JP2013215335A - 物品収受装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】物品収受装置外部の制御装置の認証用のセンサ入力仕様などに制限されることなく、認証時の操作性に優れ、利便性の高い物品収受装置のユーザーインターフェースを簡単安価に提供する。
【解決手段】それぞれ性質の異なる物品の収受を行なう第1および第2の物品収受部である物品収受ボックス101、郵便ポスト102の解錠が集合住宅の居住者に割り当てられたIDカード111による認証を介して制御される物品収受装置において、カードセンサ106に対するIDカード111の提示に基づき物品収受ボックス101、郵便ポスト102のいずれを解錠するかを切り換える切り換え操作手段107を設け、IDカード111の提示に基づき所定の認証処理を行なうとともに、IDカード111の提示が切り換え操作手段107の有効操作を伴なうか否かに応じていずれの物品収受部を解錠するかを切り換える。
【選択図】図1
Description
本発明は物品収受装置、特に集合住宅に配置され、宅配物や郵便物のようにそれぞれ性質の異なる物品の収受を行なう物品収受部を含み、これら物品収受部の解錠が集合住宅の居住者に割り当てられた認証手段を用いた認証を介して制御される物品収受装置に関するものである。
マンションなどの集合住宅には、郵便受や、いわゆる宅配ボックスなどと呼ばれる物品収受装置が設置されることがある。特に、宅配ボックスは、特定の居住者宛ての宅配物を受け取ったり、あるいは特定の居住者が発送する宅配物を集荷するための施錠可能な物品収受部を複数有するロッカーに類似した物品収納(収受)装置である。この物品収受部は居住者に共有的に使用される場合もあるが、個々の居住者にそれぞれ専有的に1つの物品収受部を割り当てる利用形態も考えられ、その場合には、物品収受部は郵便物を受け取る郵便ポストとして構成することもできる。
この種の宅配ボックスでは、物品収受部に対する宅配物、および郵便物などの出し入れに必要な解錠(あるいは施錠)は所定の認証制御を介して行なう。たとえばIDカード(ICカードなど)のような認証手段をタッチパネルなどを用いたコンソールに設けたカードリーダのような鍵センサに提示する認証操作を行なうことによって初めてその認証手段と対応づけられ、その認証手段(の所有者)が開閉する権限を有する物品収受部を解錠することができる。
通常、宅配物および郵便物のように性質の異なる物品はそれぞれ別の物品収受部で収受され、物品収受部としてたとえば宅配ボックス(物品収受ボックス)、および郵便ポストの2つの異なる形態のものが設けられる。この場合、宅配ボックス、および郵便ポストで居住者が受け取る物品の性質(たとえば配達タイミングや配達周期)が異なることから、宅配ボックス、および郵便ポストについてはそれぞれ別の鍵センサを配置し、認証手段が宅配ボックス用の鍵センサに提示された場合は該当の宅配ボックスを解錠し、郵便ポスト用の鍵センサに提示された場合は該当の郵便ポストを解錠する、といった鍵センサ配置にすることがある。
下記の特許文献1は、上記のように宅配ボックス用、および郵便ポスト用の鍵センサをそれぞれ配置した物品収受装置を開示している。
ところで、物品収受装置の物品収受ボックス用や郵便ポストの解錠認証に用いられるICカードなどの認証手段は、他の認証手段、たとえば集合住宅のオートロック制御された出入口(エントランス、裏口など)の扉を開閉する鍵、たとえばカードキーを兼ねるよう運用されることもある。この場合、居住者は集合住宅の出入りと物品収受装置の開閉用にそれぞれ別の認証手段を持ち歩く必要がなくなり、便利である。
このように物品収受装置の認証手段と、集合住宅の設備に用いられる他の認証手段を兼用するためには、当然ながら認証手段を構成するICカードの通信仕様などが統一されている必要がある。
また、保安上の理由などから、物品収受装置の認証手段と他の認証手段、たとえば集合住宅の出入りに用いられるカードキーを読み取る鍵センサ(カードセンサ)の出力信号がいったん物品収受装置外部の制御装置、たとえばロックメーカーなどが配置する制御システム、たとえばオートロック制御部に集められる構成も用いられる。このような構成では、物品収受装置の鍵センサに認証手段が提示された場合は、カードに記録されている通し番号のような識別情報や認証情報などを格納した所定フォーマットの制御信号がオートロック制御部から物品収受装置の制御部に対して送信され、物品収受装置側ではこのようにして送信された制御情報に基づき、宅配ボックス用や郵便ポストの解錠を制御する。
このような制御に用いられるオートロック制御部は、鍵センサ1つにつき、その出力信号をそれぞれ入力する入力ポート(入力ユニット)が設けられ、この入力ポートの数は集合住宅のエントランス、裏口、そして物品収受装置などに配置される鍵センサの数だけ必要になる。そして、このオートロック制御部の入力ポート数には限りがあり、また、入力ポート数が多いほどオートロック制御部の製品規模や価格が増大することから、集合住宅の出入り口の数などの他の条件によっては、物品収受装置側の鍵センサに割り当てることができる入力ポートの数が制限される場合もあって、したがって、前述のように物品収受装置の宅配ボックス用、および郵便ポストの解錠認証用にそれぞれ別の鍵センサを配置するような構成を実施するのが困難になるケースも考えられる。
また、ユーザ(居住者)から見ても、種類ないし収受される物品の性質(あるいは居住者の利用アクセスのパターンなど)がそれぞれ異なる第1または第2の物品収受部(たとえば宅配ボックス用と郵便ポスト)について、外観や機能がほぼ同じである鍵センサをそれぞれ配置する構成は必ずしも使い分けは容易ではなく、解錠したい物品収受部のためのものとは異なる鍵センサに認証手段を提示してしまうような操作ミスも生じる可能性が高くなる場合も考えられる。
