JP2589581B2 - 集合住宅用ロッカー - Google Patents

集合住宅用ロッカー

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JP2589581B2 JP28418989A JP28418989A JP2589581B2 JP 2589581 B2 JP2589581 B2 JP 2589581B2 JP 28418989 A JP28418989 A JP 28418989A JP 28418989 A JP28418989 A JP 28418989A JP 2589581 B2 JP2589581 B2 JP 2589581B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、宅配業者が居住者の不在時にも荷物を配達
することができるようにした集合住宅用ロッカーにおい
て、居住者が長期間の不在等の理由で荷物の配達を希望
しない場合、当該の居住者宛ての配達が出来ないように
した集合住宅用ロッカーに関する。
(従来技術) 集合住宅においては、受取人であり居住者が不在であ
っても、宅配業者によって配達される荷物が受取れるよ
うにするために、不在の居住者宛の荷物を収納する専用
のロッカーを設置することが行われている。
かかる目的で設置されるロッカーは、例えば特開昭63
−21017号公報に示されたもののように、居住者が共用
するタイプのものである。
このような居住者が共用するロッカーにあっては、収
納されている荷物が誰宛のものであるかが明らにされな
ければならないし、収納されている荷物を指定された居
住者若しくは宅配業者だけが取り出すことが出来るもの
でなければならず、収納されている荷物を盗難の危険な
しに保管出来るものでなければならない。
そこで、この種の共用ロッカーは、暗証番号やIDカー
ドにより、宅配業者であること、或いは、荷物の受取人
たる居住者であることを判定し確認した上でなければ荷
物の収納や取出しが出来ないようになっているのが普通
である。
ところで、集合住宅においては、居住者によっては、
旅行や帰省等により長期間不在となる等の理由で荷物の
配達を希望しないことがある。
しかし、この種の共用ロッカーにおいては、居住者が
荷物の配達を希望しない場合でも、配達を希望しない居
住者宛ての荷物を宅配業者がロッカーに収納することを
拒否できない。さりとて、集合住宅に掲示板等に、長期
間不在となるため、配達を希望しない旨を提示すること
は、留守であることを広告する結果となり、安全を損な
う虞が多大であるし、宅配業者が掲示を見落とせば、長
期間不在の居住者宛ての荷物がロッカーに収納されてし
まうこととなった。
(従来技術の問題点) このように、長期間不在等の理由で荷物を配達を希望
しない居住者宛ての荷物がロッカーに収納されると、当
然のことながら、ロッカーに収納された荷物は、居住者
が帰宅して取り出すか、それとも、ロッカーの管理者が
長期滞貨として取り出さない限り、取り出されることは
なかった。
しかし、この種の共用ロッカーにおいては、収納から
取出しまでがせいぜい1日程度の短い期間で行われるこ
とを前提としてロッカー数を定めているので、このよう
な長期滞貨は、ロッカーの収納能力不足を来したり、荷
物が腐敗して悪臭を発する等の不都合の原因となってい
た。
しかも、従来提供された集合住宅用の共同ロッカー
は、一般に、荷物の収納と取出しのための操作が複雑で
操作ミスをしやすく、宅配業者にも居住者にも不便であ
った。
(発明が解決しようとする問題点) そこで、本発明は、長期にわたり不在にする等の理由
で荷物の配達を希望しない居住者がその旨を登録する
と、宅配業者が配達のためにロッカーに当該居住者宛の
荷物を収納しようとしても収納することができなくなる
ようにして荷物の長期滞貨を防止出来るようにすると共
に、荷物の安全な保管と確実な受渡し及び居住者を安全
確保を満足しながら荷物の収納と取出しのための操作を
より簡易化したものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記の目的を達成するために、宅配業者の
配達・集荷、居住者の受取・発送等の作業の内、どの作
業を行うのかをまず指定させて操作手順の誤解と誤操作
をなくし、また、荷物の配達を希望しない居住者が予め
配達された荷物の受領の拒絶を登録できるようにし、受
領拒絶を登録した居住者宛の荷物を宅配業者がロッカー
に収納しようとしても、空の荷物収納部の扉のロックが
解除されないようにして、受領拒絶を登録した居住者宛
