JP2607282Y2 - 配送品用ロッカー装置 - Google Patents
配送品用ロッカー装置Info
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- JP2607282Y2 JP2607282Y2 JP1993044212U JP4421293U JP2607282Y2 JP 2607282 Y2 JP2607282 Y2 JP 2607282Y2 JP 1993044212 U JP1993044212 U JP 1993044212U JP 4421293 U JP4421293 U JP 4421293U JP 2607282 Y2 JP2607282 Y2 JP 2607282Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は貸ビルやマンションの出
入り口に設置され、例えば運送業者、郵便配達人などに
よって配達される荷物を安全に収納することができる配
送品用ロッカー装置に関する。
入り口に設置され、例えば運送業者、郵便配達人などに
よって配達される荷物を安全に収納することができる配
送品用ロッカー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置の一実施例としては、実開
平3−20669号公報に提案されている。
平3−20669号公報に提案されている。
【0003】しかして、この一実施例は、図6で示すよ
うに、それぞれ電気錠60を有する複数のロッカ−61
から成るロッカ−装置62と、入居者に対応する数のメ
イルボックス63から成るメイルボックス装置64を一
体に構成し、配送人および入居者によって操作される前
記ロッカ−装置の操作盤65には、入力されたデ−タが
予め登録されたデ−タと一致した時に上記電気錠60を
解錠させる制御装置66と、配送人専用のIDカ−ド6
7またはテンキ−68あるいは両者67、68からデ−
タが入力された時に、配送品が未納状態であるロッカ−
の電気錠60を解錠させる機能と、入居者専用のIDカ
−ド69またはテンキ−68あるいは両者69、68か
らデ−タが入力された時に、指定されたロッカ−の電気
錠60を解錠させる機能を設けてあることを特徴とする
配送品受け渡し装置Xである。
うに、それぞれ電気錠60を有する複数のロッカ−61
から成るロッカ−装置62と、入居者に対応する数のメ
イルボックス63から成るメイルボックス装置64を一
体に構成し、配送人および入居者によって操作される前
記ロッカ−装置の操作盤65には、入力されたデ−タが
予め登録されたデ−タと一致した時に上記電気錠60を
解錠させる制御装置66と、配送人専用のIDカ−ド6
7またはテンキ−68あるいは両者67、68からデ−
タが入力された時に、配送品が未納状態であるロッカ−
の電気錠60を解錠させる機能と、入居者専用のIDカ
−ド69またはテンキ−68あるいは両者69、68か
らデ−タが入力された時に、指定されたロッカ−の電気
錠60を解錠させる機能を設けてあることを特徴とする
配送品受け渡し装置Xである。
【0004】しかしながら、上記装置Xは、明細書中で
は「……IDカ−ドまたはテンキーあるいは両者……」
と言う広いあるいは不明確な表現が用いられているもの
の、明細書全体を吟味してみると、該装置Xを配送人ま
たは入居者が操作をする時は、操作盤65の上部の表示
部70を見て、LEDランプ71が点灯していない空の
ロッカ−61を確認し、そのロッカ−ナンバ−をテンキ
−68によって入力する必要があると認められる。
は「……IDカ−ドまたはテンキーあるいは両者……」
と言う広いあるいは不明確な表現が用いられているもの
の、明細書全体を吟味してみると、該装置Xを配送人ま
たは入居者が操作をする時は、操作盤65の上部の表示
部70を見て、LEDランプ71が点灯していない空の
ロッカ−61を確認し、そのロッカ−ナンバ−をテンキ
−68によって入力する必要があると認められる。
【0005】したがって、該装置Xに於いては、入居者
専用のIDカ−ド69は、全入居者別にデ−タが設定さ
れ、一方、制御装置66のコ−ド記憶部も全入居者に関
するデ−タがそれぞれ詳細に登録(プログラム)されて
