JP2024022162A - 収納管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 収納装置を用いたサービスに利用される各種情報の確認、登録または変更をユーザ側または管理者側で容易に行う収納管理システムを提供する。【解決手段】 収納管理システムは、例えばユーザの居住又は利用する建物の敷地内に設置され、ユーザ宛の配送物を施錠状態で保管する収納装置10と、収納装置10の収納状況等の情報を管理するサーバ装置等の管理サーバ20と、ユーザが操作する情報処理装置であるユーザ端末30と、収納装置10及び管理サーバ20の管理業務を行う管理者が操作する情報処理装置である管理者端末40とを有して構成される。【選択図】 図1

Description

本発明は、収納管理システムに関し、特に、収納装置における配送物の収納に関する通知を行う収納管理システムに関する。
近年、核家族化、未婚・晩婚者の増加や少子高齢化に伴う単身者の増加、さらには共働きの夫婦の増加等が進行し、そのライフスタイルが大きく変わってきている。
また、近年は、eコマースの隆盛に伴って、購入商品等の物品が各家庭に配送されることが多くなっている一方で、上記のとおり、夫婦の共働き等の割合の増加により家を留守にするケースが増えてきており、上記物品をスムーズに受け取ることのできる環境や設備が望まれている。
上記のようなニーズに応えるように、近年、マンション等の集合住宅の共用部、店舗又は公共施設等には、いわゆる宅配ロッカー又は街中ロッカーと称される複数の収納ボックスを備えた収納装置が設置されることが多くなってきている。
この収納装置は、宅配便等により集合住宅の居住者宛等に配送された物品を、一時的に預かり、収納ボックスに施錠可能に収納することにより、当該居住者が不在の場合であっても、再配達を依頼することなく、当該収納装置から自身宛の配送物を取り出すことにより、スムーズに当該配送物を受け取ることができるというものである。
上記の収納装置は、収納ボックスに居住者宛の配送物が入庫されると、その旨を居住者に通知することにより、居住者は自身宛の配送物の入庫を円滑に把握することができ、また、収納ボックスに配送物が入庫される期間を短縮し、収納ボックスを有効的に活用することが可能となっている。
上記のような収納装置における配送物の入庫通知を行う従来技術の1つとして、特許文献1が開示するところのロッカー管理システム、ロッカー管理装置、ロッカー管理方法及びロッカー管理プログラムが開示されている。
この特許文献1に開示されるロッカー管理システムでは、配送業者がロッカー装置に荷物を配送し、物品収受部が施錠されると、荷物の配送完了通知をユーザ端末に伝達するようになっている。
特開2019-89650
しかしながら、上記の特許文献1のロッカー管理システムでは、配送完了通知などのロッカー装置(収納装置)における収納に関する情報の通知先を含むロッカー装置を用いたサービスに利用される各種情報の確認、登録または変更を容易に行うことができない。
例えば、ユーザ端末のメールアドレスを登録する際には、ユーザは、システムの管理側にわざわざ当該メールアドレスを知らせ、管理側が登録するという煩雑な作業が必要となる。
また、そのメールアドレスが変更されたときには、その都度、上記の煩雑な作業を繰り返さなければならない。
このように、上記の特許文献1のロッカー管理システムでは、ロッカー装置を用いたサービスに利用される各種情報の確認、登録または変更を容易に行うことができないという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、収納装置を用いたサービスに利用される各種情報の確認、登録または変更をユーザ側または管理者側で容易に行う収納管理システムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明は、集合住宅、ビル、商業施設または公共施設に設置され、配送物を一時的に収納する収納装置と、収納装置における収納に関する情報を管理する管理サーバと、配送物を受取るまたは発送するユーザにより操作されるユーザ端末とを有する収納管理システムであって、収納装置は、ユーザの認証情報を入力し、入力したユーザの認証情報に基づいて認証を行い、ユーザの認証が成功すると、第1のコード情報(登録/変更コード情報)を表示し、ユーザ端末は、表示された第1のコード情報を入力し、入力した第1のコード情報に基づいた情報および通知先情報を管理サーバへ送信し、管理サーバは、第1のコード情報に基づいた情報および通知先情報をユーザ端末から受信すると、ユーザ宛の配送物が収納装置に収納後にユーザ宛に送信される情報の通知先として、受信した通知先情報を登録することを特徴とする。
また、本発明における収納管理システムによれば、管理サーバは、収納装置における収納状況に関する情報を収納装置から受信し、収納状況が収納装置に配送物が入庫されたというものである場合、入庫の通知(着荷通知)を登録したユーザの連絡先へ送信し、収納状況が収納装置に配送物が入庫されてから所定期間経過したというものである場合、経過の通知(滞留通知)を登録したユーザの連絡先へ送信することを特徴とする。
また、本発明における収納管理システムによれば、集合住宅、ビル、商業施設または公共施設に設置され、配送物を一時的に収納する収納装置と、収納装置における収納に関する情報を管理する管理サーバと、配送物を受取るまたは発送するユーザにより操作されるユーザ端末とを有する収納管理システムであって、収納装置は、ユーザの認証情報を入力し、入力したユーザの認証情報に基づいて認証を行い、ユーザの認証が成功すると、第2のコード情報(変更コード情報)を表示し、ユーザ端末は、表示された第2のコード情報を入力し、入力した第2のコード情報に基づいた情報およびユーザの更新認証情報認証情報を管理サーバへ送信し、管理サーバは、第2のコード情報に基づいた情報およびユーザの更新認証情報をユーザ端末から受信すると、自身に登録されているユーザの認証情報を受信したユーザの更新認証情報に変更することを特徴とする。
また、本発明における収納管理システムによれば、収納装置は、収納装置の使用を管理する管理者に制限して操作が可能である管理者操作部を有し、管理者により管理者操作部が奏されると、ユーザの認証情報の変更要求を管理サーバに送信し、管理サーバは、変更要求を収納装置から受信すると、受信した変更要求に基づいて、該当するユーザの認証情報の変更を行うことを特徴とする。
また、本発明における収納管理システムによれば、収納装置の使用を管理する管理者により操作される管理者端末をさらに有し、管理者端末は、ユーザの認証情報の変更要求を管理サーバに送信し、管理サーバは、変更要求を管理者端末から受信すると、受信した変更要求に基づいて、該当するユーザの認証情報の変更を行うことを特徴とする。
また、本発明における収納管理システムによれば、収納装置の使用を管理する管理者により操作される管理者端末をさらに有し、管理者端末は、登録されたユーザの通知先の情報の変更要求を管理サーバに送信し、管理サーバは、変更要求を管理者端末から受信すると、受信した変更要求に基づいて、該当する通知先情報の変更を行うことを特徴とする。
また、本発明における収納管理システムによれば、収納装置の使用を管理する管理者により操作される管理者端末をさらに有し、管理者端末は、集合住宅、ビル、商業施設または公共施設における各専有部の入居状況または利用状況の情報の変更要求を管理サーバに送信し、管理サーバは、変更要求を管理者端末から受信すると、受信した変更要求に基づいて、該当する集合住宅における各住戸の入居状況の情報の変更を行うことを特徴とする。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを格納した記録媒体などの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明は、ロッカー装置を用いたサービスに利用される各種情報の確認、登録または変更を容易に行うことが可能となる。
本発明の第1の実施の形態における収納管理システムの全体構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における収納装置の外観を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態における収納装置の構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における収納装置の情報格納部が格納するデータベースを示す図である。 本発明の第1の実施の形態における住戸DBのデータ構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における収納ボックスDBのデータ構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における配送業者DBのデータ構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における利用履歴DBのデータ構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における管理者操作部の外観の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における管理サーバの構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における管理サーバの情報格納部が格納する各データベースが示されている。 本発明の第1の実施の形態における住戸DBのデータ構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における管理者DBのデータ構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるユーザ端末の構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における管理者端末の構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における収納管理システムによる通知先情報の登録/変更および暗証番号の変更動作の流れを示すシーケンスチャートである。 本発明の第1の実施の形態における収納管理システムによる通知先情報の登録/変更および暗証番号の変更動作の流れを示すシーケンスチャートである。 本発明の第1の実施の形態における収納管理システムによる通知先情報の登録/変更および暗証番号の変更動作の流れを示すシーケンスチャートである。 本発明の第1の実施の形態における収納管理システムによる通知先情報の登録/変更および暗証番号の変更動作の流れを示すシーケンスチャートである。 本発明の第1の実施の形態における「利用者選択画面」の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における「ユーザの設定メニュー画面」の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における「認証入力画面」の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における収納装置に表示される登録/変更コード情報の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における通知先情報の仮登録/変更用webページの表示例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における通知先情報の正式登録/変更用のURLが記載されたメール等の表示例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における通知先情報の正式登録/変更用webページの表示例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における暗証番号の仮変更用webページの表示例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における暗証番号の正式変更用のURLが記載されたメール等の表示例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における暗証番号の正式変更用webページの表示例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における収納管理システムによるユーザの暗証番号の変更動作の流れを示すシーケンスチャートである。 