の荷物の配達が出来なくなるようにしたものである。
具体的には、本発明は、施錠装置付きの扉と荷物の検
知装置を備えた複数の荷物収納部と、荷物収納部の扉の
開閉等を制御する制御部とからなり、制御部には、配達
・受取等の作業を指定する手段と、真正の受取人である
かどうかを判定する手段と、居住者の識別番号を入力す
る手段と、配達の作業が指定され、かつ、居住者の識別
番号が入力されたときに前記扉の施錠装置を作動させて
空の荷物収納部の扉のロックを解除し、また、前記判定
手段によって真正の受取人であると判定されたときに該
当配達物の投入されている荷物収納部の扉のロックを解
除する前記施錠装置の作動制御手段と、荷物の入ってい
る若しくは荷物の入っていない荷物収納部の番号を表示
する手段と、配達された荷物の受領を拒絶する居住者の
入力された識別番号を記憶して以後当該の識別番号が入
力されても空の荷物収納部の前記扉のロックを維持する
手段と、前記荷物検知装置からの検知信号を受けて受領
証を発行し或いは受領証に印字するプリンターとの備え
たことを特徴とするものである。
本発明の実施に際しては、宅配業者による荷物の配
達、居住者による配達された荷物の受取、居住者による
受領拒絶の登録の作業の他に、居住者による前記受領拒
絶の登録の解除の作業と、居住者が宅配業者に荷物の配
達を依頼するために発送する荷物の保管と当該荷物の宅
配業者への引渡、即ち、荷物の発送の作業と、居住者か
ら配達を依頼された保管された荷物の引取、即ち、荷物
の集荷の作業を行えるようにすることが出来る。
そして、本発明の実施に際しては、宅配業者を予め特
定しておくと共に、配達等の作業を行う者が真正の宅配
業者であるか否かを確認する手段を採択することが望ま
しい。特に、本発明の実施に際し、荷物の発送と荷物の
集荷の作業を行えるようにした場合、荷物の発送する居
住者の識別番号を集荷の前に電話等で宅配業者に通知し
ておく必要があるので、真正の宅配業者であるか否を確
認する手段を採択することが望ましい。例えば、予め宅
配業者にIDカードを交付しておく一方、制御部にIDカー
ドの読み取り確認手段を搭載しておき、宅配業者が配達
の作業を指定し、居住者の識別番号を入力し、更に、こ
の読み取り確認手段でIDカードを読み取って真正の宅配
業者であることが確認されないと荷物収納部の扉のロッ
クが解除されないようにすることが望ましい。
また、本発明の実施に際しては、居住者であるかどう
か、真正の受取人たる居住者かどうかを判定する手段と
して、識別番号の他にIDカードを使用することが望まし
い。例えば、居住者にIDカードを交付しておく一方、制
御部にIDカードの読み取り確認手段を搭載しておき、識
別番号の入力とIDカードの読み取りによって、居住者で
あるかどうか、真正の受取人たる居住者かどうかを判定
するようにし、居住者であることを確認、真正の受取人
であることの確認をしないと荷物収納部の扉のロックが
解除されないようにすることが望ましい。
(作用) まず、居住者もしくは宅配業者は、まず作業指定手
段、例えば、作業指定キーを圧下して作業を特定する。
配達の際には、宅配業者は配達のキーを圧下し、居住
者の識別番号を入力する。そうすると、制御部の作動制
御手段は荷物の投入されていない空の荷物収納部の扉の
ロックを解除し、制御部の表示手段は荷物の入っている
もしくは荷物の入っていない荷物収納部の番号を表示す
る。そして、宅配業者が扉を開けて荷物の入っていない
荷物収納部に荷物を投入して扉を閉じると該扉はロック
される。荷物が投入された荷物収納部は検知装置によっ
て荷物の存在が検知され、荷物が居住者によって取出さ
れるまでは以後の宅配業者が扉を開けることは出来な
い。最後に配達伝票をプリンターに挿入すると必要事項
が印字されて返却される。こうして配達の作業は終了す
る。
配達された荷物の受取の際には、居住者は受取のキー
を圧下し、自らの識別番号を入力する。居住者の入力し
た識別番号と宅配業者が配達の際に入力した識別番号が
一致すると、荷物収納部の番号が表示されるので当該の
荷物収納部の扉を開けて荷物を取出し扉を閉じる。扉を
閉じると当該の荷物収納部の扉はロックされる。
居住者が宅配業者に荷物の配達を依頼するために、発
送する荷物の保管と当該荷物の宅配業者への引渡、即
ち、荷物の発送の際には、居住者は発送のキーを圧下
し、自らの識別番号を入力する。そうすると、制御部の
作動制御手段は荷物の投入されていない空の荷物収納部
の扉のロックを解除し、制御部の表示手段は荷物の入っ
