JP2017205288A - 収納装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザが収納装置における複数の収納ボックスから配達物等の物品を同時に受け取るとき、一方の収納ボックスから物品の取り忘れを防ぐとともに、当該各収納ボックスから物品をそれぞれ容易かつ安全に受け取り可能な収納装置を提供する。【解決手段】 収納システムは、ユーザ宛の物品を収納ボックスに一時預け入れて施錠したまま保管する収納装置10と、その収納装置10に保管される当該物品の保管状況を管理する管理サーバ20と、ユーザが操作する情報処理装置であるユーザ端末30と、収納装置10の収納ボックスの解錠の際に用いられる認証情報が記録されている認証媒体40とを有して構成される。【選択図】 図1

Description

本発明は、収納装置に関し、特に、ユーザに係る物品を複数の収納ボックスにそれぞれ収納し、一時預かる収納装置に関する。
近年、我が国においては、核家族化、未婚・晩婚者の増加や少子高齢化に伴う単身者の増加、さらには共働きの夫婦の増加等が進行し、そのライフスタイルが大きく変わってきている。
また、近年は、ECコマースの隆盛に伴って、購入商品等の物品が各家庭に配送されることが多くなっている一方で、上記のとおり、夫婦の共働き等の割合の増加により家を留守にするケースが増えてきており、上記物品をスムーズに受け取ることのできる環境や設備が望まれている。
上記のようなニーズに応えるように、近年、マンション等の集合住宅の共用部等には、いわゆる宅配ロッカーと称される宅配物の収納装置が設置されることが多くなってきている。
この宅配物の収納装置は、居住者が共用で使用可能な収納ボックスを複数備え、当該共用の収納ボックスにおいて、宅配便等により集合住宅の居住者宛に配送された物品を、一時的に預かり、施錠可能に収納することにより、当該居住者が不在の場合であっても、再配達を依頼することなく、当該収納装置から自身宛の配送物を取り出すことにより、スムーズに当該配送物を受け取ることができるというものである。
一方で、集合住宅の共用部等には、宅配物の収納装置の他、郵便物の収納装置も設置される。
当該郵便物の収納装置は、上記の宅配物の収納装置とは異なり、各収納ボックスが各住戸ごとの専用のメールボックス(郵便受け)であって、それら各専用のメールボックスは通常施錠され、他の住戸の居住者は解錠不可能に構成される。
上記のような集合住宅の共用部等に設置され、宅配物及び郵便物の両方を収納する収納装置に関する従来技術の1つとして、特許文献1が開示するところの配達物受取システムが提案されている。
この特許文献1に開示される配達物受取システムにおけるボックス装置は、集合住宅の共用部に設置され、居住者宛の宅配物を一時的に預かり収納する宅配ボックスと、郵便物等を一時的に預かり収納する郵便ボックスとの両方を備えている。
そして、当該特許文献1のボックス装置は、宅配物の配達人が宅配物を当該ボックス装置に入庫するとき、その宛先の住戸の郵便ボックスと位置が近い宅配ボックスの扉を解錠し、当該宅配ボックスへの入庫を促すように構成されている。
従って、居住者は、当該ボックス装置において郵便ボックスから郵便物を取り出す際に、それと近い位置の宅配ボックスから宅配物を取り出すことができるようになっている。
特開2009−273934
上述のとおり、上記特許文献1に開示される配達物受取システムは、宅配物の配送先の住戸の郵便ボックスと近い位置の宅配ボックスに対して宅配物の入庫を促すものである。
しかしながら、当該特許文献1のシステムでは、宅配物の配達時に上記郵便ボックスに近い位置の宅配ボックスが使用中である場合、当該郵便ボックスから離れた位置の宅配ボックスに入庫せざるを得ない。
このような場合に、互いに離れた位置の郵便ボックスと宅配ボックスとを同時に解錠及び開扉すると、居住者が一方のボックスから配達物を取り出したものの、他方のボックスの配達物を取り忘れたり、一方のボックスから取り出しているうちに、他方のボックスの宅配物が盗難にあったりという問題が生じる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、ユーザが収納装置における複数の収納ボックスから配達物等の物品を同時に受け取るとき、一方の収納ボックスから物品の取り忘れを防ぐとともに、当該各収納ボックスから物品をそれぞれ容易かつ安全に受け取り可能な収納装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明は、物品を収納する施錠可能な収納ボックスを複数有する収納装置であって、収納ボックスとして、ユーザ又はユーザのグループ専用の収納ボックスであって、郵便物等の物品を投函可能な開口部である投函口を備え、投函口から投函される物品を収納する郵便ボックスと、ユーザ又はユーザのグループ専用の収納ボックスであって、宅配物等を収納する専用宅配ボックスと、ユーザ又はユーザのグループが他者と共用可能な収納ボックスであって、宅配物等を収納する共用宅配ボックスとを有することを特徴とする。
また、本発明における収納装置によれば、郵便ボックス、専用宅配ボックス及びユーザ又はユーザのグループの他のユーザ宛の物品が収納されている共用宅配ボックスは、ユーザに割り当てられた共通の認証情報が入力されると解錠されることを特徴とする。
また、本発明における収納装置によれば、ユーザ又はユーザのグループの他のユーザ宛の物品が専用宅配ボックスに入庫されている場合、認証情報が入力されると、郵便ボックスとともに、専用宅配ボックスが解錠されることを特徴とする。
また、本発明における収納装置によれば、ユーザ又はユーザのグループの他のユーザ宛の物品が共用宅配ボックスに入庫されている場合、認証情報が入力されると、郵便ボックスを解錠し、郵便ボックスが施錠後に、共用宅配ボックスを解錠することを選択可能に構成することを特徴とする。
また、本発明は、物品を収納する施錠可能な収納ボックスを複数有する収納装置であって、収納ボックスとして、ユーザ又はユーザのグループ専用の収納ボックスであって、郵便物等の物品を投函可能な開口部である投函口を備え、投函口から投函される物品を収納する郵便ボックスと、ユーザ又はユーザのグループ専用の収納ボックスであって、宅配物等を収納する専用宅配ボックスとを有し、郵便ボックスと専用宅配ボックスとは、互いに隣接した位置又は近傍に設けられていることを特徴とする。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを格納した記録媒体などの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明は、物品を収納する施錠可能な収納ボックスを複数有する収納装置であって、郵便物等を収納する専用の郵便ボックスと、宅配物等を収納するユーザが共用可能な共用宅配ボックスとに加えて、ユーザ宛の宅配物等を専用に収納する専用宅配ボックスを有するので、郵便ボックスの極めて近い位置に専用宅配ボックスを設置することができ、その結果、ユーザが収納装置における複数の収納ボックスから配達物等の物品を同時に受け取るとき、一方の収納ボックスから物品の取り忘れを防ぐとともに、当該各収納ボックスから物品をそれぞれ容易かつ安全に受け取ることが可能となる。
