JPH1099186A - 共同利用宅配受け取り装置 - Google Patents

共同利用宅配受け取り装置

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JPH1099186A
JPH1099186A JP25577896A JP25577896A JPH1099186A JP H1099186 A JPH1099186 A JP H1099186A JP 25577896 A JP25577896 A JP 25577896A JP 25577896 A JP25577896 A JP 25577896A JP H1099186 A JPH1099186 A JP H1099186A
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JP
Japan
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date
home delivery
time
delivery box
delivery
Prior art date
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Pending
Application number
JP25577896A
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English (en)
Inventor
Yasuko Yamamoto
泰子 山本
Takashi Sakuma
崇 佐久間
Akihiko Hiroishi
昭彦 広石
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受取人に荷物が届いた日時を特定して知らせ
ることのできる共同利用宅配受け取り装置を提供するこ
と。 【解決手段】 宅配荷物受け入れ用の共同利用型の宅配
ボックス(8)と、各戸毎に設けられた錠付きメールボ
ックス(9)を備え、宅配荷物の受取人を特定するため
の受取人の住居番号を入力する設定入力部(13)と、
設定入力部(13)によって入力した住居番号を表示す
る入力番号表示部(12)とが宅配ボックス(8)に備
えられた宅配受け取り装置であって、宅配ボックス
(9)に、日時を計時するタイマー(23)と、宅配荷
物の納まった宅配ボックス(8)の扉(26)が施錠さ
れたことを検知してその日時をタイマー(23)から読
み取って記憶する施錠検知日時記憶回路(7)と、施錠
検知日時記憶回路(7)から日時を読み取って表示する
投函日時表示部(6)と、を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、共同利用宅配受け
取り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】不在時にも宅配便の受け取りを可能とす
るための宅配ボックスが使用に供されているが、集合住
宅に設置する場合、各戸毎に宅配ボックスを設けたので
は戸数によってはとても設置スペースを確保できない上
に、宅配ボックスの使用頻度はメールボックスと異なっ
てさほど多くないことから、集合住宅用には共同利用型
の宅配ボックスを設置することがなされている。
【0003】従来は、図5に示すように、複数の宅配ボ
ックス(8)を並べて設けてはあるが、その数は戸数と
比べればかなり少なくなっている。そして、どの宅配ボ
ックス(8)にどの戸(住居番号)宛の荷物を投函した
かを入力するためのテンキー型の設定入力部(13)
と、入力結果を表示する入力番号表示部(12)と、宅
配業者が伝票に捺印を受けるための捺印装置(3)と、
その宅配ボックス(8)の扉(26)を解錠するための
解錠部(19)を備えた制御部(20)が併設されてい
る。
【0004】宅配業者は開いている宅配ボックス(8)
に荷物を投函して扉(26)を閉めると自動的に施錠さ
れるようになっている。そして、設定入力部(13)で
荷物を投函した宅配ボックス(8)のアドレスと受取人
の住居番号とを入力すれば、表面に出ている入力番号表
