JP2009185522A - ヒンジ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒンジ装置において、スムーズな使用感ならびに安定した制動動作、少ない部品点数に伴う簡素な構造と組立性向上などを図る。
【解決手段】固定ブラケット110と、固定ブラケット110に回転軸120を介して回転自在に支持された回転ブラケット130と、回転ブラケット120の一方向への回転を制動する制動手段とを備えたヒンジ装置100において、制動手段を、回転軸120に連結されて回転軸120とともに回転するロータ20と、ロータ20の一方向(扉4が閉じる方向)への回転を流体の抵抗作用によって制動する弁体30とを有する流体圧ダンパ300で構成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、各種の蓋体や扉などを本体側の部材に回転自在に取り付けるヒンジ装置に係わり、特に、いずれか一方向への回転動作を制動する制動手段を備えるヒンジ装置に関する。
例えば、コインロッカーの扉、便座の蓋体、給湯ポットや炊飯器の蓋体等の回転式開閉部材においては、一端部がヒンジ装置を介して本体側に取り付けられている。ヒンジ装置としては、開閉部材を回転自在に支持する回転軸を備えており、開閉部材はその回転軸を支点として回転し、開閉するように設けられる。ところで、例えばコインロッカーの扉のヒンジ装置では、扉を閉方向にスプリングで付勢することにより常に閉じた状態が保持されるような構造が採られているものが多い。ところが、スプリングだけが装備されていると、扉が閉まる際に手を本体側と扉との間に挟んだ際の衝撃が強いため、衝撃を弱くする安全構造を要求される。このような要求に対しては、遅く回転させたい方向に回転する開閉部材を制動する回転ダンパが知られている(特許文献1参照)。
特開平11−294495号公報 特開2005−299312号公報
上記各文献に記載される回転ダンパは、例えば、開閉部材が制動方向に回転するに伴い、巻き締められたコイルばねが芯状の部材に巻き付きながら摺動回転することにより、制動力が生じるものである。ところがこのようなコイルばね式の回転ダンパでは、コイルばねの摺動がスムーズに生じないことにより、安定した制動動作を得られにくいとともに、使用感に不満が生じる場合があった。また、部品点数の増大や構造の複雑化を招きやすく、これに伴って組み立て易さに劣るといった問題もある。また、コイルばねといった弾性部材を用いることから耐久性に難があった。さらに、制動力を発生させるタイミングを調整したい場合、その調整が困難であった。
よって本発明は、一方向に付勢されている回転部材の付勢力に抗する制動動作が、スムーズな使用感とともに安定した動作として得ることができ、また、少ない部品点数に伴う簡素な構造と組立性向上、さらには制動力の発生タイミングを容易に調整可能とするダンパを備えたヒンジ装置を提供することを目的としている。
本発明のヒンジ装置は、固定部材と、この固定部材に回転軸を介して回転自在に支持された回転部材と、回転部材の一方向への回転を制動する制動手段とを備えたヒンジ装置において、制動手段が、回転軸に連結されて該回転軸とともに回転するロータと、このロータの回転部材の一方向への回転に伴う方向への回転を、流体の抵抗作用によって制動する弁手段とを有する流体圧ダンパであることを特徴としている。
本発明のヒンジ装置は、回転部材が、例えばコインロッカーの扉、便座の蓋体、給湯ポットや炊飯器の蓋体等の回転式開閉部材に固定され、固定部材が本体側に取り付けられて使用される。
本発明のヒンジ装置によれば、回転部材が一方向に回転する際に回転動作を制動する制動手段が流体圧ダンパであるため、従来技術のコイルばねによるダンパと比べると、スムーズな使用感ならびに安定した制動動作が発揮される。また、ロータと弁手段を必須とする構成であって部品点数を少なくすることができ、このため、簡素な構造ならびに組立性向上が図られる。また、弁体の形状を工夫することなどによって制動力の発生タイミングを容易に調整することも可能である。
本発明では、回転部材の一方向への回転を付勢する付勢手段を有する形態を含む。またこの場合、流体圧ダンパと付勢手段とを、それぞれ少なくとも1つ有し、これら流体圧ダンパと付勢手段とが離間した2位置に配置されている形態を含む。すなわち、回転部材を一方向に付勢して速く回転させる付勢手段と、この付勢手段の付勢力に抗して回転を制動する流体圧ダンパを、それぞれ単独で配置するという形態である。また、流体圧ダンパのロータを回転軸と同軸的に連結する形態は、コンパクト化が図られるので好ましい形態である。
