JPH09173202A - 共同利用宅配受け取り装置 - Google Patents

共同利用宅配受け取り装置

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JPH09173202A
JPH09173202A JP33633595A JP33633595A JPH09173202A JP H09173202 A JPH09173202 A JP H09173202A JP 33633595 A JP33633595 A JP 33633595A JP 33633595 A JP33633595 A JP 33633595A JP H09173202 A JPH09173202 A JP H09173202A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 宅配便の到着を各戸の住人に確実に知らせ
る。また伝票への捺印を各戸毎に行う。 【解決手段】 宅配荷物の受け入れ用の共同利用型宅配
ボックスを備えた宅配受け取り装置において、宅配ボッ
クスに納めた荷物の受取人を特定するための表示手段を
各戸毎に設けられたメールボックスに設ける。また受け
取り捺印用の捺印装置を各戸毎に設けられたメールボッ
クスに夫々設ける。メールボックスという利用頻度のき
わめて高いものに表示手段があるために、自身宛の荷物
の到着を確実に知ることができる。また捺印を各戸毎に
受けることができると同時に、各戸の住人が自身の印鑑
を管理することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は集合住宅の玄関やロ
ビーなどに設置する共同利用型の宅配ボックスを備えた
共同利用宅配受け取り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】不在時にも宅配便の受け取りを可能とす
るための宅配ボックスが使用に供されているが、集合住
宅に設置する場合、各戸毎に宅配ボックスを設けたので
は戸数によってはとても設置スペースを確保することが
できない上に、宅配ボックスの使用頻度はメールボック
スと異なってさほど多くないことから、集合住宅用には
共同利用型の宅配ボックスを設置することがなされてい
る。
【0003】図9に従来の共同利用宅配ボックスの一例
を示す。複数の宅配ボックス1を並べてあるが、その数
は戸数と比べればかなり少なくなっている。そしてどの
宅配ボックス1にどの戸(住居番号)宛の荷物を投函し
たかを入力するためのテンキー型入力部20と、入力結
果を表示するための表示部21と、宅配業者が伝票に捺
印を受けるための捺印装置22、そして解錠部23を備
えた制御部2が併設されている。
【0004】宅配業者は空いている宅配ボックス1に荷
物を投函施錠(施錠は自動ロック)し、入力部20に荷
物を投函した宅配ボックス1の番号と受取人の住居番号
とを入力すれば、表示部21に住居番号とボックス1の
番号との対応表示がなされるものであり、捺印装置22
に伝票を挿入すれば、伝票への捺印(実際には集合住宅
名と住居番号との印字で代用するものが多い)がなされ
る。
【0005】受取人が上記表示部21を見て自身宛の荷
物があることを知って解錠部23に解錠キーを差し込ん
だならば、制御部2は解錠キーに記録された住居番号に
対応している宅配ボックス1の錠を開いて、荷物の取り
出しを可能とする。宅配ボックス1の番号と住居番号と
の対応の取り方や解錠の仕方などの点で異なった共同利
用宅配ボックスもあるが、基本的には上記のように宅配
ボックス1と、この宅配ボックス1に隣接して設けられ
た、あるいは宅配ボックス1と一体に設けられて全宅配
ボックス1を集中管理する制御部2とからなる形態とな
っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような共同利用
宅配ボックスにおける最大の問題点は、この共同宅配利
用ボックスが設置されているところに行って上記表示部
21で自己の住居番号が表示されているかどうかを確認
しなくては、自身宛の宅配便がきているかどうかが不明
という点である。嵩の高い共同利用宅配ボックスが集合
住宅の玄関の見やすいところに設置されるとは限らない
ことも上記問題点を大きくしており、荷物が投函されて
から気がつくまでに何日もかかるという事態も生ずる。
【0007】また捺印装置22は、本来的には受取人名
の捺印を行うべきであるが、全戸の印鑑を管理して住居
番号に応じた印鑑を捺印するものは実際のところ現実的
ではなく、集合住宅名の印鑑の捺印や前述のような印字
で済ませているのが実情である。このほか制御装置に納
めたマイクロコンピュータ利用の制御回路によって上記
システムを集中制御していることから、制御回路が故障
した時、システム全体が使用できなくなる。
