JP5312093B2 - 宅配ボックスおよび建物 - Google Patents

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Description

本発明は、玄関出入口の近傍に配置される宅配ボックスと、この宅配ボックスを、玄関出入口の近傍に配置してなる建物に関する。
近年、例えば女性の一人暮らしなどに対応するために、住宅等の建物における防犯性の向上が望まれていた。そこで、宅配業者と居住者とが直接対面せずに荷物の受け渡しを可能にする宅配ボックスが種々提供されている(例えば、特許文献1参照)。
このような宅配ボックスは、荷物投入用屋外扉を有する屋外荷物投入口部と、荷物取出用室内扉を有する室内荷物取出口部とを備えるとともに、建物の外壁部側から宅配荷物を投入可能な荷物収納部が設けられ、外壁部の屋外面に捺印部を有する自動捺印手段が設けられている。また、荷物収納部には、室内へ荷物を送り出す荷物送り出し装置と荷物の有無を検知するセンサーが設けられている。これによって、留守中と在宅中のどちらでも、荷物を自動的に受け取ることができるとともに、在宅中に、玄関を開けることなく室内にて宅配荷物を受け取ることが可能となっている。
特開平9−156694号公報
しかしながら、宅配業者と居住者とが直接対面しなければならない場合がある。例えば代金引換サービスを利用する際は、荷物および代金の受け渡しを同時に行わなければならない。したがって、居住者は、玄関ドアを開いて荷物を受け取ってから、代金を渡したり、捺印しなければならない。
さらに、訪問者が宅配業者だけに限られるものではなく、例えば、店屋物の配達や新聞代の集金等、様々な訪問者があり、宅配業者と同様に、これら訪問者と居住者とが直接対面することを確実に防ぐことが困難であった。
本発明の課題は、宅配業者等の訪問者と居住者とが直接対面することを確実に防ぎながら、物品等の受け渡しを確実に行うことができ、さらに防犯性にも優れる宅配ボックスおよび建物を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、例えば図1〜図7に示すように、玄関出入口2aの近傍に配置される宅配ボックス10において、
前記玄関出入口2aが形成される壁2に平行または該壁2の延長線上に配置されるとともに屋外に面する第1壁11と、この第1壁11と前記玄関出入口2aが形成される壁2の双方に直交して配置されるとともに玄関1に面する第2壁12と、この第2壁12に対向するとともに前記第1壁11に直交して配置される第3壁13と、これら第2壁12および第3壁13に直交するとともに前記第1壁11に対向して配置される第4壁14とを備えており、
前記第1壁11には、屋外に向かって開口する入庫口11aが形成されるとともに、この入庫口11aを開閉する屋外扉11bが設けられ、さらに該第1壁11の前方に、上面が前記入庫口11aの下縁部と略等しい高さに設定されるベンチ11cが設けられており、
前記第2壁12には、玄関1に向かって開口する出庫口12aが形成されるとともに、この出庫口12aを開閉する屋内扉12bが設けられ、さらに該第2壁12の前方に、上面が前記出庫口12aの下縁部と略等しい高さに設定されるベンチ12cが設けられており、
前記出庫口12aは、前記第2壁12のうち前記第1壁11から離間した位置に形成されることによって、前記入庫口11aから所定の間隔をあけて配置されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、前記玄関出入口2aが形成される壁2に平行または該壁2の延長線上に配置されるとともに屋外に面する第1壁11と、この第1壁11と前記玄関出入口2aが形成される壁2の双方に直交して配置されるとともに玄関1に面する第2壁12と、この第2壁12に対向するとともに前記第1壁11に直交して配置される第3壁13と、これら第2壁12および第3壁13に直交するとともに前記第1壁11に対向して配置される第4壁14とを備えているので、宅配ボックス10を前記玄関出入口2aの近傍に確実に配置することができる。また、前記第1壁11には入庫口11aが形成され、前記第2壁12には出庫口12aが形成されているので、前記第1〜第4壁11,12,13,14によって囲まれた内部空間を物品の受け渡しスペースとして利用することができる。