本発明の課題は、上記の問題に鑑み、物品収受装置外部の制御装置の認証用のセンサ入力仕様などに制限されることなく、認証時の操作性に優れ、利便性の高い物品収受装置のユーザーインターフェースを簡単安価に提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明においては、集合住宅に配置され、それぞれ性質の異なる物品の収受を行なう第1および第2の物品収受部を含み、これら第1および第2の物品収受部の解錠が集合住宅の居住者に割り当てられた認証手段を用いた認証を介して制御される物品収受装置において、前記認証手段の提示を検出するセンサ手段と、前記センサ手段に対する前記認証手段の提示に基づき前記第1または第2のいずれの物品収受部を解錠するかを切り換える切り換え操作手段と、前記センサ手段に対する前記認証手段の提示に基づき所定の認証処理を行なうとともに、前記センサ手段に対する前記認証手段の提示が前記切り換え操作手段の有効操作を伴なうか否かに応じて前記第1または第2のいずれの物品収受部を解錠するかを切り換える構成を採用した。
あるいはさらに、前記切り換え操作手段がモーメンタリスイッチまたはタッチセンサから構成される構成を採用した。
あるいはさらに、前記切り換え操作手段が前記センサ手段と互換性のある非接触センサから構成され、前記認証手段を提示することにより前記切り換え操作手段を有効操作状態とする構成を採用した。
上記構成によれば、認証手段の提示を検出するセンサ手段とともに、センサ手段に対する前記認証手段の提示に基づき第1または第2のいずれの物品収受部を解錠するかを切り換える切り換え操作手段を設けるようにしたので、センサ手段に対する前記認証手段の提示が切り換え操作手段の有効操作を伴なうか否かに応じて第1または第2のいずれの物品収受部を解錠するかを切り換えることができ、種類ないし収受される物品の性質(あるいは居住者の利用アクセスのパターンなど)がそれぞれ異なる第1および第2の物品収受部の解錠認証のために、それぞれ認証用のセンサ手段を用いたり、外部のオートロック制御部などの入力ポートを占有する必要がなくなり、システムを簡単安価に構成でき、また、第1または第2の物品収受部について、外観や機能がほぼ同じであるセンサ手段をそれぞれ配置するよりも、操作系の理解や習熟が容易になり、操作ミスを少なくすることができる。すなわち、本発明によれば、物品収受装置外部の制御装置の認証用のセンサの入力仕様などに制限されることなく、認証時の操作性に優れ、利便性の高い物品収受装置のユーザーインターフェースを簡単安価に提供することができる。
また、前記切り換え操作手段はモーメンタリスイッチまたはタッチセンサなどから構成することができ、その場合、第1または第2の物品収受部について、独立した認証用のセンサ手段を設けるよりも簡単安価にシステムを構成することができる。
また、前記切り換え操作手段を前記センサ手段と互換性のある非接触センサから構成し、認証手段を提示することにより切り換え操作手段を有効操作状態とする構成を採用することができ、その場合、切り換え操作手段を解錠認証に用いるのと同じ認証手段によって操作し、有効操作状態にすることができる。
以下、本発明を実施するための形態の一例として、マンションなどの集合住宅において実施するに好適な物品収受装置に関する実施例を示す。
図1、および図2の右方に、本発明を採用した物品収受装置100の構成を示してある。
図1、図2の物品収受装置100は、2つの種類の異なる物品収受部、すなわち宅配物の授受に用いる宅配ボックスと、郵便ポストを有する。
図1、図2右側では、物品収受装置100は、マンションなどの集合住宅(以下、単に「集合住宅」と称する)の宅配業者や郵便配達員がアクセスできる公共側とは反対側のプライベート側、すなわちオートロックシステムなどにより制御される集合住宅のエントランス扉の内側の面を示してある。この物品収受装置100のプライベート側のボックス扉やコンソール(103:後述)は、主に居住者や管理人によって操作される。
物品収受装置100の物品収受部は複数の物品収受ボックス(宅配ボックス)101、101…、および郵便ポスト102、102…から構成される。図1の右半分の物品収受ボックス101、101…および郵便ポスト102、102…が複数配置されたブロックは、集合住宅の規模に応じて図中の点線で示したように、図示した数よりも多数配置される場合がある。
物品収受装置100の物品収受部のうち、物品収受ボックス101、101…の公共側の面(図示した面と反対側)は宅配業者が宅配物を収容するための扉(この扉は居住者が宅配物を取り出すための扉を兼ねていてもよい)として構成され、図示したプライベート側の面は居住者が宅配物を取り出すための扉として構成される。これらの物品収受ボックス101、101…の扉の施錠状態は電気錠により制御される。
なお、物品収受ボックス101、101…を郵便ポスト102、102…と同様に各居住者(の居室)にそれぞれ割り当てる構成も考えられるが、大型のボックスを多数配置するのが困難な場合も多く、その場合には物品収受ボックス101、101…を共有で使用する運用も行なわれる。物品収受ボックス101、101…を共有で使用する場合には、宅配業者が公共側のコンソール(不図示)を操作して、着荷宛先の居住者ないし居室番号を指定した上、特定の物品収受ボックス101の1つに宅配物を格納する(施錠に関しては、このとき扉を閉じるだけで施錠が行なわれるよう電気錠を構成しておくことが多い)。