本発明の第1の実施の形態における収納システムの構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における収納装置の構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における収納装置正面側の外観を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における収納装置の情報格納部が格納する各データベースを示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるユーザDBのデータ構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における収納ボックスDBのデータ構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における作業員DB123のデータ構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における管理サーバの構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における管理サーバの情報格納部が格納する各データベースを示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるユーザ端末の構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態において、配送業者等の作業員が物品を収納装置に入庫するときの収納装置による動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態において、ユーザが物品を収納装置から取り出すときの収納装置による動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態において、ユーザが物品を収納装置から取り出すときの収納装置による動作の流れを示すフローチャートである。
<第1の実施の形態>
(第1の実施の形態の概要)
本発明の第1の実施の形態における収納システムは、ユーザが居住又は利用するあらゆる施設(以下、「居住利用施設」という)に適用可能である。
居住利用施設は、例えば、ユーザが居住するマンション等の集合住宅や、勤務先のオフィスビル、その他、商業施設(店舗)や公共施設等である。
上記居住利用施設にユーザ宛の郵便物や宅配便等の物品が届けられると、収納システムの収納装置は、これを一時預かり保管する。
当該収納装置は、当該保管する物品の種別、あるいは専用か共用かによって異なる複数種類の収納ボックスを備えている。
その後、収納システムは、その物品を保管している旨の物品預かり情報をユーザが確認可能な機器へ通知する。ユーザは、その通知の内容を確認すると、収納装置の設置場所を訪れ、認証情報を入力して自身宛の物品を収納装置の各収納ボックスから取り出す。
なお、上記専有部とは、集合住宅であればユーザの住戸、オフィスビルであればオフィス等、居住利用施設におけるユーザ専用のスペースである。
また、共用部とは、上記各専有部以外の、居住利用施設に居住又は利用する多数のユーザが共用可能なスペースであり、例えばエントランス等である。
以下、本実施の形態では、一例として、上記居住利用施設をマンション等の集合住宅、専用部を各住戸、共用部をエントランス、ユーザを集合住宅の居住者として説明を進める。
(第1の実施の形態の構成)
(1)収納システムの全体構成
図1は、本発明の第1の実施の形態における収納システムの構成を示す図である。
図に示すように、収納システムは、ユーザ宛の物品を収納ボックスに一時預け入れて施錠したまま保管する収納装置10と、その収納装置10に保管される当該物品の保管状況を管理する管理サーバ20と、ユーザが操作する情報処理装置であるユーザ端末30と、収納装置10の収納ボックスの解錠の際に用いられる認証情報が記録されている認証媒体40とを有して構成される。
図に示すように、管理サーバ20は、インターネット又はLAN等のネットワーク100を介して、収納装置10及びユーザ端末30とそれぞれ通信可能に接続されている。
(2)収納装置10の構成
(2−a)収納装置10の全体構成
収納装置10は、複数の施錠可能な収納ボックスを備え、当該収納ボックスにユーザ宛の物品を収納するものである。収納装置10は、例えば、居住利用施設の共用部(エントランス)に設置される。
図2は、本発明の第1の実施の形態における収納装置10の構成を示す図である。
図に示すように、収納装置10は、CPU等から構成され収納装置10全体を制御する制御部11と、各種情報を格納する情報格納部12と、ネットワーク100を介して管理サーバ20と通信を行う通信部13と、各種情報を表示する表示部14と、各種キーを備え情報入力が可能であるとともに、収納ボックスの解錠用の認証情報の読取り等をする操作部15と、ユーザ宛の物品を収納する収納ボックスを複数備えた収納部16とを有して構成される。
なお、上記表示部14と操作部15は一体に構成され、タッチパネルを形成してもよい。
(2−b)収納装置10の収納部16の構成
図3は、本発明の第1の実施の形態における収納装置10正面側の外観を示す図である。
図に示すように、収納部16を構成する収納ボックスには、ユーザ宛の郵便物等の物品を収納し各専有部(住戸)ごとに設置される専用の郵便ボックス161と、ユーザ宛の宅配物等の物品を収納し各専有部(住戸)ごとに設置される専用の専用宅配ボックス162と、ユーザ宛の宅配物等の物品を収納し全ユーザが共通して使用可能な共用宅配ボックス163との3種類がある。
上記収納ボックスのうち、郵便ボックス161及び専用宅配ボックス162には、同一住戸宛の物品が収納される。
例えば、集合住宅の部屋番号「101」の住戸に、ユーザA,Bの2名が居住している場合、ユーザA,B宛の物品は、両方とも、住戸ごと専用の郵便ボックス161又は専用宅配ボックス162に共通に収納される。
また、上記各収納ボックス161,162,163は、各専有部(住戸)ごとに定められた共通の認証情報を操作部15を用いて入力することにより解錠することができるよう構成されている。
すなわち、同一住戸に居住するユーザA,Bには共通の認証情報が割り当てられて収納装置10等において管理されている。ユーザA,Bは、当該共通の認証情報を用いて、当該ユーザA,Bが居住する住戸専用の郵便ボックス161及び専用宅配ボックス162とともに、ユーザA,B宛の物品が収納されている共用宅配ボックス163を解錠することができる。
図に示すように、同一専有部(住戸)の郵便ボックス161と専用宅配ボックス162とは、互いに隣接した位置又は近い位置に設けられる。
「近い位置」とは収納ボックス間に例えば収納ボックス1,2個分程度離れた位置をいう。
