JP2545706Y2 - 玄関ドア - Google Patents

玄関ドア

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JP2545706Y2
JP2545706Y2 JP11079291U JP11079291U JP2545706Y2 JP 2545706 Y2 JP2545706 Y2 JP 2545706Y2 JP 11079291 U JP11079291 U JP 11079291U JP 11079291 U JP11079291 U JP 11079291U JP 2545706 Y2 JP2545706 Y2 JP 2545706Y2
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JP
Japan
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door
luggage
lamp
box
entrance
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圭司 梅川
道正 石川
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輸送機工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の技術分野】本考案は、例えばマンション或は
集合住宅等に適用される玄関ドアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばマンションでは日中留守の場合が
比較的多く、宅配荷物や小包等の受渡しを受取人と直接
に行うことができないことが多い。そこで従来はマンシ
ョンのエントランスホールに該マンションの戸数に見合
った複数のロッカーをまとめて設置し、受取人が不在の
場合はその受取人のロッカーへ荷物を入れておき、受取
人が帰宅した時エントランスホールの受取人のロッカー
をあけて荷物を取り出し自室に持って帰る、という受渡
し方法を採っているのが普通である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来のものは、荷
物受渡し用のロッカーが多数の人が出入りする人目につ
きやすいエントランスホールに設置されているのでプラ
イバシーの面で問題があり、又ロッカーのキー(一般に
は磁気カード)をその地域の複数の宅配業者に予め預け
ておくことが必要であるから、紛失或は損傷等厄介な事
故が生じる可能性があり、宅配業者,受取人の双方共気
苦労が多いという課題を有している。
【0004】本考案は上記のような従来の課題に対処す
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、玄関ドアの袖
付枠の袖部内側に、外扉と内扉とを備えた荷物の受渡し
ボックスを設け、該受渡しボックスの外扉には電気錠が
設けられ、又外扉と内扉には受渡しボックス内の荷物の
有無を表示するランプがそれぞれ設けてあり、更に受渡
しボックス内の荷物の有無を検出して信号を発する荷物
センサが設けてあり、荷物センサの荷物有りの信号と外
扉の閉信号とにより上記電気錠を施錠状態にすると共に
上記ランプが中に荷物があることを表示し、荷物センサ
の荷物無しの信号と内扉の閉信号とにより上記電気錠を
解錠状態にすると共に中に荷物が無いことを上記ランプ
が表示するという制御を行う制御装置を設けたことを特
徴とするものである。
【0006】
【作用】上記により、宅配業者が留守宅に宅配荷物を届
けに来た時、中が空であることを表示する例えば緑ラン
プがついている受渡しボックスの外扉を開き中に荷物を
入れて外扉を閉める。すると荷物センサの荷物有りの信
号と外扉閉の信号とにより外扉の電気錠が施錠状態にな
ると共に中に荷物が有ることを表示する例えば赤ランプ
に切り換わる。受取人が帰宅すると赤ランプの点灯にて
荷物が届いていることが分かり、玄関ドアを開けて中に
入ってから内扉を開き中の荷物を取り出してから内扉を
閉める。すると荷物センサの荷物無しの信号と内扉の閉
信号とにより外扉の電気錠は開錠,ランプは緑ランプの
点灯に切り換わり、次の荷物配送に備える。このように
して留守宅への荷物の配送受渡しが確実に行われる。
【0007】
