JP3061840B2 - 共用ロッカーの着荷案内システム - Google Patents

共用ロッカーの着荷案内システム

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JP3061840B2 JP2217107A JP21710790A JP3061840B2 JP 3061840 B2 JP3061840 B2 JP 3061840B2 JP 2217107 A JP2217107 A JP 2217107A JP 21710790 A JP21710790 A JP 21710790A JP 3061840 B2 JP3061840 B2 JP 3061840B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はマンション、アパートなどの共同住宅の玄
関のエントランスホールに設置される共用ロッカーに関
するもので、特に、このロッカーに荷物が配達されたこ
とを居室にて確認できるようにしたものである。
[従来の技術]及び[発明が解決しようとする課題] 従来この種の共用ロッカーにおいて留守中に荷物の配
達があったことを帰宅した居住者に知らせる手段として
は、共用ロッカーに住居表示パネルを設けて居室番号を
点灯させて荷物の到着を知らせたり、配達人の伝票を別
途設けられる郵便箱に入れて知らせるようにしたり、あ
るいは帰宅したときに磁気カードをロッカーのカードリ
ーダーに通すことにより着荷音声あるいはディスプレイ
に表示することにより認識させたりするものが提案提供
されている。
しかし、住居表示パネルに居室番号を点灯させるシス
テムは住居表示パネルを見忘れて居室に帰った場合に荷
物を受け取ることができないことになる。
また、配達人の伝票を郵便箱に入れるのは一見確実の
ようであるが、広告宣伝のチラシ・新聞などの間に挟ま
って、居室に入ってから気がつくといった無駄な手間が
生じるケースや、伝票を取り落として着荷があったこと
自体の伝達ができなくなったりするケースが生じてい
た。
さらに、帰宅したときに居住者用の磁気カードをエン
トランスホールのカードリーダーに通すことにより着荷
の有無を知らせるようにしたシステムについては、一々
帰宅したときにカードリーダーに磁気カードを通すのが
面倒であり、着荷が予想される場合はよいものの、着荷
がない場合には殆どは無駄な手間に終ることから実際的
なものとは言えなかった。
このような対策として、各住居に帰宅して玄関錠にキ
ーを挿入したときに配達があったことをブザー音で知ら
せるようにしたものが提案(「システム錠の知識と使い
方」鹿島出版会発行 五反田基博著163頁)されてい
る。
このシステムは、住居表示パネルのランプ点灯による
着荷伝達機能を前提にして、このロッカーの住居表示パ
ネルを見忘れても居室親機のメモリーメッセージ等を点
灯させるなどの手段により着荷の伝達を確実にするよう
にしたものであり、また、ロッカーの住居表示パネルの
ランプ点灯を省略して、カードによる確認を前提として
も一々磁気カードをカードリーダーに通すことなく居室
にて確認でき、在宅していても様々な事情により居室の
扉まで配達人が来ることを望まない場合にも対応できる
ようにしたものである。
最近ではマンションなどの共同住宅では防犯のため
に、エントランスホールから内部に入るために、住居者
はキーを挿入するか暗唱番号を入力して玄関扉を開け、
外来者は居住者にインターホンにて連絡を取り、居住者
が住居内の玄関扉の解錠スイッチを操作することにより
玄関扉を開けるようにして外来者が内部に入ることがで
きるようなシステムを採用するのが一般的となってい
る。
そのために玄関と居室の間にインターホンシステムを
採用しており、インターホン機能付電話機を標準装備し
ているマンション等も多くなっている。
この発明はこのようなインターホンシステムを前提
に、共用ロッカーシステムの着荷データをインターホン
システムに乗せることにより共用ロッカーの使い勝手を
良好にしたものである。
[課題を解決するための手段] このような課題を達成する為この発明の基本的な要旨
とするのは、マンション等の共同住宅のエントランスホ
ールに設置され、コントロールボックス正面に着荷表示
ができるようにした住居表示パネルを備えた共用ロッカ
ーにおいて、共用ロッカーからの荷物データを受信する
ロッカー表示制御機と、エントランスホールと居室を繋
ぐインターホンシステムのインターホン制御機とをそれ
ぞれ接続し、共用ロッカーからの荷物データを、共用ロ
ッカーからロッカー表示制御機、ロッカー表示制御機か
らインターホン制御機、インターホン制御機から各階の
住居アダプターを経て居室親機に伝達するように構成し