次に、流体圧ダンパの具体的な形態としては、次の形態が挙げられる。すなわち、有底円筒状をなして内周壁を有するとともに、該内周壁に突設された隔壁によって、円筒室が周方向に仕切られたケーシングと、ロータとして、ケーシングに回転自在に組み込まれ、円筒室を周方向に分割する回転翼を備えたロータと、ケーシングの一端に配置され円筒室を覆うカバーと、円筒室に封入される粘性流体と、弁手段として、ロータの端面とケーシングの底面との間に、該ロータと同軸的に配置され、ケーシングの隔壁を挟んで所定角度の範囲内で回転自在とする凹部が外周に形成された略リング状の弁体とを備え、弁体は、回転翼がケーシングに対して相対回転することで生じる粘性流体の圧力により回転し、弁体に設けられた凹部に、その一端側壁部が隔壁と当接したときに隔壁の両側の円筒室どうしを連通させるとともに、該凹部の他端側壁部が隔壁と当接したときに隔壁の両側の円筒室どうしの連通を閉塞する連通路を備える。
この形態の流体圧ダンパによると、ロータの回転翼がケーシングに対して相対回転することで生じる粘性流体の圧力により、弁体が回転する。今、回転部材を制動させない方向に回転させたとすると、回転部材とともにロータも回転し、弁体に設けられた凹部の一端側壁部が隔壁と当接する。このとき、隔壁の両側の円筒室どうしが連通路を介して連通する。このため、粘性流体は回転翼に押されて一方の円筒室から連通路を通って他方の円筒室に流れ込む。したがって回転部材は回転が自由状態となる。なお、このとき、回転部材はロータを介して粘性流体の流動抵抗を受け、ある程度の制動力が生じるが、ここでは自由状態と定義する。一方、回転部材を制動させる上記一方向(制動方向)に回転させると、凹部の他端側壁部が隔壁と当接し、このとき、隔壁の両側の円筒室どうしは連通せず閉塞される。したがって回転部材を制動方向へ回転させたときには粘性流体が他方の円筒室に流れ込むことができなくなって抵抗が大きくなり、制動状態となる。
この形態によると、上記のような構造を1つの弁体により達成することができるから、部品点数の増加を抑えることができ、コストの低減を図ることができる。また、流体圧ダンパの組み立てに際して、弁体、ロータの順にケーシングの円筒室に挿入するだけでよいので組み立て易さが向上し、生産性が増大する。
上記具体的形態においては、次の構成を追加することができる。すなわち、流体圧ダンパにおける弁体の回転翼への対向面に、一端側壁部に連なり、回転翼と摺動するかもしくは最も近接する強制動維持部と、この強制動維持部よりも高さが低く、他端側壁部に連なるリーク流路とを、強制動発生点を境界として略周方向に分けて形成する。
この形態によると、ロータを制動がかかる方向(制動方向)に回転させた場合において、回転翼がリーク流路を通過している間は、回転翼と弁体との間にリーク流路が空いており、したがって、回転翼で仕切られている1つの円筒室のうちの回転翼の回転前方側(第1圧力室)と、回転後方側(第2圧力室)とは、リーク流路を介して連通している。このため、回転前方側の第1圧力室から、粘性流体がリーク流路を通って回転後方側の第2圧力室にリークし、第1圧力室の圧力はそれほど高くならず、弱制動状態となる。もしもリーク流路がなかった場合には、第1圧力室内の粘性流体の行き場はなく、強い制動力が生じる。
さらにロータが制動方向に回転し、回転翼が弁体の強制動発生点に到達すると、第1圧力室がリーク流路を介して第2圧力室と連通する状態が回転翼によって閉塞され、第1圧力室から第2圧力室への粘性流体のリークは起こらなくなる。この状態から、さらにロータを制動方向に回転させていき、回転翼が強制動維持部を摺動する間は、第1圧力室から第2圧力室への粘性流体のリークは生じないことから、第1圧力室内の粘性流体の圧力が高まって回転に対する抵抗が増大し、強制動状態となる。
この形態では、回転部材を制動方向に回転させたとき、回転初期から回転翼が強制動発生点に至るまでは弱制動状態となり、続いて強制動発生点を超えてから強制動維持部に沿って回転翼が回転する回転終期のときには、強制動状態を得ることができる。すなわち、ロータの回転し始めてからある回転角度までは制動力が弱く、回転終期には制動力が強くなるように、制動力を可変とすることができる。したがって、上記のように蓋体に適用した場合、蓋体の閉まる時間を短縮しながらも閉じるときの衝撃は弱くできるといった構造を得ることができる。このような制動力の強弱は、弁体に形成するリーク流路の形状や強制動発生点の位置、すなわち弁体の形状によって任意に制御することができる。