また、図に示す例では、共用宅配ボックス163は、郵便ボックス161及び専用宅配ボックス162と離れた位置に設けられているが、隣接又は近い位置に設けられていてもよい。
郵便ボックス161は、各専有部(住戸)ごとに設けられる各専有部専用の収納ボックスであり、施錠可能な扉の正面の一部が開口して投函口が設けられており、当該投函口から郵便物等を投函することにより、開扉しなくても郵便ボックス161内に郵便物等の物品の入庫が可能に構成されている。
郵便ボックス161には、例えば、郵便物、メール便、新聞又はチラシ等の宅配便や小包よりも小型であり、上記投函口から投函可能なサイズの配送物が収納される。
郵便ボックス161は、既に物品が入庫されていても、上記投函口から続いて物品の入庫が可能である。すなわち、同時期に複数の物品が収納され得る。
郵便ボックス161から物品を取り出すときには、ユーザ認証による扉の解錠が必要となる。
専用宅配ボックス162は、郵便ボックス161と同様に、各専有部(住戸)ごとに設けられる各専有部専用の収納ボックスであり、扉が施錠可能に構成されている。
専用宅配ボックス162には、例えば、宅配便や小包等の、郵便ボックス161の投函口から投函が不可能なサイズの物品が収納される。
ユーザ又は作業員が専用宅配ボックス162を解錠する際には、認証情報を用いて解錠を行う。ただし、ユーザは、上記認証情報により自身の専用宅配ボックス162のみを解錠可能であり、他のユーザの専用宅配ボックス162を解錠することはできないよう構成されている。
専用宅配ボックス162は、物品が収納されているか否かにかかわらず、ユーザ及び作業員が認証情報を用いて解錠することが可能に構成されている。従って、専用宅配ボックス162に物品が既に収納されている場合であっても、作業員は、当該専用宅配ボックス162を解錠し、他の物品を追加して入庫することができる。
このように、各専用宅配ボックス162には、当該ボックス162が割り当てられているユーザ宛の数回にわたって配送等された複数の物品を、ボックス162内の収納スペースがある限り収納できるので、1つの配送物を1つの収納ボックスに収納する従来の宅配ロッカー装置等に比べて、収納ボックス不足が生じることを防ぐことが可能となっている。
共用宅配ボックス163は、専用宅配ボックス162と同様に、例えば、宅配便や小包等の、郵便ボックス161の投函口から投函が不可能なサイズの物品を収納する。
また、専用宅配ボックス162が各専有部専用の収納ボックスであるのに対し、共用宅配ボックス163は、原則、居住利用施設の全ユーザが使用可能な共有の収納ボックスであり、全ユーザ宛の物品を収納可能である。
共用宅配ボックス163には、例えば、専用宅配ボックス162の解錠用の認証情報を持たない者がユーザ宛の物品の入庫を行うとき、又は専用宅配ボックス162が既に使用中であって新たに物品の入庫が不可能な場合等に物品が入庫される。
共用宅配ボックス163は、専用宅配ボックス162とは異なり、既に物品が収納されている場合には、当該物品が取り出されるまで次の物品の入庫を行うことができないよう構成されている。
共用宅配ボックス163も専用宅配ボックス162と同様に、扉が施錠可能に構成されており、物品収納時には解錠及び開扉をするために認証が必要となる。一方、共用宅配ボックス163に物品が収納されていない場合には、解錠及び開扉のための認証は不要であり、操作部15の操作等(キー入力等)により、解錠及び開扉が可能である。
また、専用宅配ボックス162及び共用宅配ボックス163の庫内には、物品が収納されていることを検知する物品検知センサ(図示せず)が設けられ、当該物品検知センサは制御部11と接続されるよう構成されていてもよい。
この場合、制御部11は、当該物品検知センサからの入力信号に基づいて、物品が専用宅配ボックス162及び共用宅配ボックス163に収納されていることを確認(検出)することができる。
上記物品検知センサは、例えば、赤外線等の光学センサや重量センサ等により構成される。
(2−c)収納装置10の情報格納部12の構成
図4は、本発明の第1の実施の形態における情報格納部12が格納する各データベース121,122を示す図である。
図に示すように、情報格納部12は、ユーザが収納部16を解錠する際に必要なパスワード等の認証情報等を管理するユーザDB121と、収納ボックス162,163における物品の収納状況を管理する収納ボックスDB122と、作業員が収納部16を解錠する際に必要なパスワード等の認証情報等を管理する作業員DB123とを格納する。
また、情報格納部12には、上記各データベース121〜123の他、専用宅配ボックス162及び共用宅配ボックス163の物品の入庫の履歴情報ならびに取出しの履歴情報が記録される。
その履歴情報の内容は、例えば、対象の収納ボックスのボックス番号と、入庫又は取出しの際に入力されたユーザ又は作業員のIDと、入庫又は取出しの際に解錠した時期とが互いに対応付けられたものであり、その内容は収納ボックスDB122にも書き込まれ、反映される。
図5は、本発明の第1の実施の形態におけるユーザDB121のデータ構成の一例を示す図である。
図に示す例では、ユーザDB121は、ユーザ名と、ユーザの専有部情報(部屋番号)と、収納ボックス解錠用の認証情報と、メールアドレスとをそれぞれユーザを識別するID(ユーザID)に対応付けて管理している。
本実施の形態では、各専有部ごとに認証情報が設定されており、当該認証情報がユーザDB121において、上述のとおり管理されている。すなわち、本実施の形態では、一例として、同一専有部に居住又は利用するユーザに対しては同一の認証情報が割り当てられ、ユーザDB121において管理されている。
また、図の例において、ユーザDB121は、ユーザの連絡先(ユーザ端末30等)の情報としてメールアドレスを管理しているが、連絡先の情報であればこれに限定されない。
ユーザは、自身に割り当てられている認証情報を用いて、自身(の専有部)専用の郵便ボックス161及び専用宅配ボックス162のみ解錠可能であり、自身の専有部とは関係のない他のユーザの郵便ボックス161及び専用宅配ボックス162については、自身の認証情報により解錠することはできない。
また、ユーザは、共用宅配ボックス163においては、自身又は自身と同一の専有部に居住又は利用するユーザ宛の物品が入庫されている場合のみ、自身の認証情報により解錠することができ、これら以外の他のユーザ宛の物品が入庫されている共用宅配ボックス163については解錠することはできない。
上記各ユーザ(の専有部)の認証情報は、当該専有部の郵便ボックス161、専用宅配ボックス162及び当該ユーザ宛ての物品が入庫された共用宅配ボックス163を解錠するための共通の認証情報である。
すなわち、ある専有部専用の郵便ボックス161と、当該専有部専用の専用宅配ボックス162と、当該専有部に居住又は利用するユーザ宛ての物品が入庫された共用宅配ボックス163とは、全て共通の認証情報で解錠が可能である。
図6は、本発明の第1の実施の形態における収納ボックスDB122のデータ構成の一例を示す図である。
