JPH05221486A - 荷物等自動管理ロッカーシステムの着荷表示方法 - Google Patents

荷物等自動管理ロッカーシステムの着荷表示方法

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JPH05221486A
JPH05221486A JP4057211A JP5721192A JPH05221486A JP H05221486 A JPH05221486 A JP H05221486A JP 4057211 A JP4057211 A JP 4057211A JP 5721192 A JP5721192 A JP 5721192A JP H05221486 A JPH05221486 A JP H05221486A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1.着荷案内の確認、荷物の受け取りの行動
が無理なく、無駄なく行えること、2.着荷案内の見落
としがなく、荷物の長時間滞留をなくすこと、3.着荷
案内と同時に受け取ることができるか否かの判断データ
を提供すること、が主な目的である。 【構成】 居住人がオートロック・ドアーを解錠する
と、当該居住人の住居宛の荷物の有無をその場で集合玄
関機に表示するとともに、荷物の重量、あるいは、荷物
の大きさ、あるいは、荷物を保管している保管ボックス
の位置を表示し、荷物等自動管理ロッカー装置を一定時
間簡易受取り可能状態とすることを主な特徴とする着荷
表示方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集合玄関機、荷物等自
動管理ロッカー装置等を備えた荷物等自動管理ロッカー
システムの着荷案内方法に関する。
【0002】
【従来の技術】お届け荷物の受渡し用の複数の共用のロ
ッカーを備え、居住人が不在等の時でも、宅配荷物など
のお届け、保管が無人でもって行える荷物等自動管理ロ
ッカー装置が知られている。
【0003】すなわち、荷物配達業者が届け先である居
住人に直接手渡しできない時に、操作部から住居番号等
を入力すると、ロッカー制御部が指定し電気錠を自動的
に解錠した空のロッカー・ボックスの扉を荷物配達人が
開き、そのロッカー・ボックスの中にお届け荷物を置
き、扉を閉じると自動的に電気錠が施錠されるものであ
って、無人でもって、お届け荷物などのお届け、保管が
行えるものである。その後に、いわゆる着荷案内あるい
は着荷通知によって、居住人は自分宛に届けられたお届
け荷物の有無や保管されているロッカー・ボックスの番
号を知らされ、所定の居住人確認手続きを経て、そのお
届け荷物を受け取るものである。
【0004】集合住宅の建物外部と建物内部の居住人の
共有スペースとの境をなす壁の一部にいわゆるオートロ
ックドアーを設け、建物の外部側に集合玄関機を設けた
ものが知られている。いわゆるオートロックドアーと
は、通常は、電気ロックにより閉ざされているが、集合
玄関機のインターホンを通じて居住人と通話し、居住人
によって入館が許され、居住人が住戸内のオートロック
ドアー解錠手段を動作させた時、または、居住人が集合
玄関機の居住人確認装置(例えば、居住人のキーとキー
操作あるいはキーセンサー、居住人の識別カードとカー
ドリーダー、居住人の暗証番号入力と番号照合など、及
びこれらの組み合わせ)によって、居住人であると判定
された時のみ自動的に電気ロックが解錠され、扉が開く
ドアーである。すなわち、居住人の許可を得た者と居住
人のみの出入りを許し、部外者や不審人の侵入を防止し
て、集合住宅のセキュリティー維持を目的とするドアー
である。
【0005】そして、従来の荷物等自動管理ロッカー装
置においては、着荷案内あるいは着荷通知を次のような
方法で行っていた。
【0006】[従来の着荷案内方法1] お届け荷物等
がロッカー・ボックス内に届けられるごとに、荷物等自
動管理ロッカー装置によって、届け先の住居番号、お届
け・保管されているロッカー・ボックス番号などが印刷
された着荷案内伝票が自動的に発行される。荷物配達業
者は、この着荷案内伝票を届け先の住居番号のメールボ
ックスに投入する。このメールボックスはオートロック
ドアーの外側の一般区域に設置されている。その後、居
住人は、自分の住居番号のメールボックスの扉をキー、
ダイアル操作等によって開け、その中に収納されている
着荷案内伝票を取り出し、その記載を見て、着荷が有る
こと及びお届け荷物が保管されているロッカー・ボック
ス番号を知るのである。
【0007】[従来の着荷案内方法2] 共同エントラ
ンスなど居住人の共有区域に表示パネルを設けてあり、
お届け荷物等がロッカー・ボックス内に届けられるごと
に、自動的に、届け先の住居番号が副表示パネルに表示
されるものである。その後、居住人は、表示パネルを見
て、自分の住居番号が表示されているか否かを捜し、自
分宛の着荷が有ることを知るのである。
【0008】[従来の着荷案内方法3] 居住人が荷物
等自動管理ロッカー装置の居住人確認装置(例えば逆マ
スターキーの挿入穴、キーセンサー、カードリーダー、
暗証番号入力装置)を操作する。その居住人宛のお届け
荷物が保管されている場合には、荷物等自動管理ロッカ
ー装置のディスプレーあるいはスピーカから着荷が有る
こと及びお届け荷物が保管されているロッカー・ボック
ス番号が案内されるのである。
【0009】[従来の着荷案内方法4] 集合住宅の各
住居内に画像表示装置あるいは音声表示装置を設けてあ
り、お届け荷物等がロッカー・ボックス内に届けられる
ごとに、自動的に、届け先の住居内に設けられた画像表
示装置に表示され、あるいは、届け先の住居内に設けら
れた音声表示装置に記憶される。その後、居住人は自分