示部(12)に住居番号と宅配ボックス(8)のアドレ
スとが対応した表示がされ、捺印装置(3)に伝票を挿
入すれば、伝票への捺印が行われるようになっている。
この捺印は集合住宅名と住居番号との印字で代用される
ことが多く、また、捺印と同時に荷物の届いた日時を印
字するものもあった。また、制御部(20)に全操作記
録を記憶させ、共同利用宅配受け取り装置の管理者が該
当する宅配物の届いた日時を検索することで荷物の届い
た日時を特定するものもあった。
【0005】また、受取人が表面に出ている入力番号表
示部(12)を見て、自分宛への荷物があることを知っ
て、解錠部(19)に解錠キーを差し込むと、集中的に
宅配ボックスの管理制御を行っている制御部(20)は
解錠キーに記録された住居番号に対応した宅配ボックス
(8)の解錠を行い、荷物の取り出しを可能としてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、各戸
毎の住人は自分宛の荷物が宅配ボックス(8)にいつ届
いたかを知ることがなかなか困難であり、このため、配
達期日や時間指定のある荷物が指定の期日に配達された
か否かといったトラブルが住人と宅配業者との間で発生
するという恐れがあり、また、在宅中にも関わらず、戸
口まで配達しないで宅配ボックス(8)に荷物を納める
場合があった時でも荷物の届いた日時を特定できないた
め、宅配業者に対して、苦情を言うことがなかなかでき
ない場合があった。
【0007】本発明は上記事由に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、受取人に荷物が届い
た日時を特定して知らせることのできる共同利用宅配受
け取り装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
共同利用宅配受け取り装置は、宅配荷物受け入れ用の共
同利用型の宅配ボックスと、各戸毎に設けられた錠付き
メールボックスを備え、宅配荷物の受取人を特定するた
めの受取人の住居番号を入力する設定入力部と、設定入
力部によって入力した住居番号を表示する入力番号表示
部とが宅配ボックスに備えられた宅配受け取り装置であ
って、日時を計時するタイマーと、宅配荷物の納まった
宅配ボックスの扉が施錠されたことを検知してその日時
をタイマーから読み取って記憶する施錠検知日時記憶回
路と、施錠検知日時記憶回路から日時を読み取って表示
する投函日時表示部と、を設けてなるものである。この
ように、日時を計時するタイマーと、宅配荷物の納まっ
た宅配ボックスの扉が施錠されたことを検知してその日
時をタイマーから読み取って記憶する施錠検知日時記憶
回路と、施錠検知日時記憶回路から日時を読み取って表
示する投函日時表示部を設けたので、宅配業者が宅配ボ
ックスへ荷物を届けると自動的にその日時を表示される
ようになり、荷物の受取人は配達期日や時間指定のある
荷物が指定の期日に配達されたか否かといったことが明
確にできるようになり、住人と宅配業者との間でトラブ
ルが発生する恐れがなくなる。また、在宅中にも関わら
ず、戸口まで配達しないで宅配ボックスに荷物を納める
場合があった時でも荷物の届いた日時を特定できるの
で、宅配業者に対して、苦情を言うことができるように
なる。
【0009】本発明の請求項2に係る共同利用宅配受け
取り装置は、請求項1において、宅配ボックスに、施錠
を検知する手段を有する施錠部と、上記タイマーと、上
記施錠検知日時記憶回路と、上記投函日時表示部と、を
設けたことを特徴とするものである。こうすることによ
り、上記効果に加えて、宅配ボックスに、施錠を検知す
る手段を有する施錠部と、タイマーと、施錠検知日時記
憶回路と、投函日時表示部と、を設けたので、その宅配
ボックスに荷物が届いたままで長時間放置されている場
合、集合住宅の管理者がそのことを知ることができ、そ
の荷物の受取人に荷物の到着を伝えることができるよう
になる。
【0010】本発明の請求項3に係る共同利用宅配受け
取り装置は、請求項1において、荷物の受取人に荷物の
入った宅配ボックスを知らせるためのボックス特定表示
部とともに、上記投函日時表示部を、各戸毎に設けられ