本発明の第1の実施の形態における「暗証番号の変更画面」の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における収納管理システムによる住戸情報の確認及び変更動作の流れを示すシーケンスチャートである。 本発明の第1の実施の形態における収納管理システムによる住戸情報の確認及び変更動作の流れを示すシーケンスチャートである。 本発明の第1の実施の形態における管理者の認証画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態において管理者端末に表示される住戸管理画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態において管理者端末に表示される物件詳細画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態において管理者端末に表示される住戸詳細画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における収納管理システムによる着荷通知動作の流れを示すシーケンスチャートである。 本発明の第1の実施の形態における収納管理システムによる着荷通知動作の流れを示すシーケンスチャートである。 本発明の第1の実施の形態における収納ボックスの使用状況を示す画面情報の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における収納管理システムによる滞留通知動作の流れを示すシーケンスチャートである。
<第1の実施の形態>
(第1の実施の形態の概要)
本発明の第1の実施の形態における収納管理システムは、宅配ロッカー等の収納装置を有するシステムである。
収納装置は例えば賃貸物件である集合住宅またはテナントビル等に設置される。
宅配業者等の配送業者は、例えばその集合住宅の居住者宛の配送物を収納装置まで配送し、入庫する。
集合住宅の居住者等のユーザは、ユーザ端末を用いて、自身宛の配送物が収納装置に入庫された旨の着荷通知を受信する。
また、ユーザが自身宛の配送物を収納装置から取出さないまま所定時間が経過した際には、ユーザは、ユーザ端末を用いて、自身宛の配送物を収納装置から取出すことを促される旨の滞留通知を受信する。
本実施の形態における収納管理システムは、上記着荷通知および滞留通知の通知先(ユーザ端末のメールアドレス等)の登録および変更を容易にできるようにしたものである。
また、本実施の形態における収納管理システムは、収納装置におけるユーザ宛の配送物が収納されている収納ボックスを解錠する際に必要な認証情報の変更を容易にできるようにもしている。
(第1の実施の形態の構成)
〔1〕収納管理システムの全体構成
図1は、本発明の第1の実施の形態における収納管理システムの全体構成を示す図である。
図に示すように、収納管理システムは、例えばユーザの居住又は利用する建物の敷地内に設置され、ユーザ宛の配送物を施錠状態で保管する収納装置10と、収納装置10の収納状況等の情報を管理するサーバ装置等の管理サーバ20と、ユーザが操作する情報処理装置であるユーザ端末30と、収納装置10及び管理サーバ20の管理業務を行う管理者が操作する情報処理装置である管理者端末40とを有して構成される。
また、収納管理システムは、収納装置10、管理サーバ20、ユーザ端末30および管理者端末40を通信可能に接続するインターネット又はLAN等のネットワーク100とを有する。
収納装置10が設置される建物は、例えば、集合住宅、ビル、商業施設又は公共施設等である。
ユーザは、例えば、集合住宅の居住者、オフィスビルの労働者、商業施設の店員又は公共施設の利用者等である。
本実施の形態では、一例として、収納装置10は、賃貸物件である集合住宅に設置され、ユーザは、当該集合住宅の居住者であるとする。
配送業者は、配送業務を行う事業者であり、実際に配送業務を担当する従業員(配送業務担当者)が所属する。
配送業者は、狭義の配送会社の他、通販会社、ネットスーパー、クリーニング店、オークションサイトの運営会社、オークションの出品代理事業者又は各種店舗・会社の配送担当者、その他収納サービスを運営するサービス事業者等、ユーザの物品の配送を行うものであれば、特に限定されない。
配送業者は、ユーザ宛の物品(配送物)を直接ユーザの住戸に配送する他、ユーザが不在時等の際には、ユーザの居住する集合住宅の共用部等に設置される収納装置10に入庫する。
例えば、配送業者が配送会社の場合は、物品はユーザが宛先である宅配物又は郵送物等である。
配送業者がクリーニング店の場合は、物品はユーザが依頼したクリーニング済みの衣類等である。
配送業者がオークションサイトの運営会社の場合は、物品はユーザがオークションサイトで落札した配送物等である。
また、通販会社、ネットスーパー、クリーニング店、オークションサイトの運営会社は、物品の配送業務を配送会社に委託することもある。
以下、収納装置10、管理サーバ20、ユーザ端末30および管理者端末40の構成について詳細に説明する。
〔2〕収納装置10の構成
(1)収納装置10の概要
収納装置10は、通常の宅配ロッカーと同様に、ユーザ宛の物品をユーザが取出すまで一時預け入れる収納装置であって、複数の施錠可能な収納ボックスを備える。
また、ユーザが入庫した物品を配送業者が取出すまでに一時預け入れる用途で使用することが可能であってもよい。
本実施の形態において、収納装置10は、物品の入庫又は取出しに関する情報が入力されると、その入力された情報をネットワーク100を介して管理サーバ20へ送信する機能を有する。
収納装置10は、宅配便等の配送物の他、あらゆる物品を預け入れ、保管することができる。
例えば、収納装置10は、ユーザが受取りを希望している物品(配送物)を、配送業者が配送してからユーザが取出すまでの期間、一時的に保管する。
また、収納装置10は、ユーザが配送を希望した配送物、またはユーザが入庫したオークション等の配送物等を、配送業者が配送のために集荷し、取出すまでの期間、一時的に保管するよう使用されてもよい。
ユーザは、「クリーニング」のサービス利用のために、収納装置10を使用することもできる。
ユーザは自身の衣類等の未クリーニングのクリーニング品を収納装置10に預け入れ、クリーニング業者がその預け入れられた衣服を回収してクリーニングを行う。
その後、クリーニング済みのクリーニング品を再度収納装置10に収納し、ユーザがそのクリーニング済みのクリーニング品を収納装置10から取り出すよう使用されてもよい。
以上のように、収納装置10は、ユーザに関するあらゆる物品を一時的に保管することが可能である。
(2)収納装置10の全体構成
図2は、本発明の第1の実施の形態における収納装置10の外観を示す斜視図である。
また、図3は、本発明の第1の実施の形態における収納装置10の構成を示す図である。
以下、これら図を用いて、収納装置10の構成について説明する。
図に示すように、収納装置10は、CPU等から構成され収納装置10全体を制御する制御部11と、各種情報を格納する情報格納部12と、ネットワーク100を介して管理サーバ20と通信を行う通信部13と、各種情報を表示する表示部14と、各種キーを備え情報入力を行う操作部15と、物品を収納する収納ボックスを複数備えた収納部16と、管理者のみが操作可能なキー等が備えられた管理者操作部17とを有して構成される。
各部11~17は、内部のバスに接続され、このバスを介して種々の情報等が入出力され、制御部11の制御のもと、種々の処理が実行される。
収納装置10の収納ボックスは、複数のユーザが共用可能である。
例えば、収納装置10が集合住宅に設置されている場合、収納装置10の収納ボックスは、同一の集合住宅に居住する複数の居住者が共用可能である。すなわち、収納装置10の収納ボックスには、同一の集合住宅に居住する複数の居住者が配送を希望する配送物又は居住者宛の配送物をそれぞれ収納することが可能である。
収納装置10の収納ボックスに物品が既に入庫され、閉扉及び施錠されている場合には、その受取人(ユーザ又は配送業者)のみが当該収納ボックスを解錠することが可能であり、他の者は解錠することができない。
収納装置10の収納ボックスは、収納中の物品を1度取り出して空の状態になってはじめて、他の物品を収納することが許可される。
(3)制御部11の構成
制御部11は、収納装置10全体の制御を司る処理部であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の電子回路やFPGA(Field-Programmable Gate Array)等の集積回路により構成される。
制御部11は、情報格納部12から情報の読出しを実行するとともに、情報格納部12に情報の書込みを実行する。
制御部11は、施解錠及び開閉扉といった収納ボックスの動作制御、表示部14による画面表示の動作制御、収納装置10の使用の際の認証処理、ならびにユーザ及び配送業者に関する情報及び各収納ボックスの使用状況の管理等を行う。
(4)情報格納部12の構成
情報格納部12は、例えば、ハードディスク、メモリ又は半導体素子等の情報を格納する装置である。
情報格納部12は、制御部11で実行するプログラムを記憶する領域や制御部11が処理を実行する際に一時的に使用する作業領域等(RAM等)を有する。
制御部11は、その情報格納部12に格納されているプログラムを読み出し、上記作業領域に展開して各種の処理を実行する。
情報格納部12は、後述する各データベースを格納する。
図4は、本発明の第1の実施の形態における収納装置10の情報格納部12が格納するデータベースを示す図である。
図に示すように、情報格納部12は、自収納装置10が設置されている集合住宅(物件)の各住戸に関する住戸情報等を管理する住戸DB121と、収納部16を構成する複数の収納ボックスの使用状況を管理する収納ボックスDB122と、配送業者の情報を管理する配送業者DB123と、各収納ボックスの利用履歴を管理する利用履歴DB124とを格納する。
以下、各データベース121~124のデータ構成について詳細に説明する。
住戸DB121は、集合住宅の各住戸(101号室、102号室、・・・等)に関する住戸情報等を管理するためのデータベースである。
図5は、本発明の第1の実施の形態における住戸DB121のデータ構成の一例を示す図である。
図に示す例では、住戸DB121は、各住戸の「住戸番号(部屋番号)」に対応付けて、住戸情報を管理している。
住戸情報には、各住戸に居住者が入居中か否かを示す「住戸ステータス」と、入居していない場合にはその「不在期間」と、各住戸に入居中のユーザが収納装置10の収納ボックスを解錠するための「ユーザの認証情報(暗証番号)」と、そのユーザの「個人情報」と、着荷通知および滞留通知の通知先を示す「通知先情報」と、現在登録されている住戸情報の「登録日時」と、現在登録されている住戸情報の「更新日時」とが含まれる。
通知先情報は、例えば、ユーザのメールアドレス、電話番号、SNSのID等である。
ユーザのメールアドレス宛ての電子メール、または電話番号宛のショートメールは、ユーザ端末30で受信し、ユーザがそのメール内容を確認できるようにすることが好ましい。
また、ユーザ端末30は、ユーザのSNSのIDのSNS会員ページを表示し、ユーザがその内容を確認できるようにしておくことが好ましい。
通知先情報がメールアドレスである場合、管理サーバ20は当該メールアドレス宛の電子メールを用いて着荷通知および滞留通知の各種通知を行う。
また、通知先情報が電話番号である場合、管理サーバ20は当該電話番号宛のショートメールを用いて各種通知を行う。