の住居内の画像表示装置を見て、着荷が有ること及びお
届け荷物が保管されているロッカー・ボックス番号を知
るのである。あるいは、居住人は自分の住居内の音声表
示装置を操作して音声により着荷が有ること及びお届け
荷物が保管されているロッカー・ボックス番号を知るの
である。
【0010】[従来の着荷案内方法5]また、外出した
住人が集合玄関機において、記録カードを読取らせてエ
ントランス電気錠を解錠させて集合住宅の玄関を通ると
ともに、カード制御部が住戸番号を中央制御装置に送出
して、宅配ロッカー装置から送出した宅配便荷物を収容
した住戸番号と一致するときは、集合玄関機に設けた宅
配便到来を示す表示によって、帰宅住人に知らせる着荷
案内方法が公知である(特開平3−002480)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の着荷案
内方法には次のような問題点がある。
【0012】[問題点1] 居住人が既に帰宅している
にもかかわらず、自分宛のお届け荷物が届いていること
を長時間知らないでいることが頻繁に起こりうる。特
に、[従来の着荷案内方法1]については、着荷案内伝
票が報告宣伝のチラシや新聞などの間に挟まって見つか
らなくなってしまったり、あるいは見つけるのに時間が
かかったりする。また、[従来の着荷案内方法2]につ
いては、居住人が帰ってきて共同エントランス等を通り
過ぎる際に表示パネルを見忘れることが起こりやすい。
居住人が長時間知らないでいると、お届け荷物のロッカ
ー・ボックス内への滞留時間が長くなり、空きのロッカ
ー・ボックスが足りないという困った状態が生じ、ひど
い場合には、新たにお届け荷物のお届け、保管ができな
くなる。一方、余分にロッカー数をふやすことも考えら
れるが、ロッカー設備の購入費用が高くなり、ロッカー
設備の設置面積も増してしまう。
【0013】[問題点2] 住居に入室した後、一々お
届け荷物が届いているか否かを確認するために、[従来
の着荷案内方法1]ではメールボックスへ、あるいは、
[従来の着荷案内方法2]では表示パネルへ、あるい
は、[従来の着荷案内方法3]では荷物等自動管理ロッ
カー装置へ見に行くのは面倒である。そのため、特に、
別の用事ができて、これらの場所の近くへ行く機会でも
なければ、お届け荷物が届いているか否かを確認するも
のではない。その結果として、お届け荷物のロッカー・
ボックス内への滞留時間が長くなり、空きのロッカー・
ボックスが足りないという困った状態が生じ、ひどい場
合には、新たにお届け荷物のお届け、保管ができなくな
る。
【0014】[問題点3] 共有スペースあるいは住戸
内で着荷案内を知り、離れているロッカーまで戻るの
は、居住人の行動パターンに反している。
【0015】[問題点4] [従来の着荷案内方法4]
では、上記問題点を解決できるものの、着荷案内によっ
てお届け荷物があることを知って、荷物等自動管理ロッ
カー装置へ行って、いざ自分宛のお届け荷物を受け取ろ
うとしたところ、荷物が重すぎて一人では取り出せなか
ったり、運べなかったりすることがある。しかも、荷物
をロッカー・ボックスから取り出してしまうと、改めて
解錠操作を行わない限りは、電気錠によって扉は自動的
に施錠されてしまい当該荷物をロッカーに戻すことはで
きない。しかたなく、荷物を床に放置して家人等の助け
を待たねばならないという問題があり、その間に盗難に
あうことも想定される。お届け荷物が大きすぎる場合も
同様の問題がある。
【0016】[問題点5] 着荷案内によってお届け荷
物があることを知って、荷物等自動管理ロッカー装置へ
行って、いざ自分宛のお届け荷物を受け取ろうとしたと
ころ、お届け荷物が保管されているロッカー・ボックス
の位置が高すぎて子供や老人などは背が届かず、お届け
荷物を取り出すことができず、無駄足を踏むことがあ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の問題点は、請求項
1に記載の本発明に係る荷物等自動管理ロッカーシステ
ムの着荷表示方法、すなわち、集合玄関機と、中央制御
装置と、記憶装置と、荷物等自動管理ロッカー装置と、
を備え、該荷物等自動管理ロッカー装置が重量センサー
を備えた荷物等自動管理ロッカーシステムの着荷表示方
法であって、荷物配達人がお届け荷物を荷物等自動管理
ロッカー装置に収納、保管するに伴ない、下記の(A
1)、(A2)及び(A3)の順序で処理を行うこと、
(A1)お届け荷物が荷物等自動管理ロッカー装置に収
納、保管されると、重量センサーによってお届け荷物の
重量を測定し、お届け荷物の重量信号を生成すること、
(A2)次に、荷物等自動管理ロッカー装置から中央制
御装置に、荷物の届け先の住居番号信号と、お届け荷物
の重量信号と、お届け信号と、を送出すること、(A
3)中央制御装置は、荷物等自動管理ロッカー装置から
住居番号信号とお届け信号を受け取るごとに、記憶装置
から当該住居のお届け荷物個数データを読み出し、その
値に1を加えて、記憶装置に当該住居の新しいお届け荷
物個数データを書き込み、更新し、同時に、お届け荷物
の重量信号を記録すること、居住人が集合住宅に帰って
くるに伴い、下記の(B1)、(B2)、(B3)、
(B4)、及び(B5)の順序で処理を行うこと、(B
1)居住人であると判定された場合、集合玄関機は、居
住人確認装置で読み取った住居番号信号と帰宅信号を中
央制御機に送出すること、(B2)中央制御装置は、集
合玄関機から住居番号信号と帰宅信号とを受け取るごと
に、記憶装置から当該住居のお届け荷物個数データと、
お届け荷物の重量データと、を読み出し、直ちに集合玄
関機に当該お届け荷物個数データと、お届け荷物の重量
データと、を送り返すること、(B3)集合玄関機は、
お届け荷物個数データに基づき、画像表示装置及び/ま