物品収受装置100の制御部200(後述)は、業者が指定した宛先の居室番号と、荷物が格納され、施錠された物品収受ボックス101の組合せを記憶し、後述する手順で該当の居住者がIDカード111(図1)を提示した場合に対応する物品収受ボックス101を解錠する。
また、物品収受装置100の物品収受部のうち、郵便ポスト102、102…の公共側の面には図2に破線で透視的に示すように投函口102a、102a…が設けられ、この投函口102aとは反対側の面(図2に図示した側)は郵便物を取り出すための電気錠(あるいは番号キーなど)により開閉される扉として構成される。
物品収受ボックス101の公共側およびプライベート側両面の扉と、郵便ポスト102の郵便物を取り出すための扉は、コンソール103での居住者の操作に応じて制御部200により制御される。
なお、図2の物品収受装置100は、同図左方にブロック図として示した制御系との関係を重視した図示となっており、その図示は概略的であり、物品収受ボックス101のサイズや配置などは必ずしも図1の図示と一致していないが、この不整合は便宜上のものであって、物品収受ボックス101のサイズや配置に関しては当業者が任意に決定できる設計的な事項である。
また、図1および図2に示したコンソール103は、ここでは便宜上、プライベート側に配置されたものを図示しているが、ほぼ同じ構造のものを公共側(図示した側と反対側)に設けることができる。このような公共側のコンソールは、主に宅配業者によって宅配物を収用する物品収受ボックスを決定するような操作に用いられる。
物品収受装置100のコンソール103には、LCDパネル(あるいはタッチパネル)などから構成されたディスプレイ104、ファンクションキーやテンキーから成るキーボード105が設けられる。
また、コンソール103には、物品収受ボックス101または郵便ポストの電気錠を解錠するための認証手段としてのIDカード111(図2中に図示)と通信し、その情報を読み取るカードセンサ(鍵センサ)106が設けられる。IDカード111およびカードセンサの通信規格にはFeliCa(商標名)、ISO/IEC 14443、ISO/IEC 18092などのRFID(Radio Frequency IDentification)通信規格を用いることができる。
図1に示したIDカード111は、集合住宅の居住者がそれぞれ認証手段として保有するもので、集合住宅の特定の居住者に関連づけられた情報、たとえばその居室番号(あるいはそれに対応する情報を特定の手法でエンコードされた情報)などがID情報として記録された非接触ICカードなどにより構成される。
また、当該集合住宅以外のIDカード111を用いたりできないように、IDカード111には、当該集合住宅で用いることができる正規のカードであることを示す特定の鍵情報を格納したり、あるいは居室番号などのID情報を当該集合住宅のみで通用する鍵情報を用いて暗号化して記録したりすることができる。
また、IDカード111は宅配物(あるいは郵便物や郵便小包)を収容するため物品収受ボックス101、101…の公共側の扉を解錠するために用いる特別なカード(このようなカードでは当然、公共側の扉の開閉のみに機能を限定するなど、記録情報には保安上必要な制約が課される)として特定の宅配業者(あるいは郵便配達人)に配布することもできる。
さらに本実施例では、IDカード111は、集合住宅のエントランス扉401や裏口扉404(これらの扉はいずれも後述のオートロック制御部によってオートロック制御される)の開閉のための認証手段としても用いることができるよう構成される。あるいはさらに、IDカード111は居住者個々の居室の玄関扉を開閉する鍵として機能するカードキーを兼ねていてもよい。
あるいはさらに、IDカード111は、物品収受動作に係わる認証のみならず、たとえば集合住宅で提供される特定サービス、たとえば電気自動車(自己の保有する車両、あるいはカーシェアリングにより貸与される車両)を充電するために必要な認証を行なう認証手段としても用いることができる。
このようにIDカード111を物品収受装置100の認証手段のみならず集合住宅出入口の扉を開閉するための認証手段(あるいはさらに他の特定サービスのための認証手段)として兼用する場合には、前述のようにIDカード111を読み取るカードセンサ106の出力をいったんオートロック制御部300に集め、IDカード111がカードセンサ106に提示されるとオートロック制御部300から物品収受装置100にその操作に関する情報を送信するような構成をとる場合があり、本実施例もそのようにシステムが構成されている。
以下、図2の物品収受装置100の制御部200と、オートロック制御部300につきより詳細に説明する。
物品収受装置100の制御部200は、たとえば上記のコンソール103が設けられた筐体内部などに配置される。この制御部200は図2の中央に取り出した形でブロック図として示してある。
物品収受装置100の制御部200は、コンソール103のカードセンサ106に対するIDカード111の提示やキー操作などに応じて、物品収受装置100の物品収受ボックス101、101…を施錠/解錠する電気錠の開閉制御を行なうが、この制御はIDカード111がカードセンサ106に提示された時にオートロック制御部300から物品収受装置100に送信された操作情報に基づいて実行される。
また、上述のように、IDカード111は、物品収受装置100の施錠/解錠操作のほか、集合住宅で提供される特定サービス、たとえば居住者(が保有する、あるいは使用の権利のある)電気自動車に対する充電サービスに関する認証にも用いることできるが、この特定サービスを制御部200が制御する場合には、該特定サービスに関する認証も制御部200によって制御される。