さらに、前記第1壁11には前記入庫口11aを開閉する屋外扉11bが設けられているので、この屋外扉11bによって前記内部空間と屋外とを隔絶することができる。また、前記第2壁12には前記出庫口12aを開閉する屋内扉12bが設けられているので、この屋内扉12bによって前記内部空間と玄関1とを隔絶することができる。また、前記入庫口11aは、前記出庫口12aに直交して配置されることになるので、前記入庫口11aから入れられた物品を、この物品の入庫方向と直交する方向から受け取ることができる。しかも、前記出庫口12aは、前記入庫口11aから所定の間隔をあけて配置されるようにして前記第2壁12に形成されているので、例えば前記入庫口11aおよび出庫口12aの双方が開放されていたとしても、前記入庫口11a側から玄関1内を視認しにくくなる。また、前記入庫口11aから手や道具を入れたとしても、前記玄関出入口2aまで届きにくく、防犯性が高い。
これによって、宅配業者等の訪問者と居住者とが直接対面することを確実に防ぎながら、物品等の受け渡しを確実に行うことができ、さらに防犯性にも優れる。
さらに、前記第1壁11の前方に前記ベンチ11cが設けられており、前記第2壁12の前方に前記ベンチ12cが設けられているので、これらベンチ11c,12cを荷物等の物品の受け渡し時に一時置き場として利用したり、玄関1で靴を脱いだり履いたりする際に腰掛けることができ、利便性に優れる。
請求項2に記載の発明は、例えば図1〜図4に示すように、請求項1に記載の宅配ボックス10において、
前記第1〜第4壁11,12,13,14によって囲まれる内部空間に、前記第1〜第4壁11,12,13,14のうちのいずれかの壁面に固定される固定式棚板15が設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、前記第1〜第4壁11,12,13,14によって囲まれる内部空間に、前記第1〜第4壁11,12,13,14のうちのいずれかに固定される固定式棚板15が設けられているので、この固定式棚板15上に比較的重い物品を載せることができる。
また、例えば、この固定式棚板15の固定位置を、前記入庫口11a付近の所定の高さとすることで、この固定式棚板15によって前記内部空間を区切ることができるとともに、前記入庫口11aを上下に区切ることができる。
請求項3に記載の発明は、例えば図2および図5に示すように、請求項2に記載の宅配ボックス10において、
前記屋外扉11bは、前記固定式棚板15によって区切られた内部空間毎に、上下方向に複数に分割されており、これら複数に分割された屋外扉11b,11bは独立して前記入庫口11aを開閉可能となっていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、前記屋外扉11bは、前記固定式棚板15によって区切られた内部空間毎に、上下方向に複数に分割されており、これら複数に分割された屋外扉11b,11bは独立して前記入庫口11aを開閉可能となっているので、前記入庫口11aから物品を入庫する際に、必要な方の屋外扉11bを開放させるだけで済む。これによって、必要以上に前記入庫口11aを開放させる必要がなくなり、宅配業者等の訪問者から玄関1内を見られにくくなる。
請求項4に記載の発明は、例えば図2〜図4に示すように、請求項1〜3のいずれか一項に記載の宅配ボックス10において、
前記第1〜第4壁11,12,13,14によって囲まれる内部空間に、前記第1壁11と第4壁14との並設方向に沿ってスライド自在に設定されたスライド式棚板16,17が設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、前記第1〜第4壁11,12,13,14によって囲まれる内部空間に、前記第1壁11と第4壁14との並設方向に沿ってスライド自在に設定されたスライド式棚板16,17が設けられているので、このスライド式棚板16,17上に物品を載せてスライドさせることによって、物品を前記第1壁11と第4壁14との並設方向に沿って移動させることができる。これによって、物品の受け渡しがスムーズになる。