図に示す例では、収納ボックスDB122は、各収納ボックスを示すボックス番号に対応付けて、収納ボックスの種類(郵便ボックス161、専用宅配ボックス162、共用宅配ボックス163のいずれか)の情報と、専用の収納ボックス(郵便ボックス161、専用宅配ボックス162)の場合には該当するユーザの専有部を識別する専有部情報(部屋番号)と、共用宅配ボックス163の場合には収納されている物品の宛先のユーザの専有部情報(部屋番号)と、共用宅配ボックス163における物品の収納能力の情報(「収納可能」か「収納不可能」か)と、物品の入庫又は取出しの履歴情報と、専用宅配ボックス162又は共用宅配ボックス163の場合に解錠が許可されている作業員又は後述のグループのIDとをそれぞれ管理している。
収納ボックスDB122は、例えば、図の例では、ボックス番号「2」の収納ボックスは、専有部情報である部屋番号「101」の専用宅配ボックス162であり、「2015年10月30日の16時41分」に「ユーザID:0001」のユーザにより入庫され、グループのID「G0001」のグループに所属する作業員により解錠可能である。
当該IDで特定されるグループとは、例えば、店舗、企業、部署、組織又は団体等、作業員が所属するグループをいう。さらに具体的な例を示すと、上記グループは、宅配便や郵便等の配送会社、クリーニング店、食品配達業務を行うスーパーマーケット等である。
図7は、本発明の第1の実施の形態における作業員DB123のデータ構成の一例を示す図である。
図に示す作業員DB123は、各作業員を識別する作業員IDに対応付けて、当該作業員が所属するグループ(企業、店舗等)と、当該所属のグループの名称と、当該作業員の氏名又は名称と、専用宅配ボックス162又は共用宅配ボックス163を解錠する認証情報とを管理している。
作業員が操作部15を用いて自身の認証情報を入力すると、収納装置10の制御部11は作業員DB123に当該認証情報が登録されているか否かを判断するとともに、収納ボックスDB122を参照して当該認証情報の作業員が解錠可能な収納ボックス162,163があるか否かを判断して認証を行う。
認証が成功した場合には、該当する収納ボックス162,163が解錠可能となり、作業員は当該収納ボックス162,163において物品の入庫又は取出しを行うことができるようになる。
(4)管理サーバ20の構成
管理サーバ20は、ユーザの情報と収納装置10におけるユーザ宛の物品の収納状況とを管理する情報処理装置であって、居住/利用施設の内部又は外部いずれに設置されていてもよい。
図8は、本発明の第1の実施の形態における管理サーバ20の構成を示す図である。
図に示すように、管理サーバ20は、管理サーバ20全体を制御する制御部21と、ユーザの情報及び物品の状況等の情報を格納する情報格納部22と、収納装置10及びユーザ端末30との間で各種情報の送受信を行う通信部23とを有して構成される。
図9は、本発明の第1の実施の形態における管理サーバ20の情報格納部22が格納する各データベース221,222を示す図である。
図に示すように、情報格納部22は、ユーザの個人情報を管理するユーザDB221と、ユーザ宛の物品の収納状況の情報を管理する物品収納ボックスDB222と、作業員が収納部16を解錠する際に必要なパスワード等の認証情報等を管理する作業員DB223とを格納する。
各データベース121,221で管理される各情報は、例えば、定期的に又は一方が更新されるごとに、収納装置10と情報提供サーバ20との間で通信が行われ、最新の内容に同期がとられ、各データベース121,221の情報が更新される。
また、同様に、各データベース122,222間の情報及び各データベース123,223間の情報の同期もとられる。
(5)ユーザ端末30の構成
ユーザ端末30は、物品の配送宛のユーザにより操作される情報処理装置である。
例えば、ユーザ端末30は、スマートフォン、タブレット端末、ウェアラブル端末、携帯電話、PDA、PHS、PC等の携帯型情報処理装置である。
ユーザ端末30は、当該ユーザ宛の物品預かり情報を管理サーバ20から受信し、表示又は音声出力等する。
ここで、物品預かり情報とは、ユーザに対し当該ユーザ宛の物品を収納装置10に収納して保管している旨を示す情報である。例えば、物品預かり情報は、預かり時刻、保管している収納ボックスのボックス番号とを含む。
図10は、本発明の第1の実施の形態におけるユーザ端末30の構成を示す図である。
図に示すように、ユーザ端末30は、CPU等からなりユーザ端末30全体を制御する制御部31と、ユーザ端末30を操作するユーザのユーザID等の各種情報を格納する情報格納部32と、インターネット等のネットワーク100を介して管理サーバ20との間で情報の送受信を行う通信部33と、各種情報を表示する表示部34と、各種キー及びボタン等からなり、各種情報の入力を行う操作部35とを有して構成される。
また、上記表示部34と操作部35は、一体に構成され、タッチパネルを構成してもよい。
(6)認証媒体40の構成
認証媒体40は、収納装置10の収納ボックスを解錠するための認証情報が記録された媒体であり、当該認証情報を収納装置10に入力することにより、所定の収納ボックスの解錠が行われる。
認証媒体40は、例えば、磁気、光磁気又は電気的にメモリ等に認証情報が記録されたICカード等の媒体であってもよいし、文字情報やコード情報が表面に印刷又は形成された媒体であってもよい。
また、認証媒体40は、ユーザ端末30と一体に構成されてもよく、この場合には、情報格納部32に認証情報が格納され、通信部33の近距離無線通信機能等を用いて収納装置10の操作部15に当該認証情報を送信して入力する。
作業員がユーザ端末30のような端末を有している場合には、上記のユーザ端末30の場合と同様に認証情報を収納装置10に入力することができる。
また、認証媒体40に代えて、ユーザ又は作業員は、操作部15の各種キーを用いてパスワードを入力したり、指紋や虹彩等の生体情報を操作部15に読み取らせたりすることで認証情報を入力するようにしてもよい。
認証媒体40は、ユーザ及び作業員のいずれもが保有することができる。
なお、物品の収納されていない未使用の共用宅配ボックス163は、ユーザ・作業員ともに認証なしで、例えば、収納装置10の操作部15に設けられているボタンを押下する等して解錠することができる。
ユーザの保有する認証媒体40には、当該ユーザ又は当該ユーザの住戸ごとに定められたユーザ用の認証情報が記録されている。
ユーザは、認証媒体40を用いて、認証情報を収納装置10に入力することにより、自身(住戸)専用の郵便ボックス161又は専用宅配ボックス162を解錠できる他、自身(住戸)宛の物品が収納されている共用宅配ボックス163を解錠することができる。
一方、作業員の保有する認証媒体40には、作業員又は当該作業員が所属する会社等の団体や部署ごとに定められた作業員用の認証情報が記録されている。
作業員は、認証媒体40を用いて、専用宅配ボックス162を解錠することができ、郵便ボックス161を解錠することはできない。
また、共用宅配ボックス163については、共用宅配ボックス163にユーザ宛の物品が収納されている場合には、作業員は、認証媒体40を用いる等して認証情報を入力しても解錠することはできない。