いるものと考えられる。
専用のIDカ−ド69は、全入居者別にデ−タが設定さ
れ、一方、制御装置66のコ−ド記憶部も全入居者に関
するデ−タがそれぞれ詳細に登録(プログラム)されて
いるものと考えられる。
【0006】それ故に、該装置Xに於ては、配送人及び
入居者が荷物をロッカ−に入れ又は取り出すたびに操作
盤65のテンキ−68を操作しながら、当該操作盤65
の区分けされた表示部70でロッカーナンバーや入居者
のIDカード69の設定番号をその都度確認しなければ
ならないので、非常に電気錠の解錠操作が煩わしく、ま
た装置Xの構造もテンキー68、表示部70などが必要
なので、安価に製作することができないなどの欠点があ
った。
入居者が荷物をロッカ−に入れ又は取り出すたびに操作
盤65のテンキ−68を操作しながら、当該操作盤65
の区分けされた表示部70でロッカーナンバーや入居者
のIDカード69の設定番号をその都度確認しなければ
ならないので、非常に電気錠の解錠操作が煩わしく、ま
た装置Xの構造もテンキー68、表示部70などが必要
なので、安価に製作することができないなどの欠点があ
った。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】本考案は以上のような
従来の欠点に鑑み、配達人が持ち歩いている配送人専用
カードを操作盤の挿入口に入れると、空き状態のロッカ
ーが一括して解錠状態となると共に、当該解錠した空ロ
ッカーNo.を逐一暗証しなくても視覚により識別をする
ことができるようにすることにより電気錠の解錠操作の
煩わしさを解消することができ、一方、居住人が郵便受
けから取出したロッカー識別カードを操作盤の挿入口に
挿入すると、配送品が入っている当該ロッカーの電気錠
が解錠すると共に、解錠した当該ロッカーがどれである
かを視覚により識別することができ、また装置の構造も
簡単で、したがって、安価に製作することができる配送
品用ロッカー装置を得ることである。
従来の欠点に鑑み、配達人が持ち歩いている配送人専用
カードを操作盤の挿入口に入れると、空き状態のロッカ
ーが一括して解錠状態となると共に、当該解錠した空ロ
ッカーNo.を逐一暗証しなくても視覚により識別をする
ことができるようにすることにより電気錠の解錠操作の
煩わしさを解消することができ、一方、居住人が郵便受
けから取出したロッカー識別カードを操作盤の挿入口に
挿入すると、配送品が入っている当該ロッカーの電気錠
が解錠すると共に、解錠した当該ロッカーがどれである
かを視覚により識別することができ、また装置の構造も
簡単で、したがって、安価に製作することができる配送
品用ロッカー装置を得ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案の配送品用ロッカ
ー装置は、電気錠5及び空の状態か否かを示す表示器4
をそれぞれ備えた複数個のロッカー1と、施錠装置31
をそれぞれ有する居住人の郵便受け30と、前記ロッカ
ー別に対応して固有のロッカー識別情報がそれぞれ設定
され、かつ、荷物の受渡しのために配送人によって当該
荷物を入れたロッカーから取出されると共に、当該荷物
の名宛人の前記郵便受けに投入される複数枚の居住人用
ロッカー識別カード11と、配送人が普段持ち歩いてい
る一枚の配送人専用カード13と、前記ロッカー1に電
気的に接続していると共に、カードリーダ14、前記カ
ード11,13用の識別情報記憶部21、荷物の収納状
態記憶部22、前記カード11,13用のカード判定部
23、前記ロッカーの電気錠及び表示器用のロッカー制
御部24をそれぞれ備えた制御装置20を有しかつ前記
カードリーダ用の挿入口15が設けられた操作盤12と
の組み合わせから成り、前記制御装置20は、配送人が
前記配送人専用カードを前記挿入口に挿入すると、空に
なっている各ロッカーの表示器を点灯または消灯させる
と共に空の状態である全てのロッカーの電気錠を直ちに
一括して解錠させる制御機能と、居住人が郵便受け30
から取出した前記ロッカー識別カード11を前記挿入口
15に挿入した場合に配送品が入っている当該ロッカー
の表示器4を点滅させると同時に当該ロッカーの電気錠
を解錠させる制御機能とを有することを特徴とする。