請求項5に記載の発明は、例えば図1〜図7に示すように、請求項1〜4のいずれか一項に記載の宅配ボックス10を、玄関出入口2aの近傍に配置してなる建物であって、
前記玄関1の玄関土間1aよりも一段高い位置に第1床5が配置されるとともに、この第1床5の上方に第2床6が設けられており、この第2床6の上方側と下方側とがそれぞれ部屋8,9とされており、
前記宅配ボックス10は、前記第3壁13が前記第2床6の下方側の部屋9に面するようにして、前記第2床6の下方に配置されており、
前記第1〜第4壁11,12,13,14によって、前記第2床6を支持していることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、前記宅配ボックス10を、前記玄関出入口2aの近傍に配置するので、請求項1〜4と同様の効果を得ることができる。また、前記第3壁13が前記第2床6の下方側の部屋9に面するようにして、前記第2床6の下方に配置されており、前記第1〜第4壁11,12,13,14によって、前記第2床6を支持しているので、前記第1〜第4壁11,12,13,14を構造体として機能させることができる。これによって、前記宅配ボックス10全体を建物と一体的に設けることができるので、この宅配ボックス10の設置状態を強固なものとすることができる。
請求項6に記載の発明は、例えば図4に示すように、請求項5に記載の建物において、
前記第2床6の下方側の部屋9は、0.9m〜1.4mの天井高に設定された低天井収納室であることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、前記第2床6の下方側の部屋9は、0.9m〜1.4mの天井高に設定された低天井収納室であることから、建物内に収納スペースを確保することができる。
さらに、この低天井収納室9の天井高が0.9m〜1.4mに設定されることによって、人が前記低天井収納室に入って、何とか作業ができる最低限の高さを確保することができ、かつ、このように天井高を必要最小限に抑えることで、建物の高さが高くなることによって隣接する建物に及ぼす日照減少等の影響を極力少なくすることができる。
請求項7に記載の発明は、例えば図1に示すように、請求項5または6に記載の建物において、
前記第2床6の下方に、前記宅配ボックス10に隣接するとともに玄関1に向かって開口する開口部20aを有する玄関収納部20が設けられていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明によれば、前記第2床6の下方に、前記宅配ボックス10に隣接するとともに玄関1に向かって開口する開口部20aを有する玄関収納部20が設けられているので、前記宅配ボックス10を前記玄関1に配置しながら、この玄関1内に収納スペースを確保することができる。
本発明によれば、玄関出入口が形成される壁に平行または該壁の延長線上に配置されるとともに屋外に面する第1壁と、この第1壁と玄関出入口が形成される壁の双方に直交して配置されるとともに玄関に面する第2壁と、この第2壁に対向するとともに第1壁に直交して配置される第3壁と、これら第2壁および第3壁に直交するとともに第1壁に対向して配置される第4壁とを備えているので、宅配ボックスを玄関出入口の近傍に確実に配置することができる。また、第1壁には入庫口が形成され、第2壁には出庫口が形成されているので、第1〜第4壁によって囲まれた内部空間を物品の受け渡しスペースとして利用することができる。
さらに、第1壁には入庫口を開閉する屋外扉が設けられているので、この屋外扉によって内部空間と屋外とを隔絶することができる。また、第2壁には出庫口を開閉する屋内扉が設けられているので、この屋内扉によって内部空間と玄関とを隔絶することができる。また、入庫口は、出庫口に直交して配置されることになるので、入庫口から入れられた物品を、この物品の入庫方向と直交する方向から受け取ることができる。しかも、出庫口は、入庫口から所定の間隔をあけて配置されるようにして第2壁に形成されているので、例えば入庫口および出庫口の双方が開放されていたとしても、入庫口側から玄関内を視認しにくくなる。また、入庫口から手や道具を入れたとしても、玄関出入口まで届きにくく、防犯性が高い。
