JP7075192B2 - 宅配物受け用のボックス装置 - Google Patents

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Description

本発明は、マンション等の居住室の室内外仕切り部に設けられる宅配物受け用のボックス装置の技術分野に関するものである。
今日、マンション等の住宅において、宅配物の配達があった場合に、居住者が留守のときには宅配業者が宅配物を持ち帰り、後日(後刻)再配達をするというシステムとしたときに、宅配業者としては二度(複数回)の配達(再配達)が強いられることになって作業負担が過重になるという問題が提起されている。そこで例えば、玄関ドアに隣接する状態で居住室の室内外を仕切る部位に箱状をした宅配物受け用のボックスを設け、居住者が留守であった場合に、宅配業者が該ボックス内に宅配物を入れておくことて宅配をしたことにし、これによって再配達をしないで済むようにすることが提唱されている(例えば特許文献1、2参照。)。
特公平7-120171号公報 実用新案登録第2545706号公報
ところが前記従来の宅配物受け用のボックスは、屋外側から宅配物を入れる(荷入れする)ための荷入れ側ドアと、該入れられた宅配物を室内側に受け出す(荷受けする)ための荷受け側ドアとが設けられたものとし、これにより、荷入れ側ドアだけが設けられた場合のように、ボックス内に入れられた宅配物を荷受けするためいちいち室外に出て荷入れ側ドアを開閉するような面倒をなくし、室内側の荷受け側ドアから宅配物を荷受けすることができるようにして利便性の確保をしているが、これらのものは、ボックスに設けた室内外の荷入れ、荷受け側の両ドアの存在により室内外を、ドアを介して連通する構成になるものの、この様な宅配物受け用のボックスにおいて、従来から、防火性能については全く考慮されておらず、このため例えば室内外を通じる玄関ドアについては法定上の防火性能が確保されたものとしても、室内外を通じる宅配物受け用のボックスについては必要な防火性能が確保されていないものとなって防火性が損なわれてしまうという問題があり、ここに本発明の解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、居住室を室内外に仕切る玄関に設けられる玄関ドアの左右方向一方に隣接する状態で配される宅配物用のボックスであって、該ボックスは、宅配物を室外から荷入れする荷入れ側ドアと、荷入れされた宅配物を室内に荷受けする荷受け側ドアとが備えられ前記荷入れ側ドア、荷受け側ドアの少なくとも一方を防火仕様に設定した構成にするにあたり、玄関ドアのドア枠を、荷入れ側ドア側にまで延長して該荷入れ側ドアを納めるためのドア枠の一部に構成すると共に、前記荷入れ側ドアは、下端縁がボックス底板面である宅配物載置面よりも低位で、かつ玄関ドアの下端縁と同一高さに設定され、荷受け側ドアは、下端縁が前記同一高さに設定された玄関ドアおよび荷入れ側ドアの下端縁より高位で、かつ前記ボックス底板面である宅配物載置面より低位に設定される一方、前記玄関ドアのドア枠には、玄関ドアと荷入れ側ドアとのあいだに位置して方立が設けられ、該方立に荷入れ側ドアが相じゃくり構造で納まる構成になっていることを特徴とする宅配物用のボックス装置である。
請求項2の発明は、居住室を室内外に仕切る玄関に設けられる玄関ドアの左右方向一方に隣接する状態で配される宅配物用のボックスであって、該ボックスは、宅配物を室外から荷入れする荷入れ側ドアと、荷入れされた宅配物を室内に荷受けする荷受け側ドアとが備えられ、前記荷入れ側ドア、荷受け側ドアの少なくとも一方を防火仕様に設定した構成にするにあたり、玄関ドアのドア枠を、荷入れ側ドア側にまで延長して該荷入れ側ドアを納めるためのドア枠の一部に構成すると共に、前記荷入れ側ドアは、下端縁がボックス底板面である宅配物載置面よりも低位で、かつ玄関ドアの下端縁と同一高さに設定され、荷受け側ドアは、下端縁が前記同一高さに設定された玄関ドアおよび荷入れ側ドアの下端縁より高位で、かつ前記ボックス底板面である宅配物載置面より低位に設定される一方、前記玄関ドアのドア枠には、玄関ドアと荷入れ側ドアとのあいだに位置して方立が設けられ、該方立に荷受け側ドアが相じゃくり構造で納まる構成になっていることを特徴とする宅配物用のボックス装置である。
請求項3の発明は、前記方立は、荷入れ側ドアと荷受け側ドアとの両ドアが相じゃくり構造で納まる構成になっていることを特徴とする請求項1または2記載の宅配物用のボックス装置である。