本発明によれば、回転部材の一方向への回転を制動する制動手段を流体圧ダンパで構成したので、スムーズな使用感ならびに安定した制動動作を得ることができるといった効果を奏する。また、少ない部品点数に伴う簡素な構造と組立性向上が図られ、さらには、制動力の発生タイミングを容易に調整可能である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
[1]ヒンジ装置が適用されたコインロッカー
図1および図2は、一実施形態に係るヒンジ装置が適用されたコインロッカーを示している。このコインロッカー1は、キャビネット2に複数の直方状の収納空間3が縦横に区画されており、それら収納空間3には、それぞれウイング式の扉4が設けられている。
扉4は、図2に示すように、左側の端縁が、上下に配された一実施形態に係る複数(この場合、2つ)のヒンジ装置100を介して、収納空間3の左側の開口縁部に、上下方向を軸として回転自在に取り付けられている。扉4は、右端側に設けられた取っ手部4aを手前側に引っ張ることで回転して開き、これとは逆方向に回転すると閉じるようになっている。扉4は、ヒンジ装置100が備える後述するコイルばね(付勢手段)200によって常時閉方向に回転するように付勢されている。したがって、開いた扉4を離せば、扉4は閉じるようになっている。
[2]ヒンジ装置の概要
図3〜図5に示すように、一実施形態に係るヒンジ装置100は、コインロッカー1のキャビネット2に固定される固定ブラケット(固定部材)110と、固定ブラケット110に回転軸120を介して回転自在に支持され、扉4に固定される回転ブラケット(回転部材)130を有している。なお、図3、図4および図5(A)はヒンジ装置100が閉状態、すなわち扉4が閉じられる状態を示しており、図5(B)は開状態を示している。
図3に示すように、固定ブラケット110は、一方の長辺部111bが湾曲した長方形状の中間板部111の両側に、直角に折り曲げ加工して形成された側板部112を有するコ字状の金具であり、中間板部111の両側には、中間板部111と同一面方向に延びて側方に突出する矩形状のフランジ板部113が一体に形成されている。中間板部111およびフランジ板部113には、コインロッカー1の収納空間3の内側面3aに固定ブラケット110を取り付けるための取付孔111a,113aが、それぞれ形成されている。側板部112は、中間板部111の奥行き方向(湾曲した長辺部111bとは反対方向)に延びており、これら側板部112の間の空所に、回転ブラケット130が配置されている。
回転ブラケット130は、短板部131と長板部132と有するL字状の金具で、短板部131が、固定ブラケット110の側板部112の間に配されている。短板部131は固定ブラケット110の中間板部111方向に延びており、中間板部111の手前で直角に屈曲してから、長板部132が側板部112間を貫通し、中間板部111の面方向に対して直交する方向に延びている。長板部132には、コインロッカー1の扉4の内面に回転ブラケット130を取り付けるための取付孔132aが形成されている。
回転ブラケット130の短板部131の両側には、固定ブラケット110の側板部112の内面と僅かな隙間を空けて平行に対面する側壁部133が形成されている。これら側壁部133と、固定ブラケット110の両側の側板部112には、回転軸120が貫通されている。
回転軸120は、図4(B)に示すように、軸部121の一端に円盤状の頭部122を有し、軸部121の頭部122側は、断面D字状の非円形係合部123、反対側が断面円形状の円形部124とされている。固定ブラケット110の、回転軸120の非円形係合部123が貫通している図4(B)で上側の側板部112の貫通孔112aは円形である。したがって、固定ブラケット110と回転軸120とは相対回転可能となっている。一方、回転ブラケット130の、回転軸120の非円形係合部123が貫通している図4(B)で上側の側壁部133の貫通孔133aは、非円形係合部123の断面形状と同形状に形成されており、この貫通孔133aに非円形係合部123が嵌合している。このため、回転ブラケット130は、回転軸120と一体回転可能となっている。
図4(B)に示すように、回転ブラケット130の側壁部133の間の空間の、回転軸120の軸部121上には、扉4を閉じる方向に付勢するコイルばね200と、扉4が閉じる方向の回転を制動する流体圧ダンパ(制動手段)300とが装着されている。
[3]扉を閉じる付勢手段(コイルばね)