一方、共用宅配ボックス163に収納されている物品が、ユーザにより入庫された物品である場合には、その物品の取り出しが許可されている作業員のみが認証媒体40を用いる等して認証情報を入力することにより解錠できる。
また、上記のとおり、共用宅配ボックス163に物品が収納されていない場合には、作業員は、認証媒体40を用いることなく、すなわち認証を行うことなく共用宅配ボックス163を解錠することができる。
(第1の実施の形態の動作)
(1)作業員が物品を入庫するときの動作
図11は、本発明の第1の実施の形態において、配送業者等の作業員が物品を収納装置10に入庫するときの収納装置10による動作の流れを示すフローチャートである。
以下、本図に沿って、作業員が収納ボックスにユーザ宛の物品を入庫するときの収納装置10による動作について説明を進める。
なお、上記作業員が入庫しようとしている物品は宅配物等であり、郵便ボックス161に投函できず、専用宅配ボックス162又は共用宅配ボックス163のいずれかに入庫するものであるとする。
まず、作業員は、ユーザ宛の配送物を持って集合住宅のエントランス等の収納装置10の設置場所を訪れる。
作業員は、収納装置10の使用目的として、収納装置10の操作部15を用いて「物品の入庫」を選択すると、表示部14上に「専用宅配ボックス」及び「共用宅配ボックス」を選択するためのアイコン等が表示される。
作業員は、表示部14に表示された「専用宅配ボックス」、「共用宅配ボックス」の表示のうち、今回収納するボックス庫を選択する(ステップS101)。
ここで、専用宅配ボックス162を選択した場合には(ステップS101/Yes)、作業員は、認証のために認証媒体40を操作部15にかざす等する。すると、収納装置10の操作部15は、その認証媒体40に書き込まれた作業員ID及び認証情報を読み取り、制御部11は、収納ボックスDB122,作業員DB123において、これら読み取られた作業員ID及び認証情報が互いに対応付けられて格納されているか否か、当該作業員IDの作業員は専用宅配ボックス162の解錠を許可されているか否かを判断する(ステップS102)。
ここで、収納装置10は、互いに対応付けられて格納されていない場合、又は対応付けられていても専用宅配ボックス162の解錠が許可されていない場合(ステップS102/No)、認証失敗と判断し、動作を終了する。
一方、収納装置10は、互いに対応付けられて格納され、かつ専用宅配ボックス162の解錠が許可されている場合には(ステップS102/Yes)、認証成功と判断し、表示部14は、配送物の宛先の部屋番号(専有部情報)の入力画面を表示する(ステップS103)。
次に、作業員は、配送物に付された伝票等を確認して、表示部14上に表示された部屋番号の入力画面の入力欄に、操作部15を用いて配送物の宛先の部屋番号を入力する(ステップS104)。
すると、収納装置10の制御部11は、収納ボックスDB122を参照して、上記入力された部屋番号に対応付けられた専用宅配ボックス162があるか否かを判断する(ステップS105)。
ここで、部屋番号に対応付けられた専用宅配ボックス162がない場合、すなわち、当該部屋番号のユーザが専用宅配ボックス162への入庫サービスを利用していない場合には(ステップS105/No)、そのまま動作を終了する。
その後、作業員は、ステップS101において、今度は、「共用宅配ボックス」を選択する(ステップS101)。「共用宅配ボックス」を選択してからの動作は後ほど詳述する。
該当する専用宅配ボックス162がある場合には(ステップS105/Yes)、制御部11は、当該専用宅配ボックス162を解錠・開扉させる(ステップS106)。
作業員は、その開扉した専用宅配ボックス162の収容状況を確認して、今回配送した配送物をその空いたスペースに応じた分入庫し、操作部15を用いて、その入庫した配送物の個数を入力する(ステップS107)。
その後、作業員は、専用宅配ボックス162を閉扉し施錠する(ステップS108)。
また、このとき、収納装置10の制御部11は、当該作業員が配送物を収納する目的で専用宅配ボックス162を解錠・開扉した旨の履歴を収納ボックスDB122に記録する(ステップS109)。具体的には、上記ステップS102で入力された作業員IDと、専用宅配ボックス162に実際に入庫されたことを示す情報と、その入庫した配送物の個数と、日時等の時間情報とが、収納ボックスDB122における該当する専用宅配ボックス162の欄に記録される。
以上で、動作が終了する。
一方、収納スペースに余裕がない場合には、作業員は配送物を収納することなく、入庫した配送物の個数「0」を入力するか、又は個数を何も入力しないで(ステップS107)、そのまま閉扉し施錠する(ステップS108)。
このときも、制御部11は、当該作業員が配送物を収納する目的で専用宅配ボックス162を解錠・開扉した旨の履歴を収納ボックスDB122に記録する(ステップS109)。
具体的には、上記ステップS102で入力された作業員IDと、専用宅配ボックス162に実際に入庫されなかったことを示す情報と、日時等の時間情報とが、収納ボックスDB122における該当する専用宅配ボックス162の欄に記録される。
以上、ステップS101において、専用宅配ボックス162への入庫が選択された場合の動作について説明したが、以下、共用宅配ボックス163への入庫が選択された場合の動作について説明する。
作業員は、収納装置10の操作部15を用いて、表示部14に表示された「専用宅配ボックス」、「共用宅配ボックス」の表示のうち、今回収納する共用宅配ボックス163を選択した場合(ステップS101/No)、表示部14は、部屋番号の入力画面を表示する(ステップS110)。
次に、作業員は、上記部屋番号の入力画面において、操作部15を用いて、配送物の宛先のユーザの部屋番号を入力する(ステップS111)。
なお、ここで、部屋番号の代わりに、宛先のユーザを特定できる情報であれば他の情報を入力するようにしてもよい。
次に、制御部11は、収納ボックスDB122を参照し、使用されていない共用宅配ボックス163を特定し、当該共用宅配ボックス163の収納ボックスIDを抽出する(ステップS112)。
そして、制御部11は、その抽出した収納ボックスIDに基づいて、使用されていない共用宅配ボックス163の位置等を表示部14に表示させる(ステップS113)。
次に、作業員は、操作部15を用いて、表示部14上に表示されている1以上の未使用の共用宅配ボックス163のうち任意のものを選択する(ステップS114)。
制御部11は、当該選択された共用宅配ボックス163を解錠・開扉させる(ステップS115)。
作業員は、開扉した共用宅配ボックス163に配送物を収納し、閉扉及び施錠する(ステップS116)。
そして、制御部11は、作業員が配送物を共用宅配ボックス163に収納した旨の履歴を収納ボックスDB122に記録する(ステップS117)。具体的には、ステップS111で入力された部屋番号又はこれに対応するユーザIDと、日時等の時間情報とが、収納ボックスDB122における該当する共用宅配ボックス163の欄(専有部情報の欄、履歴情報の欄)に記録される。