ー装置は、電気錠5及び空の状態か否かを示す表示器4
をそれぞれ備えた複数個のロッカー1と、施錠装置31
をそれぞれ有する居住人の郵便受け30と、前記ロッカ
ー別に対応して固有のロッカー識別情報がそれぞれ設定
され、かつ、荷物の受渡しのために配送人によって当該
荷物を入れたロッカーから取出されると共に、当該荷物
の名宛人の前記郵便受けに投入される複数枚の居住人用
ロッカー識別カード11と、配送人が普段持ち歩いてい
る一枚の配送人専用カード13と、前記ロッカー1に電
気的に接続していると共に、カードリーダ14、前記カ
ード11,13用の識別情報記憶部21、荷物の収納状
態記憶部22、前記カード11,13用のカード判定部
23、前記ロッカーの電気錠及び表示器用のロッカー制
御部24をそれぞれ備えた制御装置20を有しかつ前記
カードリーダ用の挿入口15が設けられた操作盤12と
の組み合わせから成り、前記制御装置20は、配送人が
前記配送人専用カードを前記挿入口に挿入すると、空に
なっている各ロッカーの表示器を点灯または消灯させる
と共に空の状態である全てのロッカーの電気錠を直ちに
一括して解錠させる制御機能と、居住人が郵便受け30
から取出した前記ロッカー識別カード11を前記挿入口
15に挿入した場合に配送品が入っている当該ロッカー
の表示器4を点滅させると同時に当該ロッカーの電気錠
を解錠させる制御機能とを有することを特徴とする。
【0009】
【実施例】以下、図面に示す実施例により本考案を詳細
に説明する。
に説明する。
【0010】1はケース本体2の開口部3側の前部にロ
ッカーが空か否かを示す第1の表示器4の一例としての
点灯ランプ並びに電気錠5をそれぞれ有する複数個のロ
ッカーである。第1の表示器4は、本実施例では各ロッ
カーにそれぞれ設けられているが、後述する操作盤に設
けても良い。只望ましくは本実施例のように各ロッカー
にそれぞれ設けた方が配送人にとっては空のロッカーと
使用中のロッカーとの区別が容易である。6はケース本
体2に開閉自在に軸着された扉で、この扉6の開閉端部
には前記表示器4が臨む窓7及び電気錠5のロッキング
バーが係合する受け金具8が設けられている。
ッカーが空か否かを示す第1の表示器4の一例としての
点灯ランプ並びに電気錠5をそれぞれ有する複数個のロ
ッカーである。第1の表示器4は、本実施例では各ロッ
カーにそれぞれ設けられているが、後述する操作盤に設
けても良い。只望ましくは本実施例のように各ロッカー
にそれぞれ設けた方が配送人にとっては空のロッカーと
使用中のロッカーとの区別が容易である。6はケース本
体2に開閉自在に軸着された扉で、この扉6の開閉端部
には前記表示器4が臨む窓7及び電気錠5のロッキング
バーが係合する受け金具8が設けられている。
【0011】前記複数個のロッカー1は、本実施例では
図2で示すように小さい荷物を収納することができる第
1のロッカー9と、大きい荷物を収納することができる
第2のロッカー10とから構成され、これらのロッカー
9、10は適宜に一体的に組合わせられている。
図2で示すように小さい荷物を収納することができる第
1のロッカー9と、大きい荷物を収納することができる
第2のロッカー10とから構成され、これらのロッカー
9、10は適宜に一体的に組合わせられている。
【0012】11は、普段はこれらのロッカー9、10
のうち居住人によって空のロッカーに収納され、かつ、
各ロッカー9a、9b、9c、9d、10a別に固有の
ロッカー識別情報がそれぞれ設けられた居住人側のロッ
カー識別カードである。このロッカー識別カード11
は、図1で示すように各ロッカー9a、9b、9c、9
d、10a別に対応して複数個11a、11b、11
c、11d、11e設けられている。したがって、ロッ
カー識別カード11は、例えば銭湯の下足札と同様の意
味合いを有する。なお、ロッカー識別カード11として
は、記憶素子(ICなど)に固有のロッカー識別情報が
固定されたICカード、磁気に固有のロッカー識別情報
が設定された磁気カード、カードの一側面に文字、図
形、記号、色彩、模様、バーコードなどの固有のロッカ
ー識別情報が設けられたカードが使用される。
のうち居住人によって空のロッカーに収納され、かつ、