たものにおいて、前記荷物データは荷物の配達のあった
ことを示す配達データ、荷物の受取りを示す受取りデー
タ及び受け取るために設定された日数を越えた滞留デー
タであることを特徴とするものである。
[実施例] 以下図面に示す実施例に即してこの発明の内容を説明
する。
第1図において、共用ロッカー1のコントロールユニ
ット2正面の住居表示パネル3および副表示盤4に荷物
の着荷表示ができるようになっている。副表示盤4は管
理人室あるいは一階エレベーターホールなどに設置され
るものであるが、出入口が共用ロッカー1から離れてい
る場合には出入口付近に設置して、共用ロッカー1まで
行かなくても着荷の確認ができるようにする。
住居表示パネル3や副表示盤4への住居番号のON/OFF
の制御は、コントロールユニット2内のコントロール基
板にて行なうことになる。
共用ロッカー1からの荷物データを受信する共用ロッ
カー表示制御機5は、第2図に示すようにCPUコントロ
ール部5a、音声合成部5b、データバッファメモリー5c、
電源部5dなどからなり、シリアルデータインターフェー
ス部5eを介して共用ロッカー1に、CPUバスインターフ
ェース5fを介してインターホン制御機9に接続するよう
にしてある。また、この共用ロッカー表示制御機5は電
話回線を経て郡管理センターや防災センターと接続して
複数のマンションの使用状況の管理や盗難データを一早
くキャッチしてすばやい対応ができるよう一元管理をな
し得るようにしてある。
一方、インターホンシステムは玄関のオートドア又は
電気錠6と接続する集合玄関機7と管理人室に配置する
管理人室親機8をインターホン制御機9に接続し、この
インターホン制御機9から各階の住居アダプター10を介
して各住居内の居室親機11に接続するようにしてある。
管理人室親機8はテンキーなどからなる選局釦8a、呼
出釦8b、呼出解除釦8cを備えるようにしてある。
居室親機11は、具体的にはインターホン親機やインタ
ーホン機能付き電話機で、メモリーメッセージ灯11aと
管理室呼出釦11bを備えたものとしておく。
そして共用ロッカー1の共用ロッカー表示制御機5と
インターホン制御機9を接続ケーブル12で接続するよう
にする。接続ケーブル12で共用ロッカー表示制御機5か
らインターホン制御機9に流すデータは着荷した居住者
の住居表示データや合成音声などある。
第3図はこの発明を含む共用ロッカー表示制御機5と
インターホン制御機9の作動手順のブロック図である。
第4図は住居アダプター10の回路図で、信号識別回路
10aでどの居室親機11が呼び出されているか識別し、選
局回路10bで選局するようになっているが、その前に信
号識別回路10aで呼出データが呼出データか呼出解除デ
ータかを識別し、呼出データの場合は呼出信号発生回路
10cで呼出信号を発生させ、呼出解除データの場合は呼
出解除信号を呼出解除信号発生回路10dで発生させる。
第5図は居室親機11の受信回路図で、この受信回路13
はタイマー13aとフリップフロップ13bからなり、タイマ
ー13aはトランジスタの出力によってセットされ、タイ
マー13aによって設定された時間(750mS)を経過すると
フリップフロップ13bがセットされメモリーメッセージ
灯11aが点灯するようになっていると共に、タイマー13a
は呼出音発生回路13cを起動する。
ここで、第3図のブロック図は、共用ロッカー1とイ
ンターホンシステムを組み合わせて、管理人のメッセー
ジと共用ロッカー1への荷物の着荷、荷物の滞留、滞留
に伴なう管理人の荷物の取り出し、荷物の盗難などのす
べてと、居住者から管理人の呼び出し、居住者の、共用
ロッカー表示制御機5からの合成音声によるメッセージ
の受領、さらには着荷メッセージを受領した後の荷物の
受取り処理までのものである。
まず、荷物配達から居室親機11のメモリーメッセージ
灯11aの点灯まで(メモリーメッセージ灯点灯処理)
は、 共用ロッカー1に荷物が配達されると、共用ロッカー
1のコントロールユニット2内の端子台から配達データ
(荷物の配達を示すONコードと住人の住居番号からな
る)が住居表示パネル3及び副表示盤4に送信され住居
番号が点灯する。同時に配達データが共用ロッカー表示
制御機5に送信される。共用ロッカー表示制御機5内で
直列の配達データを並列のONコードと住居番号に変換し
データバッファメモリー5cにストアすると共に、接続ケ
ーブル12によりインターホン制御機9に伝送する。イン
ターホン制御機9は住居番号毎に割り当てられたメモリ
上にフラグ(FOH)を立て、配達データに応じた選局デ
ータ及び呼出データを住居アダプター10に送信する。
住居アダプター10は選局データによって居室親機11を