その後、ユーザは、収納装置10の設置されている場所を訪れ、操作部15を操作して自身の認証媒体40の情報を読み取らせ、収納装置10は、その読み取った認証媒体40の情報に基づいて認証を行い、認証成功であれば、該当する共用宅配ボックス163を解錠及び開扉する。以上で、動作が終了する。
なお、上述のとおり、作業員は配送物を収納することなくそのまま閉扉し施錠した場合、表示部14は使用されていない共用宅配ボックス163の位置等を表示して、共用宅配ボックス163への入庫を促すが、制御部11は、その配送物を収納することなくそのまま閉扉したことについて以下のような方法で認識するようにしてもよい。
例えば、作業員は、そのまま閉扉・施錠後に操作部15を用いて、その旨の情報を入力する(所定のボタンを押す等)ことにより、制御部11は、その旨を認識する。
また、専用宅配ボックス162又は共用宅配ボックス163内に設けられている物品検知センサが、開扉・閉扉の前後における庫内の配送物の全重量を計測し、その計測結果を制御部11へ出力するよう構成してもよい。この場合、制御部11は、物品検知センサから入力された重量の情報を開扉・閉扉の前後で比較し、閉扉後の重量が開扉時の重量より増加していない場合は、作業員は配送物を収納することなくそのまま閉扉し施錠したと判断する。
また、物品検知センサは、赤外線センサとしての機能を用いて、専用宅配ボックス162又は共用宅配ボックス163内の収容状況の変化を感知するようにしてもよい。
以上説明したように、収納装置10は、ユーザ宛の物品の入庫の際、専用宅配ボックス162及び「入庫可能」である共用宅配ボックス163の情報を作業員側に提供するので、たとえ、共用宅配ボックス163が全てに物品が入庫中であり、新たに入庫することが不可能な場合であっても、物品をスムーズに入庫することが可能となる。
また、作業員が認証情報を保有していない場合であっても、「入庫可能」である未使用の共用宅配ボックス163に入庫することができ、スムーズな配送作業を実現することが可能となる。
(2)ユーザが物品を取り出すときの動作
以上のように、作業員が収納装置10の収納ボックスにユーザ宛の物品を入庫した後に、これを知ったユーザは収納装置10の設置場所を訪れ、上記収納ボックスから自身宛の物品を取り出す。
図12,13は、本発明の第1の実施の形態において、ユーザが物品を収納装置10から取り出すときの収納装置10による動作の流れを示すフローチャートである。
以下、本図に沿って説明を進める。
まず、ユーザは、自身宛の物品が収納されている収納装置10が設置される集合住宅のエントランスを訪れる。
ユーザは、操作部15を操作して、物品取出しを要求する旨の情報とともに、自身の認証情報(パスワード等)を入力する(ステップS201)。
当該認証情報の入力方法としては、操作部15に備えられているテンキー等を用いてパスワード等の認証情報を入力したり、認証媒体40に書き込まれている認証情報を赤外線等の近距離無線通信機能やカードリーダ機能を用いて操作部15に読み取らせたりする。
制御部11は、ユーザDB121を参照して上記読み取られた認証情報に該当するユーザを特定し、認証を行う(ステップS202)。
ここで、制御部11は、上記入力された認証情報がユーザDB121において管理されていないと判断した場合(ステップS202/No)、認証失敗とし、収納ボックスを解錠することなく、そのまま動作を終了する。
一方、制御部11は、上記入力された認証情報がユーザDB121において管理されていると判断した場合(ステップS202/Yes)、認証成功とし、当該ユーザの郵便ボックス161に加え、この郵便ボックス161と隣接又は近い位置にある当該ユーザの専用宅配ボックス162も両方解錠させる(ステップS203)。
ユーザは、上記解錠された郵便ボックス161及び専用宅配ボックス162の両方を開扉し、各収納ボックス161,162に自身宛の物品があれば、それぞれ取り出した後、両方とも閉扉する。
制御部11は、上記郵便ボックス161及び専用宅配ボックス162が閉扉されたことを確認すると(ステップS204/Yes)、当該収納ボックス161,162を施錠するとともに(ステップS205)、上記専用宅配ボックス162から物品が取り出されたことを収納ボックスDB122に書き込んで反映させる(ステップS206)。
具体的には、制御部11は、収納ボックスDB122において、当該専用宅配ボックス162の収納状況を「使用中」から「未使用」に変更する。
次に、制御部11は、収納ボックスDB122を参照して、当該ユーザ宛の物品が収納されている共用宅配ボックス163があるか否かを判断する(ステップS207)。
すなわち、制御部11は、収納ボックスDB122においてユーザの部屋番号(専有部情報)が対応付けられ「使用中」である共用宅配ボックス163があるか否かを判断する。
ここで、制御部11は、当該ユーザの物品が収納されている共用宅配ボックス163がないと判断した場合には(ステップS207/No)、当該ユーザ宛の物品は収納装置10から全て取り出されたことになるので、そのまま動作を終了する。
一方、制御部11は、当該ユーザ宛の物品が収納されている共用宅配ボックス163があると判断された場合には(ステップS207/Yes)、当該共用宅配ボックス163の位置を表示部14に表示させる(ステップS208)。
ここで、ユーザは、その共用宅配ボックス163に収納されている物品を取り出す場合には、操作部15を操作して(ボタンを押す等して)、当該共用宅配ボックス163の解錠を要求する旨の情報を入力する(ステップS209/Yes)。
制御部11は、上記共用宅配ボックス163の解錠要求の情報が入力されたと判断すると(ステップS209/Yes)、当該共用宅配ボックス163を解錠させる(ステップS210)。
ユーザは、上記解錠された共用宅配ボックス163を開扉して自身宛の物品を取り出し、閉扉する。
制御部11は、上記共用宅配ボックス163の閉扉を確認すると(ステップS211/Yes)、当該共用宅配ボックス163を施錠して(ステップS212)、動作を終了する。
一方、ユーザは、今回、共用宅配ボックス163から自身宛の物品を取り出さない場合には、操作部15を操作して(ボタンを押す等して)、当該共用宅配ボックス163から物品を取り出さない旨の情報を入力する(ステップS209/No)。
なお、このとき、制御部11は、当該共用宅配ボックス163の位置を表示部14に表示させてから、上記共用宅配ボックス163の解錠を要求する旨の情報が入力されないまま所定時間経過した場合に、上記共用宅配ボックス163から物品を取り出さない旨の情報が入力されたものと判断してもよい。
制御部11は、上記共用宅配ボックス163から物品を取り出さない旨の情報が入力されたと判断すると(ステップS209/No)、当該共用宅配ボックス163を解錠させることなく、そのまま動作を終了する。
以上説明したように、収納装置10は、ユーザ宛の物品が、郵便ボックス161、専用宅配ボックス162又は共用宅配ボックス163に収納されている場合、共通の認証情報で各収納ボックスを解錠するので、ユーザは、簡単な操作で自身宛の物品を容易に受け取ることが可能となる。