請求項の発明は、前記ボックスに備えられる防火仕様のドアは、該ドアが納まるドア枠に対して相じゃくり構造で納まる構成になっていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1記載の宅配物用のボックス装置である。
請求項の発明は、前記ボックスに備えられる防火仕様のドアは、自閉装置を介して自閉するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1記載の宅配物用のボックス装置である。
請求項の発明は、前記荷受け側ドアの下端縁は、ボックス底板面である宅配物載置面と同一高さで続く荷受け側ドア用下枠の上面に対して段差状に低くなった相じゃくり構造で納まっていることを特徴とする請求項1乃至の何れか1記載の宅配物用のボックス装置である。
請求項の発明は、前記ボックスは、荷受け側ドアと、居住室とボックスのあいだを仕切る仕切り側板とが防火仕様になっていることを特徴とする請求項1乃至の何れか1記載の宅配物用のボックス装置である。
請求項の発明は、ボックスは、各角部が枠組み形成された四角筒形状をしていることを特徴とする請求項1乃至の何れか1記載の宅配物用のボックス装置である。
請求項の発明は、荷入れ側ドアは、一枚物で、玄関ドアと同高さに設定されていることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1記載の宅配物用のボックス装置である。
請求項10の発明は、ボックスは、上下複数の仕切り室が仕切り棚により仕切り形成されるものであり、該仕切り棚の一部は水平姿勢から垂下姿勢に折畳み自在に設けられていることを特徴とする請求項1乃至の何れか1記載の宅配物用のボックス装置である。
請求項11の発明は、折畳み自在に設けられる仕切り棚は、最上段および最下段の仕切り棚を除いた仕切り棚であることを特徴とする請求項10記載の宅配物用のボックス装置である。
請求項12の発明は、最上段の仕切り室の荷入れ側ドア側の面部は塞がれていることを特徴とする請求項10または11記載の宅配物用のボックス装置である。
請求項13の発明は、荷入れ側ドアに自閉装置が設けら、該自閉装置は、最上段の仕切り室を避けた下側仕切り室のスペースに設けられていることを特徴とする請求項12記載の宅配物用のボックス装置である。
請求項1の発明とすることにより、宅配物用のボックスを居住室の室内外を仕切る仕切り部に設けながら、荷入れ側ドア、荷受け側ドアの少なくとも一方のドアが防火仕様となって、ボックスを防火性の優れたものにすることができる。
しかも、荷入れ側ドアが玄関ドアに隣接することになるが、その場合の玄関ドアのドア枠が、荷入れ側ドア側にまで延長されていて該荷入れ側ドアのドア枠の一部を構成することになる結果、荷入れ側ドアと玄関ドアとの一体感が醸成されることになって外観性が向上する。そのうえ玄関ドアのドア枠に設けられた方立が、荷入れ側ドアを相じゃくり構造で納めるものとなる結果、該方立が荷入れ側ドアを納めるためのドア枠に兼用されるだけでなく、荷入れ側ドアが設けられたボックスについて優れた防火性能を発揮させる部材としても機能することになり、構造の簡略化にも寄与する。
請求項2の発明とすることにより、宅配物用のボックスを居住室の室内外を仕切る仕切り部に設けながら、荷入れ側ドア、荷受け側ドアの少なくとも一方のドアが防火仕様となって、ボックスを防火性の優れたものにすることができる。
しかも、荷入れ側ドアが玄関ドアに隣接することになるが、その場合の玄関ドアのドア枠が、荷入れ側ドア側にまで延長されていて該荷入れ側ドアのドア枠の一部を構成することになる結果、荷入れ側ドアと玄関ドアとの一体感が醸成されることになって外観性が向上する。そのうえ玄関ドアのドア枠に設けられた方立が、荷受け側ドアを相じゃくり構造で納めるものとなる結果、該方立が荷受け側ドアを納めるためのドア枠に兼用されるだけでなく、荷受け側ドアが設けられたボックスについて優れた防火性能を発揮させる部材としても機能することになり、構造の簡略化にも寄与する。
請求項3の発明とすることにより、玄関ドアのドア枠に設けられた方立が、荷入れ側ドアおよび荷受け側ドアを相じゃくり構造で納めるものとなる結果、該方立が荷入れ側ドアおよび荷受け側ドアを納めるためのドア枠に兼用されるだけでなく、荷入れ側ドアおよび荷受け側ドアが設けられたボックスについて優れた防火性能を発揮させる部材としても機能することになり、構造の簡略化にも寄与する。
請求項の発明とすることにより、宅配物用のボックスの構成部材である防火仕様のドアが、ドア枠に対して相じゃくり構造で納まる結果、優れた防火性能のものにすることができる。