選局し、750mSより長い呼出信号を居室親機11の受信回
路13に送出する。呼出信号の入力によってタイマー回路
が起動され、このタイマー回路の時定数750mSと呼出信
号の長さが比較される。比較の結果750mSより長い場合
には呼出音発生回路13cが起動し、呼出音(ピンポンパ
ン)が一回鳴動する。同時にタイマー13aからセット出
力がフリップフロップ13bに送出され、フリップフロッ
プ13bからはランプ表示出力が送出され、メモリーメッ
セージ灯11aが点灯するのである。
次にメモリーメッセージ灯11a点灯でも管理人からの
メッセージによるもの(メモリーメッセージ灯点灯処理
)について説明する。
管理人室親機8のテンキーからなる選局釦8aを操作し
てから呼出釦8bを押す。それにより、選局データ及び呼
出データがインターホン制御機9から住居アダプター10
に送信されると共に、インターホン制御機9は住居番号
毎に割り当てられたメモリにフラグを立てる(OFH)。
但し、荷物と重なっているときは(FFH)、住居アダプ
ター10は選局データによって居室親機11を選局し、750m
Sより長い呼出信号を居室親機11の受信回路13に送出す
る。その後の呼出音一回鳴動、メモリーメッセージ灯11
aの点灯まで同様であるので説明を省略する。
これまでの説明ではメモリーメッセージ灯11aの点灯
によるものとしたが、メモリーメッセージ灯11aとは別
に居室親機11にLCDなどを設け、ここに文字表示によっ
て知らせるようにしてもよい。文字表示の例としては
「荷物が到着しています。お早めにお引取り下さい。」
「荷物が滞留しています。お早めにお引取り下さい。」 さらには、メモリーメッセージ灯11aの色により識別
するようにしてもよい。例えば、メモリーメッセージ灯
11aとしてのLEDを二色発色とし、LED赤色点灯の場合は
メッセージ有りとし、LED黄色点灯のときは着荷時と
し、着荷後所定の期間経過して滞留しているときは点滅
させるようにし、メッセージと荷物の双方があるときは
赤色と黄色の合成色であるオレンジ色が点灯するように
し、荷物が滞留しているときは点滅するようにして判別
するように構成してもよい。
滞留処理とは、荷物が配達されてから所定の日数(二
日、四日、六日、八日等適宜設定しておく)経過しても
受取り処理がないときになされるものである。このとき
は共用ロッカー1の端子台から住居表示パネル3及び副
表示盤4の住居番号を点滅させるようにし、同時に直列
の滞留データ(荷物の滞留を示すフリッカーコードと滞
留荷物がある住居番号からなる)が共用ロッカー表示制
御機5に送信され、この制御機5内で並列データに変換
する。また、共用ロッカー表示制御機5ではONコードが
付いた住居番号をフリッカーコードの付いた住居番号に
変換し書き込みしてデータバッファメモリー5cにストア
する。この場合インターホン制御機9のフラグに変化は
ない。
住居者以外による荷物の取出発生は滞留期間が長引い
た場合等の管理人による取出処理と、荷物盗難処理に分
かれる。
管理人はマスターカードにより荷物の入ったロッカー
を解錠して内部の荷物を取り出し預かることになる。荷
物を取り出すと共用ロッカー1の端子台から住居表示パ
ネル3及び副表示盤4の住居番号を消灯させ、同時に住
居表示データ(管理人による荷物取り出しを示す管理コ
ードと配達先の住居番号からなる)が共用ロッカー表示
制御機5に送信され、この制御機5内で並列データに変
換する。また、共用ロッカー表示制御機5ではONコード
もしくはフリッカーコードの付いた住居番号を管理コー
ドの付いた住居番号に変化して書き込みしてデータバッ
ファメモリー5cにストアする。この場合インターホン制
御機9のフラグに変化はない。
荷物盗難の場合は、共用ロッカー1の端子台から住居
表示パネル3及び副表示盤4の住居番号を消灯させると
共に、直列の住居表示データ(荷物の盗難を示す盗難コ
ードと盗難のあった住居番号からなる)が共用ロッカー
表示制御機5に送信され、この制御機5内で並列データ
に変換する。また、共用ロッカー表示制御機5ではONも
しくはフリッカーコードの付いた住居番号を盗難コード
の付いた住居番号に書き込みしてデータバッファメモリ
ー5cにストアする。そして、インターホン制御機9にこ
のデータを接続ケーブル12を介して転送する。インター
ホン制御機9は、住居表示データに応じた選局データ及
び呼出データを住居アダプター10に5秒間隔(この間隔
は任意に設定できる)で送信する。住居アダプター10は
選局データによって居室親機11を選局し、750mSより長
い呼出信号を居室親機11の受信回路13に5秒間隔で送出
する。呼出信号の入力によって呼出音発生回路13cが起
動され呼出音(ピンポンパン)が5秒間隔で鳴動する。