これによって、宅配業者等の訪問者と居住者とが直接対面することを確実に防ぎながら、物品等の受け渡しを確実に行うことができ、さらに防犯性にも優れる。
さらに、第1壁の前方にベンチが設けられており、第2壁の前方にベンチが設けられているので、これらベンチを荷物等の物品の受け渡し時に一時置き場として利用したり、玄関で靴を脱いだり履いたりする際に腰掛けることができ、利便性に優れる。
本発明の宅配ボックスが配置された建物の玄関周囲の一例を示す平面図である。 スライド式棚板のスライドの一形態を示す図1のA−A線断面図である。 スライド式棚板のスライドの一形態を示す図1のA−A線断面図である。 宅配ボックスが配置された建物の玄関周囲を示す図1のB−B線断面図である。 屋外側から見た宅配ボックスを示す正面図である。 玄関側から見た宅配ボックスを示す側面図である。 本発明の宅配ボックスが配置された建物の玄関周囲の一例を示す平面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明に係る宅配ボックスが配置された建物の玄関周囲の一例を示す平面図である。本実施の形態の建物は、複数階建てに構成されており、1階の床である第1床5の上方に、中間階の床である第2床6と、2階の床である第3床7とが設けられており、少なくとも1階と2階と、これら1、2階間に配置される中間階とを備えている。
また、前記第2床6の上方側が中間部屋8とされ、下方側が低天井収納室9とされている。また、この低天井収納室9は、0.9m〜1.4mの天井高に設定されており、0.9m〜1.4mの範囲で適宜変更可能である。
図1において符号1は、玄関を示す。この玄関1は、建物の1階に配置されており、玄関土間1aと、この玄関土間1aよりも一段高い位置に配置される玄関ホール1bとを備えている。この玄関ホール1bは、前記第1床5と一体的に設けられており、床面が連続する高さとなるように設定されている。なお、前記玄関土間1aおよび玄関ホール1bの上方には、図4に示すように第3床7が設けられている。
また、この玄関1は、玄関出入口2aが形成される壁2と、この壁2に直交して配置されるとともに前記玄関土間1aおよび玄関ホール1bに面する壁3と、この壁3と対向して配置されるとともに前記玄関ホール1bに面する壁4とによって囲まれている。
また、前記壁2には、前記玄関出入口2aを開閉するドア2bが設けられている。
また、図1において符号10は、宅配ボックスを示す。この宅配ボックス10は、前記玄関出入口2aが形成される壁2に平行に配置されるとともに屋外に面する第1壁11と、この第1壁11と前記玄関出入口2aが形成される壁2の双方に直交して配置されるとともに玄関1に面する第2壁12と、この第2壁12に対向するとともに前記第1壁11に直交して配置される第3壁13と、これら第2壁12および第3壁13に直交するとともに前記第1壁11に対向して配置される第4壁14とを備えている。
さらに、この宅配ボックス10は、前記第3壁13が前記第2床6の下方側の部屋9に面するようにして、前記第2床6の下方に配置されており、前記第1〜第4壁11,12,13,14によって、前記第2床6を支持することによって、前記第1〜第4壁11,12,13,14を構造体として機能させることができるになっている。
また、前記第1壁11には、図1〜図3,図5に示すように、屋外に向かって開口する入庫口11aが形成されるとともに、この入庫口11aを開閉する屋外扉11bが設けられ、さらに該第1壁11の前方に、上面が前記入庫口11aの下縁部と略等しい高さに設定されるベンチ11cが設けられている。
なお、この第1壁11は、前記低天井収納室9に面して立設される壁9aと連続して一体的に設けられている。
また、前記第2壁12には、図1,図4,図6に示すように、前記玄関1に向かって開口する出庫口12aが形成されるとともに、この出庫口12aを開閉する屋内扉12bが設けられ、さらに該第2壁12の前方に、上面が前記出庫口12aの下縁部と略等しい高さに設定されるベンチ12cが設けられている。
なお、この第2壁12は、前記壁4に連続して一体的に設けられている。
そして、前記出庫口12aは、前記入庫口11aから所定の間隔をあけて配置されるようにして前記第2壁12に形成されている。