ているもしくは荷物の入っていない荷物収納部の番号を
表示する。空の荷物収納部の扉を開けて荷物を投入す
る。扉を閉ざすと当該の荷物収納部の扉はロックされ
る。宅配業者へは、電話等で依頼を通知し、その際、発
送を依頼する居住者は自らの識別番号を通知しておく。
宅配業者が発送を依頼された居住者の荷物を集荷する
際には、宅配業者は集荷のキーを圧下し、予め通知され
た居住者の識別番号を入力する。そうすると、制御部の
作動制御手段は、当該の荷物が投入された荷物収納部の
番号が表示されるので当該の荷物収納部の扉を開けて荷
物を取出す。扉を閉ざすと当該の荷物収納部の扉はロッ
クされる。
居住者が旅行で長期不在となる等の理由で荷物の配達
を希望しない際は、当該居住者は受領拒絶のキーを圧下
し、自らの識別番号を入力する。入力された識別番号は
記憶され、以後は宅配業者が上記した配達の操作を行っ
ても、空の荷物収納部の扉のロックは解除されず、従っ
て、宅配業者は、受領拒絶した居住者宛ての配達は出来
なくなる。
この受領拒絶の解除は、受領拒絶解除のキーを圧下
し、自らの識別番号を入力する。そうすると、受領拒絶
の登録をした居住者の識別番号の記憶が消去され、受領
拒絶以前の状態に復帰する。
(効果) 以上に述べたところから明らかな通り、本発明によれ
ば、長期にわたり不在にする等の理由で居住者が荷物の
配達を希望しない場合に、簡単な操作で配達された荷物
の受領を拒絶することができるので、荷物収納部の効率
よい利用が可能になり、荷物の長期滞貨を防止すること
が出来る。また、居住者と宅配業者に行う作業に予め指
定させるようにしたから、荷物の収納と取出しのための
操作が、簡単で誤操作のおそれもきわめて少なく、荷物
の保管も安全で、荷物の受渡しも確実であり、居住者の
安全も確保される等、優れた効果が期待出来る。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
図示の実施例は、第1図及び第2図に示した如く、荷
物を収納する複数の荷物収納部1と、コントロールボッ
クス2とから構成されている。
各々の荷物収納部1の前面には蝶番により扉3が開閉
可能に取付けられている。そして、各々の荷物収納部1
内には、扉3の開閉を検知するセンサー(図示せず)と
荷物の有無を検知する荷物センサー(図示せず)とが設
けられ、また、扉3をロックし或いはロックを解除する
施錠装置(図示せず)を備えている。
コントロールボックス2は荷物収納部1に連結して形
成されており、その前面には、配達・集荷・受取・発送
・長期不在登録・長期不在登録の解除・居住者登録・宅
配業者登録・居住者登録抹消・宅配業者登録抹消の10の
作業指定キー4、IDカードの挿入口5、居住者の識別番
号及び荷物収納部の番号を入力するテンキー6、荷物の
投入されていない空の荷物収納部1の番号を表示する番
号表示盤7、受領証発行口8、受領証請求キー9、電源
キー10、及び、操作手順等を表示する表示パネル11を備
えている。そして、コントロールボックス2内には、ID
カードの読取装置と、受領証を発行するプリンター装置
と、各荷物収納部1の施錠装置を作動制御するコンピュ
ータとが内蔵されている。
IDカードとしては、磁気カードやICカード、或いはバ
ーコード記入カード等を採択できる。
第3図のフローチャートに示した如く、配達の際に
は、宅配業者は電源キー10を圧下し、作業指定キー4の
配達キーを圧下し、テンキー6によって届先である居住
者の識別番号を入力した後、予め宅配業者に配布された
IDカードを挿入口5から挿入する。そして、居住者の識
別番号とIDカードの真否が確認され、真正のものである
ときは荷物が投入されていない荷物収納部1の扉3のロ
ックが解除される。ロックが解除された荷物収納部1の
番号は番号表示盤7に表示される。その荷物収納部1の
扉3を開けて荷物を投入すると、荷物の投入が荷物セン
サーにより検知され、扉3を閉じると扉3の開閉センサ
ーにより検知され、施錠装置により当該荷物収納部1の
扉3がロックされる。この扉3のロックは荷物センサー
により荷物が検知されている間は以降の配達の際に解除
されることはない。受領証請求キー9を圧下するとプリ
ンター装置により受領証が受領証発行口8からプリント
アウトされ、IDカードが挿入口5から排出される。
第4図のフローチャートに示した如く、居住者による
配達された荷物の受取の際には、帰宅した居住者は電源
キー10を圧下し、作業指定キー4を受取キーを圧下し、
テンキー6によって自らの識別番号を入力し、居住者用
IDカードを挿入口5から挿入する。そうすると、居住者
