の収容室番号表示灯6が点
灯もしくは点滅され、同時にこれらの扉3の各電
子ロツク4が解錠される。
「56789−1−301−02」、「56789−1−301−03」
が検索されると、各「01」、「02」、「03」に該当す
る番号の荷物収容室2の収容室番号表示灯6が点
灯もしくは点滅され、同時にこれらの扉3の各電
子ロツク4が解錠される。
したがつて、受取り人は収容室番号表示灯6が
点灯もしくは点滅されている荷物収容室2の扉3
を開け、中に入つている荷物を取出す。
点灯もしくは点滅されている荷物収容室2の扉3
を開け、中に入つている荷物を取出す。
荷物が取り出されると、センサ5は空になつた
ことを記憶機9に知らせてその番号を登録させ
る。
ことを記憶機9に知らせてその番号を登録させ
る。
扉3を閉じ、かつカードリーダ8から居住者専
用磁気カード10bを抜き取ると、各扉3の電子
ロツク4が施錠される。こののち記憶機9は先に
記憶していた情報、つまり「56789−1−301−
01」、「56789−1−301−02」、「56789−1−301−
03」を消し、空き室を記憶する。
用磁気カード10bを抜き取ると、各扉3の電子
ロツク4が施錠される。こののち記憶機9は先に
記憶していた情報、つまり「56789−1−301−
01」、「56789−1−301−02」、「56789−1−301−
03」を消し、空き室を記憶する。
以後、荷物を受取る場合は同様な使い方をす
る。
る。
次に荷物を送るため、配送業者に取りに来ても
らう場合について説明する。
らう場合について説明する。
発送人(上記の場合の受取り人)は予め配送業
者に荷物を取りに来て欲しい旨連絡しておく。
者に荷物を取りに来て欲しい旨連絡しておく。
そして発送人は、発送指示キー11を押す。こ
れにより記憶機9は発送作業であることを認識し
て、発送作業の手順に沿つて作動する。
れにより記憶機9は発送作業であることを認識し
て、発送作業の手順に沿つて作動する。
つぎに、発送人は、自分の所持している居住者
専用磁気カード10bをカードリーダ8のカード
差し込み口に差込む。カードリーダ8は居住者専
用磁気カード10bに記録されている番号、つま
り「56789−2」を読取り、これを記憶機9に登
録する。
専用磁気カード10bをカードリーダ8のカード
差し込み口に差込む。カードリーダ8は居住者専
用磁気カード10bに記録されている番号、つま
り「56789−2」を読取り、これを記憶機9に登
録する。
次に発送人は、自分の居住者表示灯7…を兼用
している居住者番号入力キーを押す。これが例え
ば部屋番号「301」とすれば、これを記憶機9が
記憶する。
している居住者番号入力キーを押す。これが例え
ば部屋番号「301」とすれば、これを記憶機9が
記憶する。
すなわち、記憶機9はこの段階で「56789−2
−301」と記憶する。
−301」と記憶する。
上記番号が揃うと、記憶機9に登録されている
空き荷物収容室2の番号が検索されて呼出され
る。空き室があると、当該空き荷物収容室2の収
容室番号表示灯6が点灯もしくは点滅されるとと
もに、その電子ロツク4が解錠される。
空き荷物収容室2の番号が検索されて呼出され
る。空き室があると、当該空き荷物収容室2の収
容室番号表示灯6が点灯もしくは点滅されるとと
もに、その電子ロツク4が解錠される。
発送人は収容室番号表示灯6が点灯もしくは点
滅されている荷物収容室2の扉3を手であけ、こ
の荷物収容室2に荷物を入れる。
滅されている荷物収容室2の扉3を手であけ、こ
の荷物収容室2に荷物を入れる。
荷物が収容されると、荷物収容有無センサ5が
これを検出して記憶機9に信号を送る。
これを検出して記憶機9に信号を送る。
この信号により、記憶機9は、前記記憶してい
る番号「56789−2−301」に上記荷物収容室番
号、例えば「01」を加え、「56789−2−301−01」
として記憶する。
る番号「56789−2−301」に上記荷物収容室番
号、例えば「01」を加え、「56789−2−301−01」
として記憶する。
つぎに、発送人は扉3を閉じる。これにより荷
物を入れた荷物収容室2の収容室番号表示灯6が
消えるとともに、その扉3の電子ロツク4が施錠
される。
物を入れた荷物収容室2の収容室番号表示灯6が
消えるとともに、その扉3の電子ロツク4が施錠
される。
この状態で発送人は居住者専用磁気カード10
bをカードリーダ8から抜取る。
bをカードリーダ8から抜取る。
この状態では、居住者表示灯7が点灯されるよ
うになつている。
うになつている。
配送業者が、荷物を受取りにくると、集荷人は
持参してきた配達業者専用磁気カード10aをカ
ードリーダ8のカード差し込む口に差込む。
持参してきた配達業者専用磁気カード10aをカ
ードリーダ8のカード差し込む口に差込む。
カードリーダ8は配達業者専用磁気カード10