なお、制御部200は、集合住宅共用部の照明機器の制御や、集合住宅共用部の電気負荷への給電に関するスマートグリッド制御なども行なうよう構成することもできる。このように制御部200は、物品収受装置100の制御のみならず、このような集合住宅で提供されるサービスを統合的に制御することができる。特にIDカード111が用いられるサービス、たとえば特定の居住者の電気自動車の充電サービスなどの場合には、IDカード111を保持する居住者の当該サービスの利用行動に係わる情報や居住者が充電サービスを受ける電気自動車に係わる情報などをデータベース情報として蓄積し、該データベース情報を用いて当該サービスの提供形態を制御することができる。
制御部200は、主制御部としてのCPU201、CPU201のプログラムを格納したROM202、ワークエリアとして用いられるRAM203、物品収受装置100の電気錠やコンソール103と通信するためのインターフェース208、リアルタイムクロック209、後述のオートロック制御部300と通信するための所定通信方式によるインターフェース205(たとえばEIA422、RS232Cなどのシリアルインターフェース)などから構成される。
さらに制御部200には、HDDや不揮発メモリカードから成る外部記憶装置207が接続されており、後述のプログラム(の全部あるいはその一部)、および充電行動データベース情報はこの外部記憶装置207に格納することができる。
また、制御部200は、ネットワークインターフェース(たとえば IEEE 802.3 ネットワークインターフェースや所定方式の WAN インターフェースなど)204を有し、ネットワーク206(イントラネット、あるいはインターネット)を介して遠隔地のサーバと通信することができる。物品収受装置100に関する制御の一部(たとえば、物品収受履歴管理や電気自動車充電などに係わる有料サービスについての課金制御など)は、制御部200のみならず、ネットワーク206を介して接続されるサーバによって代行することができる。
オートロック制御部300は、通常、エントランス扉401や裏口扉404などのオートロックを統合的に行なうためのもので、ロックメーカーが提供する場合が多い。
オートロック制御部300は、制御部200と同様にCPU、ROM、RAMおよび各種インターフェース回路から構成された制御部301を有するとともに、集合住宅に配置された各カードセンサの出力を入力する入力ポート3021、3022、3023、3024…、およびカードセンサに関する操作情報などをオートロック制御部300外部に送信するための出力3031、3032、3033、3034…を有する。これらの入出力ポートは、たとえばEIA422、RS232Cなどのシリアルインターフェースなどから構成される。
物品収受装置100のカードセンサ106(図2の下部に取り出して図示)の出力は、物品収受装置100に直接入力されず、オートロック制御部300の入力ポート3022の1つに入力され、また物品収受装置100の制御部200はオートロック制御部300の出力ポート3032から出力されるカードセンサ106に関する操作情報をインターフェース205を介して入力するよう、集合住宅内の配線が行なわれる。
エントランス扉401および裏口扉404の近傍にはたとえばインターホンなどと併設される形でそれぞれの扉の開閉を行なうためのカードセンサ4061、4064が配置され、カードセンサ4061、4064の出力はオートロック制御部300の入力ポート3021、3024にそれぞれ入力されている。
物品収受装置100のカードセンサ106、エントランス扉401および裏口扉404のカードセンサ4061、4064に関して、オートロック制御部300の制御部301は入力ポート3022、3021、3024から入力されたカードセンサ4061、4064の出力を監視している。
そして、各カードセンサのいずれかでIDカード111が提示されると物品収受装置100のカードセンサ106に関してはオートロック制御部300側では認証処理を行なうことなく、カードセンサ106に関する操作情報(カード提示時刻、IDカードから出力された情報など)を出力ポート3032を介して物品収受装置100の制御部200に送信する。
また、エントランス扉401、裏口扉404のカードセンサ4061、4064に関しては、これらのいずれのセンサにIDカード111が提示されると、オートロック制御部300の制御部301はカードから読み取られた情報を用いて認証処理を行ない、認証が成功すると出力ポート3031または3034を介して駆動部303に解錠信号を送信し、カードセンサに対応する扉401または404の電気錠(不図示)を解錠する(オートロック制御部300内部で認証を行なう解錠制御の場合には出力ポートを介さず他の信号形式で駆動部303に直接、解錠信号を送信する構成もあり得る)。
集合住宅に配置されるカードセンサの出力をオートロック制御部300に集める構成では、以上のような構成により信号授受が行なわれ、物品収受装置100はオートロック制御部300から送信されたカード操作情報に基づき認証を行ない、物品収受ボックス101または郵便ポスト102を解錠する。
