JPH0716839Y2 - 収納庫 - Google Patents

収納庫

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JPH0716839Y2
JPH0716839Y2 JP1989029012U JP2901289U JPH0716839Y2 JP H0716839 Y2 JPH0716839 Y2 JP H0716839Y2 JP 1989029012 U JP1989029012 U JP 1989029012U JP 2901289 U JP2901289 U JP 2901289U JP H0716839 Y2 JPH0716839 Y2 JP H0716839Y2
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JP
Japan
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door
storage
indoor
outdoor
article
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Application number
JP1989029012U
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English (en)
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JPH02122835U (ja
Inventor
万佐志 加藤
Original Assignee
ナショナル住宅産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、家屋の内部に設けられ、しかも屋外から安全
に物品を収納しうる収納庫に関する。
〔従来技術〕
近年、一般家庭にあっては、小口荷物が配達される頻度
が多くなりつつある。
このような配達物は通常戸口配達を建前とすることによ
って、家人の不在時にあってはその受渡しが不能とな
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来、不在による配達不能の場合には、後日再配達する
か、さもなくば軒下等に仮置きせねばならなかった。
しかし前者にあっては配達が2度手間となり費用と時間
の無駄が生じる。又後者にあっては、盗難の危険があ
り、貴重品は放置できずしかも雨水による汚損の危険も
ある。
しかも国内にあっては就業人口が年を追って増加し、昼
間不在の家庭が急激に増しつつある。
このような情勢のもとに、不在時にあっても、損傷、盗
難の危険がなく屋外から収納しうる収納庫の出現が要請
される。
本考案は、屋外面に設けた外開口部と屋内面に設けた内
開口部とに夫々屋外扉と屋内扉とを配し、しかも屋外扉
は閉止により施錠可能とすることを基本として、不在時
にあっても安全かつ汚損することなく物品を受領でき前
記要請に対応しうる収納庫の提供を目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
前記要請を充足すべく本考案の収納庫にあっては、玄関
扉が取付く出入口を有する家屋の外壁部に配される収納
庫であって、物品を収納しうる収納部の、前記外壁部の
屋外面に設けた外開口部を開閉しうる屋外扉と、前記屋
外面と直角をなしかつ前記出入口からのびるとともに玄
関部に向く屋内面に設けた内開口部を開閉しうる屋内扉
とを有し、かつ前記収納部に、物品の収納を検知する検
知器を設ける一方、前記屋内扉は、屋内からの操作によ
り開放されるとともに、屋外扉の閉止によりこの屋外扉
を施錠する錠体と、前記検知器が物品の収納を検知して
いるときこの錠体の施錠によって配達状を発行する制御
具とを備えている。
〔作用〕
収納部の屋外面に設けた外開口部に屋外扉を設け、その
屋外扉は、閉止に際して施錠する錠体を具えているた
め、収納部に収納された荷物は、盗難の危険はなく、又
雨水などによる汚損から保護され安全に保管される。又
保管された荷物を屋内扉の開放により屋内の玄関部にお
いて取出すことができる。
又、屋内扉は屋内からの操作により開放できるため、屋
内扉の閉止によって、収納部は屋内と遮断され、屋内の
保安が確実となる。従って不在時にあっても荷物を安全
かつ確実に受領することができる。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
本考案の収納庫1は、第1図に示す如く玄関扉11が取付
く出入口を有する家屋Aの外壁部Wに配されしかも玄関
内側に設けた屋内収納棚Fに並設される。
図において収納庫1は家屋Aの外壁部Wに配される。外
壁部Wは前記したごとく、玄関扉11の一方の側部に位置
する外壁として形成される。
前記外壁部Wには本実施例では上下3段に積重ねられた
3個の収納庫1、1、1によって収納庫群1Aが形設され
るとともに、該収納庫群1Aの上方には収納庫1と略同巾
の郵便受12が付設される。収納庫1には該収納庫1の周
囲壁を形成する四方の側壁のうち外壁部Wの屋外面と、
該屋外面と直角をなしかつ前記出入口から屋内Cにのび
る玄関部に向く屋内面とが開放された収納部2を具え、
前記外壁部Wを切除することにより前記屋外面に形成さ
れる屋外Bに向く外開口部3と、玄関扉11の一端から外
壁Wと直角に屋内Cにのびる内壁部Vを切り取って前記
屋内面に形成される内開口部4とを具える。
前記収納部2には、外開口部3を覆う回転扉からなる屋
外扉5、5、5が夫々の収納庫1、1、1毎に取付けら
れる。又収納部2の内開口部4には3つの収納部2、
2、2全体を同時に覆いうる丈長の板体からなる回転扉
体によって形成される屋内扉6が設けられる。
なお本実施例では、内壁部Vには屋内収納棚Fが該内壁
部Vに沿って配され、前記屋内扉6は、屋内収納棚Fの
外側面と略面一に配されている。
前記屋内扉6は、屋内Cから開閉でき、かつ屋内Cから
扉の閉止を持続させる施錠具14と扉の閉止を検知する第
1の検知器X1とを具える。第1の検知器X1の信号は、外
壁部Wに設けられる制御具15に伝達される。
又収納部2内部には棚板16上に収納される物品Pの重量
を検知でき、その検知出力を前記制御具15に伝達しうる
検知器X2(以下第2の検知器X2という)を設ける。