各ロッカー9a、9b、9c、9d、10a別に固有の
ロッカー識別情報がそれぞれ設けられた居住人側のロッ
カー識別カードである。このロッカー識別カード11
は、図1で示すように各ロッカー9a、9b、9c、9
d、10a別に対応して複数個11a、11b、11
c、11d、11e設けられている。したがって、ロッ
カー識別カード11は、例えば銭湯の下足札と同様の意
味合いを有する。なお、ロッカー識別カード11として
は、記憶素子(ICなど)に固有のロッカー識別情報が
固定されたICカード、磁気に固有のロッカー識別情報
が設定された磁気カード、カードの一側面に文字、図
形、記号、色彩、模様、バーコードなどの固有のロッカ
ー識別情報が設けられたカードが使用される。
【0013】12はロッカー識別カード11並びに配送
人が普段持ち歩いている1枚の配送人専用カード13の
識別情報をそれぞれ読取ることができるカードリーダ1
4の挿入口15を有する操作盤である。この操作盤12
は、本実施例では第2のロッカー10の前壁部に取付け
られている。
人が普段持ち歩いている1枚の配送人専用カード13の
識別情報をそれぞれ読取ることができるカードリーダ1
4の挿入口15を有する操作盤である。この操作盤12
は、本実施例では第2のロッカー10の前壁部に取付け
られている。
【0014】しかして、操作盤12には大小いずれのロ
ッカー9、10が空であるかを示す押しボタン16a、
16b形式の第2の表示器17a、17bが設けらてい
る。また操作盤12には配送人専用カード13が使用可
能のであるか否かを示す第3の表示器18及びロッカー
1が満杯であるため使用不可であることを示す第4の表
示器19がそれぞれ設けられている。
ッカー9、10が空であるかを示す押しボタン16a、
16b形式の第2の表示器17a、17bが設けらてい
る。また操作盤12には配送人専用カード13が使用可
能のであるか否かを示す第3の表示器18及びロッカー
1が満杯であるため使用不可であることを示す第4の表
示器19がそれぞれ設けられている。
【0015】20は操作盤12のプリント基板上に構成
され、少なくともロッカー識別カード11がカードリー
ダ14の挿入口15に挿入された時、すでに配送品が入
っている当該ロッカーの電気錠5を解錠させ、一方、配
送人専用カード13が前記挿入口15に挿入された時
は、空になっている各ロッカーの第1の表示器4を点灯
または消灯させると共に、空の各ロッカーの電気錠5を
解錠させる制御機能を有する制御装置である。
され、少なくともロッカー識別カード11がカードリー
ダ14の挿入口15に挿入された時、すでに配送品が入
っている当該ロッカーの電気錠5を解錠させ、一方、配
送人専用カード13が前記挿入口15に挿入された時
は、空になっている各ロッカーの第1の表示器4を点灯
または消灯させると共に、空の各ロッカーの電気錠5を
解錠させる制御機能を有する制御装置である。
【0016】しかして、この制御装置20は図1で示す
ように中央演算処理装置CPUを有し、このCPUには
前述したカードリーダ14の他、ロッカー識別カード1
1及び配送人専用カード13にそれぞれ設定された識別
情報を記憶した識別情報記憶部21、各ロッカー1にそ
れぞれ設けられた発光素子、受光素子などの検知器から
の信号を介し各ロッカーの収納状態を記憶する収納状態
記憶部22、配送人専用カードやロッカー識別カードが
使用可能であるか否か又ロッカーが使用可能であるか否
かをそれぞれ判別するカード判定部23、このカード判
定部によって判定された判定信号に基き、少なくともロ
ッカーの第1の表示器を点灯(点滅も含む)又は消灯さ
せると共に、直ちに当該ロッカーの電気錠5を一括して
解錠させるロッカー制御部24などが接続されている。
ように中央演算処理装置CPUを有し、このCPUには
前述したカードリーダ14の他、ロッカー識別カード1
1及び配送人専用カード13にそれぞれ設定された識別
情報を記憶した識別情報記憶部21、各ロッカー1にそ
れぞれ設けられた発光素子、受光素子などの検知器から
の信号を介し各ロッカーの収納状態を記憶する収納状態
記憶部22、配送人専用カードやロッカー識別カードが
使用可能であるか否か又ロッカーが使用可能であるか否