コイルばね200は、図4(B)においてダンパ300の上側に配されている。コイルばね200は、短く真っ直ぐ延びる腕部201,202を両端に有しており、一方の腕部201が回転ブラケット130の短板部131の内面に係止されている。そして、他方の腕部202は、固定ブラケット110の中間板部111に形成された凹部111cに嵌め込まれて係止されている。このように、一方の腕部201が回転ブラケット130、他方の腕部202が固定ブラケット110に係止されていることにより、コイルばね200は、巻き締められてばね力が溜められた状態となっている。
このコイルばね200により、回転ブラケット130は、図3および図5(A)において常に矢印閉方向、すなわち扉4が閉じる方向に常に付勢されている。図3、図4および図5(A)は、扉4が閉じた状態におけるヒンジ装置100を示しており、図示の如く、扉4が閉まると、固定ブラケット110の中間板部111と回転ブラケット130の長板部132は直交する状態になる。
図5は、コインロッカー1に取り付けられたヒンジ装置100を上から見た図であって、ヒンジ装置100は、固定ブラケット110の中間板部111およびフランジ板部113の図中左側に向く面が収納空間3の左側の内側面3aに対面させられ、その内側面3aに、取付孔111a,113aを利用してねじ止め固定される。また、回転ブラケット130は、長板部132の図中下面が、コインロッカーの扉4の内面に対面させられ、その内面に、取付孔132aを利用してねじ止め固定される。
[4]流体圧ダンパ
次に、流体圧ダンパ(以下、ダンパと略称)300を説明する。ダンパ300は、図4(B)においてコイルばね200の下側に配されている。図6はダンパ300の断面を示しており、このダンパ300は、有底円筒状のケーシング10(図7〜図9)と、このケーシング10に、同軸的、かつ回転自在に収容されるロータ20(図10)と、ロータ20とケーシング10との間に介装された弁体30(図11)と、カバー40(図12)とを備えている。
ケーシング10は、円筒部11と、この円筒部11の一端側の底部12とを有している。ケーシング10の側部には、平面視で三角形状をなす一対のフランジ部13が形成されている。図7および図9に示すように、底部12には、軸方向へ向けて突出する中空の軸15が形成されている。また、ケーシング10の内部であって、内周壁14および底部12には、中心に向かって径方向に延びる一対の隔壁16が、互いに向かい合うように突出して形成されている。これら隔壁16は、厚さ(軸方向の長さ)がケーシング10の内部高さの半分強とされている。そして、これら隔壁16と軸15との間に、ロータ20が回転自在に支持されている。
図10に示すように、ロータ20は、円筒状の筒部21を有し、この筒部21の外周面の互いに180°離れた位置に放射状に延びる一対の回転翼22が形成されたものである。ロータ20は、筒部21を隔壁16と軸15との間に回転自在に挟んだ状態で、ケーシング10内に回転自在に嵌め込まれている。
各回転翼22は、先端に向かうにしたがって周方向の幅が次第に大きくなる扇状を呈している。回転翼22の先端面は、ケーシング10の内壁周14に沿った周面に形成されている。筒部21と反対側の端部には、断面D字状の取付孔23aを有するボス23が形成されている。取付孔23aには、上記ヒンジ装置100の回転軸120の、非円形係合部123が嵌合される。したがって、コインロッカー1の扉4を回転させて回転ブラケット130が回転すると、ロータ20も回転ブラケット130と一体に回転するようになっている。また、ボス23と筒部21との間には、リング状をなす仕切24が形成されている。この仕切24とケーシング10の底部12との間に、一対の隔壁16によって、周方向に仕切られた2つの扇状の円筒室60が形成されている(図13,図14参照)。
ロータ20の筒部21とケーシング10の底部12との間には、弁体(弁手段)30が介装されている。図11に示すように、弁体30は比較的薄い板厚の略リング状をなしており、その外周の互いに180°離れた位置には、凹部31が形成されている。これら凹部31は、周方向に互い対向する一対の側面(一端側壁部と他端側壁部)39,35と、底部38とによって略コ字状に切り欠いた形状をなしている。