すなわち、前記第2壁12は、図1に示すように、この第2壁12の前記第1壁11に接する部分から前記出庫口12aの側縁部までの部分が、前記入庫口11aと出庫口12aとの間隔を保持するための壁部12dとなるように形成されている。したがって、この壁部12dの、前記第1壁11に接する部分から前記出庫口12aの側縁部までの長さによって、前記入庫口11aと出庫口12aとの離間距離が設定されることとなる。
また、前記第1壁11と第2壁12とは互いに直交して配置されているため、前記入庫口11aは、前記出庫口12aに直交して配置されることになるので、前記入庫口11aから入れられた物品を、この物品の入庫方向と直交する方向から受け取ることができるようになっている。
前記屋外扉11bは開き戸であり、前記屋内扉12bは、後述する開口部20aと前記出庫口12aの双方を開閉できる引違い戸の形式となっている。また、前記屋外扉11bおよび屋内扉12bのうち、少なくとも前記屋外扉11bは施錠可能となっている。なお、本実施の形態においては、図示はしないが、前記屋外扉11bおよび屋内扉12bの双方が施錠可能に設定されているものとする。
この際、前記屋外扉11bの解錠操作は、前記玄関1側からできるようになっているものとする。また、前記屋外扉11bの開閉動作も前記玄関1側から行えるように設定されている。
なお、前記ベンチ11c,12cは、図1〜図6に示すように、座板と、この座板を支持する脚部とからなるものであり、本実施の形態においては、前記第1壁11および第2壁12に対して固定された状態となっている。
前記ベンチ11cは、図1に示すように、屋外に設けられており、前記第1壁11と第2壁12の壁部12dとに沿うようにして平面視略L字状に形成されている。
また、前記ベンチ12cは、前記第2壁12の前方に設けられるだけでなく、図1〜図4に示すように、宅配ボックス10の底面の一部を形成している。
なお、前記壁部12dと前記第3壁13との間に位置する宅配ボックス10の底面部分は、図2および図3に示すように、前記ベンチ12cと連続する床部18が設けられており、この床部18と前記ベンチ12cとによって前記宅配ボックス10の底面を構成している。また、前記床部18は、支持部18aによって支持されている。
なお、本実施の形態において、前記ベンチ11c,12cは、前記前記第1壁11および第2壁12に対して固定されているものとしたが、これに限られるものではなく、前記第1壁11および第2壁12から離して利用できるような構成としてもよいものとする。
また、前記第1〜第4壁11,12,13,14によって囲まれる宅配ボックス10の内部空間に、図1〜図4に示すように、前記第1〜第4壁11,12,13,14のうちのいずれかの壁面に固定される固定式棚板15が設けられている。
本実施の形態の固定式棚板15は、前記第2壁12および第3壁13に固定されているものとする。
なお、前記屋外扉11bは、図2および図3,図5に示すように、前記固定式棚板15によって区切られた内部空間毎に、上下方向に複数に分割されており、これら複数に分割された屋外扉11b,11bは独立して前記入庫口11aを開閉可能となっている。
また、前記屋外扉11bは、図3に示すように、前記第1壁11の表面に貼りつけられる外壁材11dと面一となるように設けられている。
また、この屋外扉11bには、新聞や郵便等の投入口を形成するようにしてもよい。
さらに、前記第1〜第4壁11,12,13,14によって囲まれる宅配ボックス10の内部空間に、図1〜図4に示すように、前記第1壁11と第4壁14との並設方向に沿ってスライド自在に設定されたスライド式棚板16,17が設けられている。
なお、これらスライド式棚板16,17は、図示しないレール部材等によって、前記第1壁11と第4壁14との並設方向に沿ってスライド自在に設定されている。このレール部材は、例えば前記第2壁12および第3壁13に固定されている。
また、これらスライド式棚板16,17のうち、少なくとも一方は、図2に示すように、前記入庫口11aから屋外へと突出するようにスライドできるように設定されていることが好ましい。本実施の形態ではスライド式棚板17が、屋外へと突出するようにスライド可能となっている。