屋外扉5は、前記制御具15から出る信号によって解錠し
うる錠体7を具える。
又屋外扉5には、収納部2内部に物品Pの存否を表示す
る表示ランプ17を屋外に向けて取付ける。
制御具15は、本実施例では、特定の番号を入力すること
により屋外扉5の前記錠体7を解錠しうるテンキーから
なる解錠部19と、収納部2に物品Pを収容した旨を居住
人に伝言する配達状20を発行する伝言部21とを具える。
又外壁部Wの屋外B側には、監視カメラ22を取付ける。
なお監視カメラ22は、屋外Bから物品Pを収納する期間
だけ作動するように形成される。
然して本考案の収納庫1は次に述べる手順により行われ
る。
1) 居住人が外出する際に屋内扉6を閉じかつ施錠具
14を操作し、施錠する。従って屋外Bから収納部2内部
を通じて屋内扉6を開放することができない。
2) 屋内扉6の施錠は、第1の検知器X1によって制御
具15に設ける解錠部19及び伝言部21に「YES」の信号を
出し解錠部19及び伝言部21に動作開始を準備させる。
3) 配達員は玄関に到着し、テンキーに暗証番号を入
力する。なお暗証番号は特定の配達員のみ事前に通知さ
れており、第3者に乱用されるのを防ぐ。
4) テンキーの操作により解錠部19は、屋外扉5に設
ける錠体7を解錠する。又監視カメラ22が作動を開始す
る。
5) 配達員は外開口部3から荷物Pを収納部2に入れ
る。
6) 第2の検知器X2が荷物Pが収納されたことを検知
し、解錠部19、伝言部21に「YES」を伝える。
7) 配達員は屋外扉5を閉じる。
8) 屋外扉5の閉止とともに錠体7は施錠し、かつ表
示ランプ17は荷物在中を表示する。なお施錠に際しては
物品Pが在中することにより、在中する収納庫1につい
ては、再度テンキーを操作した場合であっても解錠され
ることがない。
9) 伝言部21は配達状20を作成する。配達状20には、
年月日及び時間、収納庫の番号が印字される。
10) 配達員は前記配達状20に必要に応じて配達員の名
前、注意事項等を追記し、郵便受12に投入する。
11) 監視カメラ22は作動を停止する。
12) 以後、他の配達員により物品Pが持ち込まれた場
合には、同様なテンキーの操作によって、空きの収納庫
1に収納することができる。しかし物品が在中する収納
庫1は解錠されることなく安全に保管することができ
る。
13) 居住人が帰宅し郵便受12から配達状20を取出し物
品Pの在中を確認する。
14) 屋内扉6の施錠具14を開放しかつ屋内扉6を開き
物品Pを取り出す。屋内扉6を開放することにより、第
1の検知器X1は信号を出力し、制御具15を開始時点の状
態に戻す。
なお本考案の収納庫において、解錠部を設けることなく
錠体7を常時において解錠状態を保持させるとともに、
収納部2に物品を収納した状態において、その検知によ
り、屋外扉7の閉止とともに施錠するように形成しても
よく、又第2の検知器X2を例えば光電管用いてその遮光
により検知してもよく、本考案は種々な態様のものに変
形できる。
〔考案の効果〕
叙上の如く本考案は収納庫は、その収納部の屋外面と屋
内面とに夫々外開口部、内開口部を設けたため、物品の
収納、取出しは屋内及び屋外の双方より行える。
又内開口部は屋内からの操作により開放できるため、居
住人は屋外に出ることなく物品の取出しができ、特に夜
間、雨天にあってはその取扱いを便宜とする。又内開口
部の閉止によって屋内と、屋外とが遮断されるため保安
が良好となる。
さらに屋外扉は、閉止に際して施錠する錠体を具えてい
るため、盗難のおそれはなく、物品を安全に保管でき
る。又収納部に設けた検知器が物品の収納を検知してい
るとき前記錠体の施錠によって配達状を発行する制御具
を具えるため、物品の受渡し、受取りを確実化しうる。
このように本考案構成の収納庫を家屋の外壁部に設ける
ことにより、不在時にあっても配達不能による物品の持
帰りがなく、又物品の汚損、盗難の危険がなく屋内に安
全に収納することができる。さらに前記屋内面は、前記
屋外面と直角をなしかつ玄関扉が取付く出入口からのび
て玄関部に向くため、通常靴箱等の玄関収納箱が配置さ
れる玄関の側部に、納まりよくこの収納庫を玄関収納箱
に並べて配置しうるとともに、玄関スペースを有効に活
用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の収納庫を設けた家屋の一例を示す斜視
図、第2図は本考案の一実施例を屋外側から見た斜視
図、第3図はその屋内側から見た斜視図である。 2……収納部、3……外開口部、4……内開口部、5…
…屋外扉、6……屋内扉、7……錠体、11……玄関扉、
15……制御具、20……配達状、A……家屋、C……屋
内、P……物品、W……外壁部、X2……検知器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】玄関扉が取付く出入口を有する家屋の外壁
    部に配される収納庫であって、物品を収納しうる収納部
    の、前記外壁部の屋外面に設けた外開口部を開閉しうる
    屋外扉と、前記屋外面と直角をなしかつ前記出入口から
    のびるとともに玄関部に向く屋内面に設けた内開口部を
    開閉しうる屋内扉とを有し、かつ前記収納部に、物品の
    収納を検知する検知器を設ける一方、前記屋内扉は、屋
    内からの操作により開放されるとともに、屋外扉の閉止
    によりこの屋外扉を施錠する錠体と、前記検知器が物品
    の収納を検知しているときこの錠体の施錠によって配達
    状を発行する制御具とを具えてなる収納庫。
JP1989029012U 1989-03-13 1989-03-13 収納庫 Expired - Lifetime JPH0716839Y2 (ja)

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JP1989029012U JPH0716839Y2 (ja) 1989-03-13 1989-03-13 収納庫

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JPH02122835U JPH02122835U (ja) 1990-10-09
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