JPH11178704A - 宅配ボックスシステム - Google Patents
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Abstract
力操作及び番号表示並びに、集中捺印、各住居人の暗証
番号登録及び一括故障診断を行う。 【解決手段】 複数の宅配ボックス1、集中捺印装置ユ
ニット2及びツールボックス4を備えたシステム本体1
00、これとは離れた別体の番号表示装置3とを有す
る。各宅配ボックス1で、荷物の入庫・取出しの入力操
作及び配達先住居番号を表示し、集中捺印装置ユニット
2で、荷物の受領捺印を行い、ツールボックス4で、一
括故障診断及び個人の暗証番号登録を行うとともに、番
号表示装置3で、配達先部屋番号の一括表示を行う。各
宅配ボックス、集中捺印装置ユニット、ツールボック
ス、及び番号表示装置は、それぞれ制御回路を備え、各
制御回路によって個別に動作制御するとともに、各制御
回路を接続して、各々の情報を各制御回路で送受信し連
動制御する。
Description
クスシステムに関するものである。さらに詳しくは、こ
の発明は、マンション等のオートロック近辺などのよう
に住居人の目につきやすい場所に、配達先部屋番号の一
括表示を行うことができ、荷物の配達確認がより容易と
なる、新しい宅配ボックスシステムに関するものであ
る。
ールや宅配便の配達の利便性、そして住居域への不審者
の侵入の排除等の安全性の観点から、電気的な施錠と解
錠の手段を組み込んだメールボックスと宅配ボックスと
の複合化システムの採用が検討されてきている。
合でも、宅配ボックスに荷物を保管し、配達先の居住者
のみがそれを取り出すことのできる点が注目されてい
る。これまでに検討されてきているシステムとしては、
たとえば図3に例示したようなものがある。図3に例示
した従来のシステムは、複数のメールボックス(ア)と
宅配ボックス(イ)とツールボックス(ウ)とが配線接
続されて組み合わされており、メールボックス(ア)に
は光表示部(エ)および捺印レバー(オ)が配設され、
宅配ボックス(イ)には番号表示部(カ)、入力操作部
(キ)および投函表示部(ク)が配設され、またツール
ボックス(ウ)には、メールボックス(ア)および宅配
ボックス(イ)の接続と動作、並びに部屋番号設定の各
々、または全てを確認するための、回路部とその操作部
(図示していない)とが配設されている。
ス(イ)への荷物の入庫が、宅配ボックス(イ)の入力
操作部(キ)での入力により宅配先の住居のメールボッ
クス(ア)の光表示部(エ)に表示され、宅配ボックス
(イ)の番号表示部(カ)には住居番号が表示されて施
錠され、また、暗証番号の入力操作部(キ)での入力に
より投函表示部(ク)が点灯している宅配ボックス
(イ)が解錠されて荷物の取り出しが可能となる。な
お、荷物の入庫時に受領印が必要である場合には、宅配
先住居のメールボックス(ア)の捺印レバー(オ)を動
作させて捺印を受けることができる。
図3に例示した従来のシステムには実用上解決すべき問
題があった。すなわち、この従来システムは、メールボ
ックス(ア)と宅配ボックス(イ)とが組み合わされて
併設されているので、マンション等の各集合住宅がそれ
ぞれ有する設置環境や使用状況によっては、たとえば他
の一般のポストをそのまま使いたい場合やメールボック
スと宅配ボックスとを離して使いたい場合などに対応で
きず、設置・使用が不可能であるといった問題が生じる
ことがあった。
たような、メールボックスとは別体である宅配ボックス
システムが開発されてきている。図4の宅配ボックスシ
ステムは、複数の宅配ボックス(イ)と、入力操作部
(キ)、捺印装置部(サ)および表示部(シ)を備えた
集中コントロールボックス(ケ)と、配達一括表示装置
部(コ)とが組み合わされて構成されてなるものであ
り、入力操作および入力表示、さらには受領捺印は一括
して集中コントロールボックス(ケ)にて行われ、ま
た、荷物が入庫された住居番号は一括して表示部(シ)
に表示されるとともに、配達表示装置部(コ)にも一覧
表示される。
複数の宅配ボックス(イ)のみから構成され、各宅配ボ
ックス(イ)それぞれに入力操作部(キ)および表示部
(シ)が配設されており、空いている宅配ボックス