凹部31の、図11で反時計回り方向側の側面39には、一段低くした段部32が形成され、また、底部38には、連通路34が形成されている。連通路34の周方向の長さは、隔壁16の周方向の長さよりも長く設定されている。また、連通路34は、図11で時計回り方向において凹部31の側面35の手前まで延在している。したがって、側面35が隔壁16に当接した状態では、連通路34の片側は、隔壁16とロータ20の筒部21により閉塞された状態となる。さらに、凹部31の時計回り方向の側面35の角には、一段低くした切欠33が形成されている。これら切欠33,段部32および連通路34は、弁体30の、ロータ20への対向面に形成されており、高さは同一であって、例えば弁体30の厚さの半分程度とされている。
図6に示すように、ロータ20が収納されたケーシング10の開口側には、図12に示すカバー40が螺合されている。カバー40の中央には孔41が形成され、孔41はロータ20のボス23に貫通されている。なお、図6において符号17,25は粘性流体の漏出を防ぐOリングである。
上記各回転翼22は各円筒室60内に配され、ロータ20が回転すると、回転翼22は、ケーシング10と、弁体30のロータ20側に面する対向面30Aに接触して回転摺動するようになっている。なお、本実施形態で言う接触とは、部材間に形成された油膜を介して接触する状態(いわゆる流体潤滑状態)を含むものとする。また、ロータ20の筒部21の外周面は、隔壁16の内周面に摺動する。
以上がダンパ300の構成であり、このダンパ300は、図4(B)に示すように、同図でコイルばね200の下側においてカバー40をコイルばね200側に向けて配され、回転軸120の円形部124が軸15内に挿通され、かつ、非円形係合部123の下端部が取付孔23aに嵌合されている。また、ダンパ300のケーシング10は、フランジ部13を介して回転ブラケット130に固定される。この取付状態で、ロータ20は回転軸120と一体回転可能に連結されており、また、ロータ20は回転軸120と同軸的に配されている。
次に、図13および図14を参照して実施形態のダンパ300の動作を、扉4と関連付けて説明する。図13は図6のk−k断面図、図14は図6のl−l断面図である。なお、図14(A)〜(D)は、弁体30の動きをわかりやすくするため図13からロータ20を省いたもので、図13(A)〜(D)に対応した図である。回転翼22によって、隔壁16で仕切られた円筒室60は2分割される。ここで、2分割されたうちの一方(図13中、矢印Rで示す回転翼22の時計回り方向)を第1圧力室61、他方を第2圧力室62と定める。各円筒室60内には、高い粘度(例えば10万〜100万cSt)を有する粘性流体が充填、封入される。
今、扉4を開けた状態から扉4を離したとすると、その扉4は、コイルばね200の付勢力によって閉じる方向に回転する。扉4が閉じる方向は図13ではR方向であり、ロータが図13(A)に示すようにR方向に回転すると、第1圧力室61内の粘性流体の圧力が上昇することにより、連通路34の周方向を向く面および凹部31の側面39が粘性流体により押圧される。また、粘性流体は、ロータ20の筒部21の下に位置する連通路34を通って第2圧力室62へ流入しようとする。
ここで、第1圧力室61側では、連通路34の周方向を向く面および凹部31の側面39が粘性流体に押圧されるのに対して、隔壁16で隔てられた第2圧力室62側では、連通路34の周方向を向く面および凹部31の側面35が粘性流体により押圧される。このとき、矢印L方向を向く面よりも矢印R方向を向く面の方が大きいこと、および粘性流体であるため圧力伝播が遅くなるため回転翼22に近い側では粘性流体の圧力が大きく、かつ、遠い側では粘性流体の圧力が小さくなることから、この圧力差によって、弁体30は矢印L方向へ回転し、図13(B)に示すように、弁体30の凹部31の矢印L方向を向く面である側面35が隔壁16に当接する。これによって、一方の円筒室60の第1圧力室61と他方の円筒室60の第2圧力室62とは、隔壁16によって遮断され、互いに連通しない状態となる。
これにより粘性流体は、弁体30およびロータ20どうしの隙間、それらとケーシング10との隙間を流れて第2圧力室62に流入する。このため、ロータ20がR方向に回転する間、すなわち扉4が閉じる方向に回転している間は、コイルばね200に付勢されていながらも強い制動力が受け、扉4はゆっくりと回転して閉じる。
次に、図13(B)に示す状態(扉4が閉じている)から、扉4を開く方向に回転させると、ロータ20はL方向に回転し、第2圧力室62の粘性流体が弁体30の切欠33に流入する。すると、これによって生じる圧力変動により、図13(C),図14(C)に示すように弁体30がR方向に回転する。次いで第2圧力室62側では、凹部31の側面35と連通路34の矢印L方向を向く面が粘性流体の圧力に曝されるのに対して、第1圧力室61側では、連通路34の矢印R側を向く面だけが粘性流体の圧力により押圧される。この圧力差により、弁体30はさらに矢印R方向へ回転する。これによって、図13(D),図14(D)に示すように、弁体30の凹部31の矢印R方向を向く側面39が隔壁16に当接するとともに、連通路34を介して、隔壁16を間に挟んだ第1圧力室61と第2圧力室62とが連通する。