【0008】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その主たる目的とするところは宅配便の到着を
各戸の住人に確実に知らせることができる共同利用宅配
受け取り装置を提供するにあり、他の目的とするところ
は伝票への捺印を各戸毎に行うことができる共同利用宅
配受け取り装置を提供するにあり、更に他の目的とする
ところは故障でシステム全体が使用できなくなる事態が
生じるおそれがない共同利用宅配受け取り装置を提供す
るにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、宅配
荷物の受け入れ用の共同利用型宅配ボックスを備えた宅
配受け取り装置において、宅配ボックスに納めた荷物の
受取人を特定するための表示手段が各戸毎に設けられた
メールボックスに設けられていることに特徴を有してい
る。メールボックスという利用頻度のきわめて高いもの
に表示手段があるために、自身宛の荷物の到着を確実に
知ることができる。ここにおけるメールボックスが前面
に投函口を、背面に扉を備えたものである場合には背面
側に表示手段を設けておくことが好ましい。
【0010】また本発明は、受け取り捺印用の捺印装置
が各戸毎に設けられたメールボックスに夫々設けられて
いることに特徴を有している。捺印を各戸毎に受けるこ
とができると同時に、各戸の住人が自身の印鑑を管理す
ることができる。各宅配ボックスには各戸毎の専用キー
で開錠を行う開錠手段を設けておくことが好ましい。
【0011】荷物の受取人の指定は、宅配ボックスに納
めた荷物の受取人を特定するための表示手段を作動させ
る住居番号の設定部を各宅配ボックス毎に設けることで
行うことができる。この時の住居番号の設定部は、番号
の設定記憶が機械的になされるスイッチで形成している
と、停電時対策が不要となる。各メールボックスに宅配
ボックスのボックス番号表示部を設けて該ボックス番号
表示部で宅配ボックスに納めた荷物の受取人を特定する
ための表示手段を構成するようにしてもよい。
【0012】さらに宅配ボックスの管理制御手段を各宅
配ボックス毎に設けるとともに、各メールボックスの管
理制御手段を各メールボックス毎に設け、アドレス設定
がなされた各宅配ボックスの管理制御手段と、アドレス
設定がなされた各メールボックス管理制御手段とを信号
線で接続して分散制御システムを構成しておくと、故障
時の問題を最小限に抑えることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例につい
て説明すると、図1において、図中3は戸数分が用意さ
れたメールボックスであり、戸数より少ない数の宅配ボ
ックス1はメールボックス1の並びの下方の空きスペー
スに設置されている。ここで、上記の各メールボックス
3は、図中左上の三角形をなす部分を除くスペースが投
函スペースとなっており、投函口32を備えた扉31も
上記三角形スペースを除いた投函スペースに対して設け
られている。図中33は扉31の表面に記された住居番
号表示、34は扉31の解錠のための錠部である。そし
てメールボックス3の左上の三角形スペースには、捺印
装置4と宅配便の到着を示すための発光ランプのような
表示手段5等が設置されている。
【0014】一方、前面に扉10を有する宅配ボックス
1は、扉10を施錠するための施錠部(図示せず)と、
解錠部12と、住居番号設定表示部13と、使用中か否
かを表示するための発光ランプのような表示部材14と
を備えたものとして形成されている。図中15はボック
ス番号表示であるが、本例の場合、このボックス番号表
示は無くともよい。上記施錠部は、オートロック位置に
設定すると、扉10を閉めるだけで施錠を行うものが用
いられる。
【0015】住居番号設定表示部13の一例を図2に示
す。複数のサムホイールスイッチで構成されており、ダ
イアル13aを回転させることで機械的に番号を設定す
れば、この番号に合致した出力信号がエンコーダ13b
から出力されるものとなっており、またリセットモータ
13cによってゼロに復帰させることができるようにな
っている。なお、上記番号設定は、扉10を施錠した後
は変更できないようになっていなくてはならないのであ
るが、これは図3に示すラッチソレノイド13dの利用
のほか、番号表示を見えるようにするための窓を備えた
扉10で住居番号設定表示部13を覆い、扉10を開い
ている時しかダイアル13aを動かすことができないよ
うにすることでも実現することができる。住居番号設定
表示部13をサムホイールスイッチ、すなわち番号の設
定記憶が機械的になされるスイッチで構成しているの
は、停電が生じてもセットされた住居番号が消えてしま
うことがなく、このためにメモリーバックアップが不要
であり、しかも動作時以外には電力消費がないという利