請求項の発明とすることにより、宅配物用のボックスの構成部材である防火仕様のドアが、自閉装置により自閉するものであるため、うっかりした閉鎖忘れ等によりドアが開放状態のままになって防火性能が損なわれてしまうことがない。
請求項の発明とすることにより、荷受け側ドアの下端縁が、ボックス底板面である宅配物載置面と同一高さで続く荷受け側ドア用下枠の上面に対して段差状に低くなった相じゃくり構造での納まりにできることになる。
請求項の発明とすることにより、宅配物の荷入れ側用、荷受け側用の各ドアが設けられたボックスが居住室を室内外に仕切るものとして用いられたとして、優れた防火性能を発揮できることになる。
請求項の発明とすることにより、宅配物用のボックスでありながら、該ボックスが角部が枠組みされた四角筒状で形成されることとなって強度的に優れたものとなり、防火性能の向上に寄与することができる。
請求項の発明とすることにより、荷入れ側用ドアは、一枚物で玄関ドアと同じ高さになっている結果、ドアの共通化、統一化が図れ、外観性の優れたものにできる。
請求項10の発明とすることにより、ボックスは仕切り棚により複数の仕切り室に仕切られることになるが、仕切り板を垂下姿勢にすることで仕切り室を大きくして宅配物が大きい場合に対応することができ利便性が向上する。
請求項11の発明とすることにより、宅配物を荷入れ、荷受けしやすい中間高さの仕切り室の大きさを必要において調整できることになって利便性の高いものにできる。
請求項12の発明とすることにより、宅配物の荷入れがしづらく、室内側から宅配物の存否の確認をしづらい最上段の仕切り室は、塞ぎ板で塞がれることで宅配物の荷入れができず、室内側から荷物の出し入れができる通常の棚として使用されることになって、宅配物の見落とし防止をすることができる。
請求項13の発明とすることにより、最上段の仕切り室が塞がれたものである場合の荷入れ側ドアに自閉装置を設けるにあたり、自閉装置は、最上段の仕切り室を避けた下側の仕切り室に設けられることになるため、支障なく自閉装置を取り付けることができる。
第一の実施の形態を示す玄関ドア部位の正面図である。 荷入れ側ドアを開放した状態の玄関ドア部位の正面図である。 玄関ドア部位の背面図である。 ボックスの第二側板側から見た側面図である。 ボックスの荷受け側ドア側から見た側面図である。 荷受け側ドアを開放した状態のボックスの荷受け側ドア側から見た側面図である。 玄関ドア部位の水平断面図である。 (A)(B)は玄関ドアの相じゃくり構造で納まる状態、側板の取付け状態をそれぞれ示す要部拡大断面図である。 図7の荷受け側戸体を開放した状態のX-X断面図である。 図7のY-Y断面図である。 図7のZ-Z断面図である。 第二の実施の形態を示す玄関ドア部位の正面図である。 荷入れ側ドアを開放した状態の玄関ドア部位の正面図である。 玄関ドア部位の水平断面図である。 第三の実施の形態を示す玄関ドア部位の水平断面図である。 (A)(B)(C)は第四の実施の形態、第五の実施の形態、参考の実施の形態のボックス部位の水平断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図面において、1はマンションの室内等の居住空間になる室内と、マンションである場合に通路側となる室外とのあいだに設けられた出入口の開閉をするための玄関ドアであって、該玄関ドア1は、ヒンジ(本実施の形態では幡蝶番)2を介して室外側に開閉揺動できる開き戸式で、室内側に配されたドアクローザ(自閉装置の一例)3により自閉式になるよう設定されている。しかも玄関ドア1としては、法または規約で定められた「特定防火設備の構造方法」あるいは「防火設備の構造方法」の仕様が採用されている。このようなものとして具体的には、表裏両面板がある場合には、骨組み(枠材)を鉄製(鋼製)とし、かつ両面板とも厚さ0.5mm以上の鋼板で形成した防火戸が例示され、また表裏両面板がある場合には何れか一方の面板が、あるいは表裏面板のうちの何れか一方の面板しかない場合には該面板が厚さ1.5mm以上の鋼板で形成した防火戸が例示され、このような仕様に構成することで優れた防火設備(「特定防火設備の構造方法」による設備)としてのドアを提供できるが、ここまでの防火性能が要求されないものである場合においては、表裏両面板があるもの、表裏一方の面板しかないものについて、一方の面板の厚さが0.8mm以上1.5mm未満の鋼板で形成した防火戸とすることで優れた防火設備(「防火設備の構造方法」による設備)を備えたドアを提供でき、このようにすることによって必要な防火性能を備えたものとすることができる。