(イ)に荷物を入庫して、その入力操作部(キ)にて配
達先部屋番号を入力して表示部(シ)に表示させ、住居
人は表示部(シ)を確認して自分の部屋番号が表示され
ている宅配ボックス(イ)を解錠させるシステムとなっ
ている。
示すことのできる従来の宅配ボックスシステムそれぞれ
は、メールボックスやポストとは別体であるので、前述
したような設置環境や使用状況に係わる問題を解消する
ことができるものの、以下のような解決すべき課題があ
るのが実情である。まず、図4の宅配ボックスシステム
では、各宅配ボックス(イ)が一括に制御されているた
めに、捺印装置部(サ)による入庫時の集中自動捺印や
表示部(シ)や配達表示装置部(コ)による配達先番号
の一括表示が可能ではあるものの、配達時および受取時
の入力、たとえば利用する宅配ボックス番号や配達先部
屋番号、暗証番号等、を入力操作部(キ)で一括して行
わなければならず、入力操作が煩雑となり分かりにくい
といった問題があった。このような配達・受取入力操作
は、通常、利用する宅配ボックス(イ)毎にて行うよう
にするほうが容易であり、好ましい。
ム本体と一体化されてしまっているので、システム本体
と離して、たとえばマンション等のオートロック装置の
近くなどのような住居人の目に付く場所に設置すること
が不可能であり、住居人は宅配ボックスシステムまで行
かないと自分の部屋に荷物が配達されているかどうかが
確認できないと言った煩わしさも改良点として残ってい
る。
ックス(イ)に入力操作部(キ)と表示部(シ)が配設
されて、各宅配ボックス(イ)が個別に制御されてはい
るものの、各宅配ボックス(イ)の入力等と連動した集
中捺印装置が設けられておらず受領印が必要である場合
には使い勝手が悪いといった問題や、集中して容易に各
個人専用の暗証番号が登録できず、配達の都度、宅配業
者が暗証番号を設定して配達し、その暗証番号と配達物
を入れた宅配ボックス番号をメモして、住居人のポスト
に入れなければならないといった不便さもあり、さらに
は、配達先部屋番号の一括表示およびスシステムの一括
故障診断を行うことができないといった問題もある。
みてなされたものであり、従来の宅配ボックスシステム
の欠点を解消し、各宅配ボックスを個別制御並びに連動
制御して、各宅配ボックス毎に荷物の配達入庫時および
受取時の入力操作および番号表示、また集中捺印、各住
居人の暗証番号登録および一括故障診断を行うことがで
き、さらには、配達先部屋番号の表示を、各宅配ボック
ス毎に行うとともに、宅配ボックスから離れた場所にお
いても一括して行うことができる、ポストやメールボッ
クスとは別体として離して設置可能な、新しい宅配ボッ
クスシステムを提供することを目的としている。
の課題を解決するものとして、入力操作部と番号表示部
を備えた複数の宅配ボックス、集中捺印装置ユニットお
よびツールボックスを備えたシステム本体と、このシス
テム本体とは離れた別体として設置された番号表示装置
とを有し、各宅配ボックスの入力操作部および番号表示
部にて荷物の入庫・取出しの入力操作および配達先住居
番号の表示が行われ、集中捺印装置ユニットにて荷物の
受領の捺印が行われ、ツールボックスにて一括故障診断
および個人の暗証番号登録が行われ、番号表示装置にて
配達先部屋番号の一括表示が行われる宅配ボックスシス
テムであって、 各宅配ボックス、集中捺印装置ユニッ
ト、ツールボックス、および番号表示装置は、それぞ
れ、制御回路を備え、各々の制御回路によって個別に動
作制御されているとともに、各制御回路が配線接続さ
れ、各々の情報が各制御回路にて送受信されて、連動制
御されていることを特徴とする宅配ボックスシステムを
提供する。
クスシステムにおいて、制御回路が、マイコンを備えた
電子回路である宅配ボックスシステムも提供する。
例を示し、この発明の実施の形態についてさらに詳しく
説明する。
例である宅配ボックスシステムの要部構成および回路構
成を例示したものである。この図1に例示したように、
この発明の宅配ボックスシステムは、複数の宅配ボック
ス(1)、集中捺印装置ユニット(2)およびツールボ
ックス(4)とを備えたシステム本体(100)と、番
号表示装置(3)とから構成されている。
2)および番号表示部(11)が配設されており、入力