また、通知先情報がSNSのIDである場合、管理サーバ20は当該IDのユーザに対してSNS上で各種通知を行う。
収納ボックスDB122は、収納装置10の各収納ボックスの特徴(属性)及び現在の使用状況を管理するためのデータベースである。
図6は、本発明の第1の実施の形態における収納ボックスDB122のデータ構成の一例を示す図である。
図に示す例では、収納ボックスDB122は、各収納ボックスを識別する「ボックス番号」に対応付けて、「各収納ボックスの属性」と、「各収納ボックスの使用状況」と、使用中の(物品が入庫されている)収納ボックスについては、入庫したユーザの「住戸番号」とを管理している。
「収納ボックスの属性」は、例えば、収納ボックスのサイズ、収納装置10における各収納ボックスの位置及び冷凍・冷蔵機能の有無等を示す情報である。
「収納ボックスの使用状況」は、各収納ボックスが「未使用」又は「使用中」のいずれのステータスであるかを管理する。
「未使用」は、収納ボックス内に物品が収納されておらず、新たに物品の入庫が許可されている状態を示している。
「使用中」は、収納ボックス内に物品が既に収納されており、物品の入庫が禁止されている状態を示している。
本実施の形態では、一例として、収納部16は4つの収納ボックスを備えており、各収納ボックスには、ボックス番号1~4が付されている。
これらボックス番号1~4は、図2に示す収納ボックス161~164にそれぞれ対応している。
図6の例では、住戸番号「201」のユーザは、4個の収納ボックスのうち2個(ボックス番号1,3)を使用している。
配送業者DB123は、配送業者に関する情報を管理するためのデータベースである。
図7は、本発明の第1の実施の形態における配送業者DB123のデータ構成の一例を示す図である。
図に示す例では、配送業者DB123は、各配送担当者を識別する「配送担当者ID」に対応付けて、「配送担当者の氏名/名称」と、配送業者が収納装置10の収納ボックスを解錠するための「配送業者の暗証番号」と、配送担当者が所属する配送会社等の配送業者の「配送業者ID」と、その所属する「配送業者の名称」と、その配送担当者が使用する「端末のメールアドレス」と、「その他の配送業者(配送担当者)に関する情報」とを管理している。
配送業者の配送担当者は自身の認証情報(配送業者IDおよび暗証番号)が配送業者DB123において管理されている場合には、収納ボックスを解錠することができ、配送物の入庫(預入れ)又は取出し(集荷)を行うことができる。
また、配送業務担当者は、配送業者の認証情報による認証を行うことなく、操作部15の所定のキーを押下することにより収納ボックスを解錠し、配送物を入庫することができるようにしてもよい。
図8は、本発明の第1の実施の形態における利用履歴DB124のデータ構成の一例を示す図である。
図8の例では、利用履歴DB124は、収納装置10の各収納ボックスにおける利用履歴情報(入庫・取出し等)を管理するデータベースである。
利用履歴DB124は、収納ボックスの入庫または取出しの各作業それぞれに付された「作業番号」に対応付けて、物品を入庫又は取出した「ボックス番号」と、「入庫または取出し作業の時期」と、「入庫または取出しの種別」と、その作業が取出し作業の場合に対応する「入庫作業の作業番号」と、要冷蔵または要冷凍等の「物品の属性情報」と、物品を収納ボックスに入庫したユーザの住戸番号または入庫した配送担当者の配送業者IDである「入庫者ID」と、物品を収納ボックスから取出したまたは取出す予定のユーザの住戸番号、あるいは取出したまたは取出す(集荷)予定の配送担当者の配送業者IDである「取出し者ID/取出し予定者」とを管理している。
(5)収納部16の構成
収納部16は、複数の収納ボックスから構成される。
収納ボックスは、ユーザに関連する物品を一時保管するための収納庫であり、それぞれ施解錠可能に構成されている。
例えば、配送業務担当者が配送したユーザ宛の物品(配送物)をユーザが取出すまでの間、収納ボックスに保管しておくことができる。つまり、ユーザが不在の場合でも、配送担当者は、その収納ボックスにユーザ宛の物品を入庫し施錠することにより、収納部16は、ユーザが取り出すまで物品等を安全に保管することができる。
反対に、ユーザが集荷を依頼する物品を配送担当者が集荷するまでの間、収納ボックスに保管しておくこともできる。
各収納ボックスは通常施錠されており、物品が収納されていない収納ボックスは、ユーザ又は配送業者の認証成功時に解錠され、認証失敗時には解錠されない。
一方、ユーザは、自身宛の物品が収納中の収納ボックスは、解錠情報の入力により解錠することができ、他人宛の物品が収納中の収納ボックスは解錠することができない。
配送業者は、自身が配送を依頼された物品が収納中の収納ボックスは、認証情報の入力により解錠することができる。
収納ボックスにおける施解錠を実現する構造は、入庫取出口を閉塞するように扉を開閉可能に収納室に固定するものであれば特に限定しない
(6)通信部13の構成
通信部13は、ネットワーク100を介して行う管理サーバ20との通信を制御するインターフェースであり、LANアダプタ等を有する。
通信部13は、無線送受信機を備え、無線通信を介してLANやインターネット等に接続されてもよいし、ケーブル等の有線を介して接続されてもよい。
(7)表示部14及び操作部15の構成
表示部14は、液晶パネルや有機EL(Electro Luminescence)パネル等のディスプレイやLED等の発行素子によるランプ等の表示装置である。
制御部11は、情報格納部12から画像を読み出し、画像出力処理を実行して画面情報を生成する。
制御部11は、上記生成した画像情報を表示部14へ出力する。
表示部14は、上記入力した画像情報をディスプレイ等に画面表示する。
また、制御部11は、制御信号を表示部14へ出力し、表示部14が有するランプを点灯させることもできる。
図2に示す例では、表示部14は、収納装置10本体内に設けられているが、有線又は無線を介して通信可能に接続された外部の表示装置であってもよい。
例えば、表示部14は、タブレット端末やディスプレイ装置であって、収納装置10本体の外部に設けられ、上記有線又は無線を介して制御部11から入力される画像情報を表示する。
ユーザの認証が成功すると、表示部14は、ユーザの着荷通知又は滞留通知の通知先を示す通知先情報の登録または変更に必要な登録/変更コード情報を表示する。
また、ユーザの認証が成功すると、表示部14は、ユーザの暗証番号の変更に必要な変更コード情報を表示する。
登録/変更コード情報および変更コード情報は、例えば、バーコード、2次元バーコード、文字情報または図形情報等であり、通知先情報の登録を要求できるコード情報であれば、特に限定されない。
ユーザは、ユーザ端末30を用いて、上記表示部14に表示された登録/変更コード情報を読取って管理サーバ20へ送信することにより、上記通知先情報を管理サーバ20に登録し、または変更することができる。
また、ユーザは、ユーザ端末30を用いて、上記表示部14に表示された変更コード情報を読取って管理サーバ20へ送信することにより、上記ユーザ自身の変更後の暗証番号を管理サーバ20に送信し、変更することができる。
操作部15は、例えば各種キー等から構成される情報入力装置を備え、当該情報入力装置は表示部14と連携してポインティングデバイスを提供する。操作部15は、居住者等による各種操作を受け付けて、その操作内容を示す信号を制御部11等に出力する。
制御部11は、上記操作内容を示す信号を入力すると、当該信号の内容に応じて、その操作内容に応じた画面表示を表示部14に実行させる旨の制御信号を表示部14へ出力する。
表示部14は、その制御信号を入力すると、当該制御信号に応じて画面表示を行う。
なお、上記表示部14と操作部15は一体に構成され、タッチパネルを形成してもよい。
また、操作部15は、赤外線通信等の近距離無線通信を行って情報記録媒体から情報を読み取る情報読取装置を備えている。
ユーザ又は配送担当者は、上記収納ボックスの解錠用の認証情報が記録されている情報記録媒体(認証媒体)を操作部15(情報読取装置)にかざす等して所定距離内まで接近させると、操作部15は、上記情報記録媒体から上記認証情報を読み取る。
この操作部15による認証情報の読取技術については特に限定しないが、例えば、Felica(登録商標)、MIFARE(登録商標)、NFC(Near Field Communication)、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信方式を用いる。また、情報記録媒体の表面にコード情報が印刷又は設けられている場合には、操作部15はそのコード情報を光学的に読み取る。
上記情報記録媒体は、例えば、ユーザ又は配送業者を識別する認証情報が書き込まれた非接触型のICカードや同様の機能を備えた携帯端末である。
(8)管理者操作部17の構成
管理者操作部17は、管理者のみに操作が許可されている操作キー等が備えられている。
図9は、本発明の第1の実施の形態における管理者操作部17の外観の一例を示す図である。
図9の例では、管理者操作部17は、情報を入力するための操作キー等から構成される情報入力部17aと、当該情報入力部17aによる情報の入力を規制する入力規制部17bと、当該入力規制部17bによる入力規制を解除する際に管理者専用の鍵を挿入する鍵穴17cとを有している。
図9の例では、入力規制部17bは、情報入力部17aを遮蔽する施錠可能な扉であり、当該扉が閉扉されているときは、情報入力部17aの操作キーに触れることができず、情報の入力が規制される。
管理者は管理者専用の鍵を鍵穴17cに挿入して解錠すると、入力規制部17bの扉が開扉可能となる。
入力規制部17bの扉が開扉すると、施錠時には入力規制部17bの扉によって遮蔽されていた情報入力部17aの操作キーが露出して、情報入力部17aによる情報の入力が可能となる。
管理者が情報入力部17aの操作キーを押下すると、表示部14は、制御部11による制御の下、管理者専用の暗証番号の変更画面を表示する。
管理者は、暗証番号の変更画面上で、居住者(ユーザ)の暗証番号の変更操作を行うことができる。
〔3〕管理サーバ20の構成
管理サーバ20は、住戸情報、配送業者情報、収納装置10の使用状況及び収納サービスの利用状況等を管理するサーバ装置である。
管理サーバ20は、例えば、収納装置10の管理者等により管理される。
図10は、本発明の第1の実施の形態における管理サーバ20の構成を示す図である。
図に示すように、管理サーバ20は、CPU等により構成され管理サーバ20全体を制御する制御部21と、住戸情報等を格納する情報格納部22と、ネットワーク100を介して収納装置10、ユーザ端末30又は管理者端末40と情報の送受信を無線又は有線を介して行う通信部23とを有して構成される。
各部21~23は、内部のバスに接続され、このバスを介して種々の情報等が入出力され、制御部21の制御のもと、種々の処理が実行される。
制御部21は、管理サーバ20全体の制御を司る処理部であり、例えば、CPU等の電子回路やFPGA等の集積回路により構成される。
制御部21は、情報格納部22から情報の読出しを実行するとともに、情報格納部22に情報の書込みを実行する。
情報格納部22は、例えば、ハードディスク、メモリ又は半導体素子等の情報を格納する装置である。
情報格納部22は、制御部21で実行するプログラムを記憶する領域や制御部21が処理を実行する際に一時的に使用する作業領域等(RAM等)を有する。
制御部21は、その情報格納部22に格納されているプログラムを読み出し、上記作業領域に展開して各種の処理を実行する。
通信部23は、ネットワーク100を介して行う収納装置10、ユーザ端末30および管理者端末40との通信を制御するインターフェースであり、LANアダプタ等を有する。
通信部23は、無線送受信機を備え、無線通信を介してLANやインターネット等に接続されてもよいし、ケーブル等の有線を介して接続されてもよい。
図11には、管理サーバ20の情報格納部22が格納する各データベースが示されている。