かをそれぞれ判別するカード判定部23、このカード判
定部によって判定された判定信号に基き、少なくともロ
ッカーの第1の表示器を点灯(点滅も含む)又は消灯さ
せると共に、直ちに当該ロッカーの電気錠5を一括して
解錠させるロッカー制御部24などが接続されている。
【0017】30は適宜箇所に設置された居住人用の各
郵便受けである。居住人側のロッカー識別カード11
は、施錠装置31を有するこれらの郵便受け30と組合
わせて使用され、例えば配送人が空のロッカーに荷物を
入れ、その中にあるロッカー識別カードを取り出した時
は、当該受取人の郵便受け30に入れられる。
郵便受けである。居住人側のロッカー識別カード11
は、施錠装置31を有するこれらの郵便受け30と組合
わせて使用され、例えば配送人が空のロッカーに荷物を
入れ、その中にあるロッカー識別カードを取り出した時
は、当該受取人の郵便受け30に入れられる。
【0018】上記構成に於いては、配送人が荷物を運ん
できた時は、まず配送人は操作盤12の挿入口15に配
送人専用カ−ド13を挿入する。そうすると、カ−ドリ
−ダ14がその識別情報を読み取り、一方、カ−ド判定
部23は前記カ−ドリ−ダ14によって読み取られたデ
−タと予め識別情報記憶部21に記憶されているデ−タ
とが一致するか否か比較判定する。そして、もしカ−ド
13が使用可能であれば、制御装置20は操作盤12の
第3の表示器18を点灯させる。
できた時は、まず配送人は操作盤12の挿入口15に配
送人専用カ−ド13を挿入する。そうすると、カ−ドリ
−ダ14がその識別情報を読み取り、一方、カ−ド判定
部23は前記カ−ドリ−ダ14によって読み取られたデ
−タと予め識別情報記憶部21に記憶されているデ−タ
とが一致するか否か比較判定する。そして、もしカ−ド
13が使用可能であれば、制御装置20は操作盤12の
第3の表示器18を点灯させる。
【0019】次に配送人は荷物の大小を考慮し、押しボ
タン16a、16bを選択的に押す。そうすると、押し
た方のボタンの第2の表示器17a、17bが点灯する
と同時に、ロッカ−1のいずれもが全て使用中である場
合、制御装置20は操作盤12の第4の表示器19を点
灯させる。この場合配送人はロッカ−1に荷物を入れる
ことができない。
タン16a、16bを選択的に押す。そうすると、押し
た方のボタンの第2の表示器17a、17bが点灯する
と同時に、ロッカ−1のいずれもが全て使用中である場
合、制御装置20は操作盤12の第4の表示器19を点
灯させる。この場合配送人はロッカ−1に荷物を入れる
ことができない。
【0020】一方、ロッカ−1が使用可能である場合、
制御装置20は空のロッカ−の第1の表示器4を点灯さ
せると共に、電気錠5に通電させ、当該1または2以上
の電気錠5を解錠状態にする。
制御装置20は空のロッカ−の第1の表示器4を点灯さ
せると共に、電気錠5に通電させ、当該1または2以上
の電気錠5を解錠状態にする。
【0021】そこで、配送人は所望する空のロッカ−1
の扉6を開く。ロッカ−1の扉6を開くと、その中には
当該ロッカ−のロッカ−識別カ−ド11が入っているの
で、まずロッカ−識別カ−ド11を取り出し、次に荷物
をロッカ−の中に入れ、そして、扉6を閉める。扉6を
閉めると当該ロッカ−の電気錠5は自動的に施錠状態に
なり、本実施例では当該ロッカ−の第1表示器4は消灯
する(プログラムによってはそのまま点灯させても良
い。)。
の扉6を開く。ロッカ−1の扉6を開くと、その中には
当該ロッカ−のロッカ−識別カ−ド11が入っているの
で、まずロッカ−識別カ−ド11を取り出し、次に荷物
をロッカ−の中に入れ、そして、扉6を閉める。扉6を
閉めると当該ロッカ−の電気錠5は自動的に施錠状態に
なり、本実施例では当該ロッカ−の第1表示器4は消灯
する(プログラムによってはそのまま点灯させても良
い。)。
【0022】次に配送人は荷物の収納が終わったなら
ば、配送人専用カ−ド13を操作盤12の挿入口15か
ら取り出し、かつ、荷物の宛名人(お届け先)を確認し
たうえで、該当する宛名人の郵便受け30にロッカ−か
ら取り出したロッカ−識別カ−ド11を投入する。
ば、配送人専用カ−ド13を操作盤12の挿入口15か