メモリーメッセージ灯11aの点灯は保持される。この場
合インターホン制御機9のフラグに変化はない。
さらに、共用ロッカー表示制御機5で並列データに変
換された盗難コードと住居番号を再び直列データに変換
し、このバイナリーデータをFSKモデムに出力する。そ
してこのモデムでデータを公衆回線に乗るように周波数
変調して電話回線を通じて管理センターに転送して事故
の素早い対応ができるようにする。
ここで、帰宅した居住者が共用ロッカー1の住居表示
パネル3及び副表示盤4を見忘れて居室に帰って居室親
機11のメモリーメッセージ灯11aに気がついて採る動作
に関して説明する。
まず、居室親機11の管理室呼出釦11bを押すと、管理
室呼出データ、居室データが住居アダプター10を介して
インターホン制御機9に送信され同時に住居アダプター
10内の通話路スイッチ10eを閉じる(管理室呼出処
理)。
インターホン制御機9では管理人メッセージの有無、
メモリーフラグチェックを行なうことになる。具体的に
は管理人のメッセージのみ(フラグOFH)か、荷物関連
(FOH)か、さらには両者(FFH)かを判別することにな
る。
管理人のメッセージのみの場合は管理室呼出処理と
なり、インターホン制御機9から管理人室親機8に管理
室呼出データ及び居室データが送信され管理人室親機8
のベルが鳴り、管理人が在室であれば、居住者と管理人
が通話することになる。
次に、管理人室親機8からのメモリーメッセージ灯11
aの消灯処理に関して説明すると。
通話がいったん成立した場合には自動的に消灯処理が
行なわれるが、手動で行なう場合には管理人は選局釦8a
と呼出解除釦8cを操作する。インターホン制御機9は選
局データ及び呼出解除データを住居アダプター10に送信
する。住居アダプター10は選局データによって居室親機
11を選局し、750mSより短い呼出解除信号を該当する居
室親機11に送出する。呼出解除信号によってタイマー13
aがセットされるが750mS経過する前にこの解除信号がオ
フとなることでタイマー13aからはリセット出力がフリ
ップフロップ13bに送出される、そしてフリップフロッ
プ13bからはランプ表示消灯出力が送出され、メモリー
メッセージ灯11aが消灯することになる。
さらに、荷物関連の場合(フラグFOH)に関して説明
する。
荷物関連の場合は、第一に荷物が到着している場合、
第二に荷物が滞留している場合、第三に滞留などに伴い
管理人が預かっている場合、第四に盗難の場合がある。
これらに対応した音声合成リストを用意しておき共用ロ
ッカー表示制御機5から居室親機11に出力することにな
る。
インターホン制御機9が共用ロッカー表示制御機5の
データバッファメモリー5cをリードし、上記場合に対応
してインターホン制御機9から共用ロッカー表示制御機
5に接続ケーブル12を介して音声送出コマンドを出力す
る。これを受けて共用ロッカー表示制御機5内に記憶さ
れた合成音声を共用ロッカー表示制御機5から接続ケー
ブル12を介してインターホン制御機9に出力する。
インターホン制御機9から居室親機11に住居アダプタ
ー10を介して出力するのである。合成音声の例としては
次のようなものとする。
1:こちらは共用ロッカーです。荷物が到着しています。
お早めにお引き取り下さい。
2:こちらは共用ロッカーです。荷物が滞留しています至
急お引き取り下さい。
3:荷物をあなたに代って管理人がお預りしています。管
理人室を呼び出しますので、そのままお待ち下さい。
4:荷物が盗難にあいました。管理人室を呼び出しますの
でそのままお持ち下さい。
荷物を管理人が預かっている場合や盗難された場合は
管理人室呼出処理となり自動呼出で管理人と通話して
事情の説明を受けることになり、メモリーメッセージ灯
11aが消灯することになる。
荷物が共用ロッカー1に配達されていて管理人からも
メッセージがある場合(フラグFFH)は、合成音声の送
出に引き続いて管理室呼出処理となり管理人室親機8
を呼び出すことになる。この場合は荷物が未だ共用ロッ
カー1に入ったままであるのでメモリーメッセージ灯11
aの消灯処理はしない。
住居表示パネル3、副表示盤4の住居番号点灯又は居
室親機11のメモリーメッセージ灯11aによって共用ロッ
カー1への荷物の到着を知って共用ロッカー1から取り
出す場合について説明する。
共用ロッカー1内の荷物は住居者用の磁気カードによ
る操作もしくはキーと本人確認番号によって解錠して中
の荷物を取り出すことになる。すると、共用ロッカー1
の端子台から住居表示パネル3及び副表示盤4の住居番
号を消灯させる。同時に直列の受取データ(荷物の受取
りを示すOFFコードと受取りが終了した住居番号からな
る)が共用ロッカー表示制御機5に送信され、この制御