因みに、後述する宅配物用のボックス9を構成するための荷入れ側ドア12、荷受け側ドア15、第一、第二側板13、14についても同様の防火性能を備えた仕様とすることができるが、以下に記載される本実施の形態では、具体的に記載される仕様のものとして実施している。
また図中、5はドア用把手(本実施の形態では操作部がドア面から突出する突出型のハンドル(ドアノブのようなものであっても勿論よい。)を採用しているが、後述する宅配物用のボックス9の各ドア12、15に採用される把手のように「掘り込みハンドル」を採用してもよく、これらドアについては、把手として通常知られたものを必要において採用できることは言うまでもない。)、6は施錠装置、7はドア用スコープである。
そして前記玄関ドア1は、戸尻側端縁部がヒンジ(本実施の形態では幡蝶番であるがこれに限定されるものでない。)2を介してドア枠4を構成する左右方向一方の縦枠4aに蝶着されるが、ドア枠4は、上枠4b、沓摺4cが玄関ドア1の戸先側端縁部よりも左右方向に長いものとして構成される。
前記玄関ドア1は、一方の縦枠4a、上枠4b、沓摺4c、そして上枠4b、沓摺4cの左右方向中間部に位置する状態で上枠4bと沓摺4cとのあいだに架設された方立8に対してそれぞれ相じゃくり構造Dで納まるようになっているが、ドア枠4並びに方立8は、必要な防火性能を確保するため、その板材が、例えば板厚1.5mm以上の鋼材で形成されている。
ここで相じゃくり構造Dでの納まりとは、例えば図8において、一方の縦枠4aに対する玄関ドア1の戸尻側端縁部の納まり構造を例にして説明すると、一方の縦枠4aは、玄関ドア1が閉鎖した状態で、玄関ドア1の戸尻側端面1aと、これに対向する一方の縦枠4aの面部4dに対し、一方の縦枠4aが、該一方の縦枠4aの室内側の面部4eが戸尻側端面部1aよりも戸先側に偏倚した折曲構造になっており、これにより、玄関ドア1と一方の縦枠4aとの互いに対向する端縁部同士が互いに半分ずつ削り合ったかみ合わせ状態、つまり端縁部同士が相互に重なり合ったかみあわせ状態で納まっていて、ドア面と直交する方向(例えば室内外方向)から見たときに、反対側(内外方向反対側)を見通せない状態になっている構造であることを意味しており、この相じゃくり構造Dでの納まりは他部所においても同様である。
9は本発明が実施された宅配物用のボックスであって、該ボックス9は、玄関ドア1の戸先側(左右方向一方)に隣接する状態で設けられるものであるが、該ボックス9は、四角筒形状をし、各コーナー部(角部)に、ドア枠4の他方の縦枠4f、前記方立8、共に室内側に配される状態で前記縦枠4fに対して室内外方向に対向する第一枠10、方立8に対向する第二枠11を四本の枠材を存する状態で枠組み形成されるものである。そしてこの場合に、第一、第二枠10、11は、ドア枠4、方立8と同様、必要な防火性能を確保するため、その板材が、例えば板厚1.5mm以上の鋼材で形成されている。
さらに具体的には、前記ボックス9は、室外側であって他方の縦枠4fと方立8とのあいだに設けられる荷入れ側ドア12と、第一枠10と第二枠11とのあいだに設けられる第一側板13と、他方の縦枠4fと第一枠10とのあいだに設けられる第二側板14と、方立8と第二枠11とのあいだに設けられる荷受け側ドア15とにより前後左右の四側面が囲撓形成された四角筒形状をしているが、前記第一、第二側板13、14は、ボックス9の内側面となる面材13a、14aが厚さ1.5mm以上の鋼材で形成されることで必要な防火性能が確保されているが、これら第一、第二側板13、14についても、前述した玄関ドア1と同様「特定防火設備の構造方法」「防火設備の構造方法」の仕様として防火性能の確保をすることができる。
しかもこれら第一、第二側板13、14は、前記面材13a、14aから一連に続くようにして横方向両端縁部に設けた連結金具13b、14bが、ビス16により対応する他方の縦枠4f、第一、第二枠10、11に一体的に設けた連結具4g、10a、11aに対してL字形状態(相じゃくり構造)で重合(積層)するようにして固定されている。
一方、荷入れ側ドア12は、他方の縦枠4f側の端縁部が戸尻側となってヒンジ(幡蝶番)12aを介して屋外側に開放するよう開閉自在に蝶着され、戸先側端縁部が方立8に納まる構成になっているが、該荷入れ側ドア12の戸尻側および戸先側端縁部(横方向両端縁部)、並びに上下両端縁部は、閉鎖状態で他方の縦枠4f及び方立8、並びに上枠4b、沓摺4cに対してそれぞれ相じゃくり構造Dで納まるように構成され、これにより隣接部材間のあいだが必要な防火性能を確保するように構成されている。しかもこの場合に、荷入れ側ドア12自体は、枠材(骨組み)12bが鋼製で、かつ内外両面板12cが厚さ0.5mm以上の鋼板で形成されることで必要な防火性能を確保しているが、これに準じる防火性能を確保するため内外何れか一方の面板12cを板厚1.5mm以上の鋼板で形成したものとすることができ、ここまでの防火性能が要求されないものである場合、何れか一方の面板12cを0.8mm以上1.5mm未満の鋼板で形成して、前述の玄関ドア1と同様の「特定防火設備の構造方法」「防火設備の構造方法」の仕様として防火仕様の確保をしたものとすることができる。尚、12dは荷入れ側ドア12の把手、12eは施錠装置である。