操作部(12)において荷物の入庫時および取出し時の
入力操作、たとえば配達先部屋番号や取出し用暗証番号
等の入力の操作が行われ、また番号表示部(11)にお
いて配達先部屋番号の表示が行われる。さらに、各宅配
ボックス(1)には、たとえば、LEDなどの使用中表
示ランプ(13)が備えられ、この使用中表示ランプ
(13)の点灯によってその宅配ボックス(1)が使用
中である、つまり荷物が入庫されていることが示される
ようになっていても良い。なお、本実施例では、入力操
作部(12)は「配達」ボタン、「受取」ボタン、テン
キーおよび扉トリガーを有し、番号表示部(11)は4
桁番号表示であり、使用中表示ランプ(13)は、宅配
ボックス(1)が未使用状態で青色、使用中状態で赤色
に点灯するようになっている。
ば、番号表示部(21)、捺印レバー(22)、伝票挿
入口(23)、確認ボタン(24)および取消ボタン
(25)が備えられている。番号表示部(21)には配
達先部屋番号が表示される。捺印レバー(22)は、伝
票挿入口(23)に入れられた伝票に捺印するときに用
いられる。捺印は、たとえばこの宅配ボックスシステム
が設置されているマンション等の集合住宅の捺印を用い
ることができる。
の暗証番号登録および一括故障診断が行われる。そし
て、各宅配ボックス(1)、集中捺印装置ユニット
(2)およびツールボックス(4)は、それぞれ、図2
に例示したように、制御回路(5)を備えており、各々
の制御回路(5)によって個別に動作制御されている。
さらに、各制御回路(5)が、たとえばDC12Vの2
心VCTFである制御回路用電源ライン(61)、2心
MVVSのツイストペアである通信ライン(62)およ
びDC24Vの2心VCTFである電気錠用電源ライン
(63)を介して、配線接続されており、各々の情報が
通信ライン(62)を介して各制御回路(5)にて送受
信されて、各ボックスおよびユニットは、連動制御もさ
れている。なお、本実施例では、各制御回路(5)は、
マイコン(51)を備えた電子回路となっている。
体(100)とは離れた場所において、別体として設置
されて、配達先部屋番号の一括一覧表示を行う。この番
号表示装置(3)も、図2に例示したように、制御回路
(5)を備えており、各宅配ボックス(1)、集中捺印
装置ユニット(2)およびツールボックス(4)の制御
回路(5)と、制御回路用電源ライン(61)および通
信ライン(62)を介して配線接続されて、各制御回路
(5)が各々の情報を相互に処理制御するので、システ
ム本体(100)の宅配ボックス(1)、集中捺印装置
ユニット(2)およびツールボックス(4)と連動制御
されている。
との配線接続が、上述のように制御回路用電源ライン
(61)および通信ライン(62)のみであるため、そ
の配線および施工は簡単に行うことができ、よって、こ
のような番号表示装置(3)が、システム本体(10
0)とは離れた、たとえばマンション等のオートロック
の近くなど、住居人の目に付きやすい場所に設置される
ので、マンション等の各集合住宅がそれぞれ有する様々
な設置環境や使用状況に対応でき、住居人はわざわざシ
ステム本体(100)の所まで行って宅配荷物の有無の
確認をする必要がなくなり、また宅配荷物が届いている
ことに気がつかずに宅配荷物を長期滞留させてしまうと
いった可能性の減少を図ることもできる。
スシステムにおける荷物の配達入庫および受取の動作お
よび操作の一例について説明する。 <A>宅配業者等が荷物を持ってきた場合 まず、宅配業者等が、青色点灯している使用中表示ラン
プ(13)を有する宅配ボックス(1)の扉を開け、荷
物を宅配ボックス(1)内へ入れ、入力操作部(12)
の「配達」ボタンを押す。なお、各宅配ボックス(1)
それぞれにはボックス番号が設定されている。
示部(11)が「0000」点滅を開始し、テンキーが
入力可能状態となる。このテンキーで、配達先部屋番
号、たとえば「101」を入力すると、配達先部屋番号
が番号表示部(11)に「0101」と表示される。
「配達」ボタンが押された後は、たとえば1分間だけテ
ンキー入力が可能となるような制御が予め設定されても
いる。テンキーも4桁までしか入力できないようになっ
ている。これら点灯、入力、表示動作は宅配ボックス
(1)の制御回路(5)により宅配ボックス(1)毎に