このような集合住宅に配置されるカードセンサの出力をオートロック制御部300に集める構成における問題の1つは、上述のようにオートロック制御部300の入力ポート数によって集合住宅ないし物品収受装置100に設置可能なカードセンサの数が制約される、という点にある。たとえば、IDカード111は、物品収受動作に係わる認証のみならず、たとえば電気自動車(自己の保有する車両、あるいはカーシェアリングにより貸与される車両)を充電するための充電サービスを受けるために必要な認証を行なう認証手段としても用いる場合、このような構成において充電器近傍などに配置した鍵センサの出力もいったんオートロック制御部300に集めるようにする場合には、もっと多数の入力ポートが必要になる場合も考えられる。
特に、物品収受装置100の物品収受ボックス101または郵便ポスト102の使い分けに関しては、前述のように宅配ボックス用、および郵便ポスト用のカード(鍵)センサをそれぞれ配置する構成が考えられるが、そのような構成とするには、図2のカードセンサ106をもう1つ増設し、宅配ボックス用、および郵便ポスト用にそれぞれ1つづつ配置することになる。
この構成とするには、増設したもう1つのカードセンサ106の出力も一旦オートロック制御部300の入力ポートに導入しなければならず、オートロック制御部300の入力ポート数が足りなくなったり、他のオートロック制御部300が扱う他のシステムの必要とする入力ポート数を制限しなければならなくなったりする。また、ロックメーカーの提供するオートロック制御部300の入(出)力ポート数は通常、固定のものが多く、より多数の入(出)力ポートを有する製品はそれなりに高価であって、そう簡単にポート数の多いオートロック制御部300を採用できない場合もある。
そこで、本実施例の物品収受装置100では、コンソール103のカードセンサ106の近傍に切り換え操作手段107に配置し、ユーザ(居住者)がカードセンサ106にIDカード111を提示する際に、切り換え操作手段107を用いて物品収受ボックス101または郵便ポスト102のいずれに関する認証を行なうかを明示的に指定できるようにしてある。
すなわち、カードセンサ106に対するIDカード111の提示が切り換え操作手段107の有効な操作を伴なうか否かによって、物品収受ボックス101または郵便ポスト102のいずれを解錠するかを決定するようにしてある。
切り換え操作手段107はプッシュ式のモーメンタリスイッチやタッチセンサなど、任意の操作入力手段から構成することができ、その操作状態はオートロック制御部300を経由することなく、インターフェース208を介して制御部200に入力される。
切り換え操作手段107の操作方式は当業者が任意に設定できる設計事項であって、カードセンサ106に対するIDカード111の提示が切り換え操作手段107の有効な操作を伴なう場合物品収受ボックス101または郵便ポスト102のいずれを解錠するか、なども任意に決定できる仕様である。
たとえば、その仕様の1つは、切り換え操作手段107を操作せずにIDカード111をカードセンサ106に提示した場合、IDカード111に対応づけられている居住者に荷物が着荷している物品収受ボックス101を解錠し、切り換え操作手段107の操作とともにIDカード111をカードセンサ106に提示した場合には居住者に割り当てられている郵便ポスト102を解錠するものである。以下、本実施例では、このような操作仕様を採用しているものとして説明する。
ただし、切り換え操作手段107の有効操作の有無と、解錠するボックス(物品収受ボックス101または郵便ポスト102)の組合せは上記と逆であってもよい。たとえば、特定の郵便ポスト102は居住者に固定的に割り当てられることがほとんどであり、またほとんど毎日使用されるのが普通であるから、切り換え操作手段107からの入力を伴なわないIDカード111の提示の場合に郵便ポスト102を解錠し、切り換え操作手段107からの入力を伴なうIDカード111提示の場合に物品収受ボックス101を解錠する方式の方が好まれる可能性もある。
また、切り換え操作手段107の操作に関する仕様についても当業者が任意に選択可能な設計事項である。たとえば、切り換え操作手段107を操作し続けながらIDカード111をカードセンサ106に提示して初めて切り換え操作手段107の有効操作、と判定するような操作方式が考えられるが、IDカード111をカードセンサ106に提示する前または後の所定期間(たとえば数秒ほど)に切り換え操作手段107を操作すれば有効操作、と判定する方式など任意の有効操作判定を行なうことができる。
本実施例において、切り換え操作手段107の出力はオートロック制御部300に入力する必要はなく、物品収受装置100の制御部200にインターフェース208を介して入力し、制御部200のCPU201のみが監視していれば良い。そして、オートロック制御部300の出力ポート3032〜インターフェース205を介してIDカード111のカードセンサ106に対する提示があったことを示す操作情報が送信された場合に、制御部200で認証処理を行なった上、切り換え操作手段107の操作状態に応じて物品収受ボックス101または郵便ポスト102のいずれに対して解錠制御を行なうかを決定すればよい。
図3に物品収受装置100の制御部200が実行する上記の制御の実施例を例示する。図3に示した解錠制御は、CPU201の制御プログラムとしてROM202(あるいは外部記憶装置207)に格納される。
図3の制御はCPU201の実行するサブルーチンの1つで、オートロック制御部300からのカードセンサ106の操作情報受信に基づき実行される。
図3のステップS101は、オートロック制御部300からカードセンサ106の操作情報を受信したか否かを監視するループを示している。このステップS101はCPU201の実行するメインルーチンの一部に組み込まれるか、あるいはオートロック制御部300との通信を行なうインターフェース205からの割り込みによってステップS1の判定が実施されるよう構成される。