た錠付きのメールボックス内に配置したことを特徴とす
るものである。こうすることにより、上記効果に加え
て、荷物の受取人に荷物の入った宅配ボックスを知らせ
るのボックス特定表示部とともに、上記投函日時表示部
を、各戸毎に設けられた錠付きのメールボックス内に配
置したので、受取人は日常的に投函物の有無を確認して
いる自分専用の錠付きのメールボックスを開けた際に、
メールボックス内のボックス特定表示部とともに、投函
日時表示部を見てメールボックスですぐに自分宛に荷物
が到着していることが分かるようになるとともに、その
日時をも知ることができるようになり、荷物の受け取り
忘れなどがなくなる。
【0011】本発明の請求項4に係る共同利用宅配受け
取り装置は、請求項1乃至3のいずれかにおいて、各戸
毎に設けられたメールボックスに荷物の受け取り捺印用
の捺印装置が各々設けられていることを特徴とするもの
である。こうすることにより、上記効果に加えて、荷物
の受け取り捺印用の捺印装置が各戸毎に設けられたメー
ルボックスに各々設けられているので、捺印を各戸毎に
受けることができると同時に、各戸の住人が自分の印鑑
を管理することができるようになる。
【0012】本発明の請求項5に係る共同利用宅配受け
取り装置は、請求項1乃至4のいずれかにおいて、宅配
ボックスに備えられた扉が各戸毎に設定された暗証番号
を設定入力部で入力することにより解錠されるものであ
ることを特徴とするものである。こうすることにより、
上記効果に加えて、宅配ボックスに備えられた扉が各戸
毎に設定された暗証番号を設定入力部で入力することに
より解錠されるものであるので、解錠のためのキーが不
要となり、キーを持ち歩く必要がなくなる。
【0013】本発明の請求項6に係る共同利用宅配受け
取り装置は、請求項1乃至5のいずれかにおいて、宅配
ボックスに備えられた扉は配達作業終了時に閉めると自
動的に施錠されるものであることを特徴とするものであ
る。こうすることにより、上記効果に加えて、扉は配達
作業終了時に閉めると自動的に施錠されるものであるの
で、宅配業者が施錠のためのキーを持ち歩く必要がなく
なる。
【0014】本発明の請求項7に係る共同利用宅配受け
取り装置は、請求項1乃至6のいずれかにおいて、宅配
ボックス管理制御ブロックを宅配ボックスに設けるとと
もに、メールボックス管理制御ブロックを各メールボッ
クス毎に設け、アドレス設定がなされた宅配ボックス管
理制御ブロックと、住居番号設定がなされた各メールボ
ックス管理制御ブロックとを信号線で接続して分散制御
システムを構成することを特徴とするものである。こう
することにより、上記効果に加えて、宅配ボックス管理
制御ブロックを宅配ボックスに設けるとともに、メール
ボックス管理制御ブロックを各メールボックス毎に設
け、アドレス設定がなされた宅配ボックス管理制御ブロ
ックと、住居番号設定がなされた各メールボックス管理
制御ブロックとを信号線で接続して分散制御システムを
構成しているので、どれかのメールボックス管理制御ブ
ロックに故障が生じても、他のメールボックス管理制御
ブロックは使用でき、宅配ボックスが使用できなくなる
ことがなくなり、共同利用宅配受け取り装置全体を修理
に出す必要がなく、その故障したメールボックス管理制
御ブロックを修理に出すだけで済むようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
沿って説明していく。図1から図4は請求項1、2、
4、5、6、7に係る本発明の第一の実施形態を示す図
である。本実施形態は、宅配荷物受け入れ用の共同利用
型の宅配ボックス(8)と、各戸毎に設けられた錠付き
メールボックス(9)を備え、宅配荷物の受取人を特定
するための受取人の住居番号を入力する設定入力部(1
3)と、設定入力部(13)によって入力した住居番号
を表示する入力番号表示部(12)とが宅配ボックス
(8)に備えられた宅配受け取り装置であって、宅配ボ
ックス(9)に、日時を計時するタイマー(23)と、
宅配荷物の納まった宅配ボックス(8)の扉(26)が
施錠されたことを検知してその日時をタイマー(23)
から読み取って記憶する施錠検知日時記憶回路(7)
