JPH0676587U - 玄関ドア - Google Patents

玄関ドア

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JPH0676587U
JPH0676587U JP11079291U JP11079291U JPH0676587U JP H0676587 U JPH0676587 U JP H0676587U JP 11079291 U JP11079291 U JP 11079291U JP 11079291 U JP11079291 U JP 11079291U JP H0676587 U JPH0676587 U JP H0676587U
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door
luggage
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lamp
outer door
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JP11079291U
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圭司 梅川
道正 石川
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輸送機工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】例えばマンションや集合住宅等の玄関ドアに、
宅配便の荷物や小包等を玄関ドアの外部から入れ玄関ド
アの内部から取り出すことのできる荷物の受渡し機能を
もたせ、留守宅への荷物の受渡しを容易確実とする。 【構成】玄関ドアの袖付枠3の袖部内側に外扉52,5
3と内扉62,63とをもち中に荷物の有無を検出する
荷物センサをもった受渡しボックス42,43を設け、
外扉を開き荷物を入れて外扉を閉めると外扉の電気錠7
が自動的に施錠され赤ランプがついて中に荷物が入って
いることを表示し、内扉を開き中の荷物を取り出して内
扉を閉めると外扉の電気錠7が自動的に解錠され緑ラン
プがついて中に荷物が入っていないことを表示するよう
電気的に制御されるようにしたした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の技術分野】
本考案は、例えばマンション或は集合住宅等に適用される玄関ドアに関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
例えばマンションでは日中留守の場合が比較的多く、宅配荷物や小包等の受渡 しを受取人と直接に行うことができないことが多い。そこで従来はマンションの エントランスホールに該マンションの戸数に見合った複数のロッカーをまとめて 設置し、受取人が不在の場合はその受取人のロッカーへ荷物を入れておき、受取 人が帰宅した時エントランスホールの受取人のロッカーをあけて荷物を取り出し 自室に持って帰る、という受渡し方法を採っているのが普通である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のものは、荷物受渡し用のロッカーが多数の人が出入りする人目につ きやすいエントランスホールに設置されているのでプライバシーの面で問題があ り、又ロッカーのキー(一般には磁気カード)をその地域の複数の宅配業者に予 め預けておくことが必要であるから、紛失或は損傷等厄介な事故が生じる可能性 があり、宅配業者,受取人の双方共気苦労が多いという課題を有している。
【0004】 本考案は上記のような従来の課題に対処することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、玄関ドアの袖付枠の袖部内側に、外扉と内扉とを備えた荷物の受渡 しボックスを設け、該受渡しボックスの外扉には電気錠が設けられ、又外扉と内 扉には受渡しボックス内の荷物の有無を表示するランプがそれぞれ設けてあり、 更に受渡しボックス内の荷物の有無を検出して信号を発する荷物センサが設けて あり、荷物センサの荷物有りの信号と外扉の閉信号とにより上記電気錠を施錠状 態にすると共に上記ランプが中に荷物があることを表示し、荷物センサの荷物無 しの信号と内扉の閉信号とにより上記電気錠を解錠状態にすると共に中に荷物が 無いことを上記ランプが表示するという制御を行う制御装置を設けたことを特徴 とするものである。
【0006】
【作用】