隔壁16を間に挟んだ第1圧力室61と第2圧力室62とが連通することによって、第2圧力室62内の粘性流体が連通路34を通って第1圧力室61へ流入することができる。このため、ロータ20は制動力を受けず自由状態となり、扉4を軽い力で早く開けることができる。なお、自由状態といえども、ロータ20は粘性流体の流動抵抗によってある程度の制動力を受けるが、ロータ20をR方向へ回転させるために要する力と比べるとL方向へ回転させる力の方が格段に弱い。
[5]ヒンジ装置の作用効果
本実施形態のヒンジ装置100によれば、扉4が閉じるときの回転動作を制動する制動手段が、粘性流体の抵抗を利用したダンパ300であるため、スムーズな使用感を得ることができるとともに、安定した制動動作が発揮される。
そしてこのような作用を、回転軸120に連結されるロータ20と弁体30との組み合わせで実現することができるので、部品点数が少なく、構成を簡素とすることができる。この結果、組み立てやすさの向上に伴って生産性が増大するとともに、製造コストの低減が図られる。また、弁体30の形状を工夫することなどによって制動力の発生タイミングを容易に調整することも可能である。また、ダンパ300のロータ20を回転軸120と同軸的に連結しているため、ヒンジ装置100のコンパクト化が図られるといった利点もある。
[6]弁体の他の実施形態
図15は、上記弁体30を変更した他の実施形態のダンパ300を示している。この場合の弁体30は、図16および図17に示すように、対向面30Aにおける外周部であって一対の凹部31間に、弁体30の外周面側に開放し、対向面30Aよりもやや低くされた、回転翼22が接触しない円弧状のリーク流路71が形成されている。このリーク流路71は、幅が一定で、高さは、切欠33,段部32および連通路34よりも高く設定されている。リーク流路71を形成する段差周面72は、弁体30の周方向に沿って延びている。
リーク流路71の切欠33側の端部は凹部31に連通しており、一方、その切欠33側とは反対側の端部は段部32にまでは延びておらず、途中で緩やかな曲線を描いて弁体30の外周面に開放している。すなわち、リーク流路71は、周方向一端側は切欠33および凹部31に連通しているが、周方向他端側は閉じており、R状の端面73が形成されている。この端面73は、ロータ20が図18においてR方向に回転した際に強い制動力が発生する強制動発生点となっている。そして、対向面30Aにおける強制動発生点73から周方向に沿った段部32までの領域が、回転翼22と摺動して強い制動が継続して維持される強制動維持部74とされている。つまり、対向面30Aにおける回転翼22が通過する外周部は、リーク流路71と強制動維持部74とが、強制動発生点73を境界として周方向に分けて形成されている。リーク流路71の周方向長さは任意であるが、ここでは、強制動維持部74の周方向長さのおよそ2倍程度に設定されている。
上記各回転翼22は各円筒室60内に配され、ロータ20が回転すると、回転翼22は、ケーシング10と、弁体30の強制動維持部74に摺動する。回転する回転翼22が弁体30のリーク流路71の領域を通過するときには、そのリーク流路71によって回転翼22と弁体30との間には隙間が形成される。また、ロータ20の筒部21の外周面は、隔壁16の内周面に摺動する。
図18および図19を参照して、上記他の実施形態のダンパ300の動作を説明する。図18は図15のn−n断面図、図19は図15のo−o断面図である。扉4が閉じる方向に回転して、図18においてロータ20が制動方向であるR方向に回転するとき、回転翼22は、図18(A)〜(B)に示すように、リーク流路71の中間部分にある状態からロータ20を矢印R方向(制動方向)へ回転する。すると、第1圧力室61内の粘性流体の圧力が上昇することにより、上記実施形態と同様に、弁体30の凹部31の側面35が隔壁16に当接し、一方の円筒室60の第1圧力室61と他方の円筒室60の第2圧力室62とは互いに連通しない状態となる。なお、図19(A),(B)は、弁体30の動きをわかりやすくするため図18からロータ20を省いたもので、図18(A),(B)に対応した図である。