ステップS101で出力ポート3032〜インターフェース205を介してオートロック制御部300からカードセンサ106の操作情報を受信している場合には、ステップS2以下の処理を実行する。
ステップS102では、オートロック制御部300から受信したカードセンサ106の操作情報を用いて認証処理を行なう。オートロック制御部300は、カードセンサ106から読み取った情報を殆どそのままカードセンサ106の操作情報として送信して来るよう構成されている場合が多い。
カードセンサ106の操作情報には、通常、カードセンサ106に提示されたカードを保有する居住者の識別情報、IDmやMACアドレスなど提示されたIDカード111に固有のカード識別情報、あるいはさらに保安上、より強力な認証を行なうために用いられるパスワードや暗証番号、公知の公開鍵暗号方式などによる鍵情報などが格納されている。また、オートロック制御部300の仕様によっては、集合住宅に配置されているカードセンサのうちどのカードセンサにカードが提示されたかを示すセンサ番号のような情報、あるいはオートロック制御部300のリアルタイムクロックで計時されたカードが提示された時刻を表現した時刻情報などがオートロック制御部300により追加されている場合もある。
ステップS102において、物品収受装置100の制御部200では、カード操作情報に含まれるパスワード、暗証番号、鍵情報などを用い、外部記憶装置207などに格納したデータベース情報との照合、あるいは特定の公開鍵暗号方式における演算処理を介して、カード提示により要求された操作、すなわち郵便ポスト102または物品収受ボックス101の解錠操作に関する認証を行なう。そして、この認証が成功した場合には、カード操作情報のうち、提示されたカードを保有する居住者の識別情報(たとえば居室番号)を用いてその居住者に対応する郵便ポスト102の番号、および、その居住者宛で届いた宅配物を格納している物品収受ボックス101を特定する。
ステップS102の認証処理の成否はステップS103で判定され、ここで認証処理が失敗している場合は、ステップS108でエラー処理を行なう。ステップS108では、たとえばコンソール103により音声や文字表示によるエラー(警告)メッセージを出力する、などの処理を行なう。
ステップS102〜S103で認証処理が成功している場合には、ステップS104で切り換え操作手段107が操作されているか否かを判定する。
図3の制御例では、切り換え操作手段107の操作の有無に応じて物品収受装置100のカードセンサ106に対するIDカード111の提示が切り換え操作手段107の有効操作を伴なう場合にはステップS102の認証処理で特定した該当の居住者に割り当てられている郵便ポスト102を解錠し(ステップS106)、IDカード111の提示が切り換え操作手段107の有効操作を伴なわない場合には、該当の居住者に着荷がある場合、その荷物を格納した物品収受ボックス101を解錠する(ステップS105)。ただし、上述したように、IDカード111の提示と切り換え操作手段107の有効操作の組合せによって郵便ポスト102、物品収受ボックス101のいずれを解錠するかは当業者において任意である。
なお、ステップS104における判定に関し、カードセンサ106に対するIDカード111の提示が切り換え操作手段107の有効操作を「伴なう」か否かの操作(ないし判定)方式については、上述のようにいくつかの制御方法が考えられる。たとえば、IDカード111の提示中、切り換え操作手段107を操作し続ける、切り換え操作手段107を操作してから(数秒など所定時間以内に)IDカード111を提示する、IDカード111を提示してから(数秒など所定時間以内に)切り換え操作手段107を操作する、などの操作が行なわれた場合に切り換え操作手段107の操作が有効、すなわち、IDカード111の提示が切り換え操作手段107の操作を「伴なう」と判断する手法が考えられる。
そして、上記のいずれの操作方式でも、CPU201が切り換え操作手段107の操作状態を常時監視し、たとえば切り換え操作手段107の操作ONとなった時刻、および操作OFFとなった時刻をリアルタイムクロック209の計時情報を用いてRAM203の所定領域に数10秒ないし数分ぶん程度、記録しておき、カードセンサ106の操作情報の受信時刻(カードセンサ106の操作情報に含まれるオートロック制御部300が付与したカードの提示時刻情報が正確であることが担保されている場合にはこのカードの提示時刻情報を用いてもよい)と比較することによって、上記の切り換え操作手段107の操作有効判定を行なうことができる。
なお、オートロック制御部300のリアルタイムクロック(不図示)と、物品収受装置100の制御部200のリアルタイムクロック209が所定の制御信号により同期されているか、あるいはNTPサービスなどにより常時正確に校正されている場合は、上記のような時刻照合に絶対時刻を用いることができるが、オートロック制御部300と物品収受装置100の制御部200のリアルタイムクロックの同期が保証されない場合には、制御部200がオートロック制御部300からカードセンサ106の操作情報を受信した受信時刻をリアルタイムクロック209で求めるなどして、この時刻を制御部200がリアルタイムクロック209を用いて記録している切り換え操作手段107のON時刻・OFF時刻と照合する必要がある。
以上のように、本実施例によれば、カードセンサ106に切り換え操作手段107を併設し、物品収受装置100の制御部200により切り換え操作手段107の操作状態を監視し、カードセンサ106にIDカード111が提示された際、該カード提示が切り換え操作手段107の有効操作を伴なうか否かに応じて、郵便ポスト102または物品収受ボックス101のいずれを解錠するかを決定する。