ら取り出し、かつ、荷物の宛名人(お届け先)を確認し
たうえで、該当する宛名人の郵便受け30にロッカ−か
ら取り出したロッカ−識別カ−ド11を投入する。
【0023】したがって、居住人は自己の郵便受け30
を開けるとロッカ−識別カ−ド11の存在により荷物が
届けられていることを知る。
を開けるとロッカ−識別カ−ド11の存在により荷物が
届けられていることを知る。
【0024】そこで、居住人は郵便受け30からロッカ
−識別カ−ド11を取り出し、操作盤12の挿入口15
に当該ロッカ−識別カ−ド11を挿入する。そうする
と、カ−ドリ−ダ14は識別情報を読み取り、一方、制
御装置20はカ−ド判定部23の判定を径た後にロッカ
−制御部24からの指令を受け、当該ロッカ−識別カ−
ド11に対応(符合)するロッカ−1の第1の表示器4
を点滅させると同時に、電気錠4を解錠状態にする。そ
こで、居住人は操作盤12の挿入口15から識別カ−ド
11を引き抜いた後にロッカ−1から荷物を取り出し、
かつロッカ−11にロッカ−識別カ−ド11を入れて扉
6を閉める。
−識別カ−ド11を取り出し、操作盤12の挿入口15
に当該ロッカ−識別カ−ド11を挿入する。そうする
と、カ−ドリ−ダ14は識別情報を読み取り、一方、制
御装置20はカ−ド判定部23の判定を径た後にロッカ
−制御部24からの指令を受け、当該ロッカ−識別カ−
ド11に対応(符合)するロッカ−1の第1の表示器4
を点滅させると同時に、電気錠4を解錠状態にする。そ
こで、居住人は操作盤12の挿入口15から識別カ−ド
11を引き抜いた後にロッカ−1から荷物を取り出し、
かつロッカ−11にロッカ−識別カ−ド11を入れて扉
6を閉める。
【0025】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
にあっては、普段は複数個のロッカーのうち空のロッカ
ーに収納され、かつ、各ロッカー別に固有のロッカー識
別情報が設けられた居住人側のロッカー識別カードを使
用するという点に着目てしいるので、従来のように制御
装置の識別情報記憶部に全入居者に関するデ−タをそれ
ぞれ詳細に登録(プログラム)する必要がなく、又配送
人及び入居者が荷物をロッカ−に入れ又は取り出すたび
にテンキ−を操作しながら表示部でロッカーナンバーや
入居者のIDカードの設定番号を確認しなければならな
いという煩わしさもなく、さらに、テンキー、液晶表示
部などが必要でないので、装置を安価に製作することが
できるという効果がある。
にあっては、普段は複数個のロッカーのうち空のロッカ
ーに収納され、かつ、各ロッカー別に固有のロッカー識
別情報が設けられた居住人側のロッカー識別カードを使
用するという点に着目てしいるので、従来のように制御
装置の識別情報記憶部に全入居者に関するデ−タをそれ
ぞれ詳細に登録(プログラム)する必要がなく、又配送
人及び入居者が荷物をロッカ−に入れ又は取り出すたび
にテンキ−を操作しながら表示部でロッカーナンバーや
入居者のIDカードの設定番号を確認しなければならな
いという煩わしさもなく、さらに、テンキー、液晶表示
部などが必要でないので、装置を安価に製作することが
できるという効果がある。
図1乃至図5は本考案の一実施例を示す各概略説明図。
【図1】本発明の主要部を示す概略説明図。
【図2】複数個のロッカーを組合わせた一例を示す斜視
からの概略説明図。
からの概略説明図。
【図3】操作盤の概略説明図。
【図4】ロッカーの説明図。
【図5】本発明の構成の一部である郵便受けの概略説明
図。
図。
【図6】従来の一実施例を示す概略説明図。
1…ロッカー、4…第1の表示器、5…電気錠、11…
ロッカー識別カード、12…操作盤、13…配送人専用
カード、14…カードリーダ、15…挿入口、16a、
16b…押しボタン、17a、17b…第2の表示器、
18…第4の表示器、20…制御装置、21…識別情報
記憶部、30…郵便受け。
ロッカー識別カード、12…操作盤、13…配送人専用
カード、14…カードリーダ、15…挿入口、16a、
16b…押しボタン、17a、17b…第2の表示器、
18…第4の表示器、20…制御装置、21…識別情報
記憶部、30…郵便受け。
Claims (4)
- 【請求項1】 電気錠5及び空の状態か否かを示す表示