また、荷受け側ドア15は、戸尻側端縁部が方立8にヒンジ(本実施の形態では中心吊りヒンジを採用しているが、幡蝶番を採用しても勿論よい。)15aを介して玄関ドア1側に向けて開放できるよう開閉自在に蝶着されているが、該荷受け側ドア15の戸尻側および戸先側端縁部(横方向両端縁部)は方立8、第二枠11に対して相じゃくり構造Dで納まり、また上下両端縁部は、上下枠15b、15cに相じゃくり構造Dで納まる構成になっている。しかも荷受け側ドア15は、枠材(骨組み)15dが鋼製で、表裏両面板15eが厚さ0.5mm以上の鋼板で構成されることで必要な防火性能を確保しているが、前述した「特定防火設備の構造方法」「防火設備の構造方法」の仕様として防火仕様の確保をしてもよい。
尚、荷受け側ドア15には、室内側に把手15f、施錠装置15gが設けられている。
ボックス9は、前述したように、荷入れ側ドア12、荷受け側ドア15、並びに第一、第二側板13、14を用い、ドア枠4の他方の縦枠4f、方立8、第一、第二枠10、11により4つの角部が枠組み形成された四角筒状に形成されているが、最下段の仕切り棚(最下段仕切り棚)9a、最上段の仕切り棚(最上段仕切り棚)9b、これらの中間に設けられる少なくとも一段の仕切り棚(中間仕切り棚)9cにより上下複数段に仕切られているが、そのうち最下段および最上段の仕切り棚9a、9bは、ボックス9の水平方向の内面積に略相当する広さ(大きさ)を有したものでボックス9側に固着されることで一体化されている。そしてそのうちの最上段仕切り棚9bにより形成される最上段の仕切り室9dは、荷入れ側ドア12に対向する面部が塞ぎ板9eにより塞がれており、これによって最上段仕切り室9dは、荷入れ側ドア12から荷物の出し入れはできず、荷受け側ドア15からの荷物の出し入れしかできないように構成されていて、居住室側のみから使用できる棚として機能する構成になっている。
そして前記荷入れ側ドア12の下端縁は、前述したように玄関ドア1の下端縁と同一高さに設定されているが、さらに図10から明らかなように、ボックス9の底板面となる最下段仕切り棚9aの宅配物載置面9gよりも低位となるよう設定されている。
これに対し、荷受け側ドア15の下端縁は、前記同一高さに設定された玄関ドア1および荷入れ側ドアの下端縁より高位となっているが、さらに図11から明らかなように、前記ボックス9の底板面となる宅配物載置面9gより低位に設定されいる。
さらに具体的には、荷受け側ドア15の下端縁は、前述したようにボックス9の底板面となる宅配物載置面9gと同一高さ状態で続く荷受け側ドア用下枠15cの上面15dに対して段差状に低くなった面部15eの上側に隙間(チリ)を存して重合する相じゃくり構造Dとなって納まるように構成されている。
これに対し中間仕切り棚9cは、荷入れ側ドア12に対して間隙Sを存すると共に、荷受け側ドア15とこれに対向する第二側板14との間にも隙間Tを存する寸法設定になっており、しかも荷入れ側ドア12に対向する第一側板13にヒンジ9fを介して水平姿勢から垂下姿勢に変姿するよう折畳み自在に構成されている。
前記他方の縦枠4fと方立8との各対向端面には、前記隙間Tに配される状態で荷入れ側ドア12側が開口したコ字形の係止金具17が設けられ、該係止金具17には、荷入れ側ドア12側から抜き差し自在(係脱自在)に嵌入係止できる棒状の係止体18が設けられ、中間仕切り棚9cは、荷入れ側ドア12側の端縁部が係止体18に上側から係止することで前記水平姿勢に保持される構成になっている。
そして中間仕切り棚9cは、図10に示すように、前記水平姿勢から少し持上げた状態で係止具18を係止金具17から抜き去ると、前記水平姿勢に保持している係止具18がなくなり、これによって水平姿勢から垂下姿勢に変姿できるようになっており、このようにすることで、宅配物が大きく、各仕切られた仕切り室に入りきらないような場合に、中間仕切り棚9cを垂下姿勢にすることで仕切り空間を大きくして大きな宅配物に対応できるように配慮されている。