このため、本実施例によれば、郵便ポスト102および物品収受ボックス101のように、種類ないし収受される物品の性質(あるいは居住者の利用アクセスのパターンなど)がそれぞれ異なる第1および第2の物品収受部の解錠認証のために、それぞれカード(鍵)センサを用いる必要がなく、システムを簡単安価に構成できる。本実施例ではカード(鍵)センサの少なくとも1つをカード(鍵)センサに置換でき、上述したような切り換え操作手段107はモーメンタリースイッチなどから構成できるから、第1、第2の物品収受部につきそれぞれ解錠認証用のカード(鍵)センサを設ける構成に比してコンソール103廻りの製造コストをより小さくできる可能性がある。
また、集合住宅にオートロック制御部300が設けられ、集合住宅のカード(鍵)センサの出力をいったんオートロック制御部300に集めて統合的に管理するような構成において、本実施例の構成では物品収受装置100の制御部200により切り換え操作手段107の操作状態を監視し、種類ないし収受される物品の性質(あるいは居住者の利用アクセスのパターンなど)がそれぞれ異なる第1または第2の物品収受部の解錠認証を切り換えることができるため、これら第1および第2の物品収受部の解錠認証のためにそれぞれカード(鍵)センサを配置せずに済み、オートロック制御部300に必要な入力ポート(入力ユニット)数を減らすことができる。通常、ロックメーカーの供給するオートロック制御部300は入力ポート数によって大きく価格が異なる場合が多く、オートロック制御部300に必要な入力ポートの減少により集合住宅全体の設備コストを大きく低減できる可能性がある。
また、ユーザ(居住者)から見ても、種類ないし収受される物品の性質(あるいは居住者の利用アクセスのパターンなど)がそれぞれ異なる第1または第2の物品収受部について、外観や機能がほぼ同じであるカード(鍵)センサをそれぞれ配置するよりも、1つのカード(鍵)センサの認証機能を切り換える切り換え操作手段107を設ける方が操作系の理解や習熟が容易になり、操作ミスを少なくできる、と考えられる。
以上のように、本実施例によれば、物品収受装置外部の制御装置の鍵センサ入力仕様に制限されることなく、認証時の操作性に優れ、利便性の高い物品収受装置のユーザーインターフェースを簡単安価に提供することができる。
なお、以上では、集合住宅にオートロック制御部300が設けられ、集合住宅のカード(鍵)センサの出力をいったんオートロック制御部300に集めて統合的に管理する構成を例示したが、上記実施例のようにカードセンサ106へのカード提示が切り換え操作手段107の有効操作を伴なうか否かに応じて、認証に基づき解錠すべき第1または第2の物品収受部(郵便ポスト102または物品収受ボックス101)を選択する構成は、カードセンサ106の出力監視にオートロック制御部300を用いず、物品収受装置100の制御部200がインターフェース208などを介して直接カードセンサ106の出力を取り込み、監視する構成においても実施することができ、その場合でも上記のオートロック制御部300に関係しない作用効果については上記と同様である。
また、切り換え操作手段107の操作面の形状や色や文字表示などによってカードセンサ106と明瞭に区別でき、またその操作用途がユーザに明瞭に伝わるよう構成しておくのが好ましいのはいうまでもない。たとえば、切り換え操作手段107の有効操作によって郵便ポスト102を解錠を指定する仕様の場合には、切り換え操作手段107の操作面に「P」「ポスト」などの文字を表示しておくとよい。
また、切り換え操作手段107の操作とIDカード111の提示の関係をより明瞭に表示するために、切り換え操作手段107が操作されたら切り換え操作手段107に併設されたLEDのような発光手段を発光させる、あるいは操作面背後に発光手段を有するスイッチなどを切り換え操作手段107として用い切り換え操作手段107が操作されたら操作面を発光させる発光(表示)制御を行なうことにより、切り換え操作手段107が有効操作状態となったことをユーザ(居住者)に表示するようにしてもよい。
たとえば、カード提示タイミングにおいて切り換え操作手段107が有効操作状態となっていることを要求する操作仕様の場合には、ユーザにIDカード111の提示前に切り換え操作手段107を操作させ、しかる後にIDカード111をカードセンサ106に提示するような操作方法マニュアルなどに記載することが考えられるが、この場合、ユーザがIDカード111の提示前に切り換え操作手段107を操作し、有効操作状態となると発光表示を行ない、切り換え操作手段107が有効操作状態となったことを表示し、IDカード111がカードセンサ106に提示された時点(上記構成ではオートロック制御部からカードセンサ106の操作情報を受信した時点)で該発光表示を消勢させるような制御を行なうとよい。このような発光表示制御により、ユーザは操作の意味を視覚的に明瞭に確認しながら認証操作を実行することができる。