個別に制御される。
セットする。ここで、宅配ボックス(1)の使用中表示
ランプ(13)が青色から赤色点灯に切り換わり、宅配
ボックス(1)に荷物が入庫されて使用中状態であるこ
とが示されるようになる。また、扉トリガーは扉を閉め
たのと同じ動作をする。そして、扉を閉めると、宅配ボ
ックス(1)と集中捺印装置ユニット(2)とが連動制
御されて、入力された配達先部屋番号および扉閉の情報
が宅配ボックス(1)の制御回路(5)から通信ライン
(62)を介して集中捺印装置ユニット(2)の制御回
路(5)に送られ、集中捺印装置ユニット(2)の番号
表示部(21)に配達先部屋番号「0101」が点滅
し、確認ボタン(24)および取消ボタン(25)が動
作可能状態となる。この動作可能状態も、たとえば一分
間でタイムアウトして自動的に動作停止されるように制
御される。
(5)によって、受信した入力配達先住居番号が実際に
存在するか否かについて調べられ、存在すれば、宅配ボ
ックス(1)の制御回路(5)にその存在確認情報が送
信されて、たとえば「ピッピー」という確認音が鳴り扉
が施錠される。存在しない場合には、入力配達先住居番
号が間違っているということでエラー音が鳴り扉が解錠
される。なお、宅配ボックス(1)の入力操作部(1
2)は入力操作が不可能となる。また、集中捺印装置ユ
ニット(2)の取消ボタン(25)を押すことによって
も、扉を解錠することができ、最初から入庫をやり直す
ことができる。
認ボタン(24)を、上述した動作可能時間内に押す。
この時に、集中捺印装置ユニット(2)と番号表示装置
(3)と宅配ボックス(1)とが連動制御されて、集中
捺印装置ユニット(2)の制御回路(5)から通信ライ
ン(62)を介して離れた場所に設置されている番号表
示装置(3)の制御回路(5)に配達先部屋番号が送ら
れ、この配達先部屋番号は、番号表示装置(3)におい
て、利用される宅配ボックス(1)のボックス番号と同
じ番号の欄に表示される。宅配ボックス(1)の制御回
路(5)にも確認ボタン(24)押し済情報が送られ
て、その入力操作部(12)の受取キーが、後に荷物の
受取時に必要となる暗証番号の入力の受付け開始状態と
なる。
動作制御されて、その番号表示部(21)の配達先住居
番号「0101」の点滅が安定点灯に切り換わり、その
捺印レバー(22)が動作可能なフリー状態となる。伝
票等に受領印が必要である場合には、伝票等を伝票挿入
口(23)に入れて、捺印レバー(22)を押し下げる
ことにより、捺印を受けることができる。但し、捺印レ
バー(22)がフリー状態となっている時間を、たとえ
ば3分間と、予め任意に制御回路(5)にて設定してお
くことが好ましく、これによって捺印レバー(22)の
動作停止が自動的に行われて、捺印がいたずらに行われ
てしまうことなどを防ぐことができる。捺印レバー(2
2)の自動動作停止とともに、番号表示部(21)の番
号表示も消灯するようになっていてもよい。
する。 <B>居住者が荷物を受取る場合 まず、住居人は、たとえばオートロック等の隣もしくは
近辺に設置されている番号表示装置(3)の表示一覧を
見て、あるいはシステム本体(100)まで行って各宅
配ボックス(1)の番号表示部(11)を見て、自分の
部屋番号を確認し、対応する宅配ボックス(1)の入力
操作部(12)における「受取」ボタンを押して、これ
と連動して入力動作可能となるテンキーを使って自分の
予め登録されている暗証番号(たとえば、4桁の番号)
を入力する。但し、テンキーは、たとえば、「受取」ボ
タンが押された後1分間でタイムアウトして入力不可と
なるように制御回路(5)によって制御されている。
と、その暗証番号が正しいものであるかどうか、つまり
配達先部屋番号と正しく対応したものであるかどうかが
調べられ、間違った暗証番号が入力された場合には、た
とえば「ピピピピ・・・」とエラー音が鳴り、「受取」
ボタンが押される前の制御状態に戻る。正しい暗証番号
であると確認されると、宅配ボックス(1)の制御回路
(5)および番号表示装置(3)の制御回路(5)間を
暗証番号確認情報が送受信されて、宅配ボックス(1)
と番号表示装置(3)とが連動制御され、宅配ボックス
(1)では、たとえば「ピッピー」と確認音が鳴り、扉