と、施錠検知日時記憶回路(7)から日時を読み取って
表示する投函日時表示部(6)と、を設け、施錠を検知
する手段を有する施錠部(14)と、各戸毎に設けられ
たメールボックス(9)に荷物の受け取り捺印用の捺印
装置(3)が各々設けられ、宅配ボックス(8)に備え
られた扉(26)が各戸毎に設定された暗証番号を設定
入力部(13)で入力することにより解錠されるもので
あり、かつ、扉(26)は配達作業終了時に閉めると自
動的に施錠されるものであり、宅配ボックス管理制御ブ
ロック(C)を宅配ボックス(8)に設けるとともに、
メールボックス管理制御ブロック(A)を各メールボッ
クス(9)毎に設け、アドレス設定がなされた宅配ボッ
クス管理制御ブロック(C)と、住居番号設定がなされ
た各メールボックス管理制御ブロック(A)とを信号線
で接続して分散制御システムを構成するものである。
【0016】さらに詳しく説明すると、戸数分が用意さ
れたメールボックス(9)の下方に戸数より少ない数の
宅配ボックス(8)が設けられている。メールボックス
(9)は図中左上の三角形をなす部分を除くスペースが
郵便物等が投函される投函スペースとなっており、投函
口(24)を備えたメールボックス扉(25)も上記三
角形スペースを除いた投函スペースに対して開閉自在に
設けられている。また、メールボックス扉(25)の表
面には住居番号を表示する住居番号表示部(27)が備
えられており、また、メールボックス扉(25)の解錠
施錠のための錠部(10)が設けられている。また、メ
ールボックス(9)の左上の三角形スペースには、捺印
装置(3)と、荷物が到着していることを示すための発
光ランプのような荷物到着表示部(2)と、伝票に捺印
するために伝票を差し込む伝票差込口(18)が設置さ
れている。
【0017】一方、前面に扉(26)を有する宅配ボッ
クス(9)は、扉(26)を施錠するための施錠部(1
4)と、マスターキー用の解錠部(19)と、受取人を
特定するために住居番号を入力する設定入力部(13)
と、その設定結果を示して宅配ボックス(8)に納めた
荷物の受取人を特定するための表示をする入力番号表示
部(12)と、宅配ボックス(8)が使用中か否かを示
すための発光ランプのような使用未使用表示部(17)
と、荷物の届いた日時を表示する投函日時表示部(6)
と、を備えたものとして形成されている。また、施錠部
(14)は施錠を検知する手段とオートロック設定レバ
ー(14a)が備わっており、オートロックに設定する
と扉(26)を閉めるだけで施錠できるようになってお
り、その施錠を検知している。
【0018】マスターキー用の解錠部(19)は管理者
が宅配ボックス(8)の管理を行うために使用するもの
である。また、設定入力部(13)で暗証番号を入力し
て解錠したり、管理者がマスターキー用の解錠部(1
9)で解錠することにより、施錠部(14)による施錠
を解くと同時に施錠部(14)をオートロック設定の状
態から非オートロック設定の状態にセットするようにな
っている。
【0019】また、各宅配ボックス(8)には宅配ボッ
クス管理制御ブロック(C)が備えられており、宅配ボ
ックス管理制御ブロック(C)は、入力番号表示部(1
2)と、設定入力部(13)と、施錠部(14)と、全
住居の暗証番号を記憶するメモリー(15)と、初期に
宅配ボックス(8)のアドレスを設定する宅配ボックス
アドレス設定部(16)と、宅配ボックス(8)が使用
中であるか否かを示す使用未使用表示部(17)と、日
時を計時するタイマー(23)と、宅配荷物の納まった
宅配ボックス(8)の扉(26)が施錠されたことを検
知してその日時をタイマー(23)から読み取って記憶
する施錠検知日時記憶回路(7)と、施錠検知日時記憶
回路(7)から日時を読み取って表示する投函日時表示
部(6)と、電気的に接続した他の管理制御ブロック
(A、B)と通信を行う通信手段(5)と、をマイクロ
コンピュータである制御回路(11)に接続している。
【0020】また、各メールボックス(9)もメールボ
ックス管理制御ブロック(A)を備えており、メールボ
ックス管理制御ブロック(A)は、荷物到着表示部
(2)と、捺印装置(3)と、捺印装置(3)をロック