(3)ユーザへの物品の収納状況の情報の提供動作
上記のとおり、収納装置10は、収納ボックスDB122において各収納ボックスの収納状況を管理している。
また、管理サーバ20は、収納ボックスDB222において、上記収納ボックスDB122と同様の情報をそれぞれ管理している。
ユーザは、ユーザ端末30を用いて、ネットワーク100を介して管理サーバ20に対し、各収納ボックスにおける物品の収納状況の情報の取得要求を送信すると、管理サーバ20は、当該取得要求に応じて、該当する情報を収納ボックスDB222から抽出しユーザ端末30へ送信し提供する。
また、管理サーバ20は、たとえユーザ端末30からの情報の取得要求を受信しなくても、当該ユーザ宛の物品が収納装置10の収納ボックスに入庫され、収納ボックスDB122にその旨が書き込まれると、その内容の情報を該当するユーザのユーザ端末30へ送信するようにしてもよい。
上記のとおり、ユーザは、収納装置10の収納ボックスが空いているか、又は自身宛の物品が収納装置10に収納されているか等の情報を容易に取得することができる。
また、ユーザは、ユーザ端末30を用いて、収納装置10に対して同様の情報の取得要求をして、収納装置10から同様の情報を取得するよう構成してもよい。
(第1の実施の形態のまとめ)
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態によれば、収納装置10は、投函口を備え、当該投函口から投函された郵送物等の物品を収納する郵便ボックス161と、宅配物等の物品を収納する各専有部(住戸)専用の専用宅配ボックス162と、同様に宅配物等の物品を収納し、各専有部(住戸)共通に使用可能な共用宅配ボックス163とを有するので、様々な種類のユーザ宛の物品を収納することが可能となる。
また、本実施の形態における収納装置10によれば、上述のように、各専有部(住戸)専用の郵便ボックス161に合わせて、各専有部(住戸)専用の専用宅配ボックス162を備えているので、各専有部ごとの郵便ボックス161と専用宅配ボックス162とを、互いに隣接又は近い位置に設けることができ、これら双方の収納ボックス161,162に同一ユーザ(専有部)宛の物品が収納されている場合に、ユーザはまとめて物品を取り出すことができ、防犯上の点でも安心して物品を取り出すことが可能となる。
すなわち、郵便ボックス161と専用宅配ボックス162の位置が近いため、ユーザが郵便ボックス161又は専用宅配ボックス162のいずれかから物品を取り出している際に、他方の収納ボックスから物品が他人に持ち出されることを防止することができる。
また、本発明の第1の実施の形態によれば、作業員は、専用宅配ボックス162が「使用中」の場合であっても、「未使用」の共用宅配ボックス163があれば、当該共用宅配ボックス163に入庫することができるので、作業員の作業の効率化を実現するとともに、ユーザは、効率よく自身宛の物品を受け取ることが可能となる。
また、本発明の第1の実施の形態によれば、収納装置10は、共通のユーザの認証情報に基づいて、郵便ボックス161、専用宅配ボックス162及び共用宅配ボックス163を解錠するので、ユーザは、自身宛の物品が上記複数の収納ボックスに収納されている場合でも1回の認証情報の入力で当該物品を容易に取り出すことが可能となる。
また、本発明の第1の実施の形態によれば、収納装置10は、認証情報の入力がない場合であっても「未使用」の共用宅配ボックス163を解錠するよう構成されているので、作業員等がユーザ宛の物品を入庫する際に、認証情報を保有していない又は知らないために専用宅配ボックス162への入庫が不可能な場合であっても、共用宅配ボックス163に入庫することができるので、作業員の作業の効率化を実現するとともに、ユーザは、効率よく自身宛の物品を受け取ることが可能となる。
また、本発明の第1の実施の形態によれば、収納装置10は、郵便ボックス161及び専用宅配ボックス162が閉扉及び施錠した後に、共用宅配ボックス163を解錠するので、収納装置10において、共用宅配ボックス163を、郵便ボックス161及び専用宅配ボックス162から離れた位置に設けていても、共用宅配ボックス163から物品が他人により持ち去られることを防止することが可能となる。
従って、各居住利用施設の構造、特色又は利用するユーザの属性等に応じて、収納装置10において、共用宅配ボックス163を様々な位置に自由に設計し設けることが可能となる。
<実施の形態のまとめ>
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態における収納装置10によれば、投函口を備え、当該投函口から投函された郵送物等の物品を収納する郵便ボックス161と、宅配物等の物品を収納する各専有部(住戸)専用の専用宅配ボックス162と、同様に宅配物等の物品を収納し、各専有部(住戸)共通に使用可能な共用宅配ボックス163とを有するので、様々な種類のユーザ宛の物品を収納することが可能となる。
また、収納装置10において、郵便ボックス161と専用宅配ボックス162とは、互いに隣接又は近い位置にあるので、双方に同一ユーザ(専有部)宛の物品が収納されている場合に、ユーザはまとめて物品を取り出すことができ、防犯上の点でも安心して物品を取り出すことが可能となる。
上記の収納装置10、管理サーバ20及びユーザ端末30は、主にCPUとメモリにロードされたプログラムによって実現される。ただし、それ以外の任意のハードウェアおよびソフトウェアの組合せによってこの装置またはサーバを構成することも可能であり、その設計自由度の高さは当業者には容易に理解されるところである。
また、上記の収納装置10、管理サーバ20又はユーザ端末30をソフトウェアモジュール群として構成する場合、このプログラムは、光記録媒体、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、または半導体等の記録媒体に記録され、上記の記録媒体からロードされるようにしてもよいし、所定のネットワークを介して接続されている外部機器からロードされるようにしてもよい。
なお、上述のように、専用宅配ボックス162又は共用宅配ボックス163に保管される物品は宅配物の他の物品でもよく、例えば、クリーニング品であってもよい。
例えば、集合住宅の居住者が共用宅配ボックス163にクリーニング品を預け入れ、それを作業員である業者が持ち帰り、クリーニングしてから再度、専用宅配ボックス162又は共用宅配ボックス163に入庫するといったクリーニングサービスに利用することもできる。
その後、受取側の他の居住者は、その預けられた自分宛のクリーニング品を収納装置10から取り出して受け取る。
このように、ユーザが物品の入庫側、作業員が物品の取出し側となるときの収納装置10による動作について、物品がクリーニング品である場合を例にあげ、簡単に説明する。
ただし、特記しない限り、作業員が物品の入庫側、ユーザが物品の取出し側となるときと同様であるとする。