たは音声表示装置にお届け荷物の有無を表示し、お届け
荷物がある場合には、さらに、お届け荷物の個数と、お
届け荷物の重量と、を画像表示装置及び/または音声表
示装置に表示すること、(B4)集合玄関機が中央制御
装置から受取ったお届け荷物個数データの値が0でない
場合には、集合玄関機から荷物等自動管理ロッカー装置
へ帰宅信号を送出すること、(B5)集合玄関機から帰
宅信号を受取ると、荷物等自動管理ロッカー装置は、当
該居住人宛のお届け荷物が保管されている保管ボックス
位置、番号を表示し、かつ、一定時間、簡易受取り可能
状態となること、居住人が荷物等自動管理ロッカー装置
からお届け荷物を受取るに伴い、下記の(C1)及び
(C2)の順序で処理を行うこと、(C1)お届け荷物
が荷物等自動管理ロッカー装置から受取られると、荷物
等自動管理ロッカー装置から中央制御装置に、お届け荷
物の届け先の住居番号信号と受取り信号を送出するこ
と、(C2)中央制御装置は、荷物等自動管理ロッカー
装置から住居番号信号と受取り信号を受け取るごとに、
記憶装置から当該住居のお届け荷物個数データを読み出
し、その値から1を引き、記憶装置に当該住居の新しい
お届け荷物個数データを書き込み、更新すること、を特
徴とする荷物等自動管理ロッカーシステムの着荷表示方
法によって、解決される。
【0017】また、上記の問題点は、請求項2に記載の
本発明に係る荷物等自動管理ロッカーシステムの着荷表
示方法によっても、解決される。請求項2の本発明は、
請求項1の本発明における『お届け荷物の重量』を『お
届け荷物の大きさ』に変更するとともに、『重量センサ
ー』を削除した点を除いては、ほぼ同様である。
【0018】さらに、上記の問題点は、請求項3に記載
の本発明に係る荷物等自動管理ロッカーシステムの着荷
表示方法によっても、解決される。請求項3の本発明
は、請求項2の発明における『お届け荷物の大きさ』を
『お届け荷物を保管している保管ボックスの位置または
番号』に変更した点を除いては、ほぼ同様である。
【0019】
【作用】居住人が帰ってきて集合玄関機の居住人確認装
置を操作し、その操作の結果、居住人であると判定され
た場合には、直ちにオートロック・ドアーを解錠するの
ではなく、まず、居住人確認装置で読み取った住居番号
信号に基づいて、記憶装置から当該住居のお届け荷物個
数データを読み出す。この当該住居のお届け荷物個数デ
ータに基づいて、集合玄関機の画像表示装置及び/また
は音声表示装置にお届け荷物の有無を表示する。お届け
荷物がある場合には、さらに、お届け荷物の個数に加え
て、請求項1の発明では、お届け荷物の重量を、請求項
2の発明では、お届け荷物の大きさを、そして、請求項
3の発明では、お届け荷物を保管している保管ボックス
の位置または番号を、集合玄関機の画像表示装置及び/
または音声表示装置に表示する。その後に、始めてオー
トロック・ドアーを解錠する。一方、各住居のお届け荷
物個数データは、お届け荷物が収納、保管されるごと
に、また、お届け荷物が受け取られるごとに、自動的に
更新されている。
【0020】
【実施例】以下、添付図面を用いて本発明の実施例につ
いて説明する。
【0021】図1は、実施例に係る集合住宅システムの
ブロック・ダイアグラムである。居室内の居住人との通
話手段および居住人確認装置を含んでいる集合玄関機5
は、接続ケーブル10によってオートロック・ドアー6
と接続され、接続ケーブル11によってインターホン制
御機7と接続されている。一方、荷物等自動管理ロッカ
ー装置1は操作部100と住居表示パネル120とロッ
カー部130とを含んでおり、住居表示パネル120は
着荷案内などを表示する。図示していないが、荷物等自
動管理ロッカー装置1には重量センサーおよび大きさの
測定のための形状センサーが備わっている。重量センサ
ーの配置は各ロッカー・ボックスに配置し、この重量セ
ンサーを荷物の有無を検知するセンサーとして兼用して
もよい。あるいは、荷物等自動管理ロッカー装置1の一
部に重量測定用の区画、例えば扉のないロッカー・ボッ
クスを1つ設け、それに重量センサーを配置してもよ
い。形状センサーは複数の光センサーをアレイ状に並べ
たものであっても良い。荷物等自動管理ロッカー装置1
は、共同エントランスなど居住人の共有区域に設けられ
た表示パネル2と接続ケーブル14によって接続され、
同時に、I/F機3と接続ケーブル13によって接続さ
れている。I/F機3は接続ケーブル12によってイン
ターホン制御機7と接続されている。さらに、インター
ホン制御機7は、接続ケーブル15によって管理人室2
0内の管理人室親機6と接続され、接続ケーブル16、
住居アダプタ8、接続ケーブル17を介して居室21内
のインターホン9と接続されている。
【0022】図2は、インターホン制御機7およびI/
F機3の構成を示している。荷物等自動管理ロッカー装
置1から、お届け荷物の届け先の住居番号信号、重量セ
ンサーによる重量測定結果としてのお届け荷物の重量デ
ータ、形状センサーによる大きさ測定結果としてのお届
け荷物の大きさデータ、及びお届け信号を、受信するI
/F機3は、中央制御装置としての働きをするCPU3
01、記憶装置としての働きをするRAM302、RO
M303、CLOCK304、電源部305を含んでお
り、インターフェイス306、接続ケーブル13を介し
て荷物等自動管理ロッカー装置1に接続されており、ま
た、インターフェイス307、接続ケーブル12を介し
てインターホン制御機7に接続されている。一方、イン
ターホン制御機7は中央制御機としての働きをするCP
U701、記憶装置としての働きをするRAM702、
ROM703を含んでおり、インターフェイス704、
接続ケーブル12を介してI/F機3に接続されてお