このように隔壁16によって第1圧力室61と第2圧力室62とが連通していない状態であっても、図18(B)に示すように、ロータ20が制動方向であるR方向に回転する初期のときには、回転翼22の回転前方側である第1圧力室61と回転後方側の第2圧力室62とがリーク流路71を介して連通している。このため、第1圧力室61から、圧力が高まる粘性流体がリーク流路71を通って回転後方側の第2圧力室62にリークし、第1圧力室61の圧力はそれほど高くならない。このため、制動力が比較的弱い弱制動状態でロータ20は回転する。
この弱制動状態から、さらにさらに扉4が閉じてロータ20がR方向に回転し、図18(C),図19(C)に示すように回転翼22が弁体30の強制動発生点73に到達すると、第1圧力室61がリーク流路71を介して第2圧力室62と連通する状態が回転翼22によって閉塞される。したがって、第1圧力室61から第2圧力室62への粘性流体のリークは起こらなくなる。そして、この状態から、図18(D),図19(D)に示すように、さらにロータ20がR方向に回転していくと、第1圧力室61から第2圧力室62への粘性流体のリークは生じないことから、第1圧力室61内の粘性流体の圧力が高まって回転に対する抵抗が増大し、強制動状態となる。この後、扉4が閉じるまで、回転翼22が強制動維持部74に摺動しながらロータ20がR方向に回転する間は、強制動がかかった状態となる。そして、扉4を開ける場合には、上記実施形態と同様にロータ20は制動力を受けず自由状態となり、扉4を軽い力で早く開けることができる(図18(E)〜(F),図19(E)〜(F)参照)。
このように、他の実施形態のダンパ300によると、扉4が閉じるときにおいて、比較的大きく開いた回転初期には制動力が弱く、閉じる直前の回転終期には制動力が強くなるように、制動力が2段階に変化する。したがって、扉4が閉じる時間が短縮されながらも閉じるときの衝撃は弱くできる。このため、手をロッカーの開口縁と扉4の間に挟まれても、衝撃は弱く、安全にロッカーを利用することができる。
上記他の実施形態のダンパ300では、ロータ20が制動方向へ回転すると、回転翼22がリーク流路71に沿って回転している回転初期は弱制動状態で、回転翼22が強制動発生点73に至ってから先は強制動状態といったように、制動力が弱から強へと2段階に分けられる。弱制動のときの制動力は、リーク流路71の高さが低くて弁体30と回転翼22との間に空く隙間が大きいと粘性流体の抵抗が弱いので弱く、逆にリーク流路71の高さが低くて該隙間が狭いと、粘性流体の抵抗が強くなって弱制動時の制動力は強くなる。また、リーク流路71の長さを短くして強制動発生点73を側面35側に近付ければ、弱制動の時間は短くなり、逆にリーク流路71の長さを長くして強制動発生点73を側面39側に近付ければ、弱制動の時間は長くなる。このように、制動力の強弱や弱制動とその次に生じる強制動の時間の割合などは、弁体30の形状によって任意に制御可能である。
また、リーク流路71の高さは一定であり、幅もほぼ一定であることから、弱制動のときの弁体30と回転翼22との間に形成されるリーク流路71の容積は、側面35から凹部31への連通部である始点から終点の強制動発生点73まで、ほぼ一定である。つまり、弱制動時の制動力はほぼ一定である。ここで、リーク流路71の容積、すなわち断面積を、弱制動の発生初期から強制動発生点73に向かうにしたがって漸次小さくすることにより、制動力が漸次強くなるように調整することができる。
なお、上記実施形態では、扉4を閉じる方向に付勢するコイルばね200と、閉じる扉4を制動するダンパ300を組み合わせて1つのヒンジ装置100としているが、コイルばね200とダンパ300とそれぞれ単独のものとし、扉4の上下2つのヒンジ部分のうち、一方にコイルばね200を配し、他方にダンパ300を配するといった形態を採用することもできる。また、扉4の大きさに応じてコイルばね200およびダンパ300の設置数は1つ以上で任意の数とすることもできる。このような形態では、コイルばね200およびダンパ300双方が単独となって構成が単純化するので、メンテナンスがしやすくなったりコストが低減したりするといった利点がある。
また、本発明に係るヒンジ装置は、上記実施形態のようにコインロッカーの扉に適用されることに限定はされず、例えば、便座の蓋体、給湯ポットや炊飯器の蓋体等、一方向への回転を制動する形式の様々な扉や蓋体に適用することが可能である。