また、荷入れ側ドア12、荷受け側ドア15にはドアクローザ(自閉装置)3がそれぞれ設けられていて開放したものが自閉する構成になっているが、荷入れ側ドア12に設けられるドアクローザ3は、最上段仕切り室9dの下側の仕切り室9eに設けられており、これにより最上段仕切り室9dの荷入れ側ドア12側を塞ぎ板9eで塞いだものであっても、問題なくドアクローザ3を設けることができるようになっている。
叙述の如く構成された本発明の実施の形態において、宅配物用のボックス9は、玄関ドア1に隣接する状態で居住室を室内外に仕切るための仕切り部に設けられたものであり、該ボックス9には、宅配物を室外から荷入れするための荷入れ側ドア12と、該荷入れされた宅配物を室内に荷受けする荷受け側ドア15とが備えられたものであるが、これら荷入れ側ドア12、荷受け側ドア15は何れも防火仕様になっているため、居住室を内外に仕切るべく設けられた宅配物用のボックス9について、ドア部位においての防火性能の確保を図ることができる。
しかもこれら荷入れ側ドア12、荷受け側ドア15は、何れも対応するドア枠となる他方の縦枠4f、方立8、第一枠10、上枠4b、沓摺4c、上下枠15b、15cに対して相じゃくり構造Dで納まる構成になっているため、荷入れ側ドア12、荷受け側ドア15に隣接する部材とのあいだについても優れた防火性能を確保することができる。
そのうえこれら荷入れ側ドア12、荷受け側ドア15は、何れもドアクローザ3により自閉する構造になっているため、閉め忘れにより開放状態のままになって防火性能が損なわれてしまうようなことがなく、防火性能の維持が図れることになる。
そのうえ前記ボックス9は、前記荷入れ側ドア12の左右方向一方に玄関ドア1が隣接するものになっているが、この場合に、該玄関ドア1のドア枠4が、上枠4bと沓摺4cとが荷入れ側ドア12側にまで延長された一体物になり、しかもこの上枠4bと沓摺4cとの他側端縁に他方の縦枠4fが設けられた構成になっているため、一つのドア枠4に荷入れ側ドア12と玄関ドア1との両者が納められた構造となって一体感が醸成されると共に外観も向上する。
しかもこのドア枠4には、玄関ドア1と荷入れ側ドア12とのあいだに位置して方立8が設けられるが、該方立8には、玄関ドア1だけでなく、荷入れ側ドア12も相じゃくり構造Dで納まる構成になっているため、方立8が荷入れ側ドア12を納めるためのドア枠として兼用されるだけでなく、荷入れ側ドア12が設けられたボックス9についての防火性能の確保が図れることになる。
そのうえこの方立8は、室外側からは玄関ドア1と荷入れ側ドア12とのあいだに存する隙間部分を通して僅かにしか視認されない構造のため、防火性能を発揮するため左右方向に幅太になった確りとした枠構造で形成されながら、室外側からの全体としての視認性が損なわれることがない。
そしてこの方立8には、さらに荷受け側ドア15が相じゃくり構造Dで納まる構成になっているため、方立8は、玄関ドア1に加えて、荷入れ側ドア12、荷受け側ドア15の三つのドアを納めることになるが、この場合に、何れのドアも相じゃくり構造Dで納められるものであるため、方立8が、単にドア枠としてだけでなく、防火性能を発揮するための部材としても兼用化されることになって、構造の簡略化にも寄与することになる。
また前記ボックス9は、荷受け側ドア15と第一、第二側板13、14とが防火仕様になっていると共に、方立8、第一、第二枠10、11並びに他方の縦枠4fに相じゃくり構造Dで納まる結果、仮に荷入れ側ドア12を防火性能がないものに構成したとしても、荷受け側ドア15と第一、第二側板13、14による室内外の防火仕切りができることになって優れた防火性能を発揮できることになる。
そのうえボックス9は、四角筒形状をし、その各角部が方立8、他方の縦枠4f、第一、第二枠10、11の枠材により枠組み形成されているため、強度的に優れたものとなり、防火性能の向上に寄与することができる。
また荷入れ側ドア12は一枚物であって、玄関ドア1と同高さに設定されているため、これらドア12、1の外観上の共通化、統一化を図ることができ、外観性が向上する。因みに、荷受け側ドア15は、一枚物ではあるが、玄関ドア1に対して下端縁が高位になるよう設定されている点で荷入れ側ドア12とは相違しているが、これは玄関の三和土部分が屋外の通路部分よりも高くなっていることに起因しており、止むを得ないものがあるが、荷受け側ドア15の上端部分は玄関ドア1と同高さになっていることで外観上の共通性を図っている。
一方、ボックス9については、最上段、最下段、並びに中間の仕切り棚9a、9b、9cによって上下方向複数の仕切り室に分割され、そのうちの中間仕切り棚9cは、宅配物を載置できる水平姿勢から垂下姿勢に折畳み自在に設けられていることで、仕切り室を必要において大きなものにすることができ、これにより大きな宅配物に自在に対応できることになって利便性が向上する。