また、以上では切り換え操作手段107としてプッシュ式のモーメンタリスイッチやタッチセンサなどを例示したが、切り換え操作手段107には非接触センサなどを用いることもできる。たとえば、カードセンサ106の通信仕様(特定のRFID方式)と互換性のある(あるいは同じ)カードセンサを切り換え操作手段107として配置する構成としてもよい。この場合には、認証に用いるのと同じIDカード111を切り換え操作手段107に提示して切り換え操作手段107を有効操作状態とし、しかる後にIDカード111をカードセンサ106に提示して(本)認証を行なう、というような操作方式とすることができ、このような構成によって、ユーザ(居住者)はより容易に認証制御の切り換えを伴なう解錠操作を行なうことができる。この場合には、上記実施例と同様の切り換え操作手段107の機能を実現するのみであればIDカード111が提示されたことを検出するのみで良いが、IDカード111の記録情報をカードセンサ106の場合と同様に読み出し、制御部200で何らかの認証、または照合処理を行なうことにより、切り換え操作手段107の操作の正当性を確認することもできる。
100 物品収受装置
101 物品収受ボックス
102 郵便ポスト
103 コンソール
104 ディスプレイ
105 キーボード
106 カードセンサ(鍵センサ)
107 切り換え手段
111 IDカード
200 制御部
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204、205、208 インターフェース
206 ネットワーク
207 外部記憶装置
209 リアルタイムクロック
300 オートロック制御部
301 制御部
401 エントランス扉
404 裏口扉
3021〜3024 入力ポート
3031〜3034 出力ポート
4061、4064 カードセンサ
101 物品収受ボックス
102 郵便ポスト
103 コンソール
104 ディスプレイ
105 キーボード
106 カードセンサ(鍵センサ)
107 切り換え手段
111 IDカード
200 制御部
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204、205、208 インターフェース
206 ネットワーク
207 外部記憶装置
209 リアルタイムクロック
300 オートロック制御部
301 制御部
401 エントランス扉
404 裏口扉
3021〜3024 入力ポート
3031〜3034 出力ポート
4061、4064 カードセンサ
Claims (4)
- 集合住宅に配置され、それぞれ性質の異なる物品の収受を行なう第1および第2の物品収受部を含み、これら第1および第2の物品収受部の解錠が集合住宅の居住者に割り当てられた認証手段を用いた認証を介して制御される物品収受装置において、
前記認証手段の提示を検出するセンサ手段と、
前記センサ手段に対する前記認証手段の提示に基づき前記第1または第2のいずれの物品収受部を解錠するかを切り換える切り換え操作手段と、
前記センサ手段に対する前記認証手段の提示に基づき所定の認証処理を行なうとともに、前記センサ手段に対する前記認証手段の提示が前記切り換え操作手段の有効操作を伴なうか否かに応じて前記第1または第2のいずれの物品収受部を解錠するかを切り換える制御部を有することを特徴とする物品収受装置。 - 請求項1に記載の物品収受装置において、前記切り換え操作手段がモーメンタリスイッチまたはタッチセンサから構成されることを特徴とする物品収受装置。
- 請求項1に記載の物品収受装置において、前記切り換え操作手段が前記センサ手段と互換性のある非接触センサから構成され、前記認証手段を提示することにより前記切り換え操作手段を有効操作状態とすることを特徴とする物品収受装置。
- 請求項1に記載の物品収受装置において、第1および第2の物品収受部が、郵便物の収受を行なう郵便ポスト、または宅配物の収受を行なう物品収受ボックスであることを特徴とする物品収受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012087217A JP2013215335A (ja) | 2012-04-06 | 2012-04-06 | 物品収受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2012087217A JP2013215335A (ja) | 2012-04-06 | 2012-04-06 | 物品収受装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2013215335A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017521103A (ja) * | 2014-04-17 | 2017-08-03 | サンダルサン、クマー | 小荷物および配送物を受領するための保全性および可搬性を有する装置 |
RU189162U1 (ru) * | 2018-11-29 | 2019-05-15 | Валерий Вениаминович Кожевников | Устройство для сбора почтовых пакетов с биологическими пробами в транспортных пробирках для лабораторной диагностики |
CN116796780A (zh) * | 2023-08-28 | 2023-09-22 | 卓捷创芯科技(深圳)有限公司 | 一种rfid标签自动发送传感器数据码流的方法 |
JP7490244B2 (ja) | 2021-10-06 | 2024-05-27 | ヒロテック株式会社 | 宅配ボックス |
-
2012
- 2012-04-06 JP JP2012087217A patent/JP2013215335A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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