するロック機構(図示せず)と、初期に住居番号を設定
する住居番号設定部(4)と、電気的に接続した他の管
理制御ブロック(B、C)と通信を行う通信手段(5)
と、をマイクロコンピュータである制御回路(1)に接
続している。
【0021】また、暗証番号の設定登録を行う暗証番号
設定手段(22)や、宅配ボックス管理制御ブロック
(C)とメールボックス管理制御ブロック(A)の状態
を読み出したりする制御回路(21)や、他の管理制御
ブロック(A、C)と通信を行う通信手段(5)を備え
た管理メンテナンスブロック(B)をメールボックス
(9)と宅配ボックス(8)との間に一つ設けている。
【0022】そして、各宅配ボックス管理制御ブロック
(C)と各メールボックス管理制御ブロック(A)とが
各管理制御ブロック(A、B、C)の通信手段(5)を
介して信号線で各々電気的に接続されるとともに全管理
制御ブロック(A、B、C)に給電線が接続され、各宅
配ボックス管理制御ブロック(C)と各メールボックス
管理制御ブロック(A)がそれぞれデータ伝送制御する
分散制御システムを構成している。
【0023】次に、動作について説明する。使用されて
いない状態の宅配ボックス(8)は使用未使用表示部
(17)が、例えば、未使用であることを示す青色発光
表示を行っており、使用中であって施錠されている宅配
ボックス(8)は使用未使用表示部(17)が、例え
ば、使用中であることを示す赤色発光表示を行ってい
る。宅配業者はこの使用未使用表示部(17)の表示を
見て、空いている宅配ボックス(8)の中から任意に一
つを選び、設定入力部(13)に備えられている配達釦
を押し、扉(26)を開いて荷物を中に入れた後、設定
入力部(13)で受取人の住居番号を入力すると、入力
番号表示部(12)に住居番号が表示される。そして、
施錠部(14)のオートロック設定レバー(14a)を
オートロック設定に切り替えて、扉(26)を閉じる。
すると、自動的に施錠され、使用未使用表示部(17)
が青色から赤色に表示を変わる。また、施錠がなされた
時点で設定入力部(13)で入力された住居番号が信号
線を通じてメールボックス(9)に送り出されると同時
に、施錠を検知して日時をタイマー(23)で読み取
り、施錠検知日時記憶回路(7)で記憶する。そして、
投函日時表示部(6)にその日時を表示するようにして
いる。
【0024】メールボックス(9)側では各メールボッ
クス(9)毎に住居番号設定部(4)で住居番号が設定
されていることから、合致する住居番号のメールボック
ス(9)の制御回路(1)は捺印装置(3)のロック機
構を解除させて荷物到着表示部(2)を点滅させる。宅
配業者は荷物到着表示部(2)が点滅しているメールボ
ックス(9)を探して伝票差込口(18)に伝票を挿入
して伝票へ捺印を受ける。なお、この荷物到着表示部
(2)の点滅と捺印装置(3)のロック解除とは例えば
10分間を限度とし、10分過ぎても捺印されなけれ
ば、自動的に捺印装置(3)をロックするとともに、荷
物到着表示部(2)を消灯させるようにしておいても良
い。
【0025】捺印が完了すれば、捺印装置(3)のロッ
クなどが行われるとともに、荷物到着表示部(2)の点
滅を点灯に変えて、荷物がいずれかの宅配ボックス
(8)に入っていることを表示して受取人に知らせる。
【0026】受取人は自分専用であるメールボックス
(9)の荷物到着表示部(2)を見ることによって宅配
物の到着及び宅配ボックス(8)に設けられた投函日時
表示部(6)を見て荷物の到着日時を知ることができ
る。荷物の取り出しは、複数ある宅配ボックス(9)の
中から自分の住居番号が表示されている入力番号表示部
(12)を持つ宅配ボックス(8)を見つけだし、設定
入力部(13)に備えられている受取釦を押し、設定入
力部(13)に暗証番号を入力すると、宅配ボックス
(8)の制御回路(11)は、入力された暗証番号と記
憶されている住居番号の暗証番号の照合を行い、両者が
一致していれば、解錠を知らせるブザー等の音ととも
に、施錠部(14)による施錠を解くと同時に施錠部
(14)をオートロック設定の状態から非オートロック