aに記録されている暗証番号、つまり「56789−
1」を読取り、これを記憶機9に送信する。
aに記録されている暗証番号、つまり「56789−
1」を読取り、これを記憶機9に送信する。
記憶機9は上記信号の内の上5桁「56789」を
用いて、上5桁が「56789」であるところの情報
を検索して呼出す。
用いて、上5桁が「56789」であるところの情報
を検索して呼出す。
この呼び出しにより、「56789−2−301−01」
が検索されると、「01」に該当する番号の荷物収
容室2の収容室番号表示灯6が点灯もしくは点滅
され、同時にこれらの扉3の各電子ロツク4が解
錠される。
が検索されると、「01」に該当する番号の荷物収
容室2の収容室番号表示灯6が点灯もしくは点滅
され、同時にこれらの扉3の各電子ロツク4が解
錠される。
したがつて、集荷人はは収容室番号表示灯6が点
灯もしくは点滅されている荷物収容室2の扉3を
開け、中に入つている荷物を取出す。
灯もしくは点滅されている荷物収容室2の扉3を
開け、中に入つている荷物を取出す。
荷物が取り出されると、センサ5は記憶機9に
空になつたことを知らせて登録する。
空になつたことを知らせて登録する。
扉3を閉じ、かつカードリーダ8から配達業者
専用磁気カード10aを抜き取ると、上記扉3の
電子ロツク4が施錠される。こののち記憶機9は
先に記憶していた情報、つまり「56789−2−301
−01」を消し、空き室を記憶する。
専用磁気カード10aを抜き取ると、上記扉3の
電子ロツク4が施錠される。こののち記憶機9は
先に記憶していた情報、つまり「56789−2−301
−01」を消し、空き室を記憶する。
以後同様にして発送を行うことができる。
このような実施例によれば、配達員と受取り人
が直接面接する必要がなく、居直り強盗の心配が
ないとともに、受取り人や発送人が留守の場合に
も荷物の受取りおよび発送が可能となり、管理人
や近隣宅に迷惑を及ぼすことはない。
が直接面接する必要がなく、居直り強盗の心配が
ないとともに、受取り人や発送人が留守の場合に
も荷物の受取りおよび発送が可能となり、管理人
や近隣宅に迷惑を及ぼすことはない。
しかも配達された荷物はロツカーの荷物収容室
2内に、扉3を施錠することにより保管されるか
ら盗難にあつたり、雨に濡れるなどの心配がな
い。
2内に、扉3を施錠することにより保管されるか
ら盗難にあつたり、雨に濡れるなどの心配がな
い。
特に、ロツカーの荷物収容室2の空き具合を記
憶機9によつて捜し出し、この空き荷物収容室2
に荷物を収容するようにしたので荷物収容室2の
数を居住者戸数だけ準備する必要はない。つま
り、この種の宅配荷物は常時全ての居住者に配達
される訳ではないから、荷物収容室2の数を多く
すると空き室が多くなり、その割合いに使用頻度
が少なくなる。したがつて設置スペースが無駄に
なる。
憶機9によつて捜し出し、この空き荷物収容室2
に荷物を収容するようにしたので荷物収容室2の
数を居住者戸数だけ準備する必要はない。つま
り、この種の宅配荷物は常時全ての居住者に配達
される訳ではないから、荷物収容室2の数を多く
すると空き室が多くなり、その割合いに使用頻度
が少なくなる。したがつて設置スペースが無駄に
なる。
これに対し、荷物収容室2の数を居住者戸数よ
り少なくし、上記記憶機9により空き荷物収容室
2を捜して使用するようにしたため、設置スペー
スを小さくすることができる。
り少なくし、上記記憶機9により空き荷物収容室
2を捜して使用するようにしたため、設置スペー
スを小さくすることができる。
以上説明したように本考案によれば、各荷物収
容室に設けた荷物収容有無センサからの信号によ
り記憶機が空き部屋であるか否かを判断して記憶
しておき、使用時にこの空き荷物収容室を表示す
るから、その空いている荷物収容室を有効に活用
することができ、入居戸数よりも少ない数の荷物
収容室を準備すればよいので、マンシヨンなどの
ような集合住宅、あるいはオフイスビルなどにお
いて設置スペースが小さくてすむ。しかも、配達
人と受取り人あるいは発送人との間の情報伝達は
磁気カードおよび記憶機により行われるので、配
達人と受取り人あるいは発送人が直接面積する必
要がなく、留守の場合でも荷物の受取りまたは発
送が行なえるとともに、磁気カードが無いと扉を
開けられないので盗難の心配もない。
容室に設けた荷物収容有無センサからの信号によ
り記憶機が空き部屋であるか否かを判断して記憶
しておき、使用時にこの空き荷物収容室を表示す
るから、その空いている荷物収容室を有効に活用
することができ、入居戸数よりも少ない数の荷物
収容室を準備すればよいので、マンシヨンなどの
ような集合住宅、あるいはオフイスビルなどにお
いて設置スペースが小さくてすむ。しかも、配達
人と受取り人あるいは発送人との間の情報伝達は