上記により、宅配業者が留守宅に宅配荷物を届けに来た時、中が空であること を表示する例えば緑ランプがついている受渡しボックスの外扉を開き中に荷物を 入れて外扉を閉める。すると荷物センサの荷物有りの信号と外扉閉の信号とによ り外扉の電気錠が施錠状態になると共に中に荷物が有ることを表示する例えば赤 ランプに切り換わる。受取人が帰宅すると赤ランプの点灯にて荷物が届いている ことが分かり、玄関ドアを開けて中に入ってから内扉を開き中の荷物を取り出し てから内扉を閉める。すると荷物センサの荷物無しの信号と内扉の閉信号とによ り外扉の電気錠は開錠,ランプは緑ランプの点灯に切り換わり、次の荷物配送に 備える。このようにして留守宅への荷物の配送受渡しが確実に行われる。
【0007】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面を参照して説明する。
【0008】 図において、1は本考案にかかる玄関ドアであり、該玄関ドア1はドア本体2 と袖付枠3と該袖付枠3の袖部内側に一体的に固着したボックス部4とにより構 成され、例えばマンションの各室の玄関ドアとして用いられる。
【0009】 ボックス部4は上下に複数段に区画され、図示実施例では最上段を電気制御ボ ックス41とし、上から2段目及び3段目を荷物の受渡しボックス42及び43 とし、4段目を郵便受箱44とし、5段目即ち最下段はその外側部分を牛乳びん 又は牛乳パックを外側から出し入れできる牛乳入れ部45としその内側部分を内 側からのみ出し入れできる物入れ46とした例を示している。
【0010】 上記ボックス部4の各区画のうち受渡しボックス42と43には玄関ドア1の 外側から開くことのできる外扉52と53がそれぞれ設けられ、牛乳入れ部45 を除く残りすべての区画には玄関ドア1の内側から開くことのできる内扉61, 62,63,64,65がそれぞれ設けられ、上記受渡しボックス42及び43 の外扉52及び53には電気錠7がそれぞれ設けられ、又該外扉52,53には 第1と第2の2個のランプ8aと8bがそれぞれ設けてある。第1のランプ8a は緑ランプ,第2のランプ8bは赤ランプとする。
【0011】 上記受渡しボックス42,43内にはその中に荷物が有るか無いかを検出する 荷物センサ(図示は省略しているが例えばボックス内の対角線に光線を出す発光 素子とその光線を受けて電気的信号を発する受光素子とからなる光センサ等従来 より公知の任意のセンサを使用できる)が設けられており、中に荷物が入ってい ない時は外扉52,53の電気錠7は解錠状態となっていて外部から外扉を開く ことができると共に第1ランプ8a即ち緑ランプがついて中が空であることを表 示し、中に荷物を入れ外扉を閉めると電気錠7が自動的に施錠状態になると共に 第2ランプ8b即ち赤ランプに切り換わり内部に荷物が入っていることを表示す るようになっている。又内扉62,63を開き内側から中の荷物を取り出し内扉 を閉めると、電気錠7は解錠状態に切り換わると共に第1ランプ8a即ち緑ラン プに切り換わる。このような電気錠及び第1,第2ランプの各制御は、上記荷物 センサの信号と外扉,内扉の各閉信号とに基づき電気制御ボックス41内に収納 設置されている制御装置(図示省略)が行う。尚停電時には上記電気錠7は受渡 しボックス内の荷物の有無に関係なく施錠状態になるものとする。
【0012】 上記受渡しボックス42,43の内扉62,63にも上記外扉の第1と第2の ランプと同じ第1ランプ(緑ランプ)9aと第2ランプ(赤ランプ)9bとがそ れぞれ設けてあり、外扉の第1,第2のランプ8a,8bと同一の切り換え制御 が行われるようになっており、これにより受渡しボックス内の荷物の有無を室内 側からも確認できるようになっている。又外扉52にはインタホーン10が設け てある。郵便受箱44の内扉64には中に郵便が入っているかどうかを確認する ための透し穴64aが設けられている。
【0013】 上記において、宅配業者が宅配荷物を届けに来てインタホーン10の押しボタ ンを押し、居住者が在宅かどうかを確認し、在宅であれば居住者によってドア本 体2が開かれてそこから直接荷物の受渡しが行われる。内部応答がない場合は不 在であると判断し、玄関ドアの袖部にある受渡しボックスを利用する。この場合 第2ランプ8b即ち赤ランプがついている受渡しボックスは既に荷物が入ってい て外扉が施錠されているので、第1ランプ8a即ち緑ランプがついている方の受 渡しボックスの外扉を開き宅配荷物を入れ外扉を閉める。するとその受渡しボッ クスの電気錠7が自動的に施錠されると共に第2ランプ8b即ち赤ランプに切り 換わり、その内部に荷物が入っていることを表示する。居住者が帰宅し玄関ドア のドア本体2を開く前又は中へ入ってから第2ランプ8b又は9bの点灯により 荷物が受渡しボックス内に入っていることを確認し、室内側から内扉を開いて中 の荷物を取り出し内扉を閉める。するとその受渡しボックスの外扉の電気錠7は 解錠状態に切り換わり又ランプも第1ランプ8a,9aに切り換わり、荷物の受 渡しが完了する。