り、インターフェイス705、接続ケーブル11を介し
て集合玄関機5と接続されており、インターフェイス7
06、接続ケーブル15を介して管理人室親機6と接続
されており、インターフェイス707、接続ケーブル1
6を介して住居アダプタ8と接続されている。
【0023】管理人室親機6は例えば集合住宅の住居内
のインターホンを選択的に呼び出すためのダイヤルボタ
ンあるいは短縮ボタンを備えた内線電話機である。ま
た、インターホン9はインターホン親機やインターホン
機能付き電話機であり、着荷案内ためのディスプレーあ
るいは表示ランプを組み込んでもよい。
【0024】図3は、集合玄関機5の正面図である。集
合住宅の居室内のインターホンを選択的に呼び出すため
に、住居番号入力装置の具体例として操作キー501が
設けられている。この操作キー501を用いて、荷物配
達人の種々のデータ(例えば、宅配業者名、クリーニン
グ店名や電話番号)を入力することもできる。そして、
居室内の居住人と通話するために、マイクロホン502
とスピーカ503が組み込まれ、配達人や来訪者の顔を
確認するためにカメラ507が組み込まれている。ま
た、居住人に対して種々のメッセージや着荷案内を画像
表示し、配達人や来訪者に対して種々のメッセージや操
作手順を画像表示するディスプレー506も組み込まれ
ている。ディスプレー506には、お届け荷物が保管さ
れているロッカー・ボックスの位置を表示するために、
ロッカー部のイラストを設け、該当ロッカー・ボックス
が点滅するようにすれば、子供の手が届かない高いロッ
カー・ボックスにお届け荷物が保管されているか否かが
一目瞭然にわかるようになる。人間センサー508とデ
ィスプレー506とを組み合わせて、人が近付いたらメ
ッセージ等を自動表示するようにしても良い。また、画
像表示に代えて、あるいは、画像表示とともに、音声表
示をしてもよい。その場合には、スピーカ503を用い
て、種々のメッセージ、着荷案内、操作手順を音声で表
示する。さらに、居住人確認装置の具体例としてカード
リーダー504、キーセンサー505が組み込まれてい
る。このカードリーダー504と既登録の荷物配達人に
貸与したIDカードを用いて、特定の荷物配達人の確認
を行うこともできる。
【0025】図4は荷物等自動管理ロッカー装置1の操
作部100の正面図である。住居番号や暗証番号を入力
するための操作キー101、配達人や居住人に操作手順
やメッセージを表示するディスプレー102、受取り印
を押すべき伝票を挿入するための伝票挿入口103と捺
印ボタン104、識別カードを読み取るカードリーダー
105、料金を支払うためのコイン投入口106が組み
込まれている。なお、ディスプレー102の代わりに、
あるいは、ディスプレー102とともに、操作手順やメ
ッセージの音声表示のためにスピーカ107を組み込ん
でもよい。また、人間センサー108とディスプレー1
02とを組み合わせて、人が近付いたらメッセージ等を
自動表示したり、人が近付いた時にのみ操作部100の
電源を入れ消費電力の低減を図ってもよい。カードリー
ダー105の代わりとして、キーセンサー109を用い
てもよい。
【0026】図5、図6、図7は、それぞれ、本発明の
着荷表示方法を示すフローチャートであり、図5は、お
届け荷物が荷物等自動管理ロッカー装置に収納、保管さ
れた時におけるお届け荷物個数データの更新などを示す
フローチャートであり、図6は、居住人が帰ってきて集
合玄関機を操作して着荷案内が表示されるのを示すフロ
ーチャートであり、図7は、お届け荷物が荷物等自動管
理ロッカー装置から受け取られた時におけるお届け荷物
個数データの更新などを示すフローチャートである。
【0027】IDカードや暗証番号を予め登録し特定の
荷物配達人に限定しているシステムにおけるお届け荷物
の自動収納、保管時におけるお届け荷物個数データの更
新などを図5を用いて説明する。
【0028】[ステップ1−1] 荷物配達人は集合玄
関機あるいは荷物等自動管理ロッカー装置に対して荷物
配達人識別操作を行う。具体的には、IDカードを用い
た荷物配達人識別システムであれば、集合玄関機5のカ
ードリーダー504(図3参照)あるいは荷物等自動管
理ロッカー装置1の操作部100に組み込まれたカード
リーダー105(図4参照)にIDカードを挿入する。
この操作によって、IDカードに記録されているデータ
をカードリーダーが読み取る。別の実施例としてはID
カードを用いず、暗証番号を用いた荷物配達人識別シス
テムであってもよい。その場合には、カードリーダーで
はなく、テンキーを荷物配達人が操作することになる。
【0029】[ステップ1−2] 荷物配達人は集合玄
関機5の操作キー501(図3参照)あるいは荷物等自
動管理ロッカー装置1の操作部100に組み込まれた操
作キー101(図4参照)を用いて住居番号を入力す
る。届け先を間違えないように、さらに、届け先の氏名
や電話番号を入力させて、届け先を再確認するのもよ
い。
【0030】[ステップ1−3] [ステップ1−1]
で得たIDカードに記録されているデータについて特定
の荷物配達人か否かを判定し、さらに、[ステップ1−
2]で得た住居番号についてお届け・保管の可否を判定
する。これらの判定は、荷物等自動管理ロッカー装置の
制御部のCPUを中央制御機として用い、制御部のメモ
リーを記憶装置として用いてもよいし、あるいは、I/
F機3のCPU301またはインターホン制御機7のC
PU701を中央制御装置として用い、I/F機3のR
AM302などまたはインターホン制御機7のRAM7
02などを記憶装置として用いて行う。特定の荷物配達
人でないと判定された場合あるいは当該住居番号へのお
届け・保管ができないと判定された場合には、終了とな
る。その他の場合は、[ステップ1−4]へと進む。