また、前記スライド式棚板16は、図2および図3に示すように、前記第1壁11側から第4壁14までの範囲でスライド可能となっている。
なお、前記宅配ボックス10の内部空間または玄関出入口2aが形成された壁2には、前記第1壁11の前方に立つ人の姿を写す防犯カメラ(図示せず)を取り付けておくことが望ましい。また、前記玄関1内にモニター等(図示せず)を設けて、前記防犯カメラによって写された人の姿は、前記玄関1側から確認できるようにしておくことが望ましい。
また、前記入庫口11aの前方に立つ人と会話ができるようにマイクやスピーカー等のコミュニケーション装置を設けておくようにする。
さらに、前記第1壁11に自動捺印装置を設けておいてもよい。これによって、宅配業者は荷物を前記宅配ボックス10内に入庫するだけで済み、居住者も前記宅配ボックス10から荷物を取り出すだけで済むので好ましい。
一方、前記第2床6の下方には、図1に示すように、前記宅配ボックス10に隣接するとともに玄関1に向かって開口する開口部20aを有する玄関収納部20が設けられている。例えば、靴箱や傘入れ等として利用される。
この玄関収納部20は、図1および図6に示すように、前記第2壁12と、前記第3壁と、前記第4壁と、前記壁4に直交して配置されるとともに前記低天井収納室9に面して立設される壁9bと連続して一体的に設けられる第5壁21とによって囲まれて構成されている。
前記開口部20aは、前記第2壁12の出庫口12aとともに前記第2壁12に形成されたものであり、一つの大きな開口部を前記第4壁14によって左右に区切ることによって前記出庫口12aと開口部20aとを構成している。また、前記開口部20aを開閉する扉は前記出庫口12aを開閉する屋内扉12bが用いられている。
なお、前記宅配ボックス10が配置された建物の玄関周囲の構成は、図1に示すものと異なるものであってもよい。
例えば、図7に示すように、前記第1壁11が、前記玄関出入口2aが形成される壁2の延長線上に配置されるものであってもよい。これによって、前記玄関出入口2aと入庫口11aとが並んで配置される。また、これに伴って、前記ベンチ11cの形状が平面視矩形状のものとなる。
また、前記第4壁14を、前記壁4に直交するとともに前記壁9bと連続するように配置し、かつ該壁4,9bと一体形成する。すなわち、図1に示す第5壁21の設置位置に第4壁14を設置してもよいものとする。これによって、前記宅配ボックス10の内部空間を大きくすることができる。
次に、本実施の形態の宅配ボックス10を利用した荷物等の物品の受け渡し手順について説明する。
まず、訪問者である宅配業者がインターホン等によって来訪を告げ、居住者は、それを確認した後に、前記屋外扉11bを解錠する。
続いて、宅配業者は、前記入庫口11aから前記固定式棚板15またはスライド式棚板16,17の上に荷物を載せる。また、捺印やサインが必要となる場合は、この時に一緒に受け取り表を入れる。
なお、荷物が前記固定式棚板15またはスライド式棚板16,17の上に載せられた後は、必要があれば、前記屋外扉11bを一旦閉じてから、前記荷物を出庫口12bから取り出す。
続いて、居住者は、受け取り表に捺印やサインをしてから、前記固定式棚板15またはスライド式棚板16,17の上に受け取り表を置き、宅配業者は、この固定式棚板15またはスライド式棚板16,17の上から受け取り表を取って宅配作業を完了させる。
なお、荷物の受け渡し時に代金引換が必要となる際は、受け取り表と同様に前記固定式棚板15またはスライド式棚板16,17の上に代金を載せればよい。
また、前記屋外扉11bの開閉動作を適宜制御することによって、不在時に荷物の受け取りができるように設定してもよいものとする。
本実施の形態によれば、前記玄関出入口2aが形成される壁2に平行または該壁2の延長線上に配置されるとともに屋外に面する第1壁11と、この第1壁11と前記玄関出入口2aが形成される壁2の双方に直交して配置されるとともに玄関1に面する第2壁12と、この第2壁12に対向するとともに前記第1壁11に直交して配置される第3壁13と、これら第2壁12および第3壁13に直交するとともに前記第1壁11に対向して配置される第4壁14とを備えているので、宅配ボックス10を前記玄関出入口2aの近傍に確実に配置することができる。また、前記第1壁11には入庫口11aが形成され、前記第2壁12には出庫口12aが形成されているので、前記第1〜第4壁11,12,13,14によって囲まれた内部空間を物品の受け渡しスペースとして利用することができる。