図に示すように、情報格納部22は、1以上の各収納装置10における住戸情報等を管理する住戸DB221と、1以上の各収納装置10における収納部16を構成する複数の収納ボックスの使用状況を管理する収納ボックスDB222と、1以上の各収納装置10における配送業者の情報を管理する配送業者DB223と、1以上の各収納装置10における各収納ボックスの利用履歴を管理する利用履歴DB224と、管理者が各データベースにアクセスするための認証情報(暗証番号)を含む管理者情報を管理する管理者DB225とを格納する。
本実施の形態では、以下、特記しない限り、管理サーバ20は、これら住戸DB221、収納ボックスDB222、配送業者DB223、利用履歴DB224の各データベースにおいて、1以上の各収納装置10の住戸DB121、収納ボックスDB122、配送業者DB123、利用履歴DB124の同名称の各データベースのデータを統合し、まとめて管理する。
また、収納装置10及び管理サーバ20の一方は、他方のデータベースにおいて管理される情報の一部を管理するよう構成してもよい。
管理サーバ20は、収納装置10と所定時間ごとに通信を行い、自身が格納している各データベースと、収納装置10の同名称の各データベースとの間の同期を取るようにしてもよい。
上述のとおり、住戸DB221は、各物件に設置されている収納装置10が格納する住戸DB121を統合したデータベースである。
図12は、本発明の第1の実施の形態における住戸DB221のデータ構成の一例を示す図である。
図に示す例では、住戸DB221は、各住戸の「住戸番号(部屋番号)」に対応付けて、住戸情報を管理している。
住戸情報には、各住戸に居住者が入居中か否かを示す「住戸ステータス」と、入居していない場合にはその「不在期間」と、各住戸に入居中のユーザが収納装置10の収納ボックスを解錠するための「ユーザの認証情報(暗証番号)」と、そのユーザの「個人情報」と、例えばユーザ端末30のメールアドレス等の着荷通知および滞留通知の通知先を示す「通知先情報」と、現在登録されている住戸情報の「登録日時」と、現在登録されている住戸情報の「更新日時」と、各住戸情報がどの物件の住戸の情報であるかを識別するための「物件ID」とが含まれる。
上記のとおり、各住戸情報には、どの物件の住戸であるか識別するための物件IDが付与されている。
管理サーバ20は、管理者端末40から住戸情報の確認又は変更を要求された場合には、当該要求をした管理者の認証を行い、上記住戸DB221の物件IDを参照し、当該管理者が管理する物件の住戸情報のみを当該管理者の管理者端末40へ提供する。
管理者DB225は、管理者に関する情報を管理するためのデータベースである。
図13は、本発明の第1の実施の形態における管理者DB225のデータ構成の一例を示す図である。
図に示す例では、管理者DB225は、各管理者を識別する「管理者ID」に対応付けて、「管理者の氏名/名称」と、管理者が各データベースにアクセスするための「管理者の認証情報(暗証番号)」と、当該管理者が管理する物件(集合住宅)「物件ID」と、「その他の管理者に関する情報」とを管理している。
管理者は自身の認証情報(暗証番号)が管理者DB225において管理されている場合には、管理サーバ20の各データベースにアクセスすることができ、各データベース内の情報の確認及び変更を行うことができる。
また、各管理者がアクセス可能な情報は、管理者DB225において「管理者が管理する物件(集合住宅)」として登録されている物件に関する情報のみであり、登録されていない他の物件に関する情報にはアクセスすることはできないようになっている。
〔4〕ユーザ端末30の構成
ユーザ端末30は、ユーザが使用するスマートフォン、携帯電話機、タブレット端末、PC又はその他の端末である。
ユーザは、ユーザ端末30を用いて、自身宛の配送物の収納装置10への入庫したことについて管理サーバ20から着荷通知を受ける。
また、収納装置10にユーザ宛の配送物が収納されたまま所定期間が経過した場合には、ユーザは、ユーザ端末30を用いて、自身宛の配送物を収納装置10から取出すことを促す滞留通知を管理サーバ20から受ける。
さらに、ユーザは、ユーザ端末30を用いて、収納装置10の表示部14に表示された登録コード情報を読取り、通知先情報の登録又は変更を行うことができる。
その他、ユーザは、ユーザ端末30を用いて、自身が集荷依頼した配送物が配送業務担当者によって収納装置10から取出されたことの通知を受けることができる。
ユーザは、ユーザ端末30を用いて、管理サーバ20と通信を行い、自身宛の配送物及び自身が集荷依頼を行った配送物の情報を受信して表示を行い、その内容を確認することもできる。
図14は、本発明の第1の実施の形態におけるユーザ端末30の構成を示す図である。
図に示すように、ユーザ端末30は、CPU等から構成されユーザ端末30全体の動作を制御する制御部31と、入力した情報やネットワーク100を介して受信した情報等を格納する情報格納部32と、ネットワーク100を介して情報の送受信を行う通信部33と、ディスプレイ等から構成され情報を画面表示する表示部34と、キーやマウス等から構成され情報の入力等を行う操作部35と、収納装置10に表示される登録コード情報を読取るコード読取部36とを有して構成される。
また、上記表示部34と操作部35は、一体に構成され、タッチパネルを構成してもよい。
各部31~36は、内部のバスに接続され、このバスを介して種々の情報等が入出力され、制御部31の制御のもと、種々の処理が実行される。
制御部31は、ユーザ端末30全体の制御を司る処理部であり、例えば、CPU等の電子回路やFPGA等の集積回路により構成される。
制御部31は、情報格納部32から情報の読出しを実行するとともに、情報格納部32に情報の書込みを実行する。
情報格納部32は、例えば、ハードディスク、メモリ又は半導体素子等の情報を格納する装置である。
情報格納部32は、制御部31で実行するプログラムを記憶する領域や制御部31が処理を実行する際に一時的に使用する作業領域等(RAM等)を有する。
制御部31は、その情報格納部32に格納されているプログラムを読み出し、上記作業領域に展開して各種の処理を実行する。
通信部33は、ネットワーク100を介して行う管理サーバ20との通信を制御するインターフェースであり、LANアダプタ等を有する。
通信部33は、無線送受信機を備え、無線通信を介してLANやインターネット等に接続されてもよいし、ケーブル等の有線を介して接続されてもよい。
表示部34は、ディスプレイやランプ等の表示装置である。
制御部31は、情報格納部32から画像を読み出し、画像出力処理を実行して画面情報を生成する。また、制御部31は、通信部33が管理サーバ20から受信した画像情報に対して画像出力処理を実行して画面情報を生成する。
制御部31は、上記生成した画像情報を表示部34へ出力する。
表示部34は、上記入力した画像情報をディスプレイ等に画面表示する。
また、制御部31は、制御信号を表示部34へ出力し、表示部34が有するLED等のランプを点灯させることもできる。
操作部35は、例えば各種キー等から構成される情報入力装置を備え、当該情報入力装置は表示部34と連携してポインティングデバイスを提供する。操作部35は、受注側等による各種操作を受け付けて、その操作内容を示す信号を制御部31等に出力する。
制御部31は、上記操作内容を示す信号を入力すると、当該信号の内容に応じて、表示部34へその操作内容に応じた画面表示を行う旨の制御信号を表示部34へ出力する。
表示部34は、その制御信号を入力すると、当該制御信号に応じて画面表示を行う。
コード読取部36は、例えば、一般的な光学的なコードリーダの読取り機能を備えている。
コード読取部36は、収納装置10の表示部14に表示された登録コード情報を読取る。
制御部31はその読取られた登録コード情報を復号し、通信部33はその復号された登録コード情報を管理サーバ20へ送信する。
管理サーバ20は、その復号された登録コード情報をユーザ端末30から受信すると、通知先情報の登録画面情報をユーザ端末30へ送信する。
ユーザ端末30は、通知先情報の登録画面情報を受信すると、当該画面情報を表示する。
ユーザは、ユーザ端末30の操作部35を操作して、その表示された通知先情報の登録画面情報上の入力欄に自身のメールアドレス等の通知先情報を入力すると、通信部33はその入力された通知先情報を管理サーバ20へ送信する。
管理サーバ20は、その通知先情報をユーザ端末30から受信すると、着荷通知または滞留通知の通知先として住戸DB221に登録する。
ユーザ端末30は、Webサーバとして機能する管理サーバ20から画面情報、例えばWebページを受信して表示することができる。
ユーザ端末30は、制御部31がユーザ側の要求に応じてHTTP要求を生成して送信する機能と、HTTP応答(応答の一例)を解釈してユーザ側に提示する機能とを有する。
例えば、情報格納部32は、一例としてWebブラウザを格納する。
制御部31は、HTTP応答を解釈して画像データや音声データを生成し、表示部34に表示したり、音声をユーザ端末30が有するスピーカから出力したりすることで、HTTP応答をユーザ側に提示する。
〔5〕管理者端末40の構成
管理者端末40は、管理者が使用するスマートフォン、携帯電話機、タブレット端末、PC又はその他の端末である。
管理者は、管理者端末40を用いて、管理サーバ20と通信を行い、集合住宅の各住戸の入居状況及び収納装置10の使用状況等の情報を受信して表示を行い、その内容を確認することができる。
管理者端末40は、Webサーバとして機能する管理サーバ20から画面情報、例えばWebページを受信して表示することができる。
図15は、本発明の第1の実施の形態における管理者端末40の構成を示す図である。
図に示すように、管理者端末40は、制御部41と、情報格納部42と、通信部43と、表示部44と、操作部45とを有して構成される。
上記各部41~45は、それぞれユーザ端末30の同一名称の各部31~35と基本的に同様の構成であるので、その詳細な説明は省略する。
(第1の実施の形態の動作)
(1)ユーザによる通知先情報および暗証番号の登録/変更動作
ユーザは、着荷通知又は滞留通知の自身に対する通知先である通知先情報を登録/変更し、ユーザが収納ボックスを解錠するために必要な暗証番号を変更することができる。
図16~19は、本発明の第1の実施の形態における収納管理システムによる通知先情報の登録/変更および暗証番号の変更動作の流れを示すシーケンスチャートである。
以下、本図に沿って、ユーザが通知先情報または暗証番号を登録または変更する際の収納管理システムによる動作について説明する。
通知先情報は、住戸DB221等にまだ登録されていない場合は、本動作を通して「登録」を行い、既に登録済みの場合は「変更」を行う。
一方、暗証番号は、住戸DB221等に既に登録済みであるので、本動作を通して「変更」を行う。
まず、ユーザは、通知先情報または暗証番号の登録/変更の際、ユーザ端末30を携帯して、収納装置10の設置場所(例えば、自身の居住する集合住宅の共用部等)を訪れる。
収納装置10の表示部14には、「利用者選択画面」が表示されている。
利用者選択画面は、収納装置10を利用するにあたって、自身のプロフィール(ユーザか配送業者か)を選択するための画面情報である。
図20は、本発明の第1の実施の形態における「利用者選択画面」の一例を示す図である。
図20の例では、利用者選択画面には、「ユーザ」及び「配送業者」のアイコンが表示されている。
収納装置10の利用者(ユーザ又は配送業者)は、収納装置10の操作部15を操作して、自身のプロフィールに応じて、上記「ユーザ」又は「配送業者」のいずれかのアイコンを選択する。
本例では、ユーザが通知先情報の登録を行うので、「ユーザ」のアイコンが選択される。
ユーザが、上記利用者選択画面において、「ユーザ」のアイコンを選択すると、表示部14は、制御部11による制御のもと、「ユーザの設定メニュー画面」を表示する。
図21は、本発明の第1の実施の形態における「ユーザの設定メニュー画面」の一例を示す図である。
図21の例では、ユーザの設定メニュー画面には、設定可能な事項として「通知先情報の登録/変更」と、「暗証番号の変更」とが表示されている。
ユーザは、収納装置10の操作部15を操作して、上記「通知先情報の登録/変更」または「暗証番号の変更」のいずれか選択して入力する(ステップS101)。