【0031】[ステップ1−4] 荷物配達人は集合玄
関機5の操作キー501(図3参照)あるいは荷物等自
動管理ロッカー装置1の操作部100に組み込まれた操
作キー101(図4参照)を用いてお届け荷物の大きさ
を入力する。具体的には、Lサイズであれば「1」のボ
タン、Mサイズならば「2」のボタン、Sサイズならば
「3」のボタンを押すようにしてもよい。
【0032】[ステップ1−5] [ステップ1−4]
で得たお届け荷物の大きさと現在空のロッカー・ボック
スとその大きさとを比較して、中央制御装置は、荷物等
自動管理ロッカー装置1のロッカー部130の複数のロ
ッカー・ボックスのうちから今回のお届け、保管に用い
るロッカー・ボックス番号を決定する。
【0033】[ステップ1−6] このように決定され
たロッカー・ボックスを配達人に指示する。具体的に
は、集合玄関機を操作した場合は、集合玄関機5のディ
スプレー506に表示するのが望ましいが、荷物等自動
管理ロッカー装置1の操作部101に組み込まれたディ
スプレー102にロッカー・ボックス番号を表示した
り、スピーカ107からロッカー・ボックス番号を知ら
せたり、あるいは、当該ロッカー・ボックスに取り付け
たランプを点滅してもよい。続いて、当該ロッカー・ボ
ックスの電気錠を解錠する。
【0034】[ステップ1−7] 荷物配達人は、当該
ロッカーの扉を開け、中にお届け荷物を置き、扉を閉じ
る。ロッカー・ボックス内には荷物の有無を検知するセ
ンサー、例えば、光電センサーが設けられており、荷物
配達人は、光電センサーが検知できる位置、例えば、ロ
ッカー・ボックス中央の位置にお届け荷物を置くように
注意しなければならない。
【0035】[ステップ1−8] ロッカー・ボックス
内に設けられた重量センサーによってお届け荷物の重量
が測定される。さらに、形状センサーが設けられていれ
ば、お届け荷物の大きさが測定される。
【0036】[ステップ1−9] 光電センサーを用い
て入庫が確認されると、当該ロッカー・ボックスの電気
錠は施錠される。
【0037】[ステップ1−10] 日付、届け先など
が記載された領収証あるいは預かり証が発行される。あ
るいは、受領印を押すべき伝票を伝票挿入口に差し込
み、押印ボタンを押す。
【0038】[ステップ1−11] 当該住居番号に対
応するお届け荷物個数データnを例えばI/F機3のR
AM302から読み出し、これに1を加えて(n=n+
1)、新たなお届け荷物個数データnをRAM302に
書き込み、お届け荷物個数データnを更新すると同時
に、[ステップ1−12] お届け先の住居番号デー
タ、お届け荷物の重量データ、大きさデータ、保管ボッ
クスの位置または番号データなどが記憶される。このよ
うにして、お届け荷物の自動収納、保管時におけるお届
け荷物個数データの更新などを終了する。
【0039】なお、図5には示していないが、お届け荷
物の自動収納、保管があると、さらに、当該住居内のイ
ンターホン9の着荷表示ランプ901が点灯し、荷物等
自動管理ロッカー装置1の住居表示パネル120の当該
住居番号が表示し、共同エントランスなど居住人の共有
区域に設けられた表示パネル2の当該住居番号が表示す
るようにしてもよい。
【0040】次に、居住人が集合住宅に帰ってきて集合
玄関機を操作して入館しようとする際における着荷案内
の表示を図6を用いて説明する。
【0041】[ステップ2−1] 居住人が外出から戻
り集合住宅に入館する際には、オートロック・ドアーを
開けるために、必ず集合玄関機5の居住人確認装置、例
えば、カードリーダー504、キーセンサー505を操
作する(図3参照)。この操作によって、カードに記録
されているデータをカードリーダーが読み取る。
【0042】[ステップ2−2] [ステップ2−1]
で居住人確認装置が得た、IDカードに記録されたデー
タあるいはキーの形状データについて居住人か否かを判
定する。居住人でないと判定された場合には、終了とな
り、着荷案内は表示されず、かつ、オートロック・ドア
ーも開かない。一方、居住人であると判定された場合に
は、[ステップ2−3]へ進む。
【0043】[ステップ2−3] [ステップ2−1]
で居住人確認装置が得たデータに基づき対応する住居番
号信号と帰宅信号とを集合玄関機から中央制御装置へ送
出する。続いて、中央制御装置は記憶装置から当該住居
番号信号宛のお届け荷物個数データnを読み出し、集合
玄関機へお届け荷物個数データnを送り返す。
【0044】[ステップ2−4] 当該住居番号に対応
するお届け荷物個数データn(当該住居宛お届け荷物の
現在保管個数)を集合玄関機5のディスプレー506に
表示する。同時に、スピーカ503を用い合成音声でお
届け荷物個数を知らせてもよい。(図3参照)さらに、
[ステップ2−5]でお届け荷物の重量、大きさ、保管
されているロッカー・ボックスの位置または番号が表示
される。
【0045】[ステップ2−6] 居住人が集合玄関機
5のディスプレー506を見てお届け荷物個数を確認
し、さらに、お届け荷物の重量、大きさ、ロッカー・ボ
ックスの位置についての表示から受取り持ち帰ることが
できるか否かを判断するのに十分な時間経過後に、オー
トロック・ドアーを解錠する。したがって、居住人は入
館の際に、見落とすことなく、着荷案内を見、聞きし、
かつ、荷物を持ち返るか否か判断するのである。
【0046】[ステップ2−7] お届け荷物個数デー
タn=0の場合は終了するが、お届け荷物個数データn
が0でない場合は荷物等自動管理ロッカー装置は一定時
間内は簡易受取り可能状態となる。簡易受取り可能状態
とは、IDカードの挿入やキーの挿入をしなくても、荷
物等自動管理ロッカー装置の該当するロッカー・ボック
スの電気錠が解錠されて当該居住人が簡単にお届け荷物