機5内で並列データに変換する。また、ロッカー表示制
御機5ではONコードもしくはフリッカーコードの付いた
住居番号をクリアすると同時に、インターホン制御機9
に出力する。インターホン制御機9はフラグをクリア
(FOH→OOH)し、受取りデータに応じた選局データ及び
呼出解除データを住居アダプター10に送信する。住居ア
ダプター10は選局データによって居室親機11を選局し、
750mSより短い呼出解除信号を該当する居室親機11に送
出する。呼出解除信号によってタイマー13aがセットさ
れるが750mS経過する前にこの解除信号がOFFとなること
でタイマー13aからはリセット出力がフリップフロップ1
3bに送出される。そしてフリップフロップ13bからはラ
ンプ消灯出力が送出され、居室親機11のメモリーメッセ
ージ灯11aが消灯することになる。
[発明の効果] この発明は、共用ロッカーの共用ロッカー表示制御機
とインターホンシステムのインターホン制御機を接続
し、共用ロッカーからの荷物データ(配達データ、受取
りデータ、滞留データ)を、ロッカー表示制御機からイ
ンターホン制御機に送信し、インターホンシステムを介
して居室親機に伝達するようにしたので、共用ロッカー
のための特別の配線や別途居室の表示機が不要で、居室
にて着荷メッセージを受け取ることができるので、共用
ロッカーへの着荷メッセージの伝達が万全となり、使い
勝手が良好で、導入コストが少なくなるのである。
さらに、受け取るために設定された日数を越えた滞留
データを加え、しかも、その日数の設定を適宜変更でき
るようにしたので、居住者に対して早期荷物引き取りを
促し、限られた数のボックスを効率よく利用できること
になる。
住居者にとっては、住居表示パネルへの着荷メッセー
ジを見損なって帰宅しても、直ちに荷物を引き取ること
ができるのでメリットが大きいのである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例を示すもので、第1図はこの発
明に係る概略構成図、第2図は表示制御機の内部ブロッ
ク図、第3図は全体のフローチャートを示すものであ
り、第4図は住居アダプターの回路図、第5図は居室親
機の受信回路図である。 1……共用ロッカー、2……コントロールユニット、3
……住居表示パネル 4……副表示盤、5……共用ロッカー表示制御機、7…
…集合玄関機 8……管理人室親機、9……インターホン制御機、10…
…住居アダプター 11……居室親機、12……接続ケーブル
フロントページの続き (72)発明者 渡辺 敬三 東京都荒川区西日暮里6丁目22番22号 クリナップ株式会社内 (72)発明者 高木 正典 東京都荒川区西日暮里6丁目22番22号 クリナップ株式会社内 (72)発明者 佐藤 寛 東京都荒川区西日暮里6丁目22番22号 クリナップ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−281100(JP,A) 特開 昭62−21974(JP,A) 特開 平3−2480(JP,A) 特開 昭63−21017(JP,A) 実開 平2−14188(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 91/00 A47G 29/12 - 29/30

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マンション等の共同住宅のエントランスホ
    ールに設置され、コントロールボックス正面に着荷表示
    ができるようにした住居表示パネルを備えた共用ロッカ
    ーにおいて、共用ロッカーからの荷物データを受信する
    ロッカー表示制御機と、エントランスホールと居室を繋
    ぐインターホンシステムのインターホン制御機とをそれ
    ぞれ接続し、共用ロッカーからの荷物データを、共用ロ
    ッカーからロッカー表示制御機、ロッカー表示制御機か
    らインターホン制御機、インターホン制御機から各階の
    住居アダプターを経て居室親機に伝達するように構成し
    たものにおいて、前記荷物データは荷物の配達のあった
    ことを示す配達データ、荷物の受取りを示す受取りデー
    タ及び受け取るために設定された日数を越えた滞留デー
    タであることを特徴とする共用ロッカーの着荷案内シス
    テム。
  2. 【請求項2】滞留状態と判断するための経過日数の設定
    を適宜なし得るようにしたことを特徴とする請求項1記
    載の共用ロッカーの着荷案内システム。
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