の識別番号とIDカードの真否が確認される。真正である
ときは当該居住者への配達があれば当該居住者宛に配達
された荷物が収納されている荷物収納部1の番号が番号
表示盤7に表示され、当該の荷物収納部1の扉3のロッ
クが解除される。表示された荷物収納部1の扉3を開け
て荷物を取出す。扉3を閉めると開閉センサーにより検
知されこの扉3がロックされる。荷物の取出により荷物
センサーは荷物を検知しなくなるので、以後の配達の際
にはこの荷物収納部1の扉3のロックは解除されること
になる。居住者用IDカードは挿入口5から排出される。
第5図のフローチャートに示した如く、居住者が宅配
業者に荷物の配達を依頼するために、発送する荷物の保
管と当該荷物の宅配業者への引渡、即ち、荷物の発送の
際には、居住者は電源キー10を圧下し、作業指定キー4
の発送キーを圧下し、テンキー6によって自らの識別番
号を入力し、居住者用IDカードを挿入口5から挿入す
る。そうすると、居住者の識別番号とIDカードの真否が
確認される。真正であるときは荷物が投入されていない
荷物収納部1の扉3のロックが解除される。そして、ロ
ックが解除された荷物収納部1の番号が番号表示盤7に
表示される。表示された番号の荷物収納部1の扉3を開
けて荷物を投入し、扉3を閉めると開閉センサーにより
検知されこの扉3はロックされる。居住者用IDカードは
挿入口5から排出される。発送控えは、受領証請求キー
9を圧下するとプリンター装置により受領証発行口8か
らプリントアウトされる。
第6図のフローチャートに示した如く、宅配業者が発
送を依頼された居住者の荷物を集荷する際には、宅配業
者は電源キー10を圧下し、作業指定キー4の集荷キーを
圧下し、テンキー6によって予め通知された発送主であ
る居住者の識別番号を入力し、IDカードの挿入口5から
挿入する。そうすると、居住者の識別番号とIDカードの
真否が確認される。真正であるときは該当の荷物が投入
されている荷物収納部1の扉3のロックが解除され、ロ
ックが解除された荷物収納部1の番号が番号表示盤7に
表示される。宅配業者が表示された番号の荷物収納部1
の扉3を開けて荷物を取出し、扉3を閉めると開閉セン
サーにより検知されこの扉3はロックされる。IDカード
は挿入口5から排出される。宅配業者の受領証は当該居
住者のメールボックス等に投入する。
第7図のフローチャートに示した如く、居住者が旅行
で長期不在となる等の理由で荷物の配達を希望しないと
きは、電源キー10を圧下し、作業指定キー4の受領拒絶
キーを圧下し、居住者用IDカードを挿入口5から挿入
し、テンキー6で自らの識別番号を入力する。IDカード
の真正が確認されるとその識別番号が記憶され、以後は
宅配業者が前記した配達の操作を行っても、空の荷物収
納部1の扉3のロックは解除されない。居住者用IDカー
ドは挿入口5から排出される。
この受領拒絶の解除は、第8図のフローチャートに示
した如く、電源キー10を圧下し、作業指定キー4の受領
拒絶解除キーを圧下し、居住者用IDカードを挿入口5か
ら挿入し、テンキー6で自らの識別番号を入力する。ID
カードの真正が確認されるとその識別番号の記憶が消去
され、受領拒絶以前の状態に復帰する。
第9図のフローチャートに示した如く、電源キー10を
圧下し、パラメータ登録カードを挿入口5から挿入し、
作業指定キー4の居住者登録キーを圧下し、変更があっ
た居住者のIDカード搭載情報、例えば、マンションコー
ド・棟コード・フロアーの階数・部屋番号等をテンキー
6で入力すると変更があった居住者に新たに登録され
る。変更があった宅配業者の登録は、第10図のフローチ
ャートに示した如く、電源キー10を圧下し、パラメータ
登録カードを挿入口5から挿入し、作業指定キー4の宅
配業者登録キーを圧下し、変更があった宅配業者のIDカ
ード搭載情報、例えば、業種コード・宅配業者コード等
をテンキー6で入力する。
居住者がIDカードを紛失等したため、当該のIDカード
を失効させる際は、第11図のフローチャートに示した如
く、電源キー10を圧下し、パラメータ登録カードを挿入
口5から挿入し、作業指定キー4の居住者登録抹消キー
を圧下し、当該IDカードの搭載情報をテンキー6で入力
する。宅配業者がIDカードを紛失等したため、当該のID
カードを失効させる際は、第12図のフローチャートに示
した如く、電源キー10を圧下し、パラメータ登録カード
を挿入口5から挿入し、作業指定キー4の宅配業者登録
抹消キーをを圧下し、当該IDカードの搭載情報をテンキ
ー6で入力する。居住者登録抹消、宅配業者登録抹消は