さらに、前記第1壁11には前記入庫口11aを開閉する屋外扉11bが設けられているので、この屋外扉11bによって前記内部空間と屋外とを隔絶することができる。また、前記第2壁12には前記出庫口12aを開閉する屋内扉12bが設けられているので、この屋内扉12bによって前記内部空間と玄関1とを隔絶することができる。また、前記入庫口11aは、前記出庫口12aに直交して配置されることになるので、前記入庫口11aから入れられた物品を、この物品の入庫方向と直交する方向から受け取ることができる。しかも、前記出庫口12aは、前記入庫口11aから所定の間隔をあけて配置されるようにして前記第2壁12に形成されているので、例えば前記入庫口11aおよび出庫口12aの双方が開放されていたとしても、前記入庫口11a側から玄関1内を視認しにくくなる。また、前記入庫口11aから手や道具を入れたとしても、前記玄関出入口2aまで届きにくく、防犯性が高い。
これによって、宅配業者等の訪問者と居住者とが直接対面することを確実に防ぎながら、物品等の受け渡しを確実に行うことができ、さらに防犯性にも優れる。
さらに、前記第1壁11の前方に前記ベンチ11cが設けられており、前記第2壁12の前方に前記ベンチ12cが設けられているので、これらベンチ11c,12cを荷物等の物品の受け渡し時に一時置き場として利用したり、玄関1で靴を脱いだり履いたりする際に腰掛けることができ、利便性に優れる。
また、前記第1〜第4壁11,12,13,14によって囲まれる内部空間に、前記第1〜第4壁11,12,13,14のうちのいずれかに固定される固定式棚板15が設けられているので、この固定式棚板15上に比較的重い物品を載せることができる。
また、例えば、この固定式棚板15の固定位置を、前記入庫口11a付近の所定の高さとすることで、この固定式棚板15によって前記内部空間を区切ることができるとともに、前記入庫口11aを上下に区切ることができる。
また、前記屋外扉11bは、前記固定式棚板15によって区切られた内部空間毎に、上下方向に複数に分割されており、これら複数に分割された屋外扉11b,11bは独立して前記入庫口11aを開閉可能となっているので、前記入庫口11aから物品を入庫する際に、必要な方の屋外扉11bを開放させるだけで済む。これによって、必要以上に前記入庫口11aを開放させる必要がなくなり、宅配業者等の訪問者から玄関1内を見られにくくなる。
また、前記第1〜第4壁11,12,13,14によって囲まれる内部空間に、前記第1壁11と第4壁14との並設方向に沿ってスライド自在に設定されたスライド式棚板16,17が設けられているので、このスライド式棚板16,17上に物品を載せてスライドさせることによって、物品を前記第1壁11と第4壁14との並設方向に沿って移動させることができる。これによって、物品の受け渡しがスムーズになる。
また、前記宅配ボックス10を、前記玄関出入口2aの近傍に配置するので、請求項1〜4と同様の効果を得ることができる。また、前記第3壁13が前記第2床6の下方側の部屋9に面するようにして、前記第2床6の下方に配置されており、前記第1〜第4壁11,12,13,14によって、前記第2床6を支持しているので、前記第1〜第4壁11,12,13,14を構造体として機能させることができる。これによって、前記宅配ボックス10全体を建物と一体的に設けることができるので、この宅配ボックス10の設置状態を強固なものとすることができる。
また、前記第2床6の下方側の部屋9は、0.9m〜1.4mの天井高に設定された低天井収納室であることから、建物内に収納スペースを確保することができる。
さらに、この低天井収納室9の天井高が0.9m〜1.4mに設定されることによって、人が前記低天井収納室に入って、何とか作業ができる最低限の高さを確保することができ、かつ、このように天井高を必要最小限に抑えることで、建物の高さが高くなることによって隣接する建物に及ぼす日照減少等の影響を極力少なくすることができる。