【実施例】以下本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
【0008】図において、1は本考案にかかる玄関ドア
であり、該玄関ドア1はドア本体2と袖付枠3と該袖付
枠3の袖部内側に一体的に固着したボックス部4とによ
り構成され、例えばマンションの各室の玄関ドアとして
用いられる。
【0009】ボックス部4は上下に複数段に区画され、
図示実施例では最上段を電気制御ボックス41とし、上
から2段目及び3段目を荷物の受渡しボックス42及び
43とし、4段目を郵便受箱44とし、5段目即ち最下
段はその外側部分を牛乳びん又は牛乳パックを外側から
出し入れできる牛乳入れ部45としその内側部分を内側
からのみ出し入れできる物入れ46とした例を示してい
る。
【0010】上記ボックス部4の各区画のうち受渡しボ
ックス42と43には玄関ドア1の外側から開くことの
できる外扉52と53がそれぞれ設けられ、牛乳入れ部
45を除く残りすべての区画には玄関ドア1の内側から
開くことのできる内扉61,62,63,64,65が
それぞれ設けられ、上記受渡しボックス42及び43の
外扉52及び53には電気錠7がそれぞれ設けられ、又
該外扉52,53には第1と第2の2個のランプ8aと
8bがそれぞれ設けてある。第1のランプ8aは緑ラン
プ,第2のランプ8bは赤ランプとする。
【0011】上記受渡しボックス42,43内にはその
中に荷物が有るか無いかを検出する荷物センサ(図示は
省略しているが例えばボックス内の対角線に光線を出す
発光素子とその光線を受けて電気的信号を発する受光素
子とからなる光センサ等従来より公知の任意のセンサを
使用できる)が設けられており、中に荷物が入っていな
い時は外扉52,53の電気錠7は解錠状態となってい
て外部から外扉を開くことができると共に第1ランプ8
a即ち緑ランプがついて中が空であることを表示し、中
に荷物を入れ外扉を閉めると電気錠7が自動的に施錠状
態になると共に第2ランプ8b即ち赤ランプに切り換わ
り内部に荷物が入っていることを表示するようになって
いる。又内扉62,63を開き内側から中の荷物を取り
出し内扉を閉めると、電気錠7は解錠状態に切り換わる
と共に第1ランプ8a即ち緑ランプに切り換わる。この
ような電気錠及び第1,第2ランプの各制御は、上記荷
物センサの信号と外扉,内扉の各閉信号とに基づき電気
制御ボックス41内に収納設置されている制御装置(図
示省略)が行う。尚停電時には上記電気錠7は受渡しボ
ックス内の荷物の有無に関係なく施錠状態になるものと
する。
【0012】上記受渡しボックス42,43の内扉6
2,63にも上記外扉の第1と第2のランプと同じ第1
ランプ(緑ランプ)9aと第2ランプ(赤ランプ)9b
とがそれぞれ設けてあり、外扉の第1,第2のランプ8
a,8bと同一の切り換え制御が行われるようになって
おり、これにより受渡しボックス内の荷物の有無を室内
側からも確認できるようになっている。又外扉52には
インタホーン10が設けてある。郵便受箱44の内扉6
4には中に郵便が入っているかどうかを確認するための
透し穴64aが設けられている。
【0013】上記において、宅配業者が宅配荷物を届け
に来てインタホーン10の押しボタンを押し、居住者が
在宅かどうかを確認し、在宅であれば居住者によってド
ア本体2が開かれてそこから直接荷物の受渡しが行われ
る。内部応答がない場合は不在であると判断し、玄関ド
アの袖部にある受渡しボックスを利用する。この場合第
2ランプ8b即ち赤ランプがついている受渡しボックス
は既に荷物が入っていて外扉が施錠されているので、第
1ランプ8a即ち緑ランプがついている方の受渡しボッ
クスの外扉を開き宅配荷物を入れ外扉を閉める。すると
その受渡しボックスの電気錠7が自動的に施錠されると
共に第2ランプ8b即ち赤ランプに切り換わり、その内
部に荷物が入っていることを表示する。居住者が帰宅し
玄関ドアのドア本体2を開く前又は中へ入ってから第2
ランプ8b又は9bの点灯により荷物が受渡しボックス
内に入っていることを確認し、室内側から内扉を開いて
中の荷物を取り出し内扉を閉める。するとその受渡しボ
ックスの外扉の電気錠7は解錠状態に切り換わり又ラン
プも第1ランプ8a,9aに切り換わり、荷物の受渡し
が完了する。
【0014】上記のようにマンションの各室の玄関ドア
の袖部に荷物の受渡しボックスを設け、該受渡しボック
ス内の荷物の取り出しを自分の室内で行うようにしてい