磁気カードおよび記憶機により行われるので、配
達人と受取り人あるいは発送人が直接面積する必
要がなく、留守の場合でも荷物の受取りまたは発
送が行なえるとともに、磁気カードが無いと扉を
開けられないので盗難の心配もない。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は斜視
図、第2図AおよびBはそれぞれ磁気カードの説
明図である。 1……ロツカー本体、2……荷物収容室、3…
…扉、4……電子ロツク、5……荷物収容有無セ
ンサ、6……収容室番号表示灯、7……居住者表
示灯兼用入力キー、8……カードリーダ、9……
記憶機、10a,10b……磁気カード。
図、第2図AおよびBはそれぞれ磁気カードの説
明図である。 1……ロツカー本体、2……荷物収容室、3…
…扉、4……電子ロツク、5……荷物収容有無セ
ンサ、6……収容室番号表示灯、7……居住者表
示灯兼用入力キー、8……カードリーダ、9……
記憶機、10a,10b……磁気カード。
Claims (1)
- 集合住宅やテナントビル等に設置されこの入居
室数よりも少ない複数の荷物収容室を備えるとと
もにこれら荷物収容室をそれぞれ扉により開閉す
るようにしたロツカー本体と、それぞれ荷物収容
室に設けられた荷物が収容されているか否かを検
出する荷物有無センサと、電気的な信号により上
記各扉を旋錠および解錠するロツク機構と、上記
ロツカー本体またはその近傍に設置され磁気カー
ドに記憶されている情報を読取るカードリーダ
と、上記ロツカー本体またはその近傍に設置され
上記荷物有無センサおよびカードリーダからの情
報を処理するとともに上記ロツク機構の作動を行
う記憶機と、荷物受取り人に荷物が荷物収容室に
収容されていることを知らせる報知手段と、上記
各荷物収容室の番号を表示する表示灯とを具備し
たことを特徴とする宅配用荷物受け渡し集合ロツ
カー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985067412U JPH0318403Y2 (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985067412U JPH0318403Y2 (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61183305U JPS61183305U (ja) | 1986-11-15 |
JPH0318403Y2 true JPH0318403Y2 (ja) | 1991-04-18 |
Family
ID=30601213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985067412U Expired JPH0318403Y2 (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0318403Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0625992B2 (ja) * | 1987-07-28 | 1994-04-06 | 藤和不動産株式会社 | 配達物等の発着共用ロッカ− |
JPH0630738B2 (ja) * | 1988-03-02 | 1994-04-27 | ローレルバンクマシン株式会社 | 配達受付機 |
JPH0784243B2 (ja) * | 1989-07-14 | 1995-09-13 | キハラ株式会社 | 図書館における貸出物品の処理装置 |
JP2559317Y2 (ja) * | 1989-08-03 | 1998-01-14 | 千恵 藤堂 | クリーニングに於ける無人化用受け渡し装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6160502A (ja) * | 1984-09-03 | 1986-03-28 | Nippon Konpou Unyu Soko Kk | 荷物の自動集配管理方法 |
-
1985
- 1985-05-09 JP JP1985067412U patent/JPH0318403Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6160502A (ja) * | 1984-09-03 | 1986-03-28 | Nippon Konpou Unyu Soko Kk | 荷物の自動集配管理方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61183305U (ja) | 1986-11-15 |
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