設定の状態にセットし、使用未使用表示部(17)の表
示を赤色から青色に変化させ、宅配業者によって入力さ
れた住居番号のクリアと、該当する住居番号のメールボ
ックス(9)へ荷物の受け取り完了を知らせる信号を送
信する。受取人は扉(26)を開いて荷物を取り出せば
よい。受け取り完了を知らせる信号を受けたメールボッ
クス(9)側の制御回路(1)はメールボックス(9)
の荷物到着表示部(2)を消灯し、また、宅配ボックス
(8)側では、解錠状態となっているとともに、使用未
使用表示部(17)は空きを示す表示に戻っており、宅
配業者によって入力された住居番号がクリアされている
ので、次の荷物の受け入れが可能となっている。
【0027】このように、日時を計時するタイマー(2
3)と、宅配荷物の納まった宅配ボックス(8)の扉
(26)が施錠されたことを検知してその日時をタイマ
ー(23)から読み取って記憶する施錠検知日時記憶回
路(7)と、施錠検知日時記憶回路(7)から日時を読
み取って表示する投函日時表示部(6)を設けたので、
宅配業者が宅配ボックス(8)へ荷物を届けると自動的
にその日時を表示されるようになり、荷物の受取人は配
達期日や時間指定のある荷物が指定の期日に配達された
か否かといったことが明確にできるようになり、住人と
宅配業者との間でトラブルが発生する恐れがなくなる。
また、在宅中にも関わらず、戸口まで配達しないで宅配
ボックス(8)に荷物を納める場合があった時でも荷物
の届いた日時を特定できるので、宅配業者に対して、苦
情を言うことができるようになる。また、宅配ボックス
(8)に、施錠を検知する手段を有する施錠部(14)
と、タイマー(23)と、施錠検知日時記憶回路(7)
と、投函日時表示部(6)と、を設けたので、その宅配
ボックス(8)に荷物が届いたままで長時間放置されて
いる場合、集合住宅の管理者がそのことを知ることがで
き、その荷物の受取人に荷物の到着を伝えることができ
るようになる。また、荷物の受け取り捺印用の捺印装置
(3)が各戸毎に設けられたメールボックス(9)に各
々設けられているので、捺印を各戸毎に受けることがで
きると同時に、各戸の住人が自分の印鑑を管理すること
ができるようになる。また、宅配ボックス(8)に備え
られた扉(26)が各戸毎に設定された暗証番号を設定
入力部(13)で入力することにより解錠されるもので
あるので、解錠のためのキーが不要となり、キーを持ち
歩く必要がなくなる。また、扉(26)は配達作業終了
時に閉めると自動的に施錠されるものであるので、宅配
業者が施錠のためのキーを持ち歩く必要がなくなる。ま
た、宅配ボックス管理制御ブロック(C)を宅配ボック
ス(8)に設けるとともに、メールボックス管理制御ブ
ロック(A)を各メールボックス(9)毎に設け、アド
レス設定がなされた宅配ボックス管理制御ブロック
(C)と、住居番号設定がなされた各メールボックス管
理制御ブロック(A)とを信号線で接続して分散制御シ
ステムを構成しているので、どれかのメールボックス管
理制御ブロック(A)に故障が生じても、他のメールボ
ックス管理制御ブロック(A)は使用でき、宅配ボック
ス(8)が使用できなくなることがなくなり、共同利用
宅配受け取り装置全体を修理に出す必要がなく、その故
障したメールボックス管理制御ブロック(A)を修理に
出すだけで済むようになる。
【0028】なお、請求項1、3、4、5、6、7に係
る本発明の他の実施形態として、第一の実施形態におい
て各宅配ボックス管理制御ブロック(C)に備えた投函
日時表示部(6)を、荷物の受取人に荷物の入った宅配
ボックスを特定するためのボックス特定表示部(図示せ
ず)とともに各戸毎に設けられた錠付きのメールボック
ス(9)内に配置したもので、他の構成は第一の実施形
態と同様なものがある。このようにすると、第一の実施
形態における各宅配ボックス管理制御ブロック(C)に
備えた投函日時表示部(6)以外の効果に加えて、荷物
の受取人に荷物の入った宅配ボックス(8)を特定する
ためのボックス特定表示部とともに、投函日時表示部
(6)を、各戸毎に設けられた錠付きのメールボックス
(9)内に配置したので、受取人は日常的に投函物の有
無を確認している自分専用の錠付きのメールボックス