を受け取ることができる状態、あるいは、IDカードの
挿入やキーの挿入をしなくても、暗証番号や住居番号を
入力するだけで、荷物等自動管理ロッカー装置の該当す
るロッカー・ボックスの電気錠が解錠されて当該居住人
が簡単にお届け荷物を受け取ることができる状態を意味
する。
【0047】このフローチャートは、荷物等自動管理ロ
ッカー装置がオートロック・ドアーの内側の区域に設置
されている場合や両面扉タイプの荷物等自動管理ロッカ
ー装置がオートロック・ドアーの内側の区域と外側の区
域の境をなす壁に設置されており、お届け荷物の受取り
はオートロック・ドアーの内側の区域に面した扉から行
われる場合についての説明である。すなわち、お届け荷
物を受け取る前に、オートロック・ドアーを通過してオ
ートロック・ドアーの内側の区域にいなければならない
場合である。一方、荷物等自動管理ロッカー装置がオー
トロック・ドアーの外側に設置されている場合には、図
6において、[ステップ2−6]の「オートロック・ド
アーを解錠する」は[ステップ2−7]の「簡易受取り
可能状態とする」の後のステップに変更する必要があ
る。
【0048】お届け荷物が荷物等自動管理ロッカー装置
から受け取られた時におけるお届け荷物個数データの更
新について図7を用いて説明する。
【0049】[ステップ3−1] 居住人は荷物等自動
管理ロッカー装置に対して居住人確認操作を行う。具体
的には、IDカードを用いた居住人確認システムであれ
ば、荷物等自動管理ロッカー装置1の操作部100に組
み込まれたカードリーダー105(図4参照)にIDカ
ードを挿入する。この操作によって、IDカードに記録
されているデータをカードリーダーが読み取る。
【0050】[ステップ3−2] [ステップ3−1]
で得たIDカードに記録されているデータについてお届
け荷物のお届け、保管がある居住人か否かを判定する。
これらの判定は、具体的には、荷物等自動管理ロッカー
装置のロッカー制御部のCPUとメモリーを用いてもよ
いし、あるいは、I/F機3のCPU301とインター
ホン制御機7のCPU701やI/F機3のRAM30
2などとインターホン制御機7のRAM702などを用
いてもよい。お届け荷物のお届け、保管がある居住人で
ないと判定された場合には、終了となる。その他の場合
は、[ステップ3−3]へと進む。
【0051】[ステップ3−3] 当該お届け荷物をお
届け、保管しているロッカー・ボックスを居住人に示
す。具体的には、操作部101に組み込まれたディスプ
レー102にロッカー・ボックス番号を表示したり、ス
ピーカ107からロッカー・ボックス番号を知らせた
り、あるいは、当該ロッカー・ボックスに取り付けたラ
ンプを点滅する。続いて、当該ロッカー・ボックスの電
気錠を解錠する。
【0052】[ステップ3−4] 居住人は、当該ロッ
カー・ボックスの扉を開け、中からお届け荷物を取り出
し、扉を閉じる。
【0053】[ステップ3−5] センサーによってお
届け荷物の取り出しを確認した後、荷物等自動管理ロッ
カー装置から中央制御装置へ当該住居番号信号を送出す
る。続いて、中央制御装置は、当該住居番号に対応する
お届け荷物個数データnを例えばI/F機3のRAM3
02から読み出し、これから1を引き(n=n−1)、
新たなお届け荷物個数データnをRAM302に書き込
み、お届け荷物個数データnを更新する。このようにし
て、お届け荷物が荷物等自動管理ロッカー装置から受け
取られたごとにお届け荷物個数データの更新を終了す
る。
【0054】なお、「簡易受取り可能状態」において
は、[ステップ3−1]は省略されるか、あるいは暗証
番号や住居番号の入力に簡略化変更され、[ステップ3
−2]は省略され、[ステップ3−3]のロッカー解錠
は一定時間内は自動的に既に行われている点のみが異な
る。
【0055】
【発明の効果】本発明のうち着荷表示方法は、居住人が
外出から戻り、オートロック・ドアーを解錠する操作に
よって、スタートするので、わざわざ、特別の場所へ見
に行くような付加的な動作が全く必要なく便利である。
【0056】また、荷物が届けられている場合は、オー
トロック・ドアーが開くまでの間に居住人に確実に着荷
表示されるので、着荷案内の見落としは完全に無くすこ
とができる。その結果、荷物がロッカー内に長時間滞留
することが少なくなり、荷物等自動管理ロッカー装置が
より効率的に利用されるようになり、ひいては、荷物等
自動管理ロッカー装置のコスト・パフォーマンスが向上
するのである。
【0057】加えて、お届け荷物の重量、大きさ、お届
け荷物が保管されている保管ボックスの位置または番号
が集合玄関機に表示されるので、その場でお届け荷物を
受け取ることができるか否かが判断でき、荷物等自動管
理ロッカー装置のところに行ってからお届け荷物を持ち
帰れないことが分かり難渋するようなことがなくなり、
便利で使用しやすさが向上しているものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る集合住宅システムのブロック・ダ
イアグラムである。
【図2】インターホン制御機およびI/F機の構成図で
ある。
【図3】集合玄関機の正面図である。
【図4】荷物等自動管理ロッカー装置の操作部の正面図
である。
【図5】着荷表示方法の実施例を示すフローチャートで
ある。
【図6】着荷表示方法の実施例を示すフローチャートで
ある。