点を有しているからである。
【0016】解錠部12は各住居のキーを解錠キーとし
て使用することができるものであるとともに、キーにお
ける凹凸に応じたオンオフを行う複数のスイッチによっ
てキーの識別(住居番号の検出)を行うことができるも
のを用いている。各住居のキーが磁気カードである場合
や宅配ボックス専用の磁気カードが各戸に割り当てられ
ている場合には、解錠部12はカードリーダーで構成す
ることができる。尚、開錠動作自体は、前記施錠部によ
る施錠を解くと同時に該施錠部をオートロック位置から
非オートロック位置にセットするものとなっている。
【0017】図3に回路構成を示す。各宅配ボックス1
は住居番号設定表示部13、リセットモータ13c、ラ
ッチソレノイド13d、扉開閉検知スイッチ16、解錠
ソレノイド17、解錠部12、そしてアドレス設定用の
ボックス番号設定スイッチ18などをマイクロコンピュ
ータである制御回路19に接続した制御回路ブロックを
個々に備えている。
【0018】また各メールボックス3も、捺印可能表示
部を兼ねた表示手段5や捺印装置4のロック開閉用のシ
ャッター駆動モータ42、アドレス設定用の住居番号設
定スイッチ43、テストスイッチ44などを制御回路4
0に接続した制御回路ブロックを個々に備えている。そ
して各宅配ボックス1の上記制御回路ブロックと各メー
ルボックス1の上記制御回路ブロックとが信号線で各々
接続されているとともに全制御回路ブロックに給電線が
接続されている。各ボックス1,3がそれぞれデータ伝
送制御する分散制御システムとなっているものである。
【0019】次に動作について説明する。使用されてい
ない状態の宅配ボックス1はその表示部材14が未使用
であることを示す表示、たとえば青色発光表示を行って
おり、使用中であって施錠されている宅配ボックス1は
その表示部材14がたとえば赤色発光表示を行ってい
る。宅配業者はこの表示部材14の表示を見て空いてい
る宅配ボックス1の中から任意の一つを選び、扉10を
開いて荷物を入れるとともに、この宅配ボックス1の住
居番号設定表示部13を操作することで受取人の住居番
号をセットした後、扉10を閉じる。この時、施錠部は
オートロック位置にセットされていれば扉10を閉める
ことで施錠を自動的に行う。施錠がなされれば上記表示
部材14が青色から赤色に表示を変える。また施錠がな
された時点で住居番号設定表示部13で設定された住居
番号が信号線を通じてメールボックス3群に送り出され
る。
【0020】メールボックス3側では各メールボックス
3毎に住居番号設定スイッチ43で住居番号が設定され
ていることから、合致する住居番号を受信したメールボ
ックス1の制御回路40は、表示手段5をたとえば点滅
させるとともに、シャッター駆動モータ42を作動させ
て捺印装置4のロックを解除する。なお、この点滅表示
と捺印装置4のロック解除とはたとえば10分間を限度
としておくことが好ましい。宅配業者は表示手段5が点
滅しているメールボックス3を探して伝票投入口に伝票
を挿入し、捺印レバーを操作するなどして伝票への捺印
を受ける。
【0021】捺印が完了すれば、捺印レバーのロックな
どが行われるとともに、表示手段5における表示を点灯
表示に変えて、荷物がいずれかの宅配ボックス1に入っ
ていることを表示する。受取人は自身専用であるメール
ボックス3の表示手段5による表示で、宅配便の到着を
知ることができる。荷物の取り出しは、複数ある宅配ボ
ックス1の中から自身の住居番号がセットされているも
のを選択し、その解錠部12にキーを差し込んでまわせ
ば、宅配ボックス1の制御回路19は、前述のようにキ
ーから読み出した住居番号と、住居番号設定表示部13
に宅配業者がセットした住居番号との照合を行い、両者
が一致しておればブザーなどによる報知とともに、解錠
ソレノイド17を作動させて施錠部による施錠の解除
と、表示部材14の表示の変更(赤色から青色)と、住
居番号設定表示部13のリセット(リセットモータ13
cの駆動)と、該当する住居番号のメールボックス3側
への解除通知とを行う。受取人は扉10を開いて荷物を
取り出せばよい。
【0022】上記解除通知を受けたメールボックス3
は、表示手段5による宅配便到着表示を消す。また宅配
ボックス1側では解錠状態となっているとともに上述の
ように表示部材14は空き表示に戻っており、住居番号
設定表示部13の表示も0が並んでいる状態に戻ってい
ることから、次の宅配便の受け入れが可能となってい
る。図4に荷受けモードにおけるフローを、図5に荷出
しモードにおけるフローを示す。
【0023】図6に他例を示す。宅配ボックス1の解錠
部12をカードリーダで構成するとともに、住居番号設
定表示部13を設定開始ボタン13aと設定ボタン13
bとデジタル表示部13cとで構成した点で上記の宅配
ボックス1と異なっている。またメールボックス3につ