しかもこの場合に折畳むことができるものは、宅配物の荷入れ、荷出しのしやすい中間仕切り棚9cであるため更なる利便性の向上を図ることができる。
そのうえこのものでは、高位であるが故に宅配物の荷入れがしづらいと共に宅配物の存在に気づきずらい最上段仕切り室9dの荷入れ側ドア12側の面部は塞ぎ板9eにより塞がれていて荷入れができないため、最上段仕切り室9dへの荷入れがことになって荷入れ忘れを回避できることになるが、最上段仕切り室9d自体は、室内側からは荷物の出し入れができることとなってドアのある通常の棚としての機能を果たすこととなり、利便性が向上する。
そのうえこのものでは、荷入れ側ドア12にドアクローザ3が設けられていて自閉するようになっているが、該ドアクローザ3は、最上段仕切り室9dを避けた下側仕切り室に設けられており、このため最上段仕切り室9dを塞ぎ板9eで塞いだものであっても支障なくドアクローザ3を取付けることができる。
さらにボックス9において、本実施の形態では、荷入れ側ドア12、荷受け側ドア15にそれぞれ施錠装置12e、15gが設けられたものにしているが、これに限定されず、施錠装置としては、荷入れ側ドア12にはなく、荷受け側ドア15に設けられたものにすることができ、このようにすることで、宅配物の荷入れ側ドア12からの荷入れは自由にできる一方で、室内から宅配物を荷入れするための荷受け側ドア15は施錠できることとなって防犯性が損なわれることがない。またさらに、荷受け側ドア15に設ける施錠装置15gとしては、室内側からのみ施錠解錠の操作ができるものであれば十分であって、このようにすることで防犯上問題になることはない。
尚、本発明は前記実施の形態に限定されるものでないことは勿論であり、例えば図12~図14に示す第二の実施の形態のものとしても実施することができる。ここで引出符号については、第一の実施の形態と同じものについては同じものを付してある。このものは、玄関ドア21に対し、前記第一の実施の形態のものと同様、ボックス9を隣接したものであるが、玄関ドア21は、ボックス9側の端縁を戸尻側端縁として中心吊りのヒンジ21aを介して蝶着されたものであり、ボックス9とは逆の戸先側端縁に隣接するようにして袖板部22が設けられ、該袖板部22に、インターフォン23、照明カバー24、郵便入れ(新聞入れ)25、銘板29等の玄関において配される各種の部材が設けられている。
この場合に、ドア枠4は、上枠4b、沓摺4cが袖板部22にまで至るように延長され、玄関ドア21と袖板部22とのあいだには、前記一方の縦枠4aに代えて第二の方立26を設けたものとし、かつ上枠4b、沓摺4cの戸先側端縁に袖板部22を納めるための縦枠4hが設けられたものとなっていて、ドア枠4の一体化を図っていると共に、袖板部22についても玄関ドア21と同様一枚物にし、これにより玄関ドア21、荷入れ側ドア9、そして袖板部22の統一化を図り、外観の向上に配慮している。
さらにまた、図15に示す第三の実施の形態のものは、第一の実施の形態のものと同様、袖板部がなく、玄関ドア1とボックス9とが隣接する構成のものであるが、このものでは、ボックス9に設けられる荷入れ側ドア27がヒンジ27aを介して開閉自在に設けられているが、該荷入れ側ドア27は、方立8と第一枠10とのあいだでなく、第一、第二枠10、11のあいだに納まるようにした設けられたものであり、前記第一の実施の形態の荷入れ側ドア15に代えて第三側板28が方立8と第一枠10とのあいだに設けられた構成になっている。
また図16(A)(B)は第四、第五の実施の形態を示すものであるが、これらは何れも玄関ドアが隣接したものでなく、ボックス9が単独で設けられたものであって、第四の実施の形態のものは、前記第一の実施の形態のボックス9が単独で設けられたものであり、第五の実施の形態のものは前記第二の実施の形態のボックス9が単独で設けられたものである。そしてここでは、図16(C)にボックス9が参考の実施の形態として図示されているが、このボックス9は、玄関ドアが隣接しない単独のものであって、荷入れ側ドアがなく、荷受け側ドア12だけが設けられたものである。
本発明は、マンション等の居住室の室内外を仕切るようにして設けられる宅配物用のボックス装置として利用することができる。
1 玄関ドア
4 ドア枠
4a 一方の縦枠
4b 上枠
4c 沓摺
4f 他方の縦枠
8 方立
9 ボックス
9a 最下段仕切り棚
9b 最上段仕切り棚
9c 中間仕切り棚
9d 最上段仕切り室
9e 塞ぎ板
10 第一枠
11 第二枠
12 荷入れ側ドア
13 第一側板
14 第二側板