【図7】着荷表示方法の実施例を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 荷物等自動管理ロッカー装置 100 操作部 101 操作キー 102 ディスプレー 103 伝票挿入口 104 捺印ボタン 105 カードリーダー 106 コイン投入口 107 スピーカ 108 人間センサー 109 キーセンサー 120 住居表示パネル 130 ロッカー部 2 表示パネル 3 I/F機 301 CPU 302 RAM 303 ROM 304 CLOCK 305 電源部 306 インターフェイス 307 インターフェイス 4 オートロック・ドアー 5 集合玄関機 501 操作キー 502 マイクロホン 503 スピーカ 504 カードリーダー 505 キーセンサー 506 ディスプレー 507 カメラ 508 人間センサー 6 管理人室親機 7 インターホン制御機 701 CPU 702 RAM 703 ROM 704 インターフェイス 705 インターフェイス 706 インターフェイス 707 インターフェイス 8 住居アダプタ 9 インターホン 901 着荷表示ランプ 10 接続ケーブル 11 接続ケーブル 12 接続ケーブル 13 接続ケーブル 14 接続ケーブル 15 接続ケーブル 16 接続ケーブル 17 接続ケーブル 20 管理人室 21 居室

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集合玄関機と、中央制御装置と、記憶装
    置と、荷物等自動管理ロッカー装置と、を備え、該荷物
    等自動管理ロッカー装置が重量センサーを備えた荷物等
    自動管理ロッカーシステムの着荷表示方法であって、 荷物配達人がお届け荷物を荷物等自動管理ロッカー装置
    に収納、保管するに伴ない、下記の(A1)、(A2)
    及び(A3)の順序で処理を行うこと、 (A1)お届け荷物が荷物等自動管理ロッカー装置に収
    納、保管されると、重量センサーによってお届け荷物の
    重量を測定し、お届け荷物の重量信号を生成すること、 (A2)次に、荷物等自動管理ロッカー装置から中央制
    御装置に、荷物の届け先の住居番号信号と、お届け荷物
    の重量信号と、お届け信号と、を送出すること、 (A3)中央制御装置は、荷物等自動管理ロッカー装置
    から住居番号信号とお届け信号を受け取るごとに、記憶
    装置から当該住居のお届け荷物個数データを読み出し、
    その値に1を加えて、記憶装置に当該住居の新しいお届
    け荷物個数データを書き込み、更新し、同時に、お届け
    荷物の重量信号を記録すること、 居住人が集合住宅に帰ってくるに伴い、下記の(B
    1)、(B2)、(B3)、(B4)、及び(B5)の
    順序で処理を行うこと、 (B1)居住人であると判定された場合、集合玄関機
    は、居住人確認装置で読み取った住居番号信号と帰宅信
    号を中央制御機に送出すること、 (B2)中央制御装置は、集合玄関機から住居番号信号
    と帰宅信号とを受け取るごとに、記憶装置から当該住居
    のお届け荷物個数データと、お届け荷物の重量データ
    と、を読み出し、直ちに集合玄関機に当該お届け荷物個
    数データと、お届け荷物の重量データと、を送り返する
    こと、 (B3)集合玄関機は、お届け荷物個数データに基づ
    き、画像表示装置及び/または音声表示装置にお届け荷
    物の有無を表示し、お届け荷物がある場合には、さら
    に、お届け荷物の個数と、お届け荷物の重量と、を画像
    表示装置及び/または音声表示装置に表示すること、 (B4)集合玄関機が中央制御装置から受取ったお届け
    荷物個数データの値が0でない場合には、集合玄関機か
    ら荷物等自動管理ロッカー装置へ帰宅信号を送出するこ
    と、 (B5)集合玄関機から帰宅信号を受取ると、荷物等自
    動管理ロッカー装置は、当該居住人宛のお届け荷物が保
    管されている保管ボックス位置、番号を表示し、かつ、
    一定時間、簡易受取り可能状態となること、 居住人が荷物等自動管理ロッカー装置からお届け荷物を
    受取るに伴い、下記の(C1)及び(C2)の順序で処
    理を行うこと、 (C1)お届け荷物が荷物等自動管理ロッカー装置から
    受取られると、荷物等自動管理ロッカー装置から中央制
    御装置に、お届け荷物の届け先の住居番号信号と受取り
    信号を送出すること、 (C2)中央制御装置は、荷物等自動管理ロッカー装置
    から住居番号信号と受取り信号を受け取るごとに、記憶
    装置から当該住居のお届け荷物個数データを読み出し、
    その値から1を引き、記憶装置に当該住居の新しいお届
    け荷物個数データを書き込み、更新すること、 を特徴とする荷物等自動管理ロッカーシステムの着荷表
    示方法。
  2. 【請求項2】 集合玄関機と、中央制御装置と、記憶装
    置と、荷物等自動管理ロッカー装置と、を備えた荷物等
    自動管理ロッカーシステムの着荷表示方法であって、 荷物配達人がお届け荷物を荷物等自動管理ロッカー装置
    に収納、保管するに伴ない、下記の(A1)及び(A
    2)の順序で処理を行うこと、 (A1)お届け荷物が荷物等自動管理ロッカー装置に収
    納、保管されると、荷物等自動管理ロッカー装置から中
    央制御装置に、荷物の届け先の住居番号信号と、お届け
    荷物の大きさ信号と、お届け信号と、を送出すること、 (A2)中央制御装置は、荷物等自動管理ロッカー装置
    から住居番号信号とお届け信号を受け取るごとに、記憶
    装置から当該住居のお届け荷物個数データを読み出し、
    その値に1を加えて、記憶装置に当該住居の新しいお届
    け荷物個数データを書き込み、更新し、同時に、お届け
    荷物の大きさ信号を記録すること、 居住人が集合住宅に帰ってくるに伴い、下記の(B
    1)、(B2)、(B3)、(B4)、及び(B5)の