いては、確認スイッチ45と取り消しスイッチ46とを
設けた点で異なっている。
【0024】上記住居番号設定表示部13による住居番
号セットは、設定開始ボタン13aを押してそれまで消
灯状態であったデジタル表示部13cに「0000」を
表示させた後、各桁毎の設定ボタン13bを押すことで
デジタル表示部13cに表示される数値を変更(設定ボ
タン13bを押す毎に数値が1つ大きくなる。ただし9
の次は0)して住居番号に一致させることで行う。この
ように住居番号をセットした後、施錠レバー11aをオ
ートロック位置にセットして扉10を閉めることで施療
させれば、前述の場合と同様にセットされた住居番号に
該当するメールボックス3の表示手段5が点滅するか
ら、宅配業者は受取人の住居番号をこのメールボックス
3で確認し、間違っていたならば取り消しスイッチ46
を押して、上記の宅配ボックス1の開錠を行わせ、再度
住居番号セットからやり直す。間違っていなければ、確
認スイッチ45を押すことで伝票への捺印が可能な状態
へと移行させる。他の動作については前記の場合と同じ
であることから省略する。
【0025】図7に別の例を示す。ここでは宅配ボック
ス1側には住居番号設定表示部13及び表示部材14を
設けていないが、メールボックス3側にボックス番号表
示部47と入庫開始ボタン48とを設けてある。このも
のにおいて宅配ボックス1に荷物を投函する場合、受取
人のメールボックス3を捜し出し、その入庫開始ボタン
48を押せば、メールボックス3における制御回路40
は宅配ボックス3側の各制御回路19との通信によって
空いている宅配ボックス1を見付けて、その中のいずれ
か1つの宅配ボックス1のボックス番号をボックス番号
表示部47に表示する。宅配業者は表示されたボックス
番号の宅配ボックス1に荷物を入れて施錠し、上記メー
ルボックス3において所定時間だけ捺印可能な状態とな
った捺印装置4で伝票に捺印する。
【0026】受取人はボックス番号表示部47にボック
ス番号が表示されていることで宅配便が届いていること
を知ることができ、該当ボックス番号の宅配ボックス1
の開錠部12にキー(カード)を入れることで宅配ボッ
クス1を開いて荷物を取り出す。宅配ボックス1側には
受け入れた荷物がどの受取人(住居番号)に対するもの
であるかがメールボックス3側から通知されているため
に、開錠時の住居番号の照合を前述の例の場合と同様に
行うことができる。
【0027】宅配業者にしてみれば、受取人の住居番号
をセットする手間が不要となるわけであり、受取人にし
ても荷物がきているかどうかだけでなく、どの宅配ボッ
クス1に自身宛の荷物が着ているかをメールボックス1
における表示手段5を兼ねたボックス番号表示部47を
見るだけで知ることができるようになっているわけであ
る。
【0028】なお、いずれの例のものにおいても、宅配
ボックス1の扉10を開くための開錠部12はメールボ
ックス3側に設けてあってもよい。また、以上にあげた
例では、宅配ボックス1がメールボックス3の下に並ん
でいるものを示したが、メールボックス3と宅配ボック
ス1とが離れたところに設置されているものであっても
よいのはもちろんである。
【0029】住人しか入れないようにするためのオート
ロック扉を備えて住人スペースと公開スペースとを区画
している集合住宅においては、上記両スペースを仕切る
壁にメールボックス3を埋め込むとともに、このメール
ボックス3として図8に示すように公開スペース側に位
置する前面に投函口32を、オートロック扉の内側の住
人スペース側に位置する背面に扉31を設けたものが望
まれているが、この場合、メールボックス3に付設する
捺印装置4はメールボックス3の前面に、表示手段5は
背面に設けたものとしておくことが好ましい。メールボ
ックス3の前面と背面の両方に表示手段5を設けておい
てもよい。なお、宅配ボックス1についても、公開スペ
ース側に面する前面だけでなく、住人スペース側となる
背面(あるいは他の面)にも扉10を設けて、郵便物と
同様に宅配便の荷物を住人スペース側から取り出すこと
ができるようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明においては、宅配荷
物の受け入れ用の共同利用型宅配ボックスを備えた宅配
受け取り装置において、宅配ボックスに納めた荷物の受
取人を特定するための表示手段を各戸毎に設けられたメ
ールボックスに設けているために、すなわちメールボッ
クスという利用頻度のきわめて高いものに表示手段を設
けているために、宅配ボックスがどこに設置されていよ
うと受取人は自身宛の荷物の到着を確実に知ることがで
きる。
【0031】ここにおけるメールボックスが前面に投函
口を、背面に扉を備えたものである場合には背面側に表
示手段を設けておくことで、表示の確認が容易となる。