るので、プライバシーの問題はほぼ解消され、又宅配業
者に受渡しボックスの鍵を預けておく必要がなく、宅配
業者及び受取人双方の気苦労がなくなる。
【0015】尚、受渡しボックス42,43の外扉5
2,53の何れか一方又は双方に、荷物を中に入れ外扉
を閉め該外扉が自動的に施錠状態となり且つランプが赤
ランプに切り換わったとき制御装置の信号により自動的
にその荷物の受領証をプリントアウトする受領証発行部
を設け、荷物を届けた宅配業者がその受領証を持ち帰る
ことができるようにすることもできる。
【0016】上記実施例では玄関ドアの袖部に設けたボ
ックス部3のうちの2つの区画を受渡しボックス42,
43とした例を示しているが、該受渡しボックスを1つ
としても良く、又郵便受箱44,牛乳入れ部45,物入
れ46等を省略して3つ以上の区画を荷物の受渡しボッ
クスとしても良い。内扉は図示のようなボックス部の側
面に限らず、室内で最も取り出し易い任意の面に設ける
ことができる。
【0017】上記した本考案の玄関ドアは、マンション
や集合住宅の玄関ドアとして極めて好適であるが、一般
住宅や事業所等の玄関ドアとしても使用できることは言
うまでもない。
【0018】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、玄関ドア
の袖部内側に外扉と内扉とを備えた荷物の受渡しボック
スを設け、外扉から荷物を入れて該外扉を閉めると自動
的に外扉が施錠されると共に荷物が入っていることを表
示し、室内から内扉を開いて荷物を取り出し該内扉を閉
めると上記外扉の施錠が解除されると共に中が空である
ことの表示に切り換わるようにしたことにより、留守宅
への宅配便や小包等の荷物の受渡しが極めて容易確実と
なり、特にマンションや集合住宅の玄関ドアとして用い
た場合大なる効果をもたらし得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示すもので、(A)は外観斜
視図、(B)は(A)のX−X断面図である。
【図2】図1(A)のY−Y断面図である。
【符号の説明】
1 玄関ドア 2 ドア本体 3 袖付枠 4 ボックス部 7 電気錠 8a 第1ランプ 8b 第2ランプ 9a 第1ランプ 9b 第2ランプ 42 受渡しボックス 43 受渡しボックス 52 外扉 53 外扉 62 内扉 63 内扉

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玄関のドア本体と、袖付枠と、該袖付枠
    の袖部内側に設けたボックス部とからなる玄関ドアであ
    って、該ボックス部は複数に区画されその区画のなかの
    1つ又は2つ以上を荷物の受渡しボックスとし、該受渡
    しボックスには玄関ドアの外部から荷物を入れることの
    できる外扉と玄関ドアの内部から中の荷物を取り出すこ
    とのできる内扉と中の荷物の有無を検出して信号を発す
    る荷物センサとが設けてあり、該外扉には電気錠が設け
    られ、該外扉と内扉には中に荷物が入っているかいない
    かを表示するランプがそれぞれ設けてあり、上記荷物セ
    ンサの信号と外扉及び内扉の閉信号とに基づき外扉を開
    いて中に荷物を入れ該外扉を閉めると電気錠が施錠状態
    となると共に中に荷物が入っていることを外扉,内扉の
    各ランプが表示し、内扉を開いて荷物を取り出し該内扉
    を閉めると前記電気錠の施錠が解除されると共に中が空
    であることを外扉,内扉の各ランプが表示するという電
    気錠及びランプの制御を行う制御装置を設けたことを特
    徴とする玄関ドア。
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JP6096431B2 (ja) * 2012-07-25 2017-03-15 三協立山株式会社 出入口戸
JP2018123489A (ja) * 2017-01-30 2018-08-09 株式会社Lixil 建具
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JP7413015B2 (ja) * 2019-12-27 2024-01-15 三和シヤッター工業株式会社 建具

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