本発明の一実施形態に係るダンパが適用されたコインロッカーの正面図である。 図1のコインロッカーの1つの収納空間の扉を開いた状態の斜視図である。 一実施形態に係るダンパの斜視図である。 (A)は(B)のd矢視図、(B)は(A)のe−e矢視図である。 図4(B)のf−f矢視におけるヒンジ装置の開閉動作を示す図であって、(A)は閉状態、(B)開状態である。 一実施形態に係るダンパの断面図である。 ダンパのケーシングを示す平面図である。 図7のg矢視図である。 ケーシングを示す断面図である。 (A)はダンパのロータを示す断面図であり、(B)は(A)のh矢視図、(C)は(A)のi矢視図である。 (A)はダンパの弁体を示す平面図、(B)は(A)のj−j断面図である。 ダンパのカバーを示す(A)平面図、(B)断面図、(C)裏面図である。 (A)〜(D)の順に弁体の作用を示す図6におけるk−k断面図である。 (A)〜(D)の順に弁体の作用を示す図6におけるl−l断面図である。 本発明の他の実施形態に係るダンパの断面図である。 (A)は他の実施形態のダンパの弁体を示す平面図、(B)は(A)のm−m断面図である。 他の実施形態のダンパの弁体を示す斜視図である。 (A)〜(F)の順に弁体の作用を示す図15におけるn−n断面図である。 (A)〜(D)の順に弁体の作用を示す図15におけるo−o断面図である。
符号の説明
1…コインロッカー
4…扉
10…ケーシング
14…内周壁
16…隔壁
20…ロータ
22…回転翼
30…弁体(弁手段)
30A…対向面
34…連通路
35…側面(他端側壁部)
39…側面(一端側壁部)
40…カバー
60…円筒室
61…第1圧力室
62…第2圧力室
71…リーク流路
73…強制動発生点
74…強制動維持部
100…ヒンジ装置
110…固定ブラケット(固定部材)
120…回転軸
130…回転ブラケット(回転部材)
200…コイルばね(付勢手段)
300…流体圧ダンパ(制動手段)

Claims (6)

  1. 固定部材と、
    この固定部材に回転軸を介して回転自在に支持された回転部材と、
    前記回転部材の一方向への回転を制動する制動手段とを備えたヒンジ装置において、
    前記制動手段が、前記回転軸に連結されて該回転軸とともに回転するロータと、このロータの前記回転部材の一方向への回転に伴う方向への回転を、流体の抵抗作用によって制動する弁手段とを有する流体圧ダンパであることを特徴とするヒンジ装置。
  2. 前記回転部材の前記一方向への回転を付勢する付勢手段を有することを特徴とする請求項1に記載のヒンジ装置。
  3. 前記流体圧ダンパと前記付勢手段とを、それぞれ少なくとも1つ有し、これら流体圧ダンパと付勢手段とが、離間した2位置に配置されていることを特徴とする請求項2に記載のヒンジ装置。
  4. 前記流体圧ダンパの前記ロータは、前記回転軸と同軸的に連結されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のヒンジ装置。
  5. 前記流体圧ダンパは、
    有底円筒状をなして内周壁を有するとともに、該内周壁に突設された隔壁によって、円筒室が周方向に仕切られたケーシングと、
    前記ロータとして、前記ケーシングに回転自在に組み込まれ、前記円筒室を周方向に分割する回転翼を備えたロータと、
    前記ケーシングの一端に配置され前記円筒室を覆うカバーと、
    前記円筒室に封入される粘性流体と、
    前記弁手段として、前記ロータの端面と前記ケーシングの底面との間に、該ロータと同軸的に配置され、前記ケーシングの隔壁を挟んで所定角度の範囲内で回転自在とする凹部が外周に形成された略リング状の弁体とを備え、
    前記弁体は、前記回転翼が前記ケーシングに対して相対回転することで生じる前記粘性流体の圧力により回転し、
    前記弁体に設けられた前記凹部に、その一端側壁部が前記隔壁と当接したときに前記隔壁の両側の前記円筒室どうしを連通させるとともに、該凹部の他端側壁部が前記隔壁と当接したときに前記隔壁の両側の前記円筒室どうしの連通を閉塞する連通路を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のヒンジ装置。
  6. 前記流体圧ダンパにおける前記弁体の前記回転翼への対向面には、
    前記一端側壁部に連なり、回転翼と摺動するかもしくは最も近接する強制動維持部と、
    この強制動維持部よりも高さが低く、前記他端側壁部に連なるリーク流路とが、強制動発生点を境界として略周方向に分けて形成されていることを特徴とする請求項5に記載のヒンジ装置。
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