このようにして完了する。
尚、上記した実施例は、荷物収納部1の前面にのみ扉
3を設け、配達・集荷・受取・発送のための荷物の投入
取出しを全てこの扉3を開閉して行うようになっている
が本発明の実施に際しては、荷物収納部1の前面に宅配
業者が配達・集荷に使用する扉を設けると共に、荷物収
納部1の背面その他所望の面に居住者が受取・発送に使
用する扉を設けることも可能である。
また、本発明の実施に際しては、コントロールボック
ス2に内蔵したコンピュータにより、何日にどの宅配業
者が居住者の誰に配達したかとか、何日に居住者の誰が
どの宅配業者に発送を依頼したかとか、或いは、居住者
の誰が何日から何日まで長期不在等で荷物の受領拒否を
したかというような、ロッカーの使用履歴を記憶集計
し、定期的に、或いは、随時、使用履歴をプリンターで
プリントアウトさせることも出来る。このような履歴管
理機能は、ロッカーのメインテナンスの有益であるのみ
ならず、設置条件に対応したロッカーの設計にも資する
ところ大である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は斜視
図、第2図はコントロールボックスの正面図、第3図は
宅配業者が配達の際に荷物を収納する操作手順を示すフ
ローチャート、第4図は居住者が配達された荷物を受取
る際の操作手順を示すフローチャート、第5図は居住者
が荷物を発送する際の操作手順を示すフローチャート、
第6図は宅配業者が集荷する際の操作手順を示すフロー
チャート、第7図は居住者が荷物を受領拒絶する際の操
作手順を示すフローチャート、第8図は居住者が荷物の
受領拒絶を解除する際の操作手順を示すフローチャート
である。第9図乃至第12図はパラメータ登録カードによ
りIDカードの情報を変更或いは削除して以前のIDカード
を失効させる操作手順を示すもので、第9図は居住者の
変更のための、第10図は宅配業者の変更のための、第11
図は居住者の情報の抹消のための、第12図は宅配業者の
情報の抹消のための操作手順を示すフローチャートであ
る。 1……荷物収納部 2……コントロールボックス、3……表扉 4……作業指定キー 5……IDカードの挿入口、6……テンキー 7……番号表示盤 8……受領証発行口

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】施錠装置付きの扉と荷物の検知装置を備え
    た複数の荷物収納部と、荷物収納部の扉の開閉等を制御
    する制御部とからなり、制御部には、配達・受取・受領
    拒絶等の作業を指定する手段と、真正の受取人であるか
    どうかを判定する手段と、居住者の識別番号を入力する
    手段と、配達の作業が指定され、かつ、居住者の識別番
    号が入力されたときに前記扉の施錠装置を作動させて空
    の荷物収納部の扉のロックを解除し、また、前記判定手
    段によって真正の受取人であると判定されたときに該当
    配達物の投入されている荷物収納部の扉のロックを解除
    する前記施錠装置の作動制御手段と、荷物の入っている
    若しくは荷物の入っていない荷物収納部の番号を表示す
    る手段と、配達された荷物の受領を拒絶する居住者の入
    力された識別番号を記憶して以後当該の識別番号が入力
    されても空の荷物収納部の前記扉のロックを維持する手
    段と、前記荷物検知装置からの検知信号を受けて受領証
    を発行し或いは受領証に印字するプリンターを備えたこ
    とを特徴とする集合住宅用ロッカー。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7090619B2 (en) 2004-03-31 2006-08-15 Honda Motor Co., Ltd. Two-wheeled vehicle simulation apparatus
DE102005010408B4 (de) 2004-03-31 2011-05-12 Honda Motor Co., Ltd. Zweiradfahrzeug-Simulationsvorrichtung

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JP2004172680A (ja) * 2002-11-15 2004-06-17 Sony Corp ドアホン装置および通信システム

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