ユーザが、上記ユーザの設定メニュー画面において、「通知先情報の登録/変更」を選択すると(ステップS101/Yes)、表示部14は、制御部11による制御のもと、ユーザの認証情報の入力を促す「認証入力画面」を表示する(ステップS102)。
例えば、ユーザの認証情報は、住戸番号と暗証番号との組み合わせであってもよい。
図22は、本発明の第1の実施の形態における「認証入力画面」の一例を示す図である。
図22の例では、認証入力画面には、認証情報としての住戸番号および暗証番号の入力欄が設けられているとともに、「住戸番号および暗証番号を入力して下さい。」等のメッセージが表示され、ユーザに対してユーザの認証情報の入力を促している。
この場合、ユーザは、操作部15に備えられた各種キーを用いて、上記入力欄に住戸番号および暗証番号を入力する。
または、別の例として、認証入力画面には、「ICカードをリーダにかざして下さい。」等のメッセージが表示され、ユーザに対してユーザの認証情報の入力を促してもよい。
この場合、ユーザは、住戸番号および暗証番号が記録されたICカード(情報記録媒体)を収納装置10の操作部15に備えられたリーダに近距離無線を介して読み込ませるようにしてもよい。
ユーザは、この「認証入力画面」の表示内容に応じて、ユーザの認証情報を収納装置10に入力する(ステップS103)。
制御部11は、住戸DB121を参照し、上記入力されたユーザの認証情報に含まれる住戸番号および暗証番号に基づいてユーザの認証を行う(ステップS104)。
例えば、制御部11は、住戸DB121において、上記住戸番号と暗証番号とが互いに対応付けられて登録されている場合に「認証成功」と判断し、互いに対応付けられて登録されていない場合に「認証失敗」と判断する。
ここで、制御部11は、認証失敗と判断すると(ステップS104/No)、ユーザに対して収納装置10の利用を許可せずに、動作を終了する。
一方、制御部11は、認証成功と判断すると(ステップS104/Yes)、ユーザが通知先情報を登録/変更するための登録/変更コード情報を生成し、表示部14は、その制御部11により生成された登録/変更コード情報を表示する(ステップS105)。
図23は、本発明の第1の実施の形態における収納装置10に表示される登録/変更コード情報の一例を示す図である。
図の例では、登録/変更コード情報は2次元バーコードである。
次に、ユーザは、ユーザ端末30の操作部35を操作し、ユーザ端末30の登録/変更コード情報の読取り機能を起動し、当該登録/変更コード情報を入力する(ステップS106)。
例えば、ステップS106における登録/変更コード情報の入力動作(読取り動作)では、カメラ機能を備えたコード読取部36を用いて登録/変更コード情報を撮像し、その撮像した登録/変更コード情報は表示部34に表示され、制御部31がその撮像された登録/変更コード情報を復号し、通知先情報の登録/変更要求情報を抽出する。
上記抽出された通知先情報の登録/変更要求情報は、例えば、当該通知先情報の仮登録/変更用のwebページのURLであり、表示部34は、その抽出された通知先情報の登録/変更要求情報を表示する(ステップS107)。
ユーザが操作部35を操作して、その表示されたURL(通知先情報の登録/変更要求情報)を選択すると、通信部33は、ネットワーク100に対し当該URLのwebページ(通知先情報の仮登録/変更用のwebページ)の取得要求を行う(ステップS108)。
本実施の形態では、管理サーバ20が、通知先情報の登録/変更に用いられる種々のwebページを配信するwebサーバとして機能するので、ステップS108では、ユーザ端末30の通信部33は、管理サーバ20に対して、通知先情報の仮登録/変更用のwebページの取得要求を送信する。
なお、本実施の形態では、上記のとおり、管理サーバ20がwebサーバとして機能するが、管理サーバ20とは別に、通知先情報の登録/変更に用いられる種々のwebページを配信するwebサーバを設置してもよい。
管理サーバ20の通信部23は、通知先情報の仮登録/変更用のwebページの取得要求をユーザ端末30から受信すると、制御部21は、通知先情報の仮登録/変更用のwebページを情報格納部22から抽出し、通信部23はその抽出されたwebページをユーザ端末30へ送信する(ステップS109)。
ユーザ端末30の通信部33は上記仮登録/変更用のwebページを管理サーバ20から受信すると、表示部34は、その受信したwebページを表示する(ステップS110)。
図24は、本発明の第1の実施の形態における通知先情報の仮登録/変更用webページの表示例を示す図である。
図の例では、仮登録/変更用webページには、通知先情報(例えばメールアドレス)の入力欄と、当該通知先情報の仮登録/変更ボタンとが表示されている。
加えて、図の例では、仮登録/変更用webページには、通知先情報を削除するための削除ボタンが表示されている。
ここでは、ユーザは、新たに通知先情報の登録/変更を行おうとしているので、操作部35を操作して、自身のメールアドレスを上記通知先情報の入力欄に入力し、仮登録/変更ボタンを押下すると、通信部33は、当該ユーザにより入力された通知先情報と上記認証入力画面において入力された住戸番号とともに、通知先情報の仮登録/変更要求を管理サーバ20へ送信する(ステップS111)。
管理サーバ20の通信部23は、上記通知先情報及び当該通知先情報の仮登録/変更要求をユーザ端末30から受信すると、制御部21は正式登録/変更用のURLが記載された情報を情報格納部22から抽出し、通信部23はその抽出された情報をメール等で当該仮登録/変更用のwebページの入力欄に入力された通知先情報の通知先に対して送信する(ステップS112)。
本実施の形態では、ユーザ端末30は、上記仮登録/変更用のwebページの入力欄に入力された通知先情報の通知先へのメール等を受信可能に構成されているとする。
ユーザ端末30は、正式登録/変更用のURLが記載されたメール等を受信すると、表示部34は、当該受信したメール等の内容を表示する(ステップS113)。
図25は、本発明の第1の実施の形態における通知先情報の正式登録/変更用のURLが記載されたメール等の表示例を示す図である。
図の例では、当該メール等には、通知先情報の正式登録/変更用のURLが表示されている。
ユーザは、操作部35を操作して、メール等に表示されている正式登録/変更用のURLを選択すると、通信部33は、当該URLの通知先情報の正式登録/変更用のwebページの取得要求を管理サーバ20へ送信する(ステップS114)。
管理サーバ20は、上記通知先情報の正式登録/変更用のwebページの取得要求をユーザ端末30から受信すると、当該正式登録/変更用のwebページをユーザ端末30へ送信する(ステップS115)。
ユーザ端末30の通信部33は上記正式登録/変更用のwebページを管理サーバ20から受信すると、表示部34は、その受信したwebページを表示する(ステップS116)。
図26は、本発明の第1の実施の形態における通知先情報の正式登録/変更用webページの表示例を示す図である。
図の例では、正式登録/変更用webページには、正式登録/変更ボタンが表示されている。
ユーザは、操作部35を操作して、上記正式登録/変更ボタンを押下すると、通信部33は、上記通知先情報の正式登録/変更要求を管理サーバ20へ送信する(ステップS117)。
管理サーバ20の通信部23は、上記通知先情報の正式登録/変更要求をユーザ端末30から受信すると、制御部21は、ユーザ端末30から受信した通知先情報(仮登録/変更用のwebページの入力欄に入力された通知先情報)を、同じく上記ユーザ端末30から受信した住戸番号に対応付けて住戸DB221に登録/変更する(ステップS118)。
以上で、ユーザによる通知先情報の登録/変更/変更動作は終了する。
ここで、ステップS101の動作に戻り、ユーザが、上記ユーザの設定メニュー画面において、「暗証番号の変更」を選択すると(ステップS101/No)、表示部14は、制御部11による制御のもと、ユーザの認証情報の入力を促す「認証入力画面」を表示する(ステップS131)。
例えば、ユーザの認証情報は、住戸番号と暗証番号との組み合わせであってもよい。
当該認証入力画面は、図22に示す画面と同様であってもよい。
ユーザは、この「認証入力画面」の表示内容に応じて、ユーザの認証情報を収納装置10に入力する(ステップS132)。
ここで、ユーザは、操作部15に備えられた各種キーを用いて、認証入力画面上で住戸番号および暗証番号を入力してもよい。
または、ユーザは、住戸番号および暗証番号が記録されたICカード(情報記録媒体)を収納装置10の操作部15に備えられたリーダに近距離無線を介して読み込ませるようにしてもよい。
制御部11は、住戸DB121を参照し、上記入力されたユーザの認証情報に含まれる住戸番号および暗証番号に基づいてユーザの認証を行う(ステップS133)。
当該認証の方法は、ステップS104と同様である。
ここで、制御部11は、認証失敗と判断すると(ステップS133/No)、ユーザに対して収納装置10の利用を許可せずに、動作を終了する。
一方、制御部11は、認証成功と判断すると(ステップS133/Yes)、ユーザが暗証番号を変更するための変更コード情報を生成し、表示部14は、その制御部11により生成された変更コード情報を表示する(ステップS134)。
当該変更コード情報は、例えば、図2次元バーコードであってもよい。
次に、ユーザは、ユーザ端末30の操作部35を操作し、ユーザ端末30の変更コード情報の読取り機能を起動し、当該変更コード情報を入力する(ステップS135)。
例えば、ステップS135における変更コード情報の入力動作(読取り動作)では、カメラ機能を備えたコード読取部36を用いて変更コード情報を撮像し、その撮像した変更コード情報は表示部34に表示され、制御部31がその撮像された変更コード情報を復号し、暗証番号の変更要求情報を抽出する。
上記抽出された暗証番号の変更要求情報は、例えば、当該暗証番号の仮変更用のwebページのURLであり、表示部34は、その抽出された暗証番号の変更要求情報を表示する(ステップS136)。
ユーザが操作部35を操作して、その表示されたURL(暗証番号の変更要求情報)を選択すると、通信部33は、ネットワーク100に対し当該URLのwebページ(暗証番号の仮変更用のwebページ)の取得要求を行う(ステップS137)。
本実施の形態では、管理サーバ20が、暗証番号の変更に用いられる種々のwebページを配信するwebサーバとして機能するので、ステップS137では、ユーザ端末30の通信部33は、管理サーバ20に対して、暗証番号の仮変更用のwebページの取得要求を送信する。
なお、本実施の形態では、上記のとおり、管理サーバ20がwebサーバとして機能するが、管理サーバ20とは別に、暗証番号の変更に用いられる種々のwebページを配信するwebサーバを設置してもよい。
管理サーバ20の通信部23は、暗証番号の仮変更用のwebページの取得要求をユーザ端末30から受信すると、制御部21は、暗証番号の仮変更用のwebページを情報格納部22から抽出し、通信部23はその抽出されたwebページをユーザ端末30へ送信する(ステップS138)。
ユーザ端末30の通信部33は上記仮変更用のwebページを管理サーバ20から受信すると、表示部34は、その受信したwebページを表示する(ステップS139)。
図27は、本発明の第1の実施の形態における暗証番号の仮変更用webページの表示例を示す図である。
図の例では、仮変更用webページには、変更後の暗証番号の入力欄と、連絡先(本図の例ではメールアドレス)の入力欄と、当該暗証番号の仮変更ボタンとが表示されている。
ここで、ユーザは、操作部35を操作して、仮変更用のwebページの各入力欄に変更後の新規の暗証番号と、連絡先の情報とを入力し、仮変更ボタンを押下すると、通信部33は、当該ユーザにより入力された変更後の新規の暗証番号と上記連絡先の情報とともに、暗証番号の仮変更要求を管理サーバ20へ送信する(ステップS140)。