【0014】 上記のようにマンションの各室の玄関ドアの袖部に荷物の受渡しボックスを設 け、該受渡しボックス内の荷物の取り出しを自分の室内で行うようにしているの で、プライバシーの問題はほぼ解消され、又宅配業者に受渡しボックスの鍵を預 けておく必要がなく、宅配業者及び受取人双方の気苦労がなくなる。
【0015】 尚、受渡しボックス42,43の外扉52,53の何れか一方又は双方に、荷 物を中に入れ外扉を閉め該外扉が自動的に施錠状態となり且つランプが赤ランプ に切り換わったとき制御装置の信号により自動的にその荷物の受領証をプリント アウトする受領証発行部を設け、荷物を届けた宅配業者がその受領証を持ち帰る ことができるようにすることもできる。
【0016】 上記実施例では玄関ドアの袖部に設けたボックス部3のうちの2つの区画を受 渡しボックス42,43とした例を示しているが、該受渡しボックスを1つとし ても良く、又郵便受箱44,牛乳入れ部45,物入れ46等を省略して3つ以上 の区画を荷物の受渡しボックスとしても良い。内扉は図示のようなボックス部の 側面に限らず、室内で最も取り出し易い任意の面に設けることができる。
【0017】 上記した本考案の玄関ドアは、マンションや集合住宅の玄関ドアとして極めて 好適であるが、一般住宅や事業所等の玄関ドアとしても使用できることは言うま でもない。
【0018】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、玄関ドアの袖部内側に外扉と内扉とを備えた荷 物の受渡しボックスを設け、外扉から荷物を入れて該外扉を閉めると自動的に外 扉が施錠されると共に荷物が入っていることを表示し、室内から内扉を開いて荷 物を取り出し該内扉を閉めると上記外扉の施錠が解除されると共に中が空である ことの表示に切り換わるようにしたことにより、留守宅への宅配便や小包等の荷 物の受渡しが極めて容易確実となり、特にマンションや集合住宅の玄関ドアとし て用いた場合大なる効果をもたらし得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示すもので、(A)は外観斜
視図、(B)は(A)のX−X断面図である。
【図2】図1(A)のY−Y断面図である。
【符号の説明】
1 玄関ドア 2 ドア本体 3 袖付枠 4 ボックス部 7 電気錠 8a 第1ランプ 8b 第2ランプ 9a 第1ランプ 9b 第2ランプ 42 受渡しボックス 43 受渡しボックス 52 外扉 53 外扉 62 内扉 63 内扉

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玄関のドア本体と、袖付枠と、該袖付枠
    の袖部内側に設けたボックス部とからなる玄関ドアであ
    って、該ボックス部は複数に区画されその区画のなかの
    1つ又は2つ以上を荷物の受渡しボックスとし、該受渡
    しボックスには玄関ドアの外部から荷物を入れることの
    できる外扉と玄関ドアの内部から中の荷物を取り出すこ
    とのできる内扉と中の荷物の有無を検出して信号を発す
    る荷物センサとが設けてあり、該外扉には電気錠が設け
    られ、該外扉と内扉には中に荷物が入っているかいない
    かを表示するランプがそれぞれ設けてあり、上記荷物セ
    ンサの信号と外扉及び内扉の閉信号とに基づき外扉を開
    いて中に荷物を入れ該外扉を閉めると電気錠が施錠状態
    となると共に中に荷物が入っていることを外扉,内扉の
    各ランプが表示し、内扉を開いて荷物を取り出し該内扉
    を閉めると前記電気錠の施錠が解除されると共に中が空
    であることを外扉,内扉の各ランプが表示するという電
    気錠及びランプの制御を行う制御装置を設けたことを特
    徴とする玄関ドア。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014025225A (ja) * 2012-07-25 2014-02-06 Sankyotateyama Inc 出入口戸
JP2018123489A (ja) * 2017-01-30 2018-08-09 株式会社Lixil 建具
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JP2021107634A (ja) * 2019-12-27 2021-07-29 三和シヤッター工業株式会社 建具

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