さらに、前記第2床6の下方に、前記宅配ボックス10に隣接するとともに玄関1に向かって開口する開口部20aを有する玄関収納部20が設けられているので、前記宅配ボックス10を前記玄関1に配置しながら、この玄関1内に収納スペースを確保することができる。
なお、本実施の形態の宅配ボックス10は前記第2床6の下方に配置されており、この第2床6を前記第1〜第4壁11,12,13,14によって支持しているので、構造体として機能しているとしたが、これに限られるものではなく、家具として構成してもよいものとする。
すなわち、天板と底板と、前記第1〜第4壁11,12,13,14とを備えてボックス状に形成し、前記第1壁11を屋外に面して設けるようにすればよい。
1 玄関
2 壁
2a 玄関出入口
10 宅配ボックス
11 第1壁
11a 入庫口
11b 屋外扉
11c ベンチ
12 第2壁
12a 出庫口
12b 屋内扉
12c ベンチ
12d 壁部

Claims (7)

  1. 玄関出入口の近傍に配置される宅配ボックスにおいて、
    前記玄関出入口が形成される壁に平行または該壁の延長線上に配置されるとともに屋外に面する第1壁と、この第1壁と前記玄関出入口が形成される壁の双方に直交して配置されるとともに玄関に面する第2壁と、この第2壁に対向するとともに前記第1壁に直交して配置される第3壁と、これら第2壁および第3壁に直交するとともに前記第1壁に対向して配置される第4壁とを備えており、
    前記第1壁には、屋外に向かって開口する入庫口が形成されるとともに、この入庫口を開閉する屋外扉が設けられ、さらに該第1壁の前方に、上面が前記入庫口の下縁部と略等しい高さに設定されるベンチが設けられており、
    前記第2壁には、玄関に向かって開口する出庫口が形成されるとともに、この出庫口を開閉する屋内扉が設けられ、さらに該第2壁の前方に、上面が前記出庫口の下縁部と略等しい高さに設定されるベンチが設けられており、
    前記出庫口は、前記第2壁のうち前記第1壁から離間した位置に形成されることによって、前記入庫口から所定の間隔をあけて配置されていることを特徴とする宅配ボックス。
  2. 請求項1に記載の宅配ボックスにおいて、
    前記第1〜第4壁によって囲まれる内部空間に、前記第1〜第4壁のうちのいずれかに固定される固定式棚板が設けられていることを特徴とする宅配ボックス。
  3. 請求項2に記載の宅配ボックスにおいて、
    前記屋外扉は、前記固定式棚板によって区切られた内部空間毎に、上下方向に複数に分割されており、これら複数に分割された屋外扉は独立して前記入庫口を開閉可能となっていることを特徴とする宅配ボックス。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の宅配ボックスにおいて、
    前記第1〜第4壁によって囲まれる内部空間に、前記第1壁と第4壁との並設方向に沿ってスライド自在に設定されたスライド式棚板が設けられていることを特徴とする宅配ボックス。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の宅配ボックスを、玄関出入口の近傍に配置してなる建物であって、
    前記玄関の玄関土間よりも一段高い位置に第1床が配置されるとともに、この第1床の上方に第2床が設けられており、この第2床の上方側と下方側とがそれぞれ部屋とされており、
    前記宅配ボックスは、前記第3壁が前記第2床の下方側の部屋に面するようにして、前記第2床の下方に配置されており、
    前記第1〜第4壁によって、前記第2床を支持していることを特徴とする建物。
  6. 請求項5に記載の建物において、
    前記第2床の下方側の部屋は、0.9m〜1.4mの天井高に設定された低天井収納室であることを特徴とする建物。
  7. 請求項5または6に記載の建物において、
    前記第2床の下方に、前記宅配ボックスに隣接するとともに玄関に向かって開口する開口部を有する玄関収納部が設けられていることを特徴とする建物。
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