管理サーバ20の通信部23は、上記新規の暗証番号、連絡先の情報および暗証番号の仮変更要求をユーザ端末30から受信すると、制御部21は正式変更用のURLが記載された情報を情報格納部22から抽出し、通信部23はその抽出された情報をメール等で当該仮変更用のwebページの入力欄に入力された連絡先に対して送信する(ステップS141)。
本実施の形態では、ユーザ端末30は、上記仮変更用のwebページの入力欄に入力された連絡先へのメール等を受信可能に構成されているとする。
ユーザ端末30は、正式変更用のURLが記載されたメール等を受信すると、表示部34は、当該受信したメール等の内容を表示する(ステップS142)。
図28は、本発明の第1の実施の形態における暗証番号の正式変更用のURLが記載されたメール等の表示例を示す図である。
ユーザは、操作部35を操作して、メール等に表示されている正式変更用のURLを選択すると、通信部33は、当該URLの暗証番号の正式変更用のwebページの取得要求を管理サーバ20へ送信する(ステップS143)。
管理サーバ20は、上記暗証番号の正式変更用のwebページの取得要求をユーザ端末30から受信すると、当該正式変更用のwebページをユーザ端末30へ送信する(ステップS144)。
ユーザ端末30の通信部33は上記正式変更用のwebページを管理サーバ20から受信すると、表示部34は、その受信したwebページを表示する(ステップS145)。
図29は、本発明の第1の実施の形態における暗証番号の正式変更用webページの表示例を示す図である。
図の例では、正式変更用webページには、正式変更ボタンが表示されている。
ユーザは、操作部35を操作して、上記正式変更ボタンを押下すると、通信部33は、上記暗証番号の正式変更要求を管理サーバ20へ送信する(ステップS146)。
管理サーバ20の通信部23は、上記暗証番号の正式変更要求をユーザ端末30から受信すると、制御部21は、ユーザ端末30から受信した新規の暗証番号(仮変更用のwebページの入力欄に入力された暗証番号)を、同じく上記ユーザ端末30から受信した住戸番号に対応付けて住戸DB221に登録し、暗証番号の更新(変更)を行う(ステップS147)。
以上で、ユーザによる暗証番号の変更動作は終了する。
上述した例では、ユーザが通知先情報を新規で登録していたが、既に住戸DB221に通知先情報が登録済みの場合は、上記ステップS101~S117の登録動作を実行することにより、通知先情報の更新(変更)を行うことができる。
上記のとおり通知先情報の登録が完了後、配送業者がユーザ宛の配送物を配送し、収納装置10に入庫すると、管理サーバ20は、上記登録された通知先情報の宛先(ユーザのメールアドレス等)に着荷通知を送信する。
また、ユーザ宛の配送物が収納装置10に入庫されてから、ユーザが取出さないまま所定期間が経過すると、管理サーバ20は、当該配送物の取出しを促すために滞留通知を上記登録された通知先情報の宛先へ送信する。
以上のとおり、ユーザは、管理者等に対する申込等の煩雑な作業を行うことなく、ユーザ端末30を携帯し収納装置10の設置場所を訪れるだけで、着荷通知及び滞留通知の宛先である通知先情報を容易に登録し、または変更することが可能となる。
また、ユーザは、管理者等に対する申込等の煩雑な作業を行うことなく、ユーザ端末30を携帯し収納装置10の設置場所を訪れるだけで、収納装置10の収納ボックスを解錠するための暗証番号を容易に変更することが可能となる。
なお、本実施の形態では、通知先情報は電子メールのメールアドレスであったが、ユーザ側に着荷通知及び滞留通知を行うことが可能であるものであれば、これに限定されない。
例えば、通知先情報は、ショートメールの宛先となる電話番号であってもよいし、LINE(登録商標)等のSNSのユーザIDであってもよい。
また、収納装置10が、各種ビル、商業施設または公共施設に設置される場合には、これら各種施設を利用する個人、店舗または企業等がユーザに該当し、当該ユーザは、自身の暗証番号の変更および通知先情報の登録/変更を容易に行うことが可能となる。
(2)管理者による暗証番号の変更動作
上述のとおり、ユーザは、収納装置10及びユーザ端末30を用いて、通知先情報の登録または変更を行い、暗証番号の変更を行うことができる。
一方、管理者は、収納装置10を操作することにより、集合住宅の各住戸に入居中の複数のユーザの暗証番号の変更を行うことができる。
図30は、本発明の第1の実施の形態における収納管理システムによるユーザの暗証番号の変更動作の流れを示すシーケンスチャートである。
以下、本図に沿って、管理者がユーザの暗証番号を変更する際の収納管理システムによる動作について説明する。
まず、管理者は、ユーザの暗証番号の変更の際、管理者専用鍵を携帯して、自身が管理する収納装置10の設置場所を訪れる。
管理者は、管理者専用鍵を収納装置10の入力規制部17bの扉の鍵穴に挿入して解錠すると、扉が開扉して情報入力部17aの操作キーが露出する(ステップS201)。
管理者は、情報入力部17aの操作キーを操作して、暗証番号の変更を行うことを入力すると、表示部14は、暗証番号の変更画面を表示する(ステップS202)。
図31は、本発明の第1の実施の形態における「暗証番号の変更画面」の一例を示す図である。
図31の例では、暗証番号の変更画面には、「暗証番号の変更を行うユーザの居住する住戸の住戸番号の入力欄」と、「変更後の新たな暗証番号の入力欄」とが示されている。
管理者は、収納装置10の操作部15を操作して、画面上の各入力欄に、変更対象のユーザの住戸番号と変更後の暗証番号をそれぞれ入力する(ステップS203)。
次に、制御部11は、住戸DB121において上記入力された住戸番号に対応付けられている暗証番号を、上記入力された新たな暗証番号に更新する(ステップS204)。
次に、通信部13は、上記入力された住戸番号及び暗証番号を管理サーバ20へ送信してユーザの暗証番号の変更を要求する(ステップS205)。
このステップS205における暗証番号の変更要求は、住戸DB121における暗証番号の変更(ステップS204)の直後(例えば数秒後)に実行されてもよいし、所定時間ごと(例えば3時間ごと)に収納装置10から管理サーバ20へ要求するようにしてもよい。
所定時間ごとに暗証番号の変更要求を実行する場合には、複数の暗証番号の変更要求をまとめて行うこともあり得る。
管理サーバ20の通信部23は、暗証番号の変更要求とともに住戸番号及び暗証番号を収納装置10から受信すると、制御部21は、住戸DB221において上記暗証番号の変更要求とともに受信された住戸番号に対応付けられている暗証番号を、上記受信された新たな暗証番号に更新する(ステップS206)。
以上で、管理者によるユーザの暗証番号の変更動作は終了する。
例えば、集合住宅の居住者が引越し等の理由により入れ替わるときは、暗証番号がそのままであれば、もうその住戸に居住していないユーザが収納装置10の収納ボックスを解錠できたり、暗証番号を自由に変更できたりしてしまい、防犯上の問題が生じる。
本実施の形態における収納管理システムでは、上述のとおり、管理者は、管理者専用鍵を用いて、入力規制部17bの扉を解錠し、情報入力部17aを操作することにより、集合住宅の居住者であるユーザの暗証番号の変更を行うことができるので、このような防犯上の問題を容易に解消することが可能となる。
また、収納装置10が、各種ビル、商業施設または公共施設に設置される場合には、ビル等のテナントから店舗または企業が移転等によってそのテナント等の利用者が変更され得る。
この場合にも、同様に、テナント等の利用者であるユーザの暗証番号の変更を行うことができるので、上記のような防犯上の問題を容易に解消することが可能となる。
なお、ステップS202では、管理者は、管理者専用鍵を用いて、入力規制部17bの扉を解錠し、管理者のみが操作を許可されている情報入力部17aの操作キーを操作することにより、ユーザの暗証番号の変更を行っていたが、他の方法により、管理者のみが情報入力部17aの操作キーを操作することができるように管理者操作部17を構成するようにしてもよい。
例えば、管理者は、操作部15を用いて管理者の暗証番号を入力し、制御部11はその入力された暗証番号と情報格納部22に格納されている暗証番号とを照合して認証を行い、認証が成功すると、表示部14が「暗証番号の変更画面」を表示し、管理者がユーザの暗証番号の変更を行うことができるようにしてもよい。
(3)管理者によるweb上における住戸情報の確認・変更動作
管理者は、webを用いて、自身が管理する物件(集合住宅)の住戸情報の確認及び変更を行うことができる。
図32,33は、本発明の第1の実施の形態における収納管理システムによる住戸情報の確認及び変更動作の流れを示すシーケンスチャートである。
以下、本図に沿って、管理者が管理者端末40を用いて管理サーバ20が管理する住戸DB221にアクセスして、住戸情報の確認及び変更を行う際の収納管理システムによる動作について説明する。
まず、管理者は、管理者端末40の操作部45を操作すると、通信部43は、「管理者の認証画面(webページ)」の取得要求を管理サーバ20に対して送信する(ステップS301)。
管理サーバ20の通信部23は、上記管理者の認証画面の取得要求を管理者端末40から受信すると、制御部21は、その管理者の認証画面情報を情報格納部22から抽出し、津深部23は、その抽出された管理者の認証画面情報を管理者端末40へ送信する(ステップS302)。
管理者端末40の通信部43が管理者の認証画面情報を管理サーバ20から受信すると、表示部44は、当該受信した管理者の認証画面情報を表示する(ステップS303)。
図34は、本発明の第1の実施の形態における管理者の認証画面の一例を示す図である。
図に示す例では、管理者の認証画面には、管理者IDの入力欄と、管理者の暗証番号の入力欄とが表示されている。
管理者は、操作部45を操作して、画面上の各入力欄に自身のID及び暗証番号を入力すると、通信部43は、その入力された管理者ID及び暗証番号を管理サーバ20へ送信する(ステップS304)。
管理サーバ20の通信部23は、上記管理者ID及び管理者の暗証番号を管理者端末40から受信すると、制御部21は、情報格納部22に格納されている管理者DB225を参照し、上記受信した管理者IDと暗証番号とが互いに対応付けられて管理者DB225において管理されているか否かを判断して認証を行う(ステップS305)。
ここで、制御部21は、上記受信した管理者IDと暗証番号とが管理者DB225において互いに対応付けられて管理されておらず、認証失敗であると判断した場合には(ステップS305/No)、動作を終了する。
一方、制御部21は、上記受信した管理者IDと暗証番号とが管理者DB225において互いに対応付けられて管理されており、認証成功であると判断した場合には(ステップS305/Yes)、住戸DB221の物件IDを参照し、当該認証が成功した管理者が管理する物件を特定し、当該特定した物件の住戸情報を住戸DB221から抽出し、当該抽出した住戸情報を用いて、住戸管理画面情報を生成する(ステップS306)。
通信部23は、上記生成された住戸管理画面情報を管理者端末40へ送信する(ステップS307)。
管理者端末40の通信部43は、上記住戸管理画面情報を受信すると、表示部44は、当該受信した住戸管理画面情報を表示する(ステップS308)。
図35は、本発明の第1の実施の形態において管理者端末40に表示される住戸管理画面の一例を示す図である。
図に示す例では、住戸管理画面には、当該管理者が管理する物件を示す物件一覧が表示されている。
図の例では、物件一覧には複数の物件名が示されており、各物件には物件詳細ボタンB1が設けられている。
管理者は、情報の確認又は変更を行う物件を物件一覧から選択し、操作部45を用いてその物件の物件詳細ボタンB1を押下すると、当該選択された物件の詳細情報について確認又は変更することが可能となる。
管理者が操作部45を用いて物件詳細ボタンB1を押下すると、通信部43は、当該ボタンB1に対応する物件の詳細情報が示された物件詳細画面の取得要求を管理サーバ20へ送信する(ステップS309)。
この物件詳細画面の取得要求には、当該押下されたボタンB1に対応した物件の物件IDが含まれる。