器4をそれぞれ備えた複数個のロッカー1と、施錠装置
31をそれぞれ有する居住人の郵便受け30と、前記ロ
ッカー別に対応して固有のロッカー識別情報がそれぞれ
設定され、かつ、荷物の受渡しのために配送人によって
当該荷物を入れたロッカーから取出されると共に、当該
荷物の名宛人の前記郵便受けに投入される複数枚の居住
人用ロッカー識別カード11と、配送人が普段持ち歩い
ている一枚の配送人専用カード13と、前記ロッカー1
に電気的に接続していると共に、カードリーダ14、前
記カード11,13用の識別情報記憶部21、荷物の収
納状態記憶部22、前記カード11,13用のカード判
定部23、前記ロッカーの電気錠及び表示器用のロッカ
ー制御部24をそれぞれ備えた制御装置20を有しかつ
前記カードリーダ用の挿入口15が設けられた操作盤1
2との組み合わせから成り、前記制御装置20は、配送
人が前記配送人専用カードを前記挿入口に挿入すると、
空になっている各ロッカーの表示器を点灯または消灯さ
せると共に空の状態である全てのロッカーの電気錠を直
ちに一括して解錠させる制御機能と、居住人が郵便受け
30から取出した前記ロッカー識別カード11を前記挿
入口15に挿入した場合に配送品が入っている当該ロッ
カーの表示器4を点滅させると同時に当該ロッカーの電
気錠を解錠させる制御機能とを有する配送品用ロッカー
装置。 - 【請求項2】 請求項1に於いて、複数個のロッカー
は、小さい荷物を収納することができる第1のロッカー
と、大きい荷物を収納することができる第2のロッカー
とから成ること特徴とする配送品用ロッカー装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に於いて、操作盤
には大小いずれのロッカーが空であるかを示す第2の表
示器が設けらていることを特徴とする配送品用ロッカー
装置。 - 【請求項4】 請求項1に於いて、操作盤には配送人専
用カードが使用可能であるか否かを示す第3の表示器が
設けられていることを特徴とする配送品用ロッカー装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993044212U JP2607282Y2 (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 配送品用ロッカー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993044212U JP2607282Y2 (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 配送品用ロッカー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH079798U JPH079798U (ja) | 1995-02-10 |
JP2607282Y2 true JP2607282Y2 (ja) | 2001-05-28 |
Family
ID=12685251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993044212U Expired - Fee Related JP2607282Y2 (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 配送品用ロッカー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2607282Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4810818U (ja) * | 1971-06-17 | 1973-02-07 |
-
1993
- 1993-07-20 JP JP1993044212U patent/JP2607282Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH079798U (ja) | 1995-02-10 |
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