が解錠されるとともに、使用中表示ランプ(13)が赤
色から青色に変わって未使用であることを示すようにな
り、入力操作部(12)の「受取」ボタンが動作不可状
態となり、代りに「配達」ボタンが動作可能状態とな
る。番号表示装置(3)では、表示されていた配達先部
屋番号が消灯する。
クス(1)内の荷物を取り出し、扉を閉める。以上のよ
うにして、荷物の取り出しが完了する。この発明の宅配
ボックスシステムでは、さらに、各宅配ボックス
(1)、集中捺印装置ユニット(2)および番号表示装
置(3)の配線接続確認および動作確認によるシステム
の一括故障診断、さらには住居人個々の暗証番号登録が
ツールボックス(4)によって一括して行われる。これ
は、各宅配ボックス(1)、集中捺印装置ユニット
(2)および番号表示装置(3)とツールボックス
(4)とが通信ケーブル(62)および制御回路(5)
を介して配線接続されて、制御回路(5)によって各々
の情報を一括処理制御できるようになっているためであ
る。
(4)の操作とそれによるシステムの各種確認動作の一
例について説明する。 <I>集中捺印装置ユニット(2)と番号表示装置
(3)との配線接続確認 まず、ツールボックス(4)で、チェックモード01を
実行させる。集中捺印装置ユニット(2)の番号表示部
(21)に「8888」が点灯していることを確認し、
点灯していなければ、集中捺印装置ユニット(2)への
配線接続が正しく行われていないので、正しく接続し直
す。
していることを確認し、点灯していなければ、番号表示
装置(3)への配線接続が正しく行われていないので、
正しく接続し直す。次いで、「チェックスタート」ボタ
ンを押すと、各「8888」表示が消灯して、集中捺印
装置ユニット(2)と番号表示装置(3)との配線接続
の確認が完了する。
および配線接続確認 ツールボックス(4)でチェックモード02を実行させ
る。各宅配ボックス(1)自体に割り当てられている番
号とディップスイッチの設定値が一致していることを確
認し、一致していなければ、ディップスイッチの設定値
を正しく設定し直す。ディップスイッチの設定値は番号
表示部(12)に表示されている。
(11)に番号が表示されていることを確認し、表示さ
れていなければ、その宅配ボックス(1)への配線接続
が正しく行われていないため、正しく接続し直す。次い
で、「チェックスタート」ボタンを押すと、番号表示が
消灯し、宅配ボックス(1)の番号設定の確認および配
線接続の確認が完了する。
確認 ツールボックス(4)でチェックモード04を実行させ
る。集中捺印装置ユニット(2)の番号表示部(21)
に「8888」が点滅していることを確認し、点滅して
いなければ、集中捺印装置ユニット(2)が故障してい
るか、集中捺印装置ユニット(2)への配線接続が正し
く行われていない。
集中捺印装置ユニット(2)の番号表示部(21)に
「8888」が点灯しており、捺印レバーが動作可能な
フリー状態となっていることを確認する。点灯およびフ
リー状態でなければ、集中捺印装置ユニット(2)が故
障している。「8888」が点灯して、捺印レバー(2
2)がフリー状態となっている場合は、さらに、10秒
間待ち、番号表示部(21)の「8888」表示が消灯
し、捺印レバーが動作不可のロック状態となっているこ
とを確認する。消灯およびロック状態でなければ、集中
捺印装置ユニット(2)が故障していることになる。
ユニット(2)への配線接続が正しく行われていないこ
とになる。このようにして、集中捺印装置ユニット
(2)の動作確認が完了する。 <IV>宅配ボックス(1)の動作確認 ツールボックス(4)でチェックモード05を実行させ
る。
に「8888」が点滅していることを確認し、点滅して
いなければ宅配ボックス(1)が故障しているか、宅配
ボックス(1)への配線接続が正しく行われていない。
次いで、宅配ボックス(1)の扉を開け、入力操作部
(12)の「配達」ボタンを押す。
していることを確認し、点滅していなければ宅配ボック
ス(1)が故障している。入力操作部(12)のテンキ
ーで「9999」と入力した後、施錠レバーをセットし
て、扉を閉める番号表示部(11)に「9999」が点
灯していること、および扉が施錠されていることを確認
する。点灯および施錠がなされてない場合には、宅配ボ