    順序で処理を行うこと、 (B1)居住人であると判定された場合、集合玄関機
    は、居住人確認装置で読み取った住居番号信号と帰宅信
    号を中央制御機に送出すること、 (B2)中央制御装置は、集合玄関機から住居番号信号
    と帰宅信号とを受け取るごとに、記憶装置から当該住居
    のお届け荷物個数データと、お届け荷物の大きさデータ
    と、を読み出し、直ちに集合玄関機に当該お届け荷物個
    数データと、お届け荷物の大きさデータと、を送り返す
    ること、 (B3)集合玄関機は、お届け荷物個数データに基づ
    き、画像表示装置及び/または音声表示装置にお届け荷
    物の有無を表示し、お届け荷物がある場合には、さら
    に、お届け荷物の個数と、お届け荷物の大きさと、を画
    像表示装置及び/または音声表示装置に表示すること、 (B4)集合玄関機が中央制御装置から受取ったお届け
    荷物個数データの値が0でない場合には、集合玄関機か
    ら荷物等自動管理ロッカー装置へ帰宅信号を送出するこ
    と、 (B5)集合玄関機から帰宅信号を受取ると、荷物等自
    動管理ロッカー装置は、当該居住人宛のお届け荷物が保
    管されている保管ボックス位置、番号を表示し、かつ、
    一定時間、簡易受取り可能状態となること、 居住人が荷物等自動管理ロッカー装置からお届け荷物を
    受取るに伴い、下記の(C1)及び(C2)の順序で処
    理を行うこと、 (C1)お届け荷物が荷物等自動管理ロッカー装置から
    受取られると、荷物等自動管理ロッカー装置から中央制
    御装置に、お届け荷物の届け先の住居番号信号と受取り
    信号を送出すること、 (C2)中央制御装置は、荷物等自動管理ロッカー装置
    から住居番号信号と受取り信号を受け取るごとに、記憶
    装置から当該住居のお届け荷物個数データを読み出し、
    その値から1を引き、記憶装置に当該住居の新しいお届
    け荷物個数データを書き込み、更新すること、 を特徴とする荷物等自動管理ロッカーシステムの着荷表
    示方法。
  3. 【請求項3】 集合玄関機と、中央制御装置と、記憶装
    置と、荷物等自動管理ロッカー装置と、を備えた荷物等
    自動管理ロッカーシステムの着荷表示方法であって、 荷物配達人がお届け荷物を荷物等自動管理ロッカー装置
    に収納、保管するに伴ない、下記の(A1)及び(A
    2)の順序で処理を行うこと、 (A1)お届け荷物が荷物等自動管理ロッカー装置に収
    納、保管されると、荷物等自動管理ロッカー装置から中
    央制御装置に、荷物の届け先の住居番号信号と、お届け
    荷物を保管している保管ボックスの位置または番号と、
    お届け信号と、を送出すること、 (A2)中央制御装置は、荷物等自動管理ロッカー装置
    から住居番号信号とお届け信号を受け取るごとに、記憶
    装置から当該住居のお届け荷物個数データを読み出し、
    その値に1を加えて、記憶装置に当該住居の新しいお届
    け荷物個数データを書き込み、更新し、同時に、お届け
    荷物のを保管している保管ボックスの位置または番号の
    信号を記録すること、 居住人が集合住宅に帰ってくるに伴い、下記の(B
    1)、(B2)、(B3)、(B4)、及び(B5)の
    順序で処理を行うこと、 (B1)居住人であると判定された場合、集合玄関機
    は、居住人確認装置で読み取った住居番号信号と帰宅信
    号を中央制御機に送出すること、 (B2)中央制御装置は、集合玄関機から住居番号信号
    と帰宅信号とを受け取るごとに、記憶装置から当該住居
    のお届け荷物個数データと、お届け荷物を保管している
    保管ボックスの位置または番号のデータと、を読み出
    し、直ちに集合玄関機に当該お届け荷物個数データと、
    お届け荷物を保管している保管ボックスの位置または番
    号のデータと、を送り返すること、 (B3)集合玄関機は、お届け荷物個数データに基づ
    き、画像表示装置及び/または音声表示装置にお届け荷
    物の有無を表示し、お届け荷物がある場合には、さら
    に、お届け荷物の個数と、お届け荷物を保管している保
    管ボックスの位置または番号と、を画像表示装置及び/
    または音声表示装置に表示すること、 (B4)集合玄関機が中央制御装置から受取ったお届け
    荷物個数データの値が0でない場合には、集合玄関機か
    ら荷物等自動管理ロッカー装置へ帰宅信号を送出するこ
    と、 (B5)集合玄関機から帰宅信号を受取ると、荷物等自
    動管理ロッカー装置は、当該居住人宛のお届け荷物が保
    管されている保管ボックス位置、番号を表示し、かつ、
    一定時間、簡易受取り可能状態となること、 居住人が荷物等自動管理ロッカー装置からお届け荷物を
    受取るに伴い、下記の(C1)及び(C2)の順序で処
    理を行うこと、 (C1)お届け荷物が荷物等自動管理ロッカー装置から
    受取られると、荷物等自動管理ロッカー装置から中央制
    御装置に、お届け荷物の届け先の住居番号信号と受取り
    信号を送出すること、 (C2)中央制御装置は、荷物等自動管理ロッカー装置
    から住居番号信号と受取り信号を受け取るごとに、記憶
    装置から当該住居のお届け荷物個数データを読み出し、
    その値から1を引き、記憶装置に当該住居の新しいお届
    け荷物個数データを書き込み、更新すること、 を特徴とする荷物等自動管理ロッカーシステムの着荷表
    示方法。
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