例えば、集合住宅の居住者等であるユーザが、クリーニング店にクリーニングを依頼するために衣類を収納装置10の共用宅配ボックス163に収納する際に、ユーザは、自身の部屋番号(専有部情報)を入力するとともに、当該衣類の取出しのための解錠を上記クリーニング店に許可するために当該クリーニング店の情報を操作部15により入力する。
そのクリーニング店の情報の入力方法としては、例えば、ユーザは、操作部15に設けられた「クリーニング依頼」のボタン又はタッチパネル(表示部14と操作部15が一体となって構成)上に表示された「クリーニング依頼」のボタンを押下することにより入力される。
すると、制御部11は、収納ボックスDB122において、上記ユーザの部屋番号とともに、衣類を入庫した共用宅配ボックス163の解錠が許可されているグループのIDの項目に、上記入力されたクリーニング店の情報に対応付けられている当該クリーニング店のIDを書き込む。
その後、クリーニング店の店員である作業員が収納装置10の操作部15において認証情報を入力すると、上記クリーニング店のIDが書き込まれた共用宅配ボックス163の位置等の情報が表示部14に表示される。
そして、作業員は表示された収納ボックスの情報を操作部15により選択すると、その選択された共用宅配ボックス163が解錠される。
上記のように、収納ボックスDB122において、例えば「クリーニング店B」のIDが共用宅配ボックス163に対応付けられて書き込まれている場合には、当該「クリーニング店B」に所属する作業員のみが当該共用宅配ボックス163を解錠することができ、その他のグループ(例えば、他のクリーニング店や宅配業者等)に所属する作業員は、解錠することができない。
該当するグループのIDの作業員が共用宅配ボックス163を解錠すると、収納ボックスDB122において当該解錠した共用宅配ボックス163に対応付けられて書き込まれている「解錠許可の作業員」の項目は削除される。
上記のとおり、ユーザは、クリーニング品をはじめ、その他の物品(配送物を含む)の持ち出しを作業員に依頼する場合、共用宅配ボックス163にのみクリーニング品等の物品の預け入れが可能である。
このように、ユーザ側が作業員の持ち出し依頼のために物品を預け入れる際に、ユーザの部屋番号等が入力されることにより預け主がユーザであることが認識され、「物品の入庫」が選択された場合には、収納装置10の制御部11は、当該ユーザ自身の専用宅配ボックス162への物品の預け入れを規制し、「未使用」の共用宅配ボックス163のみ解錠可能にすることにより、作業員が、ユーザにより預けられた物品を持ち出さなければいけないところ、誤って専用宅配ボックス162からユーザ宛に届けられた物品を持ち出すことを防止することが可能となる。
また、集合住宅に居住するユーザが、同じ集合住宅の他の居住者宛の物品を収納装置10に預け入れるようにしてもよい。その後、受取側の他の居住者は、その預けられた自分宛の物品を収納装置10から取り出して受け取る。
このように、ユーザが物品を入庫する側、取り出す側となり、本実施の形態における収納システムを利用することもできる。
また、上述のとおり、物品を預かる者は、集合住宅の他、オフィス、商業施設又は公共施設・機関等において、当該預かりサービスを提供してもよく、この場合、利用者(ユーザ)は集合住宅の居住者に限定されない。
上述の実施の形態では、一例として、同一の専有部に居住又は利用するユーザに対しては共通の認証情報が割り当てられ、ユーザDB121において管理されていた。
この専有部としては、上記実施の形態で例示したような住戸の他、例えば、オフィススペース、テナント、教室等が適用可能である。
また、このような物理的に共通のスペース(専有部)を利用又は居住するユーザのグループに対してだけでなく、共通の所定のグループには所属するが必ずしも物理的な共通のスペースを利用等しない複数のユーザに対しても共通の認証情報を割り当て、ユーザDB121において管理するようにしてもよい。この場合、郵便ボックス161及び専用宅配ボックス162は、当該共通の所定のグループ専用である。
当該グループの一例としては、同一の会社、部署、チェーン店、学校、クラブ又はその他の組織や機関等であってもよく、また、これらの例に限定されない。
また、ユーザ個人に認証情報が割り当てられ、郵便ボックス161及び専用宅配ボックス162は、ユーザ個人専用であってもよいのはいうまでもない。
10 ユーザ端末
11,21,31 制御部
12,22,32 情報格納部
13,23,33 通信部
14,34 表示部
15,35 操作部
16 収納部
20 管理サーバ
30 ユーザ端末
100 ネットワーク
121,221 ユーザDB
122,222 収納ボックスDB
123,223 作業員DB
161 郵便ボックス
162 専用宅配ボックス
163 共用宅配ボックス

Claims (5)

  1. 物品を収納する施錠可能な収納ボックスを複数有する収納装置であって、
    前記収納ボックスとして、
    ユーザ又は該ユーザのグループ専用の収納ボックスであって、郵便物等の物品を投函可能な開口部である投函口を備え、該投函口から投函される物品を収納する郵便ボックスと、
    ユーザ又は該ユーザのグループ専用の収納ボックスであって、宅配物等を収納する専用宅配ボックスと、
    ユーザ又は該ユーザのグループが他者と共用可能な収納ボックスであって、宅配物等を収納する共用宅配ボックスとを有することを特徴とする収納装置。
  2. 前記郵便ボックス、専用宅配ボックス及びユーザ又は該ユーザのグループの他のユーザ宛の物品が収納されている共用宅配ボックスは、該ユーザに割り当てられた共通の認証情報が入力されると解錠されることを特徴とする請求項1記載の収納装置。
  3. ユーザ又は該ユーザのグループの他のユーザ宛の物品が前記専用宅配ボックスに入庫されている場合、認証情報が入力されると、前記郵便ボックスとともに、前記専用宅配ボックスが解錠されることを特徴とする請求項1又は2記載の収納装置。
  4. ユーザ又は該ユーザのグループの他のユーザ宛の物品が前記共用宅配ボックスに入庫されている場合、認証情報が入力されると、前記郵便ボックスを解錠し、該郵便ボックスが施錠後に、前記共用宅配ボックスを解錠することを選択可能に構成することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の収納装置。
  5. 物品を収納する施錠可能な収納ボックスを複数有する収納装置であって、
    前記収納ボックスとして、
    ユーザ又は該ユーザのグループ専用の収納ボックスであって、郵便物等の物品を投函可能な開口部である投函口を備え、該投函口から投函される物品を収納する郵便ボックスと、
    ユーザ又は該ユーザのグループ専用の収納ボックスであって、宅配物等を収納する専用宅配ボックスとを有し、
    前記郵便ボックスと前記専用宅配ボックスとは、互いに隣接した位置又は近傍に設けられていることを特徴とする収納装置。
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