ックス(1)が故障していることになる。
タンを押して、テンキーで「9999」と入力する。番
号表示部(11)の「9999」が消灯していること、
および扉が解錠されていることを確認する。以上の確認
動作を各宅配ボックス(1)に対して行って、宅配ボッ
クス(1)の動作確認が完了する。
診断機能を持つツールボックスは、通常の使用時はその
扉に鍵が掛かっており、管理者等以外のものが操作でき
ないようになっている。この発明は以上の例に限定され
るものではなく、細部については様々な態様が可能であ
ることは言うまでもない。
って、各宅配ボックスを個別制御並びに連動制御して、
利用する各宅配ボックスにて荷物の配達入庫時および受
取時の入力操作および番号表示を行い、また受領書等へ
の集中捺印、各住居人の荷物受取用の暗証番号登録およ
びシステムの一括故障診断を行うことができ、さらに
は、配達先部屋番号の表示を、各宅配ボックス毎に行う
とともに、システム本体からから離れた場所においても
一括して行うことができる、ポストやメールボックスと
は別体として離して設置可能な、新しい宅配ボックスシ
ステムを提供することを目的としている。また、従来の
メールボックスと宅配ボックスとの一体型システムより
も安価であることは明らかであり、また、このような従
来の一体型システムにおける制御回路と同型のものを用
いることもできる。
ムを例示した要部構成図である。
した図である。
た要部構成図である。
成図である。
部構成図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 入力操作部と番号表示部を備えた複数の
宅配ボックス、集中捺印装置ユニットおよびツールボッ
クスを備えたシステム本体と、このシステム本体とは離
れた別体として設置された番号表示装置とを有し、各宅
配ボックスの入力操作部および番号表示部にて荷物の入
庫・取出しの入力操作および配達先住居番号の表示が行
われ、集中捺印装置ユニットにて荷物の受領の捺印が行
われ、ツールボックスにて一括故障診断および個人の暗
証番号登録が行われ、番号表示装置にて配達先部屋番号
の一括表示が行われる宅配ボックスシステムであって、
各宅配ボックス、集中捺印装置ユニット、ツールボック
ス、および番号表示装置は、それぞれ、制御回路を備
え、各々の制御回路によって個別に動作制御されている
とともに、各制御回路が配線接続され、各々の情報が各
制御回路にて送受信されて、連動制御されていることを
特徴とする宅配ボックスシステム。 - 【請求項2】 制御回路が、マイコンを備えた電子回路
である請求項1の宅配ボックスシステム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP35182297A JP3646496B2 (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 宅配ボックスシステム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP35182297A JP3646496B2 (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 宅配ボックスシステム |
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JPH11178704A true JPH11178704A (ja) | 1999-07-06 |
JP3646496B2 JP3646496B2 (ja) | 2005-05-11 |
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JP35182297A Expired - Fee Related JP3646496B2 (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 宅配ボックスシステム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3646496B2 (ja) |
Cited By (1)
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