(9)を開けた際に、メールボックス(9)内のボック
ス特定表示部とともに、投函日時表示部(6)を見てメ
ールボックス(9)ですぐに自分宛に荷物が到着してい
ることが分かるようになるとともに、その日時をも知る
ことができるようになり、荷物の受け取り忘れなどがな
くなる。
【0029】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、請求項1記載
の共同利用宅配受け取り装置によると、日時を計時する
タイマーと、宅配荷物の納まった宅配ボックスの扉が施
錠されたことを検知してその日時をタイマーから読み取
って記憶する施錠検知日時記憶回路と、施錠検知日時記
憶回路から日時を読み取って表示する投函日時表示部を
設けたので、宅配業者が宅配ボックスへ荷物を届けると
自動的にその日時を表示されるようになり、荷物の受取
人は配達期日や時間指定のある荷物が指定の期日に配達
されたか否かといったことが明確にできるようになり、
住人と宅配業者との間でトラブルが発生する恐れがなく
なる。また、在宅中にも関わらず、戸口まで配達しない
で宅配ボックスに荷物を納める場合があった時でも荷物
の届いた日時を特定できるので、宅配業者に対して、苦
情を言うことができるようになる。
【0030】また、請求項2記載の共同利用宅配受け取
り装置によると、上記効果に加えて、宅配ボックスに、
施錠を検知する手段を有する施錠部と、タイマーと、施
錠検知日時記憶回路と、投函日時表示部と、を設けたの
で、その宅配ボックスに荷物が届いたままで長時間放置
されている場合、集合住宅の管理者がそのことを知るこ
とができ、その荷物の受取人に荷物の到着を伝えること
ができるようになる。
【0031】また、請求項3記載の共同利用宅配受け取
り装置によると、上記効果に加えて、荷物の受取人に荷
物の入った宅配ボックスを知らせるのボックス特定表示
部とともに、上記投函日時表示部を、各戸毎に設けられ
た錠付きのメールボックス内に配置したので、受取人は
日常的に投函物の有無を確認している自分専用の錠付き
のメールボックスを開けた際に、メールボックス内のボ
ックス特定表示部とともに、投函日時表示部を見てメー
ルボックスですぐに自分宛に荷物が到着していることが
分かるようになるとともに、その日時をも知ることがで
きるようになり、荷物の受け取り忘れなどがなくなる。
【0032】また、請求項4記載の共同利用宅配受け取
り装置によると、上記効果に加えて、荷物の受け取り捺
印用の捺印装置が各戸毎に設けられたメールボックスに
各々設けられているので、捺印を各戸毎に受けることが
できると同時に、各戸の住人が自分の印鑑を管理するこ
とができるようになる。
【0033】また、請求項5記載の共同利用宅配受け取
り装置によると、上記効果に加えて、、宅配ボックスに
備えられた扉が各戸毎に設定された暗証番号を設定入力
部で入力することにより解錠されるものであるので、解
錠のためのキーが不要となり、キーを持ち歩く必要がな
くなる。
【0034】また、請求項6記載の共同利用宅配受け取
り装置によると、上記効果に加えて、扉は配達作業終了
時に閉めると自動的に施錠されるものであるので、宅配
業者が施錠のためのキーを持ち歩く必要がなくなる。
【0035】また、請求項7記載の共同利用宅配受け取
り装置によると、上記効果に加えて、宅配ボックス管理
制御ブロックを宅配ボックスに設けるとともに、メール
ボックス管理制御ブロックを各メールボックス毎に設
け、アドレス設定がなされた宅配ボックス管理制御ブロ
ックと、住居番号設定がなされた各メールボックス管理
制御ブロックとを信号線で接続して分散制御システムを
構成しているので、どれかのメールボックス管理制御ブ
ロックに故障が生じても、他のメールボックス管理制御
ブロックは使用でき、宅配ボックスが使用できなくなる
ことがなくなり、共同利用宅配受け取り装置全体を修理
に出す必要がなく、その故障したメールボックス管理制
御ブロックを修理に出すだけで済むようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る共同利用宅配受け取り装置の第一
の実施形態を示す正面図である。