管理サーバ20の通信部23が上記物件詳細画面の取得要求を管理者端末40から受信すると、制御部21は、住戸DB221を参照し、当該取得要求に含まれる物件IDに対応付けられている物件の詳細な住戸情報を住戸DB221から抽出し、当該抽出した詳細な住戸情報を用いて、物件詳細画面情報を生成する(ステップS310)。
通信部23は、上記生成された物件詳細画面情報を管理者端末40へ送信する(ステップS311)。
管理者端末40の通信部43は、上記物件詳細画面情報を受信すると、表示部44は、当該受信した物件詳細画面情報を表示する(ステップS312)。
図36は、本発明の第1の実施の形態において管理者端末40に表示される物件詳細画面の一例を示す図である。
図に示す例では、物件詳細画面には、物件の名称等を含む物件基本情報と、当該物件内の住戸を示す住戸一覧とが表示されている。
図の例では、物件基本情報には、物件名称と、当該物件の所在地情報とが含まれている。
図の例では、住戸一覧には、各住戸の住戸番号(部屋番号)と、現在住戸に入居中か否かといった現状を示す住戸ステータスと、ユーザ(居住者)の個人情報とが含まれる。
また、各住戸の情報には、住戸詳細ボタンB2が設けられている。
管理者は、情報の確認又は変更を行う住戸を住戸一覧から選択し、操作部45を用いてその住戸の住戸詳細ボタンB2を押下すると、当該押下されたボタンB2により選択された住戸の詳細情報について確認又は変更することが可能となる。
管理者が操作部45を用いて住戸詳細ボタンB2を押下すると、通信部43は、当該ボタンに対応する住戸の詳細情報が示された住戸詳細画面の取得要求を管理サーバ20へ送信する(ステップS313)。
この住戸詳細画面の取得要求には、当該押下されたボタンB2に対応した住戸の住戸IDが含まれる。
管理サーバ20の通信部23が上記住戸詳細画面の取得要求を管理者端末40から受信すると、制御部21は、住戸DB221を参照し、当該取得要求に含まれる住戸IDに対応付けられている住戸の詳細な住戸情報を住戸DB221から抽出し、当該抽出した詳細な住戸情報を用いて、住戸詳細画面情報を生成する(ステップS314)。
通信部23は、上記生成された住戸詳細画面情報を管理者端末40へ送信する(ステップS315)。
管理者端末40の通信部43は、上記住戸詳細画面情報を受信すると、表示部44は、当該受信した住戸詳細画面情報を表示する(ステップS316)。
図37は、本発明の第1の実施の形態において管理者端末40に表示される住戸詳細画面の一例を示す図である。
図に示す例では、住戸詳細画面には、
各住戸の住戸番号(部屋番号)と、現在住戸に入居中か否かといった現状を示す住戸ステータスと、ユーザ(居住者)の個人情報と、当該住戸に居住するユーザが収納装置10を解錠する際に入力が必要なユーザの暗証番号と、住戸詳細画面上の情報を変更するための編集ボタンB3と、物件詳細画面を再度表示するための戻るボタンB4とが含まれる。
図32の例では、ユーザの個人情報として、ユーザの氏名および連絡先(通知先情報)が示されている。
管理者は、住戸詳細画面に表示されている情報を変更する場合には、操作部45を操作して、住戸詳細画面上の編集ボタンB3を押下すると、住戸詳細画面上の住戸ステータス、ユーザ(居住者)の個人情報及びユーザの暗証番号の各項目を変更することが可能となる。
上記編集ボタンB3を押下すると、編集ボタンB3の代わりに決定ボタンが表示される。
管理者は、操作部45を用いて、これら項目のうち変更する項目について変更後の内容を入力する(ステップS317)。
管理者は、操作部45を用いて、上記変更後の内容を入力後に決定ボタンを押下すると、変更が完了し、決定ボタンの代わりに編集ボタンB3が再度表示される。
管理者端末40の通信部43は、上記変更後の内容を示す情報を管理サーバ20へ送信する(ステップS318)。
管理サーバ20の通信部23は、上記変更後の内容を示す情報を管理者端末40から受信すると、制御部21は、当該上記変更後の内容を示す情報を住戸DB221に書き込んで、住戸情報の変更を行う(ステップS319)。
以上で、管理者によるweb上における住戸情報の確認・変更動作は終了する。
上述のとおり、住戸詳細画面には、各住戸の住戸番号(部屋番号)と、住戸ステータスと、ユーザ(居住者)の個人情報(通知先情報を含む)と、ユーザの暗証番号とが表示されるので、管理者は、各住戸の居住状況及び居住者(ユーザ)の各情報を容易に確認することが可能となる。
また、管理者は、住戸詳細画面上の各情報を容易に登録又は変更することが可能となる。
例えば、ユーザ(居住者)が集合住宅から引っ越して行った場合、又は新たにユーザ(居住者)が入居して来た場合、管理者は、住戸詳細画面上で各情報を更新して各住戸における現状を正確に管理することができる。
また、ユーザ(居住者)が集合住宅から引っ越して行った場合には、防犯上、元居住者が収納装置10を解錠できなくする必要がある。
この場合、管理者は、上記住戸詳細画面上で、ユーザの暗証番号の変更を行って、元居住者による収納装置10の解錠を容易に規制することが可能となる。
また、収納装置10が、各種ビル、商業施設または公共施設に設置される場合には、これら各種施設を利用する個人、店舗または企業等がユーザに該当し、ユーザが利用する専有部は住戸の代わりにテナントまたはその他、ユーザの利用エリアとなり、管理者は、これら各種ビル、商業施設または公共施設を管理する。
当該管理者は、各施設における各専用部(テナント等)の情報(住戸情報に該当)および利用者(ユーザ)の各情報を容易に確認し、変更することが可能となる。
例えば、上記各専有部の情報には、各専有部の利用状況(利用中/空き)等の情報が含まれる。
(4)配送物の入庫時の着荷通知動作
上述のとおり、配送業者の配送業務担当者がユーザ(居住者)宛ての配送物を収納装置10に入庫すると、収納管理システムは、ユーザ端末30に対し着荷通知を行う。
図38,39は、本発明の第1の実施の形態における収納管理システムによる着荷通知動作の流れを示すシーケンスチャートである。
以下、本図に沿って、配送業者がユーザ宛の配送物を収納装置10に入庫した際の収納管理システムによるユーザに対する着荷通知動作を説明する。
配送業務担当者は、配送物を持って、収納装置10の設置場所を訪れる。
収納装置10の表示部14には、「利用者選択画面」(図20)が表示されている(ステップS401)。
図20の例では、利用者選択画面には、「ユーザ」及び「配送業者」のアイコンが表示されている。
収納装置10の利用者(ユーザ又は配送業者)は、収納装置10の操作部15を操作して、自身のプロフィールに応じて、上記「ユーザ」又は「配送業者」のいずれかのアイコンを選択する。
本例では、配送業者の配送業務担当者が配送物を入庫するので、配送業務担当者は「配送業者」のアイコンを選択する(ステップS402)。
配送業務担当者が、上記利用者選択画面において、「配送業者」のアイコンを選択すると、表示部14は、制御部11による制御のもと、物品の「入庫」又は「取出し」のいずれを行うかを入力するための「目的入力画面」を表示する(ステップS403)。
本例では、配送業務担当者は、ユーザ宛の配送物を収納装置10に入庫するので、操作部15を用いて「入庫」を選択するとともに、配送物の伝票に記載された宛先を参照し、その宛先の住戸番号(部屋番号)を入力する(ステップS404)。
制御部11は、目的入力画面において「入庫」が選択され、住戸番号が入力されたと判断すると、収納ボックスDB122の各収納ボックスの使用状況を参照し、現在、未使用の収納ボックスがあるか否かを判断する(ステップS405)。
ここで、制御部11は、現在、使用可能な収納ボックスがないと判断すると(ステップS405/No)、配送業務担当者は物品を収納ボックスに入庫することができないので、動作を終了する。
一方、制御部11は、現在、使用可能な収納ボックスがあると判断すると(ステップS405/Yes)、収納ボックスDB122を参照して収納ボックスの使用状況の情報を抽出し、収納ボックスの使用状況を示す画面情報を生成し、当該生成した収納ボックスの使用状況を示す画面情報を表示部14に表示させる(ステップS406)。
図40は、本発明の第1の実施の形態における収納ボックスの使用状況を示す画面情報の一例を示す図である。
図に示す例では、収納装置10の収納ボックスのうち、現時点で入庫可能な収納ボックスと、現時点で入庫中であって入庫不可能な収納ボックスとを異なる色で示し、配送業務担当者がどの収納ボックスに物品を入庫可能かがわかるようになっている。
配送業務担当者は、表示部14に表示された収納ボックスの使用状況を示す画面情報の内容を確認し、操作部15を操作して、入庫可能な収納ボックスのうち任意の収納ボックスを選択する(ステップS407)。
制御部11は、配送業務担当者により選択された収納ボックスを解錠する(ステップS408)。
配送業務担当者は、配送物を解錠された収納ボックスに入庫し、閉扉すると、制御部11は、当該配送物が入庫された収納ボックスを施錠する(ステップS409)。
次に、収納装置10の制御部11は、今回の配送物の入庫履歴を利用履歴DB124に記録するとともに、収納ボックスDB122の該当する収納ボックスのステータスを「未使用」から「使用中」に更新する(ステップS410)。
ここで記録される入庫履歴は、例えば、入庫された収納ボックスのボックス番号、日時、宛先の住戸番号・物件ID、入庫した利用者(配送業者)等である。
次に、収納装置10の通信部13は、上記生成された入庫履歴を管理サーバ20へ送信する(ステップS411)。
なお、ステップS411において、収納装置10が入庫履歴を管理サーバ20へ送信するタイミングは、特に限定されない。
例えば、収納装置10は、入庫履歴を1つ生成するごとに管理サーバ20へ送信してもよいし、生成した入庫履歴を一旦情報格納部12に蓄積し、所定時間経過後に、蓄積した1以上の入庫履歴をまとめて管理サーバ20へ送信するようにしてもよい。
管理サーバ20の通信部23は入庫履歴を収納装置10から受信すると、制御部21は、入庫履歴を利用履歴DB224に記録するとともに、収納ボックスDB222の該当する収納ボックスのステータスを「未使用」から「使用中」に更新する(ステップS412)。
また、このとき、制御部21は、収納ボックスDB222において該当する収納ボックスの項目に入庫時期を記録する。
次に、制御部21は、住戸DB221を参照し、上記受信された入庫履歴に含まれる住戸番号及び物件IDに対応付けられたユーザIDを抽出し、入庫された配送物の宛先のユーザ(居住者)を特定し、当該ユーザの通知先情報(メールアドレス等)を住戸DB221から抽出する。
そして、制御部21は、抽出した通知先情報を宛先として、上記収納装置10にユーザ宛の配送物が入庫されたことを示す着荷通知を生成する(ステップS413)。
次に、管理サーバ20の通信部23は、上記生成された着荷通知を上記通知先情報の宛先のユーザ端末30へ送信する(ステップS414)。
ユーザ端末30は、着荷通知を管理サーバ20から受信すると、当該受信した着荷通知を表示する(ステップS415)。
着荷通知には、ユーザ宛の配送物が入庫された収納装置10の設置位置、入庫時期等の各情報が含まれている。
ユーザは、その着荷通知の内容を確認して、自身宛の配送物が入庫された収納装置10の設置位置を訪れ、収納装置10から配送物を取り出す。
収納装置10は、ユーザが配送物を取出した際、その旨の履歴である取出し履歴を管理サーバ20へ送信する。
管理サーバ20は、その取出し履歴を利用履歴DB224に記録するとともに、当該取出し履歴に基づいて、収納ボックスDB222の該当する収納ボックスのステータスを「使用中」から「未使用」に更新する。
以上説明したように、管理サーバ20は、収納装置10にユーザ宛の配送物が入庫されると、住戸DB221に登録されているユーザの通知先情報を宛先とする着荷通知を該当ユーザのユーザ端末30へ送信するので、ユーザは、自身宛の配送物が収納装置10に入庫されたことを容易に把握することが可能となる。
また、上述のとおり、ユーザはその通知先情報を収納装置10を用いて自身の希望する内容に容易に変更することができるので、着荷通知を確実に受取ることが可能となる。
また、収納装置10が、各種ビル、商業施設または公共施設に設置される場合には、これら各種施設を利用する個人、店舗または企業等がユーザに該当し、当該ユーザが自身宛の配送物が収納装置10に入庫されたことを容易に把握することが可能となる。