15 荷受け側ドア
15g 施錠装置
D 相じゃくり構造

Claims (13)

  1. 居住室を室内外に仕切る玄関に設けられる玄関ドアの左右方向一方に隣接する状態で配される宅配物用のボックスであって、該ボックスは、宅配物を室外から荷入れする荷入れ側ドアと、荷入れされた宅配物を室内に荷受けする荷受け側ドアとが備えられ前記荷入れ側ドア、荷受け側ドアの少なくとも一方を防火仕様に設定した構成にするにあたり、玄関ドアのドア枠を、荷入れ側ドア側にまで延長して該荷入れ側ドアを納めるためのドア枠の一部に構成すると共に、前記荷入れ側ドアは、下端縁がボックス底板面である宅配物載置面よりも低位で、かつ玄関ドアの下端縁と同一高さに設定され、荷受け側ドアは、下端縁が前記同一高さに設定された玄関ドアおよび荷入れ側ドアの下端縁より高位で、かつ前記ボックス底板面である宅配物載置面より低位に設定される一方、前記玄関ドアのドア枠には、玄関ドアと荷入れ側ドアとのあいだに位置して方立が設けられ、該方立に荷入れ側ドアが相じゃくり構造で納まる構成になっていることを特徴とする宅配物用のボックス装置。
  2. 居住室を室内外に仕切る玄関に設けられる玄関ドアの左右方向一方に隣接する状態で配される宅配物用のボックスであって、該ボックスは、宅配物を室外から荷入れする荷入れ側ドアと、荷入れされた宅配物を室内に荷受けする荷受け側ドアとが備えられ、前記荷入れ側ドア、荷受け側ドアの少なくとも一方を防火仕様に設定した構成にするにあたり、玄関ドアのドア枠を、荷入れ側ドア側にまで延長して該荷入れ側ドアを納めるためのドア枠の一部に構成すると共に、前記荷入れ側ドアは、下端縁がボックス底板面である宅配物載置面よりも低位で、かつ玄関ドアの下端縁と同一高さに設定され、荷受け側ドアは、下端縁が前記同一高さに設定された玄関ドアおよび荷入れ側ドアの下端縁より高位で、かつ前記ボックス底板面である宅配物載置面より低位に設定される一方、前記玄関ドアのドア枠には、玄関ドアと荷入れ側ドアとのあいだに位置して方立が設けられ、該方立に荷受け側ドアが相じゃくり構造で納まる構成になっていることを特徴とする宅配物用のボックス装置。
  3. 前記方立は、荷入れ側ドアと荷受け側ドアとの両ドアが相じゃくり構造で納まる構成になっていることを特徴とする請求項1または2記載の宅配物用のボックス装置。
  4. 前記ボックスに備えられる防火仕様のドアは、該ドアが納まるドア枠に対して相じゃくり構造で納まる構成になっていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1記載の宅配物用のボックス装置。
  5. 前記ボックスに備えられる防火仕様のドアは、自閉装置を介して自閉するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1記載の宅配物用のボックス装置。
  6. 前記荷受け側ドアの下端縁は、ボックス底板面である宅配物載置面と同一高さで続く荷受け側ドア用下枠の上面に対して段差状に低くなった相じゃくり構造で納まっていることを特徴とする請求項1乃至の何れか1記載の宅配物用のボックス装置。
  7. 前記ボックスは、荷受け側ドアと、居住室とボックスのあいだを仕切る仕切り側板とが防火仕様になっていることを特徴とする請求項1乃至の何れか1記載の宅配物用のボックス装置。
  8. ボックスは、各角部が枠組み形成された四角筒形状をしていることを特徴とする請求項1乃至の何れか1記載の宅配物用のボックス装置。
  9. 荷入れ側ドアは、一枚物で、玄関ドアと同高さに設定されていることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1記載の宅配物用のボックス装置。
  10. ボックスは、上下複数の仕切り室が仕切り棚により仕切り形成されるものであり、該仕切り棚の一部は水平姿勢から垂下姿勢に折畳み自在に設けられていることを特徴とする請求項1乃至の何れか1記載の宅配物用のボックス装置。
  11. 折畳み自在に設けられる仕切り棚は、最上段および最下段の仕切り棚を除いた仕切り棚であることを特徴とする請求項10記載の宅配物用のボックス装置。
  12. 最上段の仕切り室の荷入れ側ドア側の面部は塞がれていることを特徴とする請求項10または11記載の宅配物用のボックス装置。
  13. 荷入れ側ドアに自閉装置が設けら、該自閉装置は、最上段の仕切り室を避けた下側仕切り室のスペースに設けられていることを特徴とする請求項12記載の宅配物用のボックス装置。
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