また本発明は、受け取り捺印用の捺印装置を各戸毎に設
けられたメールボックスに夫々設けていることから、宅
配業者は捺印を各戸毎に受けることができるものであっ
て、配達のチェックをより確実に行うことができるもの
であり、各戸の住人にすれば自身の印鑑を自身で管理す
ることができる。
【0032】各宅配ボックスには各戸毎の専用キーで開
錠を行う開錠手段を設けておくことが好ましい。荷物の
受取人の指定は、宅配ボックスに納めた荷物の受取人を
特定するための表示手段を作動させる住居番号の設定部
を各宅配ボックス毎に設けることで行うことができる。
この時の住居番号の設定部は、番号の設定記憶が機械的
になされるスイッチで形成していると、停電時対策が不
要となる。
【0033】各メールボックスに宅配ボックスのボック
ス番号表示部を設けて該ボックス番号表示部で宅配ボッ
クスに納めた荷物の受取人を特定するための表示手段を
構成するようにした時には、使い勝手が更に向上する。
さらに宅配ボックスの管理制御手段を各宅配ボックス毎
に設けるとともに、各メールボックスの管理制御手段を
各メールボックス毎に設け、アドレス設定がなされた各
宅配ボックスの管理制御手段と、アドレス設定がなされ
た各メールボックス管理制御手段とを信号線で接続して
分散制御システムを構成しておくと、いずれかの管理制
御手段が故障しても全システムが使用不能となることが
なくて故障時の問題を最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す部分正面図で
ある。
【図2】同上の住居番号設定表示部の一例の斜視図であ
る。
【図3】同上のブロック回路図である。
【図4】同上の動作のフローチャートである。
【図5】同上の動作のフローチャートである。
【図6】他例の正面図である。
【図7】別の例の正面図である。
【図8】異なる例の斜視図である。
【図9】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1 宅配ボックス 3 メールボックス 4 捺印装置 5 表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 足立 真治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 宅配荷物の受け入れ用の共同利用型宅配
    ボックスを備えた宅配受け取り装置であって、宅配ボッ
    クスに納めた荷物の受取人を特定するための表示手段が
    各戸毎に設けられたメールボックスに設けられているこ
    とを特徴とする共同利用宅配受け取り装置。
  2. 【請求項2】 メールボックスは前面に投函口を、背面
    に扉と表示手段とを備えたものであることを特徴とする
    請求項1記載の共同利用宅配受け取り装置。
  3. 【請求項3】 宅配荷物の受け入れ用の共同利用型宅配
    ボックスを備えた宅配受け取り装置であって、受け取り
    捺印用の捺印装置が各戸毎に設けられたメールボックス
    に夫々設けられていることを特徴とする共同利用宅配受
    け取り装置。
  4. 【請求項4】 各宅配ボックスは各戸毎の専用キーで開
    錠を行う開錠手段を備えていることを特徴とする請求項
    1または3記載の共同利用宅配受け取り装置。
  5. 【請求項5】 荷物の受取人の指定用であって宅配ボッ
    クスに納めた荷物の受取人を特定するための表示手段を
    作動させる住居番号の設定部が各宅配ボックス毎に設け
    られていることを特徴とする請求項1または3記載の共
    同利用宅配受け取り装置。
  6. 【請求項6】 住居番号の設定部は、番号の設定記憶が
    機械的になされるスイッチで形成されていることを特徴
    とする請求項5記載の共同利用宅配受け取り装置。
  7. 【請求項7】 各メールボックスに宅配ボックスのボッ
    クス番号表示部が設けられて該ボックス番号表示部で宅
    配ボックスに納めた荷物の受取人を特定するための表示
    手段が形成されていることを特徴とする請求項1または
    3記載の共同利用宅配受け取り装置。
  8. 【請求項8】 宅配ボックスの管理制御手段が各宅配ボ
    ックス毎に設けられているとともに、各メールボックス
    の管理制御手段が各メールボックス毎に設けられてお
    り、アドレス設定がなされた各宅配ボックスの管理制御
    手段と、アドレス設定がなされた各メールボックス管理
    制御手段とが信号線で接続されて分散制御システムが構
    成されていることを特徴とする請求項1または3記載の
    共同利用宅配受け取り装置。
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