(5)滞留通知動作
上記のとおりユーザ宛の配送物が収納装置10に入庫されると、管理サーバ20はユーザ端末30へ着荷通知を送信するが、ユーザがそのまま配送物を取出さないまま所定期間(例えば3日間)経過した場合には、ユーザに対し配送物の取出しを促す滞留通知をユーザ端末30へ送信する。
図41は、本発明の第1の実施の形態における収納管理システムによる滞留通知動作の流れを示すシーケンスチャートである。
以下、本図に沿って、配送業者がユーザ宛の配送物を収納装置10に入庫後の収納管理システムによるユーザに対する滞留通知動作を説明する。
管理サーバ20の制御部21は、収納ボックスDB222を参照し、配送物が取出されないまま入庫時期から所定期間が経過した収納ボックスを検索する(ステップS501)。
当該検索処理は、例えば1日ごと等、所定期間ごとに実行されるようにしてもよい。
制御部21は、配送物が取出されないまま入庫時期から所定期間が経過した収納ボックスがない場合には(ステップS502/No)、管理サーバ20が滞留通知を行う必要がないと判断し、滞留通知を行うことなく動作を終了する。
一方、制御部21は、配送物が取出されないまま入庫時期から所定期間が経過した収納ボックスがある場合には(ステップS502/Yes)、管理サーバ20が滞留通知を行う必要があると判断し、収納ボックスDB222を参照し、当該収納ボックスに収納されている配送物の宛先のユーザの住戸番号を特定する(ステップS503)。
次に、制御部21は、住戸DB221を参照し、上記特定した住戸番号のユーザの通知先情報を抽出し、抽出した通知先情報を宛先として、上記収納装置10にユーザ宛の配送物が入庫された後に取り出されないまま所定期間が経過し、当該配送物の取出しを促すことを示す滞留通知を生成する(ステップS504)。
次に、管理サーバ20の通信部23は、上記生成された滞留通知を上記通知先情報の宛先のユーザ端末30へ送信する(ステップS505)。
ユーザ端末30は、滞留通知を管理サーバ20から受信すると、当該受信した滞留通知を表示する(ステップS506)。
滞留通知には、ユーザ宛の配送物が入庫された収納装置10の設置位置、入庫時期、入庫されてから経過した期間等の各情報が含まれている。
ユーザは、その滞留通知の内容を確認して、自身宛の配送物が入庫された収納装置10の設置位置を訪れ、収納装置10から配送物を取り出す。
収納装置10は、ユーザが配送物を取出した際、その旨の履歴である取出し履歴を管理サーバ20へ送信する。
管理サーバ20は、その取出し履歴を利用履歴DB224に記録するとともに、当該取出し履歴に基づいて、収納ボックスDB222の該当する収納ボックスのステータスを「使用中」から「未使用」に更新する。
以上説明したように、管理サーバ20は、収納装置10にユーザ宛の配送物が入庫され、取り出されないまま所定期間が経過すると、住戸DB221に登録されているユーザの通知先情報を宛先とする滞留通知を該当ユーザのユーザ端末30へ送信するので、ユーザは、自身宛の配送物が収納装置10に収納されていることを失念することなく、当該配送物を取出すことが可能となる。
また、収納装置10の管理者からの視点では、収納ボックス内の配送物が取り出されるまでの期間を短縮できるので、収納装置10の収納ボックスが全て使用中のために新たに使用不可能となることを防止し、収納ボックスの有効活用が可能となる。
また、上述のとおり、ユーザはその通知先情報を収納装置10を用いて自身の希望する内容に容易に変更することができるので、滞留通知を確実に受取ることが可能となる。
また、収納装置10が、各種ビル、商業施設または公共施設に設置される場合には、これら各種施設を利用する個人、店舗または企業等がユーザに該当し、当該ユーザが自身宛の配送物が収納装置10に収納されていることを失念することなく、当該配送物を取出すことが可能となる。
<実施の形態のまとめ>
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態における収納管理システムによれば、収納装置10はユーザの通知先情報を登録又は変更するための登録コード情報を表示し、ユーザ端末30はその表示された登録コード情報を読取ると、通知先情報の登録又は変更のためのwebページにアクセス可能となるので、ユーザは、着荷通知及び滞留通知の通知先である通知先情報を容易に登録又は変更することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、管理者は、収納装置10を操作して、または管理者端末40を用いてweb上で、自身が管理する集合住宅の各住戸の情報および各居住者(ユーザ)の情報を確認し、あるいは変更を行うことができる。
例えば、居住者が集合住宅から引っ越した際等には、居住者が収納装置10を使用する際に入力する暗証番号および住戸ステータス等を変更することにより、元居住者が不当に収納装置10を使用することを防止することが可能となる。
上述のとおり、ユーザの暗証番号および通知先情報は、ユーザ側または管理者側のいずれにおいても登録または変更可能であるが、最後に変更された内容が有効となる。
上記の収納装置10、管理サーバ20、ユーザ端末30および管理者端末40は、主にCPUとメモリにロードされたプログラムによって実現される。ただし、それ以外の任意のハードウェアおよびソフトウェアの組合せによってこの装置またはサーバを構成することも可能であり、その設計自由度の高さは当業者には容易に理解されるところである。
また、上記の収納装置10、管理サーバ20、ユーザ端末30、または管理者端末40をソフトウェアモジュール群として構成する場合、このプログラムは、光記録媒体、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、または半導体等の記録媒体に記録され、上記の記録媒体からロードされるようにしてもよいし、所定のネットワークを介して接続されている外部機器からロードされるようにしてもよい。
なお、上記の実施の形態は本発明の好適な実施の一例であり、本発明の実施の形態は、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能となる。
第1の実施の形態では、主として、収納装置10が集合住宅に設置され、ユーザがその集合住宅の居住者である場合について説明したが、上述のとおり、収納装置10は、集合住宅の他、各種ビル、商業施設または公共施設に設置され、ユーザは、これら各施設のテナント等を利用する個人、店舗または企業であってもよい。
10 収納装置
11,21,31,41 制御部
12,22,32,42 情報格納部
13,23,33,43 通信部
14,34,44 表示部
15,35,45 操作部
16 収納部
17 管理者操作部
17a 情報入力部
17b 入力規制部
161~164 収納ボックス
20 管理サーバ
30 ユーザ端末
40 管理者端末
100 ネットワーク
121,221 住戸DB
122,222 収納ボックスDB
123,223 配送業者DB
124,224 利用履歴DB
225 管理者DB
B1 物件詳細ボタン
B2 住戸詳細ボタン
B3 編集ボタン
B4 戻るボタン

Claims (7)

  1. 集合住宅、ビル、商業施設または公共施設に設置され、配送物を一時的に収納する収納装置と、
    前記収納装置における収納に関する情報を管理する管理サーバと、
    前記配送物を受取るまたは発送するユーザにより操作されるユーザ端末とを有する収納管理システムであって、
    前記収納装置は、
    前記ユーザの認証情報を入力し、該入力したユーザの認証情報に基づいて認証を行い、該ユーザの認証が成功すると、第1のコード情報を表示し、
    前記ユーザ端末は、
    前記表示された第1のコード情報を入力し、該入力した第1のコード情報に基づいた情報および通知先情報を前記管理サーバへ送信し、
    前記管理サーバは、
    前記第1のコード情報に基づいた情報および前記通知先情報を前記ユーザ端末から受信すると、前記ユーザ宛の配送物が前記収納装置に収納後に前記ユーザ宛に送信される情報の通知先として、前記受信した通知先情報を登録、または該通知先情報に変更することを特徴とする収納管理システム。
  2. 前記管理サーバは、
    前記収納装置における収納状況に関する情報を該収納装置から受信し、該収納状況が前記収納装置に前記配送物が入庫されたというものである場合、該入庫の通知(着荷通知)を前記登録したユーザの連絡先へ送信し、
    前記収納状況が前記収納装置に前記配送物が入庫されてから所定期間経過したというものである場合、該経過の通知(滞留通知)を前記登録したユーザの連絡先へ送信することを特徴とする請求項1記載の収納管理システム。
  3. 集合住宅、ビル、商業施設または公共施設に設置され、配送物を一時的に収納する収納装置と、
    前記収納装置における収納に関する情報を管理する管理サーバと、
    前記配送物を受取るまたは発送するユーザにより操作されるユーザ端末とを有する収納管理システムであって、
    前記収納装置は、
    前記ユーザの認証情報を入力し、該入力したユーザの認証情報に基づいて認証を行い、該ユーザの認証が成功すると、第2のコード情報を表示し、
    前記ユーザ端末は、
    前記表示された第2のコード情報を入力し、該入力した第2のコード情報に基づいた情報およびユーザの更新認証情報を前記管理サーバへ送信し、
    前記管理サーバは、
    前記第2のコード情報に基づいた情報および前記ユーザの更新認証情報を前記ユーザ端末から受信すると、自身に登録されている前記ユーザの認証情報を前記受信したユーザの更新認証情報に変更することを特徴とする収納管理システム。
  4. 前記収納装置は、前記収納装置の使用を管理する管理者に制限して操作が可能である管理者操作部を有し、
    前記管理者により前記管理者操作部が奏されると、前記ユーザの認証情報の変更要求を前記管理サーバに送信し、
    前記管理サーバは、
    前記変更要求を前記収納装置から受信すると、該受信した変更要求に基づいて、該当する前記ユーザの認証情報の変更を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の収納管理システム。
  5. 前記収納装置の使用を管理する管理者により操作される管理者端末をさらに有し、
    前記管理者端末は、
    前記ユーザの認証情報の変更要求を前記管理サーバに送信し、
    前記管理サーバは、
    前記変更要求を前記管理者端末から受信すると、該受信した変更要求に基づいて、該当する前記ユーザの認証情報の変更を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の収納管理システム。
  6. 前記収納装置の使用を管理する管理者により操作される管理者端末をさらに有し、
    前記管理者端末は、
    前記登録されたユーザの通知先の情報の変更要求を前記管理サーバに送信し、
    前記管理サーバは、
    前記変更要求を前記管理者端末から受信すると、該受信した変更要求に基づいて、該当する前記通知先情報の変更を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の収納管理システム。
  7. 前記収納装置の使用を管理する管理者により操作される管理者端末をさらに有し、
    前記管理者端末は、
    前記集合住宅、ビル、商業施設または公共施設における各専有部の入居状況または利用状況の情報の変更要求を前記管理サーバに送信し、
    前記管理サーバは、
    前記変更要求を前記管理者端末から受信すると、該受信した変更要求に基づいて、該当する前記集合住宅における各住戸の入居状況の情報の変更を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の収納管理システム。
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