【図2】同実施形態を示す概略ブロック回路図である。
【図3】同実施形態における荷物配達動作を示す流れ図
である。
【図4】同実施形態における荷物受取動作を示す流れ図
である。
【図5】従来の共同利用宅配受け取り装置を示す斜視図
である。
【符号の説明】 A メールボックス管理制御ブロック C 宅配ボックス管理制御ブロック 3 捺印装置 6 投函日時表示部 7 施錠検知日時記憶回路 8 宅配ボックス 9 メールボックス 12 入力番号表示部 13 設定入力部 14 施錠部 23 タイマー 26 扉

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 宅配荷物受け入れ用の共同利用型の宅配
    ボックスと、各戸毎に設けられた錠付きメールボックス
    を備え、宅配荷物の受取人を特定するための受取人の住
    居番号を入力する設定入力部と、設定入力部によって入
    力した住居番号を表示する入力番号表示部とが宅配ボッ
    クスに備えられた宅配受け取り装置であって、日時を計
    時するタイマーと、宅配荷物の納まった宅配ボックスの
    扉が施錠されたことを検知してその日時をタイマーから
    読み取って記憶する施錠検知日時記憶回路と、施錠検知
    日時記憶回路から日時を読み取って表示する投函日時表
    示部と、を設けてなる共同利用宅配受け取り装置。
  2. 【請求項2】 宅配ボックスに、施錠を検知する手段を
    有する施錠部と、上記タイマーと、上記施錠検知日時記
    憶回路と、上記投函日時表示部と、を設けたことを特徴
    とする請求項1記載の共同利用宅配受け取り装置。
  3. 【請求項3】 荷物の受取人に荷物の入った宅配ボック
    スを知らせるためのボックス特定表示部とともに、上記
    投函日時表示部を、各戸毎に設けられた錠付きのメール
    ボックス内に配置したことを特徴とする請求項1記載の
    共同利用宅配受け取り装置。
  4. 【請求項4】 各戸毎に設けられたメールボックスに荷
    物の受け取り捺印用の捺印装置が各々設けられているこ
    とを特徴とする請求項1乃至3記載いずれかの共同利用
    宅配受け取り装置。
  5. 【請求項5】 宅配ボックスに備えられた扉が各戸毎に
    設定された暗証番号を設定入力部で入力することにより
    解錠されるものであることを特徴とする請求項1乃至4
    記載いずれかの共同利用宅配受け取り装置。
  6. 【請求項6】 宅配ボックスに備えられた扉は配達作業
    終了時に閉めると自動的に施錠されるものであることを
    特徴とする請求項5記載の共同利用宅配受け取り装置。
  7. 【請求項7】 宅配ボックス管理制御ブロックを宅配ボ
    ックスに設けるとともに、メールボックス管理制御ブロ
    ックを各メールボックス毎に設け、アドレス設定がなさ
    れた宅配ボックス管理制御ブロックと、住居番号設定が
    なされた各メールボックス管理制御ブロックとを信号線
    で接続して分散制御システムを構成することを特徴とす
    る請求項1乃至6記載いずれかの共同利用宅配受け取り
    装置。
JP25577896A 1996-09-27 1996-09-27 共同利用宅配受け取り装置 Pending JPH1099186A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009015414A (ja) * 2007-07-02 2009-01-22 Anywire:Kk 物品受取管理システム
JP2010077677A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Panasonic Electric Works Co Ltd 収納ボックス
JP2018150715A (ja) * 2017-03-13 2018-09-27 株式会社熊平製作所 収納